JP2002032620A - 電子競争売買仲介システム - Google Patents

電子競争売買仲介システム

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JP2002032620A
JP2002032620A JP2000219497A JP2000219497A JP2002032620A JP 2002032620 A JP2002032620 A JP 2002032620A JP 2000219497 A JP2000219497 A JP 2000219497A JP 2000219497 A JP2000219497 A JP 2000219497A JP 2002032620 A JP2002032620 A JP 2002032620A
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JP2000219497A
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English (en)
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Yoshitaka Sasamura
義孝 笹村
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して動作可能で、しかも、購入希望者な
どの入札希望者に負担をかけずに、入札希望者による電
子競争売買の開催や入札価格の更新などの見落としを防
止可能な電子競争売買仲介システムを実現する。 【解決手段】 仲介システム4は、データベースサーバ
43を参照して、「当該商品または当該商品を含む分類
の購入を希望する」と予め登録していた購入希望者から
なるメーリングリストを作成し、当該メーリングリスト
へ、電子競争売買の開始を示す電子メールを送信する。
入札価格を示す電子メールが返信されると、仲介システ
ム4は、当該入札価格を含む電子メールを上記メーリン
グリストに送信する。返信メール数が所定の制限レベル
を超えると、メール送受信制御部46は、ある返信メー
ルに対する同報メール数を制限し、既に入札したユーザ
および乱数で決定されたユーザに同報メールを送信させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット網
などの通信網を介して入札が行われる電子競争売買シス
テムで使用され、入札希望者と被入札希望者とを仲介し
て、被入札希望者の売買対象を入札希望者により電子競
争売買させる電子競争売買仲介システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように、インターネットを
用いた、従来のオークションシステム101において、
販売希望者の端末装置102xが、インターネット網1
03を介して、仲介業者のサーバ104に商品の出品を
通知すると(図14に示すS101)、サーバ104
は、商品の情報を示すカタログページを作成し、WEB
サーバとしてインターネット網103に公開する(S1
02)。一方、購入希望者は、それぞれの端末装置10
2a…のブラウザによって、上記カタログページを閲覧
し、所望の商品が出品されているか否かをチェックし
(S103)、所望の商品が出品されている場合、上記
ブラウザ上で購入希望価格などを入力して、サーバ10
4へ、エントリー(入札)した旨を通知する(S10
4)。一方、サーバ104は、S105において、上記
カタログページに、新たに通知された購入希望価格を反
映させている。上記S103ないしS105の処理は、
例えば、所定の時刻になるなどして、入札が締め切られ
るまでの間(S106にて、NOの間)繰り返され、各購
入希望者は、それぞれの端末装置102a…に、当該ペ
ージを表示させて、価格の推移を把握し、必要に応じ
て、再度、購入希望価格を入力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオークションシステム101では、確実に購入しよ
うとすると、購入希望者は、頻繁にサーバ104へアク
セスして、現在の購入希望価格を把握し、自らが提示し
た購入希望価格を超えると、新たな購入希望価格を提示
する必要がある。また、購入希望者は、サーバ104の
カタログページを頻繁に参照して、購入を希望する商品
が出品されているか否かも確認する必要がある。
【0004】ところが、多くの場合、購入希望者は、時
間的制限によって、サーバ104へアクセスする回数や
アクセス可能な期間が制限されている。したがって、入
札の機会を見逃したり、出品自体を見落としたりして、
希望商品を購入できない虞れがある。また、このような
場合、購入希望者が入札できれば、購入希望価格が上昇
するが、入札機会の見逃しや出品の見落としで入札され
なければ、当然ながら、購入希望価格は上昇しない。し
たがって、販売希望者は、全購入希望者が確実に入札す
る場合よりも低い価格で商品を売らなければならない。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、購入希望者などの入札希望者
に負担をかけることなく、入札希望者による電子競争売
買の開催や入札価格の更新などの見落としを防止可能な
電子競争売買仲介システムを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子競争売買仲介システムは、上記課題を解決するため
に、通信網を介し、それぞれ接続される入札希望者およ
び被入札希望者を仲介して、被入札希望者の売買対象を
入札希望者により電子競争売買させる電子競争売買仲介
システムにおいて、被入札希望者から売買対象の出品が
通知された場合、データベースを参照して、予め登録さ
れた入札希望者の電子メールアドレスのうち、入札を希
望する売買対象または分類に、上記通知された売買対象
が該当する入札希望者の電子メールアドレスを抽出し、
当該電子メールアドレスを含むメーリングリストを作成
するメーリングリスト作成手段と、上記メーリングリス
トに含まれる各電子メールアドレスへ、上記売買対象の
電子競争売買の状況を示す電子メールを繰り返し送信す
る電子メール送信手段と、上記通信網との間のトラフィ
ック量のピーク値が予め定められた制限レベルを超える
と見込まれる場合、上記各状況に関する電子メールの送
信先を、上記メーリングリストの一部に制限すると共
に、電子メール送信を繰り返す間に、上記メーリングリ
スト中の全電子メールアドレスへ、各電子メールの少な
くとも1つが到着するように、送信先を制御するトラフ
ィック量制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0007】上記構成において、被入札希望者から売買
対象の出品が通知されると、メーリングリスト作成手段
は、データベースを参照して、当該売買対象の入札を希
望すると予め登録されていた入札希望者の電子メールア
ドレスを含むメーリングリストを作成する。さらに、電
子メール送信手段は、作成されたメーリングリスト中の
各電子メールアドレスへ、例えば、入札希望者が希望し
た売買対象に関する電子競争売買が開始されたことを示
す電子メールや、現在の入札価格を示す電子メールな
ど、電子競争売買の状況を示す電子メールを、例えば、
入札毎など、所定のタイミングで繰り返し送信する。
【0008】これにより、各入札希望者が電子競争売買
仲介システムのWEBサーバへ頻繁にアクセスして、入
