JP2002030955A - 内燃機関の排気浄化制御装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化制御装置

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JP2002030955A
JP2002030955A JP2000215868A JP2000215868A JP2002030955A JP 2002030955 A JP2002030955 A JP 2002030955A JP 2000215868 A JP2000215868 A JP 2000215868A JP 2000215868 A JP2000215868 A JP 2000215868A JP 2002030955 A JP2002030955 A JP 2002030955A
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lean
internal combustion
combustion engine
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Osamu Fukazawa
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Denso Corp
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    • F02D41/042Introducing corrections for particular operating conditions for stopping the engine

Abstract

(57)【要約】 【課題】 始動時の触媒のNOx吸蔵量を少なくして、
始動後のNOx吸蔵能力に余裕を持たせる。 【解決手段】 エンジン停止時のリーンNOx触媒39
のNOx吸蔵量が多いと、始動後にリーンNOx触媒3
9が活性温度に昇温するまでに、リーンNOx触媒39
のNOx吸蔵量が飽和してNOx浄化能力が低下する可
能性がある。そこで、ECU16は、減速時に、その減
速が終了した後にエンジン11の運転が停止される可能
性があると判断して、リッチ運転に切り換えてリーンN
Ox触媒39に吸蔵したNOxを還元浄化して取り除
く。これにより、エンジン11の運転が停止される前
に、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量を少なくする
ことができ、始動後にリーンNOx触媒39が活性温度
に昇温するまでに、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵
量が飽和することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排出ガス中の窒素
酸化物(以下「NOx」と表記する)を吸蔵する触媒を
備えた内燃機関の排気浄化制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】直噴エンジンやリーンバーンエンジンの
ようにリーン燃焼が可能なエンジンでは、低負荷域で、
混合気の空燃比を理論空燃比よりもリーン側に制御する
リーン運転を行うことで燃費を向上させ、高負荷域で
は、空燃比をリッチ側に制御するリッチ運転を行うこと
でエンジン出力を高めるようにしている。
【0003】また、リーン運転中は、排出ガス中のNO
x量が多くなり、三元触媒ではNOxを十分に浄化でき
ないため、特許第2586738号公報、特許第260
0492号公報に示すように、排気管にNOx吸蔵還元
型の触媒(いわゆるリーンNOx触媒)を設置したもの
がある。このリーンNOx触媒は、排出ガスがリーンと
なるリーン運転中に排出ガス中のNOxを吸蔵し、リッ
チ運転に切り換わった時に、それまでに吸蔵したNOx
をリッチガスで還元浄化する。従って、リーン運転が連
続して行われる場合には、リーンNOx触媒のNOx吸
蔵量が飽和量に達する前に、リーンNOx触媒のNOx
吸蔵能力を回復させるために、一時的にリッチ運転に切
り換えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンを
停止するまでにリーンNOx触媒に吸蔵されたNOx
は、エンジン停止後もそのままリーンNOx触媒に吸蔵
され続ける。従って、リーンNOx触媒のNOx吸蔵量
が飽和量に近い状態で、エンジンが停止されると、その
