JP2002029723A - 活性炭の製造方法およびその装置 - Google Patents

活性炭の製造方法およびその装置

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JP2002029723A JP2000221308A JP2000221308A JP2002029723A JP 2002029723 A JP2002029723 A JP 2002029723A JP 2000221308 A JP2000221308 A JP 2000221308A JP 2000221308 A JP2000221308 A JP 2000221308A JP 2002029723 A JP2002029723 A JP 2002029723A
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Shigeru Fuchii
茂 淵井
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FUCHII TOSHIO
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FUCHII TOSHIO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物糞等を部分的に炭化することにより活性
炭の製造方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 動物糞または加工食品製造粕を乾燥した
のち、回転軸の傾斜角度が水平方向に対して1〜20度
であり、かつ内面に少なくとも1個の環状堰または内面
に少なくとも1個の螺旋状堰および軸方向に少なくとも
1個の縦状堰を設けてなる回転ドラム炭化炉の中で40
0〜1,000℃の温度で加熱して炭化し、ついで冷却
することを特徴とする活性炭の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性炭の製造方法
およびその装置に関するものである。詳しく述べると、
鶏糞、獣糞等の動物糞あるいは加工食品製造粕からの活
性炭の製造方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鶏糞、獣糞等の動物糞は、乾燥し
て肥料として使用する以外にほとんど用途がなく、その
臭気のために公害問題を生じているのが現状である。ま
た、加工食品製造粕については焼却する以外には処分す
る方法がなかったのが現状である。このような問題を解
決するために、本発明者は、さきに鶏糞、獣糞等の動物
糞を乾留して活性炭化する方法およびその装置を提案し
ている(特許第2,567,549号および特願平11
−043,716号)。
【0003】しかしながら、これらの方法では、その効
果が未だ不充分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、改良された活性炭の製造方法およびその装置を
提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、鶏糞、獣糞等の動物
糞あるいは加工食品製造粕からの改良された活性炭の製
造方法およびその装置を提供することにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、撹拌効果の優
れた装置を用いることによる動物糞あるいは加工食品製
造粕の製造方法およびその装置を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、改良された炭化炉を
製造することにある。
【0008】本発明のさらに別の目的は、活性炭の改良
された冷却装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、動物糞あるいは加工
食品製造粕の改良された乾燥装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの諸目的は、下記
(1)〜(17)により達成される。
【0011】(1) 動物糞または加工食品製造粕を乾
燥したのち、回転軸の傾斜角度が水平方向に対して1〜
20度であり、かつ内面に少なくとも1個の環状堰およ
び軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてなる回転ド
ラム炭化炉の中で400〜1,000℃の温度で加熱し
て炭化し、ついで冷却することを特徴とする活性炭の製
造方法。
【0012】(2) 動物糞または加工食品製造粕を乾
燥したのち、内面に少なくとも1個の螺旋状堰および軸
