JP2002032985A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002032985A
JP2002032985A JP2000217069A JP2000217069A JP2002032985A JP 2002032985 A JP2002032985 A JP 2002032985A JP 2000217069 A JP2000217069 A JP 2000217069A JP 2000217069 A JP2000217069 A JP 2000217069A JP 2002032985 A JP2002032985 A JP 2002032985A
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信二 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一バンク内の異なる2つのロウアドレスを
起点とする連続アクセスを交互に行なう場合でも、実効
転送レートが低下しない半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 各列に対応してラッチ30,50を設け
る。ビット線対に読出されたデータは信号TGをHレベ
ルにするとラッチ回路30,50にコピーすることがで
きる。ラッチからのデータの読出はロウアドレスの指定
が不要のため、他のロウアドレスの対応ワード線が活性
化されている場合においてもラッチ選択線LSL0,L
SL1を活性化させることで特定のコラムアドレスのデ
ータを読出すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速動作が可能
な半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータは、メインメモリと
キャッシュメモリとを搭載している。メインメモリは、
一般にダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)などが用いられ、大きな容量を持つが、動作は遅
い。したがって、メインメモリのデータの一部を一時的
に保存し、特定のアドレスへの頻繁なアクセスを高速に
処理するために、容量は少ないが高速動作が可能なキャ
ッシュメモリが利用される。一般に、キャッシュメモリ
は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)
などが用いられる。
【0003】このような、キャッシュメモリを搭載する
システムにおいて非常に大きな量のデータを読出し、そ
れを修正して書き戻す動作を行なう場合がある。たとえ
ば、画像データの補正処理等がこのような処理に該当す
る。
【0004】図16は、データを読出し、そしてそれを
修正して書き戻す操作を説明するための概念図である。
【0005】図16を参照して、メインメモリには、ア
ドレスM0〜M13があり、キャッシュメモリには、ア
ドレスC0〜C4がある。ここで、キャッシュメモリの
アドレスC0〜C4の1つに格納可能なデータ量は、メ
インメモリのアドレスM0〜M13のうち1つに格納可
能なデータ量と等しいとする。
【0006】メインメモリのアドレスM0〜M13に格
納されているデータを順次読出して、CPUにおいてデ
ータの修正を行ない再びメインメモリのアドレスM0〜
M13に書き戻す場合の動作を説明する。
【0007】まずステップS1において、メインメモリ
のアドレスM0に格納されているデータは、キャッシュ
メモリのアドレスC0にコピーされ、CPUに読込まれ
る。そして、CPUは、修正したデータを出力する。通
常は、修正されたデータは、一旦キャッシュメモリに取
込まれる。そして、キャッシュメモリの空き領域がなく
なった場合に、キャッシュメモリに取込まれていたデー
タがメインメモリに転送される。したがって、現時点で
は、修正後のデータはキャッシュメモリのアドレスC0
に保持されており、まだメインメモリには転送されてい
ない。
【0008】続いて、ステップS2〜S5において、メ
インメモリのアドレスM1〜M4のデータも同様に、キ
ャッシュメモリのアドレスC1〜C4にそれぞれコピー
されて、CPUによって各々キャッシュメモリに修正後
のデータが出力され、キャッシュメモリのアドレスC1
〜C4の保持データが書換えられる。
【0009】この時点で、キャッシュメモリは空き領域
が存在しない状態となる。したがって、以降の処理は、
修正したデータをメインメモリに書き戻す処理が行なわ
れた後メインメモリからキャッシュメモリにデータの読
出が行なわれることになる。
【0010】続いて、ステップS6において、キャッシ
ュメモリのアドレスC0に格納されている修正後のデー
タをメインメモリのアドレスM0に書き戻しを行なって
から、ステップS7においてメインメモリのアドレスM
5に保持されているデータがキャッシュメモリのアドレ
スC0に読込まれる。
【0011】続いて、ステップS8において、キャッシ
ュメモリのアドレスC1に格納されたデータをメインメ
モリのアドレスM1に書き戻してから、ステップS9に
おいてメインメモリのアドレスM6に保持されているデ
ータがキャッシュメモリのアドレスC1に読込まれる。
【0012】以降、キャッシュメモリからメインメモリ
へのデータの書き戻しと、メインメモリからキャッシュ
メモリへのデータの読出とが同様に進む。このような場
合、メインメモリにおいては、一定のアドレスだけ離れ
たそれぞれ連続する読出アドレス、書込アドレスに対し
てデータ読出とデータ書込とが交互に行なわれる。
【0013】図17は、従来の半導体記憶装置の概略構
成を示す図である。図17を参照して、半導体記憶装置
511は、コンピュータシステム等に搭載されたメモリ
制御装置519から制御信号CS,RAS,CAS,W
Eおよびアドレス信号ADR,バンクアドレス信号BA
NKを受けデータDATAの授受を行なう。
【0014】半導体記憶装置は、制御信号CS,RA
S,CAS,WEおよびアドレス信号ADR,バンクア
ドレス信号BANKを受けてロウアドレスRAおよびコ
ラムアドレスCAを出力するとともにデータDATAに
応じてデータ入力信号DINを出力し、または、読出さ
れたデータ出力信号DOUTに応じてメモリ制御装置5
19にデータDATAを出力する制御回路512と、ロ
ウデコーダ513と、コラムデコーダ514と増幅回路
帯516とメモリセルアレイ517とを備える。
【0015】ロウデコーダ513は、複数あるワード線
WLのうち1本を外部から指定されたロウアドレスRA
に応じて活性化状態にする。また、コラムデコーダ51
4は、複数あるコラム選択線CSLのうち1本を外部か
ら指定されたコラムアドレスCAに従って活性化状態に
する。そして、活性化状態にされたワード線WLおよび
コラム選択線CSLの交点に位置するメモリセルが、メ
モリセルアレイの中から選択される。
【0016】アクティブコマンドACTとともにワード
線の指定をするアドレス信号ADRが与えられ、このア
ドレス信号ADRは、ロウアドレスRAとして認識され
る。リードコマンドRDあるいはライトコマンドWRT
とともにコラム選択線を指定するアドレス信号ADRが
与えられ、このアドレス信号ADRはコラムアドレスC
Aとして認識される。リードコマンドRDおよびライト
コマンドWRTは、それぞれ指定されたアドレスのメモ
リセルに対して読出、書込の動作を指示する。
【0017】図18は、図17における従来のメモリセ
ルアレイ517の構成を示した回路図である。
【0018】図18を参照して、メモリセルCell0
0〜Cell21の各々は、一定電位のセルプレート電
位Vcpに一端が結合されるキャパシタと、キャパシタ
の他端に接続されるトランジスタから構成される。トラ
ンジスタはワード線WLによって制御されてその他方端
はビット線BLまたはビット線/BLに接続される。ビ
ット線BL,/BLからなるビット線対に対応してセン
スアンプ24,44が設けられ、また、ビット線対に対
応して信号BLEQに応じてビット線BLとビット線/
BLとを等しい電位にイコライズするトランジスタ2
2,42が設けられている。また、ビット線BL,/B
Lは、コラム選択線CSL0,CSL1に応じてそれぞ
れ制御される選択ゲート26,56を介してそれぞれロ
ーカルIO線LIO,/LIOに接続されている。
【0019】ローカルIO線LIO,/LIOは、信号
IOSW0によって導通状態にされるゲート回路60に
よってグローバルIO線GIO,/GIOにそれぞれ接
続される。
【0020】グローバルIO線GIO,/GIOには、
リードアンプ64および書込データドライブ回路62が
接続されている。リードアンプ64は、グローバルIO
線GIO,/GIOの電位を増幅して信号DOUTを出
力する。また、書込データドライブ回路62は、データ
入力信号DINに従ってグローバルIO線GIO,/G
IOを相補的に駆動する機能を持つ。
【0021】再び図16を参照して、今、キャッシュメ
モリを持つコンピュータ上で、メインメモリのアドレス
M4からキャッシュメモリのアドレスC4へデータの読
出が行なわれ(S5)、読出したデータの修正をCPU
が行い、修正後のデータをキャッシュメモリが一旦保持
する。その後、キャッシュメモリのアドレスC0からメ
インメモリのアドレスM0へデータを書き戻しが行なわ
れた後に(S6)、メインメモリのアドレスM5からキ
ャッシュメモリのアドレスC0にデータ読出が行なわれ
