JP2002042395A - フランジ部付きガイドローラ - Google Patents

フランジ部付きガイドローラ

Info

Publication number
JP2002042395A
JP2002042395A JP2000218674A JP2000218674A JP2002042395A JP 2002042395 A JP2002042395 A JP 2002042395A JP 2000218674 A JP2000218674 A JP 2000218674A JP 2000218674 A JP2000218674 A JP 2000218674A JP 2002042395 A JP2002042395 A JP 2002042395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
magnetic tape
flange
shaft
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000218674A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Nakagawa
直之 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2000218674A priority Critical patent/JP2002042395A/ja
Publication of JP2002042395A publication Critical patent/JP2002042395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープを高速に走行させた時のテープダ
メージを防止する。 【解決手段】 固定支持される軸部41と、磁気テープ
Tの幅Bと略同幅寸法に形成されて前記磁気テープTが
巻回しながら走行することで前記軸部41を中心として
回転するガイドローラ部42と、前記軸部41を中心に
して前記ガイドローラ部42の上下に設けられ且つ前記
磁気テープTの幅方向の上下の端部Ta,Tbを規制す
るために前記ガイドローラ部の径より僅かに太径に形成
した上下のフランジ部43,44とを備えたフランジ部
付きガイドローラ40において、前記磁気テープTを記
録再生時のテープ速度よりも高速に走行させた時に、前
記ガイドローラ部42の高速回転を利用して前記上下の
フランジ部43,44の間隔を前記磁気テープTの幅B
よりも広げるフランジ部上下動手段41〜52を備えた
ことを特徴とするフランジ部付きガイドローラである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを高速
に走行させた時に、磁気テープの幅方向の上下の端部を
上下のフランジ部で損傷させないように構成したフラン
ジ部付きガイドローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の地上波放送に加えて、衛星デジタ
ル放送・インタ−ネットなどを通じて画像情報のみなら
ず膨大な量の情報が集められるようになり、その中から
必要な情報を適宜選択していくことになる。そのための
情報蓄積手段、デ−タのバックアップ手段として、大容
量の記録媒体が必要となってくる。
【0003】この際、記録媒体として磁気テープ,光デ
ィスク,半導体メモリなどが実用化されているが、光デ
ィスクや半導体メモリはデ−タのアクセス性に優れるも
のの、記録容量に関してはまだ充分であるとは言い難
く、これに対して磁気テープはデ−タのアクセス性に難
があるものの、記録容量が大容量であり且つランニング
コストが安いという利点があり、情報蓄積手段、デ−タ
のバックアップ手段として依然とし有望である。
【0004】そこで、磁気テープを用いて磁気記録再生
装置(VTR…ビデオ テープ レコーダ)により情報
信号を記録再生する場合に、更に、記録容量の大容量化
を図るには、磁気テープの厚みを薄くした薄手の磁気テ
ープを用い、一巻あたりの磁気テープの巻回量(長さ)
を多くする方法が一般的に採用されている。そして、こ
の磁気テープ上の初望の位置を高速にアクセスするため
には、薄手の磁気テープを記録再生時のテープ速度の数
十倍〜数百倍といった高速で走行させる必要がある。
【0005】図2は一般的な磁気記録再生装置(VT
R)を示した斜視図、図3は一般的な磁気記録再生装置
内のフランジ部付きガイドローラを説明するための図で
あり、(a)は磁気テープを記録再生時のテープ速度で
走行させた時の状態を示し、(b)は磁気テープを高速
に走行させた時に磁気テープの幅方向端部がフランジ部
に乗り上げた状態を示した図である。
【0006】図2に示した一般的な磁気記録再生装置
(VTR)10において、供給リ−ル11に巻回した薄
手の磁気テープTは、供給側においてガイドポール1
