JP2002041538A - 情報処理装置及びその方法、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及びその方法、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002041538A JP2000231325A JP2000231325A JP2002041538A JP 2002041538 A JP2002041538 A JP 2002041538A JP 2000231325 A JP2000231325 A JP 2000231325A JP 2000231325 A JP2000231325 A JP 2000231325A JP 2002041538 A JP2002041538 A JP 2002041538A
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聖範 若井
Toshimi Takahashi
聡美 高橋
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スレッシュ ジェヤチャンドラン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力文字列に対応する概念インスタンスを作
成する。 【解決手段】 概念データベース3301に、表層情報を持
つSurfaceRuleテーブル3305と、概念情報を持つConcept
Ruleテーブル3306と、両テーブルを対応付けるコネクト
テーブル3304と、文字列に対して対応するコネクトテー
ブルのIDを記憶した検索テーブル3303とを設け、入力文
字列3302により検索テーブル3303を検索し、得られたコ
ネクトテーブルのIDによりコネクトテーブル3304を参照
して、対応するSurfaceRuleテーブル3305及びConceptRu
leテーブル3306のフィールドから概念、品詞、時制、ス
ロットなどの情報を取得して、概念インスタンス3308を
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースを利
用する情報処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、翻訳ソフトウェアによる
自動翻訳では、表層レベル(単語単位)でのマッチングに
より単語を置換えることで翻訳処理をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単語の
置換えによる翻訳処理では、実際に内容に照らし合わせ
た意味を伝えることは難しく、意味の通じない訳出が為
され、目的が正しく理解されないという問題があった。
【0004】また、一対一に対応したデータベースで
は、任意の2言語間においてのみ対応する為、各言語ご
とに辞書を作成する必要があり、言語の数だけデータベ
ースを作成しなければならないという問題があった。
【0005】また、従来のデータベースの検索方法は、
特定のデータとのマッチングによって行われており、様
々なデータを複合的に持つ概念データベースの検索には
適さないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、情報処理装置に、情報を入力
する入力手段と、前記入力手段より入力されるべき情報
と概念インスタンスに係る情報を作成するのに必要な情
報とを対応づけて記憶している概念データベースと、前
記入力手段より入力された情報に基づいて前記概念デー
タベースを検索する検索手段とを備える。
【0007】また、本発明の他の態様によれば、情報処
理方法に、情報を入力する入力工程と、前記入力工程よ
り入力された情報に基づいて、入力されるべき情報と概
念インスタンスに係る情報を作成するのに必要な情報と
を対応づけて記憶している概念データベースを検索する
検索工程とを備える。
【0008】更に、本発明の他の態様によれば、記憶媒
体に、情報を入力する入力工程と、前記入力工程より入
力された情報に基づいて、入力されるべき情報と概念イ
ンスタンスに係る情報を作成するのに必要な情報とを対
応づけて記憶している概念データベースを検索する検索
工程とをコンピュータに実行させるための情報処理プロ
グラムを記憶する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の1実
施形態を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の1実施形態に係る情報処理
装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0011】同図において、101は、自然言語などによ
り情報を入力するための入力部である。入力部101は、
例えば、文字をキー入力するためのキーボード、音声を
入力・認識する音声認識装置や、書類から光学的に文字
を読み取って認識する文字認識装置、オンライン/オフ
ラインの手書き文字認識装置、他のシステムより情報を
受信する受信装置、例えば、文字認識システムより認識
結果を受信する装置などであってもよいし、同一装置内
の他の処理により生成された情報をここでの入力として
もよい。更に、これらのうちの2以上を併設して、選択
的に利用してもよい。
【0012】102は、CPUであり、各種処理のための
演算、論理判断等を行ない、バス106に接続された各構
成要素を制御する。
【0013】103は、情報を出力する出力部である。出
力部103は、データベースより得られたデータを出力す
る出力部であり、例えば、文字情報を音声合成して出力
する音声合成装置、文字情報を文字パターンにより表示
するCRTや液晶表示器などの表示装置、書類上に文字
を印刷出力するためのプリンタ、さらには、データベー
スのような他の装置へ情報を送信する送信装置であって
もよく、ここでの出力を同一装置内の他の処理部、例え
ば、概念解析部などのへの入力としてもよい。更に、こ
れらのうちの2以上を具え、選択的に利用するようにし
てもよい。
【0014】104は、プログラムメモリであり、フロー
チャートにつき後述する処理手順を含むCPU2による
制御のためのプログラムを格納するメモリである。プロ
グラムメモリ4は、ROMであってもよいし、外部記憶
装置などからプログラムがロードされるRAMであって
もよい。
【0015】105は、データメモリであり、各種処理で
生じたデータを格納するほか、後述する知識ベースの知
識を格納する。データメモリ105は、例えばRAMとす
るが、知識ベースの知識は、不揮発な外部記憶媒体か
ら、処理に先立ってロードしておく、あるいは、必要が
あるごとに参照するものとする。
【0016】106は、CPU1の制御の対象とする構成
要素を指示するアドレス信号、各構成要素を制御するた
めのコントロール信号、各構成機器相互間でやりとりさ
れるデータの転送を行なうためのバスである。
【0017】図2は、本情報処理装置が利用するデータ
ベースと各種データの関係を示す。
【0018】データベース(DB)200にはフィールド変数2
01があり、データベース200の各フィールドに対応しフ
ィールドデータを格納する。
【0019】情報処理装置にはUI内部変数203と、DBア
クセス内部変数202と概念インスタンス作成内部変数204
があり、データベースのデータを利用する。
【0020】UI内部変数203は、ユーザインタフェース
(UI)を構成する操作画面の各入出力ウィンドウに対応
し、入力情報を格納し、操作画面の指示に従ってDBアク
セス内部変数202に渡される。また、DBアクセス内部変
数202を参照して、後述する表示処理205で利用され、出
力情報を表示する。
【0021】DBアクセス内部変数202は、フィールド変
数201を参照して、後述する検索処理206で利用される。
また、UI内部変数203を参照して操作画面の指示に従っ
てフィールド変数201に入力情報を渡す。
【0022】概念インスタンス作成内部変数204は、DB
アクセス内部変数202より概念インスタンス作成に必要
なフィールドデータを受け取り、概念インスタンス作成
処理208で利用される。
【0023】図3は、本実施形態に係る情報処理装置の
処理全体の流れを示すメインウィンドウ処理フローチャ
ートである。
【0024】情報処理装置が起動されると、ステップS3
01で、図4につき後述するデータベースアクセスの為の
初期化処理により、各種データが初期化される。続くス
テップS302の操作画面表示処理により、図6に示す操作
