JP2002036024A - 管クランプ装置及び管切断装置 - Google Patents

管クランプ装置及び管切断装置

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JP2002036024A
JP2002036024A JP2000228257A JP2000228257A JP2002036024A JP 2002036024 A JP2002036024 A JP 2002036024A JP 2000228257 A JP2000228257 A JP 2000228257A JP 2000228257 A JP2000228257 A JP 2000228257A JP 2002036024 A JP2002036024 A JP 2002036024A
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pipe
tube
round tube
clamp
clamping
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JP2000228257A
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English (en)
Inventor
Yoneo Nakada
米生 中田
Masatoshi Okano
雅俊 岡野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流路内で移送が遮断された物品を人手を介さ
ずに取り除くことにより、完全に自動整列が可能な水流
式整列装置を提供することを目的とする。 【解決手段】青果物7が投入される投入部1を上流側に
備えた水路2と、該水路2の下流側を複数の流路4に分
割するセパレータ7を有し、水流によって下流側へ移送
される前記青果物7を、前記流路4により、前記流路4
内を一列で移動するよう整列させる水流式整列装置にお
いて、前記流路4内に、前記青果物7が通過可能な間隔
を一側の前記セパレータ3に対して保持した状態で移動
可能に設けられ、前記流路4で詰まった前記青果物7を
押し出す押し部材27を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の管径の管を
挟圧して固定保持する管クランプ装置、及びに関する発
明で、例えば、同管クランプ装置を具え、静止している
管を切断する据置型の管切断機や、造管速度と同期走行
しながら管を切断する走行型の管切断装置に関する発明
である。機等に適用される。
【0002】
【従来の技術】従来の管クランプ装置及び管切断装置の
例として、例えば特開平07−164237号公報に開
示されている据置型の管切断装置機及び同管切断装置に
用いられる管クランプ装置や、特開平09−22572
8号公報に記載されている走行式切断機用の管クランプ
装置及び同管クランプ装置を具えた管切断装置等があ
る。そこで、据置型のミーリング式管切断機(以下、管
切断機と呼ぶ)に用いられた従来の管クランプ装置及び
同管クランプ装置を具えた管切断機について、図8〜図
12に基づき説明する。尚、図8は従来の管クランプ装
置及び管切断機の全体構成図を、図9はブレードの移動
状態説明図を、図10は従来の管クランプ装置の要部断
面図を、図11は図10のE−E断面図を示す。
【0003】図8に示すように、管切断機43はフレー
ム33,カッタヘッド37及びブレード38等から構成
されて床面に据え置かれており、管切断機43の入側
(図8の右側)及び出側(図8の左側)には、丸管31
を管切断機43へ案内するテーブルロール32が設けら
れている。フレーム33の内側には、丸管31を挟んで
一対のカッタヘッド37が管切断機43の入側に片寄っ
て配置され、それぞれのカッタヘッド37には駆動回転
する回転カッタとしてのブレード38が取り付いてい
る。カッタヘッド37は、丸管31の軸線方向に直交す
る面内で任意に移動自在に構成されている。
【0004】管クランプ装置34は、フレーム33の入
側(図8の右側)及び出側(図8の左側)の外側の二個
所に付設されている。各々の管クランプ装置34は、丸
管31の軸線進行方向に対して直交する、上下(図8の
上下方向)及び左右(図8の紙面に垂直な方向)の四方
向に丸管31を挟んで位置し、丸管31にを挟圧力を供
与する四個の挟圧手段挟圧装置42からなっている。挟
圧手段挟圧装置42は、丸管31の中心軸に向かって接
