JPWO2010055573A1 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、ナビゲーションシステムの情報を利用して、始動時にNOxやH2S等の成分が排出されるのを防止し、排気エミッションを向上させることを目的とする。ECU50には、車両に搭載されるナビゲーションシステム52を接続する。ECU50は、ナビゲーションシステム52から得られる自車の現在位置や走行履歴に基いて、内燃機関10の停止時期が近いかどうかを予測する。そして、停止時期が近いときには、停止に先立ってリッチスパイク制御を実行し、NOx触媒26の再生処理を行う。これにより、触媒26に残留しているNOx成分や硫黄成分を内燃機関10の停止前に除去することができる。従って、次回の始動時に暖機運転が行われたとしても、NOxや硫化水素が排出されるのを回避することができる。

Description

本発明は、NOx吸蔵還元型の触媒を備えた内燃機関の排気浄化装置に関し、特に、ナビゲーションシステム等を利用する構成とした内燃機関の排気浄化装置に関する。
従来技術として、例えば特許文献1(日本特開2005−105949号公報)に開示されているように、ナビゲーションシステムの情報を利用する内燃機関の排気浄化装置が知られている。従来技術の排気浄化装置は、NOx吸蔵還元型の触媒を備えており、この触媒に必要に応じて燃料(還元剤)を供給することにより、触媒に吸蔵されていたNOxの還元処理を実行する。
また、従来技術では、内燃機関の停止時期が近いと予測されるときに、還元剤の供給を停止する構成としている。この場合、内燃機関の停止時期は、ナビゲーションシステムにより取得した車両の現在位置情報等に基いて予測される。これにより、従来技術では、内燃機関の停止時に余分な還元剤が触媒等に残留した状態となり、この還元剤が次回の始動時に外部に排出されるのを防止する構成としている。
日本特開2005−105949号公報 日本特開2000−240431号公報
ところで、上述した従来技術では、内燃機関の始動時に触媒用の還元剤が排出されるのを防止する構成としている。しかしながら、NOx吸蔵還元型の触媒には、内燃機関の停止後にも、排気ガス中のNOx成分が吸蔵された状態で残っていることが多い。また、触媒には、燃料中の硫黄成分が付着し易いので、この硫黄成分も触媒に残留している場合がある。このため、次回の始動時には、上述した残留成分がNOxやHSとなって排出されることになり、排気エミッションが悪化するという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、本発明は、ナビゲーションシステムの情報を利用して、始動時にNOxやHS等の成分が排出されるのを防止することができ、排気エミッションを向上させることが可能な内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的としている。
第1の発明は、車両に搭載された内燃機関の排気通路に設けられ、排気ガス中のNOx成分を吸蔵して還元するNOx触媒と、
車両の現在位置および走行履歴を含む情報を走行情報として取得する情報取得手段と、
前記走行情報に基いて内燃機関の停止時期が近いと予測されるときに、内燃機関の排気空燃比を通常運転時よりもリッチ化する触媒再生制御手段と、
を備えることを特徴とする。
第2の発明によると、前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られた車両の現在位置と、前記情報取得手段に登録された目的地とを比較することにより、内燃機関の停止時期が近いか否かを予測する構成としている。
第3の発明によると、前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られた車両の走行履歴に基いて、内燃機関の停止時間が暖機運転を必要とするほど長いか否かを予測し、停止時間が長いと予測したときには、停止に先立って排気空燃比をリッチ化する構成としている。
第4の発明は、前記NOx触媒に吸蔵されたNOx成分の量を取得するNOx吸蔵量取得手段を備え、
前記触媒再生制御手段は、前記NOx成分の吸蔵量がNOx用基準判定値以上であるときに、当該NOx成分の還元処理を行うために排気空燃比をリッチ化する構成としている。
第5の発明は、前記NOx触媒に付着した硫黄成分の量を取得する硫黄付着量取得手段を備え、
前記触媒再生制御手段は、前記硫黄成分の付着量が硫黄用基準判定値以上であるときに、当該硫黄成分の脱離処理を行うために排気空燃比をリッチ化する構成としている。
第6の発明によると、前記触媒再生制御手段は、前記硫黄成分の脱離処理を行うときに、前記NOx触媒に吸蔵されたNOx成分の還元処理に必要な時間よりも長い時間にわたって排気空燃比をリッチ化する構成としている。
第7の発明によると、前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られる道路交通情報または走行時刻に基いて前記脱離処理の実行状態を調整する構成としている。
