JP4043166B2 - 電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電池に関し、特に、携帯電話機等の携帯機器に用いられる電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やノート型パソコンの普及に伴い、それらに用いられる電池の研究が進められている。これらの電池として、繰返し使用できる2次電池が用いられている。
【0003】
現在使用されている2次電池の多くは、ニッケル−カドミウム電池である。しかしながら、この電池は起電力が小さいという欠点がある。
【0004】
そこで、負極活物質としてリチウムを用いる、いわゆるリチウム2次電池の開発が進められている。
【0005】
図3は従来のリチウム2次電池の構成を示す断面図である。図3を参照して、リチウム2次電池100は、外装缶1と、負極集電体2と、正極集電体3と、負極端子4と、絶縁体5と、正極活物質層6と、負極活物質層7と、セパレータ8と、電解液9とを有する。
【0006】
外装缶1内に負極集電体2、正極集電体3、正極活物質層6、負極活物質層7、セパレータ8および電解液9が収納されている。
【0007】
外装缶1はアルミニウム合金により構成され、外装缶1には貫通孔が設けられている。この貫通孔に負極端子4が差し込まれている。外装缶1と負極端子4の間には、絶縁体5が設けられ、いわゆるガラスハーメチック方式に従い、負極端子4と外装缶1が電気的に絶縁されている。外装缶1は正極端子として作用する。
【0008】
外装缶1の内表面には正極集電体3が接続されている。正極集電体3と外装缶1とはスポット溶接により接続される。正極集電体3はたとえばアルミニウムにより構成され、薄板形状である。
【0009】
正極集電体3に接触するように正極活物質層6が設けられている。正極活物質層6は、たとえば、リチウムと遷移金属とを複合して酸化物としたものが用いられる。
【0010】
正極活物質層6に接するようにセパレータ8が設けられている。セパレータ8は絶縁体により構成されるが、セパレータ8は多孔体構造である。そのため、電子やイオンはセパレータ8内を通過して、正極活物質層6から負極活物質層7へ、また、負極活物質層7から正極活物質層6へ移動することができる。セパレータ8は、正極活物質層6と負極活物質層7とが直接接触するのを防止する働きをする。
【0011】
セパレータ8に接するように負極活物質層7が設けられている。負極活物質層7の材質として、金属リチウムまたは炭素を用いることができる。
【0012】
負極活物質層7に接触するように負極集電体2が設けられている。負極集電体2は、銅箔により構成され、薄板形状である。負極集電体2の先端部は外装缶1から突出するような負極端子4を構成している。図3で示す電池では、負極集電体2は銅により構成される。
【0013】
外装缶1内には電解液9が充填されている。この電解液9は、リチウムとの反応を防止するために有機系の溶液により構成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように構成された従来のリチウム2次電池100の負極集電体2は銅により構成される。これは、銅は、電気抵抗が小さく、かつ加工も容易だからである。
【0015】
しかしながら、従来のリチウム2次電池100では、過放電状態を長期間、たとえば1ヵ月以上継続させると、負極の電位が、銅が電解液に溶解する電位である2〜3Vになり、負極集電体2を構成する銅が電解液9中に溶解する。溶解した銅は正極集電体3および正極活物質層6表面に析出する。これにより、正極集電体3と負極集電体2との電位差が小さくなり、電池が故障するという問題があった。
【0016】
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、この発明は、故障を防止し、信頼性の高い電池を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った電池は、負極端子と、負極端子に電気的に接続され、銅からなる負極集電体と、負極集電体を覆うように形成された貴金属層と、負極集電体と貴金属層との間に形成された下地層とを備える。下地層は、銀およびチタンからなる群より選ばれた少なくとも1種からなる。貴金属層は、パラジウム、ロジウムおよびルテニウムからなる群より選ばれた少なくとも1種からなる。
