JPH10320260A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置

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JPH10320260A
JPH10320260A JP9131321A JP13132197A JPH10320260A JP H10320260 A JPH10320260 A JP H10320260A JP 9131321 A JP9131321 A JP 9131321A JP 13132197 A JP13132197 A JP 13132197A JP H10320260 A JPH10320260 A JP H10320260A
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JP
Japan
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file
packet
writing
block
run
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JP9131321A
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Inventor
Atsushi Motohashi
敦 本橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き換え可能な光ディスクにランダムにファ
イルを書き換えられるようにする。 【解決手段】 CPU10は、リード/ライト制御部1
4によって光ディスク15に対して可変長パケットライ
ト方式でファイルを書き込むとき、そのファイルを最小
記録単位のクラスタ毎に1パケットで書き込み、そのフ
ァイルの先頭クラスタの位置情報からなるファイル管理
情報を1パケットで書き込み、その先頭クラスタの位置
情報に基づいてそれぞれのファイルの残りのクラスタの
位置情報からなるファイル配置情報を1パケットで書き
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−RWディ
スク,DVD−RAMディスク等の書き換え可能な光デ
ィスクにトラックを形成してデータを読み書きするCD
−RWドライブ装置,DVD−RAMドライブ装置等の
光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−Rディスク等の追記可能な
光ディスクに対してISO9660(JIS X 06
06)で規定されたファイル構造に基づいてファイルを
書き込む光ディスク装置があった。このような光ディス
ク装置では、そのファイル構造に基づいて任意のファイ
ルを読み出すことができる。
【0003】さらに、近年では、CD−RWディスクに
トラックを形成してデータを読み書きするCD−RWド
ライブ装置や、DVD−RAMディスクにトラックを形
成してデータを読み書きするDVD−RAMドライブ装
置等の書き換え可能な光ディスクにデータを読み書きす
る光ディスク装置が提案された。このような光ディスク
装置によれば、光ディスクに記録したデータを書き換え
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た書き換え可能な光ディスクにデータを読み書きする光
ディスク装置では、書き換え可能な光ディスクに対して
上述したISO9660(JIS X 0606)で規
定されたファイル構造でファイルを記録すると、その規
定に基づくファイル構造は、光ディスクにファイルを追
記することを前提にして決められているので、ハードデ
ィスク装置のようにファイルを書き換えることができな
くなり、書き換え可能な光ディスクの特性を活かしてラ
ンダムにファイルを書き換えられないという問題があっ
た。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、書き換え可能な光ディスクにランダムにファイ
ルを書き換えられるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、書き換え可能な光ディスクに対して可変
長パケットライト方式でデータを書き込む書込手段を備
えたファイル管理装置において、上記書込手段に、ファ
イルを最小記録単位のクラスタ毎に1パケットで書き込
み、複数のファイルの各先頭クラスタの位置情報からな
るファイル管理情報を1パケットで書き込み、上記各先
頭クラスタの位置情報に基づいてそれぞれのファイルの
残りのクラスタの位置情報からなるファイル配置情報を
1パケットで書き込む手段を設けたものである。
【0007】また、書き換え可能な光ディスクに対して
可変長パケットライト方式でデータを書き込む書込手段
を備えたファイル管理装置において、上記書込手段に、
ファイルを最小記録単位のクラスタ毎に1パケットで書