後、エンジンを始動してリーン運転を行った場合に、リ
ーンNOx触媒のNOx吸蔵量がすぐに飽和する可能性
がある。しかも、図4に示すように、リーンNOx触媒
は、活性温度(浄化ウインドウ)に昇温しなければ、N
Oxを還元浄化できないため、仮に、エンジン始動直後
にリッチ運転を行ってリーンNOx触媒にリッチガスを
供給したとしても、エンジン停止中に冷えたリーンNO
x触媒が再び活性温度に昇温するまでは、リーンNOx
触媒に吸蔵したNOxを還元浄化することができない。
従って、エンジン停止時のリーンNOx触媒のNOx吸
蔵量が多いと、エンジン始動後にリーンNOx触媒が活
性温度に昇温するまでに、リーンNOx触媒のNOx吸
蔵量が飽和してNOx浄化能力が低下する可能性があ
る。
【0005】また、従来のシステムでは、エンジン停止
時に、リーンNOx触媒のNOx吸蔵量をバックアップ
メモリに記憶しておき、その後、エンジン始動時のNO
x吸蔵量の初期値として、バックアップメモリの記憶値
を用いるようにしているが、エンジン停止中にバッテリ
が取り外されると、バックアップメモリの記憶値がクリ
アされてしまい、エンジン始動後のNOx吸蔵量の算出
値が実際よりも少ない値となってしまう。このため、エ
ンジン始動後にリーンNOx触媒のNOx吸蔵量が実際
に飽和した状態になっても、まだ飽和していないと誤判
定してリーン運転を続けてしまい、排気エミッションを
悪化させてしまう可能性がある。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、始動時の触媒のNO
x吸蔵量を少なくして、始動後のNOx吸蔵能力に余裕
を持たせることができ、始動後のNOx浄化能力の悪化
を防ぐことができる内燃機関の排気浄化制御装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関の排気浄化制御装置
は、内燃機関の運転を停止させる前にリッチ運転に切り
換えて触媒に吸蔵したNOxを還元浄化して取り除くよ
うにしたものである。このようにすれば、内燃機関の運
転を停止させる際に、触媒のNOx吸蔵量を少なくして
から、内燃機関の運転を停止させることができるため、
その後、内燃機関を始動する時は、常に、触媒のNOx
吸蔵量が少ない状態で、内燃機関を始動することができ
る。これにより、始動後の触媒のNOx吸蔵能力に余裕
を持たせることができ、触媒が活性温度に昇温するまで
に、触媒のNOx吸蔵量が飽和することを防止できて、
始動後のNOx浄化能力の悪化を防ぐことができる。ま
た、仮に、内燃機関の停止中にバッテリが取り外され
て、バックアップメモリの記憶値がクリアされたとして
も、始動時のNOx吸蔵量が少ないため、始動時のNO
x吸蔵量の初期値を0として始動後のNOx吸蔵量を算
出しても、その算出値と実際のNOx吸蔵量とのずれが
少なくなり、NOx吸蔵量の算出精度を確保することが
できる。
【0008】ところで、内燃機関の運転は、運転者がイ
グニッションスイッチをオフすることで停止されるが、
イグニッションスイッチのオフから内燃機関の停止まで
の時間は非常に短いため、イグニッションスイッチのオ
フ後にリッチ運転に切り換えて触媒の吸蔵NOxを還元
浄化するだけの時間的余裕はない。従って、イグニッシ
ョンスイッチのオフ前に、何等かの方法で内燃機関の停
止を予測して、リッチ運転に切り換える必要がある。
【0009】そこで、請求項2のように、自動変速機の
シフトレバーがドライブレンジからニュートラルレンジ
又はパーキングレンジにシフトされた時に内燃機関の運
転を停止させる前であると判定してリッチ運転に切り換
えるようにしても良い。つまり、内燃機関の運転を停止
させる場合は、運転者がシフトレバーをドライブレンジ
からニュートラルレンジ又はパーキングレンジにシフト
する操作を行った後に、イグニッションスイッチをオフ
するという操作手順となっている。従って、シフトレバ
ーがドライブレンジからニュートラルレンジ又はパーキ
ングレンジにシフトされた時は、内燃機関の運転が停止
される可能性があると判断して、リッチ運転に切り換え
るようにすれば、内燃機関の運転が停止される前に、確
実にリッチ運転に切り換えて触媒の吸蔵NOxを還元浄
化して取り除くことができる。
【0010】また、減速時には、その減速が終了した後
に内燃機関の運転が停止される可能性があると判断する
ことも可能である。そこで、請求項3のように、減速時
にリッチ運転に切り換えて触媒に吸蔵したNOxを還元
