JP2002040174A - タイマー付き音響装置 - Google Patents
タイマー付き音響装置Info
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- JP2002040174A JP2002040174A JP2000225626A JP2000225626A JP2002040174A JP 2002040174 A JP2002040174 A JP 2002040174A JP 2000225626 A JP2000225626 A JP 2000225626A JP 2000225626 A JP2000225626 A JP 2000225626A JP 2002040174 A JP2002040174 A JP 2002040174A
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- timer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源の供給が停止した場合でも、タイマー駆
動用の内部電源を必要とせずに復旧時の時間を把握し、
タイマー録音を行うこと。 【解決手段】 設定された時間に所定の動作を開始又は
終了するタイマー10と、電源の供給の有無を検出する
電源検出手段1と、電源検出手段1が電源の供給の停止
を検出した場合、所定の時間割合で蓄積した電荷の放電
を開始する放電手段11、12と、電源の供給が再開さ
れた場合、再開時の放電手段11、12における電荷の
残存量から電源の供給が停止してから再開するまでに要
した時間間隔を算定する算定手段1と、算定手段1によ
り算定された時間間隔を、電源の供給の停止が検出され
た時間に加算した時間からタイマー10を動作させる制
御手段1とを備える。
動用の内部電源を必要とせずに復旧時の時間を把握し、
タイマー録音を行うこと。 【解決手段】 設定された時間に所定の動作を開始又は
終了するタイマー10と、電源の供給の有無を検出する
電源検出手段1と、電源検出手段1が電源の供給の停止
を検出した場合、所定の時間割合で蓄積した電荷の放電
を開始する放電手段11、12と、電源の供給が再開さ
れた場合、再開時の放電手段11、12における電荷の
残存量から電源の供給が停止してから再開するまでに要
した時間間隔を算定する算定手段1と、算定手段1によ
り算定された時間間隔を、電源の供給の停止が検出され
た時間に加算した時間からタイマー10を動作させる制
御手段1とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源の供給が停止
した場合でも経過する時間を把握することができるタイ
マー付き音響装置に関する。
した場合でも経過する時間を把握することができるタイ
マー付き音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイマー付き録音装置では、停電
時などで電源の供給が止まったときでもタイマーを継続
的に動作させるための方法として、内部電源を備える方
法が知られている。しかし、この方法ではタイマー駆動
用の内部電源が必要であることから、製品コストが上昇
してしまう。製品コストの上昇を抑えるため、タイマー
駆動用の内部電源を用いない方法として、停電時ではタ
イマー録音の設定を解除する、又は停電が復旧した後、
停電直前の時間からタイマー録音を再進行させるという
方法が知られている。
時などで電源の供給が止まったときでもタイマーを継続
的に動作させるための方法として、内部電源を備える方
法が知られている。しかし、この方法ではタイマー駆動
用の内部電源が必要であることから、製品コストが上昇
してしまう。製品コストの上昇を抑えるため、タイマー
駆動用の内部電源を用いない方法として、停電時ではタ
イマー録音の設定を解除する、又は停電が復旧した後、
停電直前の時間からタイマー録音を再進行させるという
方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停電時
にタイマー録音の設定を解除する方法では、電源の供給
が数秒程度停止しただけで全ての設定が解除されてしま
うため、ユーザは、復旧後に最初から設定をし直さなけ
ればならない。また、電源の供給が停止したことに気づ
かなければ、所望の録音ができなくなることとなり、利
便性に欠けるという問題がある。また、停電が復旧した
後、停電直前の時間からタイマー録音を再進行させると
いう方法では、停電が長時間に及ぶ場合には、タイマー
が刻む時間と現実の時間とのずれが大きくなり、タイマ
ー録音をする意味がなくなってしまうという問題があ
る。
にタイマー録音の設定を解除する方法では、電源の供給
が数秒程度停止しただけで全ての設定が解除されてしま
うため、ユーザは、復旧後に最初から設定をし直さなけ
ればならない。また、電源の供給が停止したことに気づ
かなければ、所望の録音ができなくなることとなり、利
便性に欠けるという問題がある。また、停電が復旧した
後、停電直前の時間からタイマー録音を再進行させると
いう方法では、停電が長時間に及ぶ場合には、タイマー
が刻む時間と現実の時間とのずれが大きくなり、タイマ
ー録音をする意味がなくなってしまうという問題があ
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、電源の供給が停止した場合でも、タイマ
