JP2002036516A - 携帯型インクジェットプリンタ - Google Patents

携帯型インクジェットプリンタ

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JP2002036516A
JP2002036516A JP2000221771A JP2000221771A JP2002036516A JP 2002036516 A JP2002036516 A JP 2002036516A JP 2000221771 A JP2000221771 A JP 2000221771A JP 2000221771 A JP2000221771 A JP 2000221771A JP 2002036516 A JP2002036516 A JP 2002036516A
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Yoichi Suzaki
与一 須崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録データを出力する外部コンピュータからイ
ンターフェースを介して電力の供給を受ける場合であっ
ても、ピーク消費電力を抑えることによって確実に記録
することのできる携帯型インクジェットプリンタを提供
する。 【解決手段】記録データを出力する外部コンピュータか
らUSBインターフェースケーブルを介して電力の供給
を受ける携帯型インクジェットプリンタであって、温度
センサによって検出された記録ヘッドの周辺温度から記
録ヘッド11の最適駆動電圧を決定すると共に(S
2)、その最適駆動電圧及び外部コンピュータから供給
可能なピーク電力のうち記録ヘッドが使用することので
きる電力値に基づいて同時噴射可能なノズル数Xを算出
し(S4)、このノズル数Xが記録ヘッドの全ノズル数
を下回る場合は、1行分の記録動作を複数回繰返すこと
により(S7〜S13)、1回の記録動作における記録
ヘッドの使用ノズル数をX以下に抑えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録データを出
力する外部コンピュータからインターフェースを介して
電力の供給を受ける携帯型インクジェットプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今、コンピュータの小型軽量化に伴
い、コンピュータを持ち運んで戸外や外出先で使用する
機会が増加したため、コンピュータで作成した文書や画
像を戸外や外出先で印字出力する必要性が生じてきてい
る。そのため、従来の据え置き型のプリンタを小型軽量
化した携帯型プリンタが開発されており、ノート型コン
ピュータやモバイルコンピュータ等の携帯型コンピュー
タと共に持ち運ぶことができるようになっている。
【0003】ところで、こういった携帯型プリンタは、
再充電可能なバッテリ等を電源として使用するのが一般
的であるが、近年では、USBインターフェースのよう
に、外部コンピュータから記録データをプリンタに送信
するためのインターフェースを介して、外部コンピュー
タから電力の供給を受けることができるものも開発され
ており、このようなプリンタでは、必ずしもバッテリ等
の電源を搭載する必要がないので、さらに小型軽量化を
図ることができるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような携帯型プリンタを接続する外部コンピュータが
携帯型のコンピュータである場合、その電源としては、
再充電可能なバッテリ等を使用しなければならず、AC
電源を使用する場合に比べて十分な電力を外部コンピュ
ータ自体に供給することができないため、外部コンピュ
ータからプリンタに電力を供給する場合は、外部コンピ
ュータの作動に支障が生じないように、通常、プリンタ
が使用することのできるピーク電流値が制限されること
になる。従って、外部コンピュータからプリンタに電力
を供給する場合は、プリンタの作動に十分な電力を確実
に供給することができるとは限らない。
【0005】また、インクジェットプリンタの場合は、
記録ヘッドを構成しているアクチュエータを適正に駆動
するための駆動電圧が環境温度によって変化するため、
記録ヘッドの最大使用電力を外部コンピュータからの供
給電力によって賄うことができなくなることがあり、そ
のような場合には、記録ヘッドを構成している全ノズル
を使用して記録することができなくなる可能性がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、記録データを