浄化して取り除くようにしても良い。このようにすれ
ば、減速時に、内燃機関の運転が停止される前に、触媒
の吸蔵NOxを還元浄化する時間を十分に確保すること
ができる利点がある。
【0011】また、近年、アイドル時の排気エミッショ
ン低減や省燃費の観点から、特開平11−257122
号公報に示すように、アイドル時に内燃機関の運転を自
動停止させ、運転者のアクセル操作等によって再始動さ
せるアイドルストップシステムが開発されている。この
アイドルストップシステムは、アイドルストップ時の触
媒のNOx吸蔵量が多いと、アイドルストップ時間が長
くなって触媒が温度低下した場合に、再始動後に触媒が
活性温度に昇温するまでに、触媒のNOx吸蔵量が飽和
してNOx浄化能力が低下する可能性がある(図9参
照)。
【0012】そこで、アイドルストップシステムを搭載
した車両に本発明を適用する場合は、請求項4のよう
に、アイドルストップ手段により内燃機関の運転を停止
させる前にリッチ運転に切り換えて触媒に吸蔵したNO
xを還元浄化して取り除くようにすると良い。このよう
にすれば、アイドルストップを実行する際に、触媒のN
Ox吸蔵量を少なくしてから、アイドルストップを実行
できるため、再始動時には、常に、触媒のNOx吸蔵量
が少ない状態で、再始動することができる。これによ
り、再始動後の触媒のNOx吸蔵能力に余裕を持たせる
ことができ、触媒が活性温度に昇温するまでに、触媒の
NOx吸蔵量が飽和することを防止できて、再始動後の
NOx浄化能力の悪化を防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】《実施形態(1)》以下、本発明
を筒内噴射式内燃機関(直噴エンジン)に適用した実施
形態(1)を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0014】図1に示すように、直噴エンジン11の吸
気管12の最上流部には、エアクリーナ13が設けら
れ、このエアクリーナ13の下流側に、ステップモータ
14によって開度調節されるスロットルバルブ15が設
けられている。ステップモータ14がエンジン電子制御
回路(以下「ECU」と表記する)16からの出力信号
に基づいて駆動されることで、スロットルバルブ15の
開度(スロットル開度)が制御され、そのスロットル開
度に応じて各気筒ヘの吸入空気量が調節される。スロッ
トルバルブ15の近傍には、スロットル開度を検出する
スロットルセンサ17が設けられている。
【0015】このスロットルバルブ15の下流側には、
サージタンク19が設けられ、このサージタンク19
に、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホ
ールド20が接続されている。各気筒の吸気マニホール
ド20内には、それぞれ第1吸気路21と第2吸気路2
2が仕切り形成され、これら第1吸気路21と第2吸気
路22が、エンジン11の各気筒に形成された2つの吸
気ポート23にそれぞれ連結されている。各気筒の第2
吸気路22内には、スワールコントロール弁24が配置
されている。各気筒のスワールコントロール弁24は、
共通のシャフト25を介してステップモータ26に連結
されている。このステップモータ26がECU16から
の出力信号に基づいて駆動されることで、スワールコン
トロール弁24の開度が制御され、その開度に応じて各
気筒内のスワール流強度が調整される。ステップモータ
26には、スワールコントロール弁24の開度を検出す
るスワールコントロール弁センサ27が取り付けられて
いる。
【0016】また、エンジン11の各気筒の上部には、
燃料を筒内に直接噴射する燃料噴射弁28が取り付けら
れている。燃料タンク(図示せず)から燃料配管45を
通して燃料デリバリパイプ29に送られてくる燃料は、
各気筒の燃料噴射弁28から燃焼室内に噴射され、吸気
ポート23から導入される吸入空気と混合して混合気が
形成される。燃料デリバリパイプ29には、燃料の圧力
を検出する燃圧センサ30が取り付けられている。
【0017】更に、エンジン11のシリンダヘッドに
は、各気筒毎に点火プラグ(図示せず)が取り付けら
れ、各点火プラグの点火によって燃焼室内の混合気が着
火される。また、気筒判別センサ32は、特定気筒が吸
気上死点に達した時に気筒判別信号パルスを出力し、ク
ランク角センサ33は、エンジン11のクランクシャフ
トが所定クランク角(例えば30℃A)回転する毎にク
ランク角信号パルスを出力し、このクランク角信号パル
