JP2002037098A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2002037098A
JP2002037098A JP2000220996A JP2000220996A JP2002037098A JP 2002037098 A JP2002037098 A JP 2002037098A JP 2000220996 A JP2000220996 A JP 2000220996A JP 2000220996 A JP2000220996 A JP 2000220996A JP 2002037098 A JP2002037098 A JP 2002037098A
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frequency
motor
control signal
pwm
signal
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JP2000220996A
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Eiki Noro
栄樹 野呂
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機のPWM駆動周波数の高周波成分によ
りカーラジオにノイズが発生するのを防止することがで
きる電動パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 操舵補助トルクを付加する電動機(1
0)をフィードバック制御するために目標電流値と検出
電流値との偏差を収束させる電動機制御装置(12)
は、カーラジオ(15)が選局受信したAM放送のチャ
ンネル周波数判別部(12E)と、チャンネル周波数か
ら前記高周波成分が離れるように駆動周波数の変更目標
値を設定する変更目標周波数設定部(12F)と、変更
目標周波数に向けてPWM制御信号の駆動周波数を電動
機の目標電流値と検出電流値との偏差を更新するフィー
ドバック制御のループ速度より遅い周期で徐々に変更す
る駆動周波数変更部(12G)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グ系に電動機による操舵補助トルクを付加する電動パワ
ーステアリング装置に関し、詳しくは、前記電動機のP
WM駆動に際して放射される高周波成分がカーラジオに
選局受信されたAM放送に混入してノイズを発生するの
を防止することができる電動パワーステアリング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング装置として、ステア
リングホイールの操舵時に電動機による操舵補助トルク
をステアリング系に付加して運転者の操舵力を軽減す
る、いわゆる電動パワーステアリング装置が近年普及し
ている。この種の電動パワーステアリング装置は、少な
くともステアリング系の操舵トルクの増大に伴い増大す
る基本特性の操舵補助トルクを電動機に発生させるため
の制御系を備えている。例えば、少なくとも操舵トルク
センサの検出信号に応じて電動機に流す目標電流値を設
定し、この電動機の目標電流値と電流センサにより検出
される電動機の検出電流値との偏差を求め、この偏差を
収束させるPID(Proportional IntegralDifferentia
l)動作信号に応じたPWM(Pulse Width Modulatio
n)制御信号を出力してフィードバック制御を行う電動
機制御装置と、この電動機制御装置から出力されるPW
M制御信号に応じてパワーFET(Field Effect Trans
istor)のブリッジ回路をスイッチングすることにより
前記電動機をPWM駆動する電動機駆動回路とを備えて
いる。
【0003】ここで、前記PWM制御信号の駆動周波数
は、パワーFETのスイッチングロスが少なく、また、
耳障りな騒音が発生しない範囲として、一般に、16〜
20kHz程度の基本周波数に設定されている。しかし
ながら、このPWM制御信号の駆動周波数には、基本周
波数のN次(N倍)の高周波成分が多数含まれているた
め、パワーFETのブリッジ回路をスイッチングして電
動機をPWM駆動する際には、多数の高周波成分が高エ
ネルギで放射される。そして、放射されたN次の高周波
成分の周波数がカーラジオで選局受信されたAM放送の
チャンネル周波数に近い場合(例えば±6kHz以内の
場合)には、選局受信されたAM放送にN次の高周波成
分が混入し、その高周波成分とAM放送のチャンネル周
波数との偏差に応じたノイズが発生する。
【0004】そこで、本件出願人は、カーラジオが選局
受信したAM放送のチャンネル周波数に応じてPWM制
御信号の駆動周波数を自動的に変更することにより、電
動機のPWM駆動に際して放射されるN次の高周波成分