る場合(S7)を考える。
【0022】図19は、同期型半導体記憶装置(SDR
AM)を使用したメインメモリに対してアクセスを行な
う場合を説明するための動作波形図である。
【0023】図16の、メインメモリのアドレスM0,
M4,M5は、図19においては、それぞれ(ロウアド
レスRA,コラムアドレスCA)=(000,00
0),(001,000),(001,001)に相当
するものとする。そして、バンクアドレスBANKはす
べて0であったと仮定する。また、アドレスM0,M
4,M5は、図18においてはそれぞれメモリセルCe
ll00,Cell10,Cell11に対応する。
【0024】図19を参照して、時刻T1には、コマン
ドACTおよびアドレス001が入力され、信号BLE
QはLレベルに立下がり、ビット線対のイコライズが解
除される。そして、ワード線WL1はHレベルになる。
【0025】すると、図18のメモリセルCell1
0,Cell11が選択され、これらのメモリセルの保
持していたデータがビット線BLに伝達される。そし
て、センスアンプ活性化信号S0がHレベルに立上が
り、ビット線対の電位差を増幅する。メモリセルCel
l10,Cell11の保持データがそれぞれ“H”,
“L”であった場合には、ビット線BL0はHレベルに
なり、ビット線BL1はLレベルとなる。波形図には表
記してはいないが、ビット線/BLはビット線BLと相
補の値をとる。
【0026】時刻T2において、リードコマンドRDお
よびアドレス“000”が入力される。すると、コラム
選択線CSL0が選択される。ゲート回路26のトラン
ジスタが導通状態となり、このトランジスタを介してビ
ット線BL0の電位が伝達されローカルIO線LIOは
Hレベルになる。続いて、信号IOSW0がHレベルと
なり、ゲート回路60のトランジスタが導通状態とな
り、この導通状態のトランジスタを介してグローバルI
O線GIOがHレベルになる。続いてリードアンプ64
がこれを増幅してデータ出力信号DOUTがHレベルと
なる。
【0027】この後、キャッシュメモリのデータは書換
えられるが、書換えられたデータはまだメインメモリに
は転送されない。
【0028】時刻T3において、プリチャージコマンド
PREが入力される。すると、ワード線WL1の電位は
Lレベルとなり、メモリセルはビット線から分離され
る。その後、信号BLEQがHレベルになり、センスア
ンプ活性化信号S0がLレベルとなり、センスアンプが
非活性化されビット線対はイコライズされる。
【0029】続いて時刻T4において、アクティブコマ
ンドACTおよびアドレス“000”が入力される。す
ると、信号BLEQがLレベルになり、ビット線対のイ
コライズが解除される。そしてワード線WL0が活性化
される。すると、メモリセルCell00,Cell0
1が選択される。それらのメモリセルが保持しているデ
ータが対応するビット線対にそれぞれ伝えられた後、セ
ンスアンプが動作する。そして、メモリセルの保持デー
タに対応してビット線BL0,BL1はそれぞれLレベ
ル,Hレベルになる。
【0030】時刻T5においては、キャッシュメモリの
アドレスC0のデータをメモリセルCell00に書き
戻すために、ライトコマンドWRTおよびアドレス“0
00”およびデータDATAとしてHレベルの信号が入
力される。
【0031】すると、データ入力信号DINがHレベル
になり、応じてグローバルIO線GIOはHレベルとな
る。続いて信号IOSW0がHレベルとなり、応じてロ
ーカルIO線LIOがHレベルとなる。また、コラム選
択線CSL0がHレベルとなっているため、データビッ
ト線BL0に伝達されてメモリセルCell00の保持
データは“H”に書換えられる。
【0032】時刻T6においては、プリチャージコマン
ドPREが入力され、ワード線WL0が非活性化され
る。その後、信号BLEQがHレベル,センスアンプ活
性化信号S0がLレベルとなり、センスアンプが非活性
化されビット線対はイコライズされる。
【0033】時刻T7には、アクティブコマンドACT
およびアドレス“001”が入力され、信号BLEQが
Lレベルとなり、ビット線対のイコライズが解除されワ
ード線WL1が活性化される。
【0034】時刻T8において、リードコマンドRDお
よびアドレス“001”が入力されて、コラム選択線C
SL1が活性化される。すると、ゲート回路56中のト
ランジスタが導通状態となり、トランジスタを介してビ
ット線BL1の電位がローカルIO線LIOに伝達され
ローカルIO線LIOの電位はLレベルとなる。続いて
信号IOSW0がHレベルになり、ゲート回路60中の
トランジスタを介してグローバルIO線GIOがLレベ
ルとなる。リードアンプ64がこれを増幅してデータ出
力信号DOUTとしてLレベルが出力される。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】以上示したように、同
一バンクの、異なるワード線に接続されるメモリセルに
対して読出や書込を行なう場合には、読出、書込の各サ
イクルに対して命令が3つずつ必要となる。すなわち、
読出サイクルに対しては、コマンドACT,RD,PR
Eが必要となり、書込サイクルに対してはコマンドAC
T,WRT,PREが必要となる。この動作は、連続す
るアドレスから読出を繰返す場合たとえばバーストリー
ドの場合の3倍の時間を要し、データの実効転送レート
は大きく低下してしまう。
【0036】このように、従来の構成のSDRAM等の
メインメモリを搭載したコンピュータにおいては、キャ
ッシュメモリの容量を超える非常に大きなデータを読出
して、それを修正して書き戻す操作を行なう場合には、
メインメモリに対しての実効転送レートが非常に低くな
ってしまうという問題点があった。
【0037】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、キャッシュメモリの容量を超える非
常に大きなデータを読出し、それを修正して書き戻す操
作を行なう場合でも、メインメモリに対して実効転送レ
ートが低下しない半導体記憶装置を提供することを目的
とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
記憶装置は、行列状に配置される複数のメモリセルと、
複数のメモリセルの行にそれぞれ対応して設けられる複
数のワード線と、複数のメモリセルの列にそれぞれ対応
して設けられる複数のビット線対と、複数のビット線対
に対応してそれぞれ設けられる複数のセンスアンプと、
複数のビット線対に共通に設けられ外部と記憶データの
授受を行なうためのデータ線対と、与えられた列アドレ
スに応じて複数のビット線対をそれぞれ選択的にデータ
線対に接続する複数の第1の接続回路と、複数のビット
線対にそれぞれ対応して設けられる複数のデータ保持回
路と、複数のデータ保持回路をそれぞれ複数のビット線
対に接続する複数の第2の接続回路とを備える。
【0039】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、行選択動
作に応じて複数のワード線のいずれかが活性化され、複
数のセンスアンプの活性化が行なわれてからビット線対
のデータ初期化が行なわれるまでに複数の第2の接続回
路を活性化し複数のビット線対から複数のデータ保持回
路にデータ転送を行なう制御回路をさらに備える。
【0040】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、半導体記
憶装置は、同期型半導体記憶装置であり、制御回路は、
複数のビット線対の電位をプリチャージすることにより
ビット線対の初期化を行なうプリチャージコマンドの入
力を検出するコマンド検出部と、コマンド検出部の出力
に応じて所定時間複数の第2の接続回路を活性化するパ
ルス信号を出力するパルス発生部とを含む。
【0041】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の構成において、パルス発
生部は、外部からの制御信号に応じて選択的に活性化さ
れ、パルス信号を出力する。
【0042】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、与えられ
た列アドレスに応じて複数のデータ保持回路をそれぞれ
選択的にデータ線対に接続する複数の第3の接続回路を
さらに備える。
【0043】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項5に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、列アドレ
スに応じて複数の第1の接続回路のいずれか1つを選択
する第1のアドレスデコード回路と、列アドレスに応じ
て複数の第3の接続回路のいずれか1つを選択する第2
のアドレスデコード回路とをさらに備える。
【0044】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項5に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、列アドレ
スに応じてメモリセルの列のいずれか1つを選択するア
ドレスデコード回路と、制御信号に応じて、アドレスデ
コード回路によって選択された列に対応する第1、第3
の接続回路のうちいずれかを選択して活性化するゲート
回路とをさらに含む。
【0045】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、行選択動