ー駆動用の内部電源を必要とせずに復旧時の時間を把握
し、タイマー録音を行うことができるタイマー付き音響
装置を提供することを目的とする。
たものであり、電源の供給が停止した場合でも、タイマ
ー駆動用の内部電源を必要とせずに復旧時の時間を把握
し、タイマー録音を行うことができるタイマー付き音響
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のタイマー
付き音響装置の発明は、設定された時間に所定の動作を
開始又は終了するタイマーと、電源の供給の有無を検出
する電源検出手段と、電源検出手段が電源の供給の停止
を検出した場合、所定の時間割合で蓄積した電荷の放電
を開始する放電手段と、電源の供給が再開された場合、
再開時の放電手段における電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
る算定手段と、算定手段により算定された時間間隔を、
電源の供給の停止が検出された時間に加算した時間から
タイマーを動作させる制御手段とを備える構成を採る。
付き音響装置の発明は、設定された時間に所定の動作を
開始又は終了するタイマーと、電源の供給の有無を検出
する電源検出手段と、電源検出手段が電源の供給の停止
を検出した場合、所定の時間割合で蓄積した電荷の放電
を開始する放電手段と、電源の供給が再開された場合、
再開時の放電手段における電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
る算定手段と、算定手段により算定された時間間隔を、
電源の供給の停止が検出された時間に加算した時間から
タイマーを動作させる制御手段とを備える構成を採る。
【0006】このように、電源の供給が停止した場合、
所定の時間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が
再開されたときに再開時の電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
るため、タイマー駆動用の内部電源を特に設けることな
く、電源の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔
を把握することができる。このため、コストの上昇を抑
えることができると共に、タイマーを適正に駆動させる
ことが可能となる。
所定の時間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が
再開されたときに再開時の電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
るため、タイマー駆動用の内部電源を特に設けることな
く、電源の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔
を把握することができる。このため、コストの上昇を抑
えることができると共に、タイマーを適正に駆動させる
ことが可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のタ
イマー付き音響装置において、放電手段は、所定の容量
を有するコンデンサと所定の抵抗値を有する抵抗とを含
む構成を採る。
イマー付き音響装置において、放電手段は、所定の容量
を有するコンデンサと所定の抵抗値を有する抵抗とを含
む構成を採る。
【0008】このように、所定の容量を有するコンデン
サと所定の抵抗値を有する抵抗とを用いるので、コスト
がかからずに時間の経過を算定することが可能となる。
サと所定の抵抗値を有する抵抗とを用いるので、コスト
がかからずに時間の経過を算定することが可能となる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のタイマー付き音響装置において、電源検出手
段は、電源の供給が停止してから再開した後で電源の供
給が停止した事実を示す信号を出力する構成を採る。
項2記載のタイマー付き音響装置において、電源検出手
段は、電源の供給が停止してから再開した後で電源の供
給が停止した事実を示す信号を出力する構成を採る。
【0010】この構成により、電源の供給が停止した事
実を示す信号が出力されるため、例えば、その信号に基
づいてディスプレイ表示又はランプ点灯などをすること
によってユーザに対して停電などで電源の供給が一時停
止したことを認識させることができる。
実を示す信号が出力されるため、例えば、その信号に基
づいてディスプレイ表示又はランプ点灯などをすること
によってユーザに対して停電などで電源の供給が一時停
止したことを認識させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明者は、従来のタイマー付き
音響装置では、部品点数の増加によってコストが増加す
るため、停電時にタイマーは動作していない点に着目
し、停電状態が大体どのくらい継続したのかを把握する
ことによってタイマー動作を継続すべきか、設定を解除
すべきかを判断できることを見出し、本発明をするに至
った。
音響装置では、部品点数の増加によってコストが増加す
るため、停電時にタイマーは動作していない点に着目
し、停電状態が大体どのくらい継続したのかを把握する
ことによってタイマー動作を継続すべきか、設定を解除
すべきかを判断できることを見出し、本発明をするに至
った。
【0012】すなわち、本発明は、設定された時間に所
