JP2002029961A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2002029961A
JP2002029961A JP2000219357A JP2000219357A JP2002029961A JP 2002029961 A JP2002029961 A JP 2002029961A JP 2000219357 A JP2000219357 A JP 2000219357A JP 2000219357 A JP2000219357 A JP 2000219357A JP 2002029961 A JP2002029961 A JP 2002029961A
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Keigo Kajiwara
啓吾 梶原
Maki Nagasawa
真木 長澤
Tomohiko Sano
友彦 佐野
Atsushi Nakajima
淳 中島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 吸水能が400mL/100g以上であっ
て、みかけの平均粒径が1〜100μmの無機粉体を含
有する水性又は乳化型の化粧料。上記無機粉体としては
シリカ、アルミナ、あるいはシリカアルミナ複合酸化物
が用いられ、更に保湿剤成分を含有してもよい。 【効果】 皮膚に対する持続的保水能力が高く、肌荒れ
を改善する効果に優れ、べたつきを生じることなく、使
用感がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の無機粉体を
含有し、肌上において持続的保水能力が高い水性又は乳
化型の化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】肌への保湿機能をうたった皮膚化粧料に
おいては、通常、グリセリン、プロピレングリコール等
の保湿剤を配合してその機能を発現させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな保湿剤の効果は一過性のものであり、時間の経過と
ともにその保湿機能は低下する傾向があった。また、そ
の機能を持続させるために、保湿剤を多量に添加する
と、べたつきを生じ、使用感が悪くなるという問題があ
った。本発明の目的は、皮膚に対して持続的に水分を供
給することができ、優れた肌荒れ改善効果を与える水性
又は乳化型の化粧料を提供することにある。また、グリ
セリン等の保湿剤を併用することにより、即時的かつ持
続性のある保湿機能を有しながらべたつきのない化粧料
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、特定の吸水
能力を有する粉体を化粧料に含有させると、肌に塗布し
たときにべたつかず、粉体中に内包された水あるいは水
溶性の有効成分が肌上に徐々に放出され、肌の保水能力
を持続的に高めることができる水性化粧料が得られるこ
とを見出した。本発明は、吸水能が400mL/100g
以上であって、みかけの平均粒径が1〜100μmの無
機粉体を含有する水性化粧料を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いる無機粉体は、吸水
能が400mL/100g以上であることを要し、好まし
くは400〜700mL/100g、特に450〜600
mL/100gであるのが好ましい。吸水能は、JIS
K5101−1991の「粉体の吸油量測定方法」に準
じ、ガラス板に1gの無機粉体を取り、ヘラでこねなが
ら、水をスポイトで添加し、水が連続相となる直前の添
加水量を無機粉体100gに換算した値(mL/100
g)で表わす。
【0006】無機粉体は、みかけの平均粒径が1〜10
0μm、好ましくは5〜80μmであるのがよい。ここ
でみかけの平均粒径は、レーザー回折法で測定した粒径
をいう。このようなみかけの平均粒径で上記の吸水能を
有する無機粉体は、例えば針状粒子が3次元的に結合し
てなり、内部に水性液体を吸蔵し得るものが挙げられ
る。針状とは、粒子の長径が短径の3倍以上のものであ
って、棒状、柱状の粒子も包含する。針状粒子として
は、シリカ、アルミナ、シリカアルミナ複合酸化物等が
挙げられ、結晶性シリケート、アルミノシリケート(例
えばZSM−5:モービル社製)、ゾノトライトのよう
な針状ケイ酸カルシウム結晶を脱カルシウム処理した針
状アモルファスシリカ等も用いられる。針状粒子の長径
は、電子顕微鏡観察により測定した平均長径が0.05
〜5μm、好ましくは0.5〜5μmであるのが適切な
大きさの造粒物を作ることができる点で好ましい。
【0007】無機粉体を構成する粒子には、上記針状粒
子の他に、粒状、板状又は不定形の粒子を含んでいても
よいが、水分の徐放能力の点で、5重量%(以下単に%
と記載する)以下であるのが好ましい。無機粉体は、こ
のような粒子が3次元的に結合したもので、形状は球状
であるのが好ましく、この球状は、真球状の他、回転楕
円状、多角体状のものも包含する。
【0008】無機粉体は、針状粒子が3次元的に凝集す
ることによって造粒物として得られるが、結合剤を使用
するのが、造粒のさせ易さの点で好ましい。結合剤とし
ては、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、澱
粉、アクリル樹脂、シリコーン樹脂等の高分子化合物、
水ガラス等の無機物が挙げられる。無機粉体は、例え
ば、結合剤を水等の溶剤中に溶解又は分散した液に、針