作に応じて複数のワード線のいずれかが活性化され、か
つ、センスアンプが非活性化状態であるときに複数の第
2の接続回路を活性化し複数のデータ保持回路から複数
のビット線対にデータ転送を行なう制御回路をさらに備
える。
【0046】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項8に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、半導体記
憶装置は、同期型半導体記憶装置であり、制御回路は、
メモリセルの行の活性化を行なうアクティブコマンドの
入力を検出するコマンド検出部と、コマンド検出部の出
力に応じて所定時間複数の第2の接続回路を活性化する
パルス信号を出力するパルス発生部とを含む。
【0047】請求項10に記載の半導体記憶装置は、複
数のメモリセルアレイブロックを備え、各メモリセルア
レイブロックは、行列状に配置される複数のメモリセル
と、複数のメモリセルの行にそれぞれ対応して設けられ
る複数のワード線と、複数のメモリセルの列にそれぞれ
対応して設けられる複数のビット線対と、複数のビット
線対に対応してそれぞれ設けられる複数のセンスアンプ
と、複数のビット線対に共通に設けられ外部と記憶デー
タの授受を行なうためのローカルデータ線対と、列アド
レスに応じて複数のビット線対をそれぞれ選択的にロー
カルデータ線対に接続する複数の第1の接続回路と、複
数のビット線対にそれぞれ対応して設けられる複数のデ
ータ保持回路と、複数のデータ保持回路をそれぞれ複数
のビット線対に接続する複数の第2の接続回路とを含
み、与えられた行アドレスに応じて複数のメモリセルア
レイブロックのいずれかを選択するブロックデコード回
路と、ブロックデコード回路の出力に応じて複数のメモ
リセルアレイブロックのうちのいずれかとデータの授受
を行なう選択回路とをさらに備え、選択回路は、複数の
メモリセルアレイブロックに共通して設けられるグロー
バルデータ線対と、複数のメモリセルアレイブロックに
それぞれ対応して設けられ、複数のメモリセルアレイブ
ロックのローカルデータ線対を選択的にグローバルデー
タ線対と接続する複数のスイッチ回路と、ブロックデコ
ード回路の出力に応じて複数のスイッチ回路のいずれか
1つを活性化するスイッチ駆動回路を含み、スイッチ駆
動回路は、ブロックデコード回路の出力を保持する保持
部を有する。
【0048】請求項11に記載の半導体記憶装置は、請
求項10に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、スイ
ッチ駆動回路は、ブロックデコード回路の出力と保持部
の出力とを受けていずれか一方に応じスイッチ回路を活
性化する駆動信号発生部とさらに有する。
【0049】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0050】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置の構成を説明するための概略ブ
ロック図である。
【0051】図1を参照して、半導体記憶装置1は、コ
ンピュータ等に搭載されるメモリ制御装置9から制御信
号CS,RAS,CAS,WEおよびAxと、アドレス
信号ADR,バンクアドレス信号BANKを受ける。そ
して、半導体記憶装置は、応じてデータDATAをメモ
リ制御装置9との間でやり取りする。
【0052】半導体記憶装置1は、制御信号CS,RA
S,CAS,WEおよびAxとアドレス信号ADR,B
ANKに応じてロウアドレスRAおよびコラムアドレス
CAを出力し、メモリセルアレイに対してデータ入力信
号DINを出力しまたはメモリセルアレイからデータ出
力信号DOUTを受ける制御回路2と、複数あるワード
線WLのうちからロウアドレスRAに応じて1本を活性
化状態にするロウデコーダ3と、コラムアドレスCAに
応じて複数あるコラム選択線CSLのうちの1本を活性
化するコラムデコーダ4と、コラムアドレスCAに応じ
て複数あるラッチ選択線LSLのうちの1本を活性化す
るラッチデコーダ5と、メモリセルアレイ7と、メモリ
セルアレイ7と制御回路2との間でデータ授受の仲介を
する増幅回路帯6とを含む。
【0053】本発明の特徴であるラッチ選択線LSLの
指定は、コマンドLRDによって行なわれる。このコマ
ンドLRDは、コラムアドレスCAと1対1で対応する
ラッチ選択線を活性化する。ラッチ選択線LSLは、ワ
ード線WLを指定することなく選択することができる構
成となっている。
【0054】図2は、本発明の半導体記憶装置をメイン
メモリとして使用した場合の概略動作を説明するための
動作波形図である。
【0055】図2を参照して、バンク“0”のロウアド
レス“001”で指定される領域から読出が行なわれ、
続いてバンク“0”のロウアドレス“000”で指定さ
れる領域に対して書込が行なわれる場合を説明する。こ
の場合、ロウアドレスとして“001”を入力するアク
ティブコマンドACTは、時刻T1において入力される
が、この入力は初回のみ必要である。
【0056】2回目以降の読出および書込は、時刻T5
〜T7に示すように、ロウアドレスの指定が不要なラッ
チリードコマンドLRDによって読出が行なわれる。ま
た、ライトコマンドWRTに対しても時刻T4で指定し
たロウアドレスが引き続き使用される。したがって、時
刻T5以降はいちいちロウアドレス指定を行なう必要が
なく、ライトコマンドWRTとラッチリードコマンドL
RDは、連続して交互に入力することが可能である。
【0057】このように、本発明に従って構成されたS
DRAMでは、同一バンクの離れたアドレスに対するア
クセスを連続して行なっても、実効転送レートが低下す
ることはない。
【0058】図3は、図1におけるメモリセルアレイ7
の構成を説明するための回路図である。
【0059】図3を参照して、メモリセルアレイ7は、
行列状に配列されるメモリセルCell00〜Cell
21と、メモリセルCell00,Cell10が接続
されるビット線BL0と、メモリセルCell20が接
続されるビット線/BL0と、メモリセルCell0
1,Cell11が接続されるビット線BL1と、メモ
リセルCell21が接続されるビット線/BL1とを
含む。
【0060】図3では、多数のメモリセルのうち代表的
に6個のメモリセルが示される。メモリセルアレイ7
は、さらに、メモリセルCell00,Cell01を
選択するためのワード線WL0と、メモリセルCell
10,Cell11を選択するためのワード線WL1
と、メモリセルCell20,Cell21を選択する
ためのワード線WL2とを含む。メモリセルCell0
0〜Cell21の各々は、一端がセルプレート電位V
cpに結合されるキャパシタMQと、キャパシタMQの
他方端とビット線との間に接続されゲートがワード線に
接続されるトランジスタMTとを含む。
【0061】メモリセルアレイ7は、さらに、信号BL
EQに応じて導通しビット線BL0,BL1をそれぞれ
ビット線/BL0,/BL1と接続するトランジスタ2
2,42と、センスアンプ活性化信号S0に応じて活性
化してビット線BL0とビット線/BL0との間に生じ
た電位差を拡大するセンスアンプ24と、センスアンプ
活性化信号S0に応じて活性化してビット線BL1とビ
ット線/BL1との間に生じた電位差を拡大するセンス
アンプ44と、コラム選択線CSL0の活性化に応じて
ビット線BL0,/BL0をそれぞれローカルIO線L
IO,/LIOに接続するゲート回路26と、コラム選
択線CSL1の活性化に応じてビット線BL1,/BL
1をそれぞれローカルIO線LIO,/LIOに接続す
るゲート回路56とを含む。
【0062】ゲート回路26は、コラム選択線CSL0
にゲートが接続されビット線BL0とローカルIO線L
IOとの間に接続されるトランジスタ70と、コラム選
択線CSL0にゲートが接続されビット線/BL0とロ
ーカルIO線/LIOとの間に接続されるトランジスタ
72とを含む。なお、ゲート回路56は、ゲート回路2
6と同様な構成を有しており説明は繰返さない。
【0063】メモリセルアレイ7は、さらに、ビット線
BL0,/BL0からなるビット線対に対応して設けら
れるラッチ30と、ビット線BL1,/BL1からなる
ビット線対に対応して設けられるラッチ50と、信号T
Gに応じて活性化しビット線BL0,/BL0をラッチ
30に接続するゲート回路28と、信号TGに応じて活
性化してビット線BL1,/BL1をラッチ50に接続
するゲート回路48とを含む。ゲート回路28は、ビッ
ト線BL0とラッチ30との間に接続されゲートに信号
TGを受けるトランジスタ68と、ビット線/BL0と
ラッチ30との間に接続されゲートに信号TGを受ける
トランジスタ66とを含む。なお、ゲート回路48は、
ゲート回路28と同様な構成を有しており説明は繰返さ
ない。
【0064】メモリセルアレイ7は、さらに、互いに相
補なデータを伝達することによりラッチ30にデータ保
持をさせるためのラッチ線LL0,/LL0と、ラッチ
50に相補データを伝達することによりデータを保持さ
せるためのラッチ線LL1,/LL1とを含む。
【0065】メモリセルアレイ7は、さらに、信号LE
Qに応じて導通しラッチ線LL0とラッチ線/LL0と
を接続するトランジスタ32と、信号LEQに応じて導
通してラッチ線LL1とラッチ線/LL1とを接続する
トランジスタ52とを含む。