スの出力周波数によってエンジン回転速度Neが検出さ
れる。更に、このクランク角信号パルスと気筒判別信号
パルスによって、クランク角の検出や気筒判別が行われ
る。
【0018】一方、エンジン11の排気ポート35に
は、排気マニホールド36を介して排気管37が接続さ
れている。この排気管37には、理論空燃比付近で排気
を効率良く浄化する三元触媒38とNOx吸蔵型のリー
ンNOx触媒39とが直列に配置されている。このリー
ンNOx触媒39は、排出ガス中の酸素濃度が高いリー
ン運転中に、排出ガス中のNOxを吸蔵し、リッチ運転
に切り換えられて排出ガス中の酸素濃度が低下した時
に、吸蔵NOxを還元浄化して放出する。
【0019】また、排気管37のうちの三元触媒38の
上流側とサージタンク19との間には、排出ガスの一部
を還流させるEGR配管40が接続され、このEGR配
管40の途中に、EGR量(排気還流量)を制御するE
GR弁41が設けられている。また、アクセルペダル1
8には、アクセル開度を検出するアクセルセンサ42が
設けられている。
【0020】上述した各種センサの出力信号は、ECU
16に入力される。このECU16は、マイクロコンピ
ュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶
媒体)に記憶された制御プログラムに従い、各種センサ
出力に基づき、前述したステップモータ14,26、E
GR弁41、燃料噴射弁28、点火プラグの動作を制御
する。例えば、低・中負荷運転時は、空燃比がリーンと
なるように少量の燃料を圧縮行程で噴射し、点火プラグ
の近傍に成層混合気を形成して成層燃焼させることで、
燃費を向上させる(成層燃焼運転)。また、高負荷運転
時は、理論空燃比付近又はそれよりも若干リッチとなる
ように燃料噴射量を増量し、燃料を吸気行程で噴射して
均質混合気を形成して均質燃焼させることで、エンジン
出力を高める(均質燃焼運転)。尚、成層燃焼運転領域
では、空燃比がリーンに制御されるが、均質燃焼運転領
域でも、成層燃焼運転領域に近い領域では、空燃比がリ
ーンに制御されるリーンバーン領域が存在する。
【0021】ところで、リーンNOx触媒39は、排出
ガス中の酸素濃度が高いリーン運転(成層燃焼運転及び
リーンバーン運転)中に、排出ガス中のNOxを吸蔵
し、リッチ運転に切り換えられて排出ガス中の酸素濃度
が低下した時に、吸蔵NOxを還元浄化して放出する。
従って、リーン運転が連続して行われる場合には、リー
ンNOx触媒39のNOx吸蔵量が飽和量に達する前
に、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵能力を回復させ
るために、一時的にリッチ運転に切り換える必要があ
る。そこで、ECU16は、後述する図2のNOx吸蔵
量算出プログラムを実行することで、リーン運転中にリ
ーンNOx触媒39のNOx吸蔵量を算出し、このNO
x吸蔵量が所定量以上になったときに、一時的にリッチ
運転に切り換えて、リーンNOx触媒39に吸蔵したN
Oxを還元浄化して取り除く。
【0022】また、図4に示すように、リーンNOx触
媒39は、活性温度(浄化ウインドウ)に昇温しなけれ
ば、NOxを還元浄化できないため、仮に、エンジン始
動直後にリッチ運転を行ってリーンNOx触媒39にリ
ッチガスを供給したとしても、エンジン停止中に冷えた
リーンNOx触媒39が再び活性温度に昇温するまで
は、リーンNOx触媒39に吸蔵したNOxを還元浄化
することができない。従って、エンジン停止時のリーン
NOx触媒39のNOx吸蔵量が多いと、エンジン始動
後にリーンNOx触媒39が活性温度に昇温するまで
に、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量が飽和してN
Ox浄化能力が低下する可能性がある。
【0023】そこで、ECU16は、後述する図3の排
気浄化制御プログラムを実行することで、減速時に、そ
の減速が終了した後にエンジン11の運転が停止される
可能性があると判断して、リッチ運転に切り換えてリー
ンNOx触媒39に吸蔵したNOxを還元浄化して取り
除く。以下、これら各プログラムの処理内容を説明す
る。
【0024】[NOx吸蔵量算出]図2のNOx吸蔵量
算出プログラムは、所定時間毎に実行され、次のように
してリーンNOx触媒39のNOx吸蔵量QNOxを算
出する。本プログラムが起動されると、まず、ステップ
101で、現在、リーン運転中であるか否かを判定し、
リーン運転中であれば、ステップ102に進み、エンジ