方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてなる回転ドラム
炭化炉の中で400〜1,000℃の温度で加熱して炭
化し、ついで冷却することを特徴とする活性炭の製造方
法。
【0013】(3) 該縦状堰は、該回転ドラム炭化炉
内面の法線に対して35〜55度傾斜してなる前記
(1)または(2)に記載の方法。
【0014】(4) 該縦状堰および環状堰または螺旋
状堰は、着脱自在に該回転ドラム炭化炉内面に取付けら
れてなる前記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の方
法。
【0015】(5) 該回転ドラム炭化炉内で加熱によ
り分解して発生したガス状物は、別の燃焼域に循環して
燃焼処理してなる前記(1)〜(4)のいずれか一つに
記載の方法。
【0016】(6) 前記冷却は、外部より冷却するよ
うに構成されてなる回転自在な筒状体の内部に回転軸お
よびスクリューの内部より行なわれる前記(1)〜
(5)のいずれか一つに記載の方法。
【0017】(7) 前記乾燥は、回転軸の傾斜角度が
水平方向に対して1〜20度であり、かつ内面に少なく
とも1個の環状堰および少なくとも1個の縦状堰を軸方
向に設けてなる回転ドラム乾燥炉内に原料を供給し、回
転しながら外部より加熱することにより行なわれる前記
(1)〜(6)のいずれか一つに記載の方法。
【0018】(8) 該縦状堰は、該回転ドラム乾燥炉
内の法線に対して35〜55度傾斜してなる前記(7)
に記載の装置。
【0019】(9) 回転軸の傾斜角度が水平方向に対
して1〜20度であり、かつ内面に少なくとも1個の環
状堰および軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてな
り、原料供給口、製品取出口、分解ガス排出口および外
部加熱手段を備えた回転自在な筒状体よりなる動物糞ま
たは加工食品製造粕からの活性炭製造装置。
【0020】(10) 内面に少なくとも1個の螺旋状
堰および軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてな
り、原料供給口、製品取出口、分解ガス排出口および外
部加熱手段を備えた回転自在な筒状体よりなる動物糞ま
たは加工食品製造粕からの活性炭製造装置。
【0021】(11) 該縦状堰は、該回転自在な筒状
体の内面の法線に対して35〜55度傾斜してなる前記
(9)または(10)に記載の装置。
【0022】(12) 該縦状堰および環状堰または螺
旋状堰は、着脱自在に該回転自在な筒状体内面に取付け
られてなる前記(9)〜(11)のいずれか一つに記載
の装置。
【0023】(13) 外部冷却手段を有する筒状体の
内部に、冷却媒体供給源に連通する中空回転軸および該
中空回転軸内部に連通しかつ該中空回転軸に取付けられ
たスクリューを備えてなり、被冷却物供給口および冷却
物取出口を備えた回転自在な筒状体よりなる冷却装置。
【0024】(14) 被冷却物が活性炭である前記
(13)に記載の装置。
【0025】(15) 回転軸の傾斜角度が水平方向に
対して1〜20度であり、かつ内面に少なくとも1個の
環状堰および軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けて
なり、被乾燥物供給口、乾燥物取出口、外部加熱手段、
加熱用ガス供給口および水分およびガス排出口を備えた
回転自在な筒状体よりなる動物糞または加工食品製造粕
からの乾燥装置。
【0026】(16) 該縦状堰は、該回転自在な筒状
体の内面の法線に対して35〜55度傾斜してなる前記
(15)に記載の装置。
【0027】(17) 該縦状堰および環状堰は、着脱
自在に該回転自在な筒状体内面に取付けられてなる前記
(9)〜(11)のいずれか一つに記載の装置。
【0028】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施態様を図面
を参照しながら説明する。
【0029】まず、鶏糞、獣糞等の動物糞、あるいはコ
ーヒー、紅茶、ビール、豆腐等加工食品製造粕よりなる
原料1をコンベア2よりホッパ3を経てライン4より乾
燥機、例えば回転式乾燥機5の原料供給口6に供給され
て乾燥される。この回転式乾燥機5においては、ライン
7から供給される熱風により外部加熱されるとともにラ
イン8より原料乾燥域(図示せず)に直接供給される熱
風により乾燥される。
【0030】外部加熱に利用された熱風は、ライン9よ
り排出される。原料域に直接供給されて原料乾燥に直接
使用された熱風は、ライン12より排出され、サイクロ
ン13より除塵されたのち、回転ドラム炭化炉14にラ
イン15および送風機16を経て送られて外部加熱に供
される。
