JP2002038983A - エンジンのアイドル制御弁の制御装置 - Google Patents

エンジンのアイドル制御弁の制御装置

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JP2002038983A
JP2002038983A JP2000227175A JP2000227175A JP2002038983A JP 2002038983 A JP2002038983 A JP 2002038983A JP 2000227175 A JP2000227175 A JP 2000227175A JP 2000227175 A JP2000227175 A JP 2000227175A JP 2002038983 A JP2002038983 A JP 2002038983A
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control valve
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行時のアイドル制御弁の開度を適正化し、
減速時の吸気管負圧を確保する。 【解決手段】 変速位置がニュートラルでない場合、エ
アコンがOFFか否かを調べ(S201,S203)、
AT車トルコン補正量ITC、車速補正上限規制値IT
CGDV、水温補正上限規制値ITCGDWを、エアコ
ンOFFの場合にはエアコンOFFに対応して設定し
(S204〜S206)、エアコンONの場合にはエア
コンONに対応して設定する(S207〜S209)。
次に、車速補正上限規制値ITCGDVと水温補正上限
規制値ITCGDWとのうち、低い方の値を上限値とし
てAT車トルコン補正量ITCの上限規制を行なう(S
210〜S214)。そして、設定したAT車トルコン
補正量ITCを減算項としてISC弁の制御量を設定す
ることで、走行時のISC弁の開度を適正化し、減速時
の吸気管負圧を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行時のアイドル
制御弁の開度を適正化するエンジンのアイドル制御弁の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのアイドル回転数を最
適な状態に維持するため、スロットル弁をバイパスする
バイパス通路にアイドル制御弁を介装し、このアイドル
制御弁の開度を制御することによりエンジンの吸入空気
量を調整する技術が広く採用されている。このアイドル
制御弁の開度は、例えば、本出願人による特開平5−1
95832号公報に開示されているように、冷却水温を
代表とするエンジン温度によって定まる基本特性値を各
種補正項で補正して設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動補
機類の大型化等により、アイドル時の要求トルクが増大
する傾向にあり、アイドル制御弁を大容量化してバイパ
ス通路の空気量を増加させることで要求トルクを満たす
ことができる反面、トルクコンバータ付きAT車におい
ては、減速時にアイドル制御弁の開度が大きくなり過
ぎ、吸気管負圧が不十分になるといった問題が生じる。
【0004】すなわち、減速時にブレーキブースタによ
るアシスト力が相対的に低下してブレーキペダルの踏力
が増加する、エンジンブレーキの効果が低下するといっ
た現象が生じ、また、減速時の燃料カットから復帰した
際のトルクショックが大きくなるという問題が生じる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、走行時のアイドル制御弁の開度を適正化し、減速時
の吸気管負圧を確保することのできるエンジンのアイド
ル制御弁の制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、エンジンの出力軸にトルク
コンバータを介して変速機を連設するエンジンのアイド
ル制御弁の制御装置であって、上記変速機の入力軸回転
数に基づいて、上記トルクコンバータの攪拌抵抗による
エンジン負荷を考慮したトルクコンバータ補正量を設定
するトルクコンバータ補正量設定手段と、上記アイドル
制御弁に対する制御量を上記トルクコンバータ補正量を
用いて上記アイドル制御弁の開度を減少させる方向に補
正し、上記アイドル制御弁の開度を制御する開度制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記トルクコンバータ補正量設定手段は、
クリープ車速領域以下では、上記トルクコンバータ補正
量を補正無しに対応する値とし、クリープ車速を越えた
領域では、上記トルクコンバータ補正量を上記変速機の
入力軸回転数の上昇に応じて増加させ、上記変速機の入
