JP2002035450A - クッション体の引き込み具、及びクッション体支持構造 - Google Patents
クッション体の引き込み具、及びクッション体支持構造Info
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- JP2002035450A JP2002035450A JP2000228734A JP2000228734A JP2002035450A JP 2002035450 A JP2002035450 A JP 2002035450A JP 2000228734 A JP2000228734 A JP 2000228734A JP 2000228734 A JP2000228734 A JP 2000228734A JP 2002035450 A JP2002035450 A JP 2002035450A
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Abstract
がよいクッション体の引き込み具と、これを用いたクッ
ション体の支持構造を提供する。 【解決手段】 引き込み具本体20の差し込み片30
を、クッション体14の裏面より表面側へ差し込み、ク
ッション体14の表面側より出た差し込み片30の通孔
28に押え手段16を通すことにより、この押え手段1
6と鍔片26とにより、クッション体14を表裏より挟
み、かつ、連結具22の係止片38を、クッション体1
4を支持する支持板12の背後から貫通させて、引き込
み具本体20の鍔片26の係止孔24に弾性的に挿入係
止させる。
Description
ド等におけるクッション体を、その支持部分において引
き込ませて支持するための引き込み具、及びこれを用い
たクッション体支持構造に関する。
公報や特開平11−47464号公報等に記載されてい
るようなクッション体の引き込み具が知られている。
ョン体の引き込み具は、構造が複雑で高価であり、かつ
表皮材を引き込んで張設する際の作業性が悪い。
簡単な構造であって、安価で作業性がよいクッション体
の引き込み具と、これを用いたクッション体の支持構造
を提供することを目的としている。
題は、次のようにして解決される。 (1) ほぼ中央部に係止孔を穿設した板状の鍔片の一側
面に、少なくとも先端部に、側方を向く通孔を設けた差
し込み片を突設した引き込み具本体と、基板の一側面
に、前記鍔片の係止孔に裏側より挿入係止しうる1対の
係止片を設けた連結具とを備える。
状に湾曲した可撓性の板材により形成し、かつ係止片
を、基板の凹入する方の側面に突設する。
結具の基板における係止片が設けられている方の面の両
端部を円弧状に形成する。
て、連結具の基板の一側面に支柱を立設し、この支柱の
先端部に、1対の係止片を、狭幅の連結部を介して連結
する。
と支柱の根元との間を、支柱より狭幅の連結部を介して
連結する。
結具の支柱に、長手方向を向くリブを形成する。
て、引き込み具本体の差し込み片の両脇に、突出片を鍔
片から立設し、その内側に、係止孔に係合した1対の係
止片の先端部が位置するようにする。
(1)〜(7)項のいずれかに記載の引き込み具本体の差し
込み片を、クッション体の裏面より表面側へ差し込み、
クッション体の表面側より出た前記差し込み片の通孔に
押え手段を通すことにより、この押え手段と鍔片とによ
り、クッション体を表裏より挟み、かつ、連結具の係止
片を、クッション体を支持する支持板の背後から貫通さ
せて、前記引き込み具本体の鍔片の係止孔に弾性的に挿
入係止させる。
複数の引き込み具の通孔へ挿通した棒状体または索条と
する。
す斜視図で、本発明は、そのクッション体を支持部材に
引き留める引き込み具、及びこれを用いたクッション体
支持構造に関する。
明を適用した一実施形態を示す。
部分は、座支持板(12)と、この座支持板(12)の上に載置
されたクッション体(14)とからなり、クッション体(14)
の表面に配設される棒状体(16)を、本発明の引き込み具
により、座(10)に引き込ませて支持するようにされてい
る。
の成形シェルであり、その棒状体支持箇所に孔(18)が穿
設されている。
ブロック(14a)の上に、表皮材(14b)を張設したもの(図
3参照)で、その棒状体支持箇所に、刺孔(15)が穿設さ
れている(図2及び図3参照)。
ン体支持構造を分解して示す分解斜視図で、この引き込
み具は、引き込み具本体(20)と連結具(22)とからなって
いる。
(20)は、比較的硬質の合成樹脂材料の一体成形品であ
り、中央に座席表裏方向、すなわち図3における上下方
向を向く横長の係止孔(24)が穿設された円板状の鍔片(2
6)と、鍔片(26)の上面における係止孔(24)の両脇から上
方に延び、上端において互いに合体して、内側に側方を
向く通孔(28)を形成する2個の足片(30a)(30a)からなる
細長い差し込み片(30)とを有している。また、足片(30
a)(30a)の外側には、短い突出片(32)が鍔片(26)上に立
設されている。
足片(30a)を有するものでなくてもよく、細長い単一の
突片の先端部に通孔(28)を穿設したものでもよい。ま
た、鍔片(26)は、円形のものとして例示したが、方形等
の任意の形状であってもよい。
は、可撓性を有する比較的硬質の合成樹脂材料の一体成
形品で、円弧状に湾曲した方形板状の基板(34)と、この
基板(34)の凹入する面、すなわち図7における上面の中
央に立設された断面長方形の支柱(36)と、支柱(36)の先
端に形成した1対の係止片(38)とを有している。
する面側に突出する円弧状の突条(34a)が形成されてい
る。
が、二又に分割された頂部に一体的に形成されており、
これらの係止片(38)は、支柱(36)に対して幅狭の連結部
(40)を介して接続されている。
狭の連結部(42)が形成されている。支柱(36)の両側部に
は、長手方向を向く補強用のリブ(44)が形成されてい
る。
は中抜きとされている。これ以外は、図7及び図8に示
す実施例と変わりはない。
は、図3及び図10に示すように、まず引き込み具本体
(20)の差し込み片(30)を、クッション体(14)の裏面より
刺孔(15)から表面側へ差し込み、クッション体(14)の表
面側より出た差し込み片(30)の通孔(28)に、押え手段で
ある棒状体(16)を通す。