札を希望する売買対象に関する電子競争売買が開催され
ているか否かを確認したり、現在の入札価格を確認した
りする必要のある従来の電子競争売買仲介システムとは
異なり、自分宛の電子メールを確認するだけで、自らが
希望する売買対象に関する電子競争売買の状況を知るこ
とができる。
【0009】また、トラフィック量制御手段は、例え
ば、通信網とのトラフィック量を検出したり、単位時間
あたりの入札回数およびメーリングリスト内の電子メー
ルアドレス数から通信網とのトラフィック量を推定する
などして、上記通信網との間のトラフィック量のピーク
値が制限レベルを超えるか否かを判定している。
【0010】ここで、制限レベルを超えると見込まれる
場合、トラフィック量制御手段は、電子メールで繰り返
し通知される各状況のうち、個々の状況について、当該
状況を伝える電子メールの送信先を制限する。これによ
り、電子メールの送信によるトラフィック量を削減でき
る。この結果、頻繁に入札され、メーリングリストへの
電子メールの送付回数が多い場合であっても、電子競争
売買仲介システムを安定して動作させ続けることができ
る。
【0011】さらに、電子メールの送信先は、メーリン
グリストに含まれる、いずれの電子メールアドレスであ
っても、電子メール送信を幾度か繰り返せば、各状況を
伝える電子メールのうち、少なくとも1つが到着するよ
うに制御される。したがって、送信先が制限されている
にも拘らず、電子競争売買仲介システムは、メーリング
リストの全電子メールアドレスに、電子競争売買の現況
または近況を伝えることができる。なお、送信先が制限
されるのは、例えば、頻繁に入札される場合など、トラ
フィック量が多い場合なので、電子メール送信の繰り返
し周期が短いことが多い。したがって、電子競争売買仲
介システムは、近況を伝える場合であっても、現況に極
めて近い状況を伝えることができる。
【0012】これらの結果、入札希望者に負担をかけず
に、希望する売買対象の電子競争売買の現況または近況
を、各入札希望者が把握でき、しかも、頻繁に入札され
る場合であっても安定して動作可能な電子競争売買仲介
システムを実現できる。
【0013】なお、実際に入札した入札希望者(参加
者)は、入札を希望すると登録されていても実際には入
札せず、電子競争売買の状況を見守る入札希望者(傍観
者)に比べて、より正確に電子競争売の現況を把握する
必要がある。
【0014】したがって、上記トラフィック量制御手段
は、送信先を制限する際、既に入札した入札希望者に
は、未だ入札していない入札希望者よりも優先して電子
メールを送信する方が好ましい。特に、既に入札した入
札希望者を最優先して、毎回、電子メールを送信すれ
ば、当該入札希望者は、電子競争売買の現況を知ること
ができ、より好適である。なお、多くの場合、上記参加
者の数は、上記傍観者の数に比べて極めて少ないので、
参加者を優先しても、各傍観者が電子メールを受け取る
間隔は、余り増加しない。
【0015】請求項2の発明に係る電子競争売買仲介シ
ステムは、上記課題を解決するために、上記メーリング
リスト作成手段と、当該メーリングリスト作成手段が作
成したメーリングリストに含まれる各電子メールアドレ
スへ、上記売買対象の電子競争売買の状況を示す電子メ
ールを送信する電子メール送信手段と、上記通信網との
間のトラフィック量のピーク値が予め定められた制限レ
ベルを超えると見込まれる場合、上記トラフィック量の
ピーク値が減少するように、上記各電子メールの送信タ
イミングを制御するトラフィック量制御手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0016】上記構成では、売買対象の入札を希望する
と予め登録されていた入札希望者を含むメーリングリス
トへ、電子競争売買の状況を伝える電子メールが送信さ
れるので、請求項1記載の電子競争売買仲介システムと
同様に、入札希望者に負担をかけずに、希望する売買対
象の電子競争売買の現況を伝えることができる。
【0017】さらに、上記トラフィック量制御手段は、
通信網との間のトラフィック量のピーク値が制限レベル
を超えると見込まれる場合、例えば、ある状況を伝える
電子メールをメーリングリストの各電子メールアドレス
へ略連続して送信する代わりに、単数または複数の電子
メールを送信する度に時間間隔を空けたり、電子メール
の送信期間を、受信期間からズラした期間に設定するな
どして、トラフィック量のピーク値が減少するように、
電子メールの送信タイミングを制御する。
【0018】これにより、電子メールを略連続して送信
する場合や、例えば、入札を示す電子メールなどの電子
メールを、送信期間中のいずれの時点においても受け付
ける場合に比べて、電子競争売買仲介システムと通信網
との間のトラフィック量のピーク値を抑制でき、電子競
争売買仲介システムを安定して動作させることができ
る。
【0019】これらの結果、頻繁に入札される場合であ
っても安定して動作可能で、しかも、入札希望者に負担
をかけずに、希望する売買対象の電子競争売買の現況
を、各入札希望者が把握できる電子競争売買仲介システ
ムを実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕本発明の一実
施形態について図1ないし図8に基づいて説明すると以
下の通りである。すなわち、図1に示すように、本実施
形態に係るオークションシステム1には、販売希望者ま
たは購入希望者の端末装置となる移動体携帯電話21
x、21a…を含む移動体通信網2と、インターネット
網3を介して、移動体通信網2に接続され、購入希望者
および販売希望者の間の電子競争売買を仲介する仲介シ
ステム4とが設けられている。なお、上記インターネッ
ト網3が特許請求の範囲の通信網に対応し、仲介システ
ム4が電子競争売買仲介システムに対応する。
【0021】当該オークションシステム1において、各
購入希望者は、図2に示すS1において、それぞれの携
帯電話21a…を用いて、購入を希望する商品または分
類と、自らの電子メールアドレスとを示す購入希望者デ
ータを仲介システム4へ送信し、自らが購入を希望する
商品または分類を、予め仲介システム4へ登録してお
く。この状態で、販売希望者の携帯電話21xが仲介シ
ステム4へ販売希望者データを送信して、商品の出品を
通知すると(S2)、仲介システム4は、S3におい
て、「当該商品または当該商品を含む分類の購入を希望
する」と予め登録していた購入希望者からなるメーリン
グリストを作成する。さらに、S4において、電子競争
売買の状態を示す電子メールとして、電子競争売買の開
始を示す電子メールを作成し、S5において、詳細は、
後述するように、仲介システム4のトラフィックが所定
の値を超えないような送信方法で、上記電子メールを上
記メーリングリストへ送信する。
【0022】一方、仲介システム4は、S6において、
例えば、入札の時間間隔や入札価格の変動幅あるいは現
在の時刻などに基づいて、電子競争売買を継続するか否
かを判定している。電子競争売買が継続されている間
に、電子メールを受け取った購入希望者のうちの少なく
とも一人が入札を必要と判断して、当該購入希望者の携
帯電話21a…で、新たな購入希望価格を示す電子メー
ルを仲介システム4に返信すると(S6およびS7の双
方でYES の場合)、仲介システム4は、返信に基づい
て、新たな入札価格を把握し、後述する売買データベー
ス43cに登録する(S8)。当該売買データベース4
3cに登録された現在の入札価格は、WEBサーバとし
ての仲介用サーバ45(後述)によって公開され、未だ