出力する外部コンピュータからインターフェースを介し
て電力の供給を受ける場合であっても、ピーク消費電力
を抑えることによって確実に記録することのできる携帯
型インクジェットプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、記録データを出力する外
部コンピュータからインターフェースを介して電力の供
給を受ける携帯型インクジェットプリンタにおいて、環
境温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段に
よって検出された環境温度及び前記外部コンピュータか
ら供給可能なピーク電力値に基づいて、記録ヘッドにお
ける同時噴射可能なノズル数を算出するノズル数算出手
段とを備え、前記ノズル数算出手段によって算出された
同時噴射可能なノズル数が、所定ノズル数を下回る場合
は、通常1回で行う記録動作を複数回に分けて行うこと
によって、1回当りの記録動作における前記記録ヘッド
の使用ノズル数を同時噴射可能なノズル数以下に抑える
ようにしたことを特徴とする携帯型インクジェットプリ
ンタを提供するものである。
【0008】以上のように構成された携帯型インクジェ
ットプリンタは、記録動作を行う際に使用する記録ヘッ
ドのノズル数が、環境温度と外部コンピュータから供給
可能なピーク電力値に基づいて算出された同時噴射可能
なノズル数以下に抑えられているので、記録動作に必要
なピーク消費電力が、外部コンピュータから供給可能な
ピーク電力を上回ることがなく、確実に記録することが
できる。
【0009】1回の記録動作における記録ヘッドの使用
ノズル数を同時噴射可能なノズル数以下に抑えるには、
請求項2に記載の携帯型インクジェットプリンタのよう
に、記録動作のときに使用しないノズルに対応する記録
データを強制的に変更することで、そのノズルを噴射さ
せないようにすればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1に示すように、この携帯型イン
クジェットプリンタ1は、モバイルコンピュータ等の携
帯型の外部コンピュータ2にUSBインターフェースケ
ーブル3を介して接続されるようになっており、外部コ
ンピュータ2に接続された状態では、USBインターフ
ェースケーブル3を介して、外部コンピュータ2から記
録データの転送及び電力の供給が同時に行われるように
なっている。
【0011】この携帯型インクジェットプリンタ1は、
図2(a)、(b)に示すように、被記録媒体である用
紙を搬送する用紙搬送機構と、キャリッジ12を、用紙
の搬送方向と略直交する方向にその用紙の大きさに応じ
て往復運動させるキャリッジ移動機構とを備えており、
これらの用紙搬送機構及びキャリッジ移動機構が、細長
い筒状のケーシング10内に収容されている。
【0012】キャリッジ12には、圧電素子(ピエゾ素
子)に電気信号を印加してインク室を加圧することによ
り、その加圧されたインク室に連通するノズルからイン
クを吐出させる、いわゆるピエゾ方式の記録ヘッド11
が搭載されており、ケーシング10の上面部には、図1
に示すように、電源のオン・オフを行う電源スイッチ1
0a、オンラインスイッチ10b及びプリンタの状態等
を表示するためのLCD10cがそれぞれ配設されてい
る。
【0013】キャリッジ移動機構は、ケーシング10の
一端側に回転可能に支持された駆動プーリ13と、ケー
シング10の他端側に回転可能に支持された従動プーリ
14と、両プーリ13、14に掛け渡され、一部にキャ
リッジ12が取り付けられたタイミングベルト15と、
駆動プーリ13に一体的に形成されたプーリギヤ16
と、そのプーリギヤ16に歯合する駆動ギヤ17と、そ
の駆動ギヤ17を正逆回転駆動するCRモータ18とを
備えており、CRモータ18が作動することによって、
キャリッジ12に搭載された記録ヘッド11がケーシン
グ10の長手方向に移動するようになっている。
【0014】用紙搬送機構は、ケーシング10内の他端
部側に配設され、ケーシング10の側面に形成された用
紙供給口10dから供給された用紙を、キャリッジ12
の移動方向と直交する方向に搬送し、キャリッジ12に
搭載された記録ヘッド11により印字が行われた後、用
紙排出口(図示せず)から排出されるようになってい
る。
【0015】具体的には、ケーシング10に軸受部材2
1、21を介して回転可能に支持された用紙搬送ローラ
22と、その用紙搬送ローラ22の回転軸22aに固定
されたギヤ24と、そのギヤ24にアイドルギヤ25を
介して歯合する駆動ギヤ26と、その駆動ギヤ26を回
転駆動するためのLFモータ27とを備えており、LF
