JP2002042071A - 表示システム - Google Patents
表示システムInfo
- Publication number
- JP2002042071A JP2002042071A JP2000223267A JP2000223267A JP2002042071A JP 2002042071 A JP2002042071 A JP 2002042071A JP 2000223267 A JP2000223267 A JP 2000223267A JP 2000223267 A JP2000223267 A JP 2000223267A JP 2002042071 A JP2002042071 A JP 2002042071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- display
- card
- display medium
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示媒体を用いた表示システムを提供す
る。 【解決手段】 表示システムは、上側及び下側基板と、
互いに交差する複数の走査及び信号電極と、前記走査及
び信号電極間に挟持されてメモリ性を有する反射型の液
晶層とを有する表示媒体に第一のデータを書き込む第一
データ書き込み装置と、前記表示媒体に保持された第一
のデータを読み取るデータ読み取り装置と、を有する。
更に表示システムは、前記書き込まれた第一のデータを
読み取り、該読み取られた第一のデータに基づく第二の
データを前記表示媒体に追記する第二データ書き込み装
置と、を有する。
る。 【解決手段】 表示システムは、上側及び下側基板と、
互いに交差する複数の走査及び信号電極と、前記走査及
び信号電極間に挟持されてメモリ性を有する反射型の液
晶層とを有する表示媒体に第一のデータを書き込む第一
データ書き込み装置と、前記表示媒体に保持された第一
のデータを読み取るデータ読み取り装置と、を有する。
更に表示システムは、前記書き込まれた第一のデータを
読み取り、該読み取られた第一のデータに基づく第二の
データを前記表示媒体に追記する第二データ書き込み装
置と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有効期間内に繰り
返し利用する表示媒体に関する。より詳しくは、表示媒
体に第一のデータを記憶させ、必要に応じて記憶されて
いる第一のデータを読み出し、表示媒体の有効性を判断
するシステムに関する。また、前記読み出された第一の
データに基づき第二のデータを表示媒体に追記する表示
システムに関する。
返し利用する表示媒体に関する。より詳しくは、表示媒
体に第一のデータを記憶させ、必要に応じて記憶されて
いる第一のデータを読み出し、表示媒体の有効性を判断
するシステムに関する。また、前記読み出された第一の
データに基づき第二のデータを表示媒体に追記する表示
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】繰り返し利用する表示媒体のシステムと
しては、カード表面に必要事項を印刷すると共に磁気記
録部を有し、カードの発行者は該磁気記録部のデータを
読み取る事によりカード情報を得るものが実用化されて
いる。また、データの追記が可能なカードシステムとし
ては、高分子/低分子複合型の熱可逆性記録層を設けた
物、或いはICを内蔵した物等が実用化されている。こ
れらはそれぞれの方式でデータの記憶、読み取り、或い
は追記(または書き換え)が可能であり、また、方式に
よってはそのデータを可視データとすることも可能であ
る。
しては、カード表面に必要事項を印刷すると共に磁気記
録部を有し、カードの発行者は該磁気記録部のデータを
読み取る事によりカード情報を得るものが実用化されて
いる。また、データの追記が可能なカードシステムとし
ては、高分子/低分子複合型の熱可逆性記録層を設けた
物、或いはICを内蔵した物等が実用化されている。こ
れらはそれぞれの方式でデータの記憶、読み取り、或い
は追記(または書き換え)が可能であり、また、方式に
よってはそのデータを可視データとすることも可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上に述べた従
来のカードにおいては、可視情報部が印刷であるため有
効期間が終了したら使い捨てされていた。また、追記型
のカードにおいては、追記されるデータが読み込んだ数
字データに単にある数を加算しただけの数値データであ
ったり、何らかの使用記録など、ごく限られたデータの
みであった。また可視化されたデータを画質という点か
ら見ると必ずしも質が高いとは言い難かった。
来のカードにおいては、可視情報部が印刷であるため有
効期間が終了したら使い捨てされていた。また、追記型
のカードにおいては、追記されるデータが読み込んだ数
字データに単にある数を加算しただけの数値データであ
ったり、何らかの使用記録など、ごく限られたデータの
みであった。また可視化されたデータを画質という点か
ら見ると必ずしも質が高いとは言い難かった。
【0004】本発明は上記のような事情に鑑みて考案さ
れたものであり、その第一の目的は、高精細な第一の可
視データを繰り返し書き換えることにより、表示媒体が
再利用できる表示システムを提供する事である。また第
二の目的は、表示媒体に書き込まれたデータに基づき、
その表示媒体のおかれた環境にもっとも適切な第二のデ
ータを、表示媒体に追記(或いは書き換え)する表示シ
ステムを提供するものである。
れたものであり、その第一の目的は、高精細な第一の可
視データを繰り返し書き換えることにより、表示媒体が
再利用できる表示システムを提供する事である。また第
二の目的は、表示媒体に書き込まれたデータに基づき、
その表示媒体のおかれた環境にもっとも適切な第二のデ
ータを、表示媒体に追記(或いは書き換え)する表示シ
ステムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、表示システムは、上側及び下側基板と、互い
に交差する複数の走査及び信号電極と、前記走査及び信
号電極間に挟持されてメモリ性を有する反射型の液晶層
とを有する表示媒体に第一のデータを書き込む第一デー
タ書き込み装置と、前記表示媒体に保持された第一のデ
ータを読み取るデータ読み取り装置と、を有する。その
結果、液晶がメモリ性を有する事から、電源を必要とせ
ずに長期間の利用が可能となり、また、期間終了後は新
たなデータに書き換えることにより、表示媒体の再利用
が可能となる。
るために、表示システムは、上側及び下側基板と、互い
に交差する複数の走査及び信号電極と、前記走査及び信
号電極間に挟持されてメモリ性を有する反射型の液晶層
とを有する表示媒体に第一のデータを書き込む第一デー
タ書き込み装置と、前記表示媒体に保持された第一のデ
ータを読み取るデータ読み取り装置と、を有する。その
結果、液晶がメモリ性を有する事から、電源を必要とせ
ずに長期間の利用が可能となり、また、期間終了後は新
たなデータに書き換えることにより、表示媒体の再利用
が可能となる。
【0006】また第二の目的を達成するために、表示シ
ステムは、上側及び下側基板と、互いに交差する複数の
走査及び信号電極と、前記走査及び信号電極間に挟持さ
れてメモリ性を有する反射型の液晶層とを有する表示媒
体に第一のデータを書き込む第一データ書き込み装置
と、前記書き込まれた第一のデータを読み取り、該読み
取られた第一のデータに基づく第二のデータを前記表示
媒体に追記する第二データ書き込み装置と、を有する。
その結果、その時々の状況に応じた最適な情報を表示媒
体に追記して表示することが可能となる。
ステムは、上側及び下側基板と、互いに交差する複数の
走査及び信号電極と、前記走査及び信号電極間に挟持さ
れてメモリ性を有する反射型の液晶層とを有する表示媒
体に第一のデータを書き込む第一データ書き込み装置
と、前記書き込まれた第一のデータを読み取り、該読み
取られた第一のデータに基づく第二のデータを前記表示
媒体に追記する第二データ書き込み装置と、を有する。
その結果、その時々の状況に応じた最適な情報を表示媒