定の動作を開始又は終了するタイマーと、電源の供給の
有無を検出する電源検出手段と、電源検出手段が電源の
供給の停止を検出した場合、所定の時間割合で蓄積した
電荷の放電を開始する放電手段と、電源の供給が再開さ
れた場合、再開時の放電手段における電荷の残存量から
電源の供給が停止してから再開するまでに要した時間間
隔を算定する算定手段と、算定手段により算定された時
間間隔を、電源の供給の停止が検出された時間に加算し
た時間からタイマーを動作させる制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
定の動作を開始又は終了するタイマーと、電源の供給の
有無を検出する電源検出手段と、電源検出手段が電源の
供給の停止を検出した場合、所定の時間割合で蓄積した
電荷の放電を開始する放電手段と、電源の供給が再開さ
れた場合、再開時の放電手段における電荷の残存量から
電源の供給が停止してから再開するまでに要した時間間
隔を算定する算定手段と、算定手段により算定された時
間間隔を、電源の供給の停止が検出された時間に加算し
た時間からタイマーを動作させる制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】これにより、本発明者は、タイマー駆動用
の内部電源を特に設けることなく、電源の供給が停止し
てから復帰するまでの時間間隔を把握することを可能と
すると共に、コストの上昇を抑え、タイマーを適正に駆
動させることを可能とした。以下、本発明の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
の内部電源を特に設けることなく、電源の供給が停止し
てから復帰するまでの時間間隔を把握することを可能と
すると共に、コストの上昇を抑え、タイマーを適正に駆
動させることを可能とした。以下、本発明の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態に係るタイ
マー付き音響装置の概略構成を示すブロック図である。
全体を制御するマイコン1にはバス2が接続されてい
る。バス2には、コンパクトディスクを再生するCDプ
レイヤ3と、FM及びAM放送を受信するチューナ4
と、カセットテープを再生及び録音するカセットテープ
レコーダ5とが接続されている。また、バス2には、ユ
ーザが各種の操作を行う操作パネル6と、各種データを
表示するディスプレイ7と、マイコン1が処理のために
用いるメモリ8が接続されている。
マー付き音響装置の概略構成を示すブロック図である。
全体を制御するマイコン1にはバス2が接続されてい
る。バス2には、コンパクトディスクを再生するCDプ
レイヤ3と、FM及びAM放送を受信するチューナ4
と、カセットテープを再生及び録音するカセットテープ
レコーダ5とが接続されている。また、バス2には、ユ
ーザが各種の操作を行う操作パネル6と、各種データを
表示するディスプレイ7と、マイコン1が処理のために
用いるメモリ8が接続されている。
【0015】マイコン1には、駆動電源として、図示し
ないコンセントから例えば交流電源を供給する電源部9
が接続されている。また、マイコン1は、例えば水晶発
振により時間経過を把握する内部クロック10が設けら
れている。マイコン1は、この内部クロック10に基づ
いて、ディスプレイ7に時間を表示し、タイマーとして
の動作を行う。
ないコンセントから例えば交流電源を供給する電源部9
が接続されている。また、マイコン1は、例えば水晶発
振により時間経過を把握する内部クロック10が設けら
れている。マイコン1は、この内部クロック10に基づ
いて、ディスプレイ7に時間を表示し、タイマーとして
の動作を行う。
【0016】また、放電手段として所定の時定数を有す
るコンデンサ11と抵抗12とが並列に接続され、一端
は温度による放電時間の偏差を補正する温度補償回路1
3に接続され、他端は接地されている。温度補所回路1
3には、例えば、サーミスタが用いられ、温度補償回路
13の出力信号は、マイコン1に対して出力される。な
お、バス2には、音声出力を行うスピーカ部14が接続
されている。
るコンデンサ11と抵抗12とが並列に接続され、一端
は温度による放電時間の偏差を補正する温度補償回路1
3に接続され、他端は接地されている。温度補所回路1
3には、例えば、サーミスタが用いられ、温度補償回路
13の出力信号は、マイコン1に対して出力される。な
お、バス2には、音声出力を行うスピーカ部14が接続
されている。
【0017】次に、以上のように構成された本発明の一
実施の形態に係るタイマー付き音響装置の動作について
説明する。ユーザが操作パネル6から、例えば、現在か
ら5時間後に電源がONとなり、チューナ4が受信した
放送内容をカセットテープレコーダ5でカセットテープ
に録音するタイマー設定を行ったとする。操作パネル6
から入力されたデータは、マイコン1を介してメモリ8
に格納される。マイコン1では、内部クロック10に基
づいて時間が刻まれる。
実施の形態に係るタイマー付き音響装置の動作について
説明する。ユーザが操作パネル6から、例えば、現在か
ら5時間後に電源がONとなり、チューナ4が受信した
放送内容をカセットテープレコーダ5でカセットテープ
に録音するタイマー設定を行ったとする。操作パネル6
から入力されたデータは、マイコン1を介してメモリ8
に格納される。マイコン1では、内部クロック10に基