状粒子を添加して攪拌し、造粒、乾燥して製造するが、
この際結合剤の一部又は大部分を焼成等の方法で除去す
ると、感触の点で好ましい。また針状無機粒子を水熱合
成する際に、攪拌条件や原料濃度を調整することによ
り、略球状の無機粉体として凝集製造することができ、
このものは均一な略球状であって、感触の点で好まし
い。例えば市販品として、シリカマイクロカプセル(日
本インシュレーション社製)がある。この様にして製造
される無機粉体は、親水性の多孔質粉体であり、その平
均孔径が50nm以上、好ましくは50〜1000nm、特
に100〜700nmであるのが、持続的水分補給性能の
点で好ましい。平均孔径は、電子顕微鏡観察により測定
される。即ち、針状粒子が絡みあって生じる孔を疑似円
と見なし、その直径を50個の孔について測定し、平均
値を求める。
【0009】本発明で用いる無機粉体のみかけ比重は、
0.1〜0.7、好ましくは0.1〜0.5であるの
が、肌の保水機能向上、塗布時の肌への付着性のよさ、
塗布後の肌の違和感のなさ等の点で好ましい。ここで、
みかけ比重は、JIS K5101の「タップ法」で測
定する。
【0010】無機粉体は、更に洗浄、酸性又は塩基性物
質による処理、酸化又は還元処理、焼成等の後処理を行
ってもよい。例えば使用感、親水性等を向上させる目的
で、金属石鹸、高級脂肪酸、界面活性剤、シリカ、アル
ミナ、酸化チタン、ジルコニア、窒化ケイ素、アミノ酸
誘導体、フィブロイン等の蛋白質、樹脂、アクリル系高
分子などによる表面処理を行ってもよい。
【0011】本発明の水性又は乳化型の化粧料中には、
このように、吸水能が400mL/100g以上であっ
て、みかけの平均粒径が1〜100μmの無機粉体を
0.01〜30%、好ましくは0.1〜20%含有する
ことにより、肌の保水機能向上、使用感に優れた化粧料
が得られる。これは、水を含む液体が無機粉体中に取り
込まれ、皮膚への塗布後、液体成分が徐々に放出させる
ためと思われる。
【0012】本発明の化粧料には、上記無機粉体が均一
に分散されてなり、水性化粧料のほか、油性成分及び界
面活性剤を含有する乳化型の化粧料(O/W型又はW/
O型)も含まれる。水性化粧料としては、化粧水、美容
液、水性ジェル、ジェル状パックなどが挙げられ、乳化
型の化粧料としては、乳液、クリームなどが挙げられ
る。
【0013】本発明の化粧料には、水溶性又は油性の有
効成分を含有させると、無機粉体の構造中に、水に溶
解、可溶化又は乳化された有効成分が水とともに包含さ
れ、皮膚への塗布後、その水及び有効成分が徐々に放出
されて効果が持続的に維持される。
【0014】上記有効成分としては、多価アルコール、
セラミド類、グアニジン類等の保湿剤のほか、例えば、
経皮吸収されて真皮引き締め、美白、血行促進、脂肪分
解促進、抗炎症等の効果を発現し得る物質であって、具
体的には、植物抽出物、アルコール類、アミノ酸類、多
糖類、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸、天然保湿
因子、ヒアルロン酸等が挙げられる。
【0015】植物抽出物として真皮引き締め効果を有す
るイチョウ、ウイキョウ、キウイ、クワ、ゲンチアナ、
コウソウ、ゴボウ、サルビア(セージ)、シイタケ、シ
ソ、シモツケソウ、ヒバマタ(海藻)、トウニン、ニン
ジン、ニンニク、ブクリョウ(マツホド)、ホップ、ボ
タンピ、ユキノシタ(コジソウ)、レタス、レンゲ及び
ローズマリー;美白効果を有するアーモンド、アルテ
ア、アロエ、エイジツ(ノイバラ)、オウゴン(コガネ
バナ)、カッコン(クズ)、カミツレ、クチナシ(サン
シン)、クララ(クジン)、クロレア、コメヌカ、シャ
クヤク、ジユ(ワレモコウ)、ソウハクヒ(クワ)、ダ
イズ、チャ、ベニバナ(コウカ)、マロニエ(セイヨウ
トチノキ)、メリッサ(コウスイハッカ)及びヨクイニ
ン(ハトムギ);血行促進効果を有するアシタバ、アル
ニカ、ウイキョウ、エンメイソウ(ヒキオコシ)、カロ
ット、コメ、サンザシ、ショウブ、セイヨウサンザシ、
セイヨウネズ、センキュウ、センブリ、タイム(タチジ
ャコウソウ)、チンピ(ウンシュウミカン)、トウガラ
シチンキ、トウキ、トウヒ(ダイダイ)、ブッチャーブ
ルーム、ブドウ、ボダイジュ(シナノキ)、ユズ及びロ
ーズヒップ;抗炎症効果を有するアセンヤク、エチナ
シ、オウバク(キハダ)オトギリソウ、オレンジ、カノ
コソウ、カワラヨモギ(インチンコウ)、キュウリ、ゲ
ンノショウコウ、シコン(ムラサキ)、セイヨウキズ
タ、セイヨウノコギリソウ、タイソウ(ナツメ)、トウ
キンセンカ、ドクダミ(ジュウヤク)、トルメンチラ、
パセリ、パリエタリア(イラクサ)、ビャクダン、モ
モ、ヤグルマギク(ヤグルマソウ)、ユーカリ及びラベ
ンダー;抗老化作用を有するウーロンチャ、キナ、シラ
カバ及びセキセツソウ等が例示される。
【0016】これらは2種以上を併用してもよく、化粧
料中に0.00001〜30%、特に0.0001〜2
0%となるように含有するのが好ましい。但し、有効成
分が抽出物であるときは、抽出溶剤以外の固形分量とす
る。これら抽出物は、抽出液の形態で市販されているも
のをそのまま用いることができる。
【0017】保湿剤として用いる多価アルコールとして
は、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール(分子量200〜25000)、ソルビト
ール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、トリス
