JP3832371B2 - 車両の駆動源出力伝達体の試験方法及び試験装置 - Google Patents

車両の駆動源出力伝達体の試験方法及び試験装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体の試験方法及び試験装置に関し、特に、駆動源を電動機により模擬し、同電動機の出力を駆動源出力伝達体に付与して同駆動源出力伝達体の試験を行う試験方法及び試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両に搭載されるエンジンの出力が伝達されるトランスミッションやディファレンシャルギヤ等の駆動源出力伝達体の開発期間を短縮する等のため、エンジンの完成を待つまでもなく、同エンジンを模擬した電動機の出力を同駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行うことが可能な試験装置が知られている。
【0003】
このような駆動源出力伝達体の試験を行う場合、模擬されるエンジンの運転状態を試験パターンに応じて種々変化させる必要があり、特にスロットル開度が急変するような過渡運転時におけるエンジンの出力(トルク)を忠実に駆動源出力伝達体に付与することができれば、正確な駆動源出力伝達体の試験結果を得ることができる。即ち、この種の試験装置では、前記種々の運転状態、特に前記過渡運転時におけるエンジンの出力(トルク)を精度よく推定し再現する必要がある。
【0004】
このため、例えば、特開平2−115738号公報に開示されたトランスミッションの試験装置は、エンジンの各スロットル開度ごとにエンジンの回転速度とトルクとの間の相関特性データを格納しておき、エンジンの回転速度をエンジンを模擬した電動機の回転速度検出値で代用し、同相関特性データに基づいて、スロットル開度信号を変化させたときのエンジンの出力(トルク)を推定し同電動機により再現するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジン(例えばガソリンエンジン)が実際に発生する出力は、その時々で逐次変動する点火時期、燃料噴射量、燃料噴射時期等の種々のパラメータにより変化するものであり、エンジンの出力を特に上記過渡運転時においても高精度に推定するためには、これらのパラメータを考慮した演算を行う必要がある。
【0006】
しかしながら、上記従来のトランスミッション試験装置においては、エンジンの出力を推定するにあたり、定常運転時におけるスロットル開度、電動機の回転速度及びエンジン出力(トルク)の関係からエンジンの出力(トルク)を推定しており、上記点火時期、燃料噴射量等のパラメータを考慮した演算が行われていないので、特に過渡運転時におけるエンジン出力が精度よく推定し再現されていない。このため、正確なトランスミッションの試験結果を得ることができないという問題がある。
【0007】
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、車両に搭載される駆動源を模擬する電動機の出力を駆動源出力伝達体に付与して、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験方法及び試験装置において、種々の運転状態における駆動源の出力を高精度に推定し再現できるものを提供することを、その課題とする。
【0008】
【発明の概略】
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の特徴は、車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備えた試験装置を用いて、同電動機の出力を、車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験方法であって、前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータ内に既述されている制御プログラムに基づいて、同駆動源制御用コンピュータの出力結果に相当する同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを演算し、前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定し、前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御することにある。
【0009】