体に追記して表示することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるメモリ性を有
する反射型液晶としては強誘電性液晶、あるいはコレス
テリック相を示すコレステリック液晶等が挙げられ、コ
レステリック液晶としては、ネマティック液晶にカイラ
ル剤を添加することによって得られるカイラルネマティ
ック液晶等が例示出来る。
する反射型液晶としては強誘電性液晶、あるいはコレス
テリック相を示すコレステリック液晶等が挙げられ、コ
レステリック液晶としては、ネマティック液晶にカイラ
ル剤を添加することによって得られるカイラルネマティ
ック液晶等が例示出来る。
【0008】まず、図1を用いて液晶表示媒体の構成を
説明する。図1において全体を符号2で表わす薄板状の
液晶表示媒体は、液晶を光変調層として用いたものであ
り、光吸収体4と、光吸収体4の上に設けられた表示層
6を有する(以下、これら部材をまとめて表示パネル7
と呼ぶ。)。図2に最もよく示されているように、表示
層6は、液晶表示媒体2の厚み方向に関して互いに所定
の間隔をあけて配置された透明上側基板8及び透明下側
基板10と、上側基板8上に形成され、図1の紙面表裏
方向に伸びた並列する複数の透明電極(上側電極)12
と、下側基板10上に形成され、図1の左右方向に並列
に伸びた(すなわち、上側電極12と直交する)複数の
透明電極(下側電極)14と、液晶表示媒体2の厚み方
向に伸びた複数の樹脂製柱状構造物16と、上側基板8
と下側基板10の間に挟持された液晶18と、表示層6
の厚さを一定に保つためのスペーサ(図示しない)とを
有する。
説明する。図1において全体を符号2で表わす薄板状の
液晶表示媒体は、液晶を光変調層として用いたものであ
り、光吸収体4と、光吸収体4の上に設けられた表示層
6を有する(以下、これら部材をまとめて表示パネル7
と呼ぶ。)。図2に最もよく示されているように、表示
層6は、液晶表示媒体2の厚み方向に関して互いに所定
の間隔をあけて配置された透明上側基板8及び透明下側
基板10と、上側基板8上に形成され、図1の紙面表裏
方向に伸びた並列する複数の透明電極(上側電極)12
と、下側基板10上に形成され、図1の左右方向に並列
に伸びた(すなわち、上側電極12と直交する)複数の
透明電極(下側電極)14と、液晶表示媒体2の厚み方
向に伸びた複数の樹脂製柱状構造物16と、上側基板8
と下側基板10の間に挟持された液晶18と、表示層6
の厚さを一定に保つためのスペーサ(図示しない)とを
有する。
【0009】液晶18として、メモリ性を有するコレス
テリック液晶が使用されている。コレステリック液晶
は、プレーナ状態とフォーカルコニック状態と両者の混
在した中間状態との間で切り替わることができる。プレ
ーナ状態の場合、コレステリック液晶の螺旋ピッチを
P、液晶の平均屈折率をnとすると、液晶18は波長λ
=P・nの光を選択的に反射する。他方、フォーカルコ
ニック状態の場合、コレステリック液晶の選択反射波長
が赤外領域にある場合には可視光を散乱し、上記選択反
射波長が赤外領域よりも短波長の領域にある場合には可
視光を透過する。したがって、コレステリック液晶18
の選択反射波長を赤外線域に設定することにより、プレ
ーナ状態では赤外光の波長を反射するが可視光の光は透
過するので、可視光が光吸収体4で吸収されて黒色表示
を行う。他方、フォーカルコニック状態では可視光散乱
による白の表示が行われる。コレステリック液晶18と
しては、ネマチック液晶にカイラル剤を添加したカイラ
ルネマチック液晶が好適である。また、透明電極12、
14上には図示しない配向制御膜あるいは絶縁膜を設け
てもよい。さらに、光吸収体4としては、例えば黒色の
フィルムを用いることができる。また、光吸収体4の代
わりに、表示パネル7の最下面に黒色インク等の黒色塗
料を塗布して光を吸収させてもよい。
テリック液晶が使用されている。コレステリック液晶
は、プレーナ状態とフォーカルコニック状態と両者の混
在した中間状態との間で切り替わることができる。プレ
ーナ状態の場合、コレステリック液晶の螺旋ピッチを
P、液晶の平均屈折率をnとすると、液晶18は波長λ
=P・nの光を選択的に反射する。他方、フォーカルコ
ニック状態の場合、コレステリック液晶の選択反射波長
が赤外領域にある場合には可視光を散乱し、上記選択反
射波長が赤外領域よりも短波長の領域にある場合には可
視光を透過する。したがって、コレステリック液晶18
の選択反射波長を赤外線域に設定することにより、プレ
ーナ状態では赤外光の波長を反射するが可視光の光は透
過するので、可視光が光吸収体4で吸収されて黒色表示
を行う。他方、フォーカルコニック状態では可視光散乱
による白の表示が行われる。コレステリック液晶18と
しては、ネマチック液晶にカイラル剤を添加したカイラ
ルネマチック液晶が好適である。また、透明電極12、
14上には図示しない配向制御膜あるいは絶縁膜を設け
てもよい。さらに、光吸収体4としては、例えば黒色の
フィルムを用いることができる。また、光吸収体4の代
わりに、表示パネル7の最下面に黒色インク等の黒色塗
料を塗布して光を吸収させてもよい。
【0010】表示パネル7の背面(ユーザに対向する側
と反対側)には、表示パネル7と所定の間隔をあけて、
外部のデータ書き込み装置(後述)と接続するための、
フレキシブル材料でできた電極パネル20が設けてあ
る。電極パネル20は、後で詳細に説明するように、表
示層6の透明電極12、14と個々に電気接続されてお
り、その結果、電極パネル20とデータ書き込み装置が
接続された状態で、データ書き込み装置の制御回路によ
り、特定の上側電極12及び下側電極14に所定の電圧
を印加することで、これら上側電極12と下側電極14
の交点に位置する液晶が、プレーナ状態とフォーカルコ
ニック状態と両者の混在した中間状態との間で切り替え
られるようになっている(図1では、表示層6がプレー
ナ状態であるのが示されている)。なお、よく知られて
いるように、これら2つの状態及びその中間状態は、電
圧を印加し続けなくても安定して保持される。
と反対側)には、表示パネル7と所定の間隔をあけて、
外部のデータ書き込み装置(後述)と接続するための、
フレキシブル材料でできた電極パネル20が設けてあ
る。電極パネル20は、後で詳細に説明するように、表
示層6の透明電極12、14と個々に電気接続されてお
り、その結果、電極パネル20とデータ書き込み装置が
接続された状態で、データ書き込み装置の制御回路によ
り、特定の上側電極12及び下側電極14に所定の電圧
を印加することで、これら上側電極12と下側電極14
の交点に位置する液晶が、プレーナ状態とフォーカルコ
ニック状態と両者の混在した中間状態との間で切り替え
られるようになっている(図1では、表示層6がプレー
ナ状態であるのが示されている)。なお、よく知られて
いるように、これら2つの状態及びその中間状態は、電
圧を印加し続けなくても安定して保持される。
【0011】このような電圧印加は、一般的にマトリッ
クス駆動により行われる。すなわち、図2に示すよう
に、互いに90度をなすように対向して配置された電極
12、14に対し、例えば、上側電極12(以下、走査
電極と呼ぶ。)の1つに選択電圧を印加した状態で、該
走査電極12に対向する複数の下側電極14(以下、信
号電極と呼ぶ。)のうち、全て又は所定のいくつかの信
号電極14に対して電圧を同時又は順次印加することに
より、選択電圧を印加することによって選択された走査
電極12と信号電極14の間に配置された液晶18の状
態を変化させる。各走査電極12において上記方法を順
次行うことにより、液晶18に対しマトリックス状に順
次電圧が印加されて表示が行われる。
クス駆動により行われる。すなわち、図2に示すよう
に、互いに90度をなすように対向して配置された電極
12、14に対し、例えば、上側電極12(以下、走査
電極と呼ぶ。)の1つに選択電圧を印加した状態で、該
走査電極12に対向する複数の下側電極14(以下、信
号電極と呼ぶ。)のうち、全て又は所定のいくつかの信
号電極14に対して電圧を同時又は順次印加することに
より、選択電圧を印加することによって選択された走査
