JP2002037566A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP2002037566A
JP2002037566A JP2000225480A JP2000225480A JP2002037566A JP 2002037566 A JP2002037566 A JP 2002037566A JP 2000225480 A JP2000225480 A JP 2000225480A JP 2000225480 A JP2000225480 A JP 2000225480A JP 2002037566 A JP2002037566 A JP 2002037566A
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JP
Japan
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guide rail
elevator apparatus
car
rail
holding
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Pending
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JP2000225480A
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English (en)
Inventor
Atsushi Daikokuya
篤 大黒屋
Toshiyuki Tadokoro
俊之 田所
Ichiya Sato
伊千也 佐藤
Katsunori Nishino
克典 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/023Mounting means therefor
    • B66B7/027Mounting means therefor for mounting auxiliary devices

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な加工等を要することなく、容易にガイ
ドレールの撓みを抑制することのできるエレベータ装置
の提供。 【解決手段】 上部ブラケット61に、これら上部ブラ
ケット61間のガイドレール7に発生する撓みを抑制す
る抑制手段、例えば上下方向に沿って配置され、ガイド
レール7を保持する複数のレールクリップ61b、61
cを備え、レールクリップ61bを中心としたガイドレ
ール7の回動、すなわち撓みを抑制するようになってい
る。 【効果】 走行性能を確保し、主索の懸垂荷重をガイド
レールで支持できる安価なエレベータ装置を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗かごを吊る主索
に作用する懸垂荷重を乗かごあるいはつり合いおもりの
昇降を案内するガイドレールで受けるエレベータ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】主索の懸垂荷重をガイドレールで受ける
エレベータ装置は、例えば特開平10-194625号
公報に開示されている。
【0003】このようなエレベータ装置にあっては、主
索の懸垂荷重をガイドレールで受けることから、ガイド
レールに撓みが発生する。このガイドレールの撓みは乗
かごの走行性能を適正なものに維持するため、また乗か
ごと乗場ドアとの係合装置を正しく機能させるために、
規定値内に抑える必要がある。
【0004】このガイドレールの撓み量は、懸垂荷重支
持部の取付位置となるガイドレールの上下を固定するブ
ラケット間の間隔が広いほど大きく、また、ガイドレー
ルの断面積が小さいほど大きくなる。このため、従来、
撓み量を規定値内に保つため、ブラケット同士の間隔を
狭くしたり、断面積の大きいなガイドレールを用いた
り、あるいはガイドレール自体に当て板等の補強材を取
付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のエレベータ装置では、昇降路が鉄骨構造等の場合、
ブラケット間隔を狭くするには中間ビーム等を増設する
必要があるとともに、ガイドレールサイズの拡大や補強
材の取付等には材料費および据付費の増大を招き、コス
ト増となるという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、特別な加工等を
要することなく、容易にガイドレールの撓みを抑制する
ことのできるエレベータ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、乗かごあるいはつり合いおもり用のガイド
レールを保持部を介してブラケットにより昇降路に取付
けるとともに、乗かごを吊る主索の懸垂荷重を支持する
懸垂荷重支持部を、乗かごあるいはつり合いおもり用の
ガイドレールの上部ブラケット間に設けてなるエレベー
タ装置において、少なくとも一方の前記上部ブラケット
に、前記上部ブラケット間のガイドレールに発生する撓
みを抑制する抑制手段を設けた構成にしてある。
【0008】前記のように構成した本発明によれば、主
索の懸垂荷重によりガイドレールに曲げモーメントが作
用した場合、前記抑制手段により前記上部ブラケットの
前記保持部を中心とした前記ガイドレールの回動が抑制
される。これによって、特別な加工等を要することな