また、前記本発明の第1の特徴に係る試験方法を実施するための本発明に係る車両の駆動源出力伝達体の試験装置は、車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備え、同電動機の出力を車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験装置であって、前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータ内に既述されている制御プログラムに基づいて、同駆動源制御用コンピュータの出力結果に相当する同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを演算する出力決定パラメータ演算手段と、前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定する駆動源出力推定手段と、前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御する制御手段を備えるように構成される。
【0010】
これらによれば、車両に搭載される駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータ内に既述されている制御プログラムにより演算される同駆動源制御用コンピュータの出力結果に相当する出力決定パラメータ(例えば、駆動源がガソリンエンジンである場合には、点火時期、燃料噴射量等)が考慮されて、同駆動源が発生するであろう駆動源出力が推定される。
【0011】
上記出力決定パラメータは、駆動源出力を決定づける重要なパラメータであり、模擬される駆動源の種々の運転状態に応じて上記制御プログラムに基づいて逐次変動するので、特に上記過渡運転時においても、駆動源出力は正確に推定され、この駆動源出力が駆動源出力伝達体に忠実に付与される。従って、上記従来の試験装置(方法)に比して、駆動源出力をより高精度に推定し再現することができ、正確な駆動源出力伝達体の試験結果を得ることが可能となる。
【0012】
上記課題を解決するためになされた本発明の第2の特徴は、車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備えた試験装置を用いて、同電動機の出力を、車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験方法であって、前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータを前記試験装置に接続して、同駆動源制御用コンピュータの出力結果である同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを入力し、前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定し、前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御することにある。
【0013】
また、上記本発明の第2の特徴に係る試験方法を実施するための本発明に係る車両の駆動源出力伝達体の試験装置は、車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備え、同電動機の出力を車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験装置であって、前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータを接続することにより、同駆動源制御用コンピュータの出力結果である同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを入力する出力決定パラメータ入力手段と、前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定する駆動源出力推定手段と、前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御する制御手段を備えるように構成される。
【0014】
これらによれば、上記本発明の第1の特徴を採用したときと同様、駆動源出力を高精度に推定し再現することができ、正確な駆動源出力伝達体の試験結果を得ることができる。加えて、電動機により模擬される駆動源の機種を変更する際に、模擬すべき駆動源に対応する駆動源制御用コンピュータを準備し、本試験方法を実施する試験装置に接続されている駆動源制御用コンピュータを、前記準備した駆動源制御用コンピュータに入れ替えるのみで、同装置に内蔵する制御プログラムを入れ替えることと同等の機能が達成される。従って、試験装置に内蔵する制御プログラムを入れ替えるという膨大な作業が不要になるので、電動機により模擬される駆動源の機種を変更する際に必要となる作業工数が、大幅に低減される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、添付の図面を参照しながら、本発明の各実施形態について詳細に説明する。
【0016】
(第1実施形態)