【0066】メモリセルアレイ7は、さらに、ラッチ選
択線LSL0に応じてラッチ線LL0,/LL0をそれ
ぞれローカルIO線LIO,/LIOに接続するゲート
回路34と、ラッチ選択線LSL1に応じて活性化しラ
ッチ線LL1,/LL1をそれぞれローカルIO線LI
O,/LIOに接続するゲート回路58とを含む。ゲー
ト回路34は、ラッチ線LLとローカルIO線LIOと
の間に設けられゲートがラッチ選択線LSLに接続され
るトランジスタ76と、ラッチ線/LLとローカルIO
線/LIOとの間に接続されゲートがラッチ選択線LS
Lに接続されるトランジスタ74とを含む。なお、ゲー
ト回路58は、ゲート回路34と同様な構成を有してい
るため説明は繰返さない。
【0067】メモリセルアレイ7の出口には、ローカル
IO線LIO,/LIOを信号IOSW0に応じてグロ
ーバルIO線GIO,/GIOにそれぞれ接続するゲー
ト回路60が設けられる。ゲート回路60は、ゲートに
信号IOSW0を受けローカルIO線LIOとグローバ
ルIO線GIOとの間に接続されるトランジスタ78
と、ゲートに信号IOSW0を受けローカルIO線/L
IOとグローバルIO線/GIOとの間に接続されるト
ランジスタ80とを含む。
【0068】グローバルIO線GIO,/GIOに伝達
されたデータは、リードアンプ64に伝達され増幅され
てデータ出力信号DOUTとして出力される。
【0069】また、データ入力信号DINを受けてグロ
ーバルIO線を介してメモリセルアレイに書込データを
伝達するために書込データドライブ回路62が設けられ
る。
【0070】図4は、各コマンド制御信号からコラム選
択線CSL,ラッチ選択線LSLを活性化する構成を説
明するための回路図である。
【0071】図4を参照して、コラムデコーダ4および
ラッチデコーダ5はともにコラムアドレスCAを受けて
それぞれコラム選択線CSL,ラッチ選択線LSLの選
択動作を行なう。デコーダ選択部92は、図1における
制御回路2に含まれる制御回路2の一部分である。
【0072】デコーダ選択部92は、制御信号CS,R
AS,CASおよびWEを受けてデコードしてリードコ
マンドを検出するためのゲート回路94と、制御信号A
xがLレベルでゲート回路94が出力する信号READ
がHレベルであることを検出するゲート回路96と、ゲ
ート回路96の出力を反転してリードコマンドRDが入
力されたときにHレベルとなる信号をコラムデコーダ4
に対して出力するインバータ98とを含む。
【0073】デコーダ選択部92は、さらに、制御信号
Axとゲート回路94の出力とを受けるNAND回路1
00と、NAND回路100の出力を受けて反転してラ
ッチリードコマンドLRDが入力されたときにHレベル
となる信号をラッチデコーダ5に対して出力するインバ
ータ102とを含む。
【0074】すなわち、デコーダ選択部92は、制御信
号CS,RAS,CAS,WEの組合せによってリード
コマンドが入力された場合において制御信号Axに応じ
てコラムデコーダ4を活性化させるかあるいはラッチデ
コーダ5を活性化させるかを決定する回路である。
【0075】図5は、図1の制御回路2の一部である信
号発生回路112の構成を示した回路図である。
【0076】図5を参照して、信号発生回路112は、
制御信号CS,RAS,CAS,WEを受けてプリチャ
ージコマンドPREを検出してプリチャージコマンドP
REの入力時にHレベルを出力するゲート回路114
と、ゲート回路114の出力を受ける直列に接続された
インバータ116,118,120,122および12
4と、インバータ118,124の出力を受けるNAN
D回路126と、NAND回路126の出力を受けて反
転し信号TGを出力するインバータ128とを含む。
【0077】信号発生回路112は、さらに、ゲート回
路114の出力とインバータ120の出力を受けるNA
ND回路130と、NAND回路130の出力を受けて
反転し信号LEQを出力するインバータ132と、イン
バータ124の出力を第1の入力に受けて信号BLEQ
を出力するNAND回路134と、信号BLEQがHレ
ベルで、かつ、コマンドACTが入力された場合にLレ
ベルを出力するゲート回路136とを含む。NAND回
路134の第2の入力にはゲート回路136の出力が与
えられる。
【0078】信号TG,LEQは、プリチャージコマン
ドPREに同期して発生している。したがって、信号T
G,LEQは、プリチャージコマンドPREを検出する
ゲート回路114からインバータ116〜124によっ
て遅延された信号から発生させることができる。信号T
G,LEQはともにワンショットのパルスのため、3段
の奇数段インバータ分位相をずらしたプリチャージ検出
信号の遅延信号を入力とするNAND回路126、13
0によって作ることができる。
【0079】プリチャージコマンドPREをゲート回路
114が検出すると、ゲート回路114の出力ノードは
まずHレベルとなる。このときに後にプリチャージコマ
ンドが伝達されるインバータ120の出力ノードは信号
が伝達されてくるまでの間Hレベルである。つまり、N
AND回路130の2つの入力が一時的にともにHレベ
ルとなるために、NAND回路130の出力はLレベル
となる。このLレベルの出力は3段分のインバータの遅
延時間の後にHレベルに戻る。インバータ132によっ
てNAND回路130の出力を反転させて信号LEQが
得られる。
【0080】同様に、インバータ118の出力とインバ
ータ124の出力にプリチャージコマンドの検出結果が
伝達される時間差に応じたパルス幅の信号TGがNAN
D回路126とインバータ128によって得られる。信
号TG,LEQのパルス幅を拡げるために、NAND回
路の入力に与えるインバータの段数の差を5段,7段な
どに拡げることも可能である。
【0081】なお、信号LEQは信号TGよりも早めに
開始する必要があり、ゲート回路114の出力とゲート
回路114から数えて3段目のインバータの出力とが信
号LEQを出力するためのNAND回路130に与えら
れている。また、信号TGを信号LEQよりも遅らせる
ために、ゲート回路114から数えて2段目と5段目の
インバータの入力がNAND回路126に与えられてい
る。
【0082】図6は、実施の形態1の半導体記憶装置の
動作を説明するための動作波形図である。
【0083】図6を参照して、時刻T1においてアクテ
ィブコマンドACTおよびアドレス“001”が入力さ
れ、応じて信号BLEQがLレベルに立下がり、ビット
線対のイコライズが解除されその後ワード線WL1がH
レベルに活性化される。
【0084】ワード線WL1によって選択されたメモリ
セルCell10,Cell11が保持していたデータ
がビット線に伝えられ、そしてセンスアンプ活性化信号
S0がHレベルになり、ビット線対に生じた微小な電位
差を増幅する。その結果ビット線BL0はHレベルにな
り、ビット線BL1はLレベルとなる。波形図には表記
していないが、ビット線/BLはビット線BLと相補な
値をとる。
【0085】時刻T2には、リードコマンドRDおよび
アドレス“000”が入力され、コラム選択線CSL0
が選択される。応じてゲート回路26によってビット線
BL0の値がローカルIO線LIOに伝達されてローカ
ルIO線LIOの電位はHレベルとなる。
【0086】そして信号IOSW0がHレベルとなり、
ゲート回路60に含まれるトランジスタを介してグロー
バルIO線GIOがHレベルとなる。そしてリードアン
プ64がこれを増幅してデータ出力信号DOUTはHレ
ベルとなる。
【0087】時刻T3において、プリチャージコマンド
PREが入力される。応じてワード線WL1が非選択状
態となり、同時にラッチ30,50へのデータの転送が
行なわれる。まず、一定期間信号LEQがHレベルにな
り、ラッチ線対LL,/LLはイコライズされ、ラッチ
30,50は以前に保持していたデータを失う。
【0088】その後、信号TGが一定期間Hレベルにさ
れ、ラッチ線対LL,/LLにビット線対BL,/BL
の値がコピーされる。その結果、ラッチ線LL0はHレ
ベルとなり、ラッチ線LL1はLレベルとなる。図示し
ないが、ラッチ線/LLはラッチ線LLと相補な値をと
る。
【0089】続いて、信号BLEQがHレベルになり、
センスアンプ活性化信号S0がLレベルとなる。する
と、センスアンプ24,44は非活性化され、ビット線
対はイコライズされる。
【0090】時刻T4において、アクティブコマンドA
CTおよびアドレス“000”が入力される。応じて信
号BLEQはLレベルとなり、ビット線対のイコライズ
が解除されワード線WL0が選択される。ワード線WL
0によって選択されたメモリセルCell00,Cel
l01のデータがビット線BL0,BL1にそれぞれ伝
達された後にセンスアンプ24,44が活性化され、そ
してビット線BL0はLレベルになり、ビット線BL1
はHレベルとなる。
【0091】時刻T5において、ライトコマンドWRT
およびアドレス“000”が入力され、同時に書込デー
タとして“H”が入力される。するとデータ入力信号D
INはHレベルに立上がり、応じてグローバルIO線G
IOはHレベルとなる。信号IOSWがHレベルになっ
ているため、グローバルIO線GIOの電位がローカル
IO線LIOに伝達されローカルIO線LIOの電位は
Hレベルとなる。コラム選択線CSL0はその電位がH
レベルに設定されるので、ビット線BL0にデータが伝
達されその電位がHレベルとなり、そしてメモリセルC
ell00の保持データは“H”に書換えられる。
【0092】時刻T6において、ラッチリードコマンド