第8の発明によると、前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られる車両の現在位置と現在の日付、および外気温度のうち少なくとも1つの情報に基いて、次回の始動時における内燃機関の温度を推定し、当該推定温度に応じて内燃機関の停止時に前記NOx触媒に残留するNOx成分の量を予め調整する構成としている。
第1の発明によれば、触媒再生制御手段は、情報取得手段から得た走行情報に基いて、内燃機関の停止時期が近いことを予測することができる。これにより、排気空燃比をリッチ化する制御(リッチスパイク制御など)を内燃機関の停止前に実行し、その後に内燃機関を停止させることができる。このため、NOx触媒に残留しているNOx成分や硫黄成分を内燃機関の停止前に除去することができる。このため、次回の始動時に暖機運転が行われたとしても、NOxや硫化水素が排出されるのを回避することができ、始動から暖機運転時の排気エミッションを低減させることができる。
第2の発明によれば、車両が目的地に到着したときには、内燃機関が停止される可能性が高い。このため、触媒再生制御手段は、例えば車両の現在位置から目的地までの距離または時間が一定のレベル以下になったとき、即ち、車両が目的地の近くに到達したときに、内燃機関の停止時期が近いものと予測することができる。
第3の発明によれば、内燃機関の停止時間が長くなる場合には、過去の走行履歴を利用してこれを予測することができる。従って、この場合には、排気空燃比をリッチ化してから、内燃機関を停止させることができ、触媒に残留したNOx成分や硫黄成分を機関停止前に除去することができる。しかも、車両の駐車場所が情報取得手段に登録された目的地とは関係ない場合でも、機関停止前の適切なタイミングで排気空燃比のリッチ化を行うことができる。このため、情報取得手段の走行情報をより有効に活用し、きめの細かい制御を行うことができる。また、内燃機関の停止時間が短く、暖機運転が不要な場合には、リッチ化を実行せずに済むから、燃料を節約することができる。
第4の発明によれば、触媒再生制御手段は、例えばNOx吸蔵量が還元処理を必要とするほど多い場合にのみ、排気空燃比をリッチ化することができる。このため、NOx吸蔵量が少ない場合には、不要なリッチ化が行われるのを回避することができ、燃料を節約することができる。
第5の発明によれば、触媒再生制御手段は、例えば硫黄成分の付着量が脱離処理を必要とするほど多い場合にのみ、排気空燃比をリッチ化することができる。このため、硫黄成分の付着量が少ない場合には、不要なリッチ化が行われるのを回避することができ、燃料を節約することができる。
第6の発明によれば、触媒再生制御手段は、硫黄成分の脱離処理を行うときに、NOx成分の還元処理に必要な時間よりも長い時間にわたって排気空燃比をリッチ化することができる。このため、必要最小限の燃料を使用するだけで、硫黄成分の脱離処理とNOx成分の還元処理とを一緒に効率よく行うことができる。
第7の発明によれば、触媒再生制御手段は、道路交通情報または走行時刻に基いて脱離処理の実行状態を調整することができる。これにより、例えば渋滞走行中には、硫黄成分の脱離処理が実行され難くすることができる。従って、周囲に車両や人間が密集した渋滞走行中にも拘らず、脱離処理によりSOx等が排出されるのを防止することができ、周囲の環境に配慮することができる。また、例えば夜間走行中には、脱離処理が実行され易くすることができる。従って、周囲に車両や人間が少ない夜間走行中には、脱離処理を積極的に行うことができ、周囲の環境に配慮しつつ、脱離処理の効率を高めることができる。
第8の発明によれば、触媒再生制御手段は、車両の現在位置、現在の日付および外気温度のうち少なくとも1つの情報に基いて車両周辺の温度環境を取得し、この温度環境に応じて次回始動時の機関温度を推定することができる。そして、推定した機関温度に応じてリッチスパイク制御等の実行状態を変更することにより、機関停止後のNOx残留量を予め適切に調整しておくことができる。これにより、例えば冬季や寒冷地等において、極端なリッチ雰囲気で暖機運転が行われる場合でも、吸蔵状態のNOxが排出されるのを防止することができる。また、夏季や温暖な地域等では、機関停止前に無駄なリッチ化等を実行せずに済み、その実行タイミングを的確に設定することができる。
本発明の実施の形態1において、内燃機関側のシステム構成を説明するための全体構成図である。 本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態2において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態3において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態4において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。
符号の説明
10 内燃機関
12 気筒
14 ピストン
16 燃焼室
18 吸気通路
20 排気通路
22 スロットルバルブ
24 スタート触媒
26 NOx触媒
28 燃料タンク
30 燃料噴射弁
32 点火プラグ
34 吸気バルブ
36 排気バルブ
38 A/Fセンサ
40 酸素濃度センサ
42 外気温センサ
50 ECU
