JP2002029664A - 作業車両 - Google Patents

作業車両

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JP2002029664A
JP2002029664A JP2000210630A JP2000210630A JP2002029664A JP 2002029664 A JP2002029664 A JP 2002029664A JP 2000210630 A JP2000210630 A JP 2000210630A JP 2000210630 A JP2000210630 A JP 2000210630A JP 2002029664 A JP2002029664 A JP 2002029664A
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turning
wheel
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Naotada Fujimura
直嗣 藤村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直進走行と横走行とに換向が可能であり、換
向しない前輪や後輪に外力などがかかってずれるなどし
て、直進走行や横走行が不可能になったとき、走行を自
動的に停止できる作業車両を提供する。 【解決手段】 本体1に、複数の前輪13A,13Bと
一箇所の後輪39を換向自在に設けた。前輪を換向させ
るフロントアクスル装置15と、後輪を換向させるリヤ
アクスル装置40を設けた。後輪に、油圧ポンプ34に
一対の給排油経路81,82を介して接続した油圧モー
タ80を連動連結した。一対の給排油経路間に設けたバ
イパスバルブ83は、直進走行や横走行を不可と検出し
たときに連通動する。油圧ポンプからの圧油を、連通動
したバイパスバルブを介して一対の給排油経路間で循環
状に流すことで、油圧モータは駆動せず、直進走行や横
走行を衝撃もなく自動的に停止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば野球や他
目的イベントなどを開催するドームにおいて、このドー
ム内のグランド上に人工芝を敷き込んだり、敷き込まれ
た人工芝を巻き取ったりするのに使用される作業車両に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構成としては、たとえば
特開平10−167582号公報に見られる人工芝巻敷
機が提供されている。すなわち、本体には、左右一対の
前輪と1個の後輪とが、それぞれ換向軸を介して換向自
在に設けられるとともに、前輪を換向させるフロントア
クスル装置と、後輪を換向させるリヤアクスル装置とが
設けられている。そして、後輪に連動連結される走行駆
動装置は、油圧ポンプに一対の給排油経路を介して接続
した油圧モータにより構成されている。
【0003】この従来構成において、直進換向は、前輪
を直進走行状態で固定させ、そして後輪を、ハンドルの
操作によりリヤアクスル装置を作動させて換向すること
で、すなわち後輪ステアで行える。また横行換向は、直
進走行状態の後輪を、後輪換向用レバーとハンドルの操
作によりリヤアクスル装置を作動させるによって横走行
状態に切り換えかつ固定させ、そして前輪を、前輪換向
用レバーによりフロントアクスル装置を作動させて直進
走行状態から横走行状態に切り換えた状態で、ハンドル
の操作によりフロントアクスル装置を作動させて換向す
ることで、すなわち前輪ステアで行える。
【0004】その際に、左右の前輪と後輪には、直進走
行状態や横走行状態が判断できるように、近接スイッチ
またはリミットスイッチなどが取り付けられ、その信号
をインジケータランプで表示している。
【0005】すなわち図8に示されるように、直進モー
ド95と横行モード96の両方に、前輪左ランプ95
a,96a、後輪ランプ95b,96b、前輪右ランプ
95c,96c、換向状態ランプ95d,96dが設け
られている。そして直進モード95においては、前輪左
ランプ95aと前輪右ランプ95cの緑が点灯しかつ換
向状態ランプ95d,96dが消灯することで直進走行
が可能と表示され、また横行モード96においては、後
輪ランプ96bの緑が点灯しかつ換向状態ランプ95
d,96dが消灯することで横走行が可能と表示され、
