JP2002038976A - 内燃機関の電子制御式スロットル装置 - Google Patents

内燃機関の電子制御式スロットル装置

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JP2002038976A
JP2002038976A JP2000222864A JP2000222864A JP2002038976A JP 2002038976 A JP2002038976 A JP 2002038976A JP 2000222864 A JP2000222864 A JP 2000222864A JP 2000222864 A JP2000222864 A JP 2000222864A JP 2002038976 A JP2002038976 A JP 2002038976A
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throttle
throttle opening
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sensor
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JP2000222864A
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Tsugio Tomita
次男 富田
Shuichi Nakano
秀一 仲野
Kiyoshi Tsurumaki
潔 弦巻
Hayato Sugawara
早人 菅原
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットル弁を全閉位置に押し付ける動作を
行わず、スロットル弁の通常制御範囲内で、スロットル
開度センサの全閉出力値を補正設定する。 【解決手段】 スロットル開度センサ14、15の出力
値が所定値になったときのエアフローメータ16の出力
値より実際のスロットル開度を取得し、この実際のスロ
ットル開度におけるスロットル開度センサ14、15の
出力値に基づいて前スロットル開度センサ14、15の
全閉出力値を補正して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車輌に
用いられる内燃機関の電子制御式スロットル装置に係
り、特に、全閉位置におけるスロットル開度センサの出
力値の出力値を基準にしてアクチュエータ駆動によって
スロットル弁を所定の制御目標位置に位置させる内燃機
関の電子制御スロットル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌に用いられる内燃機関
(エンジン)の電子制御式スロットル装置は、一般に、
全閉位置におけるスロットル開度センサの出力値を基準
にしてアクチュエータ駆動によってスロットル弁を所定
の制御目標位置に位置させるようになっている。
【0003】電子制御式スロットル装置に用いられるス
ロットル開度センサは、ポテンショメータ等により構成
されており、この種のスロットル開度センサの出力値特
性にはばらつきがある。このため、スロットル開度セン
サの出力値特性を補正して真の出力値特性を得ること
が、高精度なスロットル弁の制御に必要である。
【0004】スロットル弁を内蔵するスロットルボディ
には、スロットル弁の全閉位置を設定する全閉ストッパ
が設けられており、スロットル弁が閉じ方向に駆動され
たとき、スロットル弁が全閉位置で停止し、それ以上回
転してスロットルボデイにスロットル弁が喰い込む等の
障害を避ける構造となっている。
【0005】このため、従来は、イグニッションキーが
オンされた直後など、エンジンが回転していない状態に
おいて、モータによってスロットル弁を閉じ方向に駆動
してスロットル弁を全閉ストッパに押し付ける動作を行
い、スロットル弁の全閉位置でのスロットル開度センサ
の出力値を入力し、スロットル弁の開度は、この全閉位
置でのスロットル開度センサの出力値(全閉出力値)か
らの相対値としている。
【0006】また、従来技術として、スロット開度とエ
ンジン回転数とに基づいて算出される体積流量としての
吸入空気量が、質量流量としての吸入空気量に比例する
ように、スロット開度検出値の補正値を学習することに
より、スロット開度センサの出力特性の直線性のばらつ
きを補正し、スロット開度センサの検出精度を向上させ
る技術が特開平8−74650号公報に示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スロットル弁
