JP2002041341A - データ記録媒体、並びにそれを取り扱うデータ記録装置およびデータ再生装置 - Google Patents

データ記録媒体、並びにそれを取り扱うデータ記録装置およびデータ再生装置

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JP2002041341A
JP2002041341A JP2000224373A JP2000224373A JP2002041341A JP 2002041341 A JP2002041341 A JP 2002041341A JP 2000224373 A JP2000224373 A JP 2000224373A JP 2000224373 A JP2000224373 A JP 2000224373A JP 2002041341 A JP2002041341 A JP 2002041341A
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fat
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JP2000224373A
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Takashi Morishita
尚 森下
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録すべきファイルによってクラスタサイズを
選択可能とする。 【解決手段】データ記録媒体としてのハードディスク
が、8Kバイトサイズのクラスタからなるデータ領域1
54aと、256Kバイトサイズのクラスタからなるデ
ータ領域154bとを備えている。FAT領域およびデ
ィレクトリ領域も、データ領域154a,154bに夫
々対応する領域を持つようにされる。これにより、記録
すべきファイルによってクラスタサイズを選択すること
が可能となる。例えば、ビデオ信号SVやオーディオ信
号SAに係る記録用データのファイル(大容量ファイ
ル)をデータ領域154bに記録することで、クラスタ
サイズが小さいことによるデメリット、即ち記録や再生
の速度が遅くなり、リアルタイム性を損なうということ
を防止できることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ記録媒
体、並びにそれを取り扱うデータ記録装置およびデータ
再生装置に関する。詳しくは、データ領域を互いにサイ
ズが異なるクラスタからなる複数のデータ領域部で構成
することによって、記録すべきファイルによってクラス
タサイズを選択できるようにした記録媒体等に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク等のノンリニアア
クセス可能なデータ記録媒体を用いてビデオデータやオ
ーディオデータ等を記録再生するデータ記録再生装置が
普及しつつある。
【0003】図5は、ハードディスクの構成例を示して
いる。すなわち、ハードディスクは、ブート・セクタ2
01、FAT(File Allocation Table)領域202 ,
202′、ディレクトリ領域203およびデータ領域2
04を備えている。
【0004】ブート・セクタ201には、OS(Operati
ng System)をロードするためのブート(IPL:Initia
l Program Loader)が書き込まれている。また、このブ
ート・セクタには、ハードディスクを管理するための情
報(FAT領域、ディレクトリ領域、データ領域の開始
セクタと容量の情報)も書き込まれている。
【0005】また、FAT領域202,202′には、
それぞれFATが記録される。ここで、FAT領域20
2′に記録されるFAT2は、FAT領域202に記録
されるFAT1のコピーである。FAT2は、FAT1
が壊れたときのために用意されている。FATは、デー
タ領域が分割されてなる複数のクラスタにそれぞれ対応
した数のFATエントリからなっている。各FATエン
トリの内容としては、対応するクラスタにファイルが記
録される場合には、そのファイルがさらに記憶されてい
る次のクラスタ番号(次にたどるべきFATエントリの
番号をも示している)、またはそのファイルが記録され
ている最後のクラスタであることを示す値が書き込まれ
る。
【0006】さらに、各FATエントリの内容として
は、対応するクラスタが未だ使用されておらず使用可能
であることを示す値、対応するクラスタが欠陥クラスタ
(疵で読み書きできないセクタを含む)であることを示
す値等も書き込まれる。図6は、FATエントリの内容
として書き込まれる値と、その意味をまとめて示してい
る。
【0007】例えば、ファイルの記録時、OSは、以下
のような処理をする。FATをサーチすることで最初に
空いているクラスタを見つけ、そのクラスタの番号を、
先頭クラスタ番号として、後述するディレクトリ領域の
ディレクトリエントリに登録する。その後、当該クラス
タに対してデータを書き込み、さらなるデータの書き込