モータ27が作動することによって、用紙搬送ローラ2
2が回転するようになっている。なお、用紙搬送ローラ
22は、ケーシング10の中心位置より左側にずれてい
るが、搬送される用紙の略中央に位置するようになって
いる。
【0016】用紙搬送ローラ22が行う用紙の搬送動作
を補助するために、補助ローラ23、23が回転可能に
支持されており、補助ローラ23、23の回転軸23
a、23aは、一端側が軸受部材28aに回転可能に支
持されていると共に、他端側が連結部材28bにそれぞ
れ回転可能に支持されている。
【0017】連結部材28bとケーシング10の一端部
との間には、コイルスプリング29が配設されており、
そのコイルスプリング29によって補助ローラ23、2
3が搬送ローラ22に接触するように常時付勢されてい
る。
【0018】また、CRモータ18と用紙搬送機構との
間には、用紙搬送機構及びキャリッジ移動機構を制御し
て印字を行わせるため、制御回路を納めた基板30が並
設され、その横には充電可能なバッテリ50が設けられ
ている。
【0019】次に、この携帯型インクジェットプリンタ
1の制御系について説明する。この携帯型インクジェッ
トプリンタ1は、図3に示すように、プリンタ全体の動
作を制御するCPU31と、このCPU31の制御プロ
グラムや各種データを記憶しているROM32と、CP
U31のワークエリヤやプリントバッファとして使用さ
れ、各種データを一時的に記憶するRAM33と、AS
IC34とを備えており、これらがバス47を介してデ
ータ通信可能に接続されている。
【0020】CPU31には、サーミスタからなる温度
センサ46が接続されており、この温度センサ46によ
って記録ヘッド11の周辺温度が検出されるようになっ
ている。また、ROM32には、温度センサ46によっ
て検出された記録ヘッド11の周辺温度から記録ヘッド
11の最適駆動電圧を決定するため、温度変化に対して
記録ヘッド11の最適駆動電圧を対応付けた、駆動電圧
決定用テーブルが格納されている。
【0021】ASIC34は、各種割込み処理を制御す
るための割込み制御回路35、記録ヘッド11の位置検
出を行うエンコーダ45を制御するエンコーダ処理回路
36、DMAによるデータの転送を制御するバス制御/
DMAコントローラ37、キャリッジ12を移動させる
CRモータ18の駆動制御を行うCRモータ制御回路3
8、外部コンピュータ2から転送される記録データに基
づいて記録ヘッド11の駆動制御を行うヘッド駆動制御
回路39、用紙搬送ローラ22の駆動源であるLFモー
タ27の駆動制御を行うLFモータ制御回路40及び外
部コンピュータ2を接続するインターフェース(I/
F)を制御するI/F制御回路41を備えており、CR
モータ制御回路38、ヘッド駆動制御回路39及びLF
モータ制御回路40は、CRモータドライバ42、ヘッ
ドドライバ43及びLFモータドライバ44を介して、
CRモータ18、記録ヘッド11及びLFモータ27の
駆動制御を行うようになっている。
【0022】ヘッド駆動制御回路39は、図4に示すよ
うに、ヘッド制御コントローラ39a、データロードセ
レクタ39b、データFIFO39c、データマスク回
路39d及びシリアル変換器39eから構成されてお
り、記録ヘッド11の具体的な駆動制御は以下のように
して行われる。
【0023】まず、エンコーダ波形から生成されたタイ
ミング信号をヘッド制御コントローラ39aが受信する
と、ヘッド制御コントローラ39aは、データロードセ
レクタ39bにデータロード信号を出力し、プリントバ
ッファであるRAM33に格納されている記録データを
データFIFO39cに順次転送する。このとき、プリ
ントバッファであるRAM33からは、図5に矢印(デ
ータ転送タイミング)で示すように、記録ヘッド11の
ノズル数分のデータが記録ヘッド11の走査方向に1ビ
ットづつ一度に転送されるようになっている。従って、
記録ヘッド11のノズル数が32の場合は、32ビット
のデータが1スキャン分のデータとして一度に転送され
ることになる。
【0024】次に、CPU31が必要に応じてデータマ
スク回路39dにマスク処理信号を出力することによ
り、データFIFO39cから順次出力される記録デー
タに対して、後述する所定のマスク処理を行わせた後、
その記録データをシリアル変換器39eによってシリア
ルデータに変換した状態でヘッドドライバ43に順次転
送する。
【0025】ヘッドドライバ43には、ヘッド制御コン
トローラ39aから噴射指令信号が適時出力されるの
で、ヘッドドライバ43は、その噴射指令信号に合わせ
て、記録データを記録ヘッド11に出力する。
【0026】以上のように構成された携帯型インクジェ