づいて時間が刻まれる。
【0018】通常、電源部9による電源の供給に異常が
なければ、設定された時間に電源がONとなり、チュー
ナ4が動作を開始し、放送が受信される。同時に、カセ
ットテープレコーダ5が動作を開始し、カセットテープ
にチューナ4が受信した放送内容が録音される。
なければ、設定された時間に電源がONとなり、チュー
ナ4が動作を開始し、放送が受信される。同時に、カセ
ットテープレコーダ5が動作を開始し、カセットテープ
にチューナ4が受信した放送内容が録音される。
【0019】しかし、設定された時間に到達する前に、
例えば、停電などの電源部9による電源の供給に異常が
あった場合は、本実施の形態に係るタイマー付き音響装
置は、次のような動作を行う。
例えば、停電などの電源部9による電源の供給に異常が
あった場合は、本実施の形態に係るタイマー付き音響装
置は、次のような動作を行う。
【0020】図2は、上記実施の形態に係るタイマー付
き音響装置における電源供給停止時の放電の様子を示す
概念図である。すなわち、電源部9が電圧V0を供給し
ており、コンデンサ11には、V1の電圧が供給され
る。時刻t1において、停電などによって電源の供給が
停止して電源部9が供給する電圧がV0から0となる
と、マイコン1は、装置全体の動作を停止させると共
に、内部クロック10の動作を停止する。このとき、コ
ンデンサ11は放電を開始する。コンデンサ11と抵抗
12とで構成される放電手段は、所定の時定数、すなわ
ち、一定の時間に対する一定の電圧降下の割合が予め知
られている。このため、電源の供給が再開されたときの
コンデンサ11における電圧を測定することによって、
電源の供給が停止してから再開するまでの時間間隔を把
握することが可能となる。また、温度補償回路13によ
り、温度による放電時間の偏差が補正されるため、より
正確な時間間隔の把握が可能となる。
き音響装置における電源供給停止時の放電の様子を示す
概念図である。すなわち、電源部9が電圧V0を供給し
ており、コンデンサ11には、V1の電圧が供給され
る。時刻t1において、停電などによって電源の供給が
停止して電源部9が供給する電圧がV0から0となる
と、マイコン1は、装置全体の動作を停止させると共
に、内部クロック10の動作を停止する。このとき、コ
ンデンサ11は放電を開始する。コンデンサ11と抵抗
12とで構成される放電手段は、所定の時定数、すなわ
ち、一定の時間に対する一定の電圧降下の割合が予め知
られている。このため、電源の供給が再開されたときの
コンデンサ11における電圧を測定することによって、
電源の供給が停止してから再開するまでの時間間隔を把
握することが可能となる。また、温度補償回路13によ
り、温度による放電時間の偏差が補正されるため、より
正確な時間間隔の把握が可能となる。
【0021】時刻t2において、電源部9における電源
の供給が再開されると、マイコン1は、電源供給が再開
されたことを検知する。次に、コンデンサ11及び抵抗
12における時定数に基づいて、電源供給再開時のコン
デンサ11における電圧V2が検出される。マイコン1
は、電源供給停止時の電圧V1と、コンデンサ11に残
存している電圧V2とに基づいて、V1−V2を計算す
る。時定数が予め分かっているため、V1−V2を計算す
ることによって、t2−t1を算出することができる。す
なわち、電源部9による電源の供給が停止してから再開
するまでの時間間隔を把握することができる。マイコン
1は、内部クロック10の動作を再開し、t2−t1の時
間間隔を、電源供給が停止した時刻に加算した時刻をデ
ィスプレイ7に表示すると共に、設定されたタイマの動
作を継続する。
の供給が再開されると、マイコン1は、電源供給が再開
されたことを検知する。次に、コンデンサ11及び抵抗
12における時定数に基づいて、電源供給再開時のコン
デンサ11における電圧V2が検出される。マイコン1
は、電源供給停止時の電圧V1と、コンデンサ11に残
存している電圧V2とに基づいて、V1−V2を計算す
る。時定数が予め分かっているため、V1−V2を計算す
ることによって、t2−t1を算出することができる。す
なわち、電源部9による電源の供給が停止してから再開
するまでの時間間隔を把握することができる。マイコン
1は、内部クロック10の動作を再開し、t2−t1の時
間間隔を、電源供給が停止した時刻に加算した時刻をデ
ィスプレイ7に表示すると共に、設定されたタイマの動
作を継続する。
【0022】このように、電源の供給が停止した場合、
所定の時間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が
再開されたときに再開時の電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
るため、タイマー駆動用の内部電源を特に設けることな
く、電源の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔
を把握することができる。このため、コストの上昇を抑
えることができると共に、タイマーを適正に駆動させる
ことが可能となる。
所定の時間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が
再開されたときに再開時の電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