みが必要であるときは、対応するFATエントリに、F
ATをサーチして見つけた次にデータを書き込むべきク
ラスタの番号を書き込み、その後に当該クラスタに対し
て上述したと同様にデータを書き込む。一方、さらなる
データの書き込みが必要でないときは、対応するFAT
エントリに、ファイルが記録されている最後のクラスタ
であることを示す値(0xFFFF)を書き込む。
【0008】また、ディレクトリ領域203には、複数
のディレクトリエントリが記録される。図7は、1つの
ディレクトリエントリが32バイトの構成例を示してい
る。このディレクトリエントリは、ファイル名、先頭ク
ラスタ番号、クラスタ数、データ長等のパラメータから
なっている。
【0009】図8は、ディレクトリ領域203と、FA
T領域202(202′)と、データ領域204との関
係を示している。ディレクトリ領域203のディレクト
リエントリは、ファイル名が「EXAMPLE_FILE」のファイ
ルであって、そのファイルはデータ領域204にクラス
タ2から3クラスタを使用して書き込まれており、デー
タ長が20Kバイトであることを示している。なお、ク
ラスタサイズは8Kバイトである。
【0010】ディレクトリエントリの先頭クラスタ番号
が0x0002であることから、FAT領域202(20
2′)のFATエントリ番号が0x0002のFATエントリ
を参照することで、当該ファイルが、データ領域204
のクラスタ2の次にクラスタ3に書き込まれていること
を知ることができ、さらにFAT領域のFATエントリ
番号が0x0003のFATエントリを参照することで、当該
ファイルが、データ領域204のクラスタ3の次にクラ
スタ4に書き込まれていることを知ることができる。
【0011】上述した図5のハードディスクの構成例に
おいて、図9を参照して、FAT領域202(20
2′)に記載されたFATを使用し、ファイルを検索す
る場合の手順を説明する。 まず、ディレクトリ領域203のディレクトリエント
リの先頭クラスタ番号より、最初のFATエントリ番号
が0x0002であることが分かり、この番号のFATエント
リの内容から、次のFATエントリ番号が0x0003である
ことがわかる。 次に、FATエントリ番号が0x0003であるFATエン
トリの内容から、次のFATエントリ番号が0x0004であ
ることがわかる。 次に、FATエントリ番号が0x0004であるFATエン
トリの内容から、次のFATエントリ番号が0x0008であ
ることがわかる。この場合、FATエントリ番号が0x00
05,0x0006,0x0007の部分は、他のファイルによって使
われている。 次に、FATエントリ番号が0x0008のFATエントリ
の内容から、次のFATエントリ番号が0x0009であるこ
とがわかる。 次に、FATエントリ番号が0x0009であるFATエン
トリの内容が0xFFFFであることから、ここがファイルの
最終FATエントリであることがわかる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のハードディスク
においては、FATが指し示すクラスタ(セクタの塊)
のサイズは一定とされていて、ファイルを記録する際の
クラスタサイズを選択することができない。しかし、ク
ラスタサイズが大きい場合と小さい場合とではそれぞれ
以下に示すようなメリットおよびデメリットがある。
【0013】クラスタサイズが小さい場合 メリット:未使用セクタ数が少なくなることから、扱え
るファイル数が多くなる。 デメリット:HDD等の記憶装置へのアクセス単位とし
てのセクタ数が少なくなることから、アクセス回数が増
加し、アクセス時間が多くなり、記録や再生の速度が遅
くなる。
【0014】クラスタサイズが大きい場合 メリット:HDD等の記憶装置へのアクセス単位として
のセクタ数が多くなることから、アクセス回数が減少
し、アクセス時間が少なくなり、記録や再生の速度が速
くなる。 デメリット:未使用セクタ数が多くなることから、扱え
るファイル数が少なくなる。
【0015】画像ファイルや音声ファイル等の大容量フ
ァイルをリアルタイムで扱う場合、クラスタサイズが小
さいと、上述したように記録や再生の速度が遅くなり、
リアルタイム性を損なうおそれがある。一方、テキスト
ファイル等の小容量ファイルを扱う場合、クラスタサイ
ズが大きいと、未使用セクタ数が多くなり、扱えるファ
イル数の減少を招くこととなる。したがって、記録すべ
きファイルによってクラスタサイズが選択できることが
望まれる。そこで、この発明は、記録すべきファイルに
よってクラスタサイズを選択し得る記録媒体等を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
複数のクラスタからなるデータ領域と、所定ファイルが
記録されているデータ領域のクラスタをFATエントリ
のチェーンをたどって検索するためのFATが記録され
るFAT領域と、データ領域に記録されるファイルの情
報を持つディレクトリエントリが記録されるディレクト
リ領域とを備えるデータ記録媒体であって、データ領域