力軸回転数が設定回転数以上の領域では、上記トルクコ
ンバータ補正量を一定値に収束させることを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、上記トルクコンバータ補正量
設定手段は、上記トルクコンバータ補正量を、車速に基
づいて設定した規制値で上限規制することを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、上記トルクコンバータ補正量
設定手段は、上記トルクコンバータ補正量を、エンジン
温度に基づいて設定した規制値で上限規制することを特
徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、上記トルクコンバータ補正量
設定手段は、上記トルクコンバータ補正量を、車速に基
づいて設定した規制値とエンジン温度に基づいて設定し
た規制値とのうちの小さい方の規制値で上限規制するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5のいずれか一に記載の発明において、上記ト
ルクコンバータ補正量設定手段は、上記トルクコンバー
タ補正量と上記トルクコンバータ補正量を上限規制する
ための規制値とのうちの少なくとも一つを、エアコンデ
ショナー作動時とエアコンデショナー停止時とに対応し
て別個に設定することを特徴とする。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明は、変速機
の入力軸回転数に基づいて、トルクコンバータの攪拌抵
抗によるエンジン負荷を考慮したトルクコンバータ補正
量を設定し、このトルクコンバータ補正量を用いてアイ
ドル制御弁に対する制御量をアイドル制御弁の開度を減
少させる方向に補正することで、走行時のアイドル制御
弁の開度を適正化し、減速時の吸気管負圧を確保する。
【0013】その際、請求項2記載の発明は、クリープ
車速領域以下では、トルクコンバータ補正量を補正無し
に対応する値として車両停止ないしクリープ走行状態で
のスロットル弁全閉時の吸気管負圧の不足ないし吸気管
負圧の不足による影響を無視し得る領域での補正を中止
し、クリープ車速を越えた領域では、トルクコンバータ
補正量を変速機の入力軸回転数の上昇に応じて増加さ
せ、変速機の入力軸回転数が設定回転数以上の領域で、
比較的エンジンが高回転にあり、吸気管負圧がさほど変
化しない領域では、トルクコンバータ補正量を一定値に
収束させることで、制御性を向上する。
【0014】請求項3記載の発明は、トルクコンバータ
補正量を、車速に基づいて設定した規制値で上限規制す
ることで、通常の変速レンジよりも減速比の大きいレン
ジでの過補正を防止する。
【0015】請求項4記載の発明は、トルクコンバータ
補正量を、エンジン温度に基づいて設定した規制値で上
限規制することで、エンジン温度に基づくアイドル制御
弁の制御量に対する過補正を防止する。
【0016】請求項5記載の発明は、トルクコンバータ
補正量を、車速に基づいて設定した規制値とエンジン温
度に基づいて設定した規制値とのうちの小さい方の規制
値で上限規制することで、より規制の厳しい値で上限規
制してアイドル制御弁の制御量に対する過補正を確実に
防止する。
【0017】請求項6記載の発明は、トルクコンバータ
補正量とトルクコンバータ補正量を上限規制するための
規制値とのうちの少なくとも一つを、エアコンデショナ
ー作動時とエアコンデショナー停止時とに対応して別個
に設定することで、エアコンデショナー作動時とエアコ
ンデショナー停止時とのエンジン負荷の相違に応じた適
正な補正を可能とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図7は本発明の実施の一形
態に係わり、図1はエンジン及び駆動系の概略図、図2
は電子制御系の回路構成図、図3はISC制御ルーチン
のフローチャート、図4はISC制御弁に対する制御量
の説明図、図5はAT車トルコン補正量設定ルーチンの
フローチャート、図6はトルクコンバータ攪拌抵抗の変
化を示す説明図、図7はISC流量減量による吸気管負
圧の変化を示す説明図である。
【0019】図1において、符号1はエンジン(図1に
おいては、直列4気筒型自然吸気式エンジン)であり、
このエンジン1のシリンダヘッド2に形成された各吸気
ポート2aにインテークマニホルド3が連通されてい
る。このインテークマニホルド3に、各気筒の吸気通路
が集合するエアチャンバ4を介して吸気管5が連通さ
れ、吸気管5の吸入空気取入れ口側に、エアクリーナ6
が取付けられている。尚、エアチャンバ4は、マスタシ
リンダ7を備えたブレーキブースタ8に連通され、この
ブレーキブースタ8にブレーキペダル9が連設されてい
る。
【0020】また、吸気管5にはスロットル弁10が介