52 ナビゲーションシステム(情報取得手段)
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
以下、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。まず、図1は、本発明の実施の形態1において、内燃機関側のシステム構成を説明するための全体構成図である。図1に示すように、本実施の形態のシステムは、例えば希薄燃焼型のエンジンからなる内燃機関10を備えている。内燃機関10の気筒12内には、ピストン14が設けられており、ピストン14は気筒12内に燃焼室16を形成すると共に、図示しないクランク軸に連結されている。
また、内燃機関10は、吸入空気を燃焼室16内に吸込む吸気通路18と、燃焼室16から排気ガスを排出する排気通路20とを備えている。吸気通路18には、運転者のアクセル操作等に応じて吸入空気量を増減させる電子制御式のスロットルバルブ22が設けられている。また、排気通路20には、スタート触媒24と、NOx触媒26とが設けられている。さらに、気筒12には、燃料タンク28内の燃料を吸気ポートに噴射する燃料噴射弁30と、燃焼室16内の混合気に点火する点火プラグ32と、吸気通路18を燃焼室16に対して開,閉する吸気バルブ34と、排気通路20を燃焼室16に対して開,閉する排気バルブ36とが設けられている。
ここで、NOx触媒26について説明すると、この触媒は、いわゆるNOx吸蔵還元(NOx Storage Reduction)型の触媒により構成されている。即ち、NOx触媒26は、排気ガス中のNOx成分を一旦吸蔵し、このNOx成分を後述の還元処理により還元、浄化するものである。また、NOx触媒26は、例えばアルミナ(Al23)の表面に、白金Pt等の貴金属と、NOx吸蔵材とが配置された触媒成分を有している。NOx吸蔵材としては、例えば、カリウムK、ナトリウムNa,リチウムLi、セシウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCaのようなアルカリ土類、ランタンLa、イットリウムYのような希土類から選ばれる少なくとも一つを用いることができる。なお、本明細書において、「吸蔵」という用語には、「保持」、「吸着」、「吸収」等に類似するすべての概念が含まれるものとする。
さらに、本実施の形態のシステムは、A/Fセンサ38、酸素濃度センサ40、外気温センサ42等を含むセンサ系統と、内燃機関10の運転状態を制御するためのECU(Electronic Control Unit)50とを備えている。A/Fセンサ38は、例えばNOx触媒26の上流側で排気空燃比を検出するものであり、酸素濃度センサ40は、NOx触媒26の下流側で排気空燃比がリッチであるかリーンであるかを検出するものである。また、外気温センサ42は外気の温度を検出する。
さらに、上述したセンサ系統には、内燃機関の機関回転数を検出する回転センサ、吸入空気量を検出するエアフロメータ、冷却水温度を検出する水温センサ、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ等が含まれており、これらのセンサはECU50の入力側に接続されている。一方、ECU50の出力側には、スロットルバルブ22、燃料噴射弁30、点火プラグ32等を含めて各種のアクチュエータが接続されている。
そして、ECU50は、内燃機関の運転状態をセンサ系統により検出しつつ、各アクチュエータを駆動することにより運転制御を行う。即ち、ECU50は、運転者のアクセル開度等に応じてスロットルバルブ22を開,閉しつつ、エアフロメータにより検出した吸入空気量に応じて燃料噴射弁30から燃料を噴射させる。また、ECU50は、例えば内燃機関10の機関回転数、負荷状態等に応じて適切な点火時期を算出し、目標の点火時期が到来したときに、点火プラグ32により点火を行う。
一方、内燃機関10が搭載される車両には、情報取得手段としてのナビゲーションシステム52が搭載されている。ナビゲーションシステム52は、例えば日本特開2000−240431号公報等に記載されているように、自車位置を検出するためのGPS装置と、走行路がデータ化された地図データと、目的地等を記憶するための記憶回路とを備えており、一般的に公知なものである。より詳しく述べると、ナビゲーションシステム52は、車両の運転者等が目的地を登録することにより、地図データに基いて目的地への最適な走行経路を決定する。そして、走行中には、自車位置を検出しつつ、最適な走行経路に沿うように車両の案内を行う。また、ナビゲーションシステム52の記憶回路には、過去に走行した日時や経路等の情報を含む走行履歴と、運転者等により登録された目的地(例えば自宅、勤務先、旅行先等)の情報とが記憶されている。
このように、ナビゲーションシステム52は、車両の現在位置、過去の走行履歴、現在の日付と時刻、走行路の渋滞情報、目的地等を含む情報(以下、走行情報と称す)を取得することができる。また、本実施の形態では、ナビゲーションシステム52がECU50と接続されており、ECU50は、ナビゲーションシステム52から走行情報を得ることが可能となっている。そして、ECU50は、内燃機関の運転中に希薄燃焼制御を実行しつつ、前記走行情報に基いて適切なタイミングでリッチスパイク制御を実行する構成となっている。以下、これらの制御について説明する。