るため、タイマー駆動用の内部電源を特に設けることな
く、電源の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔
を把握することができる。このため、コストの上昇を抑
えることができると共に、タイマーを適正に駆動させる
ことが可能となる。
【0023】また、所定の容量を有するコンデンサと所
定の抵抗値を有する抵抗とを用いるので、コストがかか
らずに時間の経過を算定することが可能となる。
定の抵抗値を有する抵抗とを用いるので、コストがかか
らずに時間の経過を算定することが可能となる。
【0024】また、マイコン1は、電源の供給が停止し
てから再開した後で、電源の供給が停止した事実を示す
信号をディスプレイ7へ出力する。ディスプレイ7で
は、所定の記号が表示されて、ユーザに対して停電など
で電源の供給が一時停止したことを認識させる。これに
より、時間表示の確認や、タイマーによる録音動作など
の再確認を行うことが可能となる。なお、電源の供給が
停止した事実を示す信号に基づいて、特定のランプを点
灯させる方法を取ることも可能である。
てから再開した後で、電源の供給が停止した事実を示す
信号をディスプレイ7へ出力する。ディスプレイ7で
は、所定の記号が表示されて、ユーザに対して停電など
で電源の供給が一時停止したことを認識させる。これに
より、時間表示の確認や、タイマーによる録音動作など
の再確認を行うことが可能となる。なお、電源の供給が
停止した事実を示す信号に基づいて、特定のランプを点
灯させる方法を取ることも可能である。
【0025】なお、以上の説明では、電源の供給が停止
してから再開した後、タイマー動作を継続する例を示し
たが、本発明は、これに限定されず、例えば、電源供給
の再開後、タイマーのみを動作させてタイマーの設定を
解除することや、電源供給が一時停止したことを表示す
るだけで、設定された状態を保留しておく構成を採るこ
とも可能である。
してから再開した後、タイマー動作を継続する例を示し
たが、本発明は、これに限定されず、例えば、電源供給
の再開後、タイマーのみを動作させてタイマーの設定を
解除することや、電源供給が一時停止したことを表示す
るだけで、設定された状態を保留しておく構成を採るこ
とも可能である。
【0026】このように、本実施の形態に係るタイマー
付き音響装置は、電源の供給が停止した場合、所定の時
間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が再開され
たときに再開時の電荷の残存量から電源の供給が停止し
てから再開するまでに要した時間間隔を算定するため、
タイマー駆動用の内部電源を特に設けることなく、電源
の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔を把握す
ることができる。このため、コストの上昇を抑えること
ができると共に、タイマーを適正に駆動させることが可
能となる。
付き音響装置は、電源の供給が停止した場合、所定の時
間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が再開され
たときに再開時の電荷の残存量から電源の供給が停止し
てから再開するまでに要した時間間隔を算定するため、
タイマー駆動用の内部電源を特に設けることなく、電源
の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔を把握す
ることができる。このため、コストの上昇を抑えること
ができると共に、タイマーを適正に駆動させることが可
能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るタイ
マー付き音響装置は、設定された時間に所定の動作を開
始又は終了するタイマーと、電源の供給の有無を検出す
る電源検出手段と、電源検出手段が電源の供給の停止を
検出した場合、所定の時間割合で蓄積した電荷の放電を
開始する放電手段と、電源の供給が再開された場合、再
開時の放電手段における電荷の残存量から電源の供給が
停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定する
算定手段と、算定手段により算定された時間間隔を、電
源の供給の停止が検出された時間に加算した時間からタ
イマーを動作させる制御手段とを備える構成を採る。
マー付き音響装置は、設定された時間に所定の動作を開
始又は終了するタイマーと、電源の供給の有無を検出す
る電源検出手段と、電源検出手段が電源の供給の停止を
検出した場合、所定の時間割合で蓄積した電荷の放電を
開始する放電手段と、電源の供給が再開された場合、再
開時の放電手段における電荷の残存量から電源の供給が
停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定する
算定手段と、算定手段により算定された時間間隔を、電
源の供給の停止が検出された時間に加算した時間からタ
イマーを動作させる制御手段とを備える構成を採る。
【0028】このように、電源の供給が停止した場合、
所定の時間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が
再開されたときに再開時の電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
