JP2002030494A - 耐腐食性導電部材 - Google Patents

耐腐食性導電部材

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JP2002030494A
JP2002030494A JP2000212605A JP2000212605A JP2002030494A JP 2002030494 A JP2002030494 A JP 2002030494A JP 2000212605 A JP2000212605 A JP 2000212605A JP 2000212605 A JP2000212605 A JP 2000212605A JP 2002030494 A JP2002030494 A JP 2002030494A
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Takeshi Hikata
威 日方
Nobuyuki Okuda
伸之 奥田
Taku Kamimura
卓 上村
Koichi Sogabe
浩一 曽我部
Seisaku Yamanaka
正策 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な耐腐食性を有し、かつ安価に製造可能
な耐腐食性導電部材を提供する。 【解決手段】 本発明の耐腐食性導電部材の一例である
メッキ用電極10は、たとえばステンレス鋼よりなる基
材1と、基材1上に形成された電気化学的に貴な材質か
らなる第1の導電膜2と、第1の導電膜2上に形成され
た電気化学的に卑な材質からなる第2の導電膜3とを有
している。第2の導電膜3はカーボンを含む材質よりな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐腐食性導電部材
に関するものであり、より具体的にはメッキ用電極に用
いられる耐腐食性導電部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メッキ用電極の材料として白金などの貴
金属を用いることが従来から行われている。しかし、白
金(Pt)のみで電極を形成しようとするとメッキ用電
極が高価となる。そこで、従来、たとえばチタンなどよ
りなる基材上に白金を形成した材料がメッキ用電極とし
て用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この白金の膜厚が約1
0μm未満の場合にはピンホールが生じてしまい、この
ピンホールを通じてチタンが腐食するため、電気化学反
応の電極として寿命が短くなる。これを防止するために
白金の膜厚を10μm以上にすると、上記と同様、メッ
キ用電極が高価になるという問題点があった。
【0004】それゆえ本発明の目的は、良好な耐腐食性
を有し、かつ安価に製造可能な耐腐食性導電部材を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の耐腐食性導電部
材は、金属を含む基材と、その基材上に順に形成された
互いに異なる材質よりなる第1および第2の導電膜とを
有し、第2の導電膜よりも基材側に形成された第1の導
電膜は第2の導電膜よりも貴な材質からなり、かつ第2
の導電膜はカーボンを含むことを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明の耐腐食性導電部材によれば、第1
の導電膜は第2の導電膜よりも貴な材質からなるため、
腐食環境下において第1および第2の導電膜により、第
1の導電膜が溶解しない局部電池を形成することができ
る。このため、第1の導電膜の溶解を抑制できるため、
基材の溶解を抑制でき、良好な耐腐食性を得ることがで
きる。
【0007】また、良好な耐腐食性を得ることができる
ため、第1および第2の導電膜の膜厚を薄くすることが
できる。よって、第1の導電膜に白金を用いた場合で
も、白金の膜厚を10μm未満程度と薄くすることがで