(希薄燃焼制御)
希薄燃焼制御は、通常運転時の燃焼制御として実行されるもので、例えば高出力を必要としない運転領域等において、排気空燃比を理論空燃比(ストイキ)よりもリーン側に保持するものである。具体的に述べると、希薄燃焼制御では、A/Fセンサ38と酸素濃度センサ40により排気空燃比を検出しつつ、その出力に応じて燃料噴射量を制御し、排気空燃比をリーン化する。従って、希薄燃焼制御によれば、中・低速の運転領域等において、燃費性能や排気エミッションを向上させることができる。
(リッチスパイク制御)
リッチスパイク制御は、一般的に知られているように、NOx触媒26に吸蔵されたNOx成分を還元したり、触媒26の硫黄被毒を解消するために実行される。具体的に述べると、リッチスパイク制御では、例えば余分な燃料噴射を行うことにより、排気空燃比を通常運転時(希薄燃焼時)よりもリッチ化する。即ち、排気空燃比をストイキまたはストイキよりもリッチ側に変化させる。これにより、NOx触媒26がリッチ雰囲気(還元雰囲気)に晒されると、触媒内に吸蔵されていたNOx成分は、触媒の作用により還元されてN等になり、浄化される。また、NOx触媒26の硫黄被毒時にも、これをリッチ雰囲気に晒すことにより、触媒中に付着した硫黄成分を脱離させることができる。従って、リッチスパイク制御によれば、NOx触媒26の再生処理を行うことができる。
しかしながら、従来技術では、触媒26に比較的多量のNOxが吸蔵された状態で内燃機関が停止されることがある。この場合、停止が長時間に及んだ後に、再始動が行われると、排気空燃比は、暖機運転によりストイキまたはリッチ側に制御される。このとき、NOx触媒26は不活性状態、即ち、NOx還元能が不十分な状態であるから、吸蔵されていたNOxは、触媒26から脱離してそのまま排出されることになり、排気エミッションが悪化するという問題がある。
そこで、本実施の形態では、ナビゲーションシステム52から得られる走行情報に基いて内燃機関の停止時期が近いと予測されるときに、リッチスパイク制御を実行し、NOx触媒26の還元処理を行う構成としている。ここで、停止時期の予測方法の具体例を挙げると、ECU50は、まず、車両の走行中に、ナビゲーションシステム52により取得した自車の現在位置と、ナビゲーションシステム52による案内動作の目的地とを比較する。この目的地とは、ナビゲーションシステム52に登録された複数個所の目的地のうち、運転者により行き先として選択された目的地である。車両が目的地に到着したときには、内燃機関が停止される可能性が高い。このため、ECU50は、例えば車両の現在位置から目的地までの距離または時間が一定のレベル以下になったとき、即ち、車両が目的地の近くに到達したときに、内燃機関の停止時期が近いものと予測し、リッチスパイク制御を実行する。
これにより、内燃機関の停止前にリッチスパイク制御を実行し、その後に内燃機関を停止させることができるから、触媒26に残留しているNOx成分を内燃機関の停止前に還元し、これを除去することができる。このため、次回の始動時に暖機運転が行われたとしても、NOxが排出されるのを回避することができる。従って、本実施の形態によれば、ナビゲーションシステム52の情報を利用して、始動時の排気エミッションを向上させることができる。
また、ECU50は、ナビゲーションシステム52により取得した過去の走行履歴に基いて、内燃機関の停止時間が暖機運転を必要とするほど長いか否かを予測する。そして、停止時間が長いと予測したときには、停止に先立ってリッチスパイク制御を実行する。具体的に述べると、ECU50は、まず、車両の駐車時間が長くなる可能性が高い特定の場所を、過去の走行履歴から取得する。これらの場所は、過去に長時間の駐車が行われた場所であり、具体例を挙げれば、勤務先の駐車場、駅付近の駐車場などである。このような場所では、内燃機関が長時間の停止で冷えた状態となり、次回の始動時には、リッチ空燃比での暖機運転が行われる可能性が高い。このため、ECU50は、例えば車両の現在位置から前記特定の場所までの距離または時間が一定のレベル以下になったとき、即ち、車両が長時間の駐車を行う可能性がある場所に近づいたときに、内燃機関が長時間にわたって停止されるものと予測し、車両がこれらの場所に到着する前にリッチスパイク制御を実行する。
これにより、内燃機関の停止時間が長くなる場合には、過去の走行履歴を利用してこれを予測することができ、リッチスパイク制御を実行してから内燃機関を停止させることができる。この結果、触媒26に残留したNOx成分を機関停止前に除去することができ、始動時の暖機運転によりNOxが排出されるのを回避することができる。しかも、車両の駐車場所がナビゲーションシステム52に登録された目的地とは関係ない場合でも、機関停止前の適切なタイミングでリッチスパイク制御を実行することができる。このため、ナビゲーションシステム52の走行情報をより有効に活用し、きめの細かい制御を行うことができる。また、内燃機関の停止時間が短く、暖機運転が不要な場合には、リッチスパイク制御を実行せずに済むから、燃料を節約することができる。