は、互いにサイズが異なるクラスタからなる複数のデー
タ領域部で構成され、FAT領域は、複数のデータ領域
部に記録されている所定ファイルのクラスタを検索する
ためのFATをそれぞれ記録する複数のFAT領域部で
構成され、ディレクトリ領域は、複数のデータ領域部に
記録されるファイルの情報を持つディレクトリエントリ
をそれぞれ記録する複数のディレクトリ領域部で構成さ
れるものである。
【0017】また、この発明は、上述のデータ記録媒体
を取り扱うデータ記録装置であって、記録すべき所定フ
ァイルを複数のデータ領域部のいずれに記録するか選択
する選択手段と、この選択手段で選択された所定データ
領域部に対応するFAT領域部に記録されているFAT
を参照して所定データ領域部の一または複数の空きクラ
スタに所定ファイルのデータを記録する手段と、所定デ
ータ領域部に対応するFAT領域部に記録されているF
ATの内容を所定データ領域部への所定ファイルの記録
に対応して変更すると共に、所定データ領域部に対応す
るディレクトリ領域部に所定データ領域部に記録される
所定ファイルの情報を持つディレクトリエントリを記録
する手段とを備えるものである。
【0018】また、この発明は、上述のデータ記録媒体
を取り扱うデータ再生装置であって、複数のディレクト
リ領域部のいずれかに記録された所定ディレクトリエン
トリに情報が記録されている所定ファイルを再生ファイ
ルとして指定する指定手段と、所定ディレクトリエント
リが記録されているディレクトリ領域部に対応するFA
T領域部に記録されているFATで所定ファイルに係る
FATエントリのチェーンをたどることで、所定ディレ
クトリエントリが記録されているディレクトリ領域部に
対応するデータ領域部より所定ファイルのデータを再生
する手段とを備えるものである。
【0019】この発明において、データ記録媒体のデー
タ領域は、互いにサイズが異なるクラスタからなる複数
のデータ領域部で構成される。このデータ記録媒体に所
定ファイルを記録する場合、この所定ファイルをデータ
記録媒体の複数のデータ領域部のいずれに記録するか選
択される。そして、選択された所定データ領域部に対応
するFAT領域部に記憶されているFATを参照して所
定データ領域部の一または複数の空きクラスタに所定フ
ァイルのデータが記録される。
【0020】また、データ記録媒体のFAT領域は、複
数のデータ領域部にそれぞれ対応する複数のFAT領域
部で構成される。同様に、データ記録媒体のディレクト
リ領域は、複数のデータ領域部にそれぞれ対応する複数
のディレクトリ領域部で構成される。上述したように所
定データ領域部に所定ファイルが記録される際に、その
所定データ領域部に対応するFAT領域部に記憶されて
いるFATの内容が変更されると共に、その所定データ
領域部に対応するディレクトリ領域部に所定ファイルの
情報を持つディレクトリエントリが新たに記録される。
【0021】また、このデータ記録媒体より所定ファイ
ルを再生する場合、まずその所定ファイルが再生ファイ
ルとして指定される。そして、その所定ファイルの情報
を持つ所定ディレクトリエントリが記録されているディ
レクトリ領域部に対応するFAT領域部に記録されてい
るFATで所定ファイルに係るFATエントリのチェー
ンをたどることで、所定ディレクトリエントリが記録さ
れているディレクトリ領域部に対応するデータ領域部よ
り所定ファイルのデータが再生される。
【0022】このように、データ記録媒体のデータ領域
が互いにサイズが異なるクラスタからなる複数のデータ
領域部で構成されており、所定ファイルを記録する際
に、いずれのデータ領域部に記録するか選択することに
よってクラスタサイズを選択できる。つまり、記録すべ
きファイルによってクラスタサイズを選択することが可
能となる。
【0023】これにより、例えば画像ファイルや音声フ
ァイル等の大容量ファイルを記録する場合には大きなク
ラスタサイズを選択することで、クラスタサイズが小さ
いことによるデメリット、すなわち記録や再生の速度が
遅くなり、リアルタイム性を損なうということを防止で
きる。また、例えばテキストファイル等の小容量ファイ
ルを記録する場合には小さなクラスタサイズを選択する
ことで、クラスタサイズが大きいことによるデメリッ
ト、すなわち未使用セクタ数が多くなり、扱えるファイ
ル数が少なくなるということを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのデータ記録再生装置100の構成を示してい
る。このデータ記録再生装置100は、装置全体の動作
を制御するためのコントローラとしてのマイクロコンピ
ュータ(以下、「マイコン」という)101を有してい
る。このマイコン101には、液晶表示素子等で構成さ
れ、機器の状態等を表示する表示部102と、ユーザ操
作のための複数の入力キー等が配された操作部103と
が接続されている。
【0025】また、装置100は、アナログビデオ信号
SVを入力するためのビデオ入力端子104と、このビ
デオ入力端子104に入力されたビデオ信号SVをディ
ジタル信号に変換してビデオデータVDを得るA/Dコ