画面が表示される。図6は操作画面のユーザーインター
フェイス構成を示す図である。
【0025】ここで、操作者が操作画面に対して何らか
の操作を行うと、次のステップS303により操作の種類が
判断され、それぞれに対応する処理が実行される。
【0026】図6の操作画面でSearchボタン602が押さ
れると、ステップS303で検索処理を選択したと判断さ
れ、ステップS304の検索処理が選択され、図7につき後
述する検索処理が起動され、実行される。
【0027】図6の操作画面でEditボタン603が押され
ると、ステップS303で編集処理を選択したと判断され、
ステップS305の編集処理が選択され、図8につき後述す
る編集処理が起動され、実行される。
【0028】図6の操作画面でAdd Newボタン604が押さ
れると、ステップS303で追加処理を選択したと判断さ
れ、ステップS306の追加処理が選択され、図9につき後
述する追加処理が起動され、実行される。
【0029】図6の操作画面でDeleteボタン605が押さ
れると、ステップS303で削除処理を選択したと判断さ
れ、ステップS307の削除処理が選択され、図10につき
後述する削除処理が起動され、処理を実行する。
【0030】図6の操作画面でCancelボタン606が押さ
れると、ステップS303で取消し処理を選択したと判断さ
れ、ステップS308の取消し処理が選択され、入力が取消
される。
【0031】図6の操作画面の表示中にエスケープキー
が入力されると、ステップS303で終了を選択したと判断
され、ステップS309の終了処理が選択され、情報処理装
置の動作を終了する。
【0032】図4は、図3で示したメインウィンドウ処
理におけるステップS301のデータベースアクセスの為の
初期化処理手順を示すフローチャートである。
【0033】データベースアクセスの為の初期化処理が
起動されると、データベースで利用するフィールドデー
タを選択する為に、ステップS401でフィールド変数を指
定する。次にステップS402に進み、利用するデータベー
スファイルを選択し、続くステップS403で検索用のデフ
ォルトテーブルを指定する。次にステップS404に進み、
前記フィールド変数を、データベースアクセス用内部変
数に割り当てて、初期化処理を終了する。
【0034】図5は、図3で示したメインウィンドウ処
理におけるステップS302の、操作画面表示処理手順を示
すフローチャートである。
【0035】操作画面表示処理が起動されると、ステッ
プS501に進み、データベースのフィールド変数を参照す
るDBアクセス内部変数をUI内部変数に代入し、操作画面
にデータベースのデータを表示する。
【0036】図7は、図3で示したメインウィンドウ処
理におけるステップS304の、検索処理手順を示すフロー
チャートである。
【0037】検索処理が起動されると、ステップS701に
進み、入力文字列をSQL文に代入して検索用SQL文を作成
する。次にステップS702で、作成されたSQL文に対応す
る検索テーブルが選択され、続くステップS703で入力情
報を検索する。次にステップS704で検索が成功すれば、
ステップS705に進み、図33につき後述する検索結果取
得処理を起動し処理を実行する。
【0038】次にステップS706で検索結果の種類が判断
され、検索結果が表層情報であればステップS707に進
み、図39につき後述する概念インスタンス作成処理が
起動され、次にステップS708に進み、図40につき後述
する概念インスタンス表示処理が起動され、処理を終了
する。
【0039】検索結果が概念情報であればステップS709
に進み、図43につき後述する出力文字列生成処理が起
動され、次にステップS710に進み、図44につき後述す
る出力文字列表示処理が起動され、処理を終了する。
【0040】図8は、図3で示したメインウィンドウ処
理におけるステップS305の、編集処理手順を示すフロー
チャートである。
【0041】編集処理が起動されると、ステップS801に
進み、DBアクセス内部変数を取得し、次にステップS802
でDBアクセス内部変数とUI内部変数の値を比較し、不一
致ならばステップS803に進み、DBアクセス内部変数にUI
内部変数を代入する。次に、ステップS804に進み、図1
1につき後述する更新処理を起動し、処理を終了する。
【0042】図9は、図3で示したメインウィンドウ処
理におけるステップS306の、追加処理手順を示すフロー
チャートである。
【0043】追加処理が起動されると、ステップS901に
進み、DBアクセス内部変数を取得し、次にステップS902
でDBアクセス内部変数とUI内部変数の値を比較し、不一
致ならばステップS903に進み、新規DBアクセス内部変数
を追加する。次にステップS904に進み、DBアクセス内部
変数にUI内部変数を代入する。次に、ステップS905に進
み、図11に示す更新処理を起動し、処理を終了する。
【0044】図10は、図3で示したメインウィンドウ
処理におけるステップS307の、削除処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0045】削除処理が起動されると、ステップS1001
に進み、DBアクセス内部変数を取得し、次にステップS1
002でDBアクセス内部変数とUI内部変数の値を比較し、
一致していればステップS1003に進み、DBアクセス内部
変数を初期化する。次にステップS1004に進み、図11
に示す更新処理を起動し、処理を終了する。
【0046】図11は、図8で示した編集処理における
ステップS804、図9で示した追加処理におけるステップ
S905、及び図10で示した削除処理におけるステップS1
004の更新処理手順を示すフローチャートである。
【0047】更新処理が起動されると、ステップS1101
に進み、DBアクセス内部変数をフィールド変数に代入す
る。
【0048】次に、本実施形態で用いる情報処理装置に
より利用される概念データベースについて、図を用いて
説明する。
【0049】図12は、データベースの概念と知識ベー
スの関係を示す図である。図12に示す通り、データベ
ース1201には、概念に関する情報が格納されている。知
識ベース1204を参照する小さな概念単位の集まり、即
ち、各概念データ1202の集合が概念情報=Concept1203で
ある。
【0050】図13は、図12で示したConceptが参照
する知識ベースの構成例を示す図である。
【0051】入力情報1301より取得されるConcept1302
が参照する知識ベース1303には、Slot1304があり、それ
ぞれのSlotには実行されるべき処理を表わすFunction13
05で結び付けられたConceptが入る。
【0052】例えば、入力情報1301が'Send Mike Mail'
という文字列である場合、Concept1302は知識ベース130
3を参照し、入力情報1301にあてはまる概念情報を用意
する。また、概念情報は、それを表す記号としての表層
情報を持ち、この場合Concept1302に対して'Send Mike
Mail'がこれにあたる。
【0053】図14は、概念的解釈による翻訳の効果に
ついて、英語・日本語間を例に取り、具体例をあげて説
明するものである。
【0054】従来のソフトウェアによる翻訳は、表層レ
ベルでのマッチングにより、単語を置換えていくもの
で、実際に意味を伝えるものではなかった。
【0055】例えば、例文1にあるような内容には対応
出来るが、例文2にあるように文のパターンが変化する
と意味も変化してしまうという問題があった。そこで、
概念的解釈を用いることにより、例文2にあるように正
しく意味を汲む事が出来るようにした。このように情報
を一度概念に置き換えることで、意味を伝えることが出
来る。
【0056】図15は、さまざまなメディアにより表現
形態の違う情報を、1つの概念で取り扱うことができる
ことを表す図である。概念1501により、言語1502、音声
1503、字1504、画像1505、ジェスチャー1506を扱う。
【0057】図16は、本情報処理装置が利用するデー
タベースが持つテーブルの構造を示す図である。
【0058】検索テーブル1601は、コネクトテーブル16
02と各データテーブル1603のデータを元に作成された検
索用のテーブルであり、入力情報または概念インスタン
スの情報を元に検索され、必要な情報に対応するコネク
トテーブル1602のIDが取得される。この検索テーブル16
01を用いることで、効率的に情報を取得することが可能