一方、NOx触媒26に残留しているNOx成分が少ないときには、機関停止前にリッチスパイク制御を行う必要がない。そこで、ECU50は、内燃機関の運転中に、例えば機関回転数、スロットル開度、空燃比等の状態に応じて排気ガス中のNOx量を推定し、このNOx量を積算することにより、NOx触媒26に吸蔵されたNOx量を取得する。そして、NOxの吸蔵量がNOx用基準判定値α以上であるか否かを判定する。ここで、NOx用基準判定値αとは、NOxの還元処理が必要となる吸蔵量のレベルであり、ECU50に予め記憶されている。そして、ECU50は、NOxの吸蔵量がNOx用基準判定値α以上であるときにのみ、機関停止前のリッチスパイク制御を実行する。これにより、NOxの吸蔵量が少ない場合には、不要なリッチスパイク制御が実行されるのを回避することができる。
さらに、始動時の暖機運転によりNOx触媒26から脱離するNOxの量は、温度環境にも影響される。即ち、低温始動時には、暖機運転により空燃比をリッチ化する度合いが大きくなり、その分だけ触媒26に吸蔵されていたNOxが脱離し易くなる。このため、例えば冬季や寒冷地等では、機関停止後に触媒26に吸蔵されたNOx成分の残留量をより少量に抑えるのが好ましい。
そこで、本実施の形態では、ナビゲーションシステム52により取得した自車の現在位置と現在の日付、および外気温センサ42により取得した外気温度に基いて、次回の始動時における内燃機関の温度を推定する。そして、推定した温度に応じて機関停止後のNOx残留量を調整する構成としている。より詳しく述べると、ECU50は、まず、自車の現在位置と日付に基いて現在地の気候、季節等を判別し、また外気温度に基いて車両周辺の気温や冷込みの度合い等を判別する。次に、これらの判別結果に応じて次回始動時の温度を推定する。そして、次回始動時の推定温度が低くなるにつれて、触媒26に吸蔵されたNOx成分の残留量を減少させるものである。
NOx成分の残留量を減少させる方法の一例を挙げれば、(1)リッチスパイク制御の実行時間を延長したり、実行回数を増加させる(2)NOx残留量の許容限度(後述の上限判定値α)を小さくすることにより、NOx残留量が少量でもリッチスパイク制御が実行されるようにする、などである。なお、上記制御では、次回始動時の機関温度を推定するときに、自車の現在位置、現在の日付および外気温度を用いる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、これら3つのパラメータのうち少なくとも1つを用いて次回始動時の機関温度を推定する構成としてもよい。
上記制御によれば、車両周辺の温度環境に応じて次回始動時の機関温度を推定することができ、この推定温度に応じて機関停止後のNOx残留量を予め適切に調整しておくことができる。これにより、例えば冬季や寒冷地等において、極端なリッチ雰囲気で暖機運転が行われる場合でも、吸蔵状態のNOxが排出されるのを防止することができる。また、夏季や温暖な地域等では、機関停止前に無駄なリッチスパイク制御を実行せずに済み、その実行タイミングを的確に設定することができる。
[実施の形態1を実現するための具体的な処理]
図2は、本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。この図に示すルーチンは、車両の運転中に繰返し実行されるものとする。そして、図2に示すルーチンでは、まず、ナビゲーションシステム52から走行情報を読込む(ステップ100)。また、前述したように、触媒26のNOx吸蔵量を推定し、その推定値を読込む(ステップ102)。
次に、取得した走行情報に基いて自車の現在位置が自宅を含む目的地付近であるか否かを判定する(ステップ104)。この判定成立時には、前述したように内燃機関の停止時期が近いと予測されるので、リッチスパイク制御を実行するために、前記NOx用基準判定値αを小さな値α1に設定する(ステップ106)。また、ステップ104の判定が不成立のときには、ナビゲーションシステム52から過去の走行履歴を読込む(ステップ108)。そして、この走行履歴に基いて長時間の駐車が予想される場所の付近であるか否かを判定する(ステップ110)。この判定成立時には、前記ステップ106でNOx用基準判定値αを小さな値α1に設定する。また、ステップ110の判定が不成立のときには、内燃機関の停止時期が近いわけではないので、通常の判定基準に従ってリッチスパイク制御を行うために、NOx用基準判定値αを前記小さな値α1よりも大きな値α2(α2>α1)に設定する(ステップ112)。
次に、ステップ114では、NOxの吸蔵量が上限判定値α以上であるか否かを判定する。この判定成立時には、NOxの吸蔵量が還元処理を行うべきレベルに達している。そこで、ECU50は、まず、前述したように次回始動時の機関温度を推定し、この推定温度に応じてNOx残量の目標値を設定する(ステップ116)。次に、NOx残量の目標値に応じてリッチスパイク制御の実行時間、実行回数等を設定し、この設定に基いてリッチスパイク制御を実行する(ステップ118)。このように、本実施の形態によれば、ナビゲーションシステム52を利用して、機関停止後における触媒26のNOx吸蔵量を確実に抑制することができる。
実施の形態2.
