JP2002036325A - 射出成形機の作動表示方法 - Google Patents

射出成形機の作動表示方法

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JP2002036325A
JP2002036325A JP2000223643A JP2000223643A JP2002036325A JP 2002036325 A JP2002036325 A JP 2002036325A JP 2000223643 A JP2000223643 A JP 2000223643A JP 2000223643 A JP2000223643 A JP 2000223643A JP 2002036325 A JP2002036325 A JP 2002036325A
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JP
Japan
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state
input
output device
injection molding
molding machine
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JP2000223643A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Osawa
一行 大沢
Seiji Tanizawa
清司 谷澤
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Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシーケンスラダープログラムのチェッ
ク機能を有効に使用するには、シーケンスラダー図面を
読み、アドレス番号を手掛かりに順次プログラムを辿っ
てゆく必要があり、専門的知識と時間を必要とする。そ
のため、射出成形機が故障した場合には、成形現場の作
業員では対処出来ず、専任の保守要員が現場へ出向いて
対応しなければならないことが多い。 【解決手段】 入力機器及び/又は出力機器の名称を一
覧表示し、各入出力機器が電気的に作動するON状態、各
入出力機器が電気的に作動すべき状況のON待ち状態及び
各入出力機器が電気的に非作動すべき状況のOFF待ち状
態をそれぞれ区別して、前記一覧表示した各入出力機器
の名称に対応して表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PC/ATボードから
なり表示器を有する射出成形機の制御装置における、入
出力機器の作動状態表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機は一般に図2に示すような制
御装置20によりシーケンス制御及びプロセス制御が行
われる。CRTや液晶パネル等からなる表示部23は、射
出成形運転の設定値、実測値あるいはメッセージを表示
する他、シーケンサのラダープログラムのアドレス番号
を入力すればその作動状態を表示出来るようになってい
る。このシーケンスラダープログラムのチェック機能
は、射出成形機の作動や入出力機器の作動状態を詳細に
理解し、確認するには極めて有効な手段である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ーケンスラダープログラムのチェック機能を有効に使用
するには、シーケンスラダー図面を読み、アドレス番号
を手掛かりに順次プログラムを辿ってゆく必要があり、
専門的知識と時間を必要とする。そのため、射出成形機
が故障した場合には、成形現場の作業員では対処出来
ず、専任の保守要員が現場へ出向いて対応しなければな
らないことが多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、入力機
器及び/又は出力機器の名称を一覧表示し、各入出力機
器が電気的に作動するON状態、各入出力機器が電気的に
作動すべき状況のON待ち状態及び各入出力機器が電気的
に非作動すべき状況のOFF待ち状態をそれぞれ区別し
て、前記一覧表示した各入出力機器の名称に対応して表
示するようにし、さらに、表示を視認容易とするため、
前記ON状態、ON待ち状態及びOFF待ち状態の表示を、異
なる色で識別するとともに、射出成形機の作動における
任意の時点で停止・保持させるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図面に基づき本発明の実施の形態
を詳細に説明する。図1は本発明を実施する表示部23
の画面の一例であるI/Oチェック画面11であり、図2
は表示部23を有する制御装置20のブロック図であ
る。
【0006】制御装置20は、汎用コンピュータである
PC/ATボードからなる主制御部21と、主制御部21と
ISAバス又はPCIバスで接続したシーケンサ24及びプロ
セス制御部25と、シーケンサ24とローカルバス接続
したI/O部26と、主制御部21とRS232Cで接続した操
作部22と、主制御部21とアナログ信号で接続した表
示部23から構成される。 I/O部26はリミットスイ
ッチ27で代表される入力機器やソレノイドバルブ28
で代表される出力機器を接続し、入出力機器のインタフ
ェイスとなっている。表示部23は、CRT、液晶パネル
あるいはプラズマ表示器等からなり、表示器23の前面
に配設したタッチパネルである操作部22において設定
した設定値に基づいてプロセス制御部で制御した射出成
形機のアクチュエータにおける実測値あるいは警報・操
作指示等のメッセージを表示する。操作部22はタッチ
パネルではなく、キーボードやマウスとすることも出来
る。
【0007】I/Oチェック画面11は、LS−□の入力機
器名2を一覧表示する入力機器欄1と、SOL−□の出力
機器名4を一覧表示する出力機器欄3を有する。各入力
機器名2と各出力機器名4の左側には、各入出力機器が
電気的に作動するON状態表示5、各入出力機器が電気的
に作動すべき状況のON待ち状態表示6及び各入出力機器
が電気的に非作動すべき状況のOFF待ち状態表示7を、
それぞれ異なる色の円形マークで識別して行う。
【0008】ON状態は、赤色で表示し、入出力機器がリ
ミットスイッチ27であればアクチュエータのカムに係