購入希望を登録していないユーザへ、購入希望を登録す
るように促す。なお、上記S1と同様にして、新たなユ
ーザからの購入希望が登録されると、仲介システム4
は、各メーリングリストのうち、新たな登録に関係する
メーリングリストを更新する。
【0023】さらに、仲介システム4は、S5以降の処
理を繰り返し、返信された電子メール、すなわち、仲介
システム4がメーリングリストに送付した電子メールに
新たな入札価格が追加された電子メールを、電子競争売
買の状態として、メーリングリストに一斉に送信する。
なお、携帯電話21a…から返信された電子メールに代
えて、例えば、上記売買データベース43cに登録され
た入札価格を価格でソートした表を電子メールで一斉に
送信してもよい。
【0024】上記S5ないしS8の処理は、予め定めら
れた終了条件が成立するまでの間、携帯電話21a…か
らの返信がある度に繰り返される。これにより、各購入
希望者は、以前に入力した購入希望価格がどの程度かな
どを即断できる。また、他の購入希望者が自分の提示し
た価格よりも高い価格を提示しており、しかも、販売商
品をどうしても購入したい場合は、例えば、若干高めの
価格など、新たな購入希望価格を入力して返信できる。
【0025】一方、例えば、予め定められた日時を超過
したり、所定の期間(24時間など)、入札がなかった
り、入札希望者の変動幅が所定の幅を下回った場合な
ど、予め定められた終了条件を満たすと(S6にて、NO
の場合)、仲介システム4は、入札を締め切り、S11
において、例えば、最も高い購入希望価格を入札した購
入希望者(最上位購入希望者)へ購入の意志を確認する
と共に、確認できなかった場合は、購入意志を確認でき
るまで、入札価格が高い順に意志確認を繰り返すなどし
て、最終購入者を決定する。なお、意志確認を繰り返す
際、現在確認中の購入希望者による入札価格をメーリン
グリストで通知してもよい。
【0026】さらに、S12において、仲介システム4
は、メーリングリスト中の各購入希望者へ、最終購入価
格を通知すると共に、S13において、最終購入者およ
び販売希望者のそれぞれと電子決済して、売買を仲介す
る。なお、入札が締め切られても、現在の入札価格が、
販売希望者により予め設定された販売希望価格を超えな
い場合、仲介システム4は、S11以降の処理を行わ
ず、売買不成立となる。
【0027】上記構成では、仲介システム4が、各購入
希望者からの登録によって、各購入希望者が購入を希望
する商品または分類をデータベースに蓄積し、販売希望
者が出品したとき、当該商品の購入を希望する購入希望
者のメーリングリストを作成し、例えば、電子競争売買
の開催や入札価格など、電子競争売買の状況を、当該メ
ーリングリストに一斉に送信する。したがって、各購入
希望者がそれぞれの端末装置を用いてWEBサーバにア
クセスして、電子競争売買の開催や現在の入札価格を逐
次取得する従来技術とは異なり、各購入希望者は、それ
ぞれの携帯電話21a…に到着した電子メールを確認す
るだけで、電子競争売買の状態を把握できる。この結
果、購入希望者に負担をかけることなく、電子競争売買
の開催や現在の入札価格の見落としを防止できる。ま
た、電子競争売買の開催の見落としや入札機会の見逃し
を防止できるので、より多くの購入希望者による、より
販売希望者の希望に沿った価格で入札されやすい電子競
争売買を開催できる。
【0028】さらに、電子決済は、仲介システム4と販
売希望者の携帯電話21xとの間、および、仲介システ
ム4と購入希望者の携帯電話21a…との間で行われる
ので、購入希望者と販売希望者とが電子決済に必要な情
報を直接やり取りする必要がない。したがって、直接や
り取りする場合と比較して、電子決済に必要な情報が漏
洩する可能性を抑制できる。
【0029】また、本実施形態では、上記S11やS1
2にて、最上位購入希望者による入札価格(落札価格)
や最終購入価格がメーリングリストで通知されるので、
当該商品の購入を希望すると登録されていた各購入希望
者は、自分宛の電子メールを確認するだけで、当該商品
の落札価格を把握でき、今後、入札する際に参考にする
ことができる。また、当該電子メールで落札が通知され
るので、落札後の入札を防止できる。
【0030】ここで、上記構成では、新たな出品や入札
価格の提示毎に、仲介システム4がメーリングリストへ
電子メールを送信するため、各購入希望者へ確実に電子
競争売買の状態を通知できる一方で、入札頻度が高くな
ると、仲介システム4が処理すべきデータ量が増大する
と共に、仲介システム4とインターネット網3との間の
トラフィック量が増大してしまう。この結果、例えば、
仲介システム4がデータを処理しきれずにダウンした
り、両者間の通信回線が不通となるなどして、オークシ
ョンが困難になる虞れがある。
【0031】例えば、各携帯電話21a…からの入札数
(返信メール数)が図3に示すように変化した場合、仲
介システム4が発信する同報メール数は、返信メール数
×メーリングリストのユーザ数となるので、図4に示す
ように、同報メール数が返信メール数に比例して増減す
る。
【0032】ここで、仲介システム4とインターネット
網3との間には、例えば、仲介システム4の運営者によ
る電子メールの送受信やWEBの閲覧などのために、あ
る程度のベーストラフィック量が存在している。したが
って、上記オークションの電子メールを送受するための
トラフィック量が、上記ベーストラフィック量に加えら
れると、図中、斜線で示すように、両者間の総合トラフ
ィック量は、例えば、通信容量の7〜8割程度など、通
信に支障がでない値に設定された制限レベルを超え、仲
介システム4などの動作が不安定になる虞れがある。
【0033】これに対して、本実施形態に係る仲介シス
テム4では、上記トラフィック量の増大を防止するため
に、入札頻度が高くなり、トラフィック量が予め定めら
れた値を超えると推定される場合、メーリングリストの
ための電子メール送受信を制限して、総合トラフィック
量のピーク値が上記制限レベルを超えないように制御す
る。
【0034】具体的には、上記仲介システム4は、各携
帯電話21a…からの返信メール回数を常時モニターし
ており、図3にて、破線で示すように、単位時間あたり
の送信メール回数が予め定められた制限レベルL以上に
なると、入札頻度が高いと判定する。この場合、本実施
形態に係る仲介システム4は、各返信メールに応答して
同報メールを送信する際、ある返信メールに対応する同
報メール数を制限すると共に、同報メールの送信を繰り
返せば、メーリングリストの全ユーザに、いずれかの返
信メールに対応する同報メールが到着するように、同報
メールの送信先を制御する。なお、上記制限レベルL
は、例えば、図4に示すベーストラフィック量の各時刻
における推移パターンなどに基づき、制限レベルL以下
の返信メール数であれば、同報メールを送信しても、総
合トラフィック量が総合トラフィック量の制限レベルを
超えないような値に、予め決定される。
【0035】また、本実施形態では、同報メールの送信
先を制御する際、いずれの返信メールに対する同報メー
ルであっても、これまでに返信(入札)したユーザに
は、同報メールが到着するように制御する。
【0036】例えば、メーリングリストの全ユーザ数を
N、これまでにメールを返信(入札)したことのあるユ
ーザ数をR、メールを返信したことのない、すなわち、
入札したことのないユーザ数をYとすると、仲介システ
ム4は、単位時間あたりの返信メール数が制限レベルL
を下回っている場合、返信メールを受け取る毎に、全ユ