となる。
【0059】逆に、効率を犠牲にしてもよければ、検索
テーブル1601を省略することも可能である。
【0060】図17は、図16に示したデータベースに
おけるテーブル構造のうち、コネクトテーブルについて
示す図である。
【0061】コネクトテーブル1701は、表層情報を持つ
後述するSurfaceRuleテーブル1702と概念情報を持つ後
述するConceptRuleテーブル1703とを関連付ける。
【0062】図32及び33につき後述する概念インス
タンス作成処理においては、コネクトテーブル1701と表
層情報であるSurfaceRuleテーブル1702とを参照する事
により、概念インスタンス作成の為に必要なデータを取
得する。
【0063】また、図42及び43につき後述する出力
文字列生成処理においては、コネクトテーブル1701と概
念情報であるConceptRuleテーブル1703を参照する事に
より、出力文字列生成の為に必要なデータを取得する。
【0064】図18は、図17に示したコネクトテーブ
ルのテーブル構造のうち表層情報を示すSurfaceRuleテ
ーブルのテーブル構造について示す図である。
【0065】SurfaceRuleテーブル1801は、後述するBod
yStringテーブル1802と後述するTailStringテーブル180
3を参照し、フィールドデータとして、表記を表わすSur
faceデータと文法規則を表わすGrammarデータと時制を
表わすTenseデータとを持つ。
【0066】図19は、図18に示した表層情報を示す
SurfaceRuleテーブルのテーブル構造のうちBodyString
テーブルのテーブル構造について示す図である。
【0067】BodyStringテーブル1901は、後述するTail
Stringテーブル1902を参照し、フィールドデータに単語
の不変化文字列情報を持つBodyデータと、その文字列の
長さを示すlenデータと、変化する語尾についてTailStr
ingテーブル1902を参照するためのtailIDデータを持
つ。
【0068】図20は、図18に示した表層情報を示す
SurfaceRuleテーブルのテーブル構造のうちTailString
テーブルのテーブル構造について示す図である。
【0069】TailStringテーブル2001は、後述するGram
marテーブル2002と後述するTenseテーブル2003を参照
し、フィールドデータに語尾変化規則を示すIDデータ
と、それに対応する語尾情報を持つtailデータと、それ
に対応する文法規則をGrammarテーブル2002から参照す
るためのGrammarデータ(ID)と、それに対応する時制
をTenseテーブル2003から参照するためのTenseデータ
(ID)とを持つ。
【0070】図21は、図20に示したTailStringテー
ブルのテーブル構造のうち、Grammarテーブルのテーブ
ル構造について示す図である。
【0071】Grammarテーブル2101は、各IDに対し、フ
ィールドデータとして文法規則情報を示すGrammarデー
タを持つ。
【0072】図22は、図20に示したTailStringテーブル
のテーブル構造のうちTenseテーブルのテーブル構造に
ついて示す図である。
【0073】Tenseテーブル2201は、後述するTensetype
1テーブル2202と、Tensetype2テーブル2203と、Tensety
pe3テーブル2204と、Tensetype4テーブル2204とを参照
し、フィールドデータに時制情報を示すTenseデータを
持つ。
【0074】図23は、図22に示したTenseテーブル
のテーブル構造のうち、TenseType1テーブルのテーブル
構造について示す図である。
【0075】TenseType1テーブル2301は、フィールドデ
ータに時間関係情報(現在・過去・未来)であるTenseTyp
e1データを持つ。
【0076】図24は、図22に示したTenseテーブル
のテーブル構造のうち、TenseType2テーブルのテーブル
構造について示す図である。
【0077】TenseType2テーブル2401は、フィールドデ
ータに状態関係情報(進行・完了)であるTenseType2デー
タを持つ。
【0078】図25は、図22に示したTenseテーブル
のテーブル構造のうち、TenseType3テーブルのテーブル
構造について示す図である。
【0079】TenseType3テーブル2501は、フィールドデ
ータに状態起点情報(開始・終了)であるTenseType3デー
タを持つ。
【0080】図26は、図22に示したTenseテーブル
のテーブル構造のうち、TenseType4テーブルのテーブル
構造について示す図である。
【0081】TenseType4テーブル2601は、フィールドデ
ータに、能動態か受動態か、命令法かなどをあらわす態
情報であるTenseType4データを持つ。
【0082】図27は、図17に示したコネクトテーブ
ルのテーブル構造のうち概念情報を示すConceptRuleテ
ーブルのテーブル構造について示す図である。
【0083】ConceptRuleテーブル2701は、フィールド
データにConceptデータとRuleデータとを持ち、後述す
るConceptテーブル2703と後述するRuleテーブル2702と
を参照する。
【0084】図28は、図27に示した概念情報を示す
Concept Ruleテーブルのテーブル構造のうちConceptテ
ーブルのテーブル構造を示す図である。
【0085】Conceptテーブル2801は、図13に示した
知識ベース2802を参照し、フィールドデータに概念情報
を示すConceptデータを持つ。
【0086】図29は、図27に示した概念情報を示す
Concept Ruleテーブルのテーブル構造のうちRuleテーブ
ルのテーブル構造を示す図である。
【0087】Ruleテーブル2901は、後述するSlotテーブ
ル2902とFunctionテーブル2903を参照し、フィールドデ
ータに初期化規則情報を示すRuleデータを持つ。
【0088】図30は、図29に示したRuleテーブルの
テーブル構造のうちSlotテーブルのテーブル構造を示す
図である。
【0089】3001テーブルは、フィールドデータに概念
属性情報であるSlotデータを持つ。
【0090】図31は、図29に示したRuleテーブルの
テーブル構造のうちFunctionテーブルのテーブル構造を
示す図である。
【0091】Functionテーブル3101テーブルは、フィー
ルドデータにSlotデータを補完する概念属性規定情報を
持つ。
【0092】次に、上述した情報処理装置において、情
報が入力され概念インスタンスを作成する処理について
図を用いて説明する。
【0093】図32は、本実施形態における概念インス
タンス作成処理の大まかな流れを示すフローチャートで
ある。
【0094】本情報処理装置は入力文字列を指定される
と起動され、概念インスタンスを作成する。
【0095】概念インスタンス作成処理が起動される
と、ステップS3201に進み、入力文字列がSurfaceRuleテ
ーブルから検索され、続くステップS3202で検索結果よ
りSurfaceRuleテーブルとコネクトテーブルが参照さ
れ、次にステップS3203で、概念インスタンスを作成す
るのに必要な概念情報が取得される。次に、ステップS3
204に進み、取得された概念情報から概念インスタンス
を作成し、処理を終了する。
【0096】図33は、概念インスタンス作成処理の流
れを示す図である。
【0097】入力文字列3302によりSurfaceRuleテーブ
ル3305のSurfaceフィールドデータとGrammarフィールド
データとTenseフィールドデータが特定され表層情報が
取得される。前記表層情報とコネクトテーブル3304を参
照して、概念インスタンス作成に必要な情報が取得され
る。これを参照して、概念情報を持つConceptRuleデー
タ3306が特定され、概念3308が取得される。
【0098】図34は、図7で示した検索処理における
ステップS705の検索結果取得処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0099】検索結果取得処理が起動されると、ステッ
プS3401に進み、検索の結果特定された入力情報とコネ
クトテーブルを参照する。次のステップS3402で入力情
報の種類が判断され、入力情報が表層情報である場合に
は、ステップS3403に進みConceptRuleテーブルを参照