図1を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る車両の駆動源出力伝達体の試験装置10の概略構成について説明する。図1において破線で囲まれた部分に対応するこの試験装置10は、駆動源出力伝達体としてのトランスミッションTMの各種試験を実施するためのものであり、ガソリンエンジンを模擬するモータ構成部20と、本試験装置10に電気的に接続されているエンジン制御用コンピュータ50からの各種出力信号等に基づいて、同ガソリンエンジンが発生するであろうエンジントルクの推定を行うとともに同推定したトルクを同モータ構成部20を介してトランスミッションTMに付与するために同モータ構成部20を制御するエンジントルクシミュレータ30とを備えている。
【0017】
まず、上記試験装置10に接続されているエンジン制御用コンピュータ50(以下、単に「制御用コンピュータ50」と称呼する。)について説明すると、この制御用コンピュータ50は、通常、車両に搭載され、同車両のガソリンエンジンの点火時期や燃料噴射量等を同エンジンの実際の運転状態に基づいて演算し、同点火時期や同燃料噴射量等を変更することにより同エンジンのトルクを制御するものであって、CPU51、CPU51が実行する種々のエンジン制御プログラムP1,テーブル(ルックアップテーブル、マップ)及び定数等を予め格納したROM52、CPU51が必要に応じてデータを一時的に格納するRAM53、ADコンバータを含む入力インターフェース54及び出力インターフェース55を含んで構成されている。
【0018】
入力インターフェース54は、制御用コンピュータ50が車両に搭載された状態において、アクセル開度センサにより検出されるアクセル開度Accpに応じた信号、ガソリンエンジンの吸気管内に配置されたエアフローメータにより計測される吸入空気量(流量)Qに応じた信号、同エンジンの排気管内に配置された空燃比センサにより検出される空燃比A/Fに応じた信号、及び同エンジンのクランク軸の回転によりエンジン回転速度センサが発生するエンジン回転速度NEに応じた信号を入力し、これらの各種入力信号をCPU51に供給するようになっている。なお、エンジン回転速度NEに応じた信号は、クランク軸が10°回転する毎に幅狭のパルスが発せられるとともに同クランク軸が720°回転する毎に幅広のパルスが発せられるように設定されている。
【0019】
CPU51は、ROM52内に既述・格納されている上記エンジン制御プログラムP1を実行することにより、前記入力インターフェース54から供給された各種入力信号に基づいて、点火時期A、燃料噴射量TAU、燃料噴射時期θinj、目標スロットル開度TAt等、実際のエンジントルクを制御するために必要な各種パラメータ(出力決定パラメータ)を演算し、制御用コンピュータ50が車両に搭載された状態において、同演算した各種パラメータに応じたアクチュエータ駆動信号を、出力インターフェース55を介して、対応する各種アクチュエータ(点火プラグ、インジェクタ、スロットルアクチュエータ等)に出力するようになっている。
【0020】
より具体的に述べると、CPU51は、吸入空気量Qの値及びエンジン回転速度NEの値に基づいて、ROM52に格納されている所定のマップより基本点火時期Abase1を演算し、この基本点火時期Abase1に対して、空燃比A/Fの値により所定の補正を行うことにより点火時期Aを演算し、前記ガソリンエンジンのクランク角が同点火時期Aと一致すると、点火プラグを点火させるパルス(点火信号)を同点火プラグに出力するようになっている。
【0021】
また、CPU51は、アクセル開度Accpの値に基づいて、ROM52に記憶されている所定のマップより目標スロットル開度TAtを演算し、同目標スロットル開度TAtに応じた駆動信号をスロットルアクチュエータに常時出力するようになっている。
【0022】
加えて、CPU51は、この目標スロットル開度TAtの値,吸入空気量Qの値及びエンジン回転速度NEの値に基づいて、ガソリンエンジンの気筒内に吸入される空気量を推定するとともに、ROM52に格納されている所定のマップより燃料噴射量TAU及び燃料噴射時期θinjを演算し、同エンジンのクランク角が燃料噴射時期θinjと一致すると、燃料噴射量TAUに応じた幅を有するパルスを噴射信号Injとしてインジェクタに出力するようになっている。
【0023】
モータ構成部20は、直流モータ21と、同直流モータ21の回転速度Nを検出するロータリーエンコーダ22と、同直流モータ21のトルクを制御する制御装置23とを備えている。
【0024】
直流モータ21は、制御装置23から供給される指示電流値に基づいて同指示電流値に応じたトルクを発生するようになっている。直流モータ21の具体的な構成及び作動については周知であるので、ここではその詳細な説明を省略する。このトルクは、モータ21の出力軸21aを介して、本試験装置10に接続されている試験対象であるトランスミッションTMの入力軸に入力されるようになっている。また、このトランスミッションTMの出力軸には、シャフトSFTを介して、試験パターンに応じて負荷トルクの大きさが変化する負荷LDが接続されている。