近動自在なクランプピース35及びクランプピース35
が取付けられる座としてのクランプベース41からなる
クランプ部材と、クランプベース41に連結され、クラ
ンプピース35を駆動する油圧シリンダ36等から構成
されている。
【0005】クランプピース35は、図10に示すよう
に、丸管31の軸線方向に沿って交互に設けられた凹部
39及び凸部40からなる櫛歯状を成しており、丸管3
1の中心軸に向かって接近すると、軸線方向に突出した
凸部40が丸管31に当接し挟圧する。尚、より小径の
丸管31を挟圧する際に互いに干渉しないよう、上下及
び左右の各々のクランプピース35は、それぞれの凹部
39と凸部40が互いに嵌合するよう配置されている。
又、図11に示すように、丸管31に当接する凸部40
はその先端形状がV字状を成しており、各々のクランプ
ピース35は常に2点(図11の●印)で丸管31に当
接する。
【0006】従来の管切断機43に具えられた用の管ク
ランプ装置34は、上述のように構成されることにより
次のように作用する。先ず、一定長さの丸管31が、テ
ーブルロール32に案内され、図8に示すように管切断
機43内で静止する。次に、油圧シリンダ36を駆動し
て、全ての管クランプ装置34のクランプピース35を
丸管31の中心軸方向へ移動させ、図10に示すように
丸管31を挟圧する。
【0007】丸管31を挟持固定した後、図9に示すよ
うに、一対のカッタヘッド37を丸管31に接近当接さ
せ、丸管31の軸線方向に直交する面内で、丸管31の
外周面に沿ってそれぞれ半周ずつ移動させる。このとき
丸管31は、切断位置から距離Lに位置する、最も切断
位置寄りの挟圧面(図10のA−A´面)を支持面とし
て、高速回転するブレード38により切断される。切断
完了後、油圧シリンダ36を駆動してクランプピース3
5による丸管31の挟持を解放し、丸管31はテーブル
ロール32によって搬送方向下流側へと搬送される。
【0008】以上のように管クランプ装置34は、丸管
31を十分且つ確実に挟圧して、固定保持することを、
又、管切断機43は、固定保持された丸管31をスムー
スに切断することを目的としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のの管
クランプ装置34では次のような課題がある。一般に真
直ぐにみえる丸管31でもごく微少の曲がり(例えば、
長さ1000mmの丸管31につき約3mmの曲がり)
を有していることがあり、このような曲がった丸管31
を例えば従来の管クランプ装置34を二個用いてにより
挟圧すると、図12に示すように、各各々のクランプピ
ース35は丸管31に対して1点でしか当接することが
できない。(図12ではの場合、上方のクランプピース
35は切断位置寄り側の端部A点,下方のクランプピー
ス35は切断位置より遠い側の端部B点で当接) このため、丸管31を1点の当接点で確実に挟持固定す
るためには、真っ直ぐな丸管31を挟持する場合に比し
て、挟圧力を1点の当接点で挟持するので大きな挟圧力
が必要となり、この大きな挟圧力が1点に集中するとた
め、丸管31の剛性によっては、丸管31が変形したり
破損する恐れに加わってしまい、場合によっては、被挟
圧部材である丸管31が損傷することがある。
【0010】又、この管クランプ装置を具えたが上述の
ように管切断機43においては用いられている場合、1
点のみで挟持圧された丸管31をブレード38により切
断すると、丸管31は高速回転するブレード38により
あらゆる方向から切断荷重が加えられるため、特に切断
荷重が上方から作用した場合は、丸管31は図12に示
すB点を支持点として切断される。すなわち、真直ぐな
丸管31が正常に挟持されている場合に比べ、切断位置
から支持点(支持面)までの距離が遠くなり(図12の
L´)、よって、切断時に丸管31に対して振動(びび
り)が発生する。よって、丸管31をスムースに切断す
ることが非常に困難となる。
【0011】更に、切断が完了すると丸管31の切断面
(図12の▲印部)はフリーとなり、挟持固定されてい
た丸管31は、管クランプ装置34から供与されるの挟
圧力により水平な状態(図12の一点鎖線)に戻ろうと
する。このとき、ブレード38が丸管31の切断面に挟
みこまれ、ブレード38が破損することがある。
【0012】本発明は、このような課題を解決するため
なされたものであり、曲がった管をも損傷させることな
く、十分且つ確実に挟持固定することが可能な管クラン
プ装置、及び同管クランプ装置を備え、切断時に発生す