し、続くステップS3404で図35に示す概念インスタン
ス作成の為に必要な情報を取得する処理が起動され、処
理を終了する。
【0100】ステップS3402で判断された入力情報の種
類が概念情報である場合には、ステップS3405に進みSur
faceRuleテーブルを参照し、続くステップS3406で表層
情報を取得して処理を終了する。
【0101】図35は、図34で示した検索結果取得処
理におけるステップS3404の概念インスタンス作成の為
に必要な情報を取得する処理手順を示すフローチャート
である。
【0102】概念インスタンス作成の為に必要な情報を
取得する処理が起動されると、ステップS3501に進み、
図36に示すConceptデータ取得処理を起動し処理を実
行する。次にステップS3502に進み図37に示すGrammar
データ取得処理を起動し処理を実行する。次にステップ
S3503に進み、図38に示すTenseデータ取得処理を起動
し、処理を実行する。次にステップS3504に進み、図3
9に示すRuleデータ取得処理を起動し、処理を実行して
終了する。
【0103】図36は、図35で示した概念インスタン
ス作成の為に必要な情報を取得する処理におけるステッ
プS3501のConceptデータ取得処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0104】Conceptデータ取得処理が起動されると、
ステップS3601に進み、Conceptテーブルを参照し、ステ
ップS3602でConceptフィールドデータを取得し、続くス
テップS3603で概念インスタンス作成内部変数に格納
し、処理を終了する。
【0105】図37は、図35で示した概念インスタン
ス作成の為に必要な情報を取得する処理におけるステッ
プS3502のGrammarデータ取得処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0106】Grammarデータ取得処理が起動されると、
ステップS3701に進み、Grammarテーブルを参照し、ステ
ップS3702でGrammarフィールドデータを取得し、続くス
テップS3703で概念インスタンス作成内部変数に格納
し、処理を終了する。
【0107】図38は、図35で示した概念インスタン
ス作成の為に必要な情報を取得する処理におけるステッ
プS3503のTenseデータ取得処理手順を示すフローチャー
トである。
【0108】Tenseデータ取得処理が起動されると、ス
テップS3801に進み、Tenseテーブルを参照して、ステッ
プS3802でTenseデータの存在を確認したらステップS380
3に進み、TenseType1テーブルを参照し、次にステップS
3804に進みTenseType2テーブルを参照し、次にステップ
S3805に進みTenseType3テーブルを参照し、次にステッ
プS3806に進みTenseType4テーブルを参照し、続くステ
ップS3807でTenseデータを取得する。次にステップS380
8に進み、概念インスタンス作成内部変数に格納し、処
理を終了する。
【0109】図39は、図35で示した概念インスタン
ス作成の為に必要な情報を取得する処理におけるステッ
プS3504のRuleデータ取得処理手順を示すフローチャー
トである。
【0110】Ruleデータ取得処理が起動されると、ステ
ップS3901に進み、Ruleテーブルを参照して、ステップS
3902でRuleデータの存在を確認したら、ステップS3903
に進みSlotテーブルを参照し、次にステップS3904に進
みFunctionテーブルを参照し、続くステップS3905でRul
eデータを取得し、次にステップS3906に進み、概念イン
スタンス作成内部変数に格納し、処理を終了する。
【0111】図40は、図7で示した検索処理における
ステップS707の、概念インスタンス作成処理手順を示す
フローチャートである。
【0112】概念インスタンス作成処理が起動される
と、ステップS4001に進み、概念インスタンス作成内部
変数に格納されたデータを参照して、ステップS4002でC
onceptTypeを特定し、続くステップS4003でConceptType
が示す空の概念インスタンスを作成する。続いて、ステ
ップS4004で概念インスタンスを構成する情報を付与
し、次にステップS4005でRuleTypeを特定し、続くステ
ップS4006でRuleTypeが示す初期化ルールに従って概念
インスタンスを作成し、処理を終了する。
【0113】図41は、図7で示した検索処理における
ステップS708の、概念インスタンス表示処理手順を示す
フローチャートである。
【0114】概念インスタンス表示処理が起動される
と、ステップS4101に進み、概念インスタンスを表示し
て処理を終了する。
【0115】次に、上述した情報処理装置に関して、情
報が入力され出力文字列を生成する処理について図を用
いて説明する。
【0116】図42は、本実施形態における出力文字列
生成処理の大まかな流れを示すフローチャートである。
【0117】出力文字列生成処理が起動されると、ステ
ップS4201に進み、入力概念がConceptRuleテーブルから
検索され、続くステップS4202で検索結果よりConceptRu
leテーブルとコネクトテーブルが参照され、次にステッ
プS4203で、出力文字列を生成するのに必要な表層情報
が取得される。次に、ステップS4204に進み、取得され
た表層情報から出力文字列を生成し、処理を終了する。
【0118】図43は、出力文字列生成処理の流れを表
す図である。
【0119】入力情報により、ConceptRuleテーブル430
5のConceptフィールドデータとRuleフィールドデータが
特定され、概念情報が特定される。前記概念情報とコネ
クトテーブル4304を参照して概念インスタンス作成に必
要な情報が取得さる。これを参照して、表層情報を特定
するSurfaceRuleデータが取得され出力文字列が生成さ
れる。
【0120】図44は、図7で示した検索処理における
ステップS709の出力文字列生成処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0121】出力文字列生成処理が起動されると、ステ
ップS4401に進み、表層情報を参照してSurfaceデータを
特定し、次のステップS4402でSurfaceデータから文字列
を生成し、処理を終了する。
【0122】図45は、図7で示した検索処理における
ステップS710の、出力文字列表示処理手順を示すフロー
チャートである。
【0123】出力文字列表示処理が起動されると、ステ
ップS4501に進み、出力文字列を表示して処理を終了す
る。
【0124】次に、上述した情報処理装置に関して、概
念データベースからの検索を効率化するための検索テー
ブルの生成について図を用いて説明する。
【0125】図46は、図7に示した検索処理における
ステップS702で利用される検索テーブルのうち、入力が
文字列の場合に利用されるインスタンス検索テーブル1
(bySurface)について示す図である。
【0126】入力情報が文字列である場合には、Surfac
eフィールドを検索キーとしてインスタンス検索テーブ
ル1(by Surface)4601が起動され、検索結果よりコネク
トテーブル4602を参照して、概念インスタンス作成に必
要な情報4603を返す。
【0127】図47は、図46に示したインスタンス検
索テーブル1(by Surface)のテーブル構造について示す
図である。
【0128】インスタンス検索テーブル1(by Surface)
4701は、コネクトテーブル4702を参照し、フィールドデ
ータに、コネクトテーブルIDへのポインタを持つConnec
tIDデータと、Surfaceデータとを持つ。
【0129】図48は、インスタンス検索テーブル1(by
Surface)を使用しない場合と使用する場合の検索処理
について示す図である。
【0130】1.インスタンス検索テーブル1(by Surfac
e)を使用しない場合コネクトテーブル4801のSurfaceRul
eテーブルIDからSurfaceRuleテーブル4802を参照しSurf
aceRuleテーブルのSurfaceフィールドデータを入力文字
列と順次照合する。この場合、コネクトテーブルIDの順
に、SurfaceRuleデータからSurfaceRuleテーブルのSurf
aceフィールドデータを参照する為、処理に時間がかか
り効率の良い検索が行えない。