を全閉ストッパに押し付ける場合のスロットル駆動力
は、これが大きすぎると、スロットル弁が全閉ストッパ
に衝突して跳ね返り、スロットル弁が振動する可能性が
あり、これとは反対に、スロットル駆動力が小さいと、
スロットル弁がストッパ位置に至らず、正確な全閉位置
に位置付けることができない。
【0008】スロットル弁駆動用のモータをバッテリ電
圧で回転させて駆動力を発生する場合には、駆動力はバ
ッテリ電圧に依存すると共に、モー夕内巻き線抵抗が温
度に大きく依存することから、温度に依存する要素も大
きい。このようなことから、実際には、適切な駆動力を
設定することは簡単ではない。
【0009】もう一つの問題は、スロットル開度センサ
のセンサ特性が温度に依存するため、一旦、イグニッシ
ョンキーがオンされた直後にスロットルセンサ特性が学
習されても、その後、自動車が走行を続けたときに、ス
ロットル弁周辺の温度が上昇することで、スロットルセ
ンサ特性が次第にずれてくるという問題である。
【0010】これに対し、スロットル弁を全閉位置に位
置付けてスロットル開度センサの全閉出力値を設定する
ことは、走行中に実行することができないため、上述の
ように、走行中にスロットルセンサ特性が変わることに
対しては、対処することができない。
【0011】上述した問題は、スロットルセンサ特性の
全閉位置の学習に関する問題であり、これ以外の問題と
して、スロットル開度センサの出力値特性の傾斜、セン
サ出力値の特性ゲインの学習の問題がある。スロットル
弁の開度変化に対するスロットル開度センサの出力値変
化の割合、すなわち、スロットルセンサの出力特性の傾
斜を学習するには、全閉位置でのセンサ出力値の学習
と、これとは異なる開度位置でのセンサ出力値の学習の
二つのデータを必要とする。
【0012】これは、スロットル弁をある程度開いた位
置(定位置)を学習する必要性を意味するが、イグニッ
ションキーがオンされた直後の学習であっても、安全性
の点からは、スロットル弁を開くことは避けるべきであ
り、安全を確保してスロットル弁が一定開度のときのセ
ンサ出力値を読み取ることは困難であった。
【0013】また、特開平8−74650号公報に示さ
れているスロットル開度検出装置は、スロット開度セン
サの出力特性の直線性のばらつきを補正し、スロット開
度センサの検出精度を向上させるものであり、スロット
ル開度センサの全閉出力値を補正設定することはできな
い。
【0014】本発明、上述の如き問題点を解消するため
になされたものであって、その目的とするところは、ス
ロットル弁を全閉位置に押し付ける動作を行わず、スロ
ットル弁の通常制御範囲内で、スロットル開度センサの
全閉出力値を補正設定し、併せて自動車の通常運転中に
センサ出力値の特性ゲインを補正設定し、より高精度に
全閉出力値を補正設定することができる内燃機関の電子
制御式スロットル装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明による内燃機関の電子制御式スロットル装置
は、開閉動作可能なスロットル弁と、前記スロットル弁
を開閉駆動するアクチュエータと、前記スロットル弁の
開度を検出するスロットル開度センサと、内燃機関の吸
入空気量を測定する吸入空気量センサとを有し、前記ス
ロットル弁が全閉位置に位置している時の前記スロット
ル開度センサの出力値を基準にして前記アクチュエータ
に駆動信号を送出し、スロットル弁を所定の制御目標位
置に位置させる内燃機関の電子制御スロットル装置にお
いて、前記スロットル開度センサの出力値が或る所定の
値になったときの前記吸入空気量センサの出力値より実
際のスロットル開度を取得し、当該実際のスロットル開
度における前記スロットル開度センサの出力値に基づい
て前記スロットル開度センサの全閉出力値を補正するも
のである。
【0016】これにより、通常運転中等において、スロ
ットル開度センサの出力値が或る所定の値になると、ス
ロットル弁を全閉位置に押し付ける動作を行うことな
く、吸入空気量センサの出力値を参照してスロットル開
度センサの全閉出力値を補正することが行われる。
【0017】また、本発明による内燃機関の電子制御式
スロットル装置は、開閉動作可能なスロットル弁と、前
記スロットル弁を開閉駆動するアクチュエータと、前記
スロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサ
と、内燃機関の吸入空気量を測定する吸入空気量センサ
とを有し、前記スロットル弁が全閉位置に位置している