が前記AM放送に混入してノイズを発生するのを防止で
きる電動パワーステアリング装置を既に提案している
(特開平10−327597号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報に
記載された電動パワーステアリング装置においては、電
動機のPWM駆動に際して放射されるN次の高周波成分
がカーラジオに選局受信されたAM放送のチャンネル周
波数から遠く離れた周波数となるように、PWM制御信
号の駆動周波数を瞬時に変更している。しかしながら、
PWM制御信号のデューティーオン時間は瞬時に変化し
ないので、駆動周波数のみを変更するとデューティ比が
変化してしまう。このため、前記のようにPWM制御信
号の駆動周波数のみを瞬時に変更した場合、PWM制御
信号のデューティ比が急激に変化して電動機による操舵
補助トルクが一時的に急変する。
【0006】もっとも、瞬時に変更されたPWM制御信
号の駆動周波数に対応してPWM制御信号のデューティ
オン時間を再設定すれば、デューティ比の急変を防止し
て電動機による操舵補助トルクの急変を回避することが
できる。しかしながら、瞬時に変更された駆動周波数に
対応してデューティ比を再設定するには、前記PID動
作信号を生成するためのP値、I値、D値などを瞬時に
演算し直すという多大な演算負荷が掛るため、電動機の
制御を一旦停止する必要がある。従って、この場合にも
電動機による操舵補助トルクが一旦消失するのであり、
ステアリングホイールの操舵操作に違和感が生じるとい
う問題が残る。
【0007】そこで、本発明は、ステアリングホイール
の操舵操作に違和感が生じることなく、電動機のPWM
駆動に際して放射される駆動周波数の高周波成分がカー
ラジオに選局受信されたAM放送に混入してノイズを発
生するのを防止することができる電動パワーステアリン
グ装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明は、車両のステアリング系に操舵補助トルク
を付加する電動機と、少なくとも前記ステアリング系の
操舵トルクに応じて前記電動機に流す電流をフィードバ
ック制御するために前記電動機の目標電流値と検出電流
値との偏差を求め、この偏差を収束させるPID動作信
号に応じたPWM制御信号を出力する電動機制御装置
と、この電動機制御装置から出力されるPWM制御信号
に応じて前記電動機をPWM駆動する電動機駆動回路と
を備えた電動パワーステアリング装置において、前記電
動機制御装置は、カーラジオが選局受信したAM放送の
チャンネル周波数をカーラジオからの入力信号に基いて
判別するチャンネル周波数判別部と、このチャンネル周
波数判別部が判別したチャンネル周波数から前記PWM
制御信号の駆動周波数の高周波成分が離れるように前記
駆動周波数の変更目標値を設定する変更目標周波数設定
部と、この変更目標周波数設定部が設定した変更目標周
波数に向けて前記PWM制御信号の駆動周波数を変更さ
せる駆動周波数変更部とを有し、この駆動周波数変更部
は、前記電動機の目標電流値と検出電流値との偏差を更
新するフィードバック制御のループ速度より遅い周期で
徐々に前記駆動周波数を変更させるように構成したこと
を手段としている。
【0009】本発明の電動パワーステアリング装置で
は、カーラジオがAM放送を選局受信すると、電動機制
御装置のチャンネル周波数判別部が前記カーラジオから
の入力信号に基いて前記AM放送のチャンネル周波数を
判別する。続いて、変更目標周波数設定部が前記チャン
ネル周波数判別部により判別されたチャンネル周波数か
らPWM制御信号の駆動周波数の高周波成分が離れるよ
うに、PWM制御信号の駆動周波数の変更目標値を設定
する。そして、駆動周波数変更部が前記変更目標周波数
設定部により設定された変更目標周波数に向けて、PW
M制御信号の駆動周波数を変更させる。その際、駆動周
波数変更部は、電動機の目標電流値と検出電流値との偏
差を更新するフィードバック制御のループ速度より遅い
周期で徐々にPWM制御信号の駆動周波数を変更させ
る。
【0010】すなわち、本発明の電動パワーステアリン
グ装置では、カーラジオがAM放送を選局受信すると、
そのAM放送のチャンネル周波数からPWM制御信号の
駆動周波数の高周波成分が離れるように、PWM制御信
号の駆動周波数が変更される。その際、PWM制御信号
の駆動周波数が前記電動機のフィードバック制御のルー
プ速度より遅い周期で徐々に変更されるため、PWM制
御信号のデューティ比は、その駆動周波数が変更される
都度、フィードバック制御によって急変することなく制
御値に収束する。
【0011】本発明の電動パワーステアリング装置にお
いて、前記電動機制御装置が有するCPUの発振周波数
の分周数により前記PWM制御信号の駆動周波数を表現
し、前記分周数に対応した分解能によりPWM制御信号