き、耐腐食性導電部材を安価に製造することができる。
【0008】また、第2の導電膜にカーボンが含まれて
いるため、溶解速度を比較的遅くすることができるとと
もに、第2の導電膜の表面に酸化膜などの絶縁膜ができ
にくくなるためたとえばメッキ用電極としての導電性を
維持することが容易となる。
【0009】上記の耐腐食性導電部材において好ましく
は、第1の導電膜と第2の導電膜との各々は、第1の導
電膜と第2の導電膜との各々を貫通するピンホールを有
しており、かつ第1の導電膜のピンホールと第2の導電
膜のピンホールとが連通しないように積層されている。
【0010】これにより、第1の導電膜および第2の導
電膜の各ピンホールを通じて下地の基材が腐食すること
が防止されるため、より良好な耐腐食性を得ることがで
きる。
【0011】上記の耐腐食性導電部材において好ましく
は、腐食環境下において第1の導電膜と第2の導電膜と
は局部電池を形成し、それにより第2の導電膜は溶解
し、かつ第1の導電膜はガスを発生するように構成され
ている。
【0012】このように局部電池が形成されることによ
り、上記したように第1の導電膜が溶解しにくくなるた
め、下地の基材の腐食を抑制することができる。
【0013】上記の耐腐食性導電部材において好ましく
は、第1の導電膜と第2の導電膜との複合層が複数層積
層されている。
【0014】このように積層膜を複数層積層することに
より、耐腐食の効果をさらに向上させることができる。
【0015】上記の耐腐食性導電部材において好ましく
は、第2の導電膜に含まれるカーボンは、ダイヤモンド
状カーボン(DLC)およびアモルファスカーボン(a
−C)の少なくともいずれかである。
【0016】上記のDLCやa−Cを含ませることによ
り、耐食性に優れた導電性硬質炭素膜を得ることができ
る。よって、さらに耐腐食性を向上させることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態1におけるメ
ッキ用電極の構成を示す概略断面図である。図1を参照
して、本実施の形態のメッキ用電極10は、たとえばス
テンレス鋼よりなる基材1と、基材1上に形成された電
気化学的に貴な材質からなる第1の導電膜2と、第1の
導電膜2上に形成された電気化学的に卑な材質からなる
第2の導電膜3とを有している。
【0019】第1の導電膜2はたとえば白金よりなって
いる。第2の導電膜3はカーボンを含む材質よりなって
おり、たとえばDLCまたはa−Cのいずれか一方また
は双方を含む材質よりなる導電性硬質炭素膜である。ま
た、第2の導電膜3はカーボンを含む樹脂よりなってい
てもよい。
【0020】第1の導電膜2および第2の導電膜3の各
々は、ピンホール2a、3aを有していてもよく、10
μm未満の膜厚を有することが好ましい。
【0021】第1の導電膜2のピンホール2aと第2の
導電膜3のピンホール3aとは連通しないように、第1
および第2の導電膜2、3が形成されていることが好ま
しい。
【0022】また、第1の導電膜2と第2の導電膜3と
は腐食環境下において局部電池を形成し、それにより第
2の導電膜3は溶解し、かつ第1の導電膜2はガスを発
生するように構成されている。
【0023】本実施の形態によれば、第1の導電膜2は
第2の導電膜3よりも貴な材質からなるため、第1およ
び第2の導電膜2、3により、腐食環境下において第1
の導電膜2が溶解しない局部電池を形成することができ
る。このため、第1の導電膜2の溶解を抑制することが
できるため、基材1の溶解を抑制でき、良好な耐腐食性
を得ることができる。
【0024】また、良好な耐腐食性を得ることができる
ため、第1および第2の導電膜2、3の膜厚を薄くする
ことができる。よって、第1の導電膜2にたとえ白金な
どの貴金属を用いた場合でも、その膜厚を10μm未満
程度と薄くすることができ、白金などの貴金属の使用量
を少なくできるため、メッキ用電極10を安価に製造す
ることができる。