ットプリンタ1は、図1に示すように、両端にコネクタ
が取り付けられたUSBインターフェースケーブル3を
介して外部コンピュータ2に接続された状態で使用され
る。
【0027】このように、携帯型インクジェットプリン
タ1を、USBインターフェースケーブル3を介して外
部コンピュータ2に接続すると、外部コンピュータ2か
ら携帯型インクジェットプリンタ1に電力供給が可能な
状態となり、電源スイッチ10aをオンすることによっ
て、携帯型インクジェットプリンタ1が稼働状態とな
る。
【0028】ここで、外部コンピュータ2から携帯型イ
ンクジェットプリンタ1に対して記録指令を出力する
と、外部コンピュータ2から所定の記録データが転送さ
れ、プリントバッファであるRAM33に記録データが
格納された後、記録動作が実行される。
【0029】以下、1スキャンデータ分の記録動作につ
いて、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、温度センサ46によって記録ヘッド11の周辺温
度(環境温度)が検出され(S1)、その検出温度にお
ける記録ヘッド11の最適な駆動電圧を決定した後(S
2)、その決定された駆動電圧を記録ヘッド11の駆動
電圧として設定する(S3)。なお、記録ヘッド11の
最適駆動電圧は、ROM32に格納されている、図7に
示すような駆動電圧決定用テーブルを参照して決定され
る。
【0030】次に、決定された記録ヘッド11の駆動電
圧と、予め設定されている、外部コンピュータ2から供
給可能なピーク電力のうち記録ヘッド11の駆動に使用
することができる電力値とに基づいて、数1に示す計算
式によって、記録ヘッド11を構成している複数のノズ
ルのうち、同時噴射可能なノズル数Xを算出する(S
4)。
【0031】
【数1】
【0032】このようにして、同時噴射可能なノズル数
Xが算出されると、CPU31からヘッド駆動制御回路
39のヘッド制御コントローラ39aにデータ転送通知
信号が出力され、1スキャン分(最大ノズル数分)の記
録データが、RAM33からヘッド駆動制御回路39の
データFIFO39cに転送される(S5)。ここで、
LFモータ制御回路40がLFモータ27を制御して、
用紙供給口10dから供給された用紙を記録開始位置ま
で搬送する(S6)。
【0033】このようにして、データFIFO39cに
転送された記録データは、その後、データマスク回路3
9dによって、必要に応じてマスク処理が施されること
になるが、マスク処理に先立って、まず、マスク処理カ
ウンタIを初期値0に設定した後(S7)、S8に移行
し、(I+X)が記録ヘッド11の最大ノズル数より小
さいか否かが判断される。
【0034】ここで、(I+X)が記録ヘッド11の最
大ノズル数より小さいと判断された場合は(S8:Ye
s)、I番目から(I+X)番目までのノズルを除いた
他の全てのノズルに対応する記録データを強制的に非噴
射のデータに変更することによってマスクした後(S
9)、マスクされた記録データに基づいて記録動作を実
行する(S10)。そして、マスク処理カウンタIにX
+1を加算して新たなマスク処理カウンタIを設定した
後(S11)、S8に戻って上述した一連の処理が繰り
替えされる。これによって、通常1回で行われる1スキ
ャン分の記録動作を複数回に分けて行うことになり、1
回の記録動作における記録ヘッド11の使用ノズル数が
同時噴射可能なノズル数Xに抑えられることになる。
【0035】一方、S8において、(I+X)が記録ヘ
ッド11の最大ノズル数より大きいかまたは等しいと判
断された場合は(S8:No)、I番目から最後までの
ノズルを除いた他の全てのノズルに対応する記録データ
を強制的に非噴射のデータに変更することによってマス
クした後(S12)、マスクされた記録データに基づい
て記録動作を実行すると(S13)、1スキャン分の記
録動作が終了する。
【0036】以上のように、この携帯型インクジェット
プリンタ1では、記録動作を行う際に使用する記録ヘッ
ド11のノズル数が、記録ヘッド11の周辺温度から決
定された最適駆動電圧と、外部コンピュータ2から供給
可能なピーク電力のうち、記録ヘッド11が使用するこ
とのできる電力値に基づいて算出された同時噴射可能な
ノズル数X以下に抑えられているので、記録動作時にお
ける消費電力が、外部コンピュータ2からの供給電力を
上回ることがなく、外部コンピュータからインターフェ
ースを介して電力の供給を受ける場合のように、供給電
力のピーク値が制限されている場合でも、常に、安定し
た状態で確実に記録することができるという効果があ
る。
【0037】また、この携帯型インクジェットプリンタ