のデューティオン時間を表現した場合、PWM制御信号
のデューティオン時間が前記駆動周波数変更部により変
更可能な分周数の下限値に対応した分解能で表現される
時間を超えるとき、前記駆動周波数変更部により徐々に
変更される各分周数に対応した分解能に合せてデューテ
ィオン時間を逐次変更するように前記電動機制御装置が
構成されていると、PWM制御信号のデューティ比が1
00%に近い場合には、PWM制御信号の駆動周波数が
変更される間、そのデューティ比は強制的に100%に
設定される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る電動パワーステアリング装置の実施の形態を説明す
る。参照する図面において、図1は一実施形態の電動パ
ワーステアリング装置が適用されたステアリング系の構
成図、図2は一実施形態の電動パワーステアリング装置
のブロック構成図である。
【0013】一実施形態の電動パワーステアリング装置
を説明するに当たり、まず、この電動パワーステアリン
グ装置が適用されたステアリング系の構造を図1により
説明する。このステアリング系は、いわゆるラック・ピ
ニオン式のステアリング系であり、ステアリングホイー
ル1に一体に連結されたステアリングシャフト2の下端
部は、連結軸3を介して相互に連結された一対のユニバ
ーサルジョイント4,4を介して操舵トルクセンサ5の
入力軸5Aに連結されている。そして、この操舵トルク
センサ5の出力軸には、ラック・ピニオン機構6のピニ
オン6Aが一体に形成されている。
【0014】前記ラック・ピニオン機構6は、ピニオン
6Aに噛み合うラック歯6Bが形成されたラック軸6C
を備え、このラック軸6Cの両端部には、車両の左右の
前輪7,7に付設されたナックルアーム(図示省略)が
タイロッド8,8を介してそれぞれ連結されている。そ
して、前記ラック軸6Cには、これと同軸にボールネジ
機構9のボールネジ部9Aが形成されている。このボー
ルネジ部9Aに噛み合うボールナット9Bは、電動機1
0のロータ10Aに固定されており、この電動機10
は、前記ラック軸6Cが貫通する状態でその周囲に配置
されている。
【0015】ここで、図1および図2に示すように、一
実施形態の電動パワーステアリング装置は、少なくとも
前記操舵トルクセンサ5および後述する車速センサ11
からの検出信号に基いて前記電動機10に流す電流をフ
ィードバック制御するために電動機10の目標電流値と
検出電流値との偏差を求め、この偏差を収束させるPI
D動作信号に応じたPWM制御信号を出力する電動機制
御装置12と、この電動機制御装置12から出力される
PWM制御信号に応じて前記電動機10をPWM駆動す
る電動機駆動回路13と、前記電動機10に流れる電流
値を検出してその検出信号を前記制御装置12に出力す
る電流センサ14とを備えている。
【0016】まず、前記各センサ類について説明する
と、前記操舵トルクセンサ5は、入力軸5Aと出力軸で
あるピニオン6Aとの間の捩れ角に応じた操舵トルクの
方向および大きさを検出し、その検出信号である操舵ト
ルク信号TSを電動機制御装置12に出力する。また、
前記車速センサ11は、図示しない変速機出力軸の回転
数に応じた車速信号VPをデジタル信号として電動機制
御装置12に出力する。さらに、前記電流センサ14
は、直流モータからなる前記電動機10に直列に接続さ
れた抵抗またはホール素子を備えており、電動機10に
流れる電流の方向および大きさに応じたモータ電流信号
IMを電動機制御装置12に出力する。
【0017】つぎに、前記電動機制御装置12および電
動機駆動回路13について順次説明する。まず、電動機
制御装置12は、前記操舵トルクセンサ5、車速センサ
11、電流センサ14等との間の入出力インターフェー
スI/O、および、これらのセンサ類から入力されるア
ナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ
の他、各種のデータやプログラムを記憶しているROM
(Read Only Memory)、各種のデータ等を一時記憶する
RAM(Random Access Memory)、各種の演算処理を行
うCPU(Central Processing Unit)等をハードウェ
アとして備えている。
【0018】また、前記電動機制御装置12は、電動機
10に流れる電流をフィードバック制御するためのPW
M制御信号を出力する基本的なソフトウェア構成とし
て、図2に示すように、目標電流設定部12A、偏差演
算部12B、PID(Proportional Integral Differen
tial)制御部12CおよびPWM(Pulse Width Modula
tion)信号生成部12Dを備えている。
【0019】前記電動機制御装置12の目標電流設定部
12Aには、前記操舵トルクセンサ5から出力される操
舵トルク信号TSがデジタル信号に変換されて入力され