【0025】また、第2の導電膜3にカーボンが含まれ
ているため、溶解速度を比較的遅くすることができると
ともに、第2の導電膜3の表面に酸化膜などの絶縁膜が
できにくくメッキ用電極10としての導電性を維持する
ことが容易である。
【0026】また、第1の導電膜2のピンホール2aと
第2の導電膜3のピンホール3aとが連通しないように
積層されているため、これらのピンホール2a、3aを
通じて下地の基材1が腐食されることが防止される。こ
のため、より良好な耐腐食性を得ることができる。
【0027】また、第2の導電膜3がDLCおよびa−
Cの少なくともいずれかを含むため、第2の導電膜3と
して耐腐食性に優れた導電性硬質炭素膜を得ることがで
きる。よって、さらに耐腐食性を向上させることができ
る。
【0028】なお、メッキ用電極10は、図2に示すよ
うに第1の導電膜2と第2の導電膜3との複合層4が複
数層積層されていてもよい。このように複合層4を複数
層積層することにより、耐腐食の効果をさらに向上させ
ることができる。
【0029】また、メッキ用電極10の第1および第2
の導電膜2、3は、図3に示すように基材1の表面全面
をコーティングしていてもよい。これにより、基材1の
耐腐食の効果をさらに向上させることができる。
【0030】本実施の形態のメッキ用電極10は、たと
えば金メッキ、銀メッキ用の陽極として用いられる。こ
のときのメッキ浴はアルカリシアン浴をはじめ、リン酸
系を主成分とした弱アルカリ、中性浴や、有機酸を主成
分とした酸性欲など、非シアン浴と、幅広いものになっ
ている。
【0031】また、本実施の形態においては耐腐食性導
電部材の一例としてメッキ用電極について説明したが、
耐腐食性導電部材はこれに限定されるものではなく、メ
ッキ用電極以外に耐腐食性および導電性を必要とされる
全ての用途に適用することができる。
【0032】上記においては、基材1の材質としてステ
ンレス鋼を用いた場合について説明したが、これに限定
されるものではなく金属や合金を含むものであればいか
なるものも用いることができる。
【0033】また、第1の導電膜2の材質として白金を
用いた場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、これ以外に第2の導電膜よりも電気化学的に
貴な材質よりなる導電膜であればいかなるものも用いる
ことができる。
【0034】また、第2の導電膜2の材質としてDLC
やa−Cを用いた場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、これ以外に第1の導電膜よりも電
気化学的に卑で、かつカーボンを含む材質よりなる導電
膜であればいかなるものも用いることができる。
【0035】また、図1においては基材1と第1の導電
膜2とは直接接するように示されているが、直接接して
いる必要は特になく、基材1と第1の導電膜2との間に
何らかの介在層が設けられていてもよい。
【0036】また、図1においては第1の導電膜2と第
2の導電膜3とは直接接するように示されているが、直
接接している必要は特になく、第1の導電膜2と第2の
導電膜3との間に、第1の導電膜2よりも卑で第2の導
電膜3よりも貴な他の導電膜が設けられていてもよい。
【0037】また、図2においては複合層4が2層積層
された構成について示したが、特に2層である必要はな
く、3層以上積層されていてもよい。
【0038】また、図1および図2においては、第1の
導電膜2と第2の導電膜3とにピンホール2a、3aが
形成された構成について示したが、第1の導電膜2と第
2の導電膜3との膜厚を薄くしてもピンホール2a、3
aが生じないように形成できるのであれば、ピンホール
2a、3aはないほうが好ましい。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0040】SUS304のステンレス鋼よりなる基材
上にアークイオンプレーティング法により白金を約0.