(12)の孔(18)へ背後から挿通して、この連結具(22)の支
柱(36)の先端の係止片(38)を、引き込み具本体(20)の鍔
片(26)の後面から、その係止孔(24)に挿入すると、係止
片(38)は互いに内向きに弾性的に撓曲して係止孔(24)を
通り、その両縁部に係止される。その結果、図10に示
すように、クッション体(14)は、棒状体(38)と連結具(2
2)の基板(34)とにより、座支持板(12)に支持され、図1
に示すように、この部分で絞り込まれることとなる。
体支持構造を、座席部分(A)の座(10)に実施した場合に
ついて説明したが、本発明は、背凭れやベッド等に対し
ても適用することができる。
えて、複数の引き込み具(18)の通孔(28)に挿通させた索
条、または個々の引き込み具(18)の通孔(28)に係止させ
るか、または縫着したボタン状のもの等を用いてもよ
い。
みの簡単な構造で、丈夫で、かつ係止が確実で作業性の
よい引き込み具を提供することができる。
その板材に、1対の係止片が挿通しうる孔が形成されて
いる椅子の座、背凭れ、ベッド等に好適に適用すること
ができる。
板の両端がクッション体を支持する支持板に接し、基板
の中央を浮かせて基板に弾発性を付与することができ、
それによって、引き込み具本体、ひいては、その差し込
み片の通孔に通した棒状体を後方に引き込んで支持する
ことができる。
変形する際の基板の両端と支持板との摺動を円滑にし、
それらの摩耗を低減することができる。
により、基板のたわみ範囲を広くできるとともに、組立
が容易になる。また、椅子等の廃棄処分時に、クッショ
ン体を強く引っ張るか、または連結具を強く引き抜くこ
とにより、狭幅の連結部で係止片を破断し、各部品を分
離して、分別回収することができる。
との相互の撓みや角度の変更が容易となり、基板が支持
板等の背面に容易に追従することができる。
間部分を補強し、クッション体とその支持板との間にず
れ等が生じた時に、支柱が折れるのを防止することがで
きる。
り、クッション体の孔の縁を押さえ、クッション体が突
出片より内方に入らないようにすることができるととも
に、1対の係止片が、両突出片間において、ウレタン発
泡体に妨げられることなく、軸線方向に自由に移動でき
るようにすることができる。
付け作業性のよいクッション体支持構造を提供すること
ができる。
複数の引き込み具の通孔に連続して挿通させて、連続し
た絞り込み部を簡単に形成することができ、表皮材が撓
むのを防止することができる。
る。
て示す斜視図である。
拡大分解斜視図である。
面図である。
面図である。
面図である。
示す断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ほぼ中央部に係止孔を穿設した板状の鍔
片の一側面に、少なくとも先端部に、側方を向く通孔を
設けた差し込み片を突設した引き込み具本体と、基板の
一側面に、前記鍔片の係止孔に裏側より挿入係止しうる
1対の係止片を設けた連結具とを備えることを特徴とす
るクッション体の引き込み具。 - 【請求項2】 基板を、円弧状に湾曲した可撓性の板材
により形成し、かつ係止片を、基板の凹入する方の側面
に突設した請求項1記載のクッション体の引き込み具。 - 【請求項3】 連結具の基板における係止片が設けられ
ている方の面の両端部を円弧状に形成した請求項1また
は2記載のクッション体の引き込み具。 - 【請求項4】 連結具の基板の一側面に支柱を立設し、
この支柱の先端部に、1対の係止片を、狭幅の連結部を
介して連結した請求項1〜3のいずれかに記載のクッシ
ョン体の引き込み具。 - 【請求項5】 連結具の基板と支柱の根元との間を、支
柱より狭幅の連結部を介して連結した請求項4記載のク
ッション体の引き込み具。 - 【請求項6】 連結具の支柱に、長手方向を向くリブを
形成した請求項4または5記載のクッション体の引き込
み具。 - 【請求項7】 引き込み具本体の差し込み片の両脇に、
突出片を鍔片から立設し、その内側に、係止孔に係合し
た1対の係止片の先端部が位置するようにした請求項1
〜6のいずれかに記載のクッション体の引き込み具。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の引き込
み具本体の差し込み片を、クッション体の裏面より表面
側へ差し込み、クッション体の表面側より出た前記差し
込み片の通孔に押え手段を通すことにより、この押え手
段と鍔片とにより、クッション体を表裏より挟み、か
つ、連結具の係止片を、クッション体を支持する支持板
の背後から貫通させて、前記引き込み具本体の鍔片の係
止孔に弾性的に挿入係止させたことを特徴とするクッシ
ョン体支持構造。 - 【請求項9】 押え手段を、複数の引き込み具の通孔へ
挿通した棒状体または索条とした請求項8記載のクッシ
ョン体支持構造。
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---|---|---|---|---|
JPS55166104A (en) * | 1979-06-11 | 1980-12-25 | Nissan Motor | Button for sea |
JPS6147900A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-08 | 王子製紙株式会社 | 防湿性及び防虫性を有するシ−ト状物 |
JPS61187598A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | Copal Denshi Kk | フアンモ−タのプロペラ |
JPS62139400A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | 旭化成株式会社 | 電磁波シ−ルド性を有する成型品 |
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- 2000-07-28 JP JP2000228734A patent/JP4629197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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