【0025】
ロータリーエンコーダ22は、直流モータ21の出力軸21aが10°回転する毎に幅狭のパルスが発生するパルス信号を出力するようになっており、同パルス信号は、直流モータ21の回転速度Nに応じた信号としてエンジントルクシミュレータ30に常時供給されるようになっている。
【0026】
制御装置23は、エンジントルクシミュレータ30から供給される推定エンジントルクTに応じた信号に基づいて、直流モータ21に前記指示電流を供給するようになっている。これにより、直流モータ21のトルクは、前記推定エンジントルクTになるように逐次制御されるようになっている。
【0027】
エンジントルクシミュレータ30は、模擬されるガソリンエンジンが発生するであろう上記推定エンジントルクT等を演算する駆動源出力推定手段としてのCPU31と、同CPU31が実行する種々のトルク推定関連プログラムP2,テーブル(ルックアップテーブル、マップ)及び定数等を予め格納したROM32、CPU31が必要に応じてデータを一時的に格納するRAM33、ADコンバータを含む入力インターフェース(出力決定パラメータ入力手段)34及び出力インターフェース35を含んで構成されるマイクロコンピュータである。
【0028】
入力インターフェース34は、制御用コンピュータ50の出力インターフェース55に接続されていて、同出力インターフェース50から出力される信号である、上記点火時期A及び目標スロットル開度TAtに応じた各信号、並びに燃料噴射時期θinj及び燃料噴射量TAUに対応する上記噴射信号Injを、模擬されるガソリンエンジンに搭載される点火プラグ等の上記各種アクチュエータの代わりに入力するとともに、これら各種信号をCPU31に供給するようになっている。
【0029】
これら各種信号は、前述したように、模擬されるガソリンエンジンのエンジントルクを制御するために制御用コンピュータ50が出力結果として発生する信号であって、同エンジントルクを決定するために必要な各種パラメータ(出力決定パラメータ)に応じた信号である。
【0030】
また、入力インターフェース34は、ロータリーエンコーダ22から供給される直流モータ21の回転速度Nに応じた信号を入力するとともに、この信号をCPU31に供給するようになっている。、
【0031】
CPU31は、ROM32内に格納されている上記種々のトルク推定関連プログラムP2を実行することにより、入力インターフェース34から供給された上記各種信号に基づいて、上記吸入空気量Q、空燃比A/F、エンジン回転速度NEを、模擬されるガソリンエンジンに搭載されるエアフローメータ等の上記各種センサに代わって演算するとともに、これら演算した物理量に基づいて同エンジンが発生するであろう推定エンジントルクTを演算するようになっている。
【0032】
出力インターフェース35は、CPU31が演算した上記吸入空気量Q、空燃比A/F、エンジン回転速度NEに応じた信号を、上記各種センサに代わって制御用コンピュータ50の入力インターフェース54に出力するとともに、CPU31が演算した推定エンジントルクTに応じた信号を、モータ構成部20の上記制御装置23に供給するようになっている。
【0033】
なお、制御用コンピュータ50の入力インターフェース54は、上記吸入空気量Q、空燃比A/F、エンジン回転速度NEに応じた信号以外にも、ガソリンエンジンの冷却水温に応じた信号等、図示しない種々の信号を入力するようになっており、本試験装置10に接続された同入力インターフェース54は、これら種々の信号として、エンジントルクシミュレータ30から適当なダミー信号を入力するようになっている。これにより、制御用コンピュータ50は、冷却水温の異常等によるフェ−ルセーフ機能が働いて正常な試験が継続できなくなる事態が発生しないようになっている。
【0034】
また、本試験装置10に接続された制御用コンピュータ50の入力インターフェース54には、試験パターンに応じて変化するアクセル開度Accpに応じた信号を発生するアクセル開度センサ51が接続されている。
【0035】
次に、上記概略構成を有する試験装置10の作動について、エンジントルクシミュレータ30のCPU31が実行する種々のトルク推定関連プログラムP2により達成される機能を表した機能ブロック図である図2を参照しながら説明する。
【0036】
本試験装置10が試験を開始すると、同試験に対応する予め決められた試験パターンに応じて、アクセル開度センサ51の出力であるアクセル開度Accpに応じた信号が時間の経過とともに変化し、このアクセル開度Accpに応じた信号が制御用コンピュータ50の入力インターフェース54に常時供給される。また、前記試験パターンに応じて、負荷LDが発生する負荷トルクが時間の経過とともに変化する。
【0037】