るため、タイマー駆動用の内部電源を特に設けることな
く、電源の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔
を把握することができる。このため、コストの上昇を抑
えることができると共に、タイマーを適正に駆動させる
ことが可能となる。
所定の時間割合で蓄積した電荷を放電し、電源の供給が
再開されたときに再開時の電荷の残存量から電源の供給
が停止してから再開するまでに要した時間間隔を算定す
るため、タイマー駆動用の内部電源を特に設けることな
く、電源の供給が停止してから復帰するまでの時間間隔
を把握することができる。このため、コストの上昇を抑
えることができると共に、タイマーを適正に駆動させる
ことが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るタイマー付き音響
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施の形態に係るタイマー付き音響装置に
おける電源供給停止時の放電の様子を示す概念図であ
る。
おける電源供給停止時の放電の様子を示す概念図であ
る。
1…マイコン、2…バス、3…CDプレイヤ、4…チュ
ーナ、5…カセットテープレコーダ、6…操作パネル、
7…ディスプレイ、8…メモリ、9…電源部、10…内
部クロック、11…コンデンサ、12…抵抗、13…温
度補償回路、14…スピーカ部。
ーナ、5…カセットテープレコーダ、6…操作パネル、
7…ディスプレイ、8…メモリ、9…電源部、10…内
部クロック、11…コンデンサ、12…抵抗、13…温
度補償回路、14…スピーカ部。
Claims (3)
- 【請求項1】 設定された時間に所定の動作を開始又は
終了するタイマーと、 電源の供給の有無を検出する電源検出手段と、 前記電源検出手段が電源の供給の停止を検出した場合、
所定の時間割合で蓄積した電荷の放電を開始する放電手
段と、 前記電源の供給が再開された場合、再開時の前記放電手
段における電荷の残存量から前記電源の供給が停止して
から再開するまでに要した時間間隔を算定する算定手段
と、 前記算定手段により算定された時間間隔を、前記電源の
供給の停止が検出された時間に加算した時間から前記タ
イマーを動作させる制御手段とを備えることを特徴とす
るタイマー付き音響装置。 - 【請求項2】 前記放電手段は、所定の容量を有するコ
ンデンサと所定の抵抗値を有する抵抗とを含むことを特
徴とする請求項1記載のタイマー付き音響装置。 - 【請求項3】 前記電源検出手段は、電源の供給が停止
してから再開した後で電源の供給が停止した事実を示す
信号を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2
記載のタイマー付き音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000225626A JP2002040174A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | タイマー付き音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000225626A JP2002040174A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | タイマー付き音響装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002040174A true JP2002040174A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18719369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000225626A Withdrawn JP2002040174A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | タイマー付き音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002040174A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100445789B1 (ko) * | 2002-01-16 | 2004-08-30 | 엘지에프에이(주) | 디지털 타이머 및 이의 구동 방법 |
WO2013060308A1 (en) | 2011-10-25 | 2013-05-02 | Benda Jiri | Cellular panel |
-
2000
- 2000-07-26 JP JP2000225626A patent/JP2002040174A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100445789B1 (ko) * | 2002-01-16 | 2004-08-30 | 엘지에프에이(주) | 디지털 타이머 및 이의 구동 방법 |
WO2013060308A1 (en) | 2011-10-25 | 2013-05-02 | Benda Jiri | Cellular panel |
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