く、容易にガイドレールの撓みを抑制することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータ装置の
実施の形態を図に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明のエレベータ装置の第1の実
施形態を示す正面図、図2は図1のエレベータ装置の側
面図、図3は図1のエレベータ装置の全容を示す概略正
面図である。
【0011】エレベータ装置が備えられる建築物1には
図3に示すように、階床2に対向して昇降路3が設けら
れており、この昇降路3と前記階床2は乗場ドア15を
有する乗降口4によって連通している。昇降路3内には
乗降口4と対向して昇降する乗かご5が収納されてお
り、この乗かご5は昇降路3の壁に所定間隔ごとにレー
ルブラケット6で固定された一対のガイドレール7によ
り昇降を案内されている。また、乗かご5は複数本で一
組の主索8によって吊られている。この主索8は,一端
8aがガイドレール7の上部に固定した懸垂荷重支持
部、すなわち固定具9にばねを介して係止されるととも
に、他端8bが昇降路3の壁面から突出させた支持ビー
ム10に同様にばねを介して係止され、固定具9を介し
て主索8の懸垂荷重をガイドレール7で受けるようにし
ている。また、固定具9は、ガイドレール7の背面部に
ボルトおよびナットやレールクリップ、さらにはリーマ
ボルト等の周知の図示しない締結手段によって固定され
る固定部9aと、この固定部9aの上部からガイドレー
ル7の幅方向に突出した主索係止部9bとから構成され
ている。また、昇降路3の頂部には、図示しないマシン
ビームが設置されており、このマシンビームに支持され
た巻上機の駆動シーブ11に主索8を巻掛けており、こ
の駆動シーブ11の一方側から下方に延在された主索8
の一端8aは、乗かご5の床下に設けられた一対の方向
転換プーリ12に巻掛けられて上方に延在し、かつ前記
固定具9に係止され、また、駆動シーブ11の他方側か
ら下方に延在された主索8の他端8bは、つり合いおも
り13に軸支された方向転換プーリ14に巻掛けられて
上方に延在し、かつ支持ビーム10に係止される。な
お、つり合いおもり13も乗かご5と同じように、乗か
ご5とは異なる昇降空間を図示しないガイドレールによ
って昇降を案内されている。
【0012】そして、第1の実施形態のエレベータ装置
は図1および図2に示すように、上部ブラケット61間
のガイドレール7に発生する撓みを抑制する抑制手段を
設けている。すなわち、ぞれぞれの上部ブラケット61
は、上下方向に沿って配置され、ガイドレール7を保持
する複数の保持部、例えばレールクリップ61b、61
cを備えている。また、この上部ブラケット61はアン
カーボルト61dを介して昇降路3の壁面に固定されて
いる。
【0013】この第1の実施形態にあっては、主索8の
重量、乗かご5の重量および乗かご5に搭乗した乗客の
重量からなる懸垂荷重が固定具9に作用し、固定具9の
近傍のガイドレール7に大きな曲げ力が常時作用するこ
とになる。すなわち、レールクリップ61bを中心とし
てガイドレール7が回転してガイドレール7の上部ブラ
ケット61間に撓みが発生する。しかし、レールクリッ
プ61bの近傍をレールクリップ61cが保持している
ため、レールクリップ61bを中心としたガイドレール
7の回動が抑制される。これによりガイドレール7の上
部ブラケット61間に発生する撓みは抑制され、乗かご
5の走行性能を確保することができる。
【0014】図4は本発明のエレベータ装置の第2の実
施形態を示す正面図である。なお、前述した図1ないし
図3に示すものと同等のものには同一符号が付してあ
る。
【0015】第2の実施形態のエレベータ装置は図4に
示すように、抑制手段として、例えば上部ブラケット6
2に近接して配置され、ガイドレール7を保持する他の
ブラケット63を備えている。また、上部ブラケットお
よび他のブラケット63のそれぞれは、ブラケット本体
62a、63aと、ガイドレール7を保持する保持部、
例えば一対のレールクリップ62b、63bとを有して
おり、上部ブラケット62と他のブラケット63は上下
方向に所定間隔、離れて設置されている。
【0016】第2の実施形態にあっては、ガイドレール
7の固定具9の近傍に曲げ力が作用し、レールクリップ
62bを中心としてガイドレール7に撓みが発生した場
合、レールクリップ62bの近傍を他のブラケット63
に設けられたレールクリップ63bが保持しているた
め、ガイドレール7の回動が抑制される。これによりガ
イドレール7の上部ブラケット62間に発生する撓みは
抑制され、乗かご5の走行性能を確保することができ
る。
【0017】図5は本発明のエレベータ装置の第3の実
施形態を示す正面図である。なお、前述した図1ないし
図3に示すものと同等のものには同一符号が付してあ
る。
【0018】第3の実施形態のエレベータ装置は図5に
示すように、それぞれの上部ブラケット64は、ブラケ
ット本体64aと、ガイドレール7を保持する保持部、
例えば一対のレールクリップ64bとを有している。そ
して、抑制手段として、例えばレールクリップ64bの
上下方向に沿って配置され、ガイドレール7の水平方向
への移動を抑制するストッパ64cを備えている。
【0019】第3の実施形態にあっては、ガイドレール
7の固定具9の近傍に曲げ力が作用し、レールクリップ
64bを中心としてガイドレール7に撓みが発生した場
合、レールクリップ64b近傍のストッパ64がガイド
レール7の回動が抑制している。これによりガイドレー