さらに換向状態ランプ95d,96dに赤が点灯するこ
とで、直進走行や横走行が不可能と表示されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来構成に
よると、直進走行や横走行が可能かどうかはインジケー
タランプを見れば判断できるが、作業中は気付かずに、
そのまま走行してしまうことがある。そして、そのまま
走行すると、車体(本体)などに無理な力がかかって損
傷させる恐れがあり、また、オペレータの意志とは違う
方向に走行して所期の作業が好適に行えなくなる恐れも
ある。なお、走行不可能の場合にブザーを鳴らして注意
を促することもあるが、この場合に直進走行と横走行の
切り替え時はブザーが鳴りっぱなしとなり、騒音などか
ら見て問題となる。
【0007】そこで本発明の請求項1記載の発明は、直
進走行と横走行とに換向が可能であり、そして換向しな
い前輪や後輪に外力などがかかってずれるなどして、直
進走行や横走行が不可能になったとき、走行を自動的に
停止し得る作業車両を提供することを目的としたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の作業車両は、本
体には、左右複数箇所の前輪と一箇所の後輪とが、それ
ぞれ換向軸を介して換向自在に設けられるとともに、前
輪を換向させるフロントアクスル装置と、後輪を換向さ
せるリヤアクスル装置とが設けられ、後輪に連動連結さ
れる走行駆動装置は、油圧ポンプに一対の給排油経路を
介して接続した油圧モータであり、一対の給排油経路間
にはバイパスバルブが設けられ、このバイパスバルブ
は、直進走行や横走行を不可と検出したときに連通動さ
れるように構成されていることを特徴としたものであ
る。
【0009】したがって請求項1の発明によると、フロ
ントアクスル装置やリヤアクスル装置を作動させて、前
輪や後輪を直進走行状態や横走行状態に換向させること
で、直進走行や横走行を可能とし得る。このときバイパ
スバルブは遮断しており、したがって油圧ポンプからの
圧油を、給排油経路を介して油圧モータに供給し得るこ
とになって、前後の直進走行や左右の横走行を行える。
【0010】また、前輪や後輪の少なくとも1輪が十分
に換向しておらず、直進走行や横走行が不可能なとき、
バイパスバルブが連通動する。これにより油圧ポンプか
らの圧油を、一対の給排油経路間で循環状に流すことに
なり、したがって油圧モータは、圧油が供給されないこ
とから駆動せず、以て直進走行や横走行を自動的に停止
し得る。
【0011】また本発明の請求項2記載の作業車両は、
請求項1記載の構成において、本体には、敷物の巻き取
りと敷き込みとを行う敷物巻敷装置が設けられているこ
とを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項2の発明によると、オペ
レータの意志の方向に走行させながら、敷物の巻き取り
作業や敷き込み作業を行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
作業車両として人工芝の巻敷を行う敷物巻敷機を採用し
た状態として、図1〜図7に基づいて説明する。
【0014】図2〜図6に示されるように、敷物巻敷機
の本体(車体)1は、車幅方向の左右フレーム2と、こ
の左右フレーム2の中央部分から前後方へ連設される前
後フレーム3とにより、平面視でT字状に形成されてい
る。そして前後フレーム3の遊端部にはバランスウエイ
ト4などが設けられる。
【0015】前記左右フレーム2における中間部分の左
右二箇所(複数箇所)には、それぞれ軸受装置10A,
10Bを介して縦方向の換向軸11A,11Bが設けら
れ、これら換向軸11A,11Bの下部には、車輪軸1
2A,12Bなどを介して前輪(前輪タイヤ)13A,
13Bが設けられている。なお各前輪13A,13B
は、それぞれ左右一対の二輪、合計四輪形式に構成され
ているが、左右方向で三箇所の六輪形式などであっても
よい。
【0016】そして、左右フレーム2の部分にはフロン
トアクスル装置15が配設されている。すなわち左右フ
レーム2の下面側で、その左右方向の中央部分には、ブ
ラケット16を介して中央縦軸17が設けられるととも
に、この中央縦軸17には中央筒体18が外嵌されてい
る。また中央縦軸17と前記換向軸11A,11Bとの
間ににおいて前記左右フレーム2には、それぞれブラケ