き込み、複数のファイルの各先頭クラスタの位置情報を
それぞれ1パケットで書き込み、上記各先頭クラスタの
位置情報に基づいてそれぞれのファイルの残りのクラス
タの位置情報をそれぞれ1パケットで書き込む手段を設
けるとよい。
【0008】さらに、上記書込手段に、上記書き換え可
能な光ディスクに複数の連続するクラスタからなるファ
イルを記録するとき、その全クラスタをまとめて1パケ
ットで書き込む手段を設けるとよい。
【0009】また、上記書込手段に、上記書き換え可能
な光ディスク上に書き込まれたパケットのリンクブロッ
ク,ランインブロック,データブロック,ランアウトブ
ロックの長さを加算して新たなパケットの書き込み開始
位置を求める手段を設けるとよい。
【0010】さらに、上記書き換え可能な光ディスクか
ら指定されたファイルを読み出すとき、上記指定された
ファイルに対応するパケットのリンクブロック,ランイ
ンブロックと、そのパケットの前に記録されたパケット
のリンクブロック,ランインブロック,データブロッ
ク,ランアウトブロックの長さを加算して読み出し開始
位置を求める手段を設けるとよい。
【0011】また、上記パケットのリンクブロック,ラ
ンインブロック,ランアウトブロックをそれぞれ欠陥ク
ラスタとして登録して管理する手段を設けるとよい。
【0012】この発明の請求項1によるファイル管理装
置は、書き換え可能な光ディスクに対して可変長パケッ
トライト方式でファイルのデータを書き込むとき、ファ
イルを最小記録単位のクラスタ毎に1パケットで書き込
み、複数のファイルの各先頭クラスタの位置情報からな
るファイル管理情報を1パケットで書き込み、上記各先
頭クラスタの位置情報に基づいてそれぞれのファイルの
残りのクラスタの位置情報からなるファイル配置情報を
1パケットで書き込むので、書き換え可能な光ディスク
に対してランダムにファイルの書き換えを行なえる。
【0013】また、この発明の請求項2によるファイル
管理装置は、書き換え可能な光ディスクに対して可変長
パケットライト方式でファイルのデータを書き込むと
き、ファイルを最小記録単位のクラスタ毎に1パケット
で書き込み、複数のファイルの各先頭クラスタの位置情
報をそれぞれ1パケットで書き込み、上記各先頭クラス
タの位置情報に基づいてそれぞれのファイルの残りのク
ラスタの位置情報をそれぞれ1パケットで書き込むの
で、ファイルの書き換えの時にそのファイルのファイル
管理情報である先頭クラスタの位置情報と残りのクラス
タの位置情報のみを書き換えられるので、ファイル書き
換え時間を短縮することができる。また、ファイルの書
き換え時に書き換え不要な部分の書き換えを行なわずに
済み、記録領域の劣化を防止することができる。
【0014】さらに、この発明の請求項3によるファイ
ル管理装置は、書き換え可能な光ディスクに複数の連続
するクラスタからなるファイルを記録するとき、その全
クラスタをまとめて1パケットで書き込むので、ファイ
ルの書き込み時間を短縮することができる。また、1フ
ァイルの読み出し時間も速く行なえる。
【0015】また、この発明の請求項4によるファイル
管理装置は、上記書き換え可能な光ディスク上に書き込
まれたパケットのリンクブロック,ランインブロック,
データブロック,ランアウトブロックの長さを加算して
新たなパケットの書き込み開始位置を求めるので、パケ
ットの書き込みを素早く行なえる。
【0016】さらに、この発明の請求項5によるファイ
ル管理装置は、上記書き換え可能な光ディスクから指定
されたファイルを読み出すとき、上記指定されたファイ
ルに対応するパケットのリンクブロック,ランインブロ
ックと、そのパケットの前に記録されたパケットのリン
クブロック,ランインブロック,データブロック,ラン
アウトブロックの長さを加算して読み出し開始位置を求
めるので、ファイルのデータのみを読み出すことができ
る。
【0017】また、この発明の請求項6によるファイル
管理装置は、パケットのリンクブロック,ランインブロ
ック,ランアウトブロックをそれぞれ欠陥クラスタとし
て登録して管理するので、ファイルのデータの読み出し
開始位置を素早く求めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明のフ
ァイル管理装置の一実施形態であるCD−RWドライブ
装置の構成を示すブロック図である。このCD−RWド
ライブ装置1は、CPU,ROM,RAM等からなるマ
イクロコンピュータを内蔵し、通信ケーブル3を介して
上位装置2をデータ通信可能に接続している。
【0019】CD−RWドライブ装置1は、CPU10
が、ROM11に格納された制御ソフトウェアに基づい
て装置全体の制御を司り、光ディスク15に可変長パケ
ットライト方式でファイルとルートディレクトリ及びフ
ァイルアロケーションテーブル(file alloc
ation table:FAT)等のファイル管理情
報のデータを書き込み、パケット単位で上記データを読