【0031】回転乾燥機5では、通常100〜800
℃、好ましくは300〜500℃の温度で乾燥され、水
分含量を15〜50重量%、好ましくは25〜40重量
%にまで乾燥された原料は、ライン17より排出されて
粉砕機18に送られて、所定の寸法に粉砕されたのち、
コンベア19により搬送されてホッパ20に送られ、さ
れに回転ドラム炭化炉14の原料供給口21に供給され
る。
【0032】一方、燃料タンク22より燃料、例えば重
油がポンプ23およびライン24を経て回転ドラム炭化
炉14の外套部25に供給して燃焼させ、実質的に炉内
に酸素を供給することなく、炉内の原料を400〜1,
000℃、好ましくは600〜900℃の温度で加熱し
て炭化させる。燃焼廃ガスはライン26より排出され、
その一部はライン27、送風機28およびライン8を経
て、回転乾燥機5へ供給され、また残りは集塵機10を
経て煙突11より系外に排出される。
【0033】回転ドラム炭化炉14で炭化されて得られ
る活性炭は、ライン29より排出されて冷却装置30へ
送られる。この冷却装置30には、例えば水槽31から
ポンプ32を経てライン33から冷却装置30に送ら
れ、その一部はライン34を経て冷却装置30の外套部
35に送られる。ライン36および37より排出した冷
却水は、ライン38を経て水槽31へ循環される。この
水槽31内の水は、冷却装置39より循環供給される伝
熱媒体により所定の温度、例えば10〜60℃、好まし
くは20〜50℃に冷却される。
【0034】所定の温度に冷却された活性炭は、ライン
40より排出されて製品タンク41に送られる。
【0035】本発明において使用される回転ドラム炭化
炉14は、例えば、つぎのごとき構成を有してなるもの
である。
【0036】すなわち、図2〜図3に示すように駆動ロ
ール42,42により回転自在に取付けられた筒状体4
3の内面に少なくとも1個の螺旋状堰44および軸方向
に少なくとも1個の縦状堰を設けてなり、その周囲には
耐火物45より囲まれた外部加熱部46が形成されてい
る。この外部加熱部46にはバーナー47より燃料、例
えば重油が供給されて燃焼されるとともに、そのライン
(図示せず)からも可燃物が供給されて燃焼されること
により400〜1,000℃、好ましくは600〜85
0℃の温度に加熱され、実質的に酸素が筒状体43内に
供給されることなく、予め所定の水分含量、例えば15
〜50重量%、好ましくは25〜40重量%に乾燥され
た動物糞あるいは加工食品製造粕(以下、「原料」とい
う。)が加熱されて炭化して活性炭を形成する。
【0037】筒状体43には、原料供給口48より原料
が供給されて螺旋状堰44により活性炭取出口49の方
向へ搬送される。その間に原料は、縦状堰50により筒
状体43の回転に伴なって上方へ持ち上げられるが、図
4に示すように縦状堰50がある位置に達すると、下方
へ落下する。この場合、この縦状堰50は、該筒状体5
0の内面の法線に対して35〜55度、好ましくは40
〜50度、最も好ましくは約45度に傾斜していると、
この縦状堰50で持ち上げられた原料の落下がスムース
に行き、その混合が充分となる。
【0038】また、この炭化処理は、主として温度と原
料の滞留時間とに左右されるので、常に一定時間滞留す
ることが好ましいが、前記螺旋堰44を使用すると、原
料の搬送を一定に規制できるので好ましく、また前記縦
状堰50により撹拌混合が充分となる。すなわち、微小
粒が下層に大きな粒子が上層にくるが、前記縦状堰5
0、特に傾斜した縦状堰50によりこれらの粒子が反転
して混合が充分となる。
【0039】このようにして炭化処理して得られる活性
炭は、活性炭排出口51から排出されて、必要により冷
却装置へ送られる。
【0040】また、筒状体43内には、螺旋状堰46の
代りに環状堰を少なくとも1個取付けてもよい。この場
合に、そのままでは原料は筒状体43内を自動的に搬送
することは困難であるので、支点52を支点として他端
を上昇させて傾斜させる必要がある。しかして、その傾
斜角度は、水平方向に対して2〜20度、好ましくは3
〜8度である。
【0041】冷却装置としては、例えば次のようなもの
があり、好ましく使用される。すなわち、図5および図
6に示すように、筒状体53の外側に外部冷却部54を
設け、該筒状体53の一端部に原料供給口55を、また
他端部に製品取出口56が取付けられており、その内部
には中空回転軸57が取付けられ、該回転軸57の廻り
には中空部58と連通した中空スクリュー59が設けら
れている。そして、この中空回転軸57は、ギヤモータ
ー60のスプロケット61と回転軸57のスプロケット
62により回転自在となっている。この中空回転軸およ
び外部冷却部54には、それぞれ冷却媒体源(図示せ
ず)から冷却媒体、例えば水が供給されかつ排出され