ると共に、前記車速センサ11から出力される車速信号
VPが入力される。この目標電流設定部12Aは、ステ
アリング系の操舵トルクの増大に伴ない増大し、かつ、
車速の増大に伴ない減少する基本特性の操舵補助トルク
を電動機10に発生させるための目標電流信号ITを、
前記操舵トルク信号TSおよび車速信号VPをアドレス
とするデータエリアから検索し、検索した目標電流信号
ITを偏差演算部12Bに瞬時に出力する。
【0020】偏差演算部12Bには、目標電流設定部1
2Aからの目標電流信号ITが入力されると共に、前記
電流センサ14から出力される電動機10の検出電流値
に相当するモータ電流信号IMがデジタル信号に変換さ
れて入力される。この偏差演算部12Bは、目標電流信
号ITとモータ電流信号IMとの偏差を演算し、その偏
差信号ΔIをPID制御部12Cに出力する。この偏差
信号ΔIは、例えば0.5ms毎に更新して出力され、
これが前記電動機10のフィードバック制御のループ速
度となる。
【0021】PID制御部12Cは、図3に示すよう
に、前記偏差信号ΔIに対し、ΔIに係数KPを乗算し
てP値を出力するP値演算部12C1と、ΔIの積分値
に係数KIを乗算してI値を出力するI値演算部12C
2と、ΔIの微分値に係数KDを乗算してD値を出力す
るD値演算部12C3と、I値の上限値を設定するリミ
ッタ12C4と、P値,I値,D値を加算する加算部1
2C5とを備えている。そして、この加算部12C5
は、偏差信号ΔIの偏差を迅速にゼロに収束させるため
のP値,I値,D値の加算値であるPID動作信号IC
をPWM信号生成部12Dに出力する。
【0022】PWM信号生成部12Dは、前記PID動
作信号ICに基いて電動機10に流す電流をフィードバ
ック制御するためのパルス幅変調によるPWM制御信号
IPを生成し、これを電動機駆動回路13に出力する。
このPWM信号生成部12Dは、電動機制御装置12に
装備されたCPUの発振周波数の所定の分周数に相当す
る周期分を1周期としてPWM制御信号IPを出力す
る。すなわち、CPUの発振周波数を所定の分周数で分
周した周波数でPWM制御信号IPを出力する。例え
ば、CPUの発振周波数を18MHzとした場合、この
発振周波数18MHzを基本の分周数900で分周し
た、すなわち発進周波数18MHzの900周期分を1
周期とした20KHzの駆動周波数でPWM制御信号I
Pを出力する。
【0023】前記PWM信号生成部12Dは、通常、基
本の分周数900に対応した20KHzの駆動周波数で
PWM制御信号IPを出力するように構成されている
が、駆動周波数が変更され、指定された分周数が入力さ
れると、その分周数に対応した駆動周波数でPWM制御
信号IPを出力できるように構成されている。
【0024】一方、前記電動機駆動回路13は、ゲート
駆動回路13Aおよびブリッジ回路13Bにより構成さ
れている。ゲート駆動回路13Aは、電動機制御装置1
2のPWM信号生成部12Dから入力したPWM制御信
号IPに基いてブリッジ回路13Bをスイッチング駆動
する。また、ブリッジ回路13Bは、図4に示すよう
に、直流12Vの電源(車載バッテリおよび発電機)と
電動機10との間にブリッジ回路を構成する4個のパワ
ーFET(電界効果トランジスタ)T1,T2,T3,
T4を備えている。
【0025】前記ゲート駆動回路13Aは、PID動作
信号ICの極性に応じてパワーFET(T1,T2)の
ゲートG1,G2の何れか一方に駆動信号を出力し、他
方にはオフ信号を出力する。その際、パワーFET(T
3,T4)のゲートG3,G4の何れか一方にオン信号
を出力し、他方にオフ信号を出力する。例えば、パワー
FET(T1)のゲートG1に駆動信号を出力する場合
には、パワーFET(T4)のゲートG4にオン信号を
出力し、他のパワーFET(T2,T3)のゲートG
2,G3にはオフ信号を出力する。
【0026】このように、前記PWM制御信号IPに基
きゲート駆動回路13Aを介してパワーFET(T1,
T2,T3,T4)のブリッジ回路13Bをスイッチン
グすることによりデューティーオン時間が制御され、前
記電動機10のモータ電流IMが所定のデューティ比で
制御される。図5はこの場合のモータ電流IMとデュー
ティ比との関係を示しており、デューティ比の0%付近
および100%付近には、モータ電流IMが変化しない
不感帯が見られる。これは、前記パワーFET(T1,
T2,T3,T4)の特性による。
【0027】ここで、前記PWM制御信号IPに基きゲ
ート駆動回路13Aを介してパワーFET(T1,T
2,T3,T4)のブリッジ回路13Bをスイッチング
する際には、PWM制御信号IPの駆動周波数のN次の
高周波成分が高エネルギで放射される。そこで、この高
エネルギで放射されるN次の高周波成分がカーラジオに
選局受信されたAM放送に混入してノイズを発生するの