ンバータ105と、アナログオーディオ信号SAを入力
するためのオーディオ入力端子106と、このオーディ
オ入力端子106に入力されたオーディオ信号SAをデ
ィジタル信号に変換してオーディオデータADを得るA
/Dコンバータ107とを有している。
【0026】また、装置100は、エンコーダ/デコー
ダ108を有している。このエンコーダ/デコーダ10
8は、A/Dコンバータ105,107より出力される
データVD,ADに対してエンコート゛処理をして記録用
データを得ると共に、後述するようにハードディスクよ
り再生された記録用データにデコード処理をしてデータ
VD,ADを得るためのものである。
【0027】例えば、A/Dコンバータ105より出力
されるビデオデータVDはエンコード処理によって、例
えばMPEG2(ディジタル記録)の記録用データとさ
れる。この場合、ユーザの操作部103の操作によっ
て、ユーザは互いに異なる圧縮率の記録モードを選択可
能とされている。圧縮率が高いほど画質の低下を招くこ
ととなるが、その代わり記録時間を延ばすことできる。
また、A/Dコンバータ107より出力されるオーディ
オデータADはエンコード処理によって、例えばMPE
G1 Layer2(ディジタル記録)の記録用データ
とされる。
【0028】また、装置100は、エンコーダ/デコー
ダ108のデコード処理によって得られたビデオデータ
VDをアナログ信号に変換してアナログビデオ信号SV
を得るD/Aコンバータ109と、このD/Aコンバー
タ109より得られるアナログビデオ信号SVを出力す
るビデオ出力端子110と、エンコーダ/デコーダ10
8のデコード処理によって得られたオーディオデータA
Dをアナログ信号に変換してアナログオーディオ信号S
Aを得るD/Aコンバータ111と、このD/Aコンバ
ータ111より得られるアナログオーディオ信号SAを
出力するオーディオ出力端子112とを有している。
【0029】また、装置100は、テキストファイルや
プログラムファイル等のデータDTを入力すると共に出
力するデータ入出力端子113を有している。このデー
タ入出力端子113はマイコン101に接続されてい
る。
【0030】また、装置100は、エンコーダ/デコー
ダ108のエンコード処理によって得られた記録用デー
タやデータ入出力端子113に入力されるデータDTを
ハードディスクに記録すると共に、そのハードディスク
より記録用データおよびデータDTを再生するハードデ
ィスクドライブ(HDD)114を有している。このド
ライブ114における記録再生の動作は、マイコン10
1により、HDコントローラ115を通じて制御され
る。
【0031】ここで、ハードディスクは、図2に示すよ
うに、構成されている。すなわち、ハードディスクは、
ブート・セクタ151、FAT(File Allocation Tabl
e)領域152a,152a′,152b,152b′、
ディレクトリ領域153a,153bおよびデータ領域
154a,154bを備えている。
【0032】ブート・セクタ151には、OS(Operati
ng System)をロードするためのブート(IPL:Initia
l Program Loader)が書き込まれている。また、このブ
ート・セクタには、ハードディスクを管理するための情
報(FAT領域、ディレクトリ領域、データ領域の開始
セクタと容量の情報)も書き込まれている。
【0033】データ領域154aは、8Kバイトサイズ
のクラスタからなっている。データ領域154bは、2
56Kバイトサイズのクラスタからなっている。後述す
るように、本実施の形態においては、データ領域154
aはデータ入出力端子113に入力されるデータDTを
記録するために使用され、データ領域154bはエンコ
ーダ/デコーダ108のエンコード処理によって得られ
た記録用データを記録するために使用される。
【0034】FAT領域152a,152a′は、デー
タ領域154aに対応して設けられている。このFAT
領域152a,152a′には、それぞれFATが記録
される。FAT領域152a′に記録されるFAT2
は、FAT領域152aに記録されるFAT1のコピー
である。FAT2は、FAT1が壊れたときのために用
意されている。FAT領域152a,152a′に記録
されるFATは、上述したデータ領域154aに記録さ
れている所定ファイルのクラスタを検索するために使用
される。このFATは、データ領域154aを構成する
複数のクラスタ(8Kバイトサイズ)にそれぞれ対応し
た数のFATエントリからなっている。
【0035】各FATエントリの内容としては、対応す
るクラスタにファイルが記録される場合には、そのファ
イルがさらに記憶されている次のクラスタ番号(次にた
どるべきFATエントリの番号をも示している)、また
はそのファイルが記録されている最後のクラスタである
ことを示す値が書き込まれる。さらに、各FATエント
リの内容としては、対応するクラスタが未だ使用されて
おらず使用可能であることを示す値、対応するクラスタ
が欠陥クラスタ(疵で読み書きできないセクタを含む)