る振動(びびり)の抑制及び切断完了後に生じる切断手
段の損傷を防止可能な管切断装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明の管クランプ装置は、管の
軸線方向に直交する方向に移動して面内で、前記管の軸
線方向の所定長さの部位に挟圧力を供与し前記管を固定
保持する複数の挟圧手段装置が前記管の周囲に複数個配
置されるを有する管クランプ装置であって、各々の前記
挟圧手段装置が、前記管の軸線方向に複数配置され、且
つ、記管の軸線方向の所定長さの部位へ、互いに独立し
て前記管に当接し、前記管を挟圧するの分割挟圧手段で
構成されているを具備することを特徴としている。
【0014】又、請求項2に記載の管クランプ装置は、
請求項1に記載の管クランプ装置において、前記分割挟
圧手段が、前記管の軸線中心軸方向する方向にへ移動可
能に構成され前記管を挟圧するクランプ部材と、該クラ
ンプ部材へ前記管の軸線方向に沿って1ないし複数個配
設され、前記管の軸線方向に直交する方向に移動して面
内で前記管に当接し、前記管を挟圧する補助挟圧手段で
ある、とを有することを特徴としている。又、請求項3
に記載の管切断機クランプ装置は、請求項1又は請求項
2に記載の管クランプ装置において、管クランプ装置
が、前記管を切断する切断手段の近傍に配置されている
ことを備えた管切断機において、前記切断手段を介して
前後に複数個設けられたことを特徴としている。(請求
項の記載に合わせて見直し)
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、従
来技術と同一の据置型のミーリング式管切断機(以下、
管切断機と呼ぶ)に用いられた管クランプ装置及び同管
クランプ装置を具えた管切断機を用いて、図面に基づき
詳細に説明する。尚、従来技術と同一の要素には同一の
符号を付してある。
【0016】図1に示すように、管切断機43はフレー
ム33,カッタヘッド37及びブレード38等から構成
されて床面に据え置かれており、管切断機43の入側
(図1の右側)及び出側(図1の左側)には、丸管31
を管切断機43へ案内するテーブルロール32が設けら
れている。フレーム33の内側には、丸管31を挟んで
一対のカッタヘッド37が管切断機43の入側に片寄っ
て設けられ、それぞれのカッタヘッド37には駆動回転
する回転カッタとしてのブレード38が取り付いてい
る。カッタヘッド37は、丸管31の軸線方向に直交す
る面内で任意に移動自在に構成されている。
【0017】(第1の実施形態)第1の実施形態に係る
管切断機43に具えられた管クランプ装置16は、図1
に示すように、管切断機43を構成するフレーム33の
入側(図1の右側)及び出側(図1の左側)の外側の二
個所に付設されている。各々の管クランプ装置16は、
丸管31の軸線進行方向に対して直交する、上下(図1
の上下方向)及び左右(図1の紙面に垂直な方向)の四
方向に丸管31を挟んで位置し、丸管31にを挟圧力を
供与する四個の挟圧手段挟圧装置17からなっている。
挟圧手段挟圧装置17は、丸管31の中心軸に向かって
接近動自在なクランプピース2及びクランプピース2が
取付けられる座としてのクランプベース41からなるク
ランプ部材と、クランプベース41に連結され、クラン
プピース2を駆動する油圧シリンダ36等から構成され
ている。
【0018】各々のクランプピース2は、図2に示すよ
うに、従来のクランプピース35と同様に、丸管31の
軸線方向に沿って交互に設けられた凹部及び凸部からな
る櫛歯状を成している。この凸部のうち、ブレード38
による切断位置(図2の△印)に最も近い側に位置する
凸部(以下、当接部18と呼ぶ)は、他の凸部(以下、
座7と呼ぶ)よりも丸管1の中心軸に向けて突出してお
り、その先端形状は、図3に示すようにV字状を成して
いる。一方、各々の座7には、図4に示すように、丸管
31を挟圧する補助挟圧手段3が丸管31の中心軸に向
かって二個配設されている。補助挟圧手段3として、本
実施形態では、丸管31の中心軸に向かって接近動自在
であり、丸管31に直接当接して挟圧する先端形状が平
坦なロッド6及び油圧配管8等からなる油圧シリンダ4
が用いられる。尚、より小径の丸管31を挟圧する際に
互いに干渉しないよう、上下及び左右のクランプピース
2は、それぞれの凹部と凸部(当接部18及び座7)が
互いに嵌合するよう配置されている。
【0019】本発明の第1の実施形態に係る管切断機4
3に具えられた管クランプ装置16は、上述のように構