電極12と信号電極14の間に配置された液晶18の状
態を変化させる。各走査電極12において上記方法を順
次行うことにより、液晶18に対しマトリックス状に順
次電圧が印加されて表示が行われる。
【0012】以下では、走査電極12と信号電極14に
印加する電圧についてさらに詳しく説明する。図3は、
コレステリック液晶を一度フォーカルコニック状態にし
た後に、該液晶に対し表示状態を選択するための電圧を
印加する駆動方法を採用した場合における、該電圧と視
感反射率Yとの関係を示すグラフである。例えば、視感
反射率がY1からY2までの範囲で階調表示を行うために
は、コレステリック液晶をフォーカルコニック状態にリ
セットした後、V1からV2の間の電圧を印加すればよ
い。本実施形態のように単純マトリックス駆動を用いる
場合、V1とV2の中間の電圧Vrを走査電極に印加し、
信号電極には表示状態に対応して(すなわち画像情報に
応じて)−Vcから+Vcまでの電圧を印加するのが好
適である。一般に、電圧Vcは、それ自体のみを液晶に
印加しても表示状態を変化させるほど大きくない値に設
定される。
印加する電圧についてさらに詳しく説明する。図3は、
コレステリック液晶を一度フォーカルコニック状態にし
た後に、該液晶に対し表示状態を選択するための電圧を
印加する駆動方法を採用した場合における、該電圧と視
感反射率Yとの関係を示すグラフである。例えば、視感
反射率がY1からY2までの範囲で階調表示を行うために
は、コレステリック液晶をフォーカルコニック状態にリ
セットした後、V1からV2の間の電圧を印加すればよ
い。本実施形態のように単純マトリックス駆動を用いる
場合、V1とV2の中間の電圧Vrを走査電極に印加し、
信号電極には表示状態に対応して(すなわち画像情報に
応じて)−Vcから+Vcまでの電圧を印加するのが好
適である。一般に、電圧Vcは、それ自体のみを液晶に
印加しても表示状態を変化させるほど大きくない値に設
定される。
【0013】図4は、本発明に係る液晶表示媒体2を薄
板状のカード30の形態に構成した場合の概略斜視図で
ある。カード30はハウジング32を有し、このハウジ
ング32内には、表示部34(すなわち上側透明基板
8)がカード表面に位置するとともに、電極パネル20
がカード裏面に位置している。ここで、表示部34と
は、走査電極12と信号電極14との交点を画素とし、
この画素の集合により表示を行う領域を表わす。
板状のカード30の形態に構成した場合の概略斜視図で
ある。カード30はハウジング32を有し、このハウジ
ング32内には、表示部34(すなわち上側透明基板
8)がカード表面に位置するとともに、電極パネル20
がカード裏面に位置している。ここで、表示部34と
は、走査電極12と信号電極14との交点を画素とし、
この画素の集合により表示を行う領域を表わす。
【0014】表示パネル7の各信号電極14は、図1に
示すようにフレキシブル基板48に設けたリード線を介
して、電極パネル20のコネクト端子46(図5又は図
6)と電気的に接続される。同様に、表示パネル7の各
走査電極12は、フレキシブル基板(図示しない)に設
けたリード線を介して、電極パネル20のコネクト端子
46(図5又は図6)と電気的に接続される。
示すようにフレキシブル基板48に設けたリード線を介
して、電極パネル20のコネクト端子46(図5又は図
6)と電気的に接続される。同様に、表示パネル7の各
走査電極12は、フレキシブル基板(図示しない)に設
けたリード線を介して、電極パネル20のコネクト端子
46(図5又は図6)と電気的に接続される。
【0015】なお、リード線とコネクト端子46との間
は、はんだを用いて熱圧着により接続してもよいし、あ
るいは異方性導電膜を介して連結してもよい。リード線
と電極12、14との間も同様に、はんだを用いて熱圧
着により接続してもよいし、あるいは異方性導電膜を介
して連結してもよい。
は、はんだを用いて熱圧着により接続してもよいし、あ
るいは異方性導電膜を介して連結してもよい。リード線
と電極12、14との間も同様に、はんだを用いて熱圧
着により接続してもよいし、あるいは異方性導電膜を介
して連結してもよい。
【0016】図5、はカードの裏面を模式的に表した図
である。走査電極及び信号電極から延伸されたインター
フェイスとしてのコネクト端子46が裏面に2次元的に
配置されている。なお、図5は概念を表したものであり
実際はもっと微細である。また、電極の配置形式ももち
ろん図の形式には限定されず、必要に応じて全面に電極
を配することも可能である。
である。走査電極及び信号電極から延伸されたインター
フェイスとしてのコネクト端子46が裏面に2次元的に
配置されている。なお、図5は概念を表したものであり
実際はもっと微細である。また、電極の配置形式ももち
ろん図の形式には限定されず、必要に応じて全面に電極
を配することも可能である。
【0017】以上のように、液晶表示媒体の背面側に、
外部のデータ書き込み装置との接続用の端子を2次元状
に配置すると、表示媒体の背面の広範囲にわたって端子
を配置することができるので、データ書き込み装置から
の信号の入力が容易になる。また、多色表示等の目的
で、表示パネルを複数の液晶層を積層する場合にも外部
からの画像データに基く信号入力の容易性を保つことが
できる。
外部のデータ書き込み装置との接続用の端子を2次元状
に配置すると、表示媒体の背面の広範囲にわたって端子
を配置することができるので、データ書き込み装置から
の信号の入力が容易になる。また、多色表示等の目的
で、表示パネルを複数の液晶層を積層する場合にも外部
からの画像データに基く信号入力の容易性を保つことが
できる。
【0018】図6にデータ書き込み装置と液晶表示媒体
2(又はカード30)の電極パネル20との接続方法の
一例を示す。データ書き込み装置150は、フレキシブ
ル基板152と、フレキシブル基板152上に並列に配
置されたリード線154と、リード線154と接続する
コネクト端子156と、コネクト端子156を貫通させ
るとともにコネクト端子156を所定の位置に固定する
ためのパネル158とを有する。また、パネル158の
電極パネル20に対向する側には、電極パネル20のコ
ネクト端子46と接触することにより、コネクト端子4
6とコネクト端子156とを電気的に接続するための異
方性導電体160が接着されている。データ書き込み装
置150のコネクト端子156と液晶表示媒体2(又は
カード30のコネクト端子46とは、図示しない位置合
わせ手段により位置合わせされ、異方性導電体160を
介して接続される。
2(又はカード30)の電極パネル20との接続方法の
一例を示す。データ書き込み装置150は、フレキシブ
ル基板152と、フレキシブル基板152上に並列に配
置されたリード線154と、リード線154と接続する
コネクト端子156と、コネクト端子156を貫通させ
るとともにコネクト端子156を所定の位置に固定する
ためのパネル158とを有する。また、パネル158の
電極パネル20に対向する側には、電極パネル20のコ
ネクト端子46と接触することにより、コネクト端子4
6とコネクト端子156とを電気的に接続するための異
方性導電体160が接着されている。データ書き込み装
置150のコネクト端子156と液晶表示媒体2(又は
カード30のコネクト端子46とは、図示しない位置合
わせ手段により位置合わせされ、異方性導電体160を
介して接続される。
【0019】(実施形態1)次に、上述のような液晶を
表示部に用いた、本発明における表示システムの実施形
態を以下に説明する。なお、繁雑を避けるため、混同の
虞れがないと思われるものに就いては、各図において同
一の符号を付した。また、本明細書においては、書き込
みと書き換えをほぼ同じ意味で用いている。とくに装置
における動作は一般的には前のデータの有無に係わらず
該当箇所をリセット或いはブランク化してから新規のデ
ータを書き込むために書き換えと言える動作であるが、
説明のなかでは厳密に区別はしていない。実施形態1は
本発明の表示システムを鉄道等の回数乗車券に適用した
例である。以下では、液晶表示媒体のことを便宜上乗車
カードと称するが、当然ながら本実施形態記載の乗車券