【0131】2.インスタンス検索テーブル1(by Surfac
e)を使用する場合インスタンス検索テーブル1(by Surfa
ce)4803のSurfaceフィールドデータから入力文字列の検
索を行う。
【0132】この場合、AtoZで検索し、文字列の一文字
目から順番にフィルタリングしながら文字列の検索を行
う。
【0133】例えば、一文字目の'p'を取得した時点
で、Surfaceフィールドのpで始まる文字列の先頭にジャ
ンプし、そこからqで始まる文字列までの間に検索範囲
を特定し、二文字目以降同様に処理を進める。
【0134】このように、検索範囲を限定していく事に
より、検索処理速度が向上する。また、インスタンス検
索テーブルのテーブル構造上、データ量が少なくて済む
為、処理の実行速度が早くなる。
【0135】図49は、図7に示した検索処理における
ステップS702で利用される検索テーブルのうち、入力が
概念情報の場合に利用されるインスタンス検索テーブル
2(by Concept)について示す図である。
【0136】入力情報が概念である場合には、Concept
フィールドを検索キーとしてインスタンス検索テーブル
2(by Concept)4901が起動され、検索結果よりコネクト
テーブル4902を参照して出力文字列生成に必要な情報49
03を返す。
【0137】図50は、図49に示したインスタンス検
索テーブル2(by Concept)のテーブル構造について示す
図である。
【0138】インスタンス検索テーブル2(by Concept)
5001は、ConnectIDフィールドからコネクトテーブル500
2を参照し、コネクトテーブル5002のConceptフィールド
データをインスタンス検索テーブル2のConceptフィー
ルドデータとして取得する。
【0139】インスタンス検索テーブル2(by Concept)
5001は、コネクトテーブル5002を参照し、フィールドデ
ータに、コネクトテーブルIDへのポインタを持つConnec
tIDデータと、Conceptデータとを持つ。
【0140】図51は、インスタンス検索テーブル2(by
Concept)を使用しない場合と使用する場合の検索処理
について示す図である。
【0141】1.インスタンス検索テーブル2(by Concep
t)を使用しない場合コネクトテーブル5101のConceptRul
eテーブルIDからConceptRuleテーブル5102を参照し、Co
nceptRuleテーブル5102のConceptRuleフィールドデータ
を入力概念と順次照合する。
【0142】この場合、コネクトテーブルIDの順に、Co
nceptRuleデータからConceptRuleテーブルのConceptフ
ィールドデータを参照する為、処理に時間がかかり効率
の良い検索が行えない。
【0143】2.インスタンス検索テーブル2(by Concep
t)を使用する場合インスタンス検索テーブル2(by Conce
pt) 5103のConceptフィールドデータから入力概念の検
索を行う。
【0144】この場合、AtoZで検索し、文字列の一文字
目から順番にフィルタリングしながら文字列の検索を行
う。
【0145】このように、検索範囲を限定していく事に
より、検索処理速度が向上する。また、検索テーブルの
テーブル構造上、データ量が少なくて済む為、処理の実
行速度が早くなる。
【0146】図52は、コネクトテーブルを説明するた
めの図である。
【0147】コネクトテーブル5203は、表層情報と概念
情報を結び付けるためのテーブルであり、テーブルの各
要素が、現実に存在するインスタンスに対応した情報と
なる。つまり、インスタンスは表層情報と概念情報から
構成される。
【0148】図53は、SurfaceRuleテーブル、及びBod
yStringテーブル、TailStringテーブルを説明するため
の図である。
【0149】また、他の実施形態として、テキスト情報
を中心とした言語情報に限らず、音声や画像、ジェスチ
ャーなどのあらゆる表現方法による入出力も、データタ
イプごとにテーブルを追加し、概念インスタンスを作成
し利用する事により、処理する事が可能である。
【0150】上述した実施形態によれば、データベース
辞書に、概念依存による自然言語処理機能を持たせ、入
力文字列から概念インスタンスを作成することにより、
あるいは概念インスタンスから出力文字列を作成するこ
とにより、より人間の意図に近く意味を理解し的確に伝
えることが可能となる。
【0151】また、概念情報を持つデータベースに対し
て、入力情報に対応した検索テーブルを生成することに
より、検索に要するデータ範囲を特定し、概念データベ
ースへの効率的な検索処理を実現できるようになった。
その際、検索テーブルのテーブル構造を特定のデータに
限定してデータ容量を小さくしたことにより、さらに検
索処理速度が向上した。また、概念インスタンスの作成
と出力文字列の作成とで共通の知識ベースを利用できる
ようになった。
【0152】尚、本発明は、単一の機器からなる装置に
適用しても、複数の機器から構成されるシステムに適用
してもよい。また、上述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、装置あるいはシステムに供給し、装置あるいはシス
テム内のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラ
ムコードを読み出して実行することによって達成しても
よい。
【0153】更に、装置あるいはシステム内のコンピュ
ータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
して実行することによって、上述した実施形態の機能を
直接実現するばかりでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOSなど
の処理により、上述の機能を実現される場合も含まれ
る。
【0154】これらの場合、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の言語に限定されることなく入力情報を理解し、出
力情報を生成することが可能である。
【0156】また、言語表現にドメインを限定せず、あ
らゆるドメインにおける表現形式により入出力処理を行
う事が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の情報処理装置のハードウェア構成を
示すブロック図である。
【図2】情報処理装置が利用するデータベースと各種デ
ータの関係を示す図である。
【図3】処理全体の流れを示すメインウィンドウ処理フ
ローチャートである。
【図4】データベースアクセスの為の初期化処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】操作画面表示処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】実施形態に係る情報処理装置の操作画面につい
て示す図である。
【図7】検索処理手順を示すフローチャートである。
【図8】編集処理手順を示すフローチャートである。
【図9】追加処理手順を示すフローチャートである。
【図10】削除処理手順を示すフローチャートである。
【図11】更新処理手順を示すフローチャートである。
【図12】データベースの概念と知識ベースの関係を示
す図である。
【図13】知識ベースの構成例を示す図である。
【図14】概念的解釈による翻訳の効果について、例を
あげ説明する図である。
【図15】さまざまなメディアにより表現形態の違う情
報を、1つの概念で取り扱うことができることを表す図
である。
【図16】データベースのテーブル構造を示す図であ
る。
【図17】コネクトテーブルのテーブル構造を示す図で
ある。
【図18】SurfaceRuleテーブルのテーブル構造を示す
図である。
【図19】BodyStringテーブルのテーブル構造を示す図
である。
【図20】TailStringテーブルのテーブル構造を示す図
である。
【図21】Grammarテーブルのテーブル構造を示す図で
ある。
【図22】Tenseテーブルのテーブル構造を示す図であ
る。
【図23】TenseType1テーブルのテーブル構造を示す図
である。
【図24】TenseType2テーブルのテーブル構造を示す図
である。
【図25】TenseType3テーブルのテーブル構造を示す図
である。
【図26】TenseType4テーブルのテーブル構造を示す図
である。
【図27】ConceptRuleテーブルのテーブル構造を示す