時の前記スロットル開度センサの出力値を基準にして前
記アクチュエータに駆動信号を送出し、スロットル弁を
所定の制御目標位置に位置させる内燃機関の電子制御ス
ロットル装置において、全閉位置における前記スロット
ル開度センサの出力値を初期設定値として仮定し、この
初期設定値を基準にして前記スロットル開度センサの出
力値が予め設定された所定値Tsになった時の前記吸入
空気量センサの出力値Qsを取り込み、当該出力値Qs
における実際のスロットル開度を前記吸入空気量センサ
の既知の出力値特性より取得し、この実際のスロットル
開度における前記スロットル開度センサの出力値Trを
前記スロットル開度センサの既知の出力値特性より取得
し、前記所定値Tsと前記出力値Trとの偏差が零にな
るよう全閉位置における前記スロットル開度センサの出
力値を補正するスロットル全閉値補正手段を有している
ものである。
【0018】これにより、通常運転中等において、スロ
ットル開度センサの出力値が所定値Tsになると、スロ
ットル弁を全閉位置に押し付ける動作を行うことなく、
スロットル全閉値補正手段によって吸入空気量センサの
出力値を参照して全閉位置におけるスロットル開度セン
サの出力値を補正することが行われる。
【0019】また、本発明による内燃機関の電子制御式
スロットル装置は、開閉動作可能なスロットル弁と、前
記スロットル弁を開閉駆動するアクチュエータと、前記
スロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサ
と、内燃機関の吸入空気量を測定する吸入空気量センサ
とを有し、前記スロットル弁が全閉位置に位置している
時の前記スロットル開度センサの出力値を基準にして前
記アクチュエータに駆動信号を送出し、スロットル弁を
所定の制御目標位置に位置させる内燃機関の電子制御ス
ロットル装置において、全閉位置における前記スロット
ル開度センサの出力値を初期設定値として仮定し、この
初期設定値を基準にして前記スロットル開度センサの出
力値が予め設定された第1の所定値Ts1 になった時の
前記吸入空気量センサの出力値Qs1 を取り込み、当該
出力値Qs1 における実際のスロットル開度を前記吸入
空気量センサの既知の出力値特性より取得し、この実際
のスロットル開度における前記スロットル開度センサの
出力値Tr1 を前記スロットル開度センサの既知の出力
値特性より取得し、前記第1の所定値Ts1 と前記出力
値Tr1 との偏差が零になるよう全閉位置における前記
スロットル開度センサの出力値を補正する第1のスロッ
トル全閉値補正手段と、前記スロットル開度センサの出
力値が予め設定された第2の所定値Ts2 になった時の
前記吸入空気量センサの出力値Qs2 を取り込み、当該
出力値Qs2 における実際のスロットル開度および前記
第2の所定値Ts2 と出力値Qs1 における実際のスロ
ットル開度および前記第1の所定値Ts1 とから前記ス
ロットル開度センサの出力値の特性ゲインを補正する出
力値特性ゲイン補正手段と、前記出力値特性ゲイン補正
手段により補正された出力値特性ゲインによる前記スロ
ットル開度センサの出力値特性に従って全閉位置におけ
る前記スロットル開度センサの出力値を補正する第2の
スロットル全閉値補正手段とを有しているものである。
【0020】これにより、通常運転中等において、スロ
ットル開度センサの出力値が第1の所定値Ts1 になる
と、スロットル弁を全閉位置に押し付ける動作を行うこ
となく、第1のスロットル全閉値補正手段によって吸入
空気量センサの出力値を参照して全閉位置におけるスロ
ットル開度センサの出力値を補正することが行われ、こ
の後に、スロットル開度センサの出力値が第2の所定値
Ts2 になると、出力値特性ゲイン補正手段によって第
1および第2の所定値Ts1 、Ts2 における実際のス
ロットル開度からスロットル開度センサの出力値の特性
ゲインを補正することが行われ、出力値特性ゲイン補正
手段により補正された出力値特性ゲインによるスロット
ル開度センサの出力値特性に従って全閉位置におけるス
ロットル開度センサの出力値を補正することが第2のス
ロットル全閉値補正手段によって行われる。
【0021】また、本発明による内燃機関の電子制御式
スロットル装置の具体的な態様では、前記吸入空気量セ
ンサの出力値特性は所定の機関回転数における基準特性
を予め設定され、当該基準特性を基準として機関回転数
に応じて前記吸入空気量センサの出力値特性を補正する
ことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施形態の