を防止するため、前記電動機制御装置12には、図2に
示すように、チャンネル周波数判別部12E、変更目標
周波数設定部12Fおよび駆動周波数変更部12Gが設
けられている。以下、これらについて順次説明する。
【0028】チャンネル周波数判別部12Eは、カーラ
ジオ15が選局受信したAM放送のチャンネル周波数を
カーラジオ15から入力する選局信号Sなどの適宜の入
力信号に基いて判別する。そして、判別したAM放送の
チャンネル周波数をチャンネル周波数信号CHとして変
更目標周波数設定部12Fに出力する。
【0029】変更目標周波数設定部12Fは、カーラジ
オ15が選局受信したAM放送のチャンネル周波数から
前記PWM制御信号IPの駆動周波数のN次の高周波成
分が少なくとも6KHz以上離れた周波数となるよう
に、PWM制御信号IPの駆動周波数の変更目標値を前
記チャンネル周波数判別部12Eから入力したチャンネ
ル周波数信号CHに基いて設定する。この変更目標値
は、前述したCPUの発振周波数18MHzの分周数、
例えば、885,890,895,905,910,9
15の分周数Nから何れか一つを選択して設定する。こ
の場合、変更目標周波数設定部12Fは、前記チャンネ
ル周波数信号CHをアドレスとするデータエリアから8
85,890,895,905,910,915の何れ
か一つの分周数Nを検索し、検索した分周数Nを変更目
標分周数NCとして駆動周波数変更部12Gに出力す
る。
【0030】なお、前記チャンネル周波数信号CHと分
周数Nとの対応関係CH:Nの一例を示せば、以下のと
おりである。594KHz:895,693KHz:8
95,954KHz:915,1134KHz:90
5,1242KHz:890。
【0031】駆動周波数変更部12Gは、前記変更目標
周波数設定部12Fから入力した変更目標分周数NCに
基き、前記電動機制御装置12のPWM信号生成部12
Dで設定されているPWM制御信号IPの駆動周波数を
変更目標周波数に向けて徐々に変更させる。例えば、駆
動周波数20KHzに対応するCPUの分周数900か
ら変更目標分周数NCに向けて1づつ増加または減少す
る分周数NをPWM信号生成部12Dに順次出力する。
この場合の分周数Nの出力は、前記偏差演算部12Bに
よる偏差信号ΔIの出力周期、すなわち前記電動機10
のフィードバック制御のループ速度より格段に遅い、例
えば10ms毎に行われる。
【0032】ここで、前記CPUの発振周波数の分周数
Nにより前記PWM制御信号IPを表現すると、PWM
制御信号IPは分解能Nを有する信号であるため、PW
M制御信号IPのデューティオン時間は、前記分周数N
に対応した分解能Nの値に基づく数値で表現でき、デュ
ーティー比は分解能Nの値に対するデューティーオン時
間の数値の割合で表現できる。たとえば、CPUの発振
周波数の分周数Nが900、すなわちPWM制御信号I
Pの分解能が900である場合、デューティーオン時間
が分解能と同値の900であればデューティー比が10
0%となり、デューティーオン時間が810であればデ
ューティー比は90%となる。
【0033】そこで、前記PWM信号生成部12Dは、
通常、分周数900に対応した分解能の値と同値となる
900でPWM制御信号IPのデューティ比100%の
デューティオン時間を表現する。しかしながら、従来の
ように分周数Nを急激に変化させた場合には、デューテ
ィー比が100%付近のPWM制御信号IPが出力され
ているときに以下の不具合を生じる。例えば、図6に示
すように、分周数Nが900から885に急激に減少さ
れた場合、デューティーオン時間は変化していないの
で、当初デューティ比100%のデューティオン時間を
表現する900は、デューティ比100%を超えるデュ
ーティオン時間を表現することとなり、制御上の問題が
ある。反対に、図7に示すように、分周数Nが900か
ら例えば915に急激に増大される場合、当初デューテ
ィ比100%のデューティオン時間を表現する900
は、デューティ比100%以下となるデューティオン時
間を表現することとなり、デューティー比100%とす
るための制御を行っているにも拘わらずデューティー比
が100%とならないという不具合を生じる。そこで、
このような事態を回避するため、前記PWM信号生成部
12Dは、PWM制御信号IPのデューティオン時間が
前記駆動周波数変更部12Gにより変更可能な分周数N
の下限値である885に対応した分解能885で表現さ
れる時間を超えるとき、駆動周波数変更部12Gにより
徐々に変更される各分周数Nに対応した分解能Nに合せ
てデューティオン時間を逐次変更し、デューティ比を強
制的に100%とする。
【0034】以上のように構成された一実施形態の電動
パワーステアリング装置においては、図示しないイグニ
ッションスイッチがオンされると、定電圧回路を介して
電動機制御装置12に駆動電圧が供給され、電動機制御