であることを示す値等も書き込まれる(図6参照)。
【0036】例えば、ファイルの記録時、OSは、以下
のような処理をする。FATをサーチすることで最初に
空いているクラスタを見つけ、そのクラスタの番号を、
先頭クラスタ番号として、後述するディレクトリ領域の
ディレクトリエントリに登録する。その後、当該クラス
タに対してデータを書き込み、さらなるデータの書き込
みが必要であるときは、対応するFATエントリに、F
ATをサーチして見つけた次にデータを書き込むべきク
ラスタの番号を書き込み、その後に当該クラスタに対し
て上述したと同様にデータを書き込む。一方、さらなる
データの書き込みが必要でないときは、対応するFAT
エントリに、ファイルが記録されている最後のクラスタ
であることを示す値(0xFFFF)を書き込む。
【0037】FAT領域152b,152b′は、デー
タ領域154bに対応して設けられている。FAT領域
152b,152b′には、それぞれFATが記録され
る。FAT領域152b′に記録されるFAT4は、F
AT領域152bに記録されるFAT3のコピーであ
る。FAT4は、FAT3が壊れたときのために用意さ
れている。FAT領域152b,152b′に記録され
るFATは、上述したデータ領域154bに記録されて
いる所定ファイルのクラスタを検索するために使用され
る。このFATは、データ領域154bを構成する複数
のクラスタ(256Kバイトサイズ)にそれぞれ対応し
た数のFATエントリからなっている。なお、FATエ
ントリの内容、ファイルの記録時におけるOSのFAT
への書き込み処理は、上述のFAT領域152a,15
2a′に関連して説明したと同様であるので、その説明
は省略する。
【0038】ディレクトリ領域153aは、データ領域
154aに対応して設けられている。このディレクトリ
領域153aには、データ領域154aに記録されるフ
ァイルの情報を持つ一または複数のディレクトリエント
リが記録される。このディレクトリエントリの構成は、
上述の従来技術で説明したと同様である(図7参照)。
【0039】図3は、ディレクトリ領域153aと、F
AT領域152a(152a′)と、データ領域154
aとの関係を示している。ディレクトリ領域153aの
ディレクトリエントリは、ファイル名が「EXAMPLE_FILE
a」のファイルであって、そのファイルはデータ領域1
54aにクラスタ2から3クラスタを使用して書き込ま
れており、データ長が20Kバイトであることを示して
いる。
【0040】ディレクトリ領域153bは、データ領域
154bに対応して設けられている。このディレクトリ
領域153bには、データ領域154bに記録されるフ
ァイルの情報を持つ一または複数のディレクトリエント
リが記録される。このディレクトリエントリの構成は、
上述の従来技術で説明したと同様である(図7参照)。
【0041】図4は、ディレクトリ領域153bと、F
AT領域152b(152b′)と、データ領域154
bとの関係を示している。ディレクトリ領域153bの
ディレクトリエントリは、ファイル名が「EXAMPLE_FILE
b」のファイルであって、そのファイルはデータ領域1
54bにクラスタ2から3クラスタを使用して書き込ま
れており、データ長が768Kバイトであることを示し
ている。
【0042】図1に示すデータ記録再生装置100の動
作を説明する。ユーザの操作部103の操作によって、
入力端子104,106に入力される信号SV,SAを
記録する旨の指示がされた場合の動作を説明する。この
場合、記録されるファイル容量が一般的に大きくなるこ
とから、ハードディスクのデータ領域154a,154
bのうち、256Kバイトサイズのクラスタからなるデ
ータ領域154bがファイル記録領域として自動的に選
択される。
【0043】ビデオ入力端子104に入力されたアナロ
グビデオ信号SVはA/Dコンバータ105に供給され
てディジタル信号に変換され、このA/Dコンバータ1
05より得られるビデオデータVDはエンコーダ/デコ
ーダ108に供給される。また、オーディオ入力端子1
06に入力されたアナログオーディオ信号SAはA/D
コンバータ107に供給されてディジタル信号に変換さ
れ、このA/Dコンバータ107より得られるオーディ
オデータADはエンコーダ/デコーダ108に供給され
る。エンコーダ/デコーダ108では、それらデータV
D,ADに対してエンコート゛処理が行われて記録用デー
タが生成される。
【0044】そして、この記録用データが、HDコント
ローラ115を通じてハードディスクドライブ114に
転送され、ハードディスクに記録される。このようにハ
ードディスクに、記録用データのファイルが記録される
場合のマイコン101の動作をさらに詳細に説明する。
【0045】最初に空いているクラスタをFAT領域1
52b(152b′)に記録されているFATをサーチ
することで見つけ、そのクラスタ(第1のクラスタ)の
番号を、先頭クラスタ番号として、ディレクトリ領域1
53bのディレクトリエントリに登録する。
【0046】その後、当該第1のクラスタに対してデー