合して実際に電気信号を発信しているときをいい、入出
力機器がソレノイドバルブ28であればソレノイドに実
際に通電されているときをいう。
【0009】ON待ち状態は、黄色で表示し、入出力機器
がリミットスイッチ27であれば、そのリミットスイッ
チ27に対応するアクチュエータが作動すなわち前進し
つつあり、まもなくリミットスイッチ27は作動すべき
状況であるときをいう。このときON待ち状態表示はアク
チュエータが作動してON状態となるまでの短時間点灯
し、ON状態となると同時に消灯する。また、アクチュエ
ータがリミットスイッチ27を機械的には作動させてい
るが、リミットスイッチ27の破損等により電気的に信
号が発信できないときには、ON状態は表示されず、ON待
ち状態が継続して表示されるので、故障発見に有効であ
る。
【0010】OFF待ち状態は、青色で表示し、入出力機
器がリミットスイッチ27であれば、そのリミットスイ
ッチ27に対応するアクチュエータが後退しつつあり、
まもなくリミットスイッチ27はOFFすべき状況である
ときをいう。このときOFF待ち状態表示はアクチュエー
タが後退してON状態表示がOFF状態となるまでの短時間
点灯し、ON状態表示が消灯すると同時に消灯する。ま
た、アクチュエータがリミットスイッチ27を機械的に
は非作動させているが、リミットスイッチ27の破損等
により電気的に信号が発信し続けるときには、OFF待ち
状態表示は消灯されず、ON状態表示とともに継続して表
示されるので、故障発見に有効である。
【0011】ON状態、ON待ち状態及びOFF待ち状態の表
示は射出成形機の作動とともにリアルタイムで変化する
ので、射出成形機の作動における特定の時点で複数の入
出力機器の作動状態を確認することは極めて困難であ
る。そこで、任意の確認したい時点でON状態、ON待ち状
態及びOFF待ち状態の表示を保持する機能を備えた。
【0012】ON状態、ON待ち状態及びOFF待ち状態の表
示を保持する時点としてのトリガは、押釦8及び押釦9
によって選択・設定出来る。押釦8を押すとトリガ指定
モードとなり、入出力機器のON−OFFの時点がトリガと
なる。すなわち、押釦8を押した後、任意の入出力機器
名(複数のときはAND条件となる)を押すと、その部分
の文字名と背景の色が反転して設定される。この設定を
入力機器がON状態のとき行えばその入力機器がOFFとな
ったときにトリガし、逆にこの設定を入力機器がON状態
ではないときに行えばその入力機器がONとなったときに
トリガする。押釦9を押すと手動トリガモードとなり、
押釦9を押した時点で保持する。また、この手動トリガ
をシーケンサ24に予めプログラムしておいた条件によ
り起動させることも可能である。上記いずれのトリガモ
ードであっても、保持状態は押釦10を押すことにより
リセットできる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、射出成形機が故障した場合等に射出成形機の作動を
成形現場で確認あるいは調査するに際し、シーケンスラ
ダー図面を読む必要がなく、専門的知識をもつ専任の保
守要員でなくても短時間にかつ容易に作業を実行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する表示部における画面の一例で
あるI/Oチェック画面図である。
【図2】表示部を有する制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 ……… 入力機器欄 2 ……… 入力機器名 3 ……… 出力機器欄 4 ……… 出力機器名 5 ……… ON状態表示 6 ……… ON待ち状態表示 7 ……… OFF待ち状態表示 8 ……… 押釦 9 ……… 押釦 10 …… 押釦 11 …… I/Oチェック画面 20 …… 制御装置 21 …… 主制御部 22 …… 操作部 23 …… 表示部 24 …… シーケンサ 25 …… プロセス制御部 26 …… I/O部 27 …… リミットスイッチ 28 …… ソレノイドバルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の入力機器及び出力機器の作
    動状態を表示する方法において、 入力機器及び/又は出力機器の名称を一覧表示し、各入
    出力機器が電気的に作動するON状態、各入出力機器が電
    気的に作動すべき状況のON待ち状態及び各入出力機器が
    電気的に非作動すべき状況のOFF待ち状態をそれぞれ区
    別して、前記一覧表示した各入出力機器の名称に対応し
    て表示することを特徴とする射出成形機の入力機器及び
    出力機器の作動状態表示方法。
  2. 【請求項2】 前記ON状態、ON待ち状態及びOFF待ち状
    態をそれぞれ異なった色で表示することを特徴とする請
    求項1に記載する射出成形機の入力機器及び出力機器の
    作動状態表示方法。
  3. 【請求項3】 前記ON状態、ON待ち状態及びOFF待ち状
    態の表示を、射出成形機の作動における任意の時点で停
    止・保持させることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載する射出成形機の入力機器及び出力機器の作動状
    態表示方法。
JP2000223643A 2000-07-25 2000-07-25 射出成形機の作動表示方法 Pending JP2002036325A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7069106B2 (en) 2003-03-10 2006-06-27 Kabushiki Kaisha Meiki Seisakusho Sequence circuit display method of injection molding machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7069106B2 (en) 2003-03-10 2006-06-27 Kabushiki Kaisha Meiki Seisakusho Sequence circuit display method of injection molding machine

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