ット19A,19Bを介して側部縦軸20A,20Bが
設けられるとともに、側部縦軸20A,20Bには側部
筒体21A,21Bが外嵌されている。
【0017】前記中央筒体18に一体の第1センターリ
ンク22と左右フレーム2に設けられたブラケット24
との間には、ハンドル(後述する。)にて操作されるフ
ロントステアシリンダー25が設けられている。また、
側部筒体21A,21Bに一体の第1サイドリンク26
A,26Bと換向軸11A,11Bに一体の換向リンク
28A,28Bとの間には、前輪換向用レバー(後述す
る。)にて操作されるフロントターンシリンダー29
A,29Bが設けられている。
【0018】そして、中央筒体18に一体の第2センタ
ーリンク23と側部筒体21A,21Bに一体の第2サ
イドリンク27A,27Bとの間には、タイロッド30
A,30Bが相対揺動自在に設けられている。以上の1
6〜30A,30Bなどにより、フロントアクスル装置
15の一例が構成される。
【0019】前後フレーム3の遊端側には、軸受装置3
5を介して縦方向の換向軸36が設けられ、この換向軸
36の下端には旋回台37が設けられる。そして旋回台
37には、車輪軸38などを介して後輪(後輪タイヤ)
39が設けられる。ここで後輪39は一輪形式に構成さ
れ、その際に後輪39には油圧モータ(走行駆動装置)
34がホイールインモータ形式で設けられている。
【0020】そして、前後フレーム3の部分にはリヤア
クスル装置40が配設されている。すなわち前後フレー
ム3の一側面側には、ブラケット41を介して縦軸42
が設けられるとともに、縦軸42には筒体43が外嵌さ
れている。この筒体43に一体のリンク44と前後フレ
ーム3に設けられたブラケット45との間には、ハンド
ル(後述する。)にて操作されるリヤステアシリンダー
46が設けられている。また、前記リンク44と換向軸
36に一体の換向リンク47との間には、後輪換向用レ
バー(後述する。)にて操作されるリヤターンシリンダ
ー48が設けられている。以上の41〜48などによ
り、リヤアクスル装置40の一例が構成される。
【0021】前記左右フレーム2の左端部分(または右
端部分あるいは両端部分)には架台51が設けられてい
る。この架台51には、その後部に運転席52が設けら
れ、この運転席52の前方にはハンドル53が設けられ
ている。そして運転席52の周辺には、テンションアー
ム開閉用レバー54、サイドシフト用レバー55、ブー
ム昇降用レバー56、後輪換向用レバー57、前輪換向
用レバー58などが設けられている。なお、運転席52
などは、視野の関係から高い位置に配置されており、そ
のために乗降用の梯子59が設けられている。
【0022】前記車体1の前部側には、人工芝の巻き取
りおよび巻き戻し(敷き込み)を行う人工芝巻敷装置
(敷物巻敷装置の一例)60が配設されている。すなわ
ち、前記左右フレーム2の両端部分には、それぞれ支持
部材61を介して左右方向のガイドロッド62が設けら
れ、これらガイドロッド62にはブーム63が、その基
端を介して取り付けられている。その際にブーム63は
ガイドロッド62に対して、昇降動(上下揺動)自在な
らびに左右摺動自在に取り付けられ、そしてブーム63
間に左右方向の連結材64が設けられることで、昇降動
ならびに左右摺動が一体に行われるよう構成されてい
る。
【0023】両ブーム63を昇降動させるために、左右
フレーム2の下面に設けられたブラケット65とブーム
63の先端部との間にブーム用シリンダー66が設けら
れている。さらに両ブーム63を左右摺動させるため
に、左右フレーム2の上面に設けられたブラケット67
と連結材64側のブラケット68との間にサイドシフト
用シリンダー69が設けられている。
【0024】両ブーム63の遊端(先端)にはマンドレ
ル保持装置70が設けられる。両マンドレル保持装置7
0に保持されるマンドレル87は、巻芯88の両端部に
差し込み連結され、以てマンドレル保持装置70を介し
て両ブーム63間で巻芯88を支持自在としている。
【0025】両ブーム63の基部からはブラケット体7
2が上方へ連設され、これらブラケット体72には、左
右方向ピン73を介してテンションアーム74が上下動
自在に取り付けられている。そして、テンションアーム
74の遊端(先端)間には、コンタクトロール75のロ
ール軸76が回転自在に設けられ、このロール軸76に