図である。
【図28】Conceptテーブルのテーブル構造を示す図で
ある。
【図29】Ruleテーブルのテーブル構造を示す図であ
る。
【図30】Slotテーブルのテーブル構造を示す図であ
る。
【図31】Functionテーブルのテーブル構造を示す図で
ある。
【図32】概念インスタンス作成処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図33】概念インスタンス作成処理の流れを示す図で
ある。
【図34】検索処理における検索結果取得処理手順を示
すフローチャートである。
【図35】検索処理における概念インスタンス作成の為
に必要な情報を取得する処理手順を示すフローチャート
である。
【図36】概念インスタンス作成処理における、Concep
tデータ取得処理手順を示すフローチャートである。
【図37】概念インスタンス作成処理における、Gramma
rデータ取得処理手順を示すフローチャートである。
【図38】概念インスタンス作成処理における、Tense
データ取得処理を示すフローチャートである。
【図39】概念インスタンス作成処理における、Ruleデ
ータ取得処理を示すフローチャートである。
【図40】検索処理における概念インスタンス作成処理
を示すフローチャートである。
【図41】検索処理における概念インスタンス表示処理
を示すフローチャートである。
【図42】出力文字列生成処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図43】出力文字列生成処理の流れを示す図である。
【図44】検索処理における出力文字列生成処理につい
て示すフローチャートである。
【図45】検索処理における出力文字列表示処理につい
て示すフローチャートである。
【図46】検索処理で使用される検索テーブル1(by Su
rface)について示すフローチャートである。
【図47】検索処理で使用される検索テーブル1(by Su
rface)のテーブル構造について示すフローチャートであ
る。
【図48】検索処理において、検索テーブル1(by Surf
ace)を使用しない場合と使用する場合との検索処理の違
いについて説明する図である。
【図49】検索処理で使用される検索テーブル2(by Con
cept)について示すフローチャートである。
【図50】検索処理で使用される検索テーブル2(by Con
cept)のテーブル構造について示すフローチャートであ
る。
【図51】検索処理において、検索テーブル2(by Conce
pt)を使用しない場合と使用する場合の検索処理の違い
について説明する図である。
【図52】検索処理で使用されるコネクトテーブルを説
明するための図である。
【図53】検索処理で使用されるSurfaceRuleテーブ
ル、BodyStringテーブル、TailStringテーブルを説明す
るための図である。
【符号の説明】
101 入力部 102 CPU 103 出力部 104 プログラムメモリ 105 データメモリ 106 データ転送用バス 200、1201 データベース 201 フィールド変数 202 DBアクセス内部変数 203 UI内部変数 204 概念インスタンス生成内部変数 205 表示処理 206 検索処理 207 指示 208 生成処理 601 操作画面(UI) 602 検索処理実行ボタン 603 編集実行ボタン 604 追加処理実行ボタン 605 削除処理実行ボタン 606 キャンセルボタン 607 Surfaceフィールドデータ入出力ウィン
ドウ 608 Conceptフィールドデータ入出力ウィン
ドウ 609 Grammarフィールドデータ入出力ウィン
ドウ 610 Tenseフィールドデータ入出力ウィンドウ 611 Ruleフィールドデータ入出力ウィンドウ 1202 概念データ 1203 概念情報 1204、1303、2802 知識ベース 1301 入力情報 1302 Conceptデータ 1304 Slot 1305 Function 1601 検索テーブル 1602、1701 コネクトテーブル 1603 データテーブル 1702、1801 SurfaceRuleテーブル 1703、2701 ConceptRuleテーブル 1802、1901 BodyStringテーブル 1803、1902、2001 TailString
テーブル 2002、2101 Grammarテーブル 2003、2201 Tenseテーブル 2202、2301 TenseType1テーブル 2203、2401 TenseType2テーブル 2204、2501 TenseType3テーブル 2205、2601 TenseType4テーブル 2702、2901 Ruleテーブル 2703、2801 Conceptテーブル 2902、3001 Slotテーブル 2903、3101 Functionテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェヤチャンドラン スレッシュ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NK54 PP02 PP03 PP04 PP07 PP30 PQ02

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力する入力手段と、 前記入力手段より入力されるべき情報と概念インスタン
    スに係る情報を作成するのに必要な情報とを対応づけて
    記憶している概念データベースと、 前記入力手段より入力された情報に基づいて前記概念デ
    ータベースを検索する検索手段とを有することを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記概念インスタンスに係る情報は概念
    インスタンスそのものであることを特徴とする請求項1
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検索手段による検索結果に基づいて
    概念インスタンスを作成する概念インスタンス作成手段
    を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記入力されるべき情報は文字列である
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検索手段は、入力された文字列と一
    致する情報を検索する事を特徴とする請求項4記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記概念インスタンスに係る情報は概念
    インスタンスに対する出力文字列であることを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記検索手段による検索結果に基づいて
    概念インスタンスに対する出力文字列を作成する出力文
    字列作成手段と、 前記作成手段により作成された出力文字列を出力する出
    力手段とを有することを特徴とする請求項6記載の情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記入力されるべき情報は概念であるこ
    とを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記検索手段は、入力された概念と一致
    する情報を検索する事を特徴とする請求項8記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記概念データベースは、 概念インスタンスに対応する概念インスタンステーブル
    と、 前記入力されるべき情報を検索キーとして前記概念イン
    スタンステーブルへのポインタを記憶した検索テーブル
    とを具えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記検索手段は、 前記検索テーブルより、前記入力されるべき情報に対応
    する概念インスタンステーブルへのポインタを取得し、 前記概念インスタンステーブルより、前記ポインタに基
    づいて概念インスタンスに係る情報を作成するのに必要
    な情報を検索することを特徴とする請求項10の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記概念インスタンステーブルは、表
    層的な振る舞いを記述した表層情報と、本質的な意味を