成されることにより、次のように作用する。先ず、一定
長さの丸管31が、テーブルロール32に案内され、図
1に示すように管切断機43内で静止する。次に、全て
の油圧シリンダ4を駆動してロッド6が引き込んだ状態
にする。そして、油圧シリンダ36を駆動して、全ての
管クランプ装置16のクランプピース2を丸管31の中
心軸方向へ移動させ、クランプピース2の当接部18を
丸管31に当接させ挟圧すると同時に、丸管31のセン
タリング(芯出し)を行なう。次に、クランプピース2
の座7に設けられた各々の油圧シリンダ4(補助挟圧手
段3)を駆動してロッド6を伸長させ、図2に示すよう
に、丸管31に当接させて挟圧する。尚、油圧シリンダ
4,36の油圧力は、丸管31がその軸線方向に直交す
る面内で均一に挟圧されるよう適宜設定される。
【0020】このとき、丸管31が真直ぐな場合は、そ
れぞれの油圧シリンダ4(補助挟圧手段3)のロッド6
の伸び量は等しくなり、丸管31は、当接部18及びロ
ッド6によって中心軸対称に挟持固定される。一方、丸
管31が曲がっている場合は、図2に示すように、丸管
31の形状に合わせた伸び量でそれぞれのロッド6が丸
管31に当接し(図2のA〜A3点,B〜B3点)、丸
管31は挟持固定される。よって、丸管31を確実に挟
持するために必要な、丸管31との当接点に作用する挟
圧力は、当接部18及びロッド6との当接点によって複
数に分散されるため、従来の管クランプ装置34に比し
て低減することが可能となる。なり、よって、丸管31
の剛性の如何によらず、丸管31の変形及び破損が防止
される。(結論が中途半端。丸管31の変形防止、破損
防止の結論まできっちり説明すること)
【0021】又、丸管31を挟持固定した後、一対のカ
ッタヘッド37を丸管31に接近当接させ、丸管31の
軸線方向に直交する面内で丸管31の外周面に沿ってそ
れぞれ半周ずつ移動させると、真っ直ぐな丸管31の場
合は、従来の管クランプ装置34と同様に、切断位置か
ら距離Lに位置する、最も切断位置寄りの挟圧面を支持
面としてブレード38により切断される。
【0022】一方、曲がった丸管31の場合、丸管31
は、ブレード38により切断荷重が上方から作用するし
た場合であっても、当接部18と丸管31との当接点
(図2のB3点)が支持点(支持面)として切断され
る。すなわち、従来の管クランプ装置34に比して、曲
がった丸管31を挟持する際の切断位置から支持点まで
の距離が短縮され、よって、切断時の丸管31の振動
(びびり)が低減される。更に、丸管31は複数の当接
点により挟持されているため、切断が完了し、丸管31
の切断面がフリーとなった後も、丸管31は挟持された
状態を維持しつづけ、よって、丸管31の切断面がブレ
ード38を挟み込むことはない。
【0023】又、補助挟圧手段3を用いて丸管31を挟
圧する前に、補助挟圧手段3よりも剛性の高い当接部1
8(クランプピース2)で挟圧してセンタリングを行な
うため、後述する第2の実施形態に比して、切断の際に
おける芯出しを確実に行なうことが容易である。
【0024】(第2の実施形態)この第2の実施形態に
係る管切断機43に具えられた管クランプ装置19は、
第1の実施形態に設けられているたクランプピース2の
当接部18にも補助挟圧手段3が備えられた点を特徴と
し、特にその点について、図3及び図4を用いて詳細に
説明する。よって、第1の実施形態と同一の構成部分に
は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0025】図4に示すように、第2の実施形態の管切
断機43に具えられた管クランプ装置19のクランプピ
ース20は、第1の実施形態と同様にクランプベース4
1に取付けられている。各々のクランプピース20は、
丸管31の軸線方向に沿って、丸管31の中心軸方向に
突出した均一高さの凸部(以下、座7と呼ぶ)及び凹部
が交互に設けられた櫛歯状を成している。そして各々の
座7には、図4に示すように、丸管31を挟圧する補助
挟圧手段3が丸管31の中心軸に向かって二個配設され
ている。補助挟圧手段3は、第1の実施形態と同様に、
丸管31の中心軸に向かって接近動自在であり、丸管3
1に直接当接して挟圧する先端形状が平坦なロッド6及
び油圧配管8等からなる油圧シリンダ4が用いられる。
尚、より小径の丸管31を挟圧する際に互いに干渉しな
いよう、上下及び左右のクランプピース20は、それぞ
れの凹部と凸部(座7)が互いに嵌合するよう配置され
ている。
【0026】本発明の第2の実施形態に係る管クランプ