装され、スロットル弁10の上流側と下流側とを連通す
るバイパス通路11に、アイドル時にその弁開度によっ
てバイパス通路11を流れるバイパス空気量を調整する
ことでアイドル回転数を制御するアイドル制御弁(IS
C弁)12が介装されている。ISC弁12は、本形態
においては、リニアソレノイド弁からなり、後述するエ
ンジン制御用の電子制御装置50(図2参照)からのデ
ューティ信号に応じて弁開度が調整される。
【0021】また、インテークマニホルド3の各気筒の
各吸気ポート2a直上流側にインジェクタ13が臨まさ
れ、シリンダヘッド2の各気筒毎に、その放電電極部を
燃焼室に露呈する点火プラグ14が配設されている。点
火プラグ14には、イグナイタ16を内蔵するイグニッ
ションコイル15が接続されている。
【0022】更に、シリンダヘッド2の各排気ポート2
bに連通するエグゾーストマニホールド17の合流部
に、触媒コンバータ18が介装され、排気管19に連通
されている。排気管19の中途にはサブマフラ20が配
設され、終端側にマフラ21が配設されている。
【0023】一方、エンジン1のクランクシャフト1a
には、インペラとタービンとを係合するためのロックア
ップクラッチ22を備えたトルクコンバータ(トルコ
ン)23を介して変速機24が連設されている。変速機
24は、本形態においては、トルクコンバータ23に、
各種油圧クラッチや油圧ブレーキ及びプラネタリーギヤ
等からなる前後進切換機構25を介して連設されるプラ
イマリプーリ26と、このプライマリプーリ26に駆動
ベルト27を介して連結されるセカンダリプーリ28と
を備える無段変速機であり、セカンダリプーリ28の出
力軸に減速歯車列29を介してデファレンシャル機構3
0が連設され、このデファレンシャル機構30に駆動軸
31を介して駆動輪32が連設されている。
【0024】次に、運転状態を検出するための各種セン
サ類について説明する。エンジン1側に装着されるセン
サ類としては、吸気管5のスロットル弁10に、スロッ
トル開度を検出するスロットル開度センサ35aとスロ
ットルバルブ全閉でONするアイドルスイッチ35bと
を内蔵したスロットルセンサ35が連設されている。ま
た、エアチャンバ4には、スロットル弁10下流の吸気
管圧力を絶対圧で検出する吸気管圧力センサ36が取付
けられている。
【0025】また、エンジン1のシリンダブロック1b
に、ノックセンサ37が取付けられ、シリンダヘッド2
に設けられた冷却水通路2cに冷却水温センサ38が臨
まされている。また、シリンダヘッド2のカムシャフト
2dに連設されるシグナルロータ39に、クランク角検
出及び気筒判別用のカム角センサ40が対設されてい
る。更に、触媒コンバータ18の直上流側に、O2セン
サ41が配設されている。
【0026】一方、無段変速機24側に装着されるセン
サ類としては、プライマリプーリ26に、トランスミッ
ション入力軸回転数を検出するためのプライマリプーリ
回転数センサ42が対設されている。更に、セカンダリ
プーリ28に、トランスミッション出力軸回転数を検出
するためのセカンダリプーリ回転数センサ43が対設さ
れている。
【0027】次に、以上のエンジン及び駆動系を制御す
る電子制御系の構成について図2に基づき説明する。先
ず、エンジン制御用の電子制御装置(ECU)50は、
CPU51、ROM52、RAM53、バックアップR
AM54、シリアルインターフェース(SCI)55、
カウンタ・タイマ群56、及びI/Oインターフェイス
57がバスラインを介して互いに接続されるマイクロコ
ンピュータを中心として構成され、各部に安定化電源を
供給する定電圧回路58、I/Oインターフェイス57
に接続される駆動回路59及びA/D変換器60等の周
辺回路が内蔵されている。
【0028】尚、カウンタ・タイマ群56は、フリーラ
ンカウンタ、気筒判別センサ信号(気筒判別パルス)の
入力計数用カウンタ等の各種カウンタ、燃料噴射用タイ
マ、点火用タイマ、定期割り込みを発生させるための定
期割り込み用タイマ、クランク角センサ信号(クランク
パルス)の入力間隔計時用タイマ、エンジン始動後の経
過時間を計時する始動後時間計時用タイマ、及びシステ
ム異常監視用のウオッチドッグタイマ等の各種タイマを
便宜上総称するものであり、その他、各種のソフトウエ
アカウンタ・タイマが用いられる。
【0029】定電圧回路58は、2回路のリレー接点を
有する電源リレー61の第1のリレー接点を介してバッ
テリ62に接続されている。電源リレー61は、そのリ
レーコイルの一端が接地され、リレーコイルの他端が駆
動回路59に接続されている。尚、電源リレー61の第
2のリレー接点には、バッテリ62から各アクチュエー
タに電源を供給するための電源線が接続されている。
【0030】また、バッテリ62には、イグニッション
スイッチ63の一端が接続され、このイグニッションス