装置12には操舵トルクセンサ5、車速センサ11、電
流センサ14の各検出信号が入力される。そして、この
状態においては、図1に示すステアリングホイール1の
操作に伴ない、操舵トルクセンサ5がステアリング系に
発生する操舵トルクの方向および大きさを検出し、その
検出した操舵トルク信号TSを図2に示す電動機制御装
置12の目標電流設定部12Aに出力する。また、車速
センサ11が車速に応じた車速信号VPを前記目標電流
設定部12Aに出力する。
【0035】電動機制御装置12においては、目標電流
設定部12Aが、操舵トルクセンサ5からの操舵トルク
信号TSおよび車速センサ11からの車速信号VPを入
力することにより、ステアリング系の操舵トルクの増大
に伴い増大し、かつ、車速の増大に伴い減少する基本特
性の操舵補助トルクを電動機10に発生させるための目
標電流信号ITを瞬時に検索し、その目標電流信号IT
を偏差演算部12Bに出力する。
【0036】偏差演算部12Bは、目標電流設定部12
Aからの目標電流信号ITと、電流センサ14からのモ
ータ電流信号IMとの偏差信号ΔIを、前記電動機10
のフィードバック制御のループ速度である例えば0.5
ms毎に更新してPID制御部12Cに出力する。ま
た、PID制御部12Cは、前記偏差信号ΔIの偏差を
迅速にゼロに収束させるためのPID動作信号ICをP
WM信号生成部12Dに出力する。さらに、PWM信号
生成部12Dは、PID動作信号ICに応じたPWM制
御信号IPを電動機駆動回路13に出力する。そして、
電動機駆動回路13が電動機制御装置12からのPWM
制御信号IPに応じて電動機10を回転駆動する。
【0037】従って、一実施形態の電動パワーステアリ
ング装置においては、図1に示す電動機10がボールネ
ジ機構9を介してステアリング系のラック軸6Cに操舵
補助トルクを付与するのであり、ステアリングホイール
1の操舵トルクが軽減される。その際、電動機10によ
る操舵補助トルクは、ステアリングホイール1の操舵ト
ルクが大きいほど増大し、車速が大きいほど減少する。
【0038】ここで、本発明の電動パワーステアリング
装置においては、カーラジオ15が例えば954KHz
のAM放送を選局受信すると、電動機制御装置12のチ
ャンネル周波数判別部12Eが前記カーラジオ15から
選局信号Sを入力し、この選局信号Sに基いて前記AM
放送のチャンネル周波数が954KHzであると判別す
る。そして、このチャンネル周波数判別部12Eは、判
別したAM放送のチャンネル周波数954KHzをチャ
ンネル周波数信号CHとして変更目標周波数設定部12
Fに出力する。
【0039】続いて、変更目標周波数設定部12Fが前
記チャンネル周波数信号CHに基いてPWM制御信号I
Pの駆動周波数の変更目標値を設定する。この場合、変
更目標周波数設定部12Fは、前記PWM制御信号IP
の駆動周波数のN次の高周波成分が前記AM放送のチャ
ンネル周波数954KHzから少なくとも6KHz以上
離れた周波数となるように、前記PWM制御信号IPの
駆動周波数の変更目標値をCPUの発振周波数の分周数
Nとして設定する。すなわち、変更目標周波数設定部1
2Fは、前記AM放送のチャンネル周波数が954KH
zの場合、変更目標値として分周数915を設定し、そ
の変更目標分周数915を駆動周波数変更部12Gに出
力する。
【0040】次に、駆動周波数変更部12Gが前記PW
M信号生成部12DにおいてPWM制御信号IPの駆動
周波数として設定されている分周数900から前記変更
目標分周数915に向けて1づつ増加する分周数NをP
WM信号生成部12Dに順次出力する。これに伴い、P
WM信号生成部12Dは、分周数900に対応する2
0.000KHzから分周数915に対応する19.6
72KHzまでPWM制御信号IPの駆動周波数を変更
する。その結果、PWM制御信号IPの駆動周波数のN
次の高周波成分は、前記カーラジオ15が選局受信した
AM放送のチャンネル周波数954KHzから少なくと
も6KHz以上離れた周波数となる。従って、カーラジ
オ15により選局受信されたAM放送にPWM制御信号
IPの駆動周波数のN次の高周波成分が混入してノイズ
が発生する事態が防止される。
【0041】ここで、一実施形態の電動パワーステアリ
ング装置において、前記電動機制御装置12の駆動周波
数変更部12Gは、変更目標分周数NCに向けて1づつ
徐々に増加または減少する分周数Nを前記偏差演算部1
2Bにおける偏差信号ΔIの出力周期0.5ms、すな
わち、前記電動機10のフィードバック制御のループ速
度0.5msより格段に遅い、例えば10ms毎にPW
M信号生成部12Dへ出力する。このため、PWM信号
生成部12Dにおいては、分周数Nが1づつ増加または
減少する間にPWM制御信号IPが20回出力されるの
であり、そのフィードバック制御により、PWM制御信
号IPのデューティ比は、分周数Nの変化によって急変