み出す処理を行なう。
【0020】RAM12はCPU10が各種の処理を実
行するときに作業用メモリとして使用すると共に、各種
のパラメータを記憶する書き換え可能なメモリである。
インタフェース(I/F)制御部13は、上位装置2と
のインタフェースを司り、上位装置2との間で各種のコ
マンドとデータを送受信する制御を行なう。
【0021】リード/ライト制御部14は、CPU10
による制御に基づいて光ディスク15に対するデータの
読み書きを制御する。光ディスク15は、ファイル,ル
ートディレクトリ,FAT等のデータをパケット単位で
記録するCD−RWディスク等のデータを書き換え可能
な記録媒体である。
【0022】すなわち、上記CPU10,ROM11,
RAM12,リード/ライト制御部14が、書き換え可
能な光ディスクに対して可変長パケットライト方式でデ
ータを書き込む書込手段と、ファイルを最小記録単位の
クラスタ毎に1パケットで書き込み、複数のファイルの
各先頭クラスタの位置情報からなるファイル管理情報を
1パケットで書き込み、上記各先頭クラスタの位置情報
に基づいてそれぞれのファイルの残りのクラスタの位置
情報からなるファイル配置情報を1パケットで書き込む
手段の機能を果たす。
【0023】また、上記CPU10,ROM11,RA
M12,リード/ライト制御部14は、ファイルを最小
記録単位のクラスタ毎に1パケットで書き込み、複数の
ファイルの各先頭クラスタの位置情報をそれぞれ1パケ
ットで書き込み、上記各先頭クラスタの位置情報に基づ
いてそれぞれのファイルの残りのクラスタの位置情報を
それぞれ1パケットで書き込む手段の機能も果たす。
【0024】さらに、上記CPU10,ROM11,R
AM12,リード/ライト制御部14は、上記書き換え
可能な光ディスクに複数の連続するクラスタからなるフ
ァイルを記録するとき、その全クラスタをまとめて1パ
ケットで書き込む手段の機能を果たす。
【0025】また、上記CPU10,ROM11,RA
M12は、上記書き換え可能な光ディスク上に書き込ま
れたパケットのリンクブロック,ランインブロック,デ
ータブロック,ランアウトブロックの長さを加算して新
たなパケットの書き込み開始位置を求める手段の機能を
果たす。
【0026】さらに、上記CPU10,ROM11,R
AM12は、上記書き換え可能な光ディスクから指定さ
れたファイルを読み出すとき、前記指定されたファイル
に対応するパケットのリンクブロック,ランインブロッ
クと、そのパケットの前に記録されたパケットのリンク
ブロック,ランインブロック,データブロック,ランア
ウトブロックの長さを加算して読み出し開始位置を求め
る手段を設けたことを特徴とするファイル管理装置。
【0027】また、上記CPU10,ROM11,RA
M12,リード/ライト制御部14は、上記パケットの
リンクブロック,ランインブロック,ランアウトブロッ
クをそれぞれ欠陥クラスタとして登録して管理する手段
の機能を果たす。
【0028】一方、上位装置2は、CPU,ROM,及
びRAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、C
RT,LCD等の表示装置,キーボード,マウス等の入
力装置,ハードディスク装置等の記憶装置等を備えたパ
ーソナルコンピュータ等の端末装置であり、CD−RW
ドライブ装置1に対して光ディスク15に書き込むデー
タを送信したり、CD−RWドライブ装置1によって光
ディスク15から読み込まれたデータを受信したり、デ
ータに対する各種の処理を実行する。
【0029】このCD−RWドライブ装置1は、光ディ
スク15に対してファイルを記録するとき、そのルート
ディレクトリとFATも記録するが、ルートディレクト
リはファイルの先頭クラスタの位置情報であるファイル
管理情報であり、FATはルートディレクトリの先頭ク
ラスタの位置情報に基づいてそれぞれのファイルの残り
のクラスタの位置情報からなるファイル配置情報であ
る。
【0030】図3は、光ディスク15に書き込むファイ
ル,ルートディレクトリ,FATのパケットのフォーマ
ットを示す図である。図3の(a)に示すように、光デ
ィスク15の記録領域は、ファイルの先頭クラスタの位
置情報を示すファイル管理情報を記録するルートディレ
クトリ領域20と、残りのクラスタの位置情報を示すフ
ァイル配置情報を記録するFAT領域21と、ファイル
のクラスタを記録するユーザデータ領域22とに区分す
る。図3の(b)に示すように、ユーザデータ領域22
には、ファイルの各クラスタをそれぞれ1パケット23
で記録する。
【0031】図3の(c)に示すように、各パケット2
3には、一つ以上の再生可能なユーザデータブロック2
6と、ユーザデータブロックの前に設けた1つのブロッ
クからなるリンクブロック(Link Block)2
4と4つのブロックからなるランインブロック(Run
−In Block)25とを有する5つのリンク用ブ