イッチ63の他端がI/Oインターフェース57の入力
ポートに接続されている。また、定電圧回路58は、直
接、バッテリ62に接続されており、イグニッションス
イッチ63のONが検出されて電源リレー61の接点が
閉になると、ECU50内の各部へ電源を供給する一
方、イグニッションスイッチ63のON,OFFに拘ら
ず、常時、バックアップRAM54にバックアップ用の
電源を供給する。
【0031】また、I/Oインターフェイス57の入力
ポートには、アイドルスイッチ35b、ノックセンサ3
7、カム角センサ40、エアコンスイッチ44、車速セ
ンサ45等が接続され、更に、A/D変換器60を介し
て、スロットル開度センサ35a、吸気管圧力センサ3
6、冷却水温センサ38、O2センサ41等が接続され
ると共にバッテリ電圧VBが入力されてモニタされる。
また、I/Oインターフェイス57の出力ポートには、
ISC弁12、インジェクタ13、電源リレー61のリ
レーコイルが駆動回路59を介して接続されると共に、
イグナイタ16が接続されている。
【0032】一方、変速機制御用の電子制御装置70
(TCU70)は、エンジン制御用のECU50と同
様、マイクロコンピュータを中心として構成されてい
る。TCU70には、ECU50と共用するスロットル
開度センサ35a及び冷却水温センサ38からの各信号
が入力されると共に、プライマリプーリ回転数センサ4
2からの回転数信号、セカンダリプーリ回転数センサ4
3からの回転数信号、インヒビタスイッチ46からの図
示しないセレクト機構部の操作位置を示す信号、ブレー
キスイッチ47からのブレーキ信号等が入力され、エン
ジン制御用のECU50とSCI55を介して互いにデ
ータ交換可能に接続されている。尚、本実施の形態にお
いては、変速位置として、通常のドライブレンジ(Dレ
ンジ)の他に、Dレンジよりも減速比が大きく、スポー
ツ走行に適したスポーツレンジ(Dsレンジ)が設けら
れている。
【0033】変速機制御用のTCU70では、内部メモ
リに記憶されている制御プログラムに従って、センサ・
スイッチ類からの検出信号を処理し、トルクコンバータ
23や変速機24の各機構部へのライン圧やパイロット
圧を制御する各種コントロール弁を一体的に形成した油
圧制御部24aを介して、ロックアップクラッチ22の
締結・スリップ・解放を制御すると共に、変速機24の
変速制御を行う。同時に、変速位置やロックアップクラ
ッチ22の制御データ等をエンジン制御用のECU50
に送信する。
【0034】一方、エンジン制御用のECU50では、
ROM52に記憶されている制御プログラムに従って、
I/Oインターフェイス57を介して入力されるセンサ
・スイッチ類からの検出信号、及びバッテリ電圧等をC
PU51で処理するとともに、SCI55を介して変速
機制御用のTCU70から変速位置やロックアップクラ
ッチ22の制御データ等を受信し、これらの受信デー
タ、RAM53に格納される各種データ、及びバックア
ップRAM54に格納されている各種学習値データ、R
OM52に記憶されている固定データ等に基づき、燃料
噴射量、点火時期、ISC弁12に対する制御駆動信号
のデューティ比等を演算し、空燃比制御を含む燃料噴射
制御、点火時期制御、アイドル回転数制御(ISC制
御)等のエンジン制御を行う。
【0035】この場合、ISC制御においては、各種補
機類の駆動によるエンジン負荷の増加に対処するため、
大容量のISC弁12を使用してバイパス通路11の空
気量を増加させて要求トルクを満たしているが、従来の
ままの制御では、トルクコンバータを搭載するAT車で
は減速時にISC弁12の開度が大きくなり過ぎ、吸気
管負圧が不十分となる。その結果、減速時にブレーキブ
ースタ8のアシスト力が相対的に低下し、ブレーキペダ
ル9の踏力が増加する、エンジンブレーキの効果が低下
するといった現象が生じ、また、減速時の燃料カットか
ら復帰した際のトルクショックが大きくなるという問題
が生じる。
【0036】これに対処するため、ECU50では、変
速機24の入力軸回転数に基づいて、トルクコンバータ
23の攪拌抵抗によるエンジン負荷を考慮したトルクコ
ンバータ補正量(後述するAT車トルコン補正量IT
C)を設定し、このトルクコンバータ補正量を用いてI
SC弁12の開度を減少させる方向にISC弁12に対
する制御量を補正することで、減速時にISC弁12の
開度が大きくなり過ぎることを防止し、吸気管負圧を確
保する。
【0037】すなわち、ECU50は、本発明に係るト
ルクコンバータ補正量設定手段、開度制御手段としての
機能を実現する。以下、ECU50によって実行される
ISC制御に係る処理について、図3及び図5に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
【0038】図3は、システムイニシャライズ後、所定