2,テンションポール13,フランジ部付きガイドロー
ラ14,全幅消去ヘッド15,フランジ部付きガイドロ
ーラ16,傾斜ポール17を経て、磁気ヘッド18を取
り付けて矢印方向に回転する回転ドラム19及び螺旋状
のリード20aを形成した固定ドラム20に略180°
に亘って螺旋状に巻き付きながら走行し、この後、磁気
テープTは、巻取側において傾斜ポール21,フランジ
部付きガイドローラ22,オーディオ・コントロールヘ
ッド23,フランジ部付きガイドローラ24を経てキャ
プスタン25とピンチローラ26とで記録再生時のテー
プ速度になるように挟持駆動され、更に、複数のガイド
ポール27〜29を経てから巻取リール30に巻き取ら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
般的な磁気記録再生装置(VTR)10に薄手の磁気テ
ープTを用いた場合、磁気テ−プTが記録再生時のテー
プ速度で走行している時には、磁気テ−プTが上下に多
少変動しても変動周期が緩やかなので磁気テ−プTの幅
方向端部がフランジ部付きガイドローラ14,16,2
2,24のフランジ部の規制からはずれることがないも
のの、磁気テープT上の初望の位置を高速にアクセスす
る際には、前述したように磁気テープTを記録再生時の
テープ速度の数十倍〜数百倍といった高速で走行させて
いるために磁気テープTの上下変動が急激に現れるの
で、最悪の場合、磁気テープTの幅方向端部がフランジ
部付きガイドローラ14,16,22,24のフランジ
部に乗り上げてしまい、これにより磁気テープTの幅方
向端部に筋状の圧痕とか、ギザギザ模様とか、伸びと
か、切り傷など発生するので、薄手の磁気テープTを傷
めてしまい、磁気テープTへの記録再生に悪影響を及し
てしまうなどの問題が生じる。
【0008】尚、磁気テープTの上下変動現象は、磁気
テープTの供給リ−ル又は巻取リールへの巻きムラ、テ
ンション変動、急激な速度変動(高速→停止,停止→高
速)などに起因している。
【0009】より具体的に、従来のフランジ部付きガイ
ドローラ14,16,22,24の一例として例えばフ
ランジ部付きガイドローラ24を用いて説明すると、図
3(a),(b)に示したように、フランジ部付きガイ
ドローラ24は、固定支持される軸部24aと、磁気テ
ープTの幅Bと略同幅寸法に形成されて磁気テープTが
巻回しながら走行することで軸部24aを中心として回
転するガイドローラ部24bと、軸部24aを中心にし
てガイドローラ部24bの上下に設けられて磁気テープ
Tの幅方向の上下の端部Ta,Tbを規制するためにガ
イドローラ部24bの径より僅かに太径に形成した上下
のフランジ部24c,24dとで構成されている。この
際、軸部24aは、図3(b)に示したようにガイドロ
ーラ部24bが嵌合する部位を細径に形成し、且つ、上
下のフランジ部24c,24dが嵌合する部位を細径部
位より僅か太径に形成しているために、上方の太径部位
を別に形成してこの上方の太径部位の下部に形成したネ
ジ部で上方の太径部位を細径部位に螺合させることで一
体的に結合している。
【0010】そして、図3(a)に示したように、磁気
テ−プTが記録再生時のテープ速度で走行している時に
は、磁気テ−プTの幅方向の上下の端部Ta,Tbがフ
ランジ部付きガイドローラ24の上下のフランジ部24
c,24dの規制からはずれることがない。一方、磁気
テープTが記録再生時のテープ速度の数十倍〜数百倍と
いった高速で走行している時には、磁気テ−プTの幅方
向の上下の端部Ta,Tbがフランジ部付きガイドロー
ラ24の上下のフランジ部24c,24dのいずれか一
方に乗り上げてしまうことがある。
【0011】そこで、磁気テープTを高速に走行させた
時に、磁気テ−プTの幅方向端部Ta,Tbがフランジ
部付きガイドローラ24のフランジ部24c,24dに
乗り上げることがないようすれば、磁気テープTの損傷
を防止できる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、固定支持される
軸部と、磁気テープの幅と略同幅寸法に形成されて前記
磁気テープが巻回しながら走行することで前記軸部を中
心として回転するガイドローラ部と、前記軸部を中心に
して前記ガイドローラ部の上下に設けられ且つ前記磁気
テープの幅方向の上下の端部を規制するために前記ガイ
ドローラ部の径より僅かに太径に形成した上下のフラン
ジ部とを備えたフランジ部付きガイドローラにおいて、
前記磁気テープを記録再生時のテープ速度よりも高速に
走行させた時に、前記ガイドローラ部の高速回転を利用
して前記上下のフランジ部の間隔を前記磁気テープの幅
よりも広げるフランジ部上下動手段を備えたことを特徴
とするフランジ部付きガイドローラである。
【0013】また、第2の発明は、上記した第1の発明
のフランジ部付きガイドローラにおいて、前記フランジ
部上下動手段は、前記ガイドローラ部の上下で前記軸部
に沿ってそれぞれ上下動可能に設けられ且つ前記ガイド