LRDおよびアドレス“001”が入力される。応じて
ラッチ選択線LSL1の電位はHレベルとなり、トラン
ジスタを介してラッチ線LL1の電位がローカルIO線
LIOに伝達されローカルIO線LIOの電位はLレベ
ルとなる。そして信号IOSW0がHレベルになってい
るので、ローカルIO線LIOはグローバルIO線GI
Oと接続されグローバルIO線GIOの電位はLレベル
となる。応じてリードアンプ64は、データ出力信号D
OUTとしてLレベルを出力する。
【0093】時刻T7においては、ライトコマンドWR
Tおよびアドレス“001”と書込データとして“L”
が入力される。するとデータ入力信号DINがLレベル
になるため、応じてグローバルIO線GIOはLレベル
となる。そして信号IOSW0がHレベルになることに
応じてローカルIO線LIOにデータが伝達されてロー
カルIO線LIOの電位はLレベルとなる。コラム選択
線CSL1が選択されて電位がHレベルとなり、ローカ
ルIO線のデータはビット線BL1に伝達されビット線
BL1の電位はLレベルになり、そしてメモリセルCe
ll01の保持データは“L”に書換えられる。
【0094】なお、実施の形態1では、SDRAMを例
にとっているため、信号TG,LEQを図5のゲート回
路114が受けている制御信号CS,RAS,CAS,
WEの組合せをもとに発生させているが、他のメモリデ
バイスにも本発明を適用することは可能である。その場
合は、メモリセルから読出したデータを保持しているビ
ット線対を初期状態に戻すタイミングの直前に、信号L
EQ,TGを活性化するような別の制御方法を用いるこ
とになる。また、本実施の形態1では、データのバース
ト長は1である場合について説明したが、それ以外のバ
ースト長を用いる場合も全く同様に高速読出書込が可能
である。
【0095】以上説明したように、本実施の形態1の半
導体記憶装置においては、ある一定のアドレスだけ離れ
た個所に交互にアクセスする場合でも、基本的に1動作
は1命令ですむため、実効転送レートを高く保つことが
可能となる。
【0096】[実施の形態2]実施の形態1では、プリ
チャージコマンドPREが入力された場合に、活性化さ
れているワード線に接続されているメモリセルのデータ
が、無条件にラッチに転送される。
【0097】しかし、実際には、パーソナルコンピュー
タにおいては割込処理などによりアプリケーションの動
作とは無関係にプリチャージコマンドPREが入力され
る場合が少なくない。最も端的な例は、SDRAMのリ
フレッシュ動作である。
【0098】容量素子をメモリセルとして利用している
SDRAMでは、定期的にリフレッシュ動作を行なわな
いとリークにより保持データが失われてしまう。このリ
フレッシュ動作を開始する前には、SDRAMは、全バ
ンクに対してプリチャージコマンドPREを実行して活
性化しているワード線を非活性化する必要がある。しか
し、実際には、リフレッシュ動作を行なった後は、それ
までの動作を反復して続けるだけであり、再びラッチに
データを転送するためにコマンドACT,RD,PRE
を使用するのは無駄な処理となる。
【0099】この問題を解決するために、実施の形態2
においては、ラッチへのデータ転送を外部的に制御する
手段を新たに設けている。
【0100】図7は、実施の形態2において用いられる
信号発生回路142の構成を示す回路図である。
【0101】信号発生回路142は、図5に示した信号
発生回路112の構成において、NAND回路126に
代えてNAND回路146を含み、NAND回路130
に代えてNAND回路150を含む点が、図5に示した
信号発生回路112と異なる。NAND回路146は、
インバータ118,124の出力および制御信号Axを
入力に受ける。また、NAND回路150は、ゲート回
路114の出力,インバータ120の出力に加えて制御
信号Axを受ける。したがって、このような構成とすれ
ば、信号LEQ,TGが発生するのは、プリチャージコ
マンドPREの入力時に制御信号AxをHレベルにして
いるときのみである。
【0102】すなわち、ビット線対からラッチにデータ
を転送するか否かを、プリチャージコマンドPREの入
力時の制御信号Axのレベルを用いて外部からコントロ
ールすることが可能となる。
【0103】以上のような構成とすることで、ラッチへ
のデータのデータ転送を外部的に制御することが可能と
なる。したがって、リフレッシュ動作等を行なう場合に
ラッチの保持データを消失することが得策でないとメモ
リコントローラにおいて判断できる場合には、無駄なデ
ータの再転送処理が不要となり、実効転送レートを実施
の形態1の場合よりもさらに高速に保つことが可能とな
る。
【0104】[実施の形態3]実施の形態1および実施
の形態2で示した構成においては、コラムデコーダとラ
ッチデコーダとが設けられている。そして、メモリセル
アレイ内には、コラムデータが列選択を行なうためのコ
ラム選択線CSLとラッチデコーダが各メモリセル列に
対応して設けたラッチを選択するためのラッチ選択線L
SLの2種類の配線が設けられている。一般に、大きな
記憶容量を少ないチップ面積で実現するためメモリセル
アレイ内は寸法条件が厳しい。したがって、メモリセル
アレイ内では無駄な配線は極力避けて、メモリセルアレ
イ面積の増大を防止する必要がある。
【0105】図8は、実施の形態3の半導体記憶装置1
81の構成を示した概略ブロック図である。
【0106】図8を参照して、半導体記憶装置181
は、コンピュータ等に搭載されるメモリ制御装置189
から制御信号CS,RAS,CAS,WEおよびAx
と、アドレス信号ADR,バンクアドレス信号BANK
を受ける。そして、半導体記憶装置181は、応じてデ
ータDATAをメモリ制御装置189との間でやり取り
する。
【0107】半導体記憶装置181は、制御信号CS,
RAS,CAS,WEおよびAxとアドレス信号AD
R,BANKに応じてロウアドレスRAおよびコラムア
ドレスCAを出力し、メモリセルアレイに対してデータ
入力信号DINを出力しまたはメモリセルアレイからデ
ータ出力信号DOUTを受ける制御回路182と、複数
あるワード線WLのうちからロウアドレスRAに応じて
1本を活性化状態にするロウデコーダ183と、コラム
アドレスCAに応じて複数あるコラム選択線CSLのう
ちの1本を活性化するコラムデコーダ184と、メモリ
セルアレイ187と、メモリセルアレイ187と制御回
路182との間でデータ授受の仲介をする増幅回路帯1
86とを含む。
【0108】図9は、図8におけるメモリセルアレイ1
87の構成を示した回路図である。図9を参照して、図
3に示したメモリセルアレイ7の構成に加えて、コラム
選択線CSL0の電位と内部制御信号IAxとを入力に
受けるゲート回路192,194と、コラム選択線CS
L1の電位と内部制御信号IAxとを入力に受けるゲー
ト回路196,198とをさらに含む点が図3に示した
メモリセルアレイ7の構成と異なる。また、メモリセル
アレイ7において設けられていたラッチ選択線LSL
0,LSL1は、メモリセルアレイ187においては設
けられていない。
【0109】ゲート回路192は、コラム選択線CSL
0がHレベルに活性化され、かつ、内部制御信号IAx
がLレベルであるときに信号NS0をHレベルに活性化
する。他の場合は信号NS0は、Lレベルに設定され
る。信号NS0はゲート回路26に与えられており、信
号NS0が活性化されるとゲート回路26はビット線B
L0,/BL0をそれぞれローカルIO線LIO,/L
IOに接続する。
【0110】ゲート回路194は、コラム選択線CSL
0の電位がHレベルであり、かつ、内部制御信号IAx
がHレベルのときに信号LS0をHレベルに活性化す
る。他の場合は信号LS0は、Lレベルに設定される。
信号LS0はゲート回路34に与えられており、信号L
S0が活性化されると、ゲート回路34はラッチ線LL
0,/LL0をそれぞれローカルIO線LIO,/LI
Oに接続する。
【0111】ゲート回路196は、コラム選択線CSL
1がHレベルに活性化され、かつ、内部制御信号IAx
がLレベルであるときに信号NS1をHレベルに活性化
する。他の場合は信号NS1は、Lレベルに設定され
る。信号NS1はゲート回路56に与えられており、信
号NS1が活性化されるとゲート回路56はビット線B
L1,/BL1をそれぞれローカルIO線LIO,/L
IOに接続する。
【0112】ゲート回路198は、コラム選択線CSL
1の電位がHレベルであり、かつ、内部制御信号IAx
がHレベルのときに信号LS1をHレベルに活性化す
る。他の場合は信号LS1は、Lレベルに設定される。
信号LS1はゲート回路58に与えられており、信号L
S1が活性化されると、ゲート回路58はラッチ線LL
1,/LL1をそれぞれローカルIO線LIO,/LI
Oに接続する。
【0113】メモリセルアレイ187の他の部分の構成
は、図3で説明したメモリセルアレイ7と同様であり説
明は繰返さない。
【0114】以上説明したように、本実施例において
は、各メモリセル列に対応して設けたラッチの選択を、
コラムデコーダが活性化するコラム選択線およびラッチ
リードコマンドに対応して活性化される内部制御信号I
Axによってゲート回路192〜198で選択する。し
たがって、ラッチデコーダが不要で、メモリセルアレイ
内にラッチ選択線LSLが不要となるため、メモリセル
アレイの寸法を小さくすることが可能となる。
【0115】[実施の形態4]一般に、半導体記憶装置