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は、前記実施の形態1とほぼ同様のシステム構成(図1)を採用している。しかし、本実施の形態は、NOx触媒の硫黄被毒に対処しており、この点で実施の形態1と異なるものである。なお、本実施の形態では、前記実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施の形態2の特徴]
NOx触媒は、燃料中に含まれる硫黄成分が付着することにより、硫黄被毒を受けることが知られている。従来技術では、触媒26に比較的多量の硫黄成分が付着した状態で内燃機関が停止されることがある。この状態で、次回の始動時に暖機運転が行われると、例えば触媒内のアルミナや貴金属等のように脱離し易い部位に付着していた硫黄成分は、比較的低温でも触媒から脱離する。そして、脱離した硫黄成分は、ストイキまたはリッチ雰囲気において排気ガス中に存在する水素と反応し、有害な硫化水素(HS)を生成するという問題がある。
そこで、本実施の形態では、ナビゲーションシステム52から得られる走行情報に基いて内燃機関の停止時期が近いと予測されるときに、リッチスパイク制御を実行し、NOx触媒26内の硫黄成分を脱離させる構成としている。ここで、停止時期の予測には、前記実施の形態1とほぼ同様の方法が用いられる。また、本実施の形態では、実施の形態1とほぼ同様に、ナビゲーションシステム52により取得した過去の走行履歴に基いて、内燃機関の停止時間が暖機運転を必要とするほど長いか否かを予測する。そして、停止時間が長いと予測したときには、停止に先立ってリッチスパイク制御を実行し、NOx触媒26内の硫黄成分を脱離させる。
さらに、本実施の形態では、内燃機関の制御パラメータ等に基いて、NOx触媒26に付着した硫黄成分の量を推定する。そして、硫黄成分の付着量が硫黄用基準判定値β以上であるときにのみ、機関停止前のリッチスパイク制御を実行する。ここで、硫黄用基準判定値βとは、硫黄成分の脱離処理が必要となる付着量のレベルであり、ECU50に予め記憶されている。
これらの制御によれば、NOx触媒26に付着する硫黄成分に対しても、実施の形態1とほぼ同様の作用効果を得ることができる。即ち、NOx触媒26に付着した硫黄成分を機関停止前に脱離させることができ、始動時の暖機運転により硫化水素が排出されるのを回避することができる。また、車両の駐車場所がナビゲーションシステム52に予め登録された目的地とは関係ない場合でも、長時間の駐車が行われるときには、機関停止前の適切なタイミングで硫黄成分を脱離させることができる。さらに、硫黄成分の付着量が少ない場合には、不要なリッチスパイク制御の実行を回避することができる。
[実施の形態2を実現するための具体的な処理]
図3は、本発明の実施の形態2において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。この図に示すルーチンは、車両の運転中に繰返し実行されるものとする。そして、図3に示すルーチンでは、まず、前述したように、内燃機関の制御パラメータ等に基いて、NOx触媒26に付着した硫黄成分の量であるS被毒量を推定する(ステップ200)。そして、S被毒量が上限判定値L以上であるか否かを判定する(ステップ202)。ここで、上限判定値Lとは、硫黄成分の脱離処理が直ちに必要とされる過大な付着量のレベルであり、硫黄用基準判定値βよりも大きな値に設定されている。そして、ステップ202の判定が不成立のときには、後述のステップ210に移る。
また、ステップ202の判定成立時には、内燃機関の運転状態を読込み(ステップ204)、硫黄成分の脱離処理(S回復制御)の実行タイミングであるか否かを判定する(ステップ206)。ここで、S回復制御の実行タイミングとは、排気温度を上昇させ、かつ排気空燃比をリッチ化することが可能なタイミング(運転状態)である。そして、ステップ206の判定成立時には、排気温度を上昇させると共に、排気空燃比をリッチ化することにより、強いS回復制御を実行する(ステップ208)。
ここで、燃料中の硫黄成分は、例えばBaSO4等の硫酸塩となってNOx触媒26内に固着することがある。このような硫黄成分は、例えばアルミナや貴金属等のような脱離し易い部位に付着した硫黄成分と比較して、脱離させるのが困難である。これに対し、強いS回復制御は、高温下でリッチ空燃比を実現することにより、強固に付着した硫黄成分を脱離させることができる。
一方、ステップ206の判定が不成立のときには、実施の形態1と同様に、ナビゲーションシステム52から走行情報を読込み(ステップ210)、自車の現在位置が自宅を含む目的地付近であるか否かを判定する(ステップ212)。この判定成立時には、内燃機関の停止時期が近いと予測されるので、後述のステップ218に移る。また、ステップ212の判定が不成立のときには、ナビゲーションシステム52から過去の走行履歴を読込む(ステップ214)。そして、この走行履歴に基いて長時間の駐車が予想される場所の付近であるか否かを判定する(ステップ216)。この判定成立時にはステップ218に移り、判定が不成立のときにはそのまま終了する。
即ち、ステップ218の判定は、自車の現在位置が目的地付近であるか、または長時間の駐車が予想される場所の付近である場合に行われる。そして、ステップ218では、S被毒量が前述した硫黄用基準判定値β以上であるか否かを判定する。この判定成立時には、弱いS回復制御であるリッチスパイク制御を実行する(ステップ220)。
ここで、弱いS回復制御(リッチスパイク制御)は、排気空燃比をストイキまたはリッチ側に保持するもので、NOx触媒26内で脱離し易い部位に付着した硫黄成分の脱離処理を行うものである。この部位に付着した硫黄成分は、次回始動時の暖機運転により比較的容易に脱離し、硫化水素となって排出される。弱いS回復制御によれば、始動時に硫化水素になり易い硫黄成分の脱離処理を機関停止前に済ませておくことができる。
また、NOx還元時のリッチスパイク制御は、一般的に知られているように、例えば1分毎に1〜2秒のリッチスパイクを発生させる。これに対し、硫黄脱離時のリッチスパイク制御は、一般的に、NOx還元時に必要な時間よりも長い時間(例えば、5〜10分程度)にわたって実行される。即ち、本実施の形態では、ステップ220のリッチスパイク制御により、必要最小限の燃料を使用するだけで、硫黄成分の脱離処理とNOx成分の還元処理とを一緒に効率よく行うことができる。
実施の形態3.