電子制御式スロットル装置を含むエンジン制御装置の全
体構成を示している。
【0023】電子制御式スロットル装置は、エンジン吸
気系に組み込まれるスロットルボディ10に開閉動作可
能なスロットル弁11を有している。スロットルボディ
10にはギヤ12を介してスロットル弁11を開閉駆動
するモータ13が設けられている。
【0024】また、スロットルボディ10には、各々ス
ロットル弁11の開度を検出するポテンショメータ等に
よる2個のスロットル開度センサ14、15と、エンジ
ンの吸入空気量を検出する吸入空気量センサであるエア
フローメータ16とが設けられている。モータ13は、
スロットル制御モジュール50によって駆動制御され、
スロットル弁11をアクセルペダル20の踏み込み量な
どにより決まる所定の制御目標位置に位置させる。
【0025】スロットル制御モジュール50は、スロッ
トル開度センサ14、15およびエアフローメータ16
の出力信号と、アクセルペダル20の踏み込み量を検出
するポテンショメータ等による2個のアクセルセンサ2
1、22の出力信号を入力する入力インタフェース部
(A/D変換器)51と、スロットル全閉値補正部52
と、スロットル開度設定部53と、スロットル制御位置
設定部54と、モータ制御部55と、モータ駆動回路部
56と、故障判定部57とを有している。
【0026】スロットル全閉値補正部52は、演算によ
り全閉位置におけるスロットル開度センサ14、15の
出力値を補正する。スロットル開度設定部53は、スロ
ットル全閉値補正部52により補正されたスロットル全
閉出力値を基準としてアクセルセンサ21、22により
検出されるアクセルペダル20の踏み込み量に応じたス
ロットル開度を設定する。スロットル制御位置設定部5
4は、スロットル開度設定部53により設定されたスロ
ットル開度によりスロットル弁11の制御目標位置を設
定する。
【0027】モータ制御部55は、スロットル制御位置
設定部54により設定されたスロットル弁11の制御目
標位置とスロットル開度センサ14、15により検出さ
れる現在のスロットル開度位置との偏差よりモータ操作
量を設定する。モータ駆動回路部56は、モータ10の
電力制御部であり、バッテリ40からリレー41を介し
て電源供給され、モータ制御部53より与えられるモー
タ操作量に応じてPMW制御等によりモータ10に供給
する電力(電流値)を制御する。
【0028】この実施の形態では、スロットル開度セン
サ14,15とアクセルセンサ21,22に関しては安
全ために、2重に設けられており、故障判定部57は、
スロットル開度センサ14の出力値とスロットル開度セ
ンサ15の出力値との偏差が許容値以内ならば、スロッ
トル開度センサ14、15が正常であると判定し、これ
に対し、スロットル開度センサ14の出力値とスロット
ル開度センサ15の出力値との偏差が許容値以内でない
ならば、スロットル開度センサ14、15が異常である
と判定し、リレー41を開くなどの異常時処理を行う。
なお、正常時には、スロットル開度センサ14の出力値
とスロットル開度センサ15の出力値の平均値よりスロ
ットル開度の検出値を確定することが行われる。
【0029】また、故障判定部57は、アクセルセンサ
21の出力値とアクセルセンサ22の出力値との偏差が
許容値以内ならば、アクセルセンサ21、22が正常で
あると判定し、これに対し、アクセルセンサ21の出力
値とアクセルセンサ22の出力値との偏差が許容値以内
でないならば、アクセルセンサ21、22が異常である
と判定し、リレー41を開くなどの異常時処理を行う。
なお、正常時には、アクセルセンサ21の出力値とアク
セルセンサ22の出力値の平均値よりアクセルペダル踏
み込み量の検出値を確定することが行われる。
【0030】スロットル全閉値補正部52は、演算回路
を含むものであり、図2に示されているように、スロッ
トル制御モジュール50の起動時に全閉位置におけるス
ロットル開度センサ14、15の出力値Tを初期設定値
Tfcsとして仮設定し、この初期設定値Tfcsを基
準にしてスロットル開度センサ14、15の出力値Tが
予め設定された所定値Tsになることを監視する。
【0031】なお、スロットル出力値Tとスロットル開
度θとの関係は、比例関係で既知で、パラメータ設定す
ることができる。図2において、符号Ltθsはスロッ
トル全閉値を初期設定値Tfcsとした場合のスロット
ル出力値・スロットル開度特性線を、符号Ltθrはス
ロットル全閉値を実際値(真値)Tfcrとした場合の
スロットル出力値・スロットル開度特性線を各々示して
おり、初期設定値Tfcsは実際値(真値)Tfcrに