ロックと、ユーザデータブロック26の後に設けた2つ
のブロックからなるランアウトブロック(Run−Ou
t Block)27を有する2つのリンク用ブロック
とを備えている。このリンク用ブロックは、他のパケッ
トと繋げるために必要なデータを記録するブロックであ
る。
【0032】次に、このCD−RWドライブ装置におけ
る光ディスク15へのファイル書き込み処理について説
明する。図1は、その処理を示すフローチャートであ
る。光ディスク15にファイルを書き込むとき、ステッ
プ(図中「S」で示す)1でルートディレクトリの書き
込みか否かを判断して、ルートディレクトリの書き込み
ならステップ4へ進んでルートディレクトリをパケット
で書き込む。
【0033】ステップ1の判断でルートディレクトリの
書き込みでなければ、ステップ2へ進んでFATの書き
込みか否かを判断して、FATの書き込みならステップ
5へ進んでFATをパケットで書き込む。ステップ2の
判断でFATの書き込みでなければ、ステップ3へ進ん
でファイルを最小記録単位のクラスタ毎にパケットで書
き込む。
【0034】さらに、図1に示した処理によって書き込
んだルートディレクトリ,FAT,ファイルのフォーマ
ットを説明する。ルートディレクトリ領域は1パケット
になり、複数のファイルの各先頭クラスタ番号(ユーザ
データ領域の位置を示す番号とFATの参照位置を示す
番号)を記録する。また、FAT領域も1パケットにな
り、ルートディレクトリ領域に記録された各ファイルの
残りのクラスタの位置情報(各先頭クラスタ番号の次の
参照位置を示す番号)を記録する。
【0035】このようにして、光ディスク15に記録し
たファイルをルートディレクトリとFATとに基づいて
パケット単位でランダムに読み書きすることができる。
【0036】次に、1ファイルのルートディレクトリと
FATをそれぞれ1パケットで書き込むようにすれば、
ファイルの書き換えの時に他のファイルのルートディレ
クトリとFATを書き換えずに済むので書き換え時間を
短縮することができる。
【0037】図4は、その処理を示すフローチャートで
ある。光ディスク15にファイルを書き込むとき、ステ
ップ(図中「S」で示す)11でルートディレクトリの
書き込みか否かを判断して、ルートディレクトリの書き
込みならステップ14へ進んでルートディレクトリ中の
複数のパケットの内のファイルの書き換えなどで内容を
更新したパケットのみを書き込む。
【0038】ステップ11の判断でルートディレクトリ
の書き込みでなければ、ステップ12へ進んでFATの
書き込みか否かを判断して、FATの書き込みならステ
ップ15へ進んでFAT中の複数のパケットの内のファ
イルの書き換えなどで内容を更新したパケットのみを書
き込む。ステップ12の判断でFATの書き込みでなけ
れば、ステップ13へ進んでファイルを最小記録単位の
クラスタ毎にパケットで書き込む。
【0039】さらに、図4に示した処理によって書き込
んだルートディレクトリ,FAT,ファイルのフォーマ
ットを説明する。ルートディレクトリ領域は、各ファイ
ルの先頭クラスタ番号(ユーザデータ領域の位置を示す
番号とFATの参照位置を示す番号)をそれぞれ記録し
た複数のパケットからなる。また、FAT領域は、ルー
トディレクトリ領域に記録された1ファイルの残りのク
ラスタの位置情報(各先頭クラスタ番号の次の参照位置
を示す番号)をそれぞれ記録した複数のパケットからな
る。
【0040】このようにして、ファイルの書き換え時に
は、その書き換えたファイルのルートディレクトリとF
ATのパケットのみを書き換えることができるので、書
き換え時間を短縮することができる。また、ファイルの
書き換え時に書き換え不要な部分の書き換えを行なわず
に済み、光ディスク15のルートディレクトリとFAT
の記録領域の劣化を防止することができる。
【0041】次に、ファイルを書き込むときに複数のク
ラスタが連続するときには、その全クラスタを1パケッ
トで書き込むようにすれば、パケット内に設けるリンク
用ブロックの数を少なくすることができ、書き込む速度
を短縮することができる。
【0042】図5はその処理を示すフローチャートであ
る。光ディスク15にファイルを書き込むとき、ステッ
プ(図中「S」で示す)21でファイルの複数のクラス
タが連続するか否かを判断して、連続するならステップ
24へ進んで連続する複数のクラスタを1つのパケット
にまとめて、ステップ23へ進んでそのパケットを書き
込む。ステップ21の判断で連続しないときと、ファイ
ルが1クラスタに収まるときは、ステップ22へ進んで
1クラスタに1パケットを割り当て、ステップ23へ進
んで各パケットを書き込む。
【0043】このようにして、ファイルを書き込むとき
に、そのファイルの複数のクラスタが連続するときに
は、その全クラスタを1パケットで書き込むので、複数
パケット分のリンク用ブロックを書き込む必要が無くな
り、ファイルの読み書きの時間を短縮することができ
る。また、記録領域を節約することができる。