ーザ(N=R+Yのユーザ)へ同報メールを送信する。
【0037】一方、単位時間あたりの返信メール数が制
限レベルL以上となると、仲介システム4は、ある返信
メールに対して発信する同報メール数Dが、以下のよう
に、 メール返信ユーザ数R < 同報メール数D < 全ユーザ数N …(1) を満足するように、同報メール数Dを設定する。なお、
同報メール数Dを制限する際の比率K(=同報メール数
D/メール返信ユーザ数R)は、予め定められた一定の
値であってもよいが、返信メール数が上記制限レベルL
を超える程度、あるいは、総合トラフィック量のピーク
値が制限レベルを超える程度に応じて調整してもよい。
比率Kを調整する場合、同報メール数Dは、返信メール
や総合トラフィック量の制限レベルを超えない範囲で、
しかも、できるだけ大きな値に設定できるので、通信に
支障をきたすことなく、できるだけ多くのユーザに同報
メールを送信できる。
【0038】さらに、本実施形態では、入札した購入希
望者へ必ず同報メールが送信されるので、残余のユーザ
数YLは、以下の式(2)に示すように、 残余のユーザ数YL = 同報メール数D−メール返信ユーザ数R …(2) となる。ここで、例えば、ユーザ番号の若い順などで、
常時同じ順番で、残余のユーザを選択すると、未だ入札
していないユーザのうち、同報メールが送信されるユー
ザが偏ってしまうので、本実施形態に係る仲介システム
4は、乱数を用いて、ユーザ決定が偏らないように決定
している。
【0039】すなわち、メーリングリストの全ユーザ
へ、各ユーザを区別するユーザ番号を付しておき、今
回、同報メールを送信するユーザ番号を乱数で決定す
る。例えば、適当な初期値xを入れて順次呼び出すこと
で、0から1までの範囲(1を含まない)の乱数列を発
生させる関数をRAN(x)、全ユーザ数Nが1000
で、0から順にユーザ番号が付されているとき、RAN
(x)×Nの整数部のみでユーザ番号を特定できる。し
たがって、例えば、初期値x=1で呼び出して導出した
値RAN(1)が、0.87569の場合、ユーザ番号
875番のユーザが選択される。この際、メール返信者
のユーザ番号と重複した場合は、当該ユーザ番号を採用
せず、次の乱数でユーザ番号を決定する。これにより、
今回、同報メールを送信する際、メール返信者以外に送
信するユーザを1名選択できる。乱数によるユーザ決定
は、上記残余のユーザ数YL回だけ繰り返される。
【0040】上記決定方法では、送信先が乱数で決定さ
れるので、同報メール数Dが制限されているにも拘ら
ず、未だ入札していないユーザのうち、同報メールを送
信するユーザを偏らず公平に決定できる。したがって、
入札していないユーザであっても、同報メールが何回か
送付される間に、現在の入札状況を示す電子メールを受
け取ることができる。なお、同報メール数Dが制限され
るのは、返信メール数が比較的多く、所定の制限レベル
L以上になったときなので、上記ユーザは、略現在の入
札状況を把握できる。
【0041】また、上記決定方法では、入札したユーザ
(メール返信者)には、必ず同報メールが送付されるの
で、同報メール数Dが制限されているにも拘らず、積極
的に入札に参加しているユーザには、確実に現在の入札
状況を通知できる。
【0042】図1に示す各構成について、さらに詳細に
説明すると、本実施形態に係る携帯電話21…は、電子
メールクライアントとしての機能と、WEBブラウザと
しての機能とを有しており、電子メールを送受したり、
インターネット網3上で公開されたページを閲覧でき
る。さらに、上記移動体通信網2には、各携帯電話21
…と通信するため、予め区分されたエリア毎に設置さ
れ、自らが担当するエリア内の携帯電話21…と無線通
信する基地局22と、携帯電話21のWEBブラウザか
ら操作可能なWEBサーバ23と、携帯電話21の電子
メールクライアントから操作可能で、各携帯電話21…
宛の電子メールアドレスを格納するメールサーバ24
と、移動体通信網2をインターネット網3に接続するた
めのルータ25およびDNS(Domain Name Server) サ
ーバ26とが設けられている。
【0043】上記WEBサーバ23は、基地局22に接
続されており、例えば、上記仲介システム4のURI
( Universal Resource Identifier)を選択可能に表示
するページを携帯電話21…に配布できる。これによ
り、携帯電話21…のユーザは、WEBサーバ23のペ
ージを表示して、仲介システム4のURIを選択するな
どの簡単な操作で、仲介システム4へアクセスできる。
【0044】また、上記メールサーバ24は、インター
ネット網3と常時接続されており、例えば、各携帯電話
21の電源が投入されているか否かや通信圏内か否かな
ど、携帯電話21と基地局22とが通信できるか否かに
拘らず、各携帯電話21…宛の電子メールを蓄積でき
る。さらに、基地局22が携帯電話21と通信可能であ
れば、メールサーバ24は、携帯電話21へ電子メール
の到着を通知できる。また、基地局22が携帯電話21
と通信できない場合であっても、メールサーバ24は、
各携帯電話21宛の電子メールを所定の期間保存し、例
えば、周期的など予め定められたタイミングで、携帯電
話21に対して、電子メールの到着通知を試みる。な
お、メールサーバ24は、携帯電話21が電子メールの
到着を確認して電子メールを表示した時点で、電子メー
ルの到着案内を停止する。
【0045】一方、上記仲介システム4には、図1およ
び図5に示すように、インターネット網3に接続するた
めのルータ41およびDNSサーバ42に加えて、購入
希望者のデータ、販売希望者のデータ、電子競争売買の
データをそれぞれ蓄積する購入希望者データベース43
a、販売希望者データベース43bおよび売買データベ
ース43cを含むデータベースサーバ43と、記憶部4
4aに格納されたメーリングリストへ、メール送受信部
44bにより電子メールを一斉に発信するメーリングリ
ストサーバ44と、これらの両サーバ43・44や、上
記各携帯電話21…と通信して、それぞれを連携させ、
例えば、メーリングリストの作成処理などの電子競争売
買仲介用処理を行わせる仲介用サーバ45と、返信メー
ル数を常時監視して、メーリングリストサーバ44によ
る同報メールの送付を制限するメール送受信制御部46
とが設けられている。なお、上記データベースサーバ4
3、メーリングリストサーバ44およびメール送受信制
御部46が、特許請求の範囲に記載のデータベース、メ
ーリングリスト作成手段およびトラフィック量制御手段
にそれぞれ対応する。
【0046】上記仲介用サーバ45は、WEBサーバ、
電子決済の認証サーバ、電子メールクライアントとして
の機能や仲介システム4全体を監視する機能などを有し
ており、これらの機能によって、図5に示すように、購
入希望者の携帯電話21a…から受け取った購入希望者
データに応じて、上記購入希望者データベース43aに
レコードを登録する購入希望者データ処理部45aと、
販売希望者の携帯電話21xから受け取った販売希望者
データに応じて、上記販売希望者データベース43bお
よび売買データベース43cにレコードを登録する販売
希望者データ処理部45bと、商品が出品された場合
に、購入希望者データベース43aを参照して、当該商
品の購入希望者のメーリングリストを作成し、メーリン
グリストサーバ44の記憶部44aに登録するメーリン
グリスト作成部45cと、例えば、メーリングリストサ
ーバ44の記憶部44aに格納された電子メールを参照
するなどして、各メーリングリストで電子メールとして