することなく迅速に制御値に収束する。従って、電動機
10による操舵補助トルクの急変を防止でき、ステアリ
ングホイール1の操舵操作に違和感が生じるのを未然に
回避することができる。また、デューティ比を再設定す
るためにPID制御部12CのP値、I値、D値、およ
びI値の上限値を演算し直すという多大な演算負荷が掛
らないので、制御を一度停止する必要がない。
【0042】また、一実施形態の電動パワーステアリン
グ装置において、前記PWM信号生成部12Dは、PW
M制御信号IPのデューティオン時間が前記駆動周波数
変更部12Gにより変更可能な分周数Nの下限値である
例えば分周数885に対応した分解能885で表現され
る時間を超えるとき、駆動周波数変更部12Gにより変
更される各分周数Nに対応した分解能Nに合せてデュー
ティオン時間を逐次変更する。すなわち、PWM信号生
成部12Dは、PWM制御信号IPのデューティ比が1
00%に近い場合、PWM制御信号IPの駆動周波数を
変更する間、そのデューティ比を強制的に100%とす
る。これによって、デューティー比が100%を超える
ような制御上の不具合をなくすことができる。
【0043】また、電動機駆動回路13のブリッジ回路
13Bを構成するパワーFETをスイッチングする際に
は、スイッチオンとする場合にいわゆるオン抵抗が生じ
る。したがって、デューティー100%付近では、断続
的にデューティーオン時間が設定されてパワーFETの
スイッチングが頻繁に繰り返されるよりも、デューティ
ー100%としてオン状態を継続する方がオン抵抗によ
る発熱が少なくて済む。それに、図5に示すように、デ
ューティー比100%付近では、デューティー比の値に
拘わらず電動機10に流れる電流は最大値となるので、
強制的にデューティー比100%としても何ら不具合を
生じない。よって、PWM制御信号IPのデューティ比
が100%に近い場合は、PWM制御信号IPの駆動周
波数を変更する間、そのデューティ比を強制的に100
%とすることによって、電動機駆動回路13のブリッジ
回路13Bを構成するパワーFETが頻繁にスイッチン
グしてそのオン抵抗が増大するのを防止でき、その発熱
を抑制することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の電動パワー
ステアリング装置においては、カーラジオがAM放送を
選局受信すると、電動機制御装置のチャンネル周波数判
別部が前記カーラジオからの入力信号に基いて前記AM
放送のチャンネル周波数を判別する。続いて、変更目標
周波数設定部が前記チャンネル周波数判別部により判別
されたチャンネル周波数からPWM制御信号の駆動周波
数の高周波成分が離れるように、PWM制御信号の駆動
周波数の変更目標値を設定する。そして、駆動周波数変
更部が前記変更目標周波数設定部により設定された変更
目標周波数に向けて、PWM制御信号の駆動周波数を変
更させる。その際、駆動周波数変更部は、電動機の目標
電流値と検出電流値との偏差を更新するフィードバック
制御のループ速度より遅い周期で徐々にPWM制御信号
の駆動周波数を変更させる。
【0045】すなわち、本発明の電動パワーステアリン
グ装置によれば、カーラジオがAM放送を選局受信する
と、そのAM放送のチャンネル周波数からPWM制御信
号の駆動周波数の高周波成分が離れるようにPWM制御
信号の駆動周波数が変更されるため、カーラジオにより
選局受信されたAM放送にPWM制御信号の駆動周波数
の高周波成分が混入してノイズを発生するのを防止する
ことができる。その際、PWM制御信号の駆動周波数が
前記電動機のフィードバック制御のループ速度より遅い
周期で徐々に変更されるため、PWM制御信号のデュー
ティ比は、その駆動周波数が変更される都度、急変する
ことなく制御値に収束する。従って、デューティー比の
急激な変化に伴う前記電動機による補助操舵トルクの急
変を防止でき、ステアリングホイールの操舵操作に違和
感が生じるのを未然に回避することができる。また、瞬
時に変更された駆動周波数に対応してデューティ比を再
設定する必要がないので、前記PID動作信号を生成す
るためのP値、I値、D値などを瞬時に演算し直す必要
がなく、制御を停止する必要がない。
【0046】本発明の電動パワーステアリング装置にお
いて、前記電動機制御装置が有するCPUの発振周波数
の分周数により前記PWM制御信号の駆動周波数を表現
し、前記分周数に対応した分解能によりPWM制御信号
のデューティ比100%のデューティオン時間を表現し
た場合、PWM制御信号のデューティオン時間が前記駆
動周波数変更部により変更可能な分周数の下限値に対応
した分解能で表現される時間を超えるとき、前記駆動周
波数変更部により徐々に変更される各分周数に対応した
分解能に合せてデューティオン時間を逐次変更するよう
に前記電動機制御装置が構成されていると、PWM制御
