JPH07285021A - 管切断機 - Google Patents
管切断機Info
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- JPH07285021A JPH07285021A JP8135294A JP8135294A JPH07285021A JP H07285021 A JPH07285021 A JP H07285021A JP 8135294 A JP8135294 A JP 8135294A JP 8135294 A JP8135294 A JP 8135294A JP H07285021 A JPH07285021 A JP H07285021A
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- frame
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- cutting
- cutter
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Abstract
機を提供する。 【構成】 一つのフレーム32に管31の切断を行なう
ブレード37を備えたカッタヘッド36と管31を固定
保持するクランプヘッド33とを設け、クランプヘッド
33用もしくはカッタヘッド36用のフレームを不要に
し、切削反力によって発生する応力の伝達経路を短くし
てモーメントを小さくし、フレーム32を大型にするこ
となく高剛性を維持し、コンパクトな構成で高剛性を維
持した管切断機とする。
Description
て管の切断を行なう管切断機に関する。
を用いた従来の管切断機を説明する。図3には従来の管
切断機の全体構成を表す側面、図4には図3中のIV-IV
線矢視の一部断面を示してある。
には管2を挟んで一対のカッタ装置3が設けられ、カッ
タ装置3には管2の切断を行う回転カッタとしてのブレ
ード4が設けられている。カッタ装置3を挟んで管2の
流れ方向上流側(図3中左側)には入側クランプ5が設
けられ、流れ方向下流側(図3中右側)には出側クラン
プ6が設けられている。入側クランプ5のフレーム7と
出側クランプ6のフレーム8はステー9によって連結さ
れている。入側クランプ5のフレーム7及び出側クラン
プ6のフレーム8にはそれぞれ油圧シリンダ10によっ
て駆動される一対のクランプピース11が設けられ、管
2の切断時に一対のクランプピース11によって管2が
カッタ装置3の両側でクランプされる。
置3は管2に対して接近離反(X軸方向)するカッタフ
レーム12を備え、カッタフレーム12はX軸駆動装置
13によって管2に対して接近離反動される。X軸駆動
装置13は、台車フレーム1に固定されたモータ14の
駆動によって回転するねじ軸15を備え、ねじ軸15に
は雌ねじ16が螺合し、カッタフレーム12に雌ねじ1
6が固定されている。つまり、モータ14の駆動により
ねじ軸15が回転し、ねじ軸15の回転により雌ねじ1
6を介してカッタフレーム12がX軸方向に往復動され
る。カッタフレーム12にはカッタヘッド17が図4中
上下方向(Y軸方向)に往復移動自在に支持されてお
り、カッタヘッド17はY軸駆動装置18によって図4
中上下方向に往復移動される。Y軸駆動装置18は、カ
ッタフレーム12に固定されたモータ19の駆動によっ
て回転する竪ねじ軸20を備え、竪ねじ軸20には雌ね
じ21が螺合し、カッタヘッド17に雌ねじ21が固定
されている。つまり、モータ19の駆動により竪ねじ軸
20が回転し、竪ねじ軸20の回転により雌ねじ21を
介してカッタヘッド17がY軸方向に往復動される。カ
ッタヘッド17にはブレード駆動モータ22が設けら
れ、ブレード駆動モータ22の駆動によってブレード4
が回転されるようになっている。
シリンダ10の駆動によりクランプピース11で管2を
挾持し、管2をカッタ装置3の両側(入側、出側)でク
ランプする。ブレード駆動モータ22の駆動によってブ
レード4を回転させ、X軸駆動装置13によるカッタフ
レーム12のX軸方向の移動と、Y軸駆動装置18によ
るカッタヘッド17のY軸方向の移動とを組み合わせ、
図5に示したように、回転するブレード4を管2の外周
に沿って移動させる。これにより、管2はびびり等が抑
えられた状態で最小切込み代にて切断される。電縫管製
造設備に上述した管切断機が設置された場合、台車フレ
ーム1が造管速度に同期して走行し、造管と共に管2の
切断が行われる。オフラインで管2の切断を行う場合、
台車フレーム1を床面に固定して管2の切断が行われ
る。
は、カッタ装置3のフレーム12と入側クランプ5及び
出側クランプ6のフレーム7、8とがそれぞれ間隔を置
いて独立して設けられているので、管切断機の設置スペ
ースが管2の流れ方向に長くなってしまう。また、切削
点Mにおける切削力Fによって生じる反力が、カッタ装
置3、Y軸駆動装置18、カッタフレーム12、X軸駆
動装置13、台車フレーム1、フレーム7,8及びクラ
ンプピース11を経てクランプ点Nに伝わる。このよう
に、応力の伝達経路(応力線)が多数の部材を経由して
いるため、応力線が長くなり、応力線が経由する部材、
特に、フレーム7,8及びカッタフレーム12を切削力