伝送されている入札価格を監視して、現在の入札価格を
上記売買データベース43cに反映させると共に、入札
を締め切るか否かを判定する入札監視部45dと、例え
ば、最終購入決定者および販売希望者のそれぞれとの電
子決済処理など、入札が締め切られた後の処理を行う落
札処理部45eとが実現されている。
【0047】上記購入希望者データ処理部45aは、W
EBサーバとしての機能によって、購入希望者へ購入希
望者データの入力を促すページを、インターネット網3
に公開すると共に、購入希望者の携帯電話21a…から
購入希望者データを受け取った場合、購入希望者データ
に基づいて、データベースサーバ43の購入希望者デー
タベース43aへ登録できる。
【0048】上記ページは、例えば、HTML( Hyper
Text Markup Language)文書の入力フォームなどを用い
て実現されており、携帯電話21a…のブラウザが当該
ページを表示すると、例えば、図6に示すように、電子
メールアドレスの入力を促すテキストボックスT1と、
購入を希望する商品の分類の入力を促すチェックボック
スC1、C11…と、商品の名称の入力を促すテキスト
ボックスT2と、入力結果の送信指示を受け付けるボタ
ンB1などが表示される。さらに、携帯電話21a…の
ユーザが、上記各テキストボックスT1・T2やチェッ
クボックスC1…などに入力した後、例えば、ボタンB
1を押すなどして送信を指示すると、携帯電話21a…
のブラウザは、ページ中で指定されたURI(この場合
は、購入希望者データ処理部45a)へ入力結果を送信
できる。なお、必要に応じて、購入希望者名や電話番
号、あるいは、購入決定時にこれらのデータの公開を許
可するか否かなどの入力を促すフィールドを設けてもよ
い。
【0049】一方、購入希望者データ処理部45aは、
購入希望者の携帯電話21a…のブラウザから受け取っ
た入力結果に基づいて、例えば、図7に示すように、電
子メールアドレスを示すフィールドと、購入を希望する
分類を示すフィールドとを含むレコードを、購入希望者
データベース43aに登録できる。
【0050】ここで、本実施形態に係る仲介システム4
では、商品が大分類、中分類、小分類のように、複数の
階層を付けて分類されており、購入希望者データ処理部
45aは、いずれの階層の分類でも選択できるようなペ
ージを公開して、購入希望者へ入力を促す。また、本実
施形態に係る購入希望者データベース43aの上記レコ
ードには、出品時のメーリングリスト作成処理を高速化
するため、各分類項目毎に、購入希望の有無を示すフィ
ールドが設けられており、購入希望者データ処理部45
aは、レコードを登録する際、購入希望者データで選択
された分類項目より下層の分類項目のフィールド全て
を、購入希望を示す値(図中、○で示す)に設定する。
【0051】例えば、大分類として、家電製品、車など
の項目が挙げられ、家電製品の中分類の項目として、テ
レビジョン受像機(テレビ)、ビデオテープレコーダ
(ビデオ)が存在し、さらに、テレビの画面サイズが、
12型(12インチ)、14型、15型などの各項目に
分けられる場合を例にすると、上記ページにおいて、チ
ェックボックスC1…は、各項目毎に設けられており、
いずれの階層の項目であっても選択できる。
【0052】さらに、各チェックボックスC1…は、例
えば、大分類のチェックボックスC1を中項目のチェッ
クボックスC11の左側に配置し、かつ、包含関係が判
るようなラインL1を併せて表示するなどして、各チェ
ックボックスC1…の階層関係が理解しやすいように表
示されている。
【0053】したがって、家電製品一般の購入を希望す
るユーザは、家電製品を示すチェックボックスC1をチ
ェックすればよい。この場合、購入希望者データ処理部
45aは、家電製品以下の分類〔テレビ、ビデオ、12
型、VHS(登録商標)など〕全てのフィールドが購入
希望を示すレコードを登録する。また、他の家電製品で
はなく、12型のテレビの購入を希望する場合は、対応
するチェックボックスC111をチェックすることで、
希望商品の分類を入力できる。この場合は、12型のフ
ィールドのみに購入希望を示すレコードが登録される。
【0054】これにより、購入希望者に商品の分類を入
力させる場合よりも、購入希望者が入力する際の手間を
削減できる。また、任意の階層で選択できるので、単一
階層での分類に比べて、購入希望者の希望に沿った分類
を少ない手間で選択できる。さらに、選択可能な項目
が、購入希望者データ処理部45aが提示する項目に限
定されるので、購入希望者が任意に分類項目を入力する
場合よりも、商品が出品された際、購入希望者データ処
理部45aは、各購入希望者が当該商品の購入を希望し
ているか否かを容易に判定できる。
【0055】なお、上記では、同一ページ中に、階層構
造の分類項目を表示したが、これに限るものではなく、
分類項目を選択すると、選択された項目をより詳細に分
類する他のページをブラウザに表示させてもよい。ただ
し、ページを分割すると、所望の階層を表示するまでの
ページ数が増加して、操作回数が増える。また、いずれ
の階層で選択してもよいことをユーザに伝えにくくな
る。したがって、ある程度、1ページ中に階層構造を表
示する方が望ましい。
【0056】同様に、販売希望者データ処理部45b
は、販売希望者へ、販売希望者データの入力を促すペー
ジをインターネット網3に公開し、入力結果を販売希望
者データベース43bおよび売買データベース43cに
登録できる。ただし、販売希望者データには、販売希望
者の電子メールアドレス、販売を希望する商品名、販売
希望価格、期限および商品の分類などを示すデータが含
まれるので、図8に示すように、販売希望者データ処理
部45bが公開するページには、これらを入力あるいは
確認するためのフィールドT11〜T15が設けられて
いる。
【0057】ここで、上述したように、本実施形態に係
る仲介システム4では、購入希望者が購入を希望する商
品の分類を登録する際、階層構造のいずれの階層でも分
類できるように購入希望商品を分類している。したがっ
て、いずれの階層で指定された場合でも販売商品が購入
希望商品に該当するか否かを、的確に判定するために
は、最下層の分類項目で販売商品を分類する必要があ
る。
【0058】本実施形態に係る販売希望者データ処理部
45bは、例えば、各階層の分類項目を示すページを、
順次、携帯電話21xのブラウザに表示させるなどし
て、携帯電話21xのユーザに範囲を順次絞りながら項
目を選択させ、最下層の項目を選択した時点で、図8に
示すページを表示する。したがって、図8のページにお
いて、商品の分類は、確認用のフィールドT15として
表示されている。なお、上記各階層のページは、例え
ば、HTML文書の”<A> ”エレメントなどによって、
各分類項目を選択可能に表示し、分類項目のいずれかが
選択された場合、選択された分類について、より下層の
ページを表示するように設定されている。
【0059】一方、図5に示すメーリングリスト作成部
45cは、例えば、販売希望者の携帯電話21xからの
販売希望者データの受信や、販売希望者データベース4
3bや売買データベース43cへのレコード登録、ある
いは、販売希望者データ処理部45bからの指示などに
基づいて、商品の出品を検出すると、データベースサー
バ43の購入希望者データベース43aの中から、当該
販売商品の購入を希望している購入希望者の電子メール
アドレスを検索して、購入希望者の電子メールアドレス
リスト(メーリングリスト)を作成し、メーリングリス