(エトキシエトキシエチル)ホスフェート、糖アルコー
ル等が挙げられる。
【0018】保湿剤として用いられるセラミド類として
は、次の式(1)で表わされるアミド誘導体が挙げられ
る。
【0019】
【化1】
【0020】(式中、R1及びR2は同一又は異なって炭
素数1〜40のヒドロキシル化されていてもよい炭化水
素基を示し、R3は炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖
のアルキレン基又は単結合を示し、R4は水素原子、炭
素数1〜12の直鎖若しくは分岐鎖のアルコキシ基又は
2,3−ジヒドロキシプロピルオキシ基を示す。ただ
し、R3が単結合のときは、R4は水素原子である。)
【0021】保湿剤として用いるグアニジン類として
は、グアニジン及び次の式(2)〜(4)で表わされる
グアニジン誘導体又はそれらの塩が挙げられる。
【0022】
【化2】
【0023】(式(2)中、A及びBは同一又は異なっ
ていてもよい炭素数2〜8のアルキレン基を示し、Dは
結合手、-CO-又は置換基を有していてもよい炭素数1〜
6のアルキレン基を示し、Eは水素原子、低級アルキル
基、アラルキル基又は置換基を有していてもよいアリー
ル基を示し、mは1〜6の数を示し、nは0〜6の数を
示し、R5は水素原子、低級アルキル基又は-(AO)m-(BO)
n-D-Eを示す。但し、R5がメチル基の場合、-(AO)m-(B
O)n-D-E-はヒドロキシエチル基ではない。式(2)中、
lは1〜10の数を示し、Gは水素原子、ヒドロキシル
基、カルボキシル基、スルホン酸基又はリン酸基を示
し、R5は前記と同じ意味を示す。)
【0024】
【化3】
【0025】アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピ
ペラジン及びモルホリンから選ばれる複素環式基を示
し、R6及びR7は同一又は異なって水素原子、アルキル
基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキ
シアルキル基又はアミジノ基を示す。)
【0026】これらグアニジン誘導体のうち、2−(2
−ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン、N−アミジ
ノ−L−プロリン、コハク酸2−(2−ヒドロキシエト
キシ)エチルグアニジンが特に好ましい。
【0027】これら保湿剤成分は、2種以上を併用して
もよく、その化粧料における含有量は0.01〜50
%、特に0.1〜30%が好ましい。
【0028】
【実施例】本発明の水性化粧料の肌荒れ改善効果は、次
の評価方法で測定した。冬期に頬部に肌荒れを起こして
いる20〜50才の女性10名を被験者とし、左右の頬
に異なる化粧料を塗布して6時間後に次の項目につき試
験を行った。 (1)皮膚コンダクタンス 37℃の温水にて洗顔後、温度20℃、湿度40%の部
屋で20分間安静にした後、角質層の水分含有量を皮膚
コンダクタンスメータ(IBS社製)にて測定し、10
名の平均値を求めた。コンダクタンス値は値が小さいほ
ど皮膚は肌荒れしており、5以下ではひどい肌荒れであ
る。一方この値が20以上であれば肌荒れはほとんど認
められない。 (2)肌荒れスコア 肌荒れを肉眼で観測し、下記基準により判定した。スコ
アは10名の平均値で示した。 0:肌荒れを認めない 1:かすかな肌あれ認める 2:肌荒れを認める 3:ややひどい肌荒れを認める 4:ひどい肌荒れを認める
【0029】実施例1 表1に記載の水性パック化粧料を調製し、持続的保水機
能について評価した結果を表1にあわせ示す。
【0030】
【表1】
【0031】本発明の水性パック化粧料は、持続的保水
機能が優れたものであった。
【0032】実施例2 次に示す組成の化粧水を調製した。 (組成) (%) 1,3−ブチレングリコール 10.0 ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.2 スクワラン 0.2 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残量 多孔質中空シリカ* 0.5 *:針状粒子の平均長径0.5μm、みかけ平均粒径5μm、みかけ比重0. 3、吸水能450mL/100g、平均孔径200nm
【0033】実施例3 次に示す組成のO/W型乳液を調製した。 (組成) (%) 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.2 スクワラン 0.2 シリコーン(6cs) 10.0 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残量 多孔質中空シリカ* 0.5 *:針状粒子の平均長径2μm、みかけ平均粒径50μm、みかけ比重0.5 、吸水能500mL/100g、平均孔径700nm
【0034】実施例4 次に示すW/O型乳液を調製した。 (組成) (%) マイクロクリスタリンワックス 1.0 グリセリン 5.0 ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.2 スクワラン 0.2 流動パラフィン 20.0 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残量 多孔質中空アルミナ* 0.5 *:針状粒子の平均長径4μm、みかけ平均粒径70μm、みかけ比重0.4 、吸水能600mL/100g、平均孔径800nm