タを書き込み、さらなるデータの書き込みが必要でない
ときは、対応するFATエントリに、ファイルが記録さ
れている最後のクラスタであることを示す値(0xFFFF)
を書き込む。第1のクラスタに続けて、さらなるデータ
の書き込みが必要であるときは、対応するFATエント
リに、FATをサーチして見つけた次にデータを書き込
むべきクラスタ(第2のクラスタ)の番号(次にたどる
べきFATエントリの番号をも示している)を書き込
む。
【0047】その後、当該第2のクラスタに対してデー
タを書き込み、さらなるデータの書き込みが必要でない
ときは、対応するFATエントリに、ファイルが記録さ
れている最後のクラスタであることを示す値(0xFFFF)
を書き込む。第2のクラスタに続けて、さらなるデータ
の書き込みが必要であるときは、対応するFATエント
リに、FATをサーチして見つけた次にデータを書き込
むべきクラスタ(第3のクラスタ)の番号を書き込む。
その後、当該第3のクラスタに対してデータを書き込
み、以下上述したと同様の動作を繰り返すこととなる。
【0048】次に、ユーザの操作部103の操作によっ
て、入出力端子113に入力されるテキストファイル、
プログラムファイル等のデータDTを記録する旨の指示
がされた場合の動作を説明する。この場合、ハードディ
スクのデータ領域154a,154bのうち、8Kバイ
トサイズのクラスタからなるデータ領域154aがファ
イル記録領域として自動的に選択される。
【0049】データ入出力端子113に入力されるデー
タDTは、マイコン101およびHDコントローラ11
5を通じてハードディスクドライブ114に転送され、
ハードディスクに記録される。このようにハードディス
クに、データDTのファイルが記録される場合のマイコ
ン101の動作は、FAT領域152b(152
b′)、ディレクトリ領域153b、データ領域154
bの代わりに、FAT領域152a(152a′)、デ
ィレクトリ領域153a、データ領域154aが対象と
なることを除き、上述した記録用データを記録する場合
と同様である。
【0050】次に、再生時の動作を説明する。この再生
時には、ユーザの操作部103の操作によって、ディレ
クトリ領域153a,153bのいずれかに記録された
所定ディレクトリエントリに情報が記録されている所定
ファイルが再生ファイルとして指定される。
【0051】再生ファイルがディレクトリ領域153b
に記録された所定ディレクトリエントリに情報が記録さ
れているファイルである場合について説明する。この場
合、再生ファイルは上述した記録用データのファイルで
あって、データ領域154bに記録されている。
【0052】マイコン101の制御に基づいて、ハード
ディスクドライブ114では、ハードディスクのデータ
領域154bより再生ファイルのデータが再生される。
この場合、FAT領域152b(152b′)に記録さ
れているFATで当該再生ファイルに係るFATエント
リのチェーンをたどることによって、データ領域154
bの一または複数のクラスタ(256バイトサイズ)よ
り再生ファイルのデータが順次再生されることとなる
(図4参照)。
【0053】ハードディスクより再生される記録用デー
タは、エンコーダ/デコーダ108に転送される。エン
コーダ/デコーダ108では、記録用データに対してデ
コード処理が行われてビデオデータVDおよびオーディ
オデータADが生成される。そして、エンコーダ/デコ
ーダ108で生成されるビデオデータVDはD/Aコン
バータ109に供給されてアナログ信号に変換され、こ
のD/Aコンバータ109より得られるアナログビデオ
信号SVはビデオ出力端子110に出力される。また、
エンコーダ/デコーダ108で生成されるオーディオデ
ータADはD/Aコンバータ111に供給されてアナロ
グ信号に変換され、このD/Aコンバータ111より得
られるアナログオーディオ信号SAはオーディオ出力端
子112に出力される。
【0054】再生ファイルがディレクトリ領域153a
に記録された所定ディレクトリエントリに情報が記録さ
れているファイルである場合について説明する。この場
合、再生ファイルは上述したデータDTのファイルであ
って、データ領域154aに記録されている。
【0055】マイコン101の制御に基づいて、ハード
ディスクドライブ114では、ハードディスクのデータ
領域154aより再生ファイルのデータの再生(読み出
し)が行われる。この場合、FAT領域152a(15
2a′)に記録されているFATで当該再生ファイルに
係るFATエントリのチェーンをたどることによって、
データ領域154aの一または複数のクラスタ(8Kバ
イトサイズ)より再生ファイルのデータが順次再生され
ることとなる(図3参照)。ハードディスクより再生さ
れるデータDTは、データ入出力端子113に出力され
る。
【0056】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、データ記録媒体としてのハードディスクが、8K
バイトサイズのクラスタからなるデータ領域154a
と、256Kバイトサイズのクラスタからなるデータ領