トサーバ44の記憶部44aに格納できる。ここで、本
実施形態に係る購入希望者データベース43aには、購
入希望者データを受信した時点で、全階層の分類項目毎
に購入希望の有無が判定され、図7に示すように、各分
類の購入希望の有無と電子メールアドレスとの組み合わ
せが格納されている。また、販売希望者データには、販
売商品の分類が格納されている。したがって、購入希望
者が任意の階層で購入希望を指定したとしても、メーリ
ングリストを高速に作成できる。
【0060】また、入札監視部45dは、図2に示すS
8において、例えば、メーリングリストサーバ44が送
信する電子メール自体や、当該電子メールが格納された
記憶部44aを監視して、現在の入札価格を識別する。
ここで、メーリングリストに属する携帯電話21a…
が、メーリングリストへの返信として、当該携帯電話2
1a…が受信した電子メールに、新たな購入希望価格を
追加した電子メールを送信すると、メーリングリストサ
ーバ44は、新たな購入希望価格(入札価格)が追加さ
れた電子メールを、メーリングリストに送信する。した
がって、メーリングリストサーバ44が送信する電子メ
ールを参照すれば、新たな入札価格を識別できる。
【0061】さらに、新たな入札価格と、当該入札価格
を提示した購入希望者の電子メールアドレスとの組み合
わせは、入札監視部45dにより、売買データベース4
3cの新たなレコードとして登録される。本実施形態で
は、後述するように、入札時刻も参照して、入札の締め
切りを判定しているので、上記レコードには、上記組み
合わせに加えて、提示時刻も含まれる。なお、電子メー
ルアドレスおよび提示時刻は、メーリングリストサーバ
44が受信した電子メールのヘッダ部分のうち、送信元
メールアドレスおよび発信時刻として抽出できる。
【0062】一方、上記メール送受信制御部46は、例
えば、メーリングリストサーバ44の記憶部44aを参
照するなどして、単位時間あたりの返信メール数を監視
しており、例えば、各メーリングリスト毎にメール返信
者の電子メールアドレスを記憶したり、必要に応じて、
データベースサーバ43の売買データベース43cを参
照するなどして、メーリングリストの全ユーザ数N、各
メール返信者のユーザ番号や電子メールアドレス、ある
いは、メール返信者数Rを取得できる。さらに、単位時
間あたりの返信メール数が予め定められた制限レベルL
以上になった場合、上述した方法で、メーリングリスト
の全ユーザの中から、今回の返信メールに応じた同報メ
ールを送信するユーザを決定すると共に、メーリングリ
ストのうち、決定したユーザのみに同報メールを送信す
るように、上記メーリングリストサーバ44に指示でき
る。
【0063】〔第2の実施形態〕ところで、上記第1の
実施形態では、トラフィック量が所定の制限レベルを超
過する場合に、同報メールを送信するユーザ数を制限し
て、トラフィック量の超過を防止する場合について説明
したが、本実施形態では、さらに、図9ないし図11を
参照して、同報メールの送信タイミングを調整すること
で、トラフィック量の超過を防止する構成について説明
する。
【0064】すなわち、本実施形態に係る仲介システム
4aにおいて、メール送受信制御部46aは、メール送
受信を制限する場合、メーリングリストサーバ44に指
示して、ある返信メールに対する同報メールを予め定め
られたn個の群に等分割し、各群1〜nを、例えば、数
分毎など、所定の時間間隔Δtで遅延して送信させる。
なお、時間間隔Δtは、各群に含まれるメール数(N/
n)の電子メールがメーリングリストサーバ44により
略連続して送信されても、総合トラフィック量のピーク
値が制限レベルを超えないよう、上記メール数に応じた
値に予め設定される。
【0065】これにより、メーリングリストサーバ44
は、購入希望者の携帯電話21a…から電子メールが返
信されると、図9に示すように、メール送受信制御部4
6の指示に基づいて、群番1の同報メールを発信する。
その後、メーリングリストサーバ44は、一定の時間間
隔Δt毎に、各群(2〜n)の同報メールを順次発信
し、n個の群全てを発信すると、1つの返信メールに対
する同報メール発信を終了する。
【0066】ここで、メール送受信を制限しない場合、
メーリングリストサーバ44は、メーリングリストの各
ユーザへの電子メールを、例えば、数ms毎など、略連
続して送信するので、メール返信時刻の直後に、当該返
信メールに対する同報メールの送信が集中してしまう。
この結果、返信メール数が多くなると、総合トラフィッ
ク量のピーク値が制限レベルを超過してしまう。
【0067】ところが、上記構成では、返信メール数が
所定の制限レベルL以上になると、同報メールの送信期
間(同報メールの発信開始から同報メールの発信終了ま
での期間)が引き延ばされ、メーリングリストサーバ4
4が略連続して送信する電子メール数が少なくなる。し
たがって、電子メールで入札価格が通知される毎にメー
リングリストの全ユーザへ入札の状況を通知しているに
も拘らず、総合トラフィック量のピーク値の超過を防止
できる。
【0068】なお、図9では、同報メールを等分割し、
各群を等間隔で発信する例について説明したが、これに
限るものではない。例えば、図10に示すように、各群
に含まれるメール数を段階的に減少させてもよい。この
場合は、返信メールの受信時刻に近い群ほど、メール数
が多い。したがって、等分割する場合と比較して、より
早い時刻に発信される同報メールの数が多くなり、メー
リングリストの各ユーザへ入札の状況をより早く伝える
ことができる。また、これとは逆に、各群に含まれるメ
ール数を段階的に増加させてもよい。あるいは、図11
に示すように、各群に含まれるメール数を乱数で決定し
てもよい。
【0069】いずれの場合であっても、各群のメール数
は、D1、D2…Dnとすると、以下に示すように、 ΣDi=D1+D2+ … + Dn = N …(3) を満足するように設定される。さらに、メール数の最大
値は、予め定められた上限値、すなわち、当該メール数
の電子メールがメーリングリストサーバ44により略連
続して送信されても、総合トラフィック量のピーク値が
制限レベルを超えないように、予め定められた上限値よ
りも小さな値に設定される。
【0070】これらの場合であっても、メール送受信を
制御しない場合とは異なり、メール返信時刻近傍におけ
る同報メール送付の集中を防止できるので、総合トラフ
ィック量のピーク値の超過を防止できる。
【0071】なお、各群のメール数が同一ではない場
合、各群(1〜n)を発信する時間間隔(Δt1〜Δt
n−1)は、発信するメール数が多いと時間間隔が長く
なり、メール数が少ないと、時間間隔が短くなるように
設定する方が望ましい。これにより、各時間間隔におけ
るトラフィック量の平均値のバラツキを抑制でき、上記
ピーク値超過の可能性を低下できる。さらに、各群を発
信する時間間隔をそれぞれのメール数に比例した値に設
定すると、各時間間隔におけるトラフィック量の平均値
が互いに同一になるので、より確実に、上記ピーク値超
過を防止できる。
【0072】〔第3の実施形態〕上記第2の実施形態で
は、メーリングリストサーバ44が同報メールを送信す
るタイミングを分割して、総合トラフィック量のピーク
値を抑制する場合について説明したが、本実施形態で
は、図12を参照して、オークションに関連する返信メ
ールの受信タイミングと同報メールの送信タイミングと
を制御して、総合トラフィック量のピーク値を抑制する
構成について説明する。
【0073】すなわち、本実施形態に係る仲介システム