への適用は一実施例であり、同様の機能を要求する他の
カードへも適用可能である。
表示部に用いた、本発明における表示システムの実施形
態を以下に説明する。なお、繁雑を避けるため、混同の
虞れがないと思われるものに就いては、各図において同
一の符号を付した。また、本明細書においては、書き込
みと書き換えをほぼ同じ意味で用いている。とくに装置
における動作は一般的には前のデータの有無に係わらず
該当箇所をリセット或いはブランク化してから新規のデ
ータを書き込むために書き換えと言える動作であるが、
説明のなかでは厳密に区別はしていない。実施形態1は
本発明の表示システムを鉄道等の回数乗車券に適用した
例である。以下では、液晶表示媒体のことを便宜上乗車
カードと称するが、当然ながら本実施形態記載の乗車券
への適用は一実施例であり、同様の機能を要求する他の
カードへも適用可能である。
【0020】本件の表示システムは、カード発行者が乗
車カードにデータを書き込む書き込み装置(第一データ
書き込み装置に相当)、乗車カード、カード使用者が乗
車カードを適用させる読み取り及び書き込み装置(第二
データ書き込み装置に相当、後述の改札機)、の3点よ
り構成される。まず、カード及び各装置の構成について
説明する。
車カードにデータを書き込む書き込み装置(第一データ
書き込み装置に相当)、乗車カード、カード使用者が乗
車カードを適用させる読み取り及び書き込み装置(第二
データ書き込み装置に相当、後述の改札機)、の3点よ
り構成される。まず、カード及び各装置の構成について
説明する。
【0021】図7は乗車カード90の外観図(データの
表示状態)である。本実施形態の場合、カードは図4に
示したカード30の形態を有している。データ表示部は
運用上は発行時に発行者が書き込む部分(以下表示部A
と表現、実施形態1では回数乗車券の区間情報等)と、
使用者の使用時に随時書き換えられる部分(以下表示部
Bと表現)と、発行者が書き込みかつ使用時にも書き換
えられる部分(以下表示部Cと表現、実施形態1では回
数乗車券の残回数)に分かれている。これらは物理的あ
るいは構成上の分離は不要であり、書き換えようとする
部分の走査電極に電圧を印加することにより、該表示部
のみの書き換えを実現する。このとき信号電極では全エ
リアに渡って信号電圧が印加されるが、先述したように
走査電極に電圧が印加されない限りは、本発明の液晶の
表示は影響を受けないため、表示部Aは書き換わること
なく表示部Bのみの書き換えが可能となる。
表示状態)である。本実施形態の場合、カードは図4に
示したカード30の形態を有している。データ表示部は
運用上は発行時に発行者が書き込む部分(以下表示部A
と表現、実施形態1では回数乗車券の区間情報等)と、
使用者の使用時に随時書き換えられる部分(以下表示部
Bと表現)と、発行者が書き込みかつ使用時にも書き換
えられる部分(以下表示部Cと表現、実施形態1では回
数乗車券の残回数)に分かれている。これらは物理的あ
るいは構成上の分離は不要であり、書き換えようとする
部分の走査電極に電圧を印加することにより、該表示部
のみの書き換えを実現する。このとき信号電極では全エ
リアに渡って信号電圧が印加されるが、先述したように
走査電極に電圧が印加されない限りは、本発明の液晶の
表示は影響を受けないため、表示部Aは書き換わること
なく表示部Bのみの書き換えが可能となる。
【0022】図8は回数乗車券発行(販売)時に発行者
が使用する乗車券データ書き込み装置60(第一データ
書き込み装置に相当)と乗車カード90のブロック図で
ある。メインのCPU61にはワークエリアとしてのR
AM62、CPUが実行すべきプログラムを記憶させた
ROM63、乗車カードへの書き込みを行うための電極
ドライバの電圧印加タイミングを制御するコントローラ
ー64、信号電極ドライバ65及び走査電極ドライバ6
6、電源67が、図の如く接続されており、各ドライバ
の先には液晶とのインタフェース電極となるコネクト端
子156が配置されている。乗車カード90は液晶表示
素子69と液晶表示素子に駆動電圧を伝える為に信号電
極と走査電極(図示せず)から延設されて、乗車券デー
タ書き込み装置60とのインターフェイスとなるコネク
ト端子46を有している。この乗車券データ書き込み装
置60を使って、乗車券としての情報を乗車カード90
の液晶表示素子69へ書き込む場合は、書き込み装置の
コネクト電極156とカードのコネクト電極46がコネ
クトされて、書き込み装置により、乗車カードの液晶表
示素子が駆動されて、乗車券データが書き込まれ表示さ
れる。カードの発行者が書き込み装置60を使って、乗
車カード90に書き込む内容は通常の回数乗車券と同じ
で、有効回数、区間の他、必要に応じて、使用者名、性
別、年齢等である。
が使用する乗車券データ書き込み装置60(第一データ
書き込み装置に相当)と乗車カード90のブロック図で
ある。メインのCPU61にはワークエリアとしてのR
AM62、CPUが実行すべきプログラムを記憶させた
ROM63、乗車カードへの書き込みを行うための電極
ドライバの電圧印加タイミングを制御するコントローラ
ー64、信号電極ドライバ65及び走査電極ドライバ6
6、電源67が、図の如く接続されており、各ドライバ
の先には液晶とのインタフェース電極となるコネクト端
子156が配置されている。乗車カード90は液晶表示
素子69と液晶表示素子に駆動電圧を伝える為に信号電
極と走査電極(図示せず)から延設されて、乗車券デー
タ書き込み装置60とのインターフェイスとなるコネク
ト端子46を有している。この乗車券データ書き込み装
置60を使って、乗車券としての情報を乗車カード90
の液晶表示素子69へ書き込む場合は、書き込み装置の
コネクト電極156とカードのコネクト電極46がコネ
クトされて、書き込み装置により、乗車カードの液晶表
示素子が駆動されて、乗車券データが書き込まれ表示さ
れる。カードの発行者が書き込み装置60を使って、乗
車カード90に書き込む内容は通常の回数乗車券と同じ
で、有効回数、区間の他、必要に応じて、使用者名、性
別、年齢等である。
【0023】図9は実施形態1において、乗車カード使
用者が利用するデータの読み取り及び書き込み装置70
(第二データ書き込み装置に相当)の外観図であり、い
わゆる自動改札機である(以下改札機と表現)。カード
挿入口71から乗車カード90を挿入すると、そのカー
ドのデータと改札機の設定条件により、改札機のゲート
72が開閉すると共に、場合によっては警告灯74を点
灯させる。また、後述するように、状況に応じた適切な
情報を前記の表示部B、Cに表示せしめた後、乗車カー
ドがカード排出口73へ排出される。
用者が利用するデータの読み取り及び書き込み装置70
(第二データ書き込み装置に相当)の外観図であり、い
わゆる自動改札機である(以下改札機と表現)。カード
挿入口71から乗車カード90を挿入すると、そのカー
ドのデータと改札機の設定条件により、改札機のゲート
72が開閉すると共に、場合によっては警告灯74を点
灯させる。また、後述するように、状況に応じた適切な
情報を前記の表示部B、Cに表示せしめた後、乗車カー
ドがカード排出口73へ排出される。
【0024】図10は改札機(読み取り及び書き込み装
置70)のブロック図である。メインのCPU81には
ワークエリアとしてのRAM82、CPUが実行すべき
プログラムを記憶させたROM83、乗車カードに書き
込むデータを記憶させるE2PROM84(機器ごと或
は必要に応じて更新される)、電源804及び、乗車カ
ードの可視情報を光学的に読み取るスキャナ部85、及
びスキャナ部で読み取った可視情報を文字情報に変換す
るOCR部89が接続されている。液晶に書き込みを行
う為の各エレメントに関しては乗車券データ書き込み装
置60と同様であるので、ここでは繰り返さない。
置70)のブロック図である。メインのCPU81には
ワークエリアとしてのRAM82、CPUが実行すべき
プログラムを記憶させたROM83、乗車カードに書き
込むデータを記憶させるE2PROM84(機器ごと或
は必要に応じて更新される)、電源804及び、乗車カ
ードの可視情報を光学的に読み取るスキャナ部85、及
びスキャナ部で読み取った可視情報を文字情報に変換す