る。これにより冷却効果が著しく高くなる。
【0042】乾燥装置5は、炭化炉とほぼ同じ構造で、
特に回転軸を同様な角度で傾斜させ、少なくとも1個の
環状堰を設けた場合と同様である。
【0043】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。
【0044】実施例1 図1〜図6に示す装置において、鶏卵用鶏(白色レグホ
ン)の鶏糞1をコンベア2よりホッパ3を経てライン4
より回転式乾燥機5に供給してライン7から供給される
熱風(約400℃)により外部加熱して水分が約30重量
%になるまで乾燥した。
【0045】ついで、乾燥鶏糞を図2〜図3に示す回転
ドラム炭化炉14へ供給した。この回転ドラム炭化炉1
4へは重油を外套部25に供給して燃焼させて、実質的
に炉内に酸素を供給することなく炉内温度を800℃に
保って乾燥鶏糞を加熱して炭化させた。燃焼廃ガスはラ
イン26により排出させ、ライン8を経て前記回転式乾
燥機5へ供給した。
【0046】このときの回転ドラム炭化炉14の内径は
60cmで、長さは250cmであり、高さ10cmの
環状堰3個を等間隔で設け、また縦状堰2個を等間隔で
設け、該縦状堰2の内面法線に対する傾斜角は、45度
であった。該回転ドラム炭化炉14の傾斜角を種々変え
て試験を行ない、乾燥鶏糞投入終了時から各室の乾燥鶏
糞がなくなるまでの時間を計測したところ、表1の結果
が得られた。
【0047】
【表1】
【0048】得られた活性炭は、図5〜図6に示す冷却
装置30に供給し、水槽31からの水を導入し、約15
℃の温度で冷却して活性炭を得た。
【0049】得られた活性炭の分析値は表2のとおりで
あった。
【0050】
【表2】
【0051】参考例1 実施例1で得られた炭化肥料を用いてコマツナの生育に
対する影響を調べた。
【0052】試験方法 1)供試作物 コマツナ 2)供試土壌 火山灰土 3)試験規模 9cmφ深さ4.5cmのスチロール
製ポット 4連制 4)試験設計
【0053】
【表3】
【0054】5)管理状況 6月16日 肥料/炭の土壌混和,播種(10粒/ポ
ット) 6月28日 間引き(5本/ポット) 7月11日 生育調査 試験結果 調査結果を表4に示した。統計処理は各ポット毎の平均
値を利用して4連制として計算した。
【0055】
【表4】
【0056】各データの英字が異なるときには、ダンカ
ン多重範囲検定法により5%水準で有意差があることを
示す。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、回
転ドラム炭化炉がその内面に少なくとも1個の螺旋状堰
または特定の傾斜角度を有する回転ドラム炭化炉の内面
に少なくとも1個の環状堰を有しかつ両者共に少なくと
も1個の縦状堰を有しているので、炭化炉の回転に伴な
って供給された被処理物(例えば動物糞)は該縦状堰に
より持上げられ、ある位置に達すると、落下し被処理物
の寸法の大小が入れ換わって混合が充分行なわれること
になる。特に該縦状堰が内面法線に対して特定の角度を
有していることにより被処理物の保持により充分な高さ
まで持ち上げることができるだけでなく、落下が容易に
なるので、撹拌が充分となるのである。
【0058】また、本発明で使用される冷却装置は、前
記のごとき構造を有しているので、冷却効果が充分であ
る。さらに、本発明で使用される乾燥装置は、前記のご
とき構造を有しているので、多量の水分を含有している
動物糞等のごとき被処理物を充分な速度で搬送させなが
ら充分な撹拌ができるので、優れた乾燥効果が得られる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を行なう装置の概略の一例を表わ
すフローシートである。
【図2】 本発明で使用される回転ドラム炭化炉の縦断
面図である。
【図3】 本発明で使用される回転ドラム炭化炉の横断
面図である。
【図4】 回転ドラム炭化炉の縦状堰の一部を示す拡大
部分断面図である。
【図5】 本発明で使用される冷却装置の縦断面図であ
る。
【図6】 本発明で使用される冷却装置の横断面図であ
る。
【符号の説明】
6…乾燥装置、 14…回転ドラム炭化炉、 18…粉砕機、 30…冷却装置。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物糞または加工食品製造粕を乾燥した
    のち、回転軸の傾斜角度が水平方向に対して1〜20度
    であり、かつ内面に少なくとも1個の環状堰および軸方
    向に少なくとも1個の縦状堰を設けてなる回転ドラム炭
    化炉の中で400〜1,000℃の温度で加熱して炭化
    し、ついで冷却することを特徴とする活性炭の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 動物糞または加工食品製造粕を乾燥した