【0044】次に、ファイルの読み書きの開始位置を求
める処理について説明する。図6はファイルの読み書き
の開始位置を求める処理を示すフローチャートである。
ファイルの読み書きを行なうとき、ステップ(図中
「S」で示す)31でルートディレクトリとFATから
読み書きするファイルのクラスタの配置情報を取得し、
ステップ32へ進んでユーザデータ領域の先頭位置と、
パケットのリンクブロック,ランインブロック,データ
ブロック,ランアウトブロックの長さとに基づいて読み
書き開始位置を求め、ステップ33へ進んで読み書き開
始位置から読み書きを行なう。
【0045】例えば、パケットNのファイルに書き込む
ときの書き込み開始位置は、ユーザデータ領域の先頭位
置のアドレスに、パケットNの前に記録された全パケッ
トのリンクブロック長とランインブロック長とユーザデ
ータブロック長とランアウトブロック長とを加算して求
める。
【0046】また、パケットNのファイルを読み出すと
きの読み出し開始位置は、ユーザデータ領域の先頭位置
のアドレスに、パケットNの前に記録された全パケット
のリンクブロック長とランインブロック長とユーザデー
タブロック長とランアウトブロック長と、パケットNの
リンクブロック長とランインブロック長とを加算して求
める。
【0047】このようにして、光ディスクに記録したフ
ァイルのパケットを読み出すとき、そのパケットのユー
ザデータブロックから読み出すことができ、ファイルの
データのみを素早く読み出すことができる。
【0048】次に、パケットのリンクブロック,ランイ
ンブロック,ランアウトブロックを欠陥クラスタとして
管理すれば、ファイルの読み出しを素早く行なえる。図
7はその処理を示すフローチャートである。FATを初
期化するとき、ステップ(図中「S」で示す)41でパ
ケットのリンクブロック,ランインブロック,ランアウ
トブロックをクラスタとし、ステップ42へ進んでFA
Tにランインブロック,ランアウトブロックのクラスタ
を欠陥クラスタとして登録する。
【0049】さらにこの処理を説明する。図8はその処
理の説明に供するFATとユーザデータ領域のフォーマ
ットを示す図である。図8の(a)に示すように、FA
T領域の1〜6のクラスタをユーザデータ領域の1〜6
のクラスタに割り当て、図8の(b)に示すように、ユ
ーザデータ領域の1〜6のクラスタに対してそれぞれ
「リンクブロックとランインブロック」「ユーザデータ
ブロック」「ランアウトブロック」「リンクブロックと
ランインブロック」「ユーザデータブロック」「ランア
ウトブロック」を記録する。すなわち、1〜3と4〜6
のクラスタがそれぞれ1パケットを構成する。
【0050】そして、図8の(c)に示すように、FA
T領域の1,3,4,6のクラスタには欠陥クラスタを
示す情報“×”を格納する。また、ルートディレクトリ
領域には、ファイルの先頭クラスタを示す“2”を記録
する。なお、“E”はクラスタの最期を示す情報であ
る。こうして、ファイルを読み出すとき、FATからデ
ータブロックの位置を直接得ることができる。
【0051】また、ファイルの書き込みの時、例えば、
ユーザデータ領域のクラスタ2のデータを書き込むとき
は、クラスタ1がリンクブロックとランインブロックで
あり、クラスタ3がランアウトブロックであることを判
別することができ、クラスタ1から書き込むことができ
る。このクラスタ1の位置はFATから直接得ることが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファイル管理装置によれば、書き換え可能な光ディス
クにランダムにファイルを書き換えられるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のCD−RWドライブ装置におけるファイ
ル書き込みの処理を示すフローチャートである。
【図2】この発明のファイル管理装置の一実施形態であ
るCD−RWドライブ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】光ディスク15に書き込むパケットのフォーマ
ットを示す図である。
【図4】図2のCD−RWドライブ装置における他のフ
ァイル書き込みの処理を示すフローチャートである。
【図5】図2のCD−RWドライブ装置におけるさらに
他のファイル書き込みの処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図2のCD−RWドライブ装置におけるファイ
ルの読み書きの開始位置を求める処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】図2のCD−RWドライブ装置におけるリンク
用ブロックを欠陥クラスタとして管理するときの処理を
示すフローチャートである。
【図8】図7に示した処理によってリンク用ブロックを
欠陥クラスタとして登録するときのフォーマットの説明
図である。
【符号の説明】