【0035】実施例5 次に示す組成のO/W型クリームを調製した。 (組成) (%) ミツロウ 6.0 グリセリン 5.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0 スクワラン 37.5 還元ラノリン 8.0 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残量 多孔質中空シリカアルミナ* 1.0 *:針状粒子の平均長径5μm、みかけ平均粒径100μm、みかけ比重0. 3、吸水能550mL/100g、平均孔径600nm
【0036】実施例6 次に示す組成のW/O型クリームを調製した。 (組成) (%) マイクロクリスタリンワックス 9.0 ワセリン 5.0 グリセリン 5.0 ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 1.0 スクワラン 34.0 還元ラノリン 8.0 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残量 多孔質中空シリカ* 1.0 *:針状粒子の平均長径1μm、みかけ平均粒径10μm、みかけ比重0.2 、吸水能550mL/100g、平均孔径150nm
【0037】実施例7 次に示す組成の美容液を調製した。 (組成) (%) 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 シリコーン(6cs) 3.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0 カルボキシビニルポリマー (カーボポール981 B.F.Goodrich社製) 0.8 水酸化カリウム 0.3 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残量 多孔質中空シリカ* 1.0 *:針状粒子の平均長径3μm、みかけ平均粒径30μm、みかけ比重0.1 、吸水能700mL/100g、平均孔径500nm
【0038】実施例8 次に示す美容液を調製した。 (組成) (%) カルボキシビニルポリマー (カーボポール980 B.F.Goodrich社製) 1.0 シリコーン(6cs) 5.0 グリセリン 20.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5 精製水 残量 コハク酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン 1.0 トリメチルグリシン 2.0 N−〔2−(2,3−ジヒドロキシプロピルオキシ) −3−ヘキサデシロキシプロピル〕−N−3−メトキ シプロピルテトラデカナミド 1.1 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 0.2 水酸化カリウム 0.2 ユーカリエキス 1.0 ヒバマタエキス 1.0 カモミラエキス 1.0 ユズエキス 1.0 アスナロエキス 1.0 チューベロースポリサッカライド液 5.0 酢酸トコフェロール 0.1 エタノール 15.0 色素 微量 香料 微量 トリス(エトキシエトキシエチル)ホスフェート 5.0 シリカマイクロカプセル(実施例1のシリカ1) 1.0
【0039】実施例2〜8の化粧料は、本発明における
無機粉体とともに、多価アルコール、セラミド類、グア
ニジン類等の保湿剤成分を併用することにより、いずれ
も皮膚に対する水分保持能力を高め、肌荒れを改善する
効果に優れるものであった。またべたつきを生じること
がなく、使用感が優れていた。
【0040】
【発明の効果】皮膚に対する持続的保水能力が高く、肌
荒れを改善する効果に優れ、べたつきを生じることな
く、使用感がよい水性又は乳化型の化粧料を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 友彦 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 中島 淳 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA112 AB032 AB052 AB171 AB172 AB221 AB222 AC012 AC022 AC102 AC122 AC432 AC482 AC582 AC642 AC742 AC902 AD092 AD152 AD212 AD662 BB23 BB51 DD27 DD31 EE11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水能が400mL/100g以上であっ
    て、みかけの平均粒径が1〜100μmの無機粉体を含
    有する水性又は乳化型の化粧料。
  2. 【請求項2】 無機粉体が、平均長径が0.05〜5μ
    mの針状粒子が結合した、みかけ比重が0.1〜0.7
    の粉体である請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 無機粉体が、シリカ、アルミナ及びシリ
    カアルミナ複合酸化物の群から選ばれたものである請求
    項1又は2記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 更に、保湿剤成分を含有する請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の化粧料。
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