制御用コンピュータ50のCPU51は、所定の演算周期の経過毎にROM52内に格納されている上記エンジン制御プログラムP1を実行することにより、上記吸入空気量Q、空燃比A/F、エンジン回転速度NE、及びアクセル開度Accpのそれぞれに応じた信号に基づいて、模擬されるガソリンエンジンの点火時期A、燃料噴射時期θinj、燃料噴射量TAU、及び目標スロットル開度TAt(出力決定パラメータ)を演算する。これら演算された点火時期A及び目標スロットル開度TAtに応じた各信号、並びに燃料噴射時期θinj及び燃料噴射量TAUに対応する噴射信号Injは、制御用コンピュータ50の出力インターフェース55を介して、エンジントルクシミュレータ30の入力インターフェース34に供給される。
【0038】
同時に、エンジントルクシミュレータ30のCPU31は、所定の演算周期の経過毎にROM32内に格納されている種々のトルク推定関連プログラムP2を実行することにより、図2に示した、直流モータ21の回転速度Nに応じた信号を波形整形する波形整形機能A1、上記吸入空気量Qを演算する吸入空気量演算機能A2、上記推定エンジントルクTを演算する基本となる基本トルクTbaseを演算する基本トルク演算機能A3、同基本トルクTbaseを点火時期Aにより補正するための補正係数K1を演算する補正係数K1演算機能A4、上記空燃比A/Fを演算するA/F演算機能A5、及び前記基本トルクTbaseを同空燃比A/Fにより補正するための補正係数K2を演算する補正係数K2演算機能A6、及び推定エンジントルクTを演算する推定エンジントルク演算機能A7をそれぞれ達成する。以下、個別具体的に、上記各機能について説明する。
【0039】
(波形整形機能A1)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、波形整形プログラムを実行することにより、ロータリーエンコーダ22が出力する直流モータ21の回転速度Nに応じた上記パルス信号を、模擬されるガソリンエンジンのエンジン回転速度NEに応じた信号に整形する。
【0040】
具体的に述べると、CPU31は、上記パルス信号が有するパルスを72個カウントする毎に、パルスを幅狭のパルスから幅広のパルスに整形することで、模擬されるガソリンエンジンのエンジン回転速度NEに応じた信号を生成する。この信号は、エンジンのクランク軸の回転により発せられる上述したエンジン回転速度センサが発生するパルス信号と同等の信号となっており、制御用コンピュータ50の入力インターフェース54に供給される。
【0041】
(吸入空気量演算機能A2)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、吸入空気量演算プログラムを実行することにより、上記吸入空気量Qを演算する。具体的には、CPU31は、目標スロットル開度TAtの値及びエンジン回転速度NEの値に基づいて、ROM32に格納されている所定のマップ(図示)より吸入空気量Qを演算する。この吸入空気量Qに応じた信号は、制御用コンピュータ50の入力インターフェース54に供給される。
【0042】
(基本トルク演算機能A3)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、基本トルク演算プログラムを実行することにより、上記基本トルクTbaseを演算する。基本トルクTbaseとは、制御用コンピュータ50のCPU51が演算した点火時期Aが基本点火時期Abase(後述する)であり、かつCPU31が演算する空燃比A/F(後述する)が所謂理論空燃比であると仮定した場合に、模擬されるガソリンエンジンが発生するであろうトルクであり、上記推定エンジントルクTを演算する基本となるトルクである。
【0043】
具体的には、CPU31は、吸入空気量Qの値及びエンジン回転速度NEの値に基づいて、ROM32に格納されている所定のマップ(図示)より基本トルクTbaseを演算する。
【0044】
(補正係数K1演算機能A4)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、補正係数K1演算プログラムを実行することにより、上記補正係数K1を演算する。具体的には、CPU31は、まず、吸入空気量Qの値及びエンジン回転速度NEの値に基づいて、ROM32に格納されている所定のマップより基本点火時期Abaseを演算する。なお、ここで使用されるマップは、制御用コンピュータ50のCPU51が点火時期Aを演算する基本とする上記基本点火時期Abase1を演算する際に使用するマップと実質同一のものである。従って、CPU31が演算する基本点火時期AbaseとCPU51が演算する基本点火時期Abase1とは実質同一となる。
【0045】
次に、CPU31は、上記基本点火時期Abaseに対するCPU51が演算した点火時期Aの位相のずれ量ΔAを演算するとともに、同位相のずれ量ΔAに応じて所定のマップ(図示)により補正係数K1を演算する。これにより補正係数K1は、前記位相のずれ量ΔAが「0」のときに最大値「1」となり、同位相のずれ量ΔAが大きくなるにつれて次第に小さくなる。