対してΔTの偏差があったとする。
【0032】スロットル開度センサ14、15の出力値
Tが予め設定された所定値Tsになると、スロットル全
閉値補正部52は、この時点でのエアフローメータ16
の出力値Qを取り込む。初期設定値Tfcs=実際値
(真値)Tfcrであれば、この時のエアフローメータ
16の出力値(吸入空気量)QはQjになり、吸入空気
量Q=Qjを期待するが、初期設定値Tfcsは実際値
(真値)Tfcrに対して偏差ΔTがあるから、この時
のエアフローメータ16の出力値QはQsとなる。
【0033】ここで、エアフローメータ16の出力値Q
とスロットル開度θとの関係は、既知であり、吸入空気
量・スロットル開度特性線は図2にて符号Lqθで示さ
れている。吸入空気量・スロットル開度特性線Lqθ
は、換言すれば、或るスロットル開度に対する吸入空気
量は、エンジン回転数に応じて変化するから、エアフロ
ーメータ16の出力値特性は所定のエンジン回転数にお
ける基準特性を予めパメータ設定し、エンジン回転数セ
ンサ30よりエンジン回転数の検出値を取り込み、基準
特性を基準としてエンジン回転数に応じてエアフローメ
ータ16の出力値特性を補正して吸入空気量・スロット
ル開度特性線Lqθを決定することができる。
【0034】吸入空気量・スロットル開度特性線Lqθ
より、エアフローメータ16の出力値QがQsである時
の実際のスロットル開度θrが決まるから、スロットル
全閉値補正部52は、この実際のスロットル開度θrに
おけるスロットル開度センサ14、15出力値Trをス
ロットル開度センサ14、15の既知の出力値特性、す
なわち、スロットル出力値・スロットル開度特性線Lt
θsより取得する。
【0035】そして、スロットル全閉値補正部52は、
所定値Tsと出力値Trとの偏差が零になるよう全閉位
置におけるスロットル開度センサ14、15の出力値T
=TfcsをTfcrに補正する。この補正は、下式
(1)により行われる。
【0036】 Tfcr=Tfcs−(Tr−Ts) …(1) なお、(Tr−Ts)=偏差ΔTである。これにより、
スロットル出力値・スロットル開度特性線Ltθrが得
られる。
【0037】上述のような補正処理により、通常運転中
等において、スロットル開度センサ14、15の出力値
が所定値Tsになると/になるたびに、スロットル弁1
1を実際に全閉位置に押し付ける動作を行うことなく、
エアフローメータ16の出力値Qを参照して全閉位置に
おけるスロットル開度センサ14、15の出力値を真値
Tfcrに補正することができる。
【0038】図3は他の実施の形態による電子制御式ス
ロットル装置を含むエンジン制御装置の全体構成を示し
ている。なお、図3において、図1に対応する部分は、
図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省
略する。この実施の形態では、スロットル制御モジュー
ル60は、スロットル開度センサ14、15およびエア
フローメータ16の出力信号と、アクセルペダル20の
踏み込み量を検出するポテンショメータ等による2個の
アクセルセンサ21、22の出力信号とエンジン回転数
センサ30の出力信号を入力する入力インタフェース部
(A/D変換器)51と、スロットル開度設定部53
と、スロットル制御位置設定部54と、モータ制御部5
5と、モータ駆動回路部56と、故障判定部57と、第
1のスロットル全閉値補正部61と、出力値特性ゲイン
補正部62と、第2のスロットル全閉値補正部63とを
有している。スロットル開度設定部53、スロットル制
御位置設定部54、モータ制御部55、モータ駆動回路
部56、故障判定部57は、上述した実施の形態のもの
と同等のものである。
【0039】第1のスロットル全閉値補正部61は、上
述した実施の形態のスロットル全閉値補正部52と同等
のものであり、図4に示されているように、スロットル
制御モジュール60の起動時に全閉位置におけるスロッ
トル開度センサ14、15の出力値Tを初期設定値Tf
csとして仮定設定し、この初期設定値Tfcsを基準
にしてスロットル開度センサ14、15の出力値Tが予
め設定された第1の所定値Ts1 になることを監視す
る。
【0040】なお、スロットル出力値Tとスロットル開
度θとの関係は、初期値としてパラメータ設定されてい
る。図4において、符号Ltθsはスロットル全閉値を
初期設定値Tfcsとした場合のスロットル出力値・ス
ロットル開度特性線を、符号Ltθrはスロットル全閉
値を実際値(真値)Tfcrとした場合のスロットル出
力値・スロットル開度特性線を各々示しており、この場
