JP2002039098A - 送風機のダクト - Google Patents
送風機のダクトInfo
- Publication number
- JP2002039098A JP2002039098A JP2000254649A JP2000254649A JP2002039098A JP 2002039098 A JP2002039098 A JP 2002039098A JP 2000254649 A JP2000254649 A JP 2000254649A JP 2000254649 A JP2000254649 A JP 2000254649A JP 2002039098 A JP2002039098 A JP 2002039098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- bell mouth
- ring
- annular
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モーターの回転軸にプロペラ型ファンを連結
した送風機のダクトにおいて、送風機の薄型化、小型化
を図り、ダクトの製造コストを低減する。 【解決手段】 モーターへの取り付け部である環状底部
１２と、空気の吸込口を開口した環状ベルマウス部１４
とを形成し、環状底部１２と環状ベルマウス部１４と
を、ファンと間隔を形成するように三次元的に湾曲形成
した複数の支持腕１８で連結支持し、これらの環状底部
１２、環状ベルマウス部１４、支持腕１８を樹脂成形で
一体に形成する。
した送風機のダクトにおいて、送風機の薄型化、小型化
を図り、ダクトの製造コストを低減する。 【解決手段】 モーターへの取り付け部である環状底部
１２と、空気の吸込口を開口した環状ベルマウス部１４
とを形成し、環状底部１２と環状ベルマウス部１４と
を、ファンと間隔を形成するように三次元的に湾曲形成
した複数の支持腕１８で連結支持し、これらの環状底部
１２、環状ベルマウス部１４、支持腕１８を樹脂成形で
一体に形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、モーターの回転
軸にプロペラ型ファンを連結した送風機のダクトに関す
るものである。
軸にプロペラ型ファンを連結した送風機のダクトに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】各種の装置や機器に用いられるプロペラ
型ファンを用いた送風機は、モーターの回転軸にファン
を連結するとともに、空気の流れを案内するダクトを設
けて形成されている。従来、このダクトは薄板円筒形に
形成して空気の吸込口であるベルマウスを開口し、その
底部でモーターに取り付けて一体とされている。
型ファンを用いた送風機は、モーターの回転軸にファン
を連結するとともに、空気の流れを案内するダクトを設
けて形成されている。従来、このダクトは薄板円筒形に
形成して空気の吸込口であるベルマウスを開口し、その
底部でモーターに取り付けて一体とされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の送風機で
は、円筒形のダクトがある程度の高さ寸法を有するた
め、送風機の薄型化、小型化が困難であるとともに、ダ
クトの製造コストも高価であった。
は、円筒形のダクトがある程度の高さ寸法を有するた
め、送風機の薄型化、小型化が困難であるとともに、ダ
クトの製造コストも高価であった。
【０００４】この発明は、新規構成の送風機のダクトを
提供し、送風機の薄型化、小型化を図り、ダクトを樹脂
成形で一体に形成して製造コストを低減するとともに、
送風機の実用使用域に対して性能上も優れる送風機のダ
クトを提供することを目的とするものである。
提供し、送風機の薄型化、小型化を図り、ダクトを樹脂
成形で一体に形成して製造コストを低減するとともに、
送風機の実用使用域に対して性能上も優れる送風機のダ
クトを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、モーターの回転軸にプロペラ型ファン
を連結した送風機のダクトにおいて、モーターへの取り
付け部である環状底部と、空気の吸込口を開口した環状
ベルマウス部とを形成し、環状底部と環状ベルマウス部
とを、ファンと間隔を形成するように三次元的に湾曲形
成した複数の支持腕で連結支持し、これらの環状底部、
環状ベルマウス部、支持腕を樹脂成形で一体に形成する
ものである。
め、この発明は、モーターの回転軸にプロペラ型ファン
を連結した送風機のダクトにおいて、モーターへの取り
付け部である環状底部と、空気の吸込口を開口した環状
ベルマウス部とを形成し、環状底部と環状ベルマウス部
とを、ファンと間隔を形成するように三次元的に湾曲形
成した複数の支持腕で連結支持し、これらの環状底部、
環状ベルマウス部、支持腕を樹脂成形で一体に形成する
ものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面の実施例に基づいて具体的に説明する。この発明の
ダクトは樹脂成形で形成され、モーター１への取り付け
部である環状底部１２と、空気の吸込口を開口した環状
ベルマウス部１４とを形成し、この環状底部１２と環状
ベルマウス部１４とを、ファン３の形状に適合して三次
元的に湾曲形成した複数の支持腕１８で連結支持して形
成されている。この実施例では、４本の支持腕１８を９
０度間隔で環状に配設している。環状底部１２、環状ベ
ルマウス部１４、支持腕１８は、それぞれの部位の強度
の向上と薄肉化を図るため、裏面から溝を形成して断面
コの字状に形成され（図３、４参照）、これらの環状底
部１２、環状ベルマウス部１４、支持腕１８が樹脂成形
で一体に形成されている。
図面の実施例に基づいて具体的に説明する。この発明の
ダクトは樹脂成形で形成され、モーター１への取り付け
部である環状底部１２と、空気の吸込口を開口した環状
ベルマウス部１４とを形成し、この環状底部１２と環状
ベルマウス部１４とを、ファン３の形状に適合して三次
元的に湾曲形成した複数の支持腕１８で連結支持して形
成されている。この実施例では、４本の支持腕１８を９
０度間隔で環状に配設している。環状底部１２、環状ベ
ルマウス部１４、支持腕１８は、それぞれの部位の強度
の向上と薄肉化を図るため、裏面から溝を形成して断面