4bにおいて、メール送受信制御部46bは、メール送
受信を制限する場合、メーリングリストサーバ44に指
示して、返信メールを受信可能な期間と、同報メールを
発信する期間とをそれぞれ別に設定する。
【0074】上記構成において、メーリングリストサー
バ44は、メール送受信制御部46bの指示に従って、
図12に示すように、予め定められた長さの期間t11
の間、メールの受信のみを行う。当該期間t11中にメ
ールを受信すると、メーリングリストサーバ44は、続
く、Δt10期間の間、当該メールに対する同報メール
を送信する。一方、メーリングリストサーバ44は、期
間t11の後、t10の期間、メールを受信せず、当該
待機期間t0が経過した後、再びメールを受信する(t
12の期間)。なお、上記期間t10は、期間Δt10
よりも短くてもよいが、Δt10以上に設定すれば、メ
ールの受信期間と送信期間とを完全に分離できるので好
ましい。
【0075】上記構成によれば、同報メールの発信期間
(Δt10)中、少なくとも一部に、メールを受信しな
い期間(t10)が設けられる。したがって、特に、メ
ールの受信期間を制限せず、同報メールの発信期間中も
常時メールを受信する構成に比べて、総合トラフィック
量のピーク値を抑制できる。
【0076】ここで、受信待機期間t10が同報メール
の発信期間Δt10よりも短い場合など、メール受信期
間と同報メール発信期間とが重複していると、重複期間
中は、トラフィック量が増加して、総合トラフィック量
のピーク値が制限レベルを超過する虞れがある。このよ
うな場合や、メール受信期間と同報メール発信期間とを
ズラしただけでは、上記ピーク値超過を防止できない場
合には、第1あるいは第2の実施形態のように、同報メ
ールのメール数や送信タイミングを制御する方法を併用
すればよい。
【0077】なお、図11では、各メール受信期間(t
11…)の長さが互いに同一の場合を例示しているが、
これに限るものではない。例えば、返信メール数に応じ
て変化させて、返信メール数が多い場合は、メール受信
期間の長さを短く設定すると共に、返信メール数が少な
い場合は、メール受信期間の長さを長く設定してもよ
い。この場合、総合トラフィック量のピーク値が制限レ
ベルを超えない範囲で、メーリングリストサーバ44が
電子メールを受信可能な期間をできるだけ長く設定でき
る。
【0078】また、例えば、メール受信期間中のメール
数が少ない場合などには、複数のメール受信期間毎に、
同報メール発信期間Δt10および受信待機期間t10
を設けてもよい。この場合でも、同報メール発信期間Δ
t10および受信待機期間t10の頻度を返信メール数
に応じて変更できるので、総合トラフィック量のピーク
値が制限レベルを超えない範囲で、メーリングリストサ
ーバ44が電子メールを受信可能な期間をできるだけ長
く設定できる。
【0079】なお、上記各実施形態では、メール送受信
制御部(46・46a・46b)がメール送受信を制限
するか否かを決定する際、予め定められた制限レベルL
に基づいて決定する場合を例にして説明したが、これに
限るものではなく、例えば、ルータ41などにて、総合
トラフィック量を検出し、当該総合トラフィックに基づ
いて、メール送受信の要否を判定してもよい。
【0080】また、上記各実施形態では、販売希望者お
よび購入希望者の端末装置として、電子メールを送受信
できる移動体携帯電話を採用した場合を例にして説明し
たが、パーソナル・ハンディホン・システム(PHS:
登録商標)であってもよい。また、移動体携帯電話やP
HSなど、携帯型の通信手段と、当該通信手段に無線ま
たは有線で接続可能で、電子メールを送受信可能な携帯
情報端末(PDA)との組み合わせのように、電子メー
ルのクライアント装置と通信手段とを分けて設けてもよ
い。また、端末装置は、携帯可能な装置に限るものでは
なく、例えば、据え置き型のパーソナルコンピュータで
あってもよい。仲介システム4と通信可能で、電子メー
ルを送受信可能であれば、略同様の効果が得られる。
【0081】ただし、通信手段として、移動体携帯電話
やPHSなどのように、携帯型の電話を用いる場合、据
え置き型の構成と比較して、電子メールの受信場所や受
信時間が制限されにくい。したがって、販売希望者や購
入希望者の端末装置または端末装置の通信手段として、
携帯型の電話を使用する方が好ましい。
【0082】また、上記では、各購入希望者が購入希望
価格を提示して、最も高い価格を入札した購入希望者が
販売希望者からの購入権を獲得する場合を例にして説明
したが、これに限るものではない。逆オークションのよ
うに、各販売希望者が販売価格を提示して、最も低い価
格を入札した販売希望者が、購入希望者への販売権を獲
得してもよい。いずれの場合であっても、被入札希望者
の売買対象を入札希望者により電子競争売買させるシス
テムであれば、本発明を適用できる。
【0083】なお、仲介システム4を構成する各部材、
あるいは、携帯電話21…の電子メールクライアント機
能やブラウザ機能は、CPUなどの演算手段が、ROM
やRAMなどの記録媒体に格納されたプログラムを実行
することで実現される機能ブロックであってもよいし、
同様の処理を行うハードウェアで実現してもよい。ま
た、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハードウェ
アの制御や残余の処理を行うプログラムを実行する上記
演算手段とを組み合わせても実現することもできる。さ
らに、上記演算手段は、単体であってもよいし、装置内
部のバスや種々の通信路を介して接続された複数の演算
手段が共同してプログラムを実行してもよい。
【0084】上記プログラムは、プログラム自体や当該
プログラムを生成するためのデータなどを示すプログラ
ムデータを記録媒体に格納し、当該記録媒体を配付した
り、あるいは、上記プログラムデータを、有線または無
線の通信手段で送信したりして配付され、上記演算手段
で実行される。
【0085】いずれの場合であっても、仲介システム4
を構成する各部材、あるいは、上記端末装置の電子メー
ルクライアント機能やブラウザ機能として、コンピュー
タを動作させるためのプログラムが、仲介システム4を
構成するコンピュータや、端末装置として動作するコン
ピュータに配布され、当該コンピュータで実行される
と、これらのコンピュータは、仲介システム4の一部ま
たは全部、あるいは、端末装置として動作できる。
【0086】
【発明の効果】請求項1の発明に係る電子競争売買仲介
システムは、以上のように、通信網との間のトラフィッ
ク量のピーク値が制限レベルを超えると見込まれる場
合、電子競争売買の各状況を示す電子メールの送信先
を、メーリングリストの一部に制限すると共に、電子メ
ール送信を繰り返す間に、上記メーリングリスト中の全
電子メールアドレスへ、各電子メールの少なくとも1つ
が到着するように、送信先を制御するトラフィック量制
御手段を備えている構成である。
【0087】当該構成によれば、売買対象の入札を希望
すると予め登録されていた入札希望者を含むメーリング
リストへ、電子競争売買の状況を伝える電子メールが送
信される。また、通信網との間のトラフィック量のピー
ク値が制限レベルを超えると見込まれる場合に送信先を
制限して、トラフィック量を低減しているにも拘らず、
電子競争売買仲介システムは、メーリングリストの全電
子メールアドレスに、電子競争売買の現況または近況を
伝えることができる。この結果、入札希望者に負担をか
けずに、希望する売買対象の電子競争売買の現況または