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態は、前記実施の形態1,2とほぼ同様のシステム構成(図1)を採用している。しかし、本実施の形態は、実施の形態1または2の制御内容に加えて、道路交通情報を制御に用いる構成としており、この点で実施の形態1と異なるものである。なお、本実施の形態では、前記実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施の形態3の特徴]
NOx触媒26内に付着していた硫黄成分は、脱離処理が行われると、SOx等となって外部に排出される。このため、脱離処理は、出来るだけ周囲の環境に影響を与えない場所で実行されるのが好ましい。そこで、本実施の形態では、ナビゲーションシステム52から走行情報として得た道路交通情報(VICS渋滞情報)に基いて、脱離処理の実行状態を調整する構成としている。VICS(Vehicle Information and Communication System)とは、特定の機関(VICSセンター)で編集された渋滞や交通規制等の道路交通情報を、個々の車両のナビゲーションシステム52等にリアルタイムで送信するもので、一般的に公知なものである。
より詳しく述べると、ECU50は、VICS情報により渋滞走行中であると判定したときに、触媒内の硫黄付着量(S被毒量)の許容限度(基準判定値)を通常走行時よりも大きくし、脱離処理が実行され難いようにする。この制御によれば、周囲に車両や人間が密集した渋滞中にも拘らず、脱離処理によりSOx等が排出されるのを防止することができ、周囲の環境に配慮することができる。
[実施の形態3を実現するための具体的な処理]
図4は、本発明の実施の形態3において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。この図に示すルーチンは、前記実施の形態1,2の制御(図2,図3)のうち少なくとも一方の制御と並行して実施されるものである。図4に示すルーチンでは、まず、前記実施の形態2のステップ200と同様の処理により、NOx触媒26のS被毒量を推定する(ステップ300)。また、ナビゲーションシステム52からVICS渋滞情報と、自車の現在位置とを読込む(ステップ302,304)。
次に、VICS渋滞情報に基いて現在の走行路が渋滞中であるか否かを判定する(ステップ306)。そして、この判定成立時には、基準判定値を渋滞走行用の大きな値aに設定し(ステップ308)、S被毒量が基準判定値a以上であるか否かを判定する(ステップ310)。ここで、渋滞走行用の基準判定値aとは、渋滞走行中でも硫黄成分の脱離処理が直ちに必要となる過大な付着量のレベルであり、ECU50に予め記憶されている。そして、ステップ310の判定成立時には、S回復制御(リッチスパイク制御)を実行する(ステップ312)。
一方、ステップ306の判定が不成立のときには、渋滞走行中ではないので、基準判定値を、通常走行用(非渋滞走行用)の小さな値bに設定し(ステップ314)、S被毒量が基準判定値b以上であるか否かを判定する(ステップ316)。ここで、通常走行用の基準判定値bとは、渋滞してない走行状態において、硫黄成分の脱離処理を行うべき付着量のレベルであり、渋滞走行用の基準判定値aよりも小さな値に設定されている(a>b)。そして、ステップ316の判定成立時には、前記ステップ312でS回復制御を実行する。また、この判定が不成立のときには、S回復制御を実行せずに終了する。このように、本実施の形態によれば、渋滞走行中にS回復制御を実行し難くすることができる。
実施の形態4.