るOCR部89が接続されている。液晶に書き込みを行
う為の各エレメントに関しては乗車券データ書き込み装
置60と同様であるので、ここでは繰り返さない。
【0025】改札機70では、挿入された乗車カードの
乗車券情報をスキャナーで読み取り、読み取ったデータ
をOCR部において文字データへ変換した後に、その内
容に応じてゲートの開閉を行うと共に、状況に応じて適
切なデータをE2PROM84の中から選んで、乗車カ
ードに書き込み、表示せしめる。なおOCR部の代わり
に、文字を図形として捉えて判断する画像処理装置でも
良い。
乗車券情報をスキャナーで読み取り、読み取ったデータ
をOCR部において文字データへ変換した後に、その内
容に応じてゲートの開閉を行うと共に、状況に応じて適
切なデータをE2PROM84の中から選んで、乗車カ
ードに書き込み、表示せしめる。なおOCR部の代わり
に、文字を図形として捉えて判断する画像処理装置でも
良い。
【0026】次に上述のカードシステムの動作について
説明する。まず、乗車カード90の発行者は図8の乗車
券データ書き込み装置60を用いて、回数券としての、
有効区間、必要に応じて有効期限、氏名、年齢等を、カ
ードの表示部Aへ、また、有効回数、を表示部Cへ書き
込み、乗車カード90を使用者の手に渡す。
説明する。まず、乗車カード90の発行者は図8の乗車
券データ書き込み装置60を用いて、回数券としての、
有効区間、必要に応じて有効期限、氏名、年齢等を、カ
ードの表示部Aへ、また、有効回数、を表示部Cへ書き
込み、乗車カード90を使用者の手に渡す。
【0027】乗車カード90の使用者は該カードを用い
てカードが有効な交通機関を利用する訳であるが、その
際のカードと改札機の動作について以下に説明する。図
11は改札機70の動作を説明するフローチャートであ
る。駅の改札においてカード使用者(旅客)は改札機へ
乗車カード90を挿入する。改札機では、まずスキャナ
部85において乗車カード90の表示部A、Cに表示さ
れている乗車券及び旅客情報を光学的に読み取り、OC
R部89に於て、文字情報に変換する(♯20)。♯3
0でCPU81は回数券としての有効性を判断する。も
し区間外或は期限切れ或いは残回数無し、等で精算が必
要な場合または入札が出来ない場合はゲート制御装置8
05に信号を送り、ゲート72を閉めて、警告装置80
3に信号を出し、警告灯74を点灯する(♯40)。乗
車カード90が乗車券として有効であればゲート72を
開(♯50)き、♯55で回数券としての残回数を算出
する。♯60では♯20で読み込んだ旅客情報を認識す
るが、認識する内容としては、入札か出札か、旅客の性
別、年齢、上り線下り線どちらの方向から来たか又は行
くか(降りた又は乗った駅と区間に表示されている2駅
との位置関係より推測)等である。♯70では♯60で
認識された情報と現在時刻等からその旅客にふさわしい
と思われる情報をE2PROM84から選択する。選択
される情報としては、入札の場合は、次に来る電車の時
刻、回数券に表示の駅への到着時刻、また出札の場合は
帰りの電車の時刻表、終電車の時刻、駅周辺のイベント
情報、商店の情報、或はスポンサーの付いた宣伝情報、
等である。E2PROM84のデータは、必要に応じて
ユーザーであるシステムの運用者が書き換え可能であ
る。♯80では♯55で算出された回数券の残回数を表
示部Cに、♯70で選択されたデータを表示部Bにコン
トローラ86及び走査電極ドライバ88、信号電極ドラ
イバ87を介して、書き込み乗車カード90に表示せし
める。♯90では乗車カード90を自動改札機より排出
し、カードは旅客(使用者)の手に戻る。ここで表示さ
れた内容は先述したように、コレステリック相を示す液
晶の特徴として次の書き込み信号の入力があるまで、電
力を必要とすることなく表示され続ける。
てカードが有効な交通機関を利用する訳であるが、その
際のカードと改札機の動作について以下に説明する。図
11は改札機70の動作を説明するフローチャートであ
る。駅の改札においてカード使用者(旅客)は改札機へ
乗車カード90を挿入する。改札機では、まずスキャナ
部85において乗車カード90の表示部A、Cに表示さ
れている乗車券及び旅客情報を光学的に読み取り、OC
R部89に於て、文字情報に変換する(♯20)。♯3
0でCPU81は回数券としての有効性を判断する。も
し区間外或は期限切れ或いは残回数無し、等で精算が必
要な場合または入札が出来ない場合はゲート制御装置8
05に信号を送り、ゲート72を閉めて、警告装置80
3に信号を出し、警告灯74を点灯する(♯40)。乗
車カード90が乗車券として有効であればゲート72を
開(♯50)き、♯55で回数券としての残回数を算出
する。♯60では♯20で読み込んだ旅客情報を認識す
るが、認識する内容としては、入札か出札か、旅客の性
別、年齢、上り線下り線どちらの方向から来たか又は行
くか(降りた又は乗った駅と区間に表示されている2駅
との位置関係より推測)等である。♯70では♯60で
認識された情報と現在時刻等からその旅客にふさわしい
と思われる情報をE2PROM84から選択する。選択
される情報としては、入札の場合は、次に来る電車の時
刻、回数券に表示の駅への到着時刻、また出札の場合は
帰りの電車の時刻表、終電車の時刻、駅周辺のイベント
情報、商店の情報、或はスポンサーの付いた宣伝情報、
等である。E2PROM84のデータは、必要に応じて
ユーザーであるシステムの運用者が書き換え可能であ
る。♯80では♯55で算出された回数券の残回数を表
示部Cに、♯70で選択されたデータを表示部Bにコン
トローラ86及び走査電極ドライバ88、信号電極ドラ
イバ87を介して、書き込み乗車カード90に表示せし
める。♯90では乗車カード90を自動改札機より排出
し、カードは旅客(使用者)の手に戻る。ここで表示さ
れた内容は先述したように、コレステリック相を示す液
晶の特徴として次の書き込み信号の入力があるまで、電
力を必要とすることなく表示され続ける。
【0028】以上は交通機関での回数券での実施形態で
あるが、例えば定期券の場合には図11のフローチャー
トの♯55(残回数の算出)及び♯80の内の表示部C
への残回数の書き込みが、不要になるのみで、回数券の
場合と同じように適用できる。また、乗車券としての機
能だけで運用する場合は、付加価値情報の書き込み、表
示、に関する部分を割愛した形、即ち自動改札機では定
期券情報を読みとるだけとなり、より単純化したシステ
ムとして運用できる。また、これまでの説明のような、
鉄道での回数券あるいは定期券に限らず、回数を指定し
て有効なカード(回数券或はプリペイドカード等)、期
間を指定して有効なカード、を使用する場面においては
業種を問わず適用可能である。
あるが、例えば定期券の場合には図11のフローチャー
トの♯55(残回数の算出)及び♯80の内の表示部C
への残回数の書き込みが、不要になるのみで、回数券の
場合と同じように適用できる。また、乗車券としての機
能だけで運用する場合は、付加価値情報の書き込み、表
示、に関する部分を割愛した形、即ち自動改札機では定
期券情報を読みとるだけとなり、より単純化したシステ
ムとして運用できる。また、これまでの説明のような、
鉄道での回数券あるいは定期券に限らず、回数を指定し
て有効なカード(回数券或はプリペイドカード等)、期
間を指定して有効なカード、を使用する場面においては
業種を問わず適用可能である。
【0029】(実施形態2)実施形態2では乗車カード
に液晶表示部と磁気記録部分を持つ。図12は乗車カー
ド90の外観図である。乗車カードの表面または裏面に
磁気記録層121を設けて液晶による可視表示情報の他
に磁気記録により情報を保持出来るようにする。
に液晶表示部と磁気記録部分を持つ。図12は乗車カー
ド90の外観図である。乗車カードの表面または裏面に
磁気記録層121を設けて液晶による可視表示情報の他
に磁気記録により情報を保持出来るようにする。
【0030】図13は実施形態2における読み取り及び
書き込み装置130(第二データ書き込み装置に相当、
改札機)のブロック図である。実施形態1のスキャナ部
85及びOCR部89に代えて磁気データ読み取り部1
31及び磁気データ書き込み部132を備えている他は