ローラ部の上下の端部と対向する側に前記軸部を中心に
してそれぞれ円錐面を形成した上下のフランジ部と、前
記ガイドローラ部の上下の端部と前記上下のフランジ部
の円錐面内との間にそれぞれ複数個介挿された複数の鋼
球と、上側のフランジ部より上方で前記軸部に固着した
上側のカラーと、前記上側のフランジ部と前記上側のカ
ラーとの間の軸部に嵌入されて前記上側のフランジ部を
前記ガイドローラ部の上側の端部に押しつける上側の圧
縮バネと、下側のフランジ部より下方で前記軸部に固着
した下側のカラーと、前記下側のフランジ部と前記下側
のカラーとの間の軸部に嵌入されて前記下側のフランジ
部を前記ガイドローラ部の下側の端部に押しつける下側
の圧縮バネとで構成され、前記ガイドローラ部の高速回
転時に、前記ガイドローラ部の上下にそれぞれ設けた複
数の鋼球の遠心力によって該複数の鋼球が前記上下のフ
ランジ部の円錐面内の内周側から外周側に移動すること
で、前記上下のフランジ部の間隔を前記磁気テープの幅
よりも広げることを特徴とするフランジ部付きガイドロ
ーラである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るフランジ部付
きガイドローラの一実施例を図1を参照して詳細に説明
する。
【0015】図1は本発明に係るフランジ部付きガイド
ローラを説明するための図であり、(a)は磁気テープ
を記録再生時のテープ速度で走行させた時の状態を示
し、(b)は磁気テープを高速に走行させた時の状態を
示した図である。
【0016】図1(a),(b)に示した本発明に係る
フランジ部付きガイドローラ40は、先に図2を用いて
説明した一般的な磁気記録再生装置(VTR)10内に
設けたフランジ部付きガイドローラ14,16,22,
24に適用されるものである。 図1(a),(b)に
示した如く、本発明に係るフランジ部付きガイドローラ
40は、固定支持される軸部41と、磁気テープTの幅
Bと略同幅寸法に形成されて磁気テープTが巻回しなが
ら走行することで軸部41を中心として回転するガイド
ローラ部42と、ガイドローラ部42の上下で軸部41
に沿ってそれぞれ上下動可能に設けられ且つガイドロー
ラ部42の上下の端部42a,42bと対向する側に軸
部41を中心にしてそれぞれ円錐面43a,44aを形
成し且つ磁気テープTの幅方向の上下の端部Ta,Tb
を規制するためにガイドローラ部42の径より僅かに太
径に形成した上下のフランジ部43,44と、ガイドロ
ーラ部42の上下の端部42a,42と上下のフランジ
部43,44の円錐面43a,44a内との間にそれぞ
れ複数個介挿された複数の鋼球45,46と、上側のフ
ランジ部43より上方で止めネジ47により軸部41に
固着した上側のカラー48と、上側のフランジ部43と
上側のカラー48との間の軸部41に嵌入されて上側の
フランジ部43をガイドローラ部42の上側の端部42
aに押しつける上側の圧縮バネ49と、下側のフランジ
部44より下方で止めネジ50により軸部41に固着し
た下側のカラー51と、下側のフランジ部44と下側の
カラー51との間の軸部41に嵌入されて下側のフラン
ジ部44をガイドローラ部42の下側の端部42bに押
しつける下側の圧縮バネ52とで構成されており、これ
らの構成部材41〜52でフランジ部上下動手段を構成
している。
【0017】この際、軸部41は、ガイドローラ部42
が嵌合する部位を細径に形成し、且つ、上下のフランジ
部43,44が嵌合する部位を細径部位より僅か太径に
形成しているために、上方の太径部位を別に形成してこ
の上方の太径部位の下部に形成したネジ部で上方の太径
部位を細径部位に螺合させることで一体的に結合してい
る。
【0018】次に、上記のように構成した本発明に係る
フランジ部付きガイドローラ40の動作を説明する。
【0019】まず、図1(a)に示した如く、磁気テー
プTが磁気記録再生装置10(図2)内で記録再生時の
テープ速度で走行している時には、磁気テープTが巻き
付いているガイドローラ部42が記録再生時のテープ速
度に応じて低速で回転するために、ガイドローラ部42
の上下の端部42a,42bとフランジ部43,44の
円錐面43a,44a内との間にそれぞ複数個介挿され
た複数の鋼球45,46もガイドローラ部42と一体に
なって回転しているので、複数の鋼球45,46にはそ
れ程遠心力が生じないため、複数の鋼球45,46は円
錐面43a,44a内の内周側に位置し、この円錐面4
3a,44a内の内周側では鋼球45,46の径に対し
て高さ方向に余裕を持っている。これにより、上下のフ
ランジ部43,44の円錐面43a,44a内に複数の
鋼球45,46を内挿した状態で、上下のフランジ部4
3,44は圧縮バネ49,52の付勢力によってガイド
ローラ部42の上下の端部42a,42b側に押しつけ
られているため、磁気テープTの幅方向の上下の端部T
a,Tbが上下のフランジ部43,44に正しく規制さ