連動する巻き取り用モータ77が、他方のテンションア
ーム74に設けられている。さらに、両テンションアー
ム74の遊端側とブラケット体72との間には、コンタ
クトロール75を上下動させるテンション用シリンダー
78が設けられている。以上の61〜78などにより、
人工芝巻敷装置60の一例が構成される。
【0026】図1、図7に示されるように、走行駆動装
置である前記油圧モータ34は、油圧ポンプ80に一対
の給排油経路81,82を介して接続されている。そし
て一対の給排油経路81,82間にはバイパスバルブ
(シャットオフバルブ)83が設けられ、このバイパス
バルブ83は、直進走行や横走行を不可と検出したとき
に連通動されるように構成されている。
【0027】すなわち、直進モード85と横行モード8
6の両方に、前輪左ランプ85a,86a、後輪ランプ
85b,86b、前輪右ランプ85c,86c、換向状
態ランプ85d,86dが設けられている。そして直進
モード85においては、前輪左ランプ85aと前輪右ラ
ンプ85cの緑が点灯しかつ換向状態ランプ85d,8
6dが消灯することで直進走行が可能と表示され、また
横行モード86においては、後輪ランプ86bの緑が点
灯しかつ換向状態ランプ85d,86dが消灯すること
で横走行が可能と表示される。
【0028】また、換向状態ランプ85d,86dに赤
が点灯することで、直進走行や横走行が不可能と表示さ
れるとともに、これら換向状態ランプ85d,86dに
並列されたリレー85e,86eがオンしてバイパスバ
ルブ83が連通動され、以て油圧ポンプ80からの圧油
が一対の給排油経路81,82間で流れて油圧モータ3
4に供給されず、直進走行や横走行を停止させるように
構成されている。
【0029】次に、人工芝巻敷装置30の各部動作や、
走行部動作を説明する。前記ブーム63は、ブーム用シ
リンダー66の伸縮動によって昇降を行うが、この昇降
はロール状人工芝89aの径に合わせて制御される。そ
の際に、ブーム用シリンダー66のテール側をタンクに
開放する(下降側フリー)ことで、ロール径に応じてブ
ーム63が昇降することになって、ロール状人工芝89
aを接地したまま巻き取りや敷き込みを可能としてい
る。
【0030】前記ブーム63などは、サイドシフト用シ
リンダー69の伸縮動によって左右動を行うが、ここで
ストロークは大きく(たとえば左右各150 mm)、以て多
少のずれは調整可能である。前記テンションアーム74
は、テンション用シリンダー78の伸縮動によって昇降
して、コンタクトロール75を上下動させるが、その際
に、電磁バルブ(モジューラバルブ)によってロール押
圧を一定に保つ機能が付加されており、また押圧はフロ
ーデバイダによって調整可能である。
【0031】前記巻き取り用モータ77の回転スピード
は調整可能であり、また同期巻きができるように、人工
芝89の張力が大きい場合は回転しない。そして前進に
より人工芝89が緩んで、その張力が小さくなると、巻
き取り用モータ77は回転して、前進(直進走行)した
分だけ巻き取ることが可能となる。
【0032】前記フロントアクスル装置15は、両フロ
ントターンシリンダー29A,29Bを、タイロッド3
0A,30Bを介して一本のフロントステアシリンダー
25でステアする構造であり、図5の(b)に示される
ように、後輪39が真横を向けば自動的に前輪ステアに
切り替わるように、リミットスイッチと電磁バルブとが
設置されている。
【0033】前記リヤアクスル装置40は、リヤターン
シリンダー48とリヤステアシリンダー46とが各一本
ずつで構成され、車輪軸38上に油圧モータ34を配置
することで、換向時のすべりを極力押さえている。
【0034】このようなフロントアクスル装置15とリ
ヤアクスル装置40との構成により、直進走行時は後輪
ステア、横走行時には前輪ステアを可能にした。そして
横走行する場合は、前輪換向用レバー58と後輪換向用
レバー57とハンドル53とを操作して、前輪13A,
13Bと後輪39とを横向きにする必要があり、前後別
々のレバーにしたのは、その場での旋回(前輪直進走
行、後輪横走行状態)を可能とするためである。
【0035】以下に、上記した実施の形態において、グ
ランド90上に敷設されている人工芝89を巻き取る作
業を説明する。 (A)人工芝89に対する巻芯88のセット これは人手により行われるもので、巻芯88に人工芝8
9の端部を二〜三回巻き付けたのち、巻芯88の両端部