【0046】
なお、上述したように、制御用コンピュータ50のCPU51は点火時期Aを演算する際に、基本点火時期Abase1( ≒ Abase )に対して空燃比A/Fの値により所定の補正を行っている。従って、この所定の補正量は上記位相のずれ量に対応し、ここで演算される補正係数K1は、同補正量が「0」のときに最大値「1」となり、同補正量が大きくなるにつれて次第に小さくなる。
【0047】
(A/F演算機能A5)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、空燃比A/F演算プログラムを実行することにより、上記空燃比A/Fを演算する。具体的には、CPU31は、制御用コンピュータ50の出力インターフェース55が出力する噴射信号Injのパルス幅より単位時間あたりの燃料噴射量を演算し、吸入空気量Qを同燃料噴射量にて除することにより空燃比A/Fを演算する。この空燃比A/Fに応じた信号は、制御用コンピュータ50の入力インターフェース54に供給される。
【0048】
(補正係数K2演算機能A6)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、補正係数K2演算プログラムを実行することにより、上記補正係数K2を演算する。具体的には、CPU31は、理論空燃比(ストイキ)に対する上記空燃比A/Fのずれ量ΔA/Fを演算するとともに、同ずれ量ΔA/Fに応じて所定のマップ(図示)により補正係数K2を演算する。
【0049】
これにより補正係数K2は、空燃比A/Fが理論空燃比より若干小さい所定値(若干リッチ側)のときに「1」より若干大きい値(最大値)となり、空燃比A/Fが同所定値から離れるにつれて次第に小さくなる。また、空燃比A/Fが理論空燃比のときには、補正係数K2は「1」となる。ここで、空燃比A/Fが理論空燃比より若干小さい所定値(若干リッチ側)のときに補正係数K2を「1」より若干大きいとするのは、ガソリンエンジンが発生するトルクは、空燃比A/Fが理論空燃比のときよりも若干リッチ側のときの方が若干大きくなるからである。
【0050】
(推定エンジントルク演算機能A7)
CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、推定エンジントルク演算プログラムを実行することにより、上記推定エンジントルクTを演算する。具体的には、CPU31は、基本トルクTbaseに対して、補正係数K1及び補正係数K2をそれぞれ乗算することにより、推定エンジントルクT演算する。この推定エンジントルクTに応じた信号は、モータ構成部20の制御装置23に供給される。
【0051】
モータ構成部20の制御装置23は、この推定エンジントルクTに応じた信号に基づいて、直流モータ21に上記指示電流を供給する。これにより、直流モータ21のトルクは、前記推定エンジントルクTになるように逐次制御される。以上より、試験対象であるトランスミッションTMの入力軸には、時間の経過とともに試験パターンに応じた推定エンジントルクTが付与されるとともに、トランスミッションTMの出力軸には、時間の経過とともに試験パターンに応じた負荷トルクが付与され、本試験装置10は、同試験パターンに応じたトランスミッションTMの試験を行うことができる。
【0052】
以上、説明したように、第1実施形態によれば、模擬されるガソリンエンジン(駆動源)の運転状態を表す入力信号(吸入空気量Q、空燃比A/F等)に基づいて、同ガソリンエンジンに実際に使用される制御用コンピュータ50のROM51に既述・格納されているエンジン制御プログラムP1により演算される、出力決定パラメータとしての同エンジンの点火時期A、燃料噴射時期θinj、燃料噴射量TAU及び目標スロットル開度TAtが考慮されて、同エンジンが発生するであろう推定エンジントルクTが、補正係数K1,K2により補正されて演算される。従って、上述した過渡運転時においても、推定エンジントルクTは正確に推定され、この推定エンジントルクTがトランスミッションTMに忠実に付与される。従って、正確なトランスミッションTMの試験結果を得ることが可能となる。
【0053】
また、模擬される駆動源の機種を変更する際に、模擬すべき駆動源に対応する制御用コンピュータを準備し、本試験装置10に電気的に接続されている制御用コンピュータを、準備した制御用コンピュータに入れ替えるのみでよく、同準備した制御用コンピュータのROM52内に既述・格納されている種々のエンジン制御プログラムP1自体を本試験装置10のROM32内に既述・格納し直す必要がない。従って、ROM32内に内蔵されたエンジン制御用プログラムを入れ替えるという膨大な作業が不要になるので、電動機により模擬される駆動源の機種を変更する際に必要となる作業工数が、大幅に低減される。
【0054】
(第2実施形態)