ン回転速度Neと要求トルクを読み込む。そして、次の
ステップ103で、前回演算時から今回演算時までのN
Ox吸蔵量増加分tNOxを、エンジン回転速度Neと
要求トルクに応じてマップ等により算出する。この後、
ステップ104に進み、前回演算したNOx吸蔵量QN
Ox(i-1) に今回のNOx吸蔵量増加分tNOxを加算
して、現在のNOx吸蔵量QNOx(i) を求める。 QNOx(i) ←QNOx(i-1) +tNOx
【0025】一方、ステップ101で、リッチ運転と判
定された場合は、ステップ105に進み、前回演算した
NOx吸蔵量QNOx(i-1) がプラス値であるか否かを
判定し、NOx吸蔵量QNOx(i-1) がプラス値であれ
ば、ステップ106に進み、前回演算したNOx吸蔵量
QNOx(i-1) から所定値αを減算して現在のNOx吸
蔵量QNOx(i) を求める。つまり、リッチ運転中は、
排気管37内の酸素濃度が低下してリーンNOx触媒3
9にリッチガスが供給されるため、リーンNOx触媒3
9に吸蔵したNOxが還元浄化されて放出され、NOx
吸蔵量が徐々に減少する。この際、前回演算時から今回
演算時までのNOx吸蔵量減少分(所定値α)は、演算
処理の簡略化のために固定値としても良いが、排出ガス
の空燃比や排出ガス流量等(つまりリーンNOx触媒3
9へのリッチ成分供給量)に応じてマップ又は数式によ
ってNOx吸蔵量減少分(所定値α)を算出するように
しても良い。
【0026】尚、上記ステップ105で、前回演算した
NOx吸蔵量QNOx(i-1) が0又はマイナス値の場合
は、リーンNOx触媒39にNOxが吸蔵されていない
と判断し、NOx吸蔵量の減算処理(ステップ106)
を行わずに本プログラムを終了する。
【0027】[排気浄化制御]図3の排気浄化制御プロ
グラムは、所定時間毎に実行され、特許請求の範囲でい
う排気浄化制御手段としての役割を果たす。本プログラ
ムが起動されると、まずステップ201で、エンジン回
転速度又は/及び車速の変化から減速時であるか否かを
判定し、減速時でなければ、エンジン11の運転が停止
されないと判断して、ステップ202に進み、現在のリ
ーンNOx触媒39のNOx吸蔵量QNOxが所定の切
換判定値A以上になったか否かを判定する。ここで、切
換判定値Aは、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量が
NOx還元浄化を必要とする量、つまり、NOx吸蔵量
の飽和量に設定されている。従って、NOx吸蔵量QN
Oxが切換判定値Aよりも少なければ、リーンNOx触
媒39にまだNOx吸蔵能力が残っていると判断して、
ステップ203に進み、リッチ要求フラグXRICHを
OFFに維持して、リッチ運転への切り換えを禁止す
る。
【0028】これに対し、NOx吸蔵量QNOxが切換
判定値A以上であれば、リーンNOx触媒39の吸蔵N
Oxを還元浄化する必要があると判断して、ステップ2
04に進み、リッチ要求フラグXRICHをONに切り
換えて、リッチ運転に切り換える。これにより、リーン
NOx触媒39にリッチガスを供給して、リーンNOx
触媒39の吸蔵NOxを還元浄化して取り除き、リーン
NOx触媒39のNOx吸蔵能力を回復させる。このリ
ッチ運転は、リーンNOx触媒39の吸蔵NOxの還元
浄化に必要な所定時間だけ実施された後に、リーン運転
に戻される。
【0029】一方、前述したステップ201で、減速時
と判定された場合は、減速終了後にエンジン11の運転
が停止される可能性があると判断して、ステップ204
に進み、リッチ要求フラグXRICHをONに切り換え
て、リッチ運転に切り換える。これにより、減速終了後
にエンジン11の運転が停止される前に、リーンNOx
触媒39にリッチガスを供給して、リーンNOx触媒3
9の吸蔵NOxを還元浄化して取り除き、リーンNOx
触媒39のNOx吸蔵量を減少させる。
【0030】尚、減速終了後に運転者がイグニッション
スイッチをオフせずにエンジン11の運転を続ける場合
は、リッチ運転を所定時間実行した後(又はリーンNO
x触媒39のNOx吸蔵量が所定量以下に減少したと
き)に、リーン運転に切り換えられる。
【0031】以上説明した本実施形態(1)によれば、
減速時に、その減速が終了した後にエンジン11の運転
が停止される可能性があると判断して、リッチ運転に切
り換えてリーンNOx触媒39に吸蔵したNOxを還元
浄化して取り除くようにしたので、エンジン11の運転
が停止される前に、確実にリーンNOx触媒39の吸蔵