は、複数のメモリセルアレイブロックを持ち、それらの
うちの1つを選択するには、ロウアドレスの一部分を使
用することが多い。
【0116】通常の読出では、ロウアドレスの指定が行
なわれるために、該当のメモリセル行が含まれるブロッ
クを選択することができる。しかし、各列に対応するラ
ッチを設けた場合には、実施の形態1〜実施の形態3で
説明したようなラッチからのデータの読出コマンド入力
時にはロウアドレスの入力が行なわれないために、直前
に選択したワード線が属していたブロックを記録してお
く必要がある。
【0117】図10は、実施の形態4の半導体記憶装置
に用いられるメモリセルアレイおよびその周辺回路の構
成を示したブロック図である。
【0118】図10を参照して、実施の形態4の半導体
装置においては、メモリセルアレイ218は、メモリセ
ルアレイブロックMA♯1〜MA♯4と、各メモリセル
アレイブロックに対応してセンスアンプ帯SA♯1〜S
A♯4とを含む。メモリセルアレイ218の列選択を行
なうためにコラムデコーダ214が設けられ、また列に
対応して設けられているラッチを選択するためのラッチ
デコーダ216が設けられている。
【0119】メモリセルアレイの行を選択する行選択回
路212は、ロウアドレスの最上位から数ビットを受け
てメモリセルアレイブロックの選択を行なうブロック選
択信号BS0〜BS3を出力するブロックデコーダ22
2と、各メモリセルアレイブロックMA♯1〜MA♯4
にそれぞれ対応して設けられるロウアドレスRAを受け
てデコードし、行選択を行なうロウデコーダ224〜2
30を含む。ロウデコーダ224〜230は、それぞれ
ブロック選択信号BS0〜BS3によって活性化され
る。
【0120】メモリセルアレイ218にデータの授受を
行なうための入出力選択回路220は、ブロック選択信
号BS0〜BS3に応じてそれぞれ活性化されるIOS
Wドライバ240〜246と、信号IOSW0〜IOS
W3に応じてセンスアンプ帯SA♯1〜SA♯4から読
出されるデータをグローバルIO線GIO,/GIOに
それぞれ伝達するゲート回路232〜238とを含む。
【0121】IOSWドライバ240〜246は、とも
に信号BLEQ,内部制御信号IAxおよびスイッチ駆
動信号IOSWDを受ける。
【0122】図11は、図10におけるIOSWドライ
バ240の構成を示した回路図である。
【0123】図11を参照して、IOSWドライバ24
0は、信号BLEQがLレベルのときに活性化され、ブ
ロック選択信号BSiを受けて反転し出力するクロック
ドインバータ252と、信号BLEQがHレベルのとき
に活性化されクロックドインバータ252の出力を受け
て反転し、ノードN12Aに出力するクロックドインバ
ータ254と、スイッチ駆動信号IOSWD、内部制御
信号IAxおよびノードN12Aの電位を受けるNAN
D回路256とを含む。
【0124】IOSWドライバ240は、さらに、内部
制御信号IAxがLレベルで、かつ、ブロック選択信号
BSi,スイッチ駆動信号IOSWDがともにHレベル
のときに出力がLレベルとなるゲート回路258を含
む。NAND回路256の出力はノードN12Bに与え
られ、ゲート回路258の出力はノードN12Cに与え
られる。
【0125】IOSWドライバ240は、さらに、入力
がノードN12BおよびノードN12Cに接続され、信
号IOSWiを出力するNAND回路260を含む。
【0126】すなわち、クロックドインバータ252、
254は、ブロック選択信号を一時的に保持する保持部
を構成している。また、NAND回路256、260お
よびゲート回路258は、現在入力されているブロック
選択信号と、保持部が保持しているブロック選択信号の
いずれかを内部制御信号IAxに応じて出力する。
【0127】なお、ブロック選択信号BSiは、図10
のブロック選択信号BS0に対応し、信号IOSWiは
信号IOSW0に対応する。
【0128】図10におけるIOSWドライバ242,
244,246は、図11で示したIOSWドライバ2
40と同様な構成を有しており説明は繰返さない。な
お、IOSWドライバ242の場合は信号BSi,IO
SWiはそれぞれ信号BS1,IOSW1に対応し、I
OSWドライバ244の場合は信号BSi,IOSWi
はそれぞれ信号BS2,IOSW2に対応し、IOSW
ドライバ246の場合は信号BSi,IOSWiはそれ
ぞれ信号BS3,IOSW3に対応する。
【0129】図12は、実施の形態4の半導体記憶装置
の動作を説明するための動作波形図である。
【0130】図12を参照して、ロウアドレス“00
0”に対応するワード線はブロック0に属し、ロウアド
レス“100”の対応ワード線はブロック1に属する。
時刻T1においてアクティブコマンドACTが入力され
る。ロウアドレス“100”が入力され、応じて信号B
LEQがLレベルとなり、ワード線WL100が選択さ
れる。また、ブロック選択信号BS1がLレベルからH
レベルに立上がる。
【0131】時刻T2においてリードコマンドRDが入
力される。コラムアドレス“000”が入力され、応じ
てスイッチ駆動信号IOSWDがHレベルに活性化され
る。このとき、内部制御信号IAxはLレベルであり、
メモリセルアレイブロックMA♯1に対応したIOSW
ドライバ242内のノードN12C(1)がLレベルに
なる。その結果、信号IOSW1はHレベルとなる。
【0132】時刻T3において、プリチャージコマンド
PREが入力される。応じてワード線WL100の電位
はLレベルとなり、信号BLEQがHレベルとなる。ク
ロックドインバータ254の働きにより、信号BLEQ
がLレベルであった時点のブロック選択信号BSiの値
がノードN12Aiに保持される。ノードN12A
(1)の電位はHレベルとなり、ノードN12A(0)
の電位はLレベルになる。なお、ノードN12A
(1)、ノードN12A(0)は、それぞれIOSWド
ライバ242,240の内部のノードN12Aを示して
いる。プリチャージコマンドPREを入力するときにロ
ウアドレス“100”のメモリセルが保持していたデー
タはラッチに転送される。
【0133】時刻T4において、再びアクティブコマン
ドACTが入力され、ロウアドレス“000”が入力さ
れる。応じてワード線WL0が選択されその電位がHレ
ベルとなる。また、ブロック選択信号BS0がHレベル
になる。
【0134】時刻T5において、ライトコマンドWRT
が入力される。コラムアドレス“000”が入力されメ
モリセルに対する書込が行なわれる。スイッチ駆動信号
IOSWDはHレベルになり、内部制御信号IAxはL
レベルであるので、ノードN12C(0)がLレベルと
なる。その結果、信号IOSW0がHレベルとなる。
【0135】時刻T6において、ラッチリードコマンド
LRDが入力される。応じてスイッチ駆動信号IOSW
DがHレベルとなり、ノードN12B(1)がLレベル
となる。その結果、信号IOSW1がHレベルとなる。
この動作によって、コラムアドレス“001”のラッチ
からデータの読出が行なわれる。
【0136】時刻T7において、ライトコマンドWRT
が入力される。応じてスイッチ駆動信号IOSWDはH
レベルになる。このとき、内部制御信号IAxはLレベ
ルでありノードN12C(0)の電位はLレベルとな
る。その結果、信号IOSW0がHレベルになる。そし
て、コラムアドレス“001”のメモリセルへの書込が
行なわれる。
【0137】以上説明したように、実施の形態4の半導
体記憶装置は、直前に選択していたブロックを記憶して
おくことができ、ロウアドレスによってブロック選択を
行なっているような構成のメモリの場合においても、ラ
ッチからの高速な読出を行なうことが可能となる。
【0138】[実施の形態5]実施の形態1〜実施の形
態4においては、ラッチ選択線LSLは、読出動作のと
きのみ選択することができた。ラッチにデータを書込ん
だとしても、別のメモリセルのデータをラッチに転送す
る際に、以前ラッチに書込んでおいたデータが失われて
しまうため、メモリセルアレイの外部からデータをラッ
チに対して書込むことは意味をなさない。
【0139】しかし、パーソナルコンピュータ向けの用
途においては、実際にはアプリケーションからの連続し
て読出/書込動作とは無関係に、読出したデータに対す
る即時の書換も発生する。たとえば、エラー補正機能
(Error Correction)を有するメモリ
制御装置の動作がこのような場合に対応する。
【0140】エラー補正機能を有するシステムでは、メ
インメモリは、データビットに加えて冗長ビットを記憶
している。メモリ制御装置は、データビットと冗長ビッ
トとを受けて、読出したデータの誤りを検出すると、C
PUに訂正後のデータを受渡すとともに、メインメモリ
内の誤ったデータが保持されているアドレスに正しいデ
ータを書き戻す。
【0141】実施の形態5に示す半導体記憶装置は、ラ
ッチに書込まれたデータを1本のワード線に繋がるメモ
リセルすべてに1回の操作で転送する機能を設けること
でラッチに対しても書込動作を行なえるようにしたもの
である。
【0142】図13は、実施の形態5におけるコラムデ
コーダおよびラッチデコーダの制御を行なう構成を示し
た回路図である。
【0143】図13を参照して、制御部270は、たと
えば図1の構成においては制御回路2の中に含まれる部
分である。
【0144】制御部270は、制御信号CS,RAS,
CASに応じて読出および書込のコマンドを検出するゲ
ート回路272と、制御信号AxがLレベルで、かつ、