時間毎(例えば、10msec毎)に実行されるISC
制御ルーチンであり、先ず、ステップS101で、IS
C弁12に対する制御量QISCを設定する。制御量Q
ISCは、周知の各種補正項、例えば、エンジン温度に
基づく基本開度としての水温補正量ITW、エンジン冷
態始動時のファーストアイドルのための始動後補正量I
AS、目標回転数と実回転数との偏差に基づくフィード
バック補正量IFB、学習による学習補正量ILRN、
エアコン等の補機類による負荷の影響を補正するための
負荷補正量ILD、急停車時や耐エンスト性を確保する
ためのDレンジ補正量IND、スロットル弁10全閉時
の要求トルクの増大に対処するためのアイドルアップ補
正量IUPを加算項とし、これらの各種補正項を加算し
た値から、トランスミッション入力軸回転数の上昇に応
じて増加するAT車トルコン補正量ITCを減算して設
定する(QISC←ITW+IAS+IFB+ILRN
+ILD+IND+IUP−ITC)。そして、ステッ
プS102で制御量QISCをセットしてルーチンを抜
ける。すなわち、図4に示すように、エンジン温度に基
づく基本開度に、各種補機類による負荷補正や走行補正
を加算項として加え、プライマリプーリ回転数(トラン
スミッション入力軸回転数)の上昇と共にAT車トルコ
ン補正量によりISC弁12の開度を減量補正すること
で、減速時にISC弁12の開度が大きくなり過ぎるこ
とを防止し、減速時の吸気管負圧を確保する。
【0039】次に、以上のAT車トルコン補正量ITC
を設定する図5のAT車トルコン補正量設定ルーチンに
ついて説明する。このルーチンは、所定時間毎(例え
ば、10msec毎)に実行され、先ず、ステップS2
01で、インヒビタスイッチ46の信号に基づいて現在
の変速位置がニュートラルであるか否かを調べる。
【0040】そして、変速位置がニュートラルである場
合には、ステップS201からステップS202へ進ん
でAT車トルコン補正量ITCを0にクリアして(IT
C←0)ルーチンを抜け、変速位置がニュートラルでな
い場合、ステップS201からステップS203へ進
み、エアコンスイッチ44の信号からエアコンがOFF
か否かを調べる。その結果、エアコンOFFの場合に
は、ステップS204以降でエアコンOFF(エアコン
ディショナー停止時)に対応するAT車トルコン補正量
ITCを設定する処理を行ない、エアコンONの場合、
ステップS207以降でエアコンON(エアコンディシ
ョナー作動時)に対応するAT車トルコン補正量ITC
を設定する処理を行なう。
【0041】すなわち、エアコンON時には、エアコン
コンプレッサ駆動に伴うエンジン負荷を補償するため、
負荷補正量ILDによりISC弁12の開度を増加させ
てバイパス空気量を増量し、車両走行時を含むスロット
ル弁10全閉時のエンジン回転数を高める補正がなされ
る。このため、吸気管負圧の確保を目的としてバイパス
空気量を減少させるためのAT車トルコン補正量ITC
をエアコンOFFの状態を基準として設定すると、エア
コンON時において、エンジン回転数の低下が過大とな
ってエアコンコンプレッサ駆動に伴うエンジン負荷を補
償できなくなり、運転フィーリングが悪化する虞があ
る。従って、エアコンON時とエアコンOFF時とに対
応して個別にAT車トルコン補正量ITCを設定するこ
とにより、エアコンのON,OFFに拘らず的確に吸気
管負圧を確保すると共にエンストを防止し、且つエアコ
ンON時とエアコンOFF時の運転フィーリングの相違
を解消してドライバビリティを向上する。
【0042】先ず、ステップS204以降のエアコンO
FF時におけるAT車トルコン補正量ITCの設定処理
について説明する。ステップS204では、プライマリ
プーリ回転数ZMBMWNPFをパラメータとしてテー
ブルTITCOFを補間計算付きで参照し、AT車トル
コン補正量ITCを設定する。テーブルTITCOFに
は、予めシミュレーション或いは実験等により、エアコ
ンOFF時にプライマリプーリ回転数ZMBMWNPF
をパラメータとして求めた適正な補正量がテーブル値I
TCOFとして格納されており、テーブル値ITCOF
を補間計算してAT車トルコン補正量ITCを設定す
る。
【0043】すなわち、トルクコンバータ23の攪拌抵
抗によるエンジン負荷は、車両走行時のスロットル弁1
0が全閉の状態では、トルクコンバータ23の入出力軸
回転数の速度比(トルクコンバータ出力軸回転数/トル
クコンバータ入力軸回転数=トランスミッション入力軸
回転数/エンジン回転数)に反比例する(図6参照)。
このため、速度比をパラメータとしてAT車トルコン補
正量ITCを設定することも考えられるが、ロックアッ
プクラッチ22によりトルクコンバータ23がロックア
ップ中のときには、一義的に速度比が1.0となり、A
T車トルコン補正量ITCを適切に設定することができ