ル7の上部ブラケット64間に発生する撓みは抑制さ
れ、乗かご5の走行性能を確保することができる。
【0020】このように構成した第1ないし第3の実施
形態では、特別な加工等を要することなく、上部ブラケ
ット61、62、64に抑制手段を設けるという容易な
方法でガイドレールの撓みを抑制することができる。
【0021】なお、上述した抑制手段のほかに、例えば
上部ブラケットの保持部から上下方向に離れた位置に、
例えば溶接による溶着固定部を形成し、これによって上
部ブラケットを中心としたガイドレールの回動を抑制す
ることもできる。また、前記の実施形態ではガイドレー
ルを上部ブラケットに保持する保持部としてレールクリ
ップを一例として示したが、ボルト等の周知の締結手段
や、各実施形態にある締結手段の組み合わせにより実施
した場合においても、さらに、ガイドレールの側面を部
分的に抑えるのではなく高さ方向に所定距離を確保して
一体的に抑えるようなクリップとした場合においてもガ
イドレールの回動を抑制する限り同様の効果があり、本
発明に含まれることは言うまでもない。
【0022】さらに、上述の実施形態のそれぞれは、ガ
イドレール7に主索8の一端を係止する場合についての
説明であるが、主索8を巻掛けて駆動する巻上機をガイ
ドレール7に支持させるものや、つり合いおもり13側
の主索8の他端をガイドレール7に係止させる場合も、
同様に固定具近傍のガイドレールに大きな曲げ力が常時
作用するので、本発明を適用することができる。さらに
また、巻上機を昇降路3上部に配置した構成を説明した
が、巻上機を昇降路3下部に配置し、上部に転向プーリ
を複数配置して構成したエレベータにあっても同様の効
果があることは明らかである。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、特
別な加工等、例えば従来のようにガイドレールサイズの
拡大または補強材の取付けを要することなく、上部ブラ
ケットに抑制手段を設けるという容易な方法でガイドレ
ールの撓みを抑制することができ、これによって、走行
性能を確保し、主索の懸垂荷重をガイドレールで支持で
きる安価なエレベータ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ装置の第1の実施形態を示
す正面図である。
【図2】図1のエレベータ装置の側面図である。
【図3】図1のエレベータ装置の全容を示す概略正面図
である。
【図4】本発明のエレベータ装置の第2の実施形態を示
す正面図である。
【図5】本発明のエレベータ装置の第3の実施形態を示
す正面図である。
【符号の説明】
5 乗かご 6 ブラケット 7 ガイドレール 8 主索 9 固定具(懸垂荷重支持部) 61、62、64 上部ブラケット 61b、61c、62b、63b、64b レールクリ
ップ 63 他のブラケット 64c ストッパ
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伊千也 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ水戸ビ ルシステム本部内 (72)発明者 西野 克典 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 Fターム(参考) 3F305 BC01 BD09 BD11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗かごあるいはつり合いおもり用のガイ
    ドレールを保持部を介してブラケットにより昇降路に取
    付けるとともに、乗かごを吊る主索の懸垂荷重を支持す
    る懸垂荷重支持部を、乗かごあるいはつり合いおもり用
    のガイドレールの上部ブラケット間に設けてなるエレベ
    ータ装置において、 少なくとも一方の前記上部ブラケットに、前記上部ブラ
    ケット間のガイドレールに発生する撓みを抑制する抑制
    手段を設けたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】 前記抑制手段は、上下方向に沿って配置
    され、前記ガイドレールを保持する複数の前記保持部か
    らなることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記抑制手段は、前記上部ブラケットに
    近接して配置され、前記ガイドレールを保持する他のブ
    ラケットからなることを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベータ装置。
  4. 【請求項4】 前記抑制手段は、前記保持部の上下方向
    に沿って配置され、前記ガイドレールの水平方向への移
    動を抑制するストッパからなることを特徴とする請求項
    1記載のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 前記抑制手段は、前記保持部から上下方
    向に離れた位置に形成される溶着固定部からなることを
    特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
JP2000225480A 2000-07-26 2000-07-26 エレベータ装置 Pending JP2002037566A (ja)

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