Fによって生じる反力によって発生するモーメントに耐
えうる剛性にする必要がある。このため、フレーム7,
8及びカッタフレーム12が大型になり、剛性増大のた
めのステー9を設けなければならず、コストが嵩み管切
断機が大型化して設置スペースが非常に広くなってしま
う。
で、コンパクトな構成で高剛性を維持することができる
管切断機を提供することを目的とする。
の本発明の構成は、管の軸方向に直交する面内を移動し
て該管の切断を行なう回転カッタを備えたカッタヘッド
をフレームに設け、該カッタヘッドの近傍で前記管を挾
圧して該管を固定保持するクランプを前記フレームに設
けたことを特徴とする。
たカッタヘッドを設けると共に同じフレームに管を固定
保持するクランプを設けたことにより、クランプ装置用
もしくはカッタ装置用のフレームが不要になり、切削反
力によって発生する応力の伝達経路が短くなってモーメ
ントが小さくなり、フレームを大型にすることなく高剛
性を維持することができる。
全体構成を表す側面、図2にはカッタヘッドの詳細状況
を表す平面を示してある。
ーブルロールに案内されて送られるようになっている。
フレーム32の入側(図1中右側)及び出側(図1中左
側)それぞれには、上下及び左右(図1には上下、図2
には左右を示してある)にはクランプとしてのクランプ
ヘッド33が設けられ、クランプヘッド33にはクラン
プピース34が管31の中心軸に向って接近動自在(上
下、左右動)に支持されている。クランプピース34は
油圧シリンダ35によって駆動され、入側及び出側でそ
れぞれ二対のクランプピース34によって管31が挾圧
される。クランプヘッド33が支持されているフレーム
32の入側の内側には管31を挟んで一対のカッタヘッ
ド36が設けられ、カッタヘッド36には駆動モータ4
2によって駆動回転される回転カッタとしてのブレード
37が設けられている。カッタヘッド36は管31の軸
方向に直交する面内で互いに直交する二方向に移動自在
となっている。
32には上下方向(紙面に垂直な方向:Y軸方向)に延
びるY軸ガイドレール38が設けられ、Y軸ガイドレー
ル38にはY軸ガイドレール38に沿って移動自在な移
動ベース39が支持されている。フレーム32にはY軸
ガイドレール38と平行なねじ軸40が設けられ、ねじ
軸40は図示しない駆動モータの駆動によって回転され
る。ねじ軸40には雌ねじ部41が螺合しており、雌ね
じ部41は移動ベース39に固定されている。つまり、
移動ベース39は、図示しない駆動モータの駆動によっ
て回転されるねじ軸40によって雌ねじ部41を介して
Y軸ガイドレール38に沿ってY軸方向に移動される。
ス39には左右方向(X軸方向)に延びるX軸ガイドレ
ール43が固定され、X軸ガイドレール43にはサドル
44が移動自在に支持されている。サドル44にはカッ
タヘッド36が設けられ、駆動モータ45によりサドル
44を介してカッタヘッド36はX軸ガイドレール43
に沿って往復動される。即ち、移動ベース39には駆動
モータ45が固設されており、移動ベース39にはX軸
ガイドレール43と平行なねじ軸46が設けられ、ねじ
軸46は駆動モータ45の駆動によって回転されるよう
になっている。ねじ軸46には雌ねじブラケット47が
螺合し、雌ねじブラケット47はカッタヘッド36に固
定されている。つまり、カッタヘッド36は、駆動モー
タ45の駆動によって回転されるねじ軸46によって雌
ねじブラケット47及びサドル44を介してX軸ガイド
レール43に沿ってX軸方向に移動される。移動ベース
39のY軸方向の移動及びサドル44のX軸方向の移動
を組み合わせることによって回転するブレード37を管
31の外周に沿って管31に直交する面内で移動させる
ことができる。
シリンダ35の駆動によりクランプピース34で管31
を挾持し、管31をカッタヘッド36の両側(入側、出
側)でクランプする。駆動モータ42の駆動によってブ
レード37を回転させ、移動ベース39のY軸方向の移
動及びサドル44のX軸方向の移動を組み合わせること
により、カッタヘッド36を管31の周囲で移動させ
る。これにより、回転するブレード37が管31の外周
に沿って移動して管31が最小切込代で切断される。本
実施例の管切断機では、切削点Mとクランプ点Nの距離
が短いので、管31の切断時における切削反力は、カッ
タヘッド36、サドル44、X軸ガイドレール43、移
動ベース39、Y軸ガイドレール38、フレーム32及
びクランプピース34を経てクランプ点Nに伝わる。こ
のように、応力の伝達経路(応力線)は従来の管切断機
に比べて大幅に短くなり、応力線上に介在する部材が少
なくなる。また、フレーム32内における切削反力によ
る曲げモーメントで発生する応力及び歪み量が小さくな
り、フレーム32の断面係数が小さくてよい。
に上述した管切断機が設置された場合、フレーム32が
造管速度に同期して走行し、造管と共に管31の切断が
行われる。オフラインで管31の切断を行う場合、フレ
ーム32を床面に固定して管31の切断が行われる。
管の切断を行なう回転カッタを備えたカッタヘッドと管
を固定保持するクランプとを設けたので、クランプ装置
用もしくはカッタ装置用のフレームが不要になり、切削