合も、初期設定値Tfcsは実際値(真値)Tfcrに
対してΔTの偏差があったとする。
【0041】スロットル開度センサ14、15の出力値
Tが予め設定された第1の所定値Ts1 になると、第1
のスロットル全閉値補正部61は、この時点でのエアフ
ローメータ16の出力値Qを取り込む。初期設定値Tf
cs=実際値(真値)Tfcrであれば、この時のエア
フローメータ16の出力値(吸入空気量)QはQjにな
り、吸入空気量Q=Qj1 を期待するが、初期設定値T
fcsは実際値Tfcrに対して偏差ΔTがあるから、
この時のエアフローメータ16の出力値QはQs1 とな
る。
【0042】ここでも、エアフローメータ16の出力値
Qとスロットル開度θとの関係は、既知であり、吸入空
気量・スロットル開度特性線は図4にて符号Lqθで示
されている。吸入空気量・スロットル開度特性線Lqθ
は、換言すれば、或るスロットル開度に対する吸入空気
量は、エンジン回転数に応じて変化するから、この場合
も、エアフローメータ16の出力値特性は所定のエンジ
ン回転数における基準特性を予めパメータ設定し、エン
ジン回転数センサ30よりエンジン回転数の検出値を取
り込み、基準特性を基準としてエンジン回転数に応じて
エアフローメータ16の出力値特性を補正して吸入空気
量・スロットル開度特性線Lqθを決定することができ
る。
【0043】吸入空気量・スロットル開度特性線Lqθ
より、エアフローメータ16の出力値QがQs1 である
時の実際のスロットル開度θr1 が決まるから、第1の
スロットル全閉値補正部61は、この実際のスロットル
開度θr1 におけるスロットル開度センサ14、15出
力値Tr1 をスロットル開度センサ14、15の既知の
出力値特性、すなわち、スロットル出力値・スロットル
開度特性線Ltθsより取得する。
【0044】そして、第1のスロットル全閉値補正部6
1は、第1の所定値Ts1 と出力値Tr1 との偏差が零
になるよう全閉位置におけるスロットル開度センサ1
4、15の出力値T=TfcsをTfcrに補正する。
この補正は、下式(2)により行われる。
【0045】 Tfcr=Tfcs−(Tr1 −Ts1 ) …(2) なお、(Tr1 −Ts1 )=偏差ΔTである。これによ
り、スロットル出力値・スロットル開度特性線Ltθr
が得られる。
【0046】出力値特性ゲイン補正部62は、演算回路
を含むものであり、図5に示されているように、スロッ
トル開度センサ14、15の出力値Tが予め設定された
第2の所定値Ts2 になった時のエアフローメータ16
の出力値Qを取り込む。スロットル出力値・スロットル
開度特性線Ltθrが示すセンサ出力値の特性ゲイン
(比例係数)、すなわち、スロットル出力値・スロット
ル開度特性線Ltθrの傾斜度が正しければ、エアフロ
ーメータ16の出力値(吸入空気量)QはQj2にな
り、吸入空気量Q=Qj2 を期待するが、センサ出力値
の特性ゲインに誤差があることにより、エアフローメー
タ16の出力値QはQs2 となる。なお、ここでは、セ
ンサ出力値の特性ゲインに誤差がないスロットル出力値
・スロットル開度特性線は符号Ltθrrで示してい
る。
【0047】吸入空気量・スロットル開度特性線Lqθ
より、エアフローメータ16の出力値QがQs2 である
時の実際のスロットル開度θr2 が決まるから、出力値
特性ゲイン補正部62はセンサ出力値Ts2 に対応する
スロットル開度θr2 を取得する。
【0048】これにより、異なる2位置(スロットル出
力値)での真のスロットル開度が得られたことになり、
出力値特性ゲイン補正部62は、出力値Qs1 における
実際のスロットル開度θr1 および第1の所定値Ts1
と(点P1の座標位置)、出力値Qs2 における実際の
スロットル開度θr2 および第2の所定値Ts2 と(点
P1の座標位置)より、演算によってスロットル開度セ
ンサ14、15の出力値Tの特性ゲインを補正する。こ
れにより、センサ出力値の特性ゲインに誤差がないスロ
ットル出力値・スロットル開度特性線Ltθrrが得ら
れる。
【0049】点P1、点P2の位置をXY座標系で見
て、点P1の座標値を(X1,Y1)、点P2の座標値
を(X2,Y2)とすると、点P1、点P2を通る直線
は下式(3)により表され、この直線がスロットル出力
値・スロットル開度特性線Ltθrrである。
【0050】 Y={(Y2・Y1)/(X2・X1)}+X2Y1−X1Y2 …(3)
【0051】第2のスロットル全閉値補正部63は、出
力値特性ゲイン補正部61により補正された出力値特性
