JP2002039392A - パッキンの取付け構造 - Google Patents
パッキンの取付け構造Info
- Publication number
- JP2002039392A JP2002039392A JP2000228139A JP2000228139A JP2002039392A JP 2002039392 A JP2002039392 A JP 2002039392A JP 2000228139 A JP2000228139 A JP 2000228139A JP 2000228139 A JP2000228139 A JP 2000228139A JP 2002039392 A JP2002039392 A JP 2002039392A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- groove
- annular
- loaded
- installing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パッキンを均一に装填することができる取付
け構造を提供すること。 【解決手段】 パッキンが正規に装填さたとき、溝を形
成する部材と当接する部位に複数の凸部4aを有し、ま
た受けとなる溝には凸部4aに対応する位置に凹部が形
成されていて、パッキン4が溝の凹部により伸びを規制
されて位置決めされる。
け構造を提供すること。 【解決手段】 パッキンが正規に装填さたとき、溝を形
成する部材と当接する部位に複数の凸部4aを有し、ま
た受けとなる溝には凸部4aに対応する位置に凹部が形
成されていて、パッキン4が溝の凹部により伸びを規制
されて位置決めされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状のパッキンを
環状の受け部に固定するための構造に関する。
環状の受け部に固定するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】部材に形成された開口に他の部材を気密
的に装着する場合、開口の周囲に環状の溝を形成し、こ
の溝よりも周長が若干短く形成された環状のパッキンを
溝に嵌め込み、また他方の部材にはこのパッキンを押圧
できる環状の凸部を形成することが行われている。
的に装着する場合、開口の周囲に環状の溝を形成し、こ
の溝よりも周長が若干短く形成された環状のパッキンを
溝に嵌め込み、また他方の部材にはこのパッキンを押圧
できる環状の凸部を形成することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パッキンの
周長と断面積との比が非常に大きく、また溝が非円形、
例えば矩形である場合には、パッキンが部分的に伸びた
状態で装填されてしまい、パッキンの厚みにばらつきが
生じて気密性が低下するという問題がある。本発明はこ
のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的
とするところは、パッキンを均一に装填することができ
る取付け構造を提供することである。
周長と断面積との比が非常に大きく、また溝が非円形、
例えば矩形である場合には、パッキンが部分的に伸びた
状態で装填されてしまい、パッキンの厚みにばらつきが
生じて気密性が低下するという問題がある。本発明はこ
のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的
とするところは、パッキンを均一に装填することができ
る取付け構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、環状のパッキンを溝に装填
して固定するパッキンの取付け構造において、前記溝に
所定の間隔で複数の凹部を形成するとともに、前記パッ
キンが正規の状態で装填さたとき前記凹部に対向する位
置に凸部を形成した。
るために本発明においては、環状のパッキンを溝に装填
して固定するパッキンの取付け構造において、前記溝に
所定の間隔で複数の凹部を形成するとともに、前記パッ
キンが正規の状態で装填さたとき前記凹部に対向する位
置に凸部を形成した。
【0005】
【作用】パッキンが全長に比較して短い長さで溝の凹部
により位置決めされ、伸びが規制される。
により位置決めされ、伸びが規制される。
【0006】
【発明の実施の態様】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の取付
け構造が適用されたケースの一実施例を示すものであっ
て、ケース本体1には略四角形状の窓2が形成され、そ
の外周にパッキン4を位置決め、固定する環状の溝3が
形成され、溝3の内周側の面には所要の位置に、後述す
る環状のパッキン4の凸部4aと契合する凹部3aが所
定の間隔で複数形成されている。
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の取付
け構造が適用されたケースの一実施例を示すものであっ
て、ケース本体1には略四角形状の窓2が形成され、そ
の外周にパッキン4を位置決め、固定する環状の溝3が
形成され、溝3の内周側の面には所要の位置に、後述す
る環状のパッキン4の凸部4aと契合する凹部3aが所
定の間隔で複数形成されている。
【0007】図2は、前述のパッキンの一実施例を示す
ものであって、溝3の周長よりも若干短く構成されてい
て、正規の状態、つまり伸びを生じることなく溝3に装
填された状態で溝3の凹部3aに対向する位置には、凸
部4aが複数形成されている。
ものであって、溝3の周長よりも若干短く構成されてい
て、正規の状態、つまり伸びを生じることなく溝3に装
填された状態で溝3の凹部3aに対向する位置には、凸
部4aが複数形成されている。
【0008】この実施例において、パッキン4に形成さ
れている凸部4aの一つを、溝の対応する凹部3aに装
填し、以下順に凸部4aが凹部3aに係合するように嵌
め込むと、パッキン4は溝3の凹部3aで長さを規制さ
れて伸びを生じることなく、溝3に均一な厚みで装填さ