装置19は、上述のように構成されることにより、次の
ように作用する。先ず、一定長さの丸管31が、テーブ
ルロール32に案内され、図1に示すように管切断機4
3内で静止する。次に、全ての油圧シリンダ4を駆動し
てロッド6が引き込んだ状態にする。そして、油圧シリ
ンダ36を駆動して、全ての管クランプ装置19のクラ
ンプピース20を丸管31の中心軸方向へ移動させる。
【0027】このとき、丸管31が真っ直ぐな場合は、
全ての油圧シリンダ4のロッド6が丸管31に均一に当
接し、丸管31はその中心軸対称に挟持固定される。一
方、丸管31が曲がっている場合には、一部のロッド6
のみが丸管31と当接し、それ以外のロッド6と丸管3
1の間には隙間が生じていることとなる。そこで、全て
の油圧シリンダ4(補助挟圧手段3)を駆動してロッド
6を伸長させると、図5に示すように、ロッド6は丸管
31の形状に合わせた伸び量で丸管31に当接し(図5
のA〜A3点,B〜B3点)、丸管31は挟持固定され
る。よって、丸管31を確実に挟持するために必要な、
丸管31との当接点に作用する挟圧力は、第1実施形態
と同様に、複数のロッド6との当接点によって分散さ
れ、従来の管クランプ装置34に比して低減することが
可能となり、る。よって、丸管31の剛性の如何によら
ず、丸管31の変形及び破損が防止される。(第1実施
形態と同様に結論まできっちり記載すること)
【0028】又、丸管31を挟持固定した後、第1実施
形態と同様に、一対のカッタヘッド37により丸管31
の切断を行なうと、真っ直ぐな丸管31の場合は、第1
の実施形態の管クランプ装置16と同様に、切断位置か
ら距離Lに位置する、最も切断位置寄りの挟圧面を支持
面としてブレード38により切断される。
【0029】一方、曲がった丸管31の場合、丸管31
は、ブレード38により切断荷重が上方から作用するし
た場合であっても、切断位置に最も近い位置に配設され
た油圧シリンダ4(補助挟圧手段3)のロッド6と丸管
31との当接点(図5のB3点)が支持点(支持面)と
して切断される。すなわち、第1の実施形態と同様に、
従来の管クランプ装置34に比して、曲がった丸管31
を挟持する際の切断位置から支持点までの距離が短縮さ
れ、よって、切断時の丸管31の振動(びびり)が低減
される。又、第1の実施形態と同様に、丸管31は複数
の当接点により挟持されているため、切断が完了し、丸
管31の切断面がフリーとなった後も、丸管31は挟持
された状態を維持しつづけ、よって、丸管31の切断面
によりブレード38を挟み込むことはない。
【0030】(第3の実施形態)この第3の実施形態に
係る管切断機43に具えられた管クランプ装置21は、
第1及び第2の実施形態においてでクランプピース2,
20に設けられていた補助挟圧手段がクランプベースに
設けられ、又、丸管31に当接して挟圧する部材の先端
形状が変更可能な構造である点を特徴としており、特に
その点について、図6及び図7を用いて詳細に説明す
る。よって、第1及び第2の実施形態と同一の構成部分
には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0031】図6に示すように、第3の実施形態に係る
管切断機43に具えられた管クランプ装置21は、第
1,第2の実施形態と同様に、丸管31の軸線進行方向
に対して直交する上下及び左右の四方向に丸管31を挟
んで位置し、図示しない油圧シリンダにより丸管31の
中心軸に向かって接近動自在に構成されたクランプベー
ス10が設けられている。又、各々のクランプベース1
0には、従来の管クランプ装置34と同様に、櫛歯状の
クランプピース35が隙間を空けて二個並設されてい
る。そして、その隙間にあたる部分に補助挟圧手段12
が1個設けられている。
【0032】第3の実施形態の補助挟圧手段12は、図
7に示すように、移動クランプピース13が先端に連結
されたロッド15を有する油圧シリンダ14及び油圧配
管8等から構成され、油圧シリンダ14の作動により、
移動クランプピース15は丸管14の中心軸方向へ接近
動自在となっている。丸管14と常に2点で当接させる
ため、図7では移動クランプピース15の先端形状がV
字状をなっているが、例えば角管を挟持するときは、先
端形状が平坦な移動クランプピースに交換することも可
能となっている。
【0033】本発明の第3の実施形態に係る管切断機4
3に具えられた管クランプ装置21は、上述のように構
成されることにより、次のように作用する。先ず、一定