NOxを還元浄化してNOx吸蔵量を少なくすることが
できる。このため、エンジン11を始動する時は、常
に、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量が少ない状態
で、エンジン11を始動することができる。これによ
り、始動後のリーンNOx触媒39のNOx吸蔵能力に
余裕を持たせることができ、リーンNOx触媒39が活
性温度に昇温するまでに、リーンNOx触媒39のNO
x吸蔵量が飽和することを防止できて、始動後のNOx
浄化能力の悪化を防ぐことができる。
【0032】また、仮に、エンジン11の停止中にバッ
テリが取り外されて、ECU16内のバックアップRA
M(図示せず)の記憶値がクリアされたとしても、始動
時のNOx吸蔵量が少ないため、始動時のNOx吸蔵量
の初期値を0として始動後のNOx吸蔵量を算出して
も、その算出値と実際のNOx吸蔵量とのずれが少なく
なり、NOx吸蔵量の算出精度を確保することができ
る。
【0033】尚、本実施形態(1)では、図2のNOx
吸蔵量算出プログラムによって、リーンNOx触媒39
のNOx吸蔵量をエンジン運転条件(エンジン回転速度
Ne、要求トルク等)に基づいて算出するようにした
が、リーンNOx触媒39の下流側に、リーンNOx触
媒39から流出する排出ガス中のNOx濃度を検出する
NOx濃度センサ(図示せず)を設置して、排出ガス中
のNOx濃度からリーンNOx触媒39のNOx吸着量
を推定するようにしても良い。
【0034】《実施形態(2)》上記実施形態(1)で
は、減速時に、その減速が終了した後にエンジン11の
運転が停止される可能性があると判断して、リッチ運転
に切り換えてリーンNOx触媒39に吸蔵したNOxを
還元浄化するようにしたが、本発明の実施形態(2)で
は、図5の排気浄化制御プログラムを実行することで、
自動変速機のシフトレバーがドライブレンジ(Dレン
ジ)からニュートラルレンジ(Nレンジ)又はパーキン
グレンジ(Pレンジ)にシフトされた時にエンジン11
の運転を停止させる前であると判定するようにしてい
る。つまり、エンジン11の運転を停止させる場合は、
運転者がシフトレバーをドライブレンジからニュートラ
ルレンジ又はパーキングレンジにシフトする操作を行っ
た後に、イグニッションスイッチをオフするという操作
手順となっている。従って、シフトレバーがドライブレ
ンジからニュートラルレンジ又はパーキングレンジにシ
フトされた時は、エンジン11の運転が停止される可能
性があると判断できる。
【0035】本実施形態(2)では、ステップ201a
で、自動変速機のシフトレバーがドライブレンジからニ
ュートラルレンジ又はパーキングレンジにシフトされた
時にエンジン11の運転を停止させる前であると判断し
て、ステップ204に進み、リッチ要求フラグXRIC
HをONに切り換えて、リッチ運転に切り換える。これ
により、エンジン11の運転が停止される前に、リーン
NOx触媒39にリッチガスを供給して、リーンNOx
触媒39の吸蔵NOxを還元浄化して取り除き、リーン
NOx触媒39のNOx吸蔵量を減少させる。その他の
処理は、前記実施形態(1)と同じである。
【0036】尚、ステップ201aで「Yes」と判定
された場合、つまり、シフトレバーがドライブレンジか
らニュートラルレンジ又はパーキングレンジにシフトさ
れた時でも、運転者がイグニッションスイッチをオフせ
ずにエンジン11の運転を続けることがあるが、この場
合は、リッチ運転を所定時間実行した後(又はリーンN
Ox触媒39のNOx吸蔵量が所定量以下に減少したと
き)に、リーン運転に切り換えられる。
【0037】以上説明した本実施形態(2)において
も、前記実施形態(1)と同様の効果を得ることができ
る。
【0038】《実施形態(3)》次に、本発明をアイド
ルストップシステムを搭載した車両に適用した実施形態
(3)を図6乃至図9に基づいて説明する。アイドルス
トップシステムは、図6に示すように、エンジン11の
燃料系、点火系、空気系を制御するエンジンECU51
[前記実施形態(1)のECU16に相当]の他に、ア
イドルストップECU52(アイドルストップ手段)が
設けられている。このアイドルストップECU52は、
シフトポジションセンサ53、アクセルセンサ54、ス
ロットルセンサ55、アイドルスイッチ56、ドアスイ
ッチ57、車速センサ58、ブレーキスイッチ59等の
各種センサや各種スイッチからの信号を読み込み、停車
中にアイドルストップ実行条件が成立した時に、アイド