5μmの厚みで形成し、さらにその上から導電性ダイヤ
モンド状カーボン(DLC)膜を約0.5μmの厚みで
形成した。導電性DLC膜には約1〜5μm程度のピン
ホールができていた。このようにして製造した電極材料
を用いて、カーボンクロスをリファレンスとするH2
4中で腐食電流試験を実施した。
【0041】その結果、腐食電流は、DLC膜が溶解す
る方向に流れ、DLCの厚みは試験終了後約0.4μm
と約0.1μm薄くなっていた。下地の白金層からは水
素ガスの発生が認められた。また、SUS304には腐
食はほとんど認められなかった。
【0042】比較として、SUS304のステンレス鋼
よりなる基材上にアークイオンプレーティング法により
銅(Cu)を0.5μmの厚みで形成し、さらにその上
から導電性DLC膜を約0.5μmの厚みで形成した。
導電性DLC膜には約1〜5μm程度のピンホールがで
きていた。このようにして製造した電極材料を用いて、
カーボンクロスをリファレンスとするH2SO4中で腐食
電流試験を実施した。
【0043】その結果、腐食電流は、下地の銅膜が溶解
する方向に流れ、上層のDLC膜からは水素ガスの発生
が認められた。また、SUS304にも腐食が認められ
た。
【0044】このことから、基材上に複数の導電膜を積
層する場合に、基材側の導電膜ほど貴な材質にすること
で基材の腐食を抑制できることがわかる。
【0045】さらに、導電性DLCと白金の複合層を3
層積層したところ、50日後の腐食試験の結果では、1
層の場合には部分的にSUS304に腐食が認められた
のに対し、3層積層した場合には全くSUS304に腐
食が認められなかった。
【0046】このことから、貴な導電膜と卑な導電膜と
からなる複合層の積層数が多くなるほど、耐腐食の効果
が向上することがわかる。
【0047】今回開示された実施の形態および実施例は
すべての点で例示であって制限的なものではないと考え
られるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の耐腐食性導
電部材によれば、第1の導電膜は第2の導電膜よりも貴
な材質からなるため、第1および第2の導電膜により、
腐食環境下において第1の導電膜が溶解しない局部電池
を形成することができる。このため、第1の導電膜の溶
解が抑制されるため、基材の溶解を抑制でき、良好な耐
腐食性を得ることができる。
【0049】また、良好な耐腐食性を得ることができる
ため、第1および第2の導電膜の膜厚を薄くすることが
できる。よって、第1の導電膜に白金を用いた場合で
も、白金の膜厚を10μm未満程度と薄くすることがで
きるため、耐腐食性導電部材を安価に製造することがで
きる。
【0050】また、第2の導電膜にカーボンが含まれて
いるため、溶解速度を比較的遅くすることができるとと
もに、第2の導電膜の表面に酸化膜などの絶縁膜ができ
にくくなるためたとえばメッキ用電極としての導電性を
維持することが容易である。
【0051】したがって、本発明の耐腐食性導電部材は
メッキ用電極として用いるのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるメッキ用電極
の構成を示す概略断面図である。
【図2】 第1および第2の導電膜の複合層を積層した
構成を示す概略断面図である。
【図3】 第1および第2の導電膜が基材の表面全てを
コーティングする様子を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 基材、2 第1の導電膜、3 第2の導電膜、4
複合層、10 メッキ用電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 卓 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 曽我部 浩一 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 山中 正策 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 4K029 AA02 BA13 BA34 BB02 BB10 BC01 BC03 BD00 CA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属を含む基材と、前記基材上に順に形
    成された互いに異なる材質よりなる第1および第2の導
    電膜とを有し、 前記第2の導電膜よりも前記基材側に形成された前記第
    1の導電膜は前記第2の導電膜よりも貴な材質からな
    り、かつ前記第2の導電膜はカーボンを含むことを特徴
    とする、耐腐食性導電部材。
  2. 【請求項2】 前記第1の導電膜と前記第2の導電膜と
    の各々は、前記第1の導電膜と前記第2の導電膜との各
    々を貫通するピンホールを有しており、かつ前記第1の
    導電膜のピンホールと前記第2の導電膜のピンホールと
    が連通しないように積層されている、請求項1に記載の
    耐腐食性導電部材。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電膜と前記第2の導電膜と
    は腐食環境下において局部電池を形成し、それにより前
    記第2の導電膜は溶解し、かつ前記第1の導電膜はガス
    を発生するように構成されている、請求項1に記載の耐
    腐食性導電部材。
  4. 【請求項4】 前記第1の導電膜と前記第2の導電膜と
    の複合層が複数層積層されている、請求項1に記載の耐
    腐食性導電部材。
  5. 【請求項5】 前記第2の導電膜に含まれるカーボン
    は、ダイヤモンド状カーボン(DLC)およびアモルフ
    ァスカーボン(a−C)の少なくともいずれかである、
    請求項1〜4のいずれかに記載の耐腐食性導電部材。
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