域154bとを備えている。そして、ビデオ信号SVや
オーディオ信号SAに係る記録用データのファイル(大
容量ファイル)は、データ領域154bに記録される。
したがってこの場合には、クラスタサイズが小さいこと
によるデメリット、すなわち記録や再生の速度が遅くな
り、リアルタイム性を損なうということを防止できる。
また、テキストファイルやプログラムファイル等のデー
タDTは、データ領域154aに記録される。したがっ
てこの場合には、クラスタサイズが大きいことによるデ
メリット、すなわち未使用セクタ数が多くなり、扱える
ファイル数が少なくなるということを防止できる。
【0057】なお、上述実施の形態おいては、データ記
録媒体としてのハードディスクに8Kバイトサイズのク
ラスタからなるデータ領域154aと、256Kバイト
サイズのクラスタからなるデータ領域154bとを備え
るものを示したが、クラスタのサイズはこれに限定され
るものではなく、また互いにサイズが異なるクラスタか
らなるデータ領域部を3つ以上備えるようにしてもよ
い。
【0058】また、上述実施の形態において、ハードデ
ィスクの各領域は、図2に示すように、8Kクラスタ用
FAT領域152a,152a′、256Kクラスタ用
FAT領域152b,152b′、8Kクラスタ用ディ
レクトリ領域153a、256Kクラスタ用ディレクト
リ領域153b、8Kクラスタ用データ領域154aお
よび256Kクラスタ用データ領域154bの順に配列
されているが、これに限定されるものではない。例え
ば、ハードディスクの各領域が、8Kクラスタ用のFA
T領域152a,152a′、ディレクトリ領域153
a、データ領域154a、256Kクラスタ用のFAT
領域152b,152b′、ディレクトリ領域153b
およびデータ領域154bの順に配列されていてもよ
い。
【0059】また、上述実施の形態においては、エンコ
ーダ/デコーダ108より出力される記録用データを記
録するときはデータ領域154bが自動的に選択され、
データ入出力端子113に入力されるデータDTを記録
するときはデータ領域154aが自動的に選択されるも
のであったが、いずれのデータ領域に記録するかをユー
ザが操作部103を操作して任意に選択できるようにし
てもよい。
【0060】また、上述実施の形態においては、記録媒
体がハードディスクであるものを示したが、この発明
は、記録媒体がその他のFAT型のディスクである場合
にも、同様に適用できることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、データ記録媒体のデ
ータ領域が互いにサイズが異なるクラスタからなる複数
のデータ領域部で構成されており、所定ファイルを記録
する際に、いずれのデータ領域部に記録するか選択する
ことによってクラスタサイズを選択でき、記録すべきフ
ァイルによってクラスタサイズを選択できる。そのた
め、例えば画像ファイルや音声ファイル等の大容量ファ
イルを記録する場合には大きなクラスタサイズを選択で
き、クラスタサイズが小さいことによるデメリット、す
なわち記録や再生の速度が遅くなり、リアルタイム性を
損なうということを防止できる。また、例えばテキスト
ファイル等の小容量ファイルを記録する場合には小さな
クラスタサイズを選択でき、クラスタサイズが大きいこ
とによるデメリット、すなわち未使用セクタ数が多くな
り、扱えるファイル数が少なくなるということを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのデータ記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】ハードディスクの構成例を示す図である。
【図3】ディレクトリ領域、FAT領域、データ領域の
関係(8Kバイトクラスタ)を示す図である。
【図4】ディレクトリ領域、FAT領域、データ領域の
関係(256Kバイトクラスタ)を示す図である。
【図5】ハードディスクの構成例を示す図である。
【図6】FATエントリの内容として書き込まれる値と
意味を示す図である。
【図7】ディレクトリエントリの構成例を示す図であ
る。
【図8】ディレクトリ領域、FAT領域、データ領域の
関係を示す図である。
【図9】ファイルを検索する場合の手順を説明するため
の図である。
【符号の説明】
100 データ記録再生装置 101 マイクロコンピュータ 102 表示部 103 操作部 104 ビデオ入力端子 105,107 A/Dコンバータ 106 オーディオ入力端子 108 エンコーダ/デコーダ 109,111 D/Aコンバータ 110 ビデオ出力端子 112 オーディオ出力端子 113 データ入出力端子 114 ハードディスクドライブ 115 HDコントローラ 151 ブート・セクタ 152a,152a′、152b,152b′ FAT