ない。従って、速度比のパラメータであるトランスミッ
ション入力軸回転数すなわちプライマリプーリ回転数Z
MBMWNPFをAT車トルコン補正量ITCを設定す
る際のパラメータとして採用し、AT車トルコン補正量
ITCを的確に設定する。
【0044】この場合、クリープ車速領域以下(例え
ば、ZMBMWNPF≦400rpm)では、ITC=
0としてAT車トルコン補正量ITCによる補正無しの
状態とする。すなわち、クリープ車速領域以下は、車両
停止ないしクリープ走行状態時であり、スロットル弁1
0全閉時の吸気管負圧の不足ないし吸気管負圧の不足に
よる影響を無視できるため、ITC=0としてAT車ト
ルコン補正量ITCによる補正無しの状態とする。
【0045】また、クリープ車速を越えた領域において
は、プライマリプーリ回転数ZMBMWNPFの上昇に
応じてAT車トルコン補正量ITCを漸次的に増加さ
せ、プライマリプーリ回転数ZMBMWNPFが所定回
転数(例えば、1600rpm)以上の領域において、
AT車トルコンITCを一定値に収束させる。すなわ
ち、プライマリプーリ回転数ZMBMWNPFが所定回
転数以上の領域では、エンジン回転数が比較的高回転に
あるため、AT車トルコン補正量ITCを増加させても
吸気管負圧はさほど変化しない。このため、クリープ車
速を越えた領域でプライマリプーリ回転数ZMBMWN
PFが所定回転数に達するまではAT車トルコン補正量
ITCを漸次的に増加させ、プライマリプーリ回転数Z
MBMWNPFが所定回転数以上の領域でAT車トルコ
ン補正量ITCを一定値に収束させることで、クリープ
車速領域からの繋がりをスムーズにし、吸気管負圧を確
保すると共にAT車トルコン補正量ITCの急変を防止
して制御性の向上及びドライバビリティの向上を図る。
【0046】次に、ステップS205へ進み、車速ZM
BSWNVをパラメータとしてテーブルTITCGDV
を補間計算付きで参照し、AT車トルコン補正量ITC
を車速に応じて規制するための車速補正上限規制値IT
CGDVを設定する。すなわち、本実施の形態において
は、通常のDレンジの他に、より減速比の大きいDsレ
ンジが設けられており、このDsレンジでは、同一車速
の場合、通常のDレンジに比較してトランスミッション
入力軸回転数であるプライマリプーリ回転数ZMBMW
NPFが高くなり、ISC弁12の制御量QISCを設
定する際にマイナス項として与えるAT車トルコン補正
量ITCが増加する。従って、Dsレンジでは、Dレン
ジよりも相対的にISC弁12の開度が減少し、ブレー
キによる減速時にエンジン回転数の低下が速くなり、エ
ンジン回転数落ちによりエンストを生じる虞がある。こ
のため、プライマリプーリ回転数ZMBMWNPFをパ
ラメータとして設定されるAT車トルコン補正量ITC
を、車速ZMBSWNVをパラメータとして設定される
車速補正上限規制値ITCGDVで規制することによ
り、Dsレンジでの過補正を防止してエンストを防止す
る。この場合、エアコンON時とエアコンOFF時とで
は、適正な上限規制値が異なるため、テーブルTITC
GDVには、予めシミュレーション或いは実験等によ
り、エアコンOFF時に対応して車速ZMBSWNVを
パラメータとして求めた適正な規制値が格納されてい
る。
【0047】続くステップS206では、冷却水温TW
をパラメータとしてテーブルTITCGDWを補間計算
付きで参照し、AT車トルコン補正量ITCをエンジン
温度に応じて規制するための水温補正上限規制値ITC
GDWを設定する。周知のように、エンジン温度すなわ
ちエンジン冷却水温が低い程、エンジンオイルの粘性等
の影響に起因してエンジンのフリクションが大きくなる
ため、これに対応して冷却水温が低い程、基本特性値と
しての水温補正量ITWが増加設定され、ISC弁12
の開度が大きくされてパイパス空気量が増量され、アイ
ドル回転数の低下が補償される。従って、この水温補正
量ITWをベースとする制御量QISCからAT車トル
コン補正量ITCによって減少される補正量を規制する
ため、冷却水温による水温補正上限値ITCGDWを設
定する。この場合においても、エアコンON時とエアコ
ンOFF時とでは、適正な上限規制値が異なるため、テ
ーブルTITCGDWには、予めシミュレーション或い
は実験等により、エアコンOFF時に対応して冷却水温
TWをパラメータとして求めた適正な規制値が格納され
ている。
【0048】一方、エアコンON時のステップS207
以降の処理では、ステップS207で、プライマリプー
リ回転数ZMBMWNPFをパラメータとしてテーブル
TITCOFACを補間計算付きで参照し、AT車トル
コン補正量ITCを設定する。テーブルTITCOFA
Cには、予めシミュレーション或いは実験等により、エ
アコンON時に対応してプライマリプーリ回転数ZMB