ゲインによるスロットル開度センサ14、15の出力値
特性に従って全閉位置におけるスロットル開度センサ1
4、15の出力値Tを補正する。これにより、全閉位置
におけるスロットル開度センサ14、15の出力値T=
TfcrはTfcrrに再補正される。
【0052】式(3)において、X=0では、Y=X2
Y1−X1Y2となり、この値は、全閉位置におけるス
ロットル開度センサ14、15の出力値T=Tfcrr
であり、式(3)にX=0を代入することにより、全閉
位置におけるスロットル開度センサ14、15の出力値
T=Tfcrrが得られる。
【0053】上述のような補正処理により、通常運転中
等において、スロットル開度センサ14、15の出力値
が第1の所定値Ts1 と第2の所定値Ts2 になると/
になるたびに、スロットル弁11を実際に全閉位置に押
し付ける動作を行うことなく、エアフローメータ16の
出力値Qを参照して全閉位置におけるスロットル開度セ
ンサ14、15の出力値を、センサ出力値の特性ゲイン
誤差を含まない真値Tfcrrに補正することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による内燃機関の電子制御式スロットル装置によれ
ば、通常運転中等において、スロットル開度センサの出
力値が或る所定の値になると、吸入空気量センサの出力
値を参照してスロットル開度センサの全閉出力値を補正
することが行われるから、スロットル弁を全閉位置に押
し付ける動作を行うことなく、スロットル弁を制御する
領域で、スロットル開度センサの全閉出力値を補正する
ことができる。
【0055】また、スロットル開度センサの出力値が異
なる2点で、吸入空気量センサの出力値を参照してその
各出力値に対応するスロットル開度を取得することによ
り、センサ出力値の特性ゲインを補正でき、この補正
は、自動車の運転中に行うことが可能であることから、
運転中にスロットル特性が変化していくことに対しても
十分に対応でき、スロットル開度センサの全閉出力値を
補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子制御式スロットル装置を含む
エンジン制御装置の一つの実施の形態の全体構成を示す
構成図。
【図2】図1の実施形態による電子制御式スロットル装
置における補正要領を示すセンサ出力値・吸入空気量−
スロットル開度特性のグラフ。
【図3】本発明による電子制御式スロットル装置を含む
エンジン制御装置の他の実施の形態の全体構成を示す構
成図。
【図4】図3の実施形態による電子制御式スロットル装
置における補正要領を示すセンサ出力値・吸入空気量−
スロットル開度特性のグラフ。
【図5】図3の実施形態による電子制御式スロットル装
置における補正要領を示すセンサ出力値・吸入空気量−
スロットル開度特性のグラフ。
【符号の説明】
10 スロットルボディ 11 スロットル弁 13 モータ 14、15 スロットル開度センサ 16 エアフローメータ 50 スロットル制御モジュール 52 スロットル全閉値補正部 60 スロットル制御モジュール 61 第1のスロットル全閉値補正部 62 出力値特性ゲイン補正部 63 第2のスロットル全閉値補正部
フロントページの続き (72)発明者 仲野 秀一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 弦巻 潔 茨城県ひたちなか市大字高場2477番地 株 式会社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 菅原 早人 茨城県ひたちなか市大字高場2477番地 株 式会社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 3G065 CA26 DA04 FA09 GA05 GA10 GA42 GA43 GA46 3G084 BA04 BA05 DA00 DA27 EA09 EA11 FA07 FA10 FA33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉動作可能なスロットル弁と、前記ス
    ロットル弁を開閉駆動するアクチュエータと、前記スロ
    ットル弁の開度を検出するスロットル開度センサと、内
    燃機関の吸入空気量を測定する吸入空気量センサとを有
    し、前記スロットル弁が全閉位置に位置している時の前
    記スロットル開度センサの出力値を基準にして前記アク
    チュエータに駆動信号を送出し、スロットル弁を所定の
    制御目標位置に位置させる内燃機関の電子制御スロット