    記述した概念情報とを関連付けて記憶することを特徴と
    する請求項10記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記検索手段は、前記表層情報及び前
    記概念情報を満たす情報を検索し、 前記概念情報に基づいて概念インスタンスを作成する概
    念インスタンス作成手段を有することを特徴とする請求
    項12記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記検索手段は、前記概念情報を満た
    す情報を検索し、 前記表層情報及び前記概念情報に基づいて概念インスタ
    ンスに対する出力文字列を作成する出力文字列作成手段
    と、 前記作成手段により作成された出力文字列を前記表層情
    報に基づいて出力する出力手段とを有することを特徴と
    する請求項12記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記表層情報は、表記をあらわす表記
    情報と、文法属性をあらわす文法情報と、時制をあらわ
    す時制情報との少なくとも1つを含むことを特徴とする
    請求項12記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記表層情報は、前記表記情報、前記
    文法情報、及び前記時制情報の全てを含むことを特徴と
    する請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記入力されるべき情報は文字列であ
    り、前記検索手段は、入力された文字列と前記表記情報
    が一致し、前記品詞情報及び前記時制情報を満たす情報
    を検索することを特徴とする請求項16記載の情報処理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記表記情報は、品詞や時制等によっ
    ても変化しない不変化表層情報と、品詞や時制等によっ
    て変化する変化表層情報とを含むことを特徴とする請求
    項15記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記入力されるべき情報は文字列であ
    り、前記検索手段は、入力された文字列と、前記不変化
    表層情報に前記変化表層情報を組み合わせた情報とが一
    致する情報を検索することを特徴とする請求項18記載
    の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記不変化表層情報は、表記をあらわ
    す文字列情報と、長さをあらわす文字列長情報と、関連
    する変化表層情報をあらわす関連変化表層情報との少な
    くとも1つを含むことを特徴とする請求項18記載の情
    報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記変化表層情報は、変化規則を表す
    変化規則情報と、表記をあらわす文字列情報と、文法属
    性をあらわす文法情報と、時制をあらわす時制情報との
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項18記載
    の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記文法情報は、品詞の違いをあらわ
    す品詞種別情報と、文法規則をあらわす文法規則情報と
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15記
    載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記時制情報は、現在・過去・未来情
    報を示す時間情報と、進行・完了情報を示す継続情報
    と、開始・終了情報を示す時点情報と、受動か能動かを
    示す態情報との少なくとも1つを具えることを特徴とす
    る請求項15記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記概念情報は、概念の種類をあらわ
    す概念種別情報と、概念の規則をあらわす概念規則情報
    との少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12
    記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記概念規則情報は、概念が持つスロ
    ットをあらわすスロット情報と、実行されるべき処理を
    あらわす処理情報との少なくとも1つを含むことを特徴
    とする請求項24記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記処理情報は、概念の初期化処理を
    指定することを特徴とする請求項25記載の情報処理装
    置。
  27. 【請求項27】 前記概念データベースを編集するため
    の概念データベース編集手段を具えることを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記概念データベース編集手段は、概
    念インスタンスの情報を表示する概念インスタンス表示
    手段を具えることを特徴とする請求項27記載の情報処
    理装置。
  29. 【請求項29】 前記概念インスタンス表示手段は、表
    記、概念、品詞、時制、または規則の少なくとも1つを
    表示することを特徴とする請求項28記載の情報処理装
    置。
  30. 【請求項30】 前記概念データベース編集手段は、概
    念インスタンスの情報を検索する概念インスタンス検索
    手段を具えることを特徴とする請求項27記載の情報処
    理装置。
  31. 【請求項31】 前記概念データベース編集手段は、概
    念インスタンスの情報を更新する概念インスタンス更新
    手段を具えることを特徴とする請求項27記載の情報処
    理装置。
  32. 【請求項32】 前記概念データベース編集手段は、概
    念インスタンスの情報を削除する概念インスタンス削除
    手段を具えることを特徴とする請求項27記載の情報処
    理装置。
  33. 【請求項33】 前記概念データベース編集手段は、概
    念インスタンスの情報を追加する概念インスタンス追加
    手段を具えることを特徴とする請求項27記載の情報処
    理装置。
  34. 【請求項34】 前記概念データベース編集手段は、操
    作をキャンセルするキャンセル手段を具えることを特徴
    とする請求項27記載の情報処理装置。
  35. 【請求項35】 前記概念データベースを参照して処理
    対象テーブルを生成する生成手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置。
  36. 【請求項36】 前記概念データベースが、入力情報に
    対応する検索テーブルと、概念インスタンス作成に必要
    な情報を参照するテーブルと、出力文字列作成に必要な
    情報を参照するテーブルとを有することを特徴とする請
    求項35の情報処理装置。
  37. 【請求項37】 情報を入力する入力工程と、 前記入力工程より入力された情報に基づいて、入力され
    るべき情報と概念インスタンスに係る情報を作成するの
    に必要な情報とを対応づけて記憶している概念データベ
    ースを検索する検索工程とを有することを特徴とする情
    報処理方法。
  38. 【請求項38】 前記概念インスタンスに係る情報は概
    念インスタンスそのものであることを特徴とする請求項
    37記載の情報処理方法。
  39. 【請求項39】 前記検索工程による検索結果に基づい
    て概念インスタンスを作成する概念インスタンス作成工
    程を有することを特徴とする請求項38記載の情報処理
    方法。
  40. 【請求項40】 前記入力されるべき情報は文字列であ
    ることを特徴とする請求項38記載の情報処理方法。
  41. 【請求項41】 前記検索工程では、入力された文字列
    と一致する情報を検索する事を特徴とする請求項40記
    載の情報処理方法。
  42. 【請求項42】 前記概念インスタンスに係る情報は概
    念インスタンスに対する出力文字列であることを特徴と