実施形態1と同じである。また、発行者が用いる書き込
み装置(図示せず)は実施形態1における図8の乗車券
データ書き込み装置60に加えて磁気データ書き込み部
を備えた形態となる。
書き込み装置130(第二データ書き込み装置に相当、
改札機)のブロック図である。実施形態1のスキャナ部
85及びOCR部89に代えて磁気データ読み取り部1
31及び磁気データ書き込み部132を備えている他は
実施形態1と同じである。また、発行者が用いる書き込
み装置(図示せず)は実施形態1における図8の乗車券
データ書き込み装置60に加えて磁気データ書き込み部
を備えた形態となる。
【0031】動作に於ては、発行時に実施形態1と同じ
ように乗車カード90の表示部A及びCに、乗車券とし
ての情報を書き込み表示させると同時に磁気記録層12
1にも同じ情報を保持させる。使用時は、乗車カード9
0の使用者がカードを改札機130に入れると、改札機
は磁気データ読み取り装置131によりカードの磁気記
録層上の前記情報を読み取る。改札機はCPUで乗車券
としての有効性を判断の後、そのデータに基づき残回数
を磁気記録層121へ書き込み、同時に液晶の表示部C
へも書き込み、表示させる。上記以外の動作について
は、実施形態1と同じで残回数と同時に付加価値情報を
表示部Bへ書き込み、表示させる。
ように乗車カード90の表示部A及びCに、乗車券とし
ての情報を書き込み表示させると同時に磁気記録層12
1にも同じ情報を保持させる。使用時は、乗車カード9
0の使用者がカードを改札機130に入れると、改札機
は磁気データ読み取り装置131によりカードの磁気記
録層上の前記情報を読み取る。改札機はCPUで乗車券
としての有効性を判断の後、そのデータに基づき残回数
を磁気記録層121へ書き込み、同時に液晶の表示部C
へも書き込み、表示させる。上記以外の動作について
は、実施形態1と同じで残回数と同時に付加価値情報を
表示部Bへ書き込み、表示させる。
【0032】(実施形態3)実施形態3はカード側にC
PU、メモリを搭載してICカード化したものである。
図14は実施形態3における乗車カード90の構成をブ
ロック図で示したものである。CPU141へはワーク
エリアとしてのRAM142、CPU141が実行すべ
きプログラムを記憶させたROM143、乗車券及び旅
客データを記憶させるE2PROM144(必要に応じ
て更新される)が接続されており、更にカードへの書き
込みを行うための電極ドライバの電圧印加タイミングを
制御するコントローラー145と信号電極ドライバ14
6及び走査電極ドライバ147が図の如く接続されてい
る。前記各電極ドライバは液晶表示素子401のそれぞ
れ信号電極及び走査電極へ接続されており、各電極への
電圧印加によりマトリックス状に液晶表示素子401を
表示させることが可能である。また改札機とのデータの
やり取りを行う為のインターフェイス148と、カード
のCPUを動作させるための電源149が存在する。電
源は各種電池の他太陽電池でも良い。本実施形態の場
合、改札機とのデータのやり取りはシリアルで可能とな
るため、インターフェイスの電極数が少なくて済むメリ
ットがある。
PU、メモリを搭載してICカード化したものである。
図14は実施形態3における乗車カード90の構成をブ
ロック図で示したものである。CPU141へはワーク
エリアとしてのRAM142、CPU141が実行すべ
きプログラムを記憶させたROM143、乗車券及び旅
客データを記憶させるE2PROM144(必要に応じ
て更新される)が接続されており、更にカードへの書き
込みを行うための電極ドライバの電圧印加タイミングを
制御するコントローラー145と信号電極ドライバ14
6及び走査電極ドライバ147が図の如く接続されてい
る。前記各電極ドライバは液晶表示素子401のそれぞ
れ信号電極及び走査電極へ接続されており、各電極への
電圧印加によりマトリックス状に液晶表示素子401を
表示させることが可能である。また改札機とのデータの
やり取りを行う為のインターフェイス148と、カード
のCPUを動作させるための電源149が存在する。電
源は各種電池の他太陽電池でも良い。本実施形態の場
合、改札機とのデータのやり取りはシリアルで可能とな
るため、インターフェイスの電極数が少なくて済むメリ
ットがある。
【0033】図15は実施形態3における改札機500
のブロック図である。メインのCPU501の他にワー
クエリアとしてのRAM502、CPUが実行すべきプ
ログラムを記憶させたROM503、カードに書き込む
データを記憶させるE2PROM504(機器ごと或は
必要に応じて更新される)及びカードとのデータのやり
取りの為のインターフェイス505とで構成される。発
行者が用いる乗車券データ書き込み装置60(図示せ
ず)は、改札機500からゲート制御装置、警告装置E
2PROMを除いた形態となる。
のブロック図である。メインのCPU501の他にワー
クエリアとしてのRAM502、CPUが実行すべきプ
ログラムを記憶させたROM503、カードに書き込む
データを記憶させるE2PROM504(機器ごと或は
必要に応じて更新される)及びカードとのデータのやり
取りの為のインターフェイス505とで構成される。発
行者が用いる乗車券データ書き込み装置60(図示せ
ず)は、改札機500からゲート制御装置、警告装置E
2PROMを除いた形態となる。
【0034】この実施形態に於ては、発行時に書き込み
装置は、乗車券としての情報を乗車カードのE2PRO
M144に転送する。乗車カードは前記転送されたデー
タを、液晶表示素子401の表示部A及びCに、表示さ
せる。カードの使用者が、改札機を利用すると、乗車カ
ードはE2PROM144に保持している乗車券情報を
改札機に転送する。改札機は転送されたデータにより乗
車券としての有効性を判断した後に残回数を乗車カード
に転送し、同時に付加価値情報も転送する。乗車カード
では受け取った残回数、及び付加価値情報を液晶表示素
子401に表示させる。上記以外の動作については、実
施形態1と同じである。
装置は、乗車券としての情報を乗車カードのE2PRO
M144に転送する。乗車カードは前記転送されたデー
タを、液晶表示素子401の表示部A及びCに、表示さ
せる。カードの使用者が、改札機を利用すると、乗車カ
ードはE2PROM144に保持している乗車券情報を
改札機に転送する。改札機は転送されたデータにより乗
車券としての有効性を判断した後に残回数を乗車カード
に転送し、同時に付加価値情報も転送する。乗車カード
では受け取った残回数、及び付加価値情報を液晶表示素
子401に表示させる。上記以外の動作については、実
施形態1と同じである。
【0035】この実施形態においては、カード内にCP
Uを備えているために、以下のような運用形態が可能で
ある。即ち、改札時に時間の経過と共に有用度が変化す
る複数のデータを読み込んでカード内のメモリに記憶さ
せておき、時間の経過と共にそれらから適切なデータを
選んで順次表示させても良い。例えば、現在の時刻から
乗車可能な電車の時刻を随時書き換え表示させる事等が
考えられる。
Uを備えているために、以下のような運用形態が可能で
ある。即ち、改札時に時間の経過と共に有用度が変化す
る複数のデータを読み込んでカード内のメモリに記憶さ
せておき、時間の経過と共にそれらから適切なデータを
選んで順次表示させても良い。例えば、現在の時刻から
乗車可能な電車の時刻を随時書き換え表示させる事等が
考えられる。
【0036】(実施形態4)実施形態4は実施形態3に
おいて、データのやり取りをカードと改札機を直接接続
するのではなく、電磁波を介して行う形態である。図1
6は乗車カード90のブロック図、図17は改札機50
0のブロック図である。実施形態3のインターフェイス
用電極の代わりにデータを電磁波で送受信するための変
調器(カード側601、改札機側171)及び復調器
(カード側602、改札機側172)及びアンテナ(カ
ード側603、改札機側173)が装備されており、電
磁波には中波或はマイクロ波が用いられる。データのや
り取りに電磁波が使われる点以外は実施形態3と同じで
ある。
おいて、データのやり取りをカードと改札機を直接接続