れる。
【0020】一方、図1(b)に示した如く、磁気テー
プT上の初望の位置を高速にアクセスする際、磁気テー
プTが磁気記録再生装置10(図2)内で記録再生時の
テープ速度よりも数十倍〜数百倍といった高速で走行し
ている時には、磁気テープTが巻き付いているガイドロ
ーラ部42が高速で回転するために、ガイドローラ部4
2の上下の端部42a,42bとフランジ部43,44
の円錐面43a,44a内との間にそれぞ複数個介挿さ
れた複数の鋼球45,46もガイドローラ部42と一体
になって高速に回転しているので、複数の鋼球45,4
6に遠心力が生じるために、複数の鋼球45,46は円
錐面43a,44a内の内周側から外周側に向かって移
動する。ここで、フランジ部43,44の円錐面43
a,44a内の外周側では鋼球45,46の径に対して
高さ方向に余裕がないために、複数の鋼球45,46に
生じた遠心力により圧縮バネ49,52の付勢力に抗し
て上下のフランジ部43,44を軸部41に沿って上下
の方向に移動させるので、上下のフランジ部43,44
の間隔が磁気テ−プTの幅Bよりも広がる。これによ
り、磁気テープTの幅方向の上下の端部Ta,Tbが上
下のフランジ部43,44の規制からはずれる。
【0021】従って、磁気テープTを高速走行させた時
に、図1(b)に示したように磁気テープTの幅方向端
部Ta,Tbがフランジ部43,44に当接しないた
め、磁気テ−プの上下変動に対して余裕を持つことがで
きるので、従来例の図3(b)で示したような高速走行
時のテ−プダメ−ジを防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係るフランジ部付
きガイドローラによると、磁気テ−プが記録再生時のテ
ープ速度で走行している時には、磁気テ−プの幅方向の
端部は上下のフランジ部で規制される一方、磁気テ−プ
が高速に走行している時には、ガイドローラ部の高速回
転を利用したフランジ部上下動手段により上下のフラン
ジ部の間隔を磁気テープの幅よりも広げているので、磁
気テ−プの上下変動に対して余裕を持つことができるの
で、高速走行時のテ−プダメ−ジを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフランジ部付きガイドローラを説
明するための図であり、(a)は磁気テープを記録再生
時のテープ速度で走行させた時の状態を示し、(b)は
磁気テープを高速に走行させた時の状態を示した図であ
る。
【図2】一般的な磁気記録再生装置(VTR)を示した
斜視図である。
【図3】一般的な磁気記録再生装置内のフランジ部付き
ガイドローラを説明するための図であり、(a)は磁気
テープを記録再生時のテープ速度で走行させた時の状態
を示し、(b)は磁気テープを高速に走行させた時に磁
気テープの幅方向端部がフランジ部に乗り上げた状態を
示した図である。
【符号の説明】
10…一般的な磁気記録再生装置(VTR)、40…フ
ランジ部付きガイドローラ、41…軸部、42…ガイド
ローラ部、42a,42b…上下の端部、43…上側の
フランジ部、43a…円錐面、44…下側のフランジ
部、44a…円錐面、45,46…複数の鋼球、48…
上側のカラー、49…上側の圧縮バネ、51…下側のカ
ラー、52…下側の圧縮バネ、B…磁気テープの幅、T
…磁気テープ、Ta,Tb…上下の端部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定支持される軸部と、磁気テープの幅と
    略同幅寸法に形成されて前記磁気テープが巻回しながら
    走行することで前記軸部を中心として回転するガイドロ
    ーラ部と、前記軸部を中心にして前記ガイドローラ部の
    上下に設けられ且つ前記磁気テープの幅方向の上下の端
    部を規制するために前記ガイドローラ部の径より僅かに
    太径に形成した上下のフランジ部とを備えたフランジ部
    付きガイドローラにおいて、 前記磁気テープを記録再生時のテープ速度よりも高速に
    走行させた時に、前記ガイドローラ部の高速回転を利用
    して前記上下のフランジ部の間隔を前記磁気テープの幅
    よりも広げるフランジ部上下動手段を備えたことを特徴
    とするフランジ部付きガイドローラ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフランジ部付きガイドロー
    ラにおいて、 前記フランジ部上下動手段は、 前記ガイドローラ部の上下で前記軸部に沿ってそれぞれ
    上下動可能に設けられ且つ前記ガイドローラ部の上下の
    端部と対向する側に前記軸部を中心にしてそれぞれ円錐
    面を形成した上下のフランジ部と、 前記ガイドローラ部の上下の端部と前記上下のフランジ
    部の円錐面内との間にそれぞれ複数個介挿された複数の
    鋼球と、 上側のフランジ部より上方で前記軸部に固着した上側の