次に、図3を参照しながら、本発明の第2実施形態に係る車両の駆動源出力伝達体の試験装置60について説明する。図3において、図1における各構成と同一の構成については、図1における符号と同一の符号を付している。図3において破線で囲まれた部分に対応するこの試験装置60は、第1実施形態の試験装置10に対して、制御用コンピュータ50の機能と同等の機能を同試験装置10の上記エンジントルクシミュレータ30内に組み込んだ点のみにおいて相違し、その他の構成及び達成される機能等においては同一である。従って、以下においては、この相違点を中心として詳細に説明する。
【0055】
試験装置60におけるエンジントルクシミュレータ30のROM32内には、上記した種々のトルク推定関連プログラムP2及び同プログラムP2を実行するためのテーブル(ルックアップテーブル、マップ)・定数等のみならず、制御用コンピュータ50のROM52内に格納されている種々のエンジン制御プログラムP1(又は同制御プログラムP1と実質的に同一の機能を達成する制御プログラム)及びこの制御プログラムP1を実行するためのテーブル(ルックアップテーブル、マップ)・定数等をも既述・格納されている。
【0056】
また、エンジントルクシミュレータ30のCPU31は、上記種々のトルク推定関連プログラムP2のみならず、上記種々のエンジン制御プログラムP1をも実行できるようになっている。即ち、試験装置60におけるCPU31は、推定エンジントルクTのみならず、各種出力決定パラメータをも演算することができるようになっている。従って、試験装置60におけるCPU31は、駆動源出力推定手段に対応することに加え、出力決定パラメータ演算手段にも対応している。
【0057】
試験パターンに応じて変化するアクセル開度Accpに応じた信号を発生するアクセル開度センサ51は、エンジントルクシミュレータ30の入力インターフェース34に接続されている。
【0058】
以上の構成を有する本試験装置60が試験を開始すると、CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、前記種々のエンジン制御プログラムP1を実行することにより、種々のトルク推定関連プログラムP2の出力結果である吸入空気量Q、空燃比A/F及びエンジン回転速度NE、並びにアクセル開度センサ51から出力されるアクセル開度Accpに応じた信号に基づき、出力決定パラメータである模擬されるガソリンエンジンの点火時期A、燃料噴射時期θinj、燃料噴射量TAU及び目標スロットル開度TAtを演算する。
【0059】
また、CPU31は、所定の演算周期の経過毎に、上記種々のトルク推定関連プログラムP2を実行することにより、種々のエンジン制御プログラムP1の出力結果である前記点火時期A、燃料噴射時期θinj、燃料噴射量TAU及び目標スロットル開度TAt、並びにロータリーエンコーダ22から出力される直流モータ21の回転速度Nに応じた信号に基づき、上記吸入空気量Q、空燃比A/F、エンジン回転速度NE及び推定エンジントルクTを演算する。この推定エンジントルクTに応じた信号は、モータ構成部20の制御装置23に供給される。
【0060】
これにより、上記第1実施形態と同様、試験対象であるトランスミッションTMの入力軸には、時間の経過とともに試験パターンに応じた推定エンジントルクTが付与されるとともに、トランスミッションTMの出力軸には、時間の経過とともに試験パターンに応じた負荷トルクが付与され、本試験装置60は、同試験パターンに応じたトランスミッションTMの試験を行うことができる。
【0061】
以上、説明したように、本発明の第2実施形態によれば、エンジン制御プログラムがROM32内に内蔵されているので、模擬される駆動源の機種を変更する際に、ROM32内に内蔵されている駆動源制御用プログラムP1を入れ替えるという作業が必要になる。しかしながら、出力決定パラメータとしての上記点火時期A、燃料噴射時期θinj、燃料噴射量TAU及び目標スロットル開度TAtが考慮されて、模擬されるガソリンエンジンが発生するであろう推定エンジントルクTが、補正係数K1,K2により補正されて演算される点については、第1実施形態と同じである。従って、上述した過渡運転時においても、推定エンジントルクTは正確に推定・再現され、正確なトランスミッションTMの試験結果を得ることが可能となる。
【0062】
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、本発明の実施形態は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に含まれる範囲内にて適宜変更されることができる。
【0063】
例えば、直流モータ21によって模擬される駆動源は、ガソリンエンジンに限られることはなく、例えば、ディーゼルエンジン、モータ(直流モータ21とは機種の異なるもの)であってもよい。
【0064】