反力によって発生する応力の伝達経路が短くなってモー
メントが小さくなり、フレームを大型にすることなく高
剛性を維持することができる。この結果、装置全体がコ
ンパクトになり設置スペースが小さくなる。また、切削
点とクランプ点との距離が短くなるため、切削反力によ
る応力線が短くなり、応力線上に介在するフレームの剛
性が高まる。この結果、安定した切削が可能となって回
転カッタの寿命が長くなり、しかも、フレームが小型化
されて製造コストの低減が図れる。
表わす側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 管の軸方向に直交する面内を移動して該
管の切断を行なう回転カッタを備えたカッタヘッドをフ
レームに設け、該カッタヘッドの近傍で前記管を挾圧し
て該管を固定保持するクランプを前記フレームに設けた
ことを特徴とする管切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08135294A JP3615783B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 管切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08135294A JP3615783B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 管切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07285021A true JPH07285021A (ja) | 1995-10-31 |
JP3615783B2 JP3615783B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=13743976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08135294A Expired - Fee Related JP3615783B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 管切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3615783B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102528159A (zh) * | 2011-12-26 | 2012-07-04 | 广东联塑机器制造有限公司 | 一种自动长管管材分切短管切割机 |
CN107671358A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-02-09 | 上海恒荷机电科技有限公司 | 异型管锯管机 |
CN108274073A (zh) * | 2018-01-17 | 2018-07-13 | 郑东亮 | 一种建筑施工用钢管切断装置 |
CN111360949A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-07-03 | 赵冬领 | 一种建筑用木桩削尖装置 |
CN111548001A (zh) * | 2020-05-21 | 2020-08-18 | 广州宏晟光电科技股份有限公司 | 玻璃管切割装置 |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP08135294A patent/JP3615783B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102528159A (zh) * | 2011-12-26 | 2012-07-04 | 广东联塑机器制造有限公司 | 一种自动长管管材分切短管切割机 |
CN107671358A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-02-09 | 上海恒荷机电科技有限公司 | 异型管锯管机 |
CN108274073A (zh) * | 2018-01-17 | 2018-07-13 | 郑东亮 | 一种建筑施工用钢管切断装置 |
CN111360949A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-07-03 | 赵冬领 | 一种建筑用木桩削尖装置 |
CN111548001A (zh) * | 2020-05-21 | 2020-08-18 | 广州宏晟光电科技股份有限公司 | 玻璃管切割装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3615783B2 (ja) | 2005-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020827 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040823 |
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