    ル装置において、 前記スロットル開度センサの出力値が或る所定の値にな
    ったときの前記吸入空気量センサの出力値より実際のス
    ロットル開度を取得し、当該実際のスロットル開度にお
    ける前記スロットル開度センサの出力値に基づいて前記
    スロットル開度センサの全閉出力値を補正することを特
    徴とする内燃機関の電子制御スロットル装置。
  2. 【請求項2】 開閉動作可能なスロットル弁と、前記ス
    ロットル弁を開閉駆動するアクチュエータと、前記スロ
    ットル弁の開度を検出するスロットル開度センサと、内
    燃機関の吸入空気量を測定する吸入空気量センサとを有
    し、前記スロットル弁が全閉位置に位置している時の前
    記スロットル開度センサの出力値を基準にして前記アク
    チュエータに駆動信号を送出し、スロットル弁を所定の
    制御目標位置に位置させる内燃機関の電子制御スロット
    ル装置において、 全閉位置における前記スロットル開度センサの出力値を
    初期設定値として仮定し、この初期設定値を基準にして
    前記スロットル開度センサの出力値が予め設定された所
    定値Tsになった時の前記吸入空気量センサの出力値Q
    sを取り込み、当該出力値Qsにおける実際のスロット
    ル開度を前記吸入空気量センサの既知の出力値特性より
    取得し、この実際のスロットル開度における前記スロッ
    トル開度センサの出力値Trを前記スロットル開度セン
    サの既知の出力値特性より取得し、前記所定値Tsと前
    記出力値Trとの偏差が零になるよう全閉位置における
    前記スロットル開度センサの出力値を補正するスロット
    ル全閉値補正手段を有していることを特徴とする内燃機
    関の電子制御スロットル装置。
  3. 【請求項3】 開閉動作可能なスロットル弁と、前記ス
    ロットル弁を開閉駆動するアクチュエータと、前記スロ
    ットル弁の開度を検出するスロットル開度センサと、内
    燃機関の吸入空気量を測定する吸入空気量センサとを有
    し、前記スロットル弁が全閉位置に位置している時の前
    記スロットル開度センサの出力値を基準にして前記アク
    チュエータに駆動信号を送出し、スロットル弁を所定の
    制御目標位置に位置させる内燃機関の電子制御スロット
    ル装置において、 全閉位置における前記スロットル開度センサの出力値を
    初期設定値として仮定し、この初期設定値を基準にして
    前記スロットル開度センサの出力値が予め設定された第
    1の所定値Ts1 になった時の前記吸入空気量センサの
    出力値Qs1 を取り込み、当該出力値Qs1 における実
    際のスロットル開度を前記吸入空気量センサの既知の出
    力値特性より取得し、この実際のスロットル開度におけ
    る前記スロットル開度センサの出力値Tr1 を前記スロ
    ットル開度センサの既知の出力値特性より取得し、前記
    第1の所定値Ts1 と前記出力値Tr1 との偏差が零に
    なるよう全閉位置における前記スロットル開度センサの
    出力値を補正する第1のスロットル全閉値補正手段と、 前記スロットル開度センサの出力値が予め設定された第
    2の所定値Ts2 になった時の前記吸入空気量センサの
    出力値Qs2 を取り込み、当該出力値Qs2 における実
    際のスロットル開度および前記第2の所定値Ts2 と出
    力値Qs1 における実際のスロットル開度および前記第
    1の所定値Ts1 とから前記スロットル開度センサの出
    力値の特性ゲインを補正する出力値特性ゲイン補正手段
    と、 前記出力値特性ゲイン補正手段により補正された出力値
    特性ゲインによる前記スロットル開度センサの出力値特
    性に従って全閉位置における前記スロットル開度センサ
    の出力値を補正する第2のスロットル全閉値補正手段
    と、 を有していることを特徴とする内燃機関の電子制御スロ
    ットル装置。
  4. 【請求項4】 前記吸入空気量センサの出力値特性は所
    定の機関回転数における基準特性を予め設定され、当該
    基準特性を基準として機関回転数に応じて前記吸入空気
    量センサの出力値特性を補正することを特徴とする請求
    項2または3記載の内燃機関の電子制御スロットル装
    置。
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