れる。
れている凸部4aの一つを、溝の対応する凹部3aに装
填し、以下順に凸部4aが凹部3aに係合するように嵌
め込むと、パッキン4は溝3の凹部3aで長さを規制さ
れて伸びを生じることなく、溝3に均一な厚みで装填さ
れる。
【0009】なお、上述の実施例においては方形の溝へ
のパッキンの装填を例に採って説明したが、装填時にパ
ッキンが部分的に伸びる恐れがある形状のものに適用し
ても同様の作用を奏する。
のパッキンの装填を例に採って説明したが、装填時にパ
ッキンが部分的に伸びる恐れがある形状のものに適用し
ても同様の作用を奏する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
環状のパッキンを溝に装填して固定するパッキンの取付
け構造において、溝に所定の間隔で複数の凹部を形成す
るとともに、パッキンが正規の状態で装填さたとき凹部
に対向する位置に凸部を形成したので、パッキンが溝の
凹部により伸びを規制されて位置決めされ、たとえ細
く、伸びやすいパッキンであっても均一な厚みで装填す
ることができる。
環状のパッキンを溝に装填して固定するパッキンの取付
け構造において、溝に所定の間隔で複数の凹部を形成す
るとともに、パッキンが正規の状態で装填さたとき凹部
に対向する位置に凸部を形成したので、パッキンが溝の
凹部により伸びを規制されて位置決めされ、たとえ細
く、伸びやすいパッキンであっても均一な厚みで装填す
ることができる。
【図1】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のパッキ
ン取付け構造が適用されたケースの一実施例、及び凹部
を拡大して示す図である。
ン取付け構造が適用されたケースの一実施例、及び凹部
を拡大して示す図である。
【図2】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のパッキ
ン取付け構造に適したパッキン、及び凸部を拡大して示
す図である。
ン取付け構造に適したパッキン、及び凸部を拡大して示
す図である。
1 ケース本体 2 窓 3 溝 3a 凹部 4 パッキン 4a 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 環状のパッキンを溝に装填して固定する
パッキンの取付け構造において、 前記溝に所定の間隔で複数の凹部を形成するとともに、
前記パッキンが正規の状態で装填さたとき前記凹部に対
向する位置に凸部を形成したパッキンの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228139A JP2002039392A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | パッキンの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228139A JP2002039392A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | パッキンの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002039392A true JP2002039392A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18721491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000228139A Pending JP2002039392A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | パッキンの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002039392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004092619A1 (en) * | 2003-04-14 | 2004-10-28 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | Sealing material for ant groove |
WO2015170519A1 (ja) * | 2014-05-08 | 2015-11-12 | Nok株式会社 | ガスケット及び密封構造 |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000228139A patent/JP2002039392A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004092619A1 (en) * | 2003-04-14 | 2004-10-28 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | Sealing material for ant groove |
US7306237B2 (en) | 2003-04-14 | 2007-12-11 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | Sealing material for ant groove |
CN100400943C (zh) * | 2003-04-14 | 2008-07-09 | 日本华尔卡工业株式会社 | 用于蚁槽的密封材料 |
WO2015170519A1 (ja) * | 2014-05-08 | 2015-11-12 | Nok株式会社 | ガスケット及び密封構造 |
JPWO2015170519A1 (ja) * | 2014-05-08 | 2017-04-20 | Nok株式会社 | ガスケット及び密封構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070724 |