信号のデューティ比が100%に近い場合には、PWM
制御信号の駆動周波数が変更される間、そのデューティ
比は強制的に100%に設定される。従って、制御上の
不具合が発生することを防止するとともに、電動機駆動
回路を構成するブリッジ回路のFETが頻繁にスイッチ
ングしてそのオン抵抗が増大するのを防止でき、その発
熱を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリ
ング装置が適用されたステアリング系の構成図である。
【図2】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のブロック構成図である。
【図3】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
における電動機制御装置のPID制御部のブロック構成
図である。
【図4】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の電動機駆動回路におけるブリッジ回路の回路図であ
る。
【図5】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の電動機のフィードバック制御におけるデューティ比と
モータ電流との関係を示すグラフである。
【図6】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の電動機制御装置により、PWM制御信号の駆動周波数
に対応した分周数が減少される場合のPWM制御信号の
デューティ比の変化を示す波形図である。
【図7】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の電動機制御装置により、PWM制御信号の駆動周波数
に対応した分周数が増大される場合のPWM制御信号の
デューティ比の変化を示す波形図である。
【符号の説明】
1 :ステアリングホイール 5 :操舵トルクセンサ 10 :電動機 11 :車速センサ 12 :電動機制御装置 12A:目標電流設定部 12B:偏差演算部 12C:PID制御部 12D:PWM信号生成部 12E:チャンネル周波数判別部 12F:変更目標周波数設定部 12G:駆動周波数変更部 13 :電動機駆動回路 13A:ゲート駆動回路 13B:ブリッジ回路 14 :電流センサ 15 :カーラジオ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリング系に操舵補助トルク
    を付加する電動機と、少なくとも前記ステアリング系の
    操舵トルクに応じて前記電動機に流す電流をフィードバ
    ック制御するために前記電動機の目標電流値と検出電流
    値との偏差を求め、この偏差を収束させるPID動作信
    号に応じたPWM制御信号を出力する電動機制御装置
    と、この電動機制御装置から出力されるPWM制御信号
    に応じて前記電動機をPWM駆動する電動機駆動回路と
    を備えた電動パワーステアリング装置において、前記電
    動機制御装置は、カーラジオが選局受信したAM放送の
    チャンネル周波数をカーラジオからの入力信号に基いて
    判別するチャンネル周波数判別部と、このチャンネル周
    波数判別部が判別したチャンネル周波数から前記PWM
    制御信号の駆動周波数の高周波成分が離れるように前記
    駆動周波数の変更目標値を設定する変更目標周波数設定
    部と、この変更目標周波数設定部が設定した変更目標周
    波数に向けて前記PWM制御信号の駆動周波数を変更さ
    せる駆動周波数変更部とを有し、この駆動周波数変更部
    は、前記電動機の目標電流値と検出電流値との偏差を更
    新するフィードバック制御のループ速度より遅い周期で
    徐々に前記駆動周波数を変更させるように構成したこと
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記電動機制御装置が有するCPUの発
    振周波数の分周数により前記PWM制御信号の駆動周波
    数を表現し、前記分周数に対応した分解能によりPWM
    制御信号のデューティオン時間を表現した場合、前記電
    動機制御装置は、PWM制御信号のデューティオン時間
    が前記駆動周波数変更部により変更可能な分周数の下限
    値に対応した分解能で表現される時間を超えるとき、前
    記駆動周波数変更部により徐々に変更される各分周数に
    対応した分解能に合せてデューティオン時間を逐次変更
    することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステ
    アリング装置。
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