    カラーと、 前記上側のフランジ部と前記上側のカラーとの間の軸部
    に嵌入されて前記上側のフランジ部を前記ガイドローラ
    部の上側の端部に押しつける上側の圧縮バネと、 下側のフランジ部より下方で前記軸部に固着した下側の
    カラーと、 前記下側のフランジ部と前記下側のカラーとの間の軸部
    に嵌入されて前記下側のフランジ部を前記ガイドローラ
    部の下側の端部に押しつける下側の圧縮バネとで構成さ
    れ、 前記ガイドローラ部の高速回転時に、前記ガイドローラ
    部の上下にそれぞれ設けた複数の鋼球の遠心力によって
    該複数の鋼球が前記上下のフランジ部の円錐面内の内周
    側から外周側に移動することで、前記上下のフランジ部
    の間隔を前記磁気テープの幅よりも広げることを特徴と
    するフランジ部付きガイドローラ。
JP2000218674A 2000-07-19 2000-07-19 フランジ部付きガイドローラ Pending JP2002042395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000218674A JP2002042395A (ja) 2000-07-19 2000-07-19 フランジ部付きガイドローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000218674A JP2002042395A (ja) 2000-07-19 2000-07-19 フランジ部付きガイドローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002042395A true JP2002042395A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18713590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000218674A Pending JP2002042395A (ja) 2000-07-19 2000-07-19 フランジ部付きガイドローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002042395A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4456160A (en) Guide device for a recording medium in tape form, especially a magnetic tape
JP2003168278A (ja) 磁気記録テープ巻き取り用リールおよび磁気記録テープドライブ
US3863853A (en) Endless magnetic tape cartridge
JP2002042395A (ja) フランジ部付きガイドローラ
KR100492043B1 (ko) 자기기록재생장치의테이프로딩기구
US7079351B2 (en) Magnetic tape guiding device for use with a tape transport system of a tape recorder and method for using the same
US4467377A (en) Cassette type-tape recorder
JP3118951B2 (ja) テープガイドおよび磁気記録再生装置
JPH08147824A (ja) テープガイド
JP2512763Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0351788Y2 (ja)
JP2641658B2 (ja) 回転ヘッドアセンブリ
JP3083052B2 (ja) 回転ドラム装置および記録または再生装置
JP2580578B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR200154793Y1 (ko) 가압롤러 부재를 구비한 자기 테이프 장치
JPH04125880A (ja) テープカートリツジ
JPH07262656A (ja) 回転ヘッド式情報記録再生装置
JPH07141729A (ja) テープ案内装置
JP2005044394A (ja) 回転ヘッドドラム装置及びそれを用いた記録再生装置
JPS6194208A (ja) 磁気記録再生装置
JPH1139751A (ja) 磁気記録再生装置
JP2004164790A (ja) 回転ヘッドドラム装置及びそれを用いた記録再生装置
JPH06302065A (ja) 記録再生装置
JP2000057660A (ja) テープガイド装置
JPH08329570A (ja) 回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部及びその加工方法