ゲート回路272の出力がHレベルのときに出力がLレ
ベルとなるゲート回路96と、ゲート回路96の出力を
反転するインバータ98とを含む。
【0145】制御部270は、さらに、ゲート回路27
2の出力と制御信号Axとを受けるNAND回路100
と、NAND回路100の出力を反転するインバータ1
02とを含む。
【0146】インバータ98の出力はコラムデコーダ4
を活性化し、インバータ102の出力はラッチデコーダ
5を活性化する。なお、ゲート回路272は、制御信号
RASがHレベルで、かつ、制御信号CS,CASがL
レベルのときにHレベルを出力する回路である。
【0147】すなわち、制御部270は、リードコマン
ドまたはラッチコマンドが入力されたときに、制御信号
Axに応じてコラムデコーダ4またはラッチデコーダ5
のいずれかを活性化する回路である。
【0148】図14は、実施の形態5における信号発生
回路274の構成を示した回路図である。
【0149】図14を参照して、信号発生回路274
は、図5に示した信号発生回路112の構成において、
NAND回路130,126に代えてNAND回路27
6,278を含み、さらに、アクティブコマンドを検出
するゲート回路280と、ゲート回路280の出力を受
ける直列に接続されたインバータ282〜294と、イ
ンバータ284,294の出力および制御信号Axを受
けるNAND回路296と、NAND回路296,27
8の出力を受けるNAND回路298とを含む。
【0150】なお、NAND回路278,276には、
制御信号Axが入力される。また、NAND回路298
は信号TGを出力する。プリチャージコマンドを検出す
るゲート回路114を検出してパルスを発生する回路に
加えてアクティブコマンドを検出するゲート回路280
の出力からパルスを出力する回路部分が追加になり、こ
れらを合成するゲートが設けられている。なお、ビット
線対の負荷容量は、ラッチ線対の負荷容量よりも大きい
ので、信号発生回路274は、NAND回路296が発
生するパルスの幅がNAND回路278が発生するパル
スの幅よりも広くなるように構成されている。
【0151】図15は、実施の形態5の半導体記憶装置
の動作を説明するための動作波形図である。
【0152】図15を参照して、時刻T1において、プ
リチャージコマンドPREが入力される。このとき制御
信号AxはHレベルに設定される。応じて、それまで選
択されていたワード線WL1が非活性化される。制御信
号AxがHレベルであるため、ロウアドレス“001”
のメモリセルのデータが対応するラッチに転送され、ビ
ット線BL0の値に従ってラッチ線LL0はHレベルに
なる。
【0153】時刻T2において、アクティブコマンドA
CTが入力される。応じてワード線WL0が選択され、
メモリセルのデータがビット線に読出されビット線BL
0はLレベルとなる。
【0154】時刻T3において、ライトコマンドWRT
が入力される。外部からHレベルのデータ入力信号DI
Nを入力したため、ビット線BL0はHレベルに変化す
る。この操作により、ロウアドレス“000”,コラム
アドレス“000”によって指定されるメモリセルにデ
ータの書込が行なわれる。
【0155】時刻T4において、ラッチリードコマンド
LRDが入力される。このとき制御信号AxはHレベル
であるため、ラッチ選択線LSL0が活性化される。コ
ラムアドレス“000”のラッチが保持していたデータ
が読出され、ラッチ線LL0はHレベルとなる。読出さ
れたデータはローカルIO線LIO,グローバルIO線
GIOに伝達され、データ出力信号DOUTとしてHレ
ベルが出力される。
【0156】時刻T5において、ラッチライトコマンド
LWRTが入力される。このとき、制御信号AxはHレ
ベルであるため、ラッチ選択線LSL0が選択される。
データが読出された後のラッチに外部から入力されるデ
ータ入力信号が伝達される。データ入力信号DINはL
レベルであり、この信号がグローバルIO線GIO,ロ
ーカルIO線LIOに伝達されラッチ線LL0はLレベ
ルに引下げられる。コラムアドレス“000”のラッチ
にはデータ“L”が書込まれる。この間、ワード線WL
0は選択されたままの状態を保つことができるため、引
続きワード線WL0に繋がるメモリセルへのアクセスは
高速に行なうことができる。
【0157】時刻T6において、プリチャージコマンド
PREが入力される。応じてワード線WL0は非活性化
され、センスアンプ活性化信号S0がLレベルとなるの
で、センスアンプは非活性化される。そして、信号BL
EQがHレベルになり、ビット線対を初期状態の中間電
位に戻す。このとき、制御信号AxはLレベルであるた
め、データの転送は行なわれない。もしも、制御信号A
xをHレベルに設定してしまった場合は、ワード線WL
0に接続されているメモリセルのデータがラッチに書込
まれてしまうため、時刻T5においてコラムアドレス
“000”に書込んだ値は失われてしまう。また、デー
タをラッチから特定のワード線繋がるメモリセルに書込
む場合には、ビット線対をプリチャージされた初期状態
に戻しておく必要があるため、既に活性化されているワ
ード線は一旦非活性化しなければならない。
【0158】時刻T7において、コマンドLACTが入
力される。信号BLEQがLレベルになり、ビット線の
イコライズが解除される。次に、信号TGがHレベルと
なり、ラッチ線対のデータをビット線対に伝達すると同
時にワード線WL1を選択する。
【0159】通常は、このときワード線WL1に繋がっ
ているメモリセルの値に従ってビット線対の電位が変化
し、センスアンプ活性化信号S0がHレベルになったと
きにこの電位差をセンスアンプで増幅することでビット
線対の電位を決定しているが、ラッチ線対から供給され
る電荷量は、メモリセルの電荷量をはるかに上回るた
め、ビット線対はラッチに蓄えられているデータに応じ
て変化してセンスアンプがこれを増幅しビット線対の電
位が決定される。
【0160】時刻T8において、プリチャージコマンド
PREが入力される。ワード線WL1に接続されている
メモリセルは、ラッチの保持データに応じて書換えられ
ており、ワード線WL1を非活性化することでデータの
転送が完了する。
【0161】以上ラッチに対する書込動作と書込んだデ
ータのメモリセルへの転送方法を詳細に説明した。
【0162】このような構成にすることによって、ロウ
アドレスの操作を行なうことなく、コラム選択線とラッ
チ選択線に繋がるセルに任意の読出と書込を行なうこと
ができ、実使用時のデータの転送レートを非常に高く保
つことが可能となる。
【0163】すなわち、実施の形態5においては、メモ
リセルアレイの外部からラッチに対してもデータの書込
を行なうことができ、また、書換えたラッチのデータを
ワード線に繋がるメモリセルに転送することができる。
したがって、メインメモリからの読出アドレスに対する
エラー訂正機能を有するメモリ制御回路などからの即座
の書換要求がなされた場合においても、実効的なデータ
転送レートを低下させることなく要求に対処できる半導
体記憶装置を実現することが可能となる。
【0164】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0165】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の半導体記憶装置
は、行選択動作によって読出されたメモリセルのデータ
を保持するデータ保持回路を設けるので、書込アドレス
と読出アドレスが離れており交互に読出と書込を繰返す
場合に読出アドレスを指定する必要がなく、高速動作が
可能となる。
【0166】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、デ
ータ保持回路へのデータ転送を外部から制御できるの
で、リフレッシュ動作等が発生した場合に無駄な転送動
作を避けることができ、さらに高速動作が可能となる。
【0167】請求項5、6に記載の半導体記憶装置は、
請求項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、通常のデータ読出時にデータ伝達を行なうデータ線
対に対してデータ保持回路のデータを読出すことができ
る。
【0168】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項5に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えてメモ
リセルアレイ面積を小さく抑えることができる。
【0169】請求項8、9に記載の半導体記憶装置は、
請求項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、外部からデータ保持回路に書込んだデータをメモリ
セルに書込むことが可能となる。
【0170】請求項10、11に記載の半導体記憶装置
は、メモリセルアレイブロックが複数ある場合に、デー
タ保持回路にデータ保持をさせたメモリセルアレイブロ
ックの情報が保持されるので、行アドレスによってブロ
ック選択を行なうばあいにおいてもアドレス指定をする
ことなく、高速な読出を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置の構
成を説明するための概略ブロック図である。
【図2】 本発明の半導体記憶装置をメインメモリとし
て使用した場合の概略動作を説明するための動作波形図
である。
【図3】 図1におけるメモリセルアレイ7の構成を説
明するための回路図である。