にマンドレル87を、その差し込み部を差し込んで連結
することにより、人工芝89に巻芯88をセットし得
る。 (B)人工芝巻敷装置60による巻芯88のピックアッ
プ まず人工芝89の幅方向中心に人工芝巻敷装置60の中
心が位置しているか否かの確認を行う。そして中心がず
れていたとき、サイドシフト用レバー55の操作により
サイドシフト用シリンダー69を伸縮動させ、両ブーム
63を一体に左右移動させて中心を合わせる。この状態
で、本体1とともに人工芝巻敷装置60を前進(直進走
行)させて、マンドレル87の被保持部をブーム63側
に係止させる。
【0036】そして、巻方向スイッチを巻き取り側にす
ることで、自動的にテンション用シリンダー78を伸展
動させ、テンションアーム74を下方揺動(閉動)させ
てコンタクトロール75を、巻芯88に巻き付けている
ロール状人工芝89aに上方から当接させる。これによ
り、ロール状人工芝89aの緩みを防止し得る。
【0037】次いでマンドレ保持装置70を作動させる
ことで、両ブーム63間で巻芯88を保持しロックし得
る。その後に、ブーム昇降用レバー56の操作によりブ
ーム用シリンダー66を伸展動させ、両ブーム63を一
体に上方揺動(上昇)させることで巻芯88を持上げ
得、以て巻芯88のピックアップを行える。 (C)人工芝巻敷装置60による巻芯88の巻き取り まず、巻き取り用モータ77の速度調整ダイヤルで巻取
り速度の調整を行う。このとき巻き取り用モータ77
は、人工芝89の張力が大きいため回らない。次いで、
本体1とともに人工芝巻敷装置60を前進(直進走行)
させ、人工芝89を巻き取って行く。すなわち、前進
(直進走行)することによって人工芝89が緩み、この
とき巻き取り用モータ77により強制回転しているコン
タクトロール75が人工芝89に当接していることで、
この人工芝89が巻芯88とともに回転され、以て人工
芝89が巻き取られる。なおマンドレル87では、その
差し込み部が巻芯88とともに回転される。 (D)人工芝巻敷装置60からのロール状人工芝89a
の取り外し 巻き取りを終えたならば、本体1を走行させるなどし
て、ロール状人工芝89aを格納箇所(格納倉庫)へ運
搬する。そして、まずマンドレル保持装置70を開放動
させる。次いで、ブーム昇降用レバー56の操作により
ブーム用シリンダー66を収縮動させ、両ブーム63を
一体に下方揺動(下降)させることで、巻芯88ととも
に下降されるロール状人工芝89aを着地し得る。
【0038】そして、テンションアーム開閉用レバー5
4の操作によりテンション用シリンダー78を収縮動さ
せ、テンションアーム74を上方揺動(開動)させて、
コンタクトロール75をロール状人工芝89aに対して
上方へ離間させる。この状態で本体1を後進(直進走
行)させることにより、ロール状人工芝89aに対して
人工芝巻敷装置60を外し得る。その後に、巻芯88の
両端部からマンドレル87を抜出させることで、前述し
た(A)の工程へ戻る。
【0039】以下に、上記した実施の形態において、グ
ランド90上に人工芝89を敷き込む作業を説明する。 (E)人工芝巻敷装置60に対するロール状人工芝89
aのセット まず、ロール状人工芝89aにおける巻芯88の両端部
に、マンドレル87を差し込んで連結させる。次いで、
ロール状人工芝89aの幅方向中心に人工芝巻敷装置6
0の中心が位置しているか否かの確認を行い、中心がず
れていたとき、サイドシフト用レバー55の操作により
サイドシフト用シリンダー69を伸縮動させて、両ブー
ム63を一体に左右移動させて中心を合わせる。この前
後にマンドレ保持装置70を開放動させる。そして、テ
ンションアーム開閉用レバー54の操作によりテンショ
ン用シリンダー78を収縮動させ、テンションアーム7
4を上方揺動(開動)させて、コンタクトロール75を
上方へ離間させる。
【0040】この状態で、本体1とともに人工芝巻敷装
置60を前進させて、ブーム63をマンドレル87の被
保持部に係止させる。次いで、ブーム昇降用レバー56
の操作によりブーム用シリンダー66を伸展動させ、両
ブーム63を一体に上方揺動(上昇)させることで巻芯
88を持上げ得、以てロール状人工芝89aのピックア
ップを行える。その後にマンドレ保持装置70を閉動さ
せることで、両ブーム63間で巻芯88を保持しロック
し得、以て人工芝巻敷装置60にロール状人工芝89a
をセットし得る。 (