長さの丸管31が、テーブルロール32に案内されて、
図1に示すように管切断機43内で静止する。次に、油
圧シリンダ14を駆動してロッド6(移動クランプピー
ス15)が引き込んだ状態にする。そして、図示しない
油圧シリンダを駆動して、全ての管クランプ装置21の
クランプピース35を丸管31の中心軸方向へ移動さ
せ、丸管31を挟圧する。
【0034】このとき、丸管31が真っ直ぐな場合は、
全てのクランプピース35の凸部40が丸管31に均一
に当接し、丸管31はその中心軸対称に挟持固定され
る。一方、丸管31が曲がっている場合には、従来の管
クランプ装置34と同様に、各クランプピース35は丸
管31に対して1点でしか当接することができないが、
ここで油圧シリンダ14(補助挟圧手段12)を駆動し
てロッド15を伸長させると、図6に示すように、ロッ
ド15は丸管31の形状に合わせて伸長し、移動クラン
プピース13が丸管31に当接する(図6のA1点,B
1点)。そして、丸管31は挟持固定される。よって、
丸管31を確実に挟持するために必要な、丸管31との
当接点に作用する挟圧力は、第1、第2実施形態と同様
に、移動クランプピース13によって複数に分散され、
従来の管クランプ装置34に比して低減することが可能
となる。なり、よって、丸管31の剛性の如何によら
ず、丸管31の変形及び破損が防止される。(第1実施
形態と同様に結論まできっちり記載すること)
【0035】又、第3の実施形態の管切断機43に具え
られた管クランプ装置21によって丸管31を挟持固定
した後、第1及び第2の実施形態と同様に、一対のカッ
タヘッド37により丸管31の切断を行なうと、真っ直
ぐな丸管31の場合は、第1の実施形態の管クランプ装
置16と同様に、切断位置から距離Lに位置する、最も
切断位置寄りの挟圧面を支持面としてブレード38によ
り切断される。
【0036】一方、曲がった丸管31の場合、丸管31
は、ブレード38により切断荷重が上方から作用するし
た最悪の場合であっても、補助挟圧手段12の移動クラ
ンプピース13と丸管31との当接点(図6のB1点)
が支持点(支持面)として切断される。すなわち、従来
の管クランプ装置34に比して、曲がった丸管31を挟
持する際の切断位置から支持点までの距離が短縮され、
よって、切断時の丸管31の振動(びびり)が低減され
る。又、第1,第2の実施形態と同様に、丸管31は複
数の当接点により挟持されているため、切断が完了し、
丸管31の切断面がフリーとなった後も、丸管31は挟
持された状態を維持しつづけ、よって、丸管31の切断
面によりブレード38を挟み込むことはない。
【0037】又、上述の第1,第2の実施形態と同様の
効果に加え、第3の実施形態の構成は、被挟圧部材(被
切断部材)が丸管から角管へと変更するような場合に、
油圧シリンダ14(補助挟圧手段12)の複雑な油圧配
管8に関係無くとらわれず、クランプピース35及び移
動クランプピース15をの先端形状の異なるものに交換
するだけで容易に変更できる。又、補助挟圧手段12
が、クランプ部材のを構成要素の一つであり、し取付ス
ペースの大きいクランプベース10に設けられているた
め、容易に本装置を組立てることが可能である。
【0038】以上、本発明の管クランプ装置及び同管ク
ランプ装置を具えた管切断機について、特に据置型のミ
ーリング式切断機及び同切断機に適用された管クランプ
装置について説明したが、本発明は上述した実施形態例
に限定されるものではなく、例えば、造管速度に同期走
行して管を切断する走行式切断機及び同切断機に具えら
れる管クランプ装置にも適用可能である。又、管クラン
プ装置は、管切断機に適用される管クランプ装置に限定
するものではなく、例えば、管の外形切削を行なう工作
機械等、管を挟圧して作業を行なう種々の管クランプ装
置に適用することが可能である。
【0039】又、管クランプ装置を構成する挟圧手段挟
圧装置は、上述したような管の進行方向に直交する、上
下左右の四方向(十字方向)に四個配置する構成に限ら
ず、管を挟持できるよう複数個具備していればよい。
又、管に当接する部材(クランプピース,ロッド,移動
クランプピース等)の先端形状は、上述したV字形状に
限らず、例えば角管を挟持するために平坦な形状であっ
てもよい。又、クランプピースは上述したように凹凸を
有する櫛歯形状に限定されるものではない。又、クラン
プ部材及び補助挟圧手段の駆動手段は、上述した油圧手
段に限らず、エアシリンダ等の空圧手段,モータ等の電
気駆動手段であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