このように構成された電池では、化学的に安定な貴金属層が負極集電体を覆うので、負極集電体中の金属が電解質に溶解しない。そのため、負極集電体を構成する金属が正極集電体および正極活物質の表面に析出するのを防止することができる。その結果、電池の故障を防ぎ、信頼性の高い電池を提供できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0022】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従ったリチウム2次電池の断面図である。図1を参照して、リチウム2次電池10は、外装缶1と、負極集電体2と、正極集電体3と、負極端子4と、絶縁体5と、正極活物質層6と、負極活物質層7と、セパレータ8と、電解液9と、貴金属層11とにより構成される。
【0023】
外装缶1内に負極集電体2、正極集電体3、正極活物質層6、負極活物質層7、セパレータ8および貴金属層11が収納される。これらは、電解液9に浸されている。
【0024】
外装缶1はアルミニウム合金により構成され、紙面の右から左に長手方向に沿って延び、ほぼ直方体形状である。外装缶1は、アルミニウム合金の薄板により構成される。外装缶1には貫通孔が設けられており、この貫通孔に絶縁体5が嵌め合わされる。
【0025】
外装缶1の内部には銅からなる負極集電体2が設けられ、その表面には負極活物質層7と接触するように貴金属層11が設けられる。外装缶1の一方端面に設けられた貫通孔に負極集電体2および貴金属層11が差し込まれて外装缶1の一方端面から外側に突出するように延びる。外装缶1の一方端面から突出した部分が負極端子4を構成している。負極端子4および貴金属層11と外装缶1との間には、絶縁体5が設けられて、いわゆるガラスハーメチック方式により負極端子4および貴金属層11と外装缶1とが絶縁されている。
【0026】
外装缶1の他方端面に接触するように正極集電体3が設けられている。正極集電体3はアルミニウム合金により構成され、外装缶1とスポット溶接されて電気的に接続されている。正極集電体3は1枚の薄板形状である。
【0027】
正極集電体3と負極集電体2とが対向し、その間に正極活物質層6、セパレータ8および負極活物質層7が設けられている。正極集電体3および負極集電体2を渦巻き形状とし、その対向する面積を大きくすることも可能である。
【0028】
正極集電体3の表面には正極活物質層6が設けられている。正極活物質層6はリチウムと遷移金属の複合物の酸化物により構成される。具体的には、リチウム−コバルト複合酸化物を用いることができる。
【0029】
正極活物質層6に接触するようにセパレータ8が設けられている。セパレータ8は絶縁性を有する材料により構成される。セパレータ8は多孔体となっており、イオンや電子はセパレータ8内の空孔を通過することができる。そのため、正極活物質層6から負極活物質層7へ、または負極活物質層7から正極活物質層6へイオンおよび電子が移動することができる。
【0030】
セパレータ8に接するように負極活物質層7が設けられている。負極活物質層7は、たとえば金属リチウムにより構成される。また、金属リチウムを収納する炭素の多孔体が設けられていてもよい。
【0031】
貴金属層11は、貴金属を含む。なお、本明細書中、貴金属とは、ルテニウム(Ru)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、金(Au)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)またはオスミウム(Os)をいう。貴金属層11は上述の貴金属のいずれかを含む。また、貴金属層11は図1では負極集電体2の表面に1層が設けられているだけであるが、貴金属層11が負極集電体2の表面に複数層設けられてもよい。この場合、それぞれの貴金属層を構成する貴金属は、別々の組成とされる。
【0032】
上述の貴金属層うち、電解液9としてプロピレンカーボネート(PC)とジメチルエーテル(DME)との混合溶液を用いる場合、すなわち、電解液9がエーテル基を持つ溶媒物質を含む場合には、貴金属層は、好ましくはルテニウム、パラジウムおよびロジウムのいずれかを含む。電解液9がエチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)との混合溶液を用いる場合、すなわち、電解液9がカルボニル基のみを持つ溶媒物質を含む場合には、貴金属層11は、好ましくは、金、白金、イリジウムおよびオスミウムのいずれかを含む。
【0033】
負極集電体2の厚みは10μm以上30μm以下とされる。貴金属層11の厚みは0.3μm以上5μm以下とされる。貴金属層11の製造方法としては、電解メッキまたは無電解メッキを用いることができる。電解メッキで、金により構成される貴金属層11を形成する場合、電流密度は0.1〜0.5A/dm2とされる。また、貴金属層11を白金で構成する場合には、電流密度は約0.1A/dm2とされる。