    する請求項37記載の情報処理方法。
  43. 【請求項43】 前記検索工程による検索結果に基づい
    て概念インスタンスに対する出力文字列を作成する出力
    文字列作成工程と、 前記作成工程により作成された出力文字列を出力する出
    力工程とを有することを特徴とする請求項42記載の情
    報処理方法。
  44. 【請求項44】 前記入力されるべき情報は概念である
    ことを特徴とする請求項42記載の情報処理方法。
  45. 【請求項45】 前記検索工程では、入力された概念と
    一致する情報を検索する事を特徴とする請求項44記載
    の情報処理方法。
  46. 【請求項46】 前記概念データベースは、 概念インスタンスに対応する概念インスタンステーブル
    と、 前記入力されるべき情報を検索キーとして前記概念イン
    スタンステーブルへのポインタを記憶した検索テーブル
    とを具えることを特徴とする請求項37に記載の情報処
    理方法。
  47. 【請求項47】 前記検索工程では、 前記検索テーブルより、前記入力されるべき情報に対応
    する概念インスタンステーブルへのポインタを取得し、 前記概念インスタンステーブルより、前記ポインタに基
    づいて概念インスタンスに係る情報を作成するのに必要
    な情報を検索することを特徴とする請求項46の情報処
    理方法。
  48. 【請求項48】 前記概念インスタンステーブルは、表
    層的な振る舞いを記述した表層情報と、本質的な意味を
    記述した概念情報とを関連付けて記憶することを特徴と
    する請求項46記載の情報処理方法。
  49. 【請求項49】 前記検索工程では、前記表層情報及び
    前記概念情報を満たす情報を検索し、 前記概念情報に基づいて概念インスタンスを作成する概
    念インスタンス作成工程を有することを特徴とする請求
    項48記載の情報処理方法。
  50. 【請求項50】 前記検索工程では、前記概念情報を満
    たす情報を検索し、 前記表層情報及び前記概念情報に基づいて概念インスタ
    ンスに対する出力文字列を作成する出力文字列作成工程
    と、 前記作成工程により作成された出力文字列を前記表層情
    報に基づいて出力する出力工程とを有することを特徴と
    する請求項48記載の情報処理方法。
  51. 【請求項51】 前記表層情報は、表記をあらわす表記
    情報と、文法属性をあらわす文法情報と、時制をあらわ
    す時制情報との少なくとも1つを含むことを特徴とする
    請求項48記載の情報処理方法。
  52. 【請求項52】 前記表層情報は、前記表記情報、前記
    文法情報、及び前記時制情報の全てを含むことを特徴と
    する請求項51記載の情報処理方法。
  53. 【請求項53】 前記入力されるべき情報は文字列であ
    り、前記検索工程では、入力された文字列と前記表記情
    報が一致し、前記品詞情報及び前記時制情報を満たす情
    報を検索することを特徴とする請求項52記載の情報処
    理方法。
  54. 【請求項54】 前記表記情報は、品詞や時制等によっ
    ても変化しない不変化表層情報と、品詞や時制等によっ
    て変化する変化表層情報とを含むことを特徴とする請求
    項51記載の情報処理方法。
  55. 【請求項55】 前記入力されるべき情報は文字列であ
    り、前記検索工程では、入力された文字列と、前記不変
    化表層情報に前記変化表層情報を組み合わせた情報とが
    一致する情報を検索することを特徴とする請求項54記
    載の情報処理方法。
  56. 【請求項56】 前記不変化表層情報は、表記をあらわ
    す文字列情報と、長さをあらわす文字列長情報と、関連
    する変化表層情報をあらわす関連変化表層情報との少な
    くとも1つを含むことを特徴とする請求項54記載の情
    報処理方法。
  57. 【請求項57】 前記変化表層情報は、変化規則を表す
    変化規則情報と、表記をあらわす文字列情報と、文法属
    性をあらわす文法情報と、時制をあらわす時制情報との
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項54記載
    の情報処理方法。
  58. 【請求項58】 前記文法情報は、品詞の違いをあらわ
    す品詞種別情報と、文法規則をあらわす文法規則情報と
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項51記
    載の情報処理方法。
  59. 【請求項59】 前記時制情報は、現在・過去・未来情
    報を示す時間情報と、進行・完了情報を示す継続情報
    と、開始・終了情報を示す時点情報と、受動か能動かを
    示す態情報との少なくとも1つを具えることを特徴とす
    る請求項51記載の情報処理方法。
  60. 【請求項60】 前記概念情報は、概念の種類をあらわ
    す概念種別情報と、概念の規則をあらわす概念規則情報
    との少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項48
    記載の情報処理方法。
  61. 【請求項61】 前記概念規則情報は、概念が持つスロ
    ットをあらわすスロット情報と、実行されるべき処理を
    あらわす処理情報との少なくとも1つを含むことを特徴
    とする請求項60記載の情報処理方法。
  62. 【請求項62】 前記処理情報は、概念の初期化処理を
    指定することを特徴とする請求項61記載の情報処理方
    法。
  63. 【請求項63】 前記概念データベースを編集するため
    の概念データベース編集工程を具えることを特徴とする
    請求項37記載の情報処理方法。
  64. 【請求項64】 前記概念データベース編集工程は、概
    念インスタンスの情報を表示する概念インスタンス表示
    工程を具えることを特徴とする請求項63記載の情報処
    理方法。
  65. 【請求項65】 前記概念インスタンス表示工程では、
    表記、概念、品詞、時制、または規則の少なくとも1つ
    を表示することを特徴とする請求項64記載の情報処理
    方法。
  66. 【請求項66】 前記概念データベース編集工程は、概
    念インスタンスの情報を検索する概念インスタンス検索
    工程を具えることを特徴とする請求項63記載の情報処
    理方法。
  67. 【請求項67】 前記概念データベース編集工程は、概
    念インスタンスの情報を更新する概念インスタンス更新
    工程を具えることを特徴とする請求項63記載の情報処
    理方法。
  68. 【請求項68】 前記概念データベース編集工程は、概
    念インスタンスの情報を削除する概念インスタンス削除
    工程を具えることを特徴とする請求項63記載の情報処
    理方法。
  69. 【請求項69】 前記概念データベース編集工程は、概
    念インスタンスの情報を追加する概念インスタンス追加
    工程を具えることを特徴とする請求項63記載の情報処
    理方法。
  70. 【請求項70】 前記概念データベース編集工程は、操
    作をキャンセルするキャンセル工程を具えることを特徴
    とする請求項63記載の情報処理方法。
  71. 【請求項71】 前記概念データベースを参照して処理
    対象テーブルを生成する生成工程を有することを特徴と
    する請求項37記載の情報処理方法。
  72. 【請求項72】 前記概念データベースが、入力情報に
    対応する検索テーブルと、概念インスタンス作成に必要
    な情報を参照するテーブルと、出力文字列作成に必要な
    情報を参照するテーブルとを有することを特徴とする請
    求項71の情報処理方法。
  73. 【請求項73】 情報を入力する入力工程と、 前記入力工程より入力された情報に基づいて、入力され
    るべき情報と概念インスタンスに係る情報を作成するの
    に必要な情報とを対応づけて記憶している概念データベ
    ースを検索する検索工程とをコンピュータに実行させる
    ための情報処理プログラムを記憶したことを特徴とする
    記憶媒体。
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