本発明の管クランプ装置によれば、管を確実に挟持固定
保持するために必要なの挟圧力を、複数の分割挟圧手段
により分散させて、前記管に供与することが可能とな
り、よって特に曲がった管を挟圧する際に場合、前記挟
圧力が前記管に対し1点に集中して負荷されることが無
くなり、挟圧力による管の変形及び破損損傷を低減する
ことが可能となるできる。(因果関係を一歩ずつ丁寧に
説明すること。ちょっと飛びすぎていると思う。) 又、請求項2に記載の管クランプ装置によれば、より容
易に請求項1の管クランプ装置の構成をより簡素に実現
することが可能となる。
【0041】又、請求項3に記載の管切断機管クランプ
装置によれば、請求項1及び請求項2の管クランプ装置
自身が有する前述の効果に加え、曲がった管を切断挟圧
する際に場合も、従来の管切断機に比して切断位置の近
傍で前記管を当接・挟圧することが可能となり、よっ
て、切断時における前記管に発生する振動(びびり)を
低減し、スムースに前記管を切断することが可能とな
る。又、切断完了後も、曲がった管は挟持された状態を
維持つづけることが可能になるため、切断された前記管
が切断手段(ブレード)を挟み込み、管切断機が具える
切断手段を損傷することを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る管クランプ装置及び
管切断機の全体構成図
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る管クランプ装
置の要部断面図
【図3】 図2のA−A断面図
【図4】 図2及び図5のC−C断面図
【図5】 本発明の第2の実施形態に係る管クランプ装
置の要部断面図
【図6】 本発明の第3の実施形態に係る管クランプ装
置の要部断面図
【図7】 図6のD−D断面図
【図8】 従来の管クランプ装置及び管切断機の全体構
成図
【図9】 ブレードの移動状態説明図
【図10】 従来の管クランプ装置の要部断面図
【図11】 図10のE−E断面図
【図12】 従来の管クランプ装置の課題説明図
【符号の説明】
2、20、35 クランプピース 10、41 クランプベース 16、19、21 管クランプ装置 31 管 41 管切断機 3、12 補助挟圧手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管の軸線方向に直交する方向に移動して、
    面内で、前記管の軸線方向の所定長さの部位に挟圧力を
    供与し前記管を固定保持する複数の挟圧手段装置が、前
    記管の周囲に複数個配置されるを有する管クランプ装置
    であって、各々の前記挟圧手段装置が、前記管の軸線方
    向に複数配置され、且つ、前記管の軸線方向の所定長さ
    の部位へ、互いに独立して前記管に当接し、前記管を挟
    圧するの分割挟圧手段で構成されている、を具備するこ
    と、を特徴とする管クランプ装置。
  2. 【請求項2】前記分割挟圧手段がは、前記管の軸線中心
    軸方向に直交する方向にへ移動可能に構成され、前記管
    を挟圧するクランプ部材と、該クランプ部材へ前記管の
    軸線方向に沿って1ないし複数個配設され、前記管の軸
    線方向に直交する方向に移動して面内で前記管に当接
    し、前記管を挟圧する補助挟圧手段、を有する分割挟圧
    手段であること、を特徴とする請求項1に記載の管クラ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の前記管クラ
    ンプ装置が、前記管を切断する切断手段の近傍に配置さ
    れていることを備えた管切断機において、前記切断手段
    を介して前後に複数個設けられたこと、を特徴とする管
    切断装置請求項1又は2に記載の管クランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103934581A (zh) * 2014-05-05 2014-07-23 张家港江苏科技大学产业技术研究院 一种管材的夹紧推送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103934581A (zh) * 2014-05-05 2014-07-23 张家港江苏科技大学产业技术研究院 一种管材的夹紧推送装置
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