【0034】
さらに、貴金属層11をルテニウム、パラジウム、ロジウム、イリジウムおよびオスミウムで構成する場合には、その場合の電解メッキの電流値は所望の値に設定される。
【0035】
また、無電解メッキで、金により構成される貴金属層11を形成する場合には、金シアン化カリウム(KAu(CN)2)を用いることができる。また、無電解メッキで白金により構成される貴金属層11を形成する場合には、リン酸塩浴やジアミノ亜硝酸塩浴を用いることができる。さらに貴金属層11を蒸着で形成してもよい。
【0036】
なお、外装缶1の代わりにラミネートフィルムを用いてもよい。この場合、正極集電体3および負極集電体2は、それぞれ、ラミネートフィルムから取出される。また、負極集電体2として、銅でなく、アルミニウム、鉄、ニッケル等を用いてもよい。
【0037】
さらに、負極集電体2と外装缶1とが直接接触するのを防止するために、負極集電体2と外装缶1との間に、何らかの絶縁部材を設けてもよい。
【0038】
このように構成されたリチウム2次電池10では、負極集電体2は貴金属層11により被覆される。この貴金属層は結晶粒径が大きく化学的に安定であるため、電解液9に溶解することがない。そのため、貴金属層11に覆われた負極集電体2を構成する銅も電解液9内へ溶解することはない。その結果、正極集電体3および正極活物質層6の表面に、負極集電体2を構成する銅が析出することがなく、電池の故障を防止することができる。
【0039】
(実施の形態2)
図2は、この発明の実施の形態2に従ったリチウム電池の断面図である。図2で示すリチウム2次電池20においては、負極集電体2と貴金属層11との間に下地層21が形成されている点で、図1で示すリチウム2次電池10と異なる。下地層は、ニッケル、クロム、銀およびチタンの少なくともいずれかを含む。下地層21は、電解メッキおよび無電解メッキで製造することができる。電解メッキで、ニッケルにより構成される下地層21を形成する場合には、電流密度は0.5〜2.0A/dm2とされる。無電解メッキで、ニッケルにより構成される下地層21を形成する場合には、硫酸ニッケル(NiSO4)を用いることができる。
【0040】
また、各層の膜厚として、負極集電体2の厚みを10μm以上30μm以下とすることができる。また、下地層21の厚みを1.3μm以上3μm以下とすることができる。貴金属層11の厚みを0.2μm以上0.3μm以下とすることができる。
【0041】
さらに、電解液9としてプロピレンカーボネートとジメチルエーテルとの混合溶液を用いる場合、すなわち、電解液9がエーテル基を持つ溶媒物質を含む場合には、負極集電体2が銅を含み、下地層21がチタンまたは銀を含み、貴金属層11がルテニウム、パラジウムおよびロジウムの少なくとも1つを含むことが好ましい。また、電解液9としてエチレンカーボネートとジメチルカーボネートとの混合液を用いるとき、すなわち、電解液9がカルボニル基のみを持つ溶媒物質を含む場合には、負極集電体2が銅を含み、下地層21がニッケルを含み、貴金属層11が金、白金、イリジウムおよびオスミウムの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
【0042】
このように構成されたリチウム2次電池20でも、まず、実施の形態1で示したリチウム2次電池10と同様の効果がある。さらに、下地層21を構成するニッケル、クロム、チタンおよび銀は、他の金属との密着性がよいため、下地層21を設けることにより、負極集電体2と貴金属層11との密着性を高めることができる。その結果、貴金属層11が剥離せずさらに信頼性を向上させることができる。
【0043】
また、下地層21を設けるために貴金属層11の厚みを薄くすることができる。その結果、高価な貴金属の量を少なくすることができ、製造コストが安くなる。
【0044】
以下、この発明のさらに具体的な実施例について説明する。
(耐食性試験)
さまざまな金属について、電池内での耐食性を調べるための実験を行なった。まず、金属として金、白金、パラジウム、ロジウム、ニッケル、銀、チタンおよび銅を用意した。これらのうち、金、白金、パラジウムおよびロジウムが貴金属である。これらの金属を以下の雰囲気に暴露することにより耐食性を判断した。
【0045】
(1) 硫化水素:JIS呼称C0092の試験に従い、硫化水素の濃度が10ppm、温度40℃、湿度80〜90%の雰囲気に金属を24時間暴露した。
【0046】