ルストップ要求の信号をエンジンECU51に送信し
て、エンジン11のアイドル運転を停止させる。ここ
で、アイドルストップ実行条件は、例えば、停車中にア
イドル状態が所定時間継続すること、或は、シフトレバ
ーをドライブレンジからパーキングレンジにシフトする
こと等である。
【0039】そして、アイドルストップECU52は、
アイドルストップ実行中に、アイドルストップ解除条件
が成立した時に、アイドルストップ要求を解除して、エ
ンジンECU51によってエンジン11を再始動させ
る。ここで、アイドルストップ解除条件は、例えば、運
転者がアクセルペダルを踏み込むこと、或は、シフトレ
バーをパーキングレンジからドライブレンジにシフトし
てブレーキの踏み込みを解除すること等である。
【0040】このアイドルストップシステムは、図9に
示すように、アイドルストップ時のリーンNOx触媒3
9のNOx吸蔵量が多いと、アイドルストップ時間が長
くなってリーンNOx触媒39が温度低下した場合に、
再始動後にリーンNOx触媒39が活性温度に昇温する
までに、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量が飽和し
てNOx浄化能力が低下する可能性がある。
【0041】そこで、本実施形態(3)では、図7の排
気浄化制御プログラムのステップ201bで、アイドル
ストップECU52からアイドルストップ要求が出され
ているか否かを判定し、アイドルストップ要求が出され
ていれば、アイドルストップを実行する前に、ステップ
204に進み、リッチ要求フラグXRICHをONに切
り換えて、リッチ運転に切り換える。これにより、アイ
ドルストップを実行する前に、リーンNOx触媒39に
リッチガスを供給して、リーンNOx触媒39の吸蔵N
Oxを還元浄化して取り除き、リーンNOx触媒39の
NOx吸蔵量を減少させる。そして、このリッチ運転を
所定時間行った後(又はリーンNOx触媒39のNOx
吸蔵量が所定量以下に減少したとき)に、アイドルスト
ップを実行してエンジン11のアイドル運転を停止させ
る。その他の処理は、前記実施形態(1)と同じであ
る。
【0042】以上説明した本実施形態(3)によれば、
図8に示すように、アイドルストップを実行する際に、
リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量を少なくしてか
ら、アイドルストップを実行できるため、再始動時に
は、常に、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵量が少な
い状態で、再始動することができる。これにより、再始
動後のリーンNOx触媒39のNOx吸蔵能力に余裕を
持たせることができ、リーンNOx触媒39が活性温度
に昇温するまでに、リーンNOx触媒39のNOx吸蔵
量が飽和することを防止できて、再始動後のNOx浄化
能力の悪化を防ぐことができる。
【0043】上記各実施形態(1)〜(3)は、本発明
を筒内噴射式内燃機関(直噴エンジン)に適用したもの
であるが、リーンバーンエンジンにも同様に適用して実
施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)におけるエンジン制御
系システム全体の概略構成を示す図
【図2】実施形態(1)のNOx吸蔵量算出プログラム
の処理の流れを示すフローチャート
【図3】実施形態(1)の排気浄化制御プログラムの処
理の流れを示すフローチャート
【図4】リーンNOx触媒のNOx浄化特性を示す図
【図5】実施形態(2)の排気浄化制御プログラムの処
理の流れを示すフローチャート
【図6】実施形態(3)のアイドルストップシステムの
概略構成を示す図
【図7】実施形態(3)の排気浄化制御プログラムの処
理の流れを示すフローチャート
【図8】実施形態(3)のアイドルストップ時の排気浄
化制御の一例を示すタイムチャート
【図9】従来のアイドルストップ時の排気浄化制御の一
例を示すタイムチャート
【符号の説明】
11…直噴エンジン(内燃機関)、12…吸気管、15
…スロットルバルブ、16…ECU(排気浄化制御手
段)、24…スワールコントロール弁、28…燃料噴射
弁、37…排気管、38…三元触媒、39…リーンNO
x触媒、41…EGR弁、51…エンジンECU(排気
浄化制御手段)、52…アイドルストップECU(アイ