    のち、内面に少なくとも1個の螺旋状堰および軸方向に
    少なくとも1個の縦状堰を設けてなる回転ドラム炭化炉
    の中で400〜1,000℃の温度で加熱して炭化し、
    ついで冷却することを特徴とする活性炭の製造方法。
  3. 【請求項3】 該縦状堰は、該回転ドラム炭化炉内面の
    法線に対して35〜55度傾斜してなる請求項1または
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該縦状堰および環状堰または螺旋状堰
    は、着脱自在に該回転ドラム炭化炉内面に取付けられて
    なる請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 該回転ドラム炭化炉内で加熱により分解
    して発生したガス状物は、別の燃焼域に循環して燃焼処
    理してなる請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記冷却は、外部より冷却するように構
    成されてなる回転自在な筒状体の内部に回転軸およびス
    クリューの内部より行なわれる請求項1〜5のいずれか
    一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記乾燥は、回転軸の傾斜角度が水平方
    向に対して1〜20度であり、かつ内面に少なくとも1
    個の環状堰および少なくとも1個の縦状堰を軸方向に設
    けてなる回転ドラム乾燥炉内に原料を供給し、回転しな
    がら外部より加熱することにより行なわれる請求項1〜
    6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 該縦状堰は、該回転ドラム乾燥炉内の法
    線に対して35〜55度傾斜してなる請求項7に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 回転軸の傾斜角度が水平方向に対して1
    〜20度であり、かつ内面に少なくとも1個の環状堰お
    よび軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてなり、原
    料供給口、製品取出口、分解ガス排出口および外部加熱
    手段を備えた回転自在な筒状体よりなる動物糞または加
    工食品製造粕からの活性炭製造装置。
  10. 【請求項10】 内面に少なくとも1個の螺旋状堰およ
    び軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてなり、原料
    供給口、製品取出口、分解ガス排出口および外部加熱手
    段を備えた回転自在な筒状体よりなる動物糞または加工
    食品製造粕からの活性炭製造装置。
  11. 【請求項11】 該縦状堰は、該回転自在な筒状体の内
    面の法線に対して35〜55度傾斜してなる請求項9ま
    たは10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 該縦状堰および環状堰または螺旋状堰
    は、着脱自在に該回転自在な筒状体内面に取付けられて
    なる請求項9〜11のいずれか一つに記載の装置。
  13. 【請求項13】 外部冷却手段を有する筒状体の内部
    に、冷却媒体供給源に連通する中空回転軸および該中空
    回転軸内部に連通しかつ該中空回転軸に取付けられたス
    クリューを備えてなり、被冷却物供給口および冷却物取
    出口を備えた回転自在な筒状体よりなる冷却装置。
  14. 【請求項14】 被冷却物が活性炭である請求項13に
    記載の装置。
  15. 【請求項15】 回転軸の傾斜角度が水平方向に対して
    1〜20度であり、かつ内面に少なくとも1個の環状堰
    および軸方向に少なくとも1個の縦状堰を設けてなり、
    被乾燥物供給口、乾燥物取出口、外部加熱手段、加熱用
    ガス供給口および水分およびガス排出口を備えた回転自
    在な筒状体よりなる動物糞または加工食品製造粕からの
    乾燥装置。
  16. 【請求項16】 該縦状堰は、該回転自在な筒状体の内
    面の法線に対して35〜55度傾斜してなる請求項15
    に記載の装置。
  17. 【請求項17】 該縦状堰および環状堰は、着脱自在に
    該回転自在な筒状体内面に取付けられてなる請求項9〜
    11のいずれか一つに記載の装置。
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