【図4】 各コマンド制御信号からコラム選択線CS
L,ラッチ選択線LSLを活性化する構成を説明するた
めの回路図である。
【図5】 図1の制御回路2の一部である信号発生回路
112の構成を示した回路図である。
【図6】 実施の形態1の半導体記憶装置の動作を説明
するための動作波形図である。
【図7】 実施の形態2において用いられる信号発生回
路142の構成を示す回路図である。
【図8】 実施の形態3の半導体記憶装置181の構成
を示した概略ブロック図である。
【図9】 図8におけるメモリセルアレイ187の構成
を示した回路図である。
【図10】 実施の形態4の半導体記憶装置に用いられ
るメモリセルアレイおよびその周辺回路の構成を示した
ブロック図である。
【図11】 図10におけるIOSWドライバ240の
構成を示した回路図である。
【図12】 実施の形態4の半導体記憶装置の動作を説
明するための動作波形図である。
【図13】 実施の形態5におけるコラムデコーダおよ
びラッチデコーダの制御を行なう構成を示した回路図で
ある。
【図14】 実施の形態5における信号発生回路274
の構成を示した回路図である。
【図15】 実施の形態5の半導体記憶装置の動作を説
明するための動作波形図である。
【図16】 データを読出し、そしてそれを修正して書
き戻す操作を説明するための概念図である。
【図17】 従来の半導体記憶装置の概略構成を示す図
である。
【図18】 図17における従来のメモリセルアレイ5
17の構成を示した回路図である。
【図19】 同期型半導体記憶装置(SDRAM)を使
用したメインメモリに対してアクセスを行なう場合を説
明するための動作波形図である。
【符号の説明】
1,181 半導体記憶装置、2,182 制御回路、
3,183,224ロウデコーダ、4,184,214
コラムデコーダ、5,216 ラッチデコーダ、6,
186 増幅回路帯、7,187,218 メモリセル
アレイ、9,189 メモリ制御装置、30,50 ラ
ッチ、62 書込データドライブ回路、64 リードア
ンプ、24,44 センスアンプ、26,56 選択ゲ
ート、92 デコーダ選択部、112,142,274
信号発生回路、212 行選択回路、220 入出力
選択回路、222 ブロックデコーダ、252,254
クロックドインバータ、270 制御部、BL,/BL
ビット線、LL,/LL ラッチ線、CSL コラム
選択線、Cell00〜Cell21 メモリセル、L
SL ラッチ選択線、MA メモリセルアレイブロッ
ク、MQ キャパシタ、MT トランジスタ、SA セ
ンスアンプ帯、WL〜WL100 ワード線。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配置される複数のメモリセル
    と、 前記複数のメモリセルの行にそれぞれ対応して設けられ
    る複数のワード線と、 前記複数のメモリセルの列にそれぞれ対応して設けられ
    る複数のビット線対と、 前記複数のビット線対に対応してそれぞれ設けられる複
    数のセンスアンプと、 前記複数のビット線対に共通に設けられ外部と記憶デー
    タの授受を行なうためのデータ線対と、 与えられた列アドレスに応じて前記複数のビット線対を
    それぞれ選択的に前記データ線対に接続する複数の第1
    の接続回路と、 前記複数のビット線対にそれぞれ対応して設けられる複
    数のデータ保持回路と、 前記複数のデータ保持回路をそれぞれ前記複数のビット
    線対に接続する複数の第2の接続回路とを備える、半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 行選択動作に応じて前記複数のワード線
    のいずれかが活性化され、前記複数のセンスアンプの活
    性化が行なわれてから前記ビット線対のデータ初期化が
    行なわれるまでに前記複数の第2の接続回路を活性化し
    前記複数のビット線対から前記複数のデータ保持回路に
    データ転送を行なう制御回路をさらに備える、請求項1
    に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体記憶装置は、同期型半導体記
    憶装置であり、 前記制御回路は、 前記複数のビット線対の電位をプリチャージすることに
    より前記ビット線対の初期化を行なうプリチャージコマ
    ンドの入力を検出するコマンド検出部と、 前記コマンド検出部の出力に応じて所定時間前記複数の
    第2の接続回路を活性化するパルス信号を出力するパル
    ス発生部とを含む、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス発生部は、外部からの制御信
    号に応じて選択的に活性化され、前記パルス信号を出力
    する、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 与えられた列アドレスに応じて前記複数
    のデータ保持回路をそれぞれ選択的に前記データ線対に
    接続する複数の第3の接続回路をさらに備える、請求項
    2に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記列アドレスに応じて前記複数の第1
    の接続回路のいずれか1つを選択する第1のアドレスデ
    コード回路と、 前記列アドレスに応じて前記複数の第3の接続回路のい
    ずれか1つを選択する第2のアドレスデコード回路とを
    さらに備える、請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記列アドレスに応じて前記メモリセル
    の列のいずれか1つを選択するアドレスデコード回路
    と、 制御信号に応じて、前記アドレスデコード回路によって
    選択された列に対応する前記第1、第3の接続回路のう
    ちいずれかを選択して活性化するゲート回路とをさらに
    含む、請求項5に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 行選択動作に応じて前記複数のワード線
    のいずれかが活性化され、かつ、前記センスアンプが非
    活性化状態であるときに前記複数の第2の接続回路を活
    性化し前記複数のデータ保持回路から前記複数のビット
    線対にデータ転送を行なう制御回路をさらに備える、請
    求項1に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体記憶装置は、同期型半導体記
    憶装置であり、 前記制御回路は、 前記メモリセルの行の活性化を行なうアクティブコマン
    ドの入力を検出するコマンド検出部と、 前記コマンド検出部の出力に応じて所定時間前記複数の
    第2の接続回路を活性化するパルス信号を出力するパル
    ス発生部とを含む、請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 複数のメモリセルアレイブロックを備
    え、 各前記メモリセルアレイブロックは、 行列状に配置される複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルの行にそれぞれ対応して設けられ
    る複数のワード線と、 前記複数のメモリセルの列にそれぞれ対応して設けられ
    る複数のビット線対と、 前記複数のビット線対に対応してそれぞれ設けられる複
    数のセンスアンプと、 前記複数のビット線対に共通に設けられ外部と記憶デー
    タの授受を行なうためのローカルデータ線対と、 列アドレスに応じて前記複数のビット線対をそれぞれ選
    択的に前記ローカルデータ線対に接続する複数の第1の
    接続回路と、 前記複数のビット線対にそれぞれ対応して設けられる複
    数のデータ保持回路と、 前記複数のデータ保持回路をそれぞれ前記複数のビット
    線対に接続する複数の第2の接続回路とを含み、 与えられた行アドレスに応じて前記複数のメモリセルア
    レイブロックのいずれかを選択するブロックデコード回
    路と、 前記ブロックデコード回路の出力に応じて前記複数のメ
    モリセルアレイブロックのうちのいずれかとデータの授
    受を行なう選択回路とをさらに備え、 前記選択回路は、 前記複数のメモリセルアレイブロックに共通して設けら
    れるグローバルデータ線対と、 前記複数のメモリセルアレイブロックにそれぞれ対応し
    て設けられ、前記複数のメモリセルアレイブロックのロ
    ーカルデータ線対を選択的に前記グローバルデータ線対
    と接続する複数のスイッチ回路と、 前記ブロックデコード回路の出力に応じて前記複数のス
    イッチ回路のいずれか1つを活性化するスイッチ駆動回
    路を含み、 前記スイッチ駆動回路は、 ブロックデコード回路の出力を保持する保持部を有す
    る、半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ駆動回路は、 前記ブロックデコード回路の出力と前記保持部の出力と
    を受けていずれか一方に応じ前記スイッチ回路を活性化
    する駆動信号発生部とさらに有する、請求項10に記載
    の半導体記憶装置。
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