ドルストップ手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 321 F02D 29/02 321A 41/12 305 41/12 305 43/00 301 43/00 301T 301E Fターム(参考) 3G084 BA09 BA13 BA24 CA07 DA10 DA14 DA19 EB11 EB12 EC01 FA05 FA06 FA10 FA33 FA36 3G091 AA12 AB06 BA07 BA14 DA02 DC03 EA01 EA07 EA39 EA40 FA06 FB12 FC01 3G092 AA06 AA09 AA10 AA17 AB02 AC03 BA07 BB01 EA01 EA05 EA11 EC03 FA17 FA30 GA10 GB08 GB10 HA06Z HA09Z HB03Z HE01Z HE03Z HE04Z HE05Z HF10Z HF13Z HF20Z 3G093 AA01 BA20 CA00 CB07 CB08 DA01 DA06 DA07 DB01 DB05 DB11 DB15 EA04 EC01 FA07 FA11 FA12 FB01 3G301 HA04 HA15 JA25 JA33 KA07 KA28 LB04 LC01 MA11 ND02 NE01 NE13 PA11Z PE01Z PF01Z PF03Z PF05Z PF07Z PF16Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合気の空燃比をリーン側に制御するリ
    ーン運転と、該空燃比をリッチ側に制御するリッチ運転
    とを運転条件に応じて切り換えるようにした内燃機関に
    おいて、 リーン運転中に排出ガス中の窒素酸化物を吸蔵する触媒
    と、 リーン運転中に一時的にリッチ運転に切り換えて前記触
    媒に吸蔵した窒素酸化物を還元浄化するように制御する
    排気浄化制御手段とを備え、 前記排気浄化制御手段は、内燃機関の運転を停止させる
    前にリッチ運転に切り換えて前記触媒に吸蔵した窒素酸
    化物を還元浄化することを特徴とする内燃機関の排気浄
    化制御装置。
  2. 【請求項2】 前記排気浄化制御手段は、自動変速機の
    シフトレバーがドライブレンジからニュートラルレンジ
    又はパーキングレンジにシフトされた時に内燃機関の運
    転を停止させる前であると判定してリッチ運転に切り換
    えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気
    浄化制御装置。
  3. 【請求項3】 混合気の空燃比をリーン側に制御するリ
    ーン運転と、該空燃比をリッチ側に制御するリッチ運転
    とを運転条件に応じて切り換えるようにした内燃機関に
    おいて、 リーン運転中に排出ガス中の窒素酸化物を吸蔵する触媒
    と、 リーン運転中に一時的にリッチ運転に切り換えて前記触
    媒に吸蔵した窒素酸化物を還元浄化するように制御する
    排気浄化制御手段とを備え、 前記排気浄化制御手段は、減速時にリッチ運転に切り換
    えて前記触媒に吸蔵した窒素酸化物を還元浄化すること
    を特徴とする内燃機関の排気浄化制御装置。
  4. 【請求項4】 混合気の空燃比をリーン側に制御するリ
    ーン運転と、該空燃比をリッチ側に制御するリッチ運転
    とを運転条件に応じて切り換えるようにした内燃機関に
    おいて、 アイドル時に内燃機関の運転を停止させるアイドルスト
    ップ手段と、 リーン運転中に排出ガス中の窒素酸化物を吸蔵する触媒
    と、 リーン運転中に一時的にリッチ運転に切り換えて前記触
    媒に吸蔵した窒素酸化物を還元浄化するように制御する
    排気浄化制御手段とを備え、 前記排気浄化制御手段は、前記アイドルストップ手段に
    より内燃機関の運転を停止させる前にリッチ運転に切り
    換えて前記触媒に吸蔵した窒素酸化物を還元浄化するこ
    とを特徴とする内燃機関の排気浄化制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010055573A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JP2017025860A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 本田技研工業株式会社 車両の排気浄化装置

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