また、上記実施形態におけるエンジントルクシミュレータ30は、模擬されるガソリンエンジンの冷却水温を、同ガソリンエンジンのエンジン回転速度NEの値、目標スロットル開度TAtの値等に基づいて所定のマップにより推定し、同推定された冷却水温に応じた信号をエンジン制御用コンピュータ50に供給するように構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る車両の駆動源出力伝達体の試験装置の概略構成を示した図である。
【図2】 図1におけるエンジントルクシミュレータのCPUが実行する種々のトルク推定関連プログラムにより達成される機能を表した機能ブロック図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る車両の駆動源出力伝達体の試験装置の概略構成を示した図である。
【符号の説明】
20…モータ構成部、21…直流モータ、22…ロータリーエンコーダ、23…制御装置、30…エンジントルクシミュレータ、31…CPU、32…ROM、34…入力インターフェース。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備えた試験装置を用いて、同電動機の出力を、車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験方法であって、
    前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータ内に既述されている制御プログラムに基づいて、同駆動源制御用コンピュータの出力結果に相当する同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを演算し、
    前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定し、
    前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御する車両の駆動源出力伝達体の試験方法。
  2. 車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備え、同電動機の出力を車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験装置であって、
    前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータ内に既述されている制御プログラムに基づいて、同駆動源制御用コンピュータの出力結果に相当する同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを演算する出力決定パラメータ演算手段と、
    前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定する駆動源出力推定手段と、
    前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御する制御手段と、
    を備えた車両の駆動源出力伝達体の試験装置。
  3. 車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備えた試験装置を用いて、同電動機の出力を、車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験方法であって、
    前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータを前記試験装置に接続して、同駆動源制御用コンピュータの出力結果である同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを入力し、
    前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定し、
    前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御する車両の駆動源出力伝達体の試験方法。
  4. 車両に搭載される駆動源を模擬する電動機を備え、同電動機の出力を車両搭載時に同駆動源の出力が伝達される車両の駆動源出力伝達体に付与することにより、同駆動源出力伝達体の試験を行う車両の駆動源出力伝達体の試験装置であって、
    前記駆動源に実際に使用される駆動源制御用コンピュータを接続することにより、同駆動源制御用コンピュータの出力結果である同駆動源の出力を決定するための出力決定パラメータを入力する出力決定パラメータ入力手段と、
    前記出力決定パラメータに基づいて、前記駆動源が発生するであろう駆動源出力を推定する駆動源出力推定手段と、
    前記電動機の出力が前記推定した駆動源出力となるように同電動機を制御する制御手段と、
    を備えた車両の駆動源出力伝達体の試験装置。
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