1では、記録動作のときに使用しないノズルに対応する
記録データを強制的に非噴射のデータに変更すること
で、そのノズルを噴射させないようにしているので、1
回の記録動作における記録ヘッド11の使用ノズル数を
同時噴射可能なノズル数Xに簡単かつ確実に抑えること
ができる。
【0038】なお、上述した実施形態では、USBイン
ターフェースを介して外部コンピュータ2に接続される
携帯型インクジェットプリンタ1について説明したが、
これに限定されるものではなく、本発明は、記録データ
の転送と電力の供給とを同時に行うことができるインタ
ーフェースを介して外部コンピュータに接続される種々
の携帯型インクジェットプリンタに適用することができ
る。
【0039】また、上述した実施形態では、1回の記録
動作における記録ヘッド11の使用ノズル数を同時噴射
可能なノズル数Xに一致させるようにしているが、これ
に限定されるものではなく、同時噴射可能なノズル数X
以下に抑えてもよいことはいうまでもない。ただし、1
回の記録動作における記録ヘッド11の使用ノズル数を
少なくすると、1行を記録する際における記録動作の回
数が多くなるので、1回の記録動作における記録ヘッド
11の使用ノズル数は、同時噴射可能なノズル数Xに一
致させておくことが望ましい。
【0040】また、上述した実施形態では、モバイルコ
ンピュータ等の携帯型の外部コンピュータ2に接続した
場合について説明したが、本発明の携帯型インクジェッ
トプリンタが接続される外部コンピュータには、上述し
たような携帯型のコンピュータ以外に、ワードプロセッ
サやPDA等の記録データを外部に出力可能な種々の情
報処理装置が含まれることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる携帯型インクジェットプリン
タの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】(a)は同上の携帯型インクジェットプリンタ
を示す横断面図、(b)は同上の携帯型インクジェット
プリンタを示す縦断面図である。
【図3】同上の携帯型インクジェットプリンタにおける
制御系を示すブロック図である。
【図4】同上の携帯型インクジェットプリンタにおける
ヘッド駆動制御回路の詳細を示すブロック図である。
【図5】プリントバッファからの記録データの転送タイ
ミングを説明するための説明図である。
【図6】同上の携帯型インクジェットプリンタにおける
1スキャンデータ分の記録動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】同上の携帯型インクジェットプリンタにおいて
使用されている記録ヘッドの駆動電圧を決定するための
駆動電圧決定用テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 携帯型インクジェットプリンタ 2 外部コンピュータ 3 USBインターフェースケーブル 11 記録ヘッド 31 CPU(ノズル数算出手段) 32 ROM 33 RAM 34 ASIC 39 ヘッド駆動制御回路 39a ヘッド制御コントローラ 39d データマスク回路 46 温度センサ(温度検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録データを出力する外部コンピュータ
    からインターフェースを介して電力の供給を受ける携帯
    型インクジェットプリンタにおいて、 環境温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段によって検出された環境温度及び前記
    外部コンピュータから供給可能なピーク電力値に基づい
    て、記録ヘッドにおける同時噴射可能なノズル数を算出
    するノズル数算出手段とを備え、 前記ノズル数算出手段によって算出された同時噴射可能
    なノズル数が、所定ノズル数を下回る場合は、通常1回
    で行う記録動作を複数回に分けて行うことによって、1
    回当りの記録動作における前記記録ヘッドの使用ノズル
    数を同時噴射可能なノズル数以下に抑えるようにしたこ
    とを特徴とする携帯型インクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 記録動作のときに使用しないノズルに対
    応する記録データを強制的に変更することで、そのノズ
    ルを噴射させないようにした請求項1に記載の携帯型イ
    ンクジェットプリンタ。
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