(2) アンモニア:JIS呼称C0092の試験に従い、アンモニアの濃度が15ppm、温度40℃、湿度80〜90%の雰囲気に金属を24時間暴露した。
【0047】
(3) 塩水噴霧:JIS呼称C0024の試験に従い、温度35℃で塩化ナトリウムの濃度が5±1質量%の塩水を24時間に金属に噴霧した。
【0048】
(4) 自然放置:温度15℃、湿度55%の雰囲気に24時間金属を放置した。
【0049】
これらの試験の結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
表1中「A」は、金属表面が全く変色しなかったことを示す。表1中「B」は、金属表面がわずかに変色したことを示す。「C」は、金属表面の全面が変色したことを示す。また、「A」については2ポイント、「B」については1ポイント、「C」については0ポイントとし、各金属についての耐食性の総合評価を行なった。なお、硫化水素を用いた耐食性試験は酸性雰囲気での金属の腐食性の目安となるものであり、これは、たとえば、メッキ液雰囲気での金属の腐食のしやすさを示す。また、塩水噴霧は陽イオンと陰イオンが存在する雰囲気での腐食のしやすさを示すものであり、これは、電解液中での腐食を評価するものである。
【0052】
表1より、貴金属である金、白金、パラジウムおよびロジウムは、それぞれの雰囲気で優れた耐食性を示しており、総合評価が高くなっていることがわかる。これに対して、ニッケル、銀、チタンおよび銅はそれぞれの雰囲気において耐食性が貴金属よりも低い。このことより、本発明品に従えば、耐食性の高い貴金属を負極集電体表面に形成するため、負極集電体が電解液へ溶出することがない。その結果、負極集電体を構成する銅が正極集電体および正極活物質に析出することがなく、故障の少ない電池となる。
【0053】
(密着性の試験)
下地層21として用いるチタン、銀およびニッケルと、貴金属層11として用いる金、白金、イリジウム、オスミウム、パラジウム、ロジウムおよびルテニウムとの密着性を調べた。具体的には、チタン、銀またはニッケルのいずれかからなる下地層を形成し、この下地層上に、金、白金、イリジウム、オスミウム、銀、パラジウム、ロジウムおよびルテニウムのいずれかからなる貴金属層を形成した。下地層と貴金属層との界面を顕微鏡で観察し、その界面に隙間があるかどうかを調べた。その結果を表2に示す。
【0054】
【表2】
【0055】
表2中「〇」は、下地層と貴金属層の界面に隙間がなかったことを示し、「×」は、下地層と貴金属層との界面に隙間が生じたことを示す。表2より、貴金属層として金、白金、イリジウムおよびオスミウムを用いる場合には、下地層としてニッケルを用いることが好ましい。また、貴金属層としてパラジウム、ロジウムおよびルテニウムを用いる場合には、下地層としてチタンおよび銀のいずれかを用いることが好ましいことがわかった。
【0056】
以上この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、下地層を構成する材料として、上述のようなチタン、銀およびニッケルだけでなくクロムを用いることもできる。また、負極集電体2、下地層21および貴金属層11の膜厚は例示であり、特にこの膜厚に制限されるものではない。
【0057】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0058】
【発明の効果】
この発明に従えば、信頼性の高い電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従ったリチウム2次電池の断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に従ったリチウム2次電池の断面図である。
【図3】 従来のリチウム2次電池の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20 リチウム2次電池、1 外装缶、2 負極集電体、4 負極端子、11 貴金属層、21 下地層。
Claims (1)
- 負極端子と、
前記負極端子に電気的に接続され、銅からなる負極集電体と、
前記負極集電体を覆うように形成された貴金属層と、
前記負極集電体と前記貴金属層との間に形成された下地層とを備え、
前記下地層は、銀およびチタンからなる群より選ばれた少なくとも1種からなり、
前記貴金属層は、パラジウム、ロジウムおよびルテニウムからなる群より選ばれた少なくとも1種からなる、電池。
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