1:CD−RWドライブ装置 2:上位装置 3:通信ケーブル 10:CPU 11:ROM 12:RAM 13:インタフェース(I/F)制御部 14:リード/ライト制御部 15:光ディスク 20:ルートディレクトリ領域 21:FAT領域 22:ユーザデータ領域 23:パケット 24:リンクブロック 25:ランインブロック 26:ユーザデータブロック 27:ランアウトブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能な光ディスクに対して可変
    長パケットライト方式でデータを書き込む書込手段を備
    えたファイル管理装置において、 前記書込手段に、ファイルを最小記録単位のクラスタ毎
    に1パケットで書き込み、複数のファイルの各先頭クラ
    スタの位置情報からなるファイル管理情報を1パケット
    で書き込み、前記各先頭クラスタの位置情報に基づいて
    それぞれのファイルの残りのクラスタの位置情報からな
    るファイル配置情報を1パケットで書き込む手段を設け
    たことを特徴とするファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 書き換え可能な光ディスクに対して可変
    長パケットライト方式でデータを書き込む書込手段を備
    えたファイル管理装置において、 前記書込手段に、ファイルを最小記録単位のクラスタ毎
    に1パケットで書き込み、複数のファイルの各先頭クラ
    スタの位置情報をそれぞれ1パケットで書き込み、前記
    各先頭クラスタの位置情報に基づいてそれぞれのファイ
    ルの残りのクラスタの位置情報をそれぞれ1パケットで
    書き込む手段を設けたことを特徴とするファイル管理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のファイル管理装置
    において、 前記書込手段に、前記書き換え可能な光ディスクに複数
    の連続するクラスタからなるファイルを記録するとき、
    その全クラスタをまとめて1パケットで書き込む手段を
    設けたことを特徴とするファイル管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファイル管理装置において、 前記書込手段に、前記書き換え可能な光ディスク上に書
    き込まれたパケットのリンクブロック,ランインブロッ
    ク,データブロック,ランアウトブロックの長さを加算
    して新たなパケットの書き込み開始位置を求める手段を
    設けたことを特徴とするファイル管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファイル管理装置において、 前記書き換え可能な光ディスクから指定されたファイル
    を読み出すとき、前記指定されたファイルに対応するパ
    ケットのリンクブロック,ランインブロックと、そのパ
    ケットの前に記録されたパケットのリンクブロック,ラ
    ンインブロック,データブロック,ランアウトブロック
    の長さを加算して読み出し開始位置を求める手段を設け
    たことを特徴とするファイル管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファイル管理装置において、 前記パケットのリンクブロック,ランインブロック,ラ
    ンアウトブロックをそれぞれ欠陥クラスタとして登録し
    て管理する手段を設けたことを特徴とするファイル管理
    装置。
JP9131321A 1997-05-21 1997-05-21 ファイル管理装置 Pending JPH10320260A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497365B1 (ko) * 2002-09-17 2005-06-23 삼성전자주식회사 개선된 파일 시스템, 이에 적합한 기록 매체 및 파일액세스 방법
US7612809B2 (en) 1998-12-08 2009-11-03 Sony Corporation Camera apparatus and image processing method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7612809B2 (en) 1998-12-08 2009-11-03 Sony Corporation Camera apparatus and image processing method
KR100497365B1 (ko) * 2002-09-17 2005-06-23 삼성전자주식회사 개선된 파일 시스템, 이에 적합한 기록 매체 및 파일액세스 방법

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