するのではなく、電磁波を介して行う形態である。図1
6は乗車カード90のブロック図、図17は改札機50
0のブロック図である。実施形態3のインターフェイス
用電極の代わりにデータを電磁波で送受信するための変
調器(カード側601、改札機側171)及び復調器
(カード側602、改札機側172)及びアンテナ(カ
ード側603、改札機側173)が装備されており、電
磁波には中波或はマイクロ波が用いられる。データのや
り取りに電磁波が使われる点以外は実施形態3と同じで
ある。
【0037】(実施形態5)本発明のカードシステムを
商店のポイントカードシステムに適用する実施例であ
る。図18は実施形態5におけるポイント180カード
の一表示例を示したものである。ハード的な構成は実施
形態1〜4と同じ形態が採用可能であり、改札機にあた
るものは商店におかれたコンピュータ或は端末装置(図
示せず)である。ポイントカード180から読み取る内
容は、顧客の年齢、性別、ポイント数等であるが、ホス
ト側に顧客データを持っている場合は顧客IDのみをポ
イントカード180に記録しておき読み取ってもよい。
書き込む内容は今回の購入により加算したポイント数、
商店からの宣伝情報等である。宣伝情報は年齢、性別か
ら判断した一般情報とか、或はホストで顧客データを持
っている場合はその顧客の購買傾向に合わせて特化した
宣伝情報でも良い。
商店のポイントカードシステムに適用する実施例であ
る。図18は実施形態5におけるポイント180カード
の一表示例を示したものである。ハード的な構成は実施
形態1〜4と同じ形態が採用可能であり、改札機にあた
るものは商店におかれたコンピュータ或は端末装置(図
示せず)である。ポイントカード180から読み取る内
容は、顧客の年齢、性別、ポイント数等であるが、ホス
ト側に顧客データを持っている場合は顧客IDのみをポ
イントカード180に記録しておき読み取ってもよい。
書き込む内容は今回の購入により加算したポイント数、
商店からの宣伝情報等である。宣伝情報は年齢、性別か
ら判断した一般情報とか、或はホストで顧客データを持
っている場合はその顧客の購買傾向に合わせて特化した
宣伝情報でも良い。
【0038】なお、実施形態3、4ではカード内にCP
Uを持つため電源を内蔵しているが、乗車カード単体で
の液晶部の書き換えを行わない運用形態では、電源の供
給方法として、内部に電源を持たずに読み込み及び書き
込み時のみ外部から電力を供給する方式が可能である。
電源供給の方法は電極同士を直接コンタクトさせる方式
や、また、カード及び改札機双方に電力供給用のコイル
を持ち、電磁誘導により改札機からカードへ電力を供給
して、動作させることも可能である。
Uを持つため電源を内蔵しているが、乗車カード単体で
の液晶部の書き換えを行わない運用形態では、電源の供
給方法として、内部に電源を持たずに読み込み及び書き
込み時のみ外部から電力を供給する方式が可能である。
電源供給の方法は電極同士を直接コンタクトさせる方式
や、また、カード及び改札機双方に電力供給用のコイル
を持ち、電磁誘導により改札機からカードへ電力を供給
して、動作させることも可能である。
【0039】本件発明の実施形態は以上に限るものでは
なく、請求項に記載のメモリ性液晶を用いた表示システ
ムが本発明の効果を有する場面において分野を問わず適
用可能である。
なく、請求項に記載のメモリ性液晶を用いた表示システ
ムが本発明の効果を有する場面において分野を問わず適
用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明を乗車券等
に適用することにより、これまでは捨てられていた使用
済みとなった表示媒体に、データを書き込むだけで再使
用が可能となり、ゴミ減量、資源保護の点から有益であ
る。また、本発明によれば、表示媒体保持者の状況に応
じて適確、有益な情報が表示媒体使用時に表示され、且
つ、表示されたデータは高精細でありながら書き換え時
以外は表示に電力を必要とせずに表示状態を継続させる
ことが出来る。
に適用することにより、これまでは捨てられていた使用
済みとなった表示媒体に、データを書き込むだけで再使
用が可能となり、ゴミ減量、資源保護の点から有益であ
る。また、本発明によれば、表示媒体保持者の状況に応
じて適確、有益な情報が表示媒体使用時に表示され、且
つ、表示されたデータは高精細でありながら書き換え時
以外は表示に電力を必要とせずに表示状態を継続させる
ことが出来る。
【図1】本発明に用いられるメモリ性液晶の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明に用いられるメモリ性液晶の斜視図であ
る。
る。
【図3】コレステリック液晶を一度フォーカルコニック
状態にした後に、該液晶に対し表示状態を選択するため
の電圧を印加する場合における、該電圧と視感反射率Y
との関係を示すグラフである。
状態にした後に、該液晶に対し表示状態を選択するため
の電圧を印加する場合における、該電圧と視感反射率Y
との関係を示すグラフである。
【図4】本発明に用いられるメモリ性液晶をカードとし
て構成した場合の斜視図である。
て構成した場合の斜視図である。
【図5】本発明に用いられるメモリ性液晶をカードとし
て構成した場合の電極配置を模式的に示す外観図であ
る。
て構成した場合の電極配置を模式的に示す外観図であ
る。
【図6】外部のデータ書き込み装置と、メモリ性液晶の
電極パネルとの接続方法の一例を示す断面図である。
電極パネルとの接続方法の一例を示す断面図である。
【図7】実施形態1におけるカードの表示例を示す図で
ある。
ある。
【図8】実施形態1におけるカードのデータ書き込み装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図9】実施形態1におけるカードのデータ読み取り及
び書き込み装置の外観を示す図である。
び書き込み装置の外観を示す図である。
【図10】実施形態1における改札機のブロック図であ
る。
る。
【図11】実施形態1における動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図12】実施形態2におけるカードの外観を示す図で
ある。
ある。
【図13】実施形態2における改札機のブロック図であ
る。
る。
【図14】実施形態3におけるカードのブロック図であ
る。
る。
【図15】実施形態3における改札機のブロック図であ
る。
る。
【図16】実施形態4におけるカードのブロック図であ
る。
る。
【図17】実施形態4における改札機のブロック図であ
る。
る。
【図18】実施形態5におけるカードの表示例である。
2:液晶表示媒体、4:光吸収体、6:表示層、7:表
示パネル、8:上側基板、10:下側基板、12:走査
電極、14:信号電極、18:液晶、20:電極パネ
ル、30:カード、34:表示部、46:コネクト端
子、48:フレキシブル基板、150:画像データ入力
装置、152:フレキシブル基板、154:リード線、
156:コネクト端子、158:パネル、160:異方
性導電体。
示パネル、8:上側基板、10:下側基板、12:走査
電極、14:信号電極、18:液晶、20:電極パネ
ル、30:カード、34:表示部、46:コネクト端
子、48:フレキシブル基板、150:画像データ入力
装置、152:フレキシブル基板、154:リード線、
156:コネクト端子、158:パネル、160:異方
性導電体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/08 G07G 1/12 321P 5C006 G07B 11/02 G09G 3/20 631H 5C080 15/00 680F G07G 1/12 321 680W G09G 3/20 631 691E 680 3/36 G06K 19/00 Q 691 C 3/36 F (72)発明者 鶴本 豊 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 郡山 康一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 万袋 麻希子 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA30 HB07 HB14 JA01 JA26 JC06 LB02 LB04 LB11 LB15 2H088 EA62 GA03 GA17 HA06 JA19 MA20 3E027 BA03 3E042 CC02 CC04 5B035 AA06 BA05 BB02 BB03 BB08 BB09 BC00 CA06 CA23 5C006 BA11 BA12 BB28 EC01 EC06 EC08 5C080 AA10 BB05 DD21 EE01 JJ02 JJ05 JJ06 JJ07 KK52