MWNPFをパラメータとして求めた適正な補正量がテ
ーブル値ITCOFACとして格納されており、前述の
エアコンOFFに対応するテーブルTITCOFに対
し、エアコンONによるエンジン負荷の増加を加味した
特性とされている。
【0049】次に、ステップS208へ進み、車速ZM
BSWNVをパラメータとしてテーブルTITCGDV
Aを補間計算付きで参照し、車速補正上限規制値ITC
GDVを設定する。テーブルTITCGDVAには、予
めシミュレーション或いは実験等により、エアコンON
時に対応して車速ZMBSWNVをパラメータとして求
めた適正な規制値が格納されており、前述のエアコンO
FFに対応するテーブルTITCGDVに対し、エアコ
ンONによるエンジン負荷の増加を加味した特性とされ
ている。
【0050】続くステップS209では、冷却水温TW
をパラメータとしてテーブルTITCGDWAを補間計
算付きで参照し、水温補正上限規制値ITCGDWを設
定する。テーブルTITCGDWAには、予めシミュレ
ーション或いは実験等により、エアコンON時に対応し
て冷却水温TWをパラメータとして求めた適正な規制値
が格納されている。この場合、本実施の形態において
は、エンジン1は自然吸気式エンジンであり、水温の相
違による耐エンスト性が高いため、冷却水温TWの相
違、及びエアコンのON,OFFの相違に拘らず、水温
補正上限値ITCGDWを一義的な値により設定するこ
とが可能である。しかしながら、エンジンの特性は、エ
ンジン型式等の相違により異なり、特に、過給機付きエ
ンジンではアイドル時において、冷却水温TWの相違や
エアコンのON,OFFの相違がシビアに影響するた
め、エアコンのON,OFFに対応して個別に水温補正
上限規制値ITCGDWを設定することが望ましい。
【0051】以上により、AT車トルコン補正量IT
C、車速補正上限規制値ITCGDV、水温補正上限規
制値ITCGDWを設定した後、ステップS206或い
はステップS209からステップS210以降へ進み、
車速補正上限規制値ITCGDVと水温補正上限規制値
ITCGDWとのうち、低い方の値を上限値としてAT
車トルコン補正量ITCの上限規制を行なう。すなわ
ち、ステップS210で、車速補正上限規制値ITCG
DVと水温補正上限規制値ITCGDWとを比較し、I
TCGDV≦ITCGDWの場合、ステップS211
で、車速補正上限規制値ITCGDVを上限値ITCG
Dとして(ITCGD←ITCGDV)ステップS21
3へ進み、ITCGDV>ITCGDWの場合、ステッ
プS212で、水温補正上限規制値ITCGDWを上限
値ITCGDとして(ITCGD←ITCGDW)ステ
ップS213へ進む。
【0052】ステップS213では、AT車トルコン補
正量ITCと上限値ITCGDとを比較する。そして、
ITC≦ITCGDの場合には、そのままルーチンを抜
け、ITC>ITCGDの場合、ステップS214で、
AT車トルコン補正量ITCを上限値ITCGDに制限
して上限規制し(ITC←ITCGD)、ルーチンを抜
ける。すなわち、車速補正上限規制値ITCGDVと水
温補正上限規制値ITCGDWとのうち、規制の厳しい
方を採用することで、確実にAT車トルコン補正量IT
Cによる過補正を防止し、エンストを解消すると共にド
ライバビリティの更なる向上を図る。
【0053】図7は、エアコン作動時において、AT車
トルコン補正量ITCによるISC弁12の制御量に対
する減量補正の実施結果を示す例であり、図中実線の補
正無しに対し、AT車トルコン補正量ITCによる補正
を採用することで破線で示すように、低中車速域での吸
気管負圧を適正化して減速時の適切なエンジンブレーキ
感を得ると共に、ブレーキングの際に十分なブレーキブ
ースタ8のアシスト力を得ることができる。また、減速
中のエンジンの吸入空気量を適切な値まで減量できるた
め、燃料カットから復帰したときのトルク発生量を抑
え、燃料リカバー時のショックを軽減することできる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
行時のアイドル制御弁の開度を適正化して減速時の吸気
管負圧を確保することができ、減速時の適切なエンジン
ブレーキ感を得ると共に、ブレーキングの際に十分なブ
レーキアシスト力を得ることができる。また、減速中の
エンジンの吸入空気量を適切な値まで減量できるため、
燃料カットから復帰したときのトルク発生量を抑え、燃
料リカバー時のショックを軽減することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン及び駆動系の概略図
【図2】電子制御系の回路構成図
【図3】ISC制御ルーチンのフローチャート
【図4】ISC制御弁に対する制御量の説明図
【図5】AT車トルコン補正量設定ルーチンのフローチ