コの字状に形成され（図３、４参照）、これらの環状底
部１２、環状ベルマウス部１４、支持腕１８が樹脂成形
で一体に形成されている。
【０００７】送風機は、環状底部１２に開孔したネジ孔
１３でネジ締めしてダクトをモーター１に取り付け、モ
ーター１の回転軸２にファン３を連結して組み立てられ
る。ここで、三次元的に湾曲形成した支持腕１８とファ
ン３とは所定の間隔を有して干渉することがないように
設定されている。また、環状ベルマウス部１４の外縁に
複数の突部１５が形成され、この突部１５に開孔したネ
ジ孔１６でネジ締めすることで、送風機は所定の取付枠
に取り付けられる。
１３でネジ締めしてダクトをモーター１に取り付け、モ
ーター１の回転軸２にファン３を連結して組み立てられ
る。ここで、三次元的に湾曲形成した支持腕１８とファ
ン３とは所定の間隔を有して干渉することがないように
設定されている。また、環状ベルマウス部１４の外縁に
複数の突部１５が形成され、この突部１５に開孔したネ
ジ孔１６でネジ締めすることで、送風機は所定の取付枠
に取り付けられる。
【０００８】この発明のダクトは、環状ベルマウス部１
４の高さｈ（図３参照）が、従来のダクトに比較して極
めて小さく設定され、ファン３の外径１８０ｍｍの送風
機において、３０ｍｍ＞ｈ＞２ｍｍの範囲で、送風機の
実用使用域に対して性能上も優れることを確認すること
ができた。
４の高さｈ（図３参照）が、従来のダクトに比較して極
めて小さく設定され、ファン３の外径１８０ｍｍの送風
機において、３０ｍｍ＞ｈ＞２ｍｍの範囲で、送風機の
実用使用域に対して性能上も優れることを確認すること
ができた。
【０００９】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、モーター１へ
の取り付け部である環状底部１２と、空気の吸込口であ
るベルマウスを形成する環状ベルマウス部１４とを、三
次元的に湾曲形成した複数の支持腕１８で連結支持して
形成し、環状ベルマウス部１４の高さｈを小さく設定す
ることでダクトが薄型化され、このダクトを用いた送風
機の薄型化、小型化を図ることができる。
の取り付け部である環状底部１２と、空気の吸込口であ
るベルマウスを形成する環状ベルマウス部１４とを、三
次元的に湾曲形成した複数の支持腕１８で連結支持して
形成し、環状ベルマウス部１４の高さｈを小さく設定す
ることでダクトが薄型化され、このダクトを用いた送風
機の薄型化、小型化を図ることができる。
【００１０】また、環状底部１２、環状ベルマウス部１
４、支持腕１８を樹脂成形で一体に形成するとともに、
ダクトがスケルトン構造であるから樹脂材料も少なくて
足り、製造コストの大幅な低減を実現するものである。
４、支持腕１８を樹脂成形で一体に形成するとともに、
ダクトがスケルトン構造であるから樹脂材料も少なくて
足り、製造コストの大幅な低減を実現するものである。
【図１】この発明の実施例の平面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線で切断した切断部端面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線で切断した拡大切断部端面図。
【図４】図１のＣ−Ｃ線で切断した拡大切断部端面図。
１ モーター ２ 回転軸 ３ ファン １２ 環状底部 １４ 環状ベルマウス部 １８ 支持腕
Claims (1)
- 【請求項１】 モーター１の回転軸２にプロペラ型ファ
ン３を連結した送風機のダクトにおいて、 モーター１への取り付け部である環状底部１２と、空気
の吸込口を開口した環状ベルマウス部１４とを形成し、
環状底部１２と環状ベルマウス部１４とを、ファン３と
間隔を形成するように三次元的に湾曲形成した複数の支
持腕１８で連結支持し、これらの環状底部１２、環状ベ
ルマウス部１４、支持腕１８を樹脂成形で一体に形成し
た送風機のダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000254649A JP2002039098A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 送風機のダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000254649A JP2002039098A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 送風機のダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002039098A true JP2002039098A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18743547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000254649A Pending JP2002039098A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 送風機のダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002039098A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021165556A (ja) * | 2017-11-15 | 2021-10-14 | ブローゼ・ファールツォイクタイレ・エスエー・ウント・コンパニ・コマンディットゲゼルシャフト・ヴュルツブルク | 冷却ファンモジュール |
-
2000
- 2000-07-21 JP JP2000254649A patent/JP2002039098A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021165556A (ja) * | 2017-11-15 | 2021-10-14 | ブローゼ・ファールツォイクタイレ・エスエー・ウント・コンパニ・コマンディットゲゼルシャフト・ヴュルツブルク | 冷却ファンモジュール |
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