Claims (7)
- 【請求項1】 上側及び下側基板と、互いに交差する複
数の走査及び信号電極と、前記走査及び信号電極間に挟
持されてメモリ性を有する反射型の液晶層とを有する表
示媒体に第一のデータを書き込む第一データ書き込み装
置と、前記表示媒体に保持された第一のデータを読み取
るデータ読み取り装置と、を有する表示システム。 - 【請求項2】 上側及び下側基板と、互いに交差する複
数の走査及び信号電極と、前記走査及び信号電極間に挟
持されてメモリ性を有する反射型の液晶層とを有する表
示媒体に第一のデータを書き込む第一データ書き込み装
置と、前記書き込まれた第一のデータを読み取り、該読
み取られた第一のデータに基づく第二のデータを前記表
示媒体に追記する第二データ書き込み装置と、を有する
表示システム。 - 【請求項3】 前記表示媒体に磁気記録部を有し、前記
第一のデータを前記表示媒体の可視表示部へ書き込むと
共に前記磁気記録部へも記録する、請求項1又は2のい
ずれかに記載の表示システム。 - 【請求項4】 前記表示媒体を駆動するためのCPUと
メモリとを前記表示媒体内に有した請求項1又は2のい
ずれかに記載の表示システム。 - 【請求項5】 前記表示媒体と前記第一データ書き込み
装置又は前記第二データ書き込み装置とのデータの授受
を行う為の電磁波の送受信機を前記表示媒体内に有した
請求項5に記載の表示システム。 - 【請求項6】 前記表示媒体が定期券又は回数券である
請求項1〜5のいずれかに記載の表示システム。 - 【請求項7】前記表示媒体がポイントカードである請求
項1〜5に記載の表示システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223267A JP2002042071A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 表示システム |
US09/748,767 US20010015788A1 (en) | 1999-12-27 | 2000-12-26 | Displaying system for displaying information on display |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223267A JP2002042071A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002042071A true JP2002042071A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18717386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000223267A Pending JP2002042071A (ja) | 1999-12-27 | 2000-07-25 | 表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002042071A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008518346A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-05-29 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 最前部表面及びディスプレイを有する装置 |
-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000223267A patent/JP2002042071A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008518346A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-05-29 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 最前部表面及びディスプレイを有する装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6853412B2 (en) | Transaction card with memory and polymer dispersed cholesteric liquid crystal display | |
US7284708B2 (en) | Card with rewriteable display | |
US20060198629A1 (en) | Display element, method of driving display element and portable display device | |
US7761332B2 (en) | Card with embedded bistable display having short and long term information | |
US4689478A (en) | System for handling transactions including a portable personal terminal | |
US7116287B2 (en) | Drive for cholesteric liquid crystal displays | |
EP0356723A2 (en) | Portable information record medium | |
JP2009122877A (ja) | 表示機能付きicカード | |
JP2000113137A (ja) | 非接触情報記録表示方法および非接触情報記録表示媒体 | |
JP4062430B2 (ja) | 電子メディア | |
JP2001338273A (ja) | 積層発電表示型icカード | |
US20010015788A1 (en) | Displaying system for displaying information on display | |
JP2005071143A (ja) | 書換可能な表示機能付電子タグ | |
JP2002042071A (ja) | 表示システム | |
JP2008276435A (ja) | 表示機能付きicカード | |
JP2002279375A (ja) | 表示部付き携帯端末 | |
JP2009125995A (ja) | カード及びicカード | |
JP2004021288A (ja) | Icカード情報表示器及び表示機能付きicカード並びにicカード情報表示方法 | |
JP3918252B2 (ja) | 非接触icカードおよびカードリーダライタ | |
JP2009086067A (ja) | 表示付きicカードおよびディスプレイモジュール、ディスプレイモジュールの製造方法 | |
JPH06239070A (ja) | 携帯可能記憶媒体とその処理装置 | |
US20080080004A1 (en) | Image writing system | |
JPH08287206A (ja) | 非接触情報記録表示媒体 | |
JP2001188482A (ja) | 表示システム | |
JP2001283173A (ja) | 総合カード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050613 |