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態は、前記実施の形態1,2とほぼ同様のシステム構成(図1)を採用している。しかし、本実施の形態は、実施の形態1または2の制御内容に加えて、走行時刻を制御に用いる構成としており、この点で実施の形態1と異なるものである。なお、本実施の形態では、前記実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施の形態4の特徴]
前記実施の形態3で述べたように、硫黄成分の脱離処理は、出来るだけ周囲の環境に影響を与えない場所で実行されるのが好ましい。そこで、本実施の形態では、ナビゲーションシステム52から走行情報として得た走行時刻に基いて、脱離処理の実行状態を調整する構成としている。より詳しく述べると、ECU50は、走行時刻が夜間(深夜)であると判定したときに、S被毒量の許容限度(基準判定値)を通常走行時よりも小さくし、脱離処理が実行され易いようにする。この制御によれば、周囲に車両や人間が少ない夜間走行中には、脱離処理を積極的に行うことができる。従って、周囲の環境に配慮しつつ、脱離処理の効率を高めることができる。
[実施の形態4を実現するための具体的な処理]
図5は、本発明の実施の形態4において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。この図に示すルーチンは、前記実施の形態1,2の制御(図2,図3)のうち少なくとも一方の制御と並行して実施されるものである。図5に示すルーチンでは、まず、前記実施の形態3と同様に、NOx触媒26のS被毒量を推定する(ステップ400)。また、ナビゲーションシステム52から現在の時刻を読込む(ステップ402)。
次に、現在の時刻が深夜であるか否かを判定する(ステップ404)。そして、この判定成立時には、基準判定値を夜間走行用の小さな値cに設定し(ステップ406)、S被毒量が基準判定値c以上であるか否かを判定する(ステップ408)。ここで、夜間走行用の基準判定値cは、脱離処理を行っても問題がない夜間走行中において、硫黄成分の脱離処理を積極的に行うために比較的小さな値に設定されている。そして、ステップ408の判定成立時には、実施の形態3と同様に、S回復制御を実行する(ステップ410)。
一方、ステップ408の判定が不成立のときには、夜間走行中ではないので、基準判定値を、通常走行用(日中走行用)の大きな値dに設定し(ステップ412)、S被毒量が基準判定値d以上であるか否かを判定する(ステップ414)。ここで、通常走行用の基準判定値dとは、日中走行時において、硫黄成分の脱離処理を行うべき付着量のレベルであり、夜間走行用の基準判定値cよりも大きな値に設定されている(d>c)。そして、ステップ414の判定成立時には、前記ステップ410でS回復制御を実行する。また、この判定が不成立のときには、S回復制御を実行せずに終了する。このように、本実施の形態によれば、夜間走行中にS回復制御を実行し易くすることができる。
なお、前記実施の形態では、図2中のステップ100〜118、図3中のステップ200〜220、図4中のステップ300〜312、図5中のステップ400〜410が触媒再生制御手段の具体例を示している。また、図2中のステップ102はNOx吸蔵量取得手段の具体例を示し、図3乃至図5中のステップ200,300,400は硫黄付着量取得手段の具体例を示している。
また、実施の形態1では、NOx吸蔵量に着目した制御を行い、実施の形態2では、硫黄被毒量に着目した制御を行う構成とした。この場合、本発明では、実施の形態1と実施の形態2を組合わせて一緒に行う構成としてもよい。これと同様に、本発明では、実施の形態3と実施の形態4とを組合わせて一緒に行う構成としてもよい。
また、実施の形態1,2では、過去の走行履歴に基いて長時間の駐車が行われる場所を判別する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば長時間の駐車が行われ易い時間帯をナビゲーションシステム52から走行情報として取得し、この時間帯に近づいたときにリッチスパイク制御を行う構成としてもよい。

Claims (8)

  1. 車両に搭載された内燃機関の排気通路に設けられ、排気ガス中のNOx成分を吸蔵して還元するNOx触媒と、
    車両の現在位置および走行履歴を含む情報を走行情報として取得する情報取得手段と、
    前記走行情報に基いて内燃機関の停止時期が近いと予測されるときに、内燃機関の排気空燃比を通常運転時よりもリッチ化する触媒再生制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られた車両の現在位置と、前記情報取得手段に登録された目的地とを比較することにより、内燃機関の停止時期が近いか否かを予測する構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られた車両の走行履歴に基いて、内燃機関の停止時間が暖機運転を必要とするほど長いか否かを予測し、停止時間が長いと予測したときには、停止に先立って排気空燃比をリッチ化する構成としてなる請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記NOx触媒に吸蔵されたNOx成分の量を取得するNOx吸蔵量取得手段を備え、
    前記触媒再生制御手段は、前記NOx成分の吸蔵量がNOx用基準判定値以上であるときに、当該NOx成分の還元処理を行うために排気空燃比をリッチ化する構成としてなる請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記NOx触媒に付着した硫黄成分の量を取得する硫黄付着量取得手段を備え、
    前記触媒再生制御手段は、前記硫黄成分の付着量が硫黄用基準判定値以上であるときに、当該硫黄成分の脱離処理を行うために排気空燃比をリッチ化する構成としてなる請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 前記触媒再生制御手段は、前記硫黄成分の脱離処理を行うときに、前記NOx触媒に吸蔵されたNOx成分の還元処理に必要な時間よりも長い時間にわたって排気空燃比をリッチ化する構成としてなる請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られる道路交通情報または走行時刻に基いて前記脱離処理の実行状態を調整する構成としてなる請求項5または6に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  8. 前記触媒再生制御手段は、前記走行情報として得られる車両の現在位置と現在の日付、および外気温度のうち少なくとも1つの情報に基いて、次回の始動時における内燃機関の温度を推定し、当該推定温度に応じて内燃機関の停止時に前記NOx触媒に残留するNOx成分の量を予め調整する構成としてなる請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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