領域 153a,153b ディレクトリ領域 154a,154b データ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 EA01 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 DE03 DE12 DE14 DE17 DE22 DE49 DE53 DE58 5D110 AA13 AA27 AA29 DA01 DA06 DA11 DA12 DB05 DB09 DC05 DC15 DE02 DE04 DE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数のクラスタからなるデー
    タ領域と、所定ファイルが記録されている上記データ領
    域のクラスタをFATエントリのチェーンをたどって検
    索するためのFATが記録されるFAT領域と、上記デ
    ータ領域に記録されるファイルの情報を持つディレクト
    リエントリが記録されるディレクトリ領域とを備えるデ
    ータ記録媒体であって、 上記データ領域は、互いにサイズが異なるクラスタから
    なる複数のデータ領域部で構成され、 上記FAT領域は、上記複数のデータ領域部に記録され
    ている上記所定ファイルのクラスタを検索するためのF
    ATをそれぞれ記録する複数のFAT領域部で構成さ
    れ、 上記ディレクトリ領域は、上記複数のデータ領域部に記
    録されるファイルの情報を持つディレクトリエントリを
    それぞれ記録する複数のディレクトリ領域部で構成され
    ることを特徴とするデータ記録媒体。
  2. 【請求項2】 少なくとも複数のクラスタからなるデー
    タ領域と、所定ファイルが記録されている上記データ領
    域のクラスタをFATエントリのチェーンをたどって検
    索するためのFATが記録されるFAT領域と、上記デ
    ータ領域に記録されるファイルの情報を持つディレクト
    リエントリが記録されるディレクトリ領域とを備え、上
    記データ領域は互いにサイズが異なるクラスタからなる
    複数のデータ領域部で構成され、上記FAT領域は上記
    複数のデータ領域部に記録されている上記所定ファイル
    のクラスタを検索するためのFATをそれぞれ記録する
    複数のFAT領域部で構成され、上記ディレクトリ領域
    は上記複数のデータ領域に記録されるファイルの情報を
    持つディレクトリエントリをそれぞれ記録する複数のデ
    ィレクトリ領域部で構成されるデータ記録媒体を取り扱
    うデータ記録装置であって、 記録すべき所定ファイルを上記複数のデータ領域部のい
    ずれに記録するか選択する選択手段と、 上記選択手段で選択された所定データ領域部に対応する
    上記FAT領域部に記録されているFATを参照して上
    記所定データ領域部の一または複数の空きクラスタに上
    記所定ファイルのデータを記録する手段と、 上記所定データ領域部に対応する上記FAT領域部に記
    録されているFATの内容を上記所定データ領域部への
    上記所定ファイルの記録に対応して変更すると共に、上
    記所定データ領域部に対応する上記ディレクトリ領域部
    に上記所定データ領域部に記録される上記所定ファイル
    の情報を持つディレクトリエントリを記録する手段とを
    備えることを特徴とするデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも複数のクラスタからなるデー
    タ領域と、所定ファイルが記録されている上記データ領
    域のクラスタをFATエントリのチェーンをたどって検
    索するためのFATが記録されるFAT領域と、上記デ
    ータ領域に記録されるファイルの情報を持つディレクト
    リエントリが記録されるディレクトリ領域とを備え、上
    記データ領域は互いにサイズが異なるクラスタからなる
    複数のデータ領域部で構成され、上記FAT領域は上記
    複数のデータ領域部に記録されている上記所定ファイル
    のクラスタを検索するためのFATをそれぞれ記録する
    複数のFAT領域部で構成され、上記ディレクトリ領域
    は上記複数のデータ領域に記録されるファイルの情報を
    持つディレクトリエントリをそれぞれ記録する複数のデ
    ィレクトリ領域部で構成されるデータ記録媒体を取り扱
    うデータ再生装置であって、 上記複数のディレクトリ領域部のいずれかに記録された
    所定ディレクトリエントリに情報が記録されている所定
    ファイルを再生ファイルとして指定する指定手段と、 上記所定ディレクトリエントリが記録されているディレ
    クトリ領域部に対応する上記FAT領域部に記録されて
    いるFATで上記所定ファイルに係るFATエントリの
    チェーンをたどることで、上記所定ディレクトリエント
    リが記録されているディレクトリ領域部に対応する上記
    データ領域部より上記所定ファイルのデータを再生する
    手段とを備えることを特徴とするデータ再生装置。
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