近況を、各入札希望者が把握でき、しかも、頻繁に入札
される場合であっても安定して動作可能な電子競争売買
仲介システムを実現できるという効果を奏する。
【0088】請求項2の発明に係る電子競争売買仲介シ
ステムは、以上のように、通信網との間のトラフィック
量のピーク値が予め制限レベルを超えると見込まれる場
合、上記トラフィック量のピーク値が減少するように、
上記各電子メールの送信タイミングを制御するトラフィ
ック量制御手段を備えている構成である。
【0089】上記構成では、売買対象の入札を希望する
と予め登録されていた入札希望者を含むメーリングリス
トへ、電子競争売買の状況を伝える電子メールが送信さ
れる。また、上記トラフィック量制御手段は、通信網と
の間のトラフィック量のピーク値が制限レベルを超える
と見込まれる場合、例えば、単数または複数の電子メー
ルを送信する度に時間間隔を空けたり、電子メールの送
信期間を、受信期間からズラした期間に設定するなど、
電子メールの送信タイミングを制御して、トラフィック
量のピーク値を抑制する。この結果、入札希望者に負担
をかけずに、希望する売買対象の電子競争売買の現況
を、各入札希望者が把握でき、しかも、頻繁に入札され
る場合であっても安定して動作可能な電子競争売買仲介
システムを実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、オーク
ションシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】上記オークションシステムの概略動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】上記オークションシステムにおいて、単位時間
あたりの返信メール数の推移を例示する説明図である。
【図4】上記オークションシステムにおいて、同報メー
ルの発信によるトラフィック量の推移を例示する説明図
である。
【図5】上記オークションシステムの仲介システムに設
けられた仲介用サーバの要部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】上記仲介用サーバが購入希望者へ購入希望者デ
ータの入力を促す際、購入希望者の携帯電話に表示され
る画面例を示す説明図である。
【図7】上記仲介システムに格納されるデータベースの
データ構造を示す説明図である。
【図8】上記仲介用サーバが販売希望者へ販売希望者デ
ータの入力を促す際、販売希望者の携帯電話に表示され
る画面例を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示すものであり、同報
メールの送信タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図10】上記実施形態の変形例を示すものであり、同
報メールの送信タイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図11】上記実施形態の他の変形例を示すものであ
り、同報メールの送信タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【図12】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、オークションに関連する電子メールの送受信タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図13】従来技術を示すものであり、オークションシ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図14】上記オークションシステムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 3 インターネット網(通信網) 4・4a・4b 仲介システム(電子競争売買仲介
システム) 43 データベースサーバ(データベ
ース) 44 メーリングリストサーバ(電子
メール送信手段) 45 仲介用サーバ(メーリングリス
ト作成手段) 46・46a・46b メール送受信制御部(トラフィ
ック量制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網を介し、それぞれ接続される入札希
    望者および被入札希望者を仲介して、被入札希望者の売
    買対象を入札希望者により電子競争売買させる電子競争
    売買仲介システムにおいて、 被入札希望者から売買対象の出品が通知された場合、デ
    ータベースを参照して、予め登録された入札希望者の電
    子メールアドレスのうち、入札を希望する売買対象また
    は分類に、上記通知された売買対象が該当する入札希望
    者の電子メールアドレスを抽出し、当該電子メールアド
    レスを含むメーリングリストを作成するメーリングリス
    ト作成手段と、 上記メーリングリストに含まれる各電子メールアドレス
    へ、上記売買対象の電子競争売買の状況を示す電子メー
    ルを繰り返し送信する電子メール送信手段と、 上記通信網との間のトラフィック量のピーク値が予め定
    められた制限レベルを超えると見込まれる場合、上記各
    状況に関する電子メールの送信先を、上記メーリングリ
    ストの一部に制限すると共に、電子メール送信を繰り返
    す間に、上記メーリングリスト中の全電子メールアドレ
    スへ、各電子メールの少なくとも1つが到着するよう
    に、送信先を制御するトラフィック量制御手段とを備え
    ていることを特徴とする電子競争売買仲介システム。
  2. 【請求項2】通信網を介し、それぞれ接続される入札希
    望者および被入札希望者を仲介して、被入札希望者の売
    買対象を入札希望者により電子競争売買させる電子競争
    売買仲介システムにおいて、 被入札希望者から売買対象の出品が通知された場合、デ
    ータベースを参照して、予め登録された入札希望者の電
    子メールアドレスのうち、入札を希望する売買対象また
    は分類に、上記通知された売買対象が該当する入札希望
    者の電子メールアドレスを抽出し、当該電子メールアド
    レスを含むメーリングリストを作成するメーリングリス
    ト作成手段と、 上記メーリングリストに含まれる各電子メールアドレス
    へ、上記売買対象の電子競争売買の状況を示す電子メー
    ルを送信する電子メール送信手段と、 上記通信網との間のトラフィック量のピーク値が予め定
    められた制限レベルを超えると見込まれる場合、上記ト
    ラフィック量のピーク値が減少するように、上記各電子
    メールの送信タイミングを制御するトラフィック量制御
    手段とを備えていることを特徴とする電子競争売買仲介
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006331081A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 分散制御システムのイベントメッセージメール配信装置
JP2014021582A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Japan Research Institute Ltd 購入装置、購入方法、及びプログラム
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