ャート
【図6】トルクコンバータ攪拌抵抗の変化を示す説明図
【図7】ISC流量減量による吸気管負圧の変化を示す
説明図
【符号の説明】
1 エンジン 12 アイドル制御弁 23 トルクコンバータ 24 変速機 50 電子制御装置(トルクコンバータ補正量設定手
段、開度制御手段) QISC アイドル制御弁に対する制御量 ITC AT車トルコン補正量(トルクコンバータ補
正量)
フロントページの続き Fターム(参考) 3G093 AA05 AA12 BA02 CB07 DA01 DA03 DA05 DA07 DB15 DB25 EA07 FB05 3G301 HA01 JA03 KA16 LA04 NE17 PA07Z PA11Z PC08Z PE01Z PE03Z PE05Z PE08Z PF01Z PF08Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸にトルクコンバータを
    介して変速機を連設するエンジンのアイドル制御弁の制
    御装置であって、 上記変速機の入力軸回転数に基づいて、上記トルクコン
    バータの攪拌抵抗によるエンジン負荷を考慮したトルク
    コンバータ補正量を設定するトルクコンバータ補正量設
    定手段と、 上記アイドル制御弁に対する制御量を上記トルクコンバ
    ータ補正量を用いて上記アイドル制御弁の開度を減少さ
    せる方向に補正し、上記アイドル制御弁の開度を制御す
    る開度制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの
    アイドル制御弁の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記トルクコンバータ補正量設定手段
    は、 クリープ車速領域以下では、上記トルクコンバータ補正
    量を補正無しに対応する値とし、 クリープ車速を越えた領域では、上記トルクコンバータ
    補正量を上記変速機の入力軸回転数の上昇に応じて増加
    させ、 上記変速機の入力軸回転数が設定回転数以上の領域で
    は、上記トルクコンバータ補正量を一定値に収束させる
    ことを特徴とする請求項1記載のエンジンのアイドル制
    御弁の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記トルクコンバータ補正量設定手段
    は、 上記トルクコンバータ補正量を、車速に基づいて設定し
    た規制値で上限規制することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のエンジンのアイドル制御弁の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記トルクコンバータ補正量設定手段
    は、 上記トルクコンバータ補正量を、エンジン温度に基づい
    て設定した規制値で上限規制することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のエンジンのアイドル制御弁の制
    御装置。
  5. 【請求項5】 上記トルクコンバータ補正量設定手段
    は、 上記トルクコンバータ補正量を、車速に基づいて設定し
    た規制値とエンジン温度に基づいて設定した規制値との
    うちの小さい方の規制値で上限規制することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のエンジンのアイドル制御
    弁の制御装置。
  6. 【請求項6】 上記トルクコンバータ補正量設定手段
    は、 上記トルクコンバータ補正量と上記トルクコンバータ補
    正量を上限規制するための規制値とのうちの少なくとも
    一つを、エアコンデショナー作動時とエアコンデショナ
    ー停止時とに対応して別個に設定することを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5のいずれか一に記載のエンジ
    ンのアイドル制御弁の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011047276A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Hitachi Automotive Systems Ltd アイドル回転数の制御装置
CN112824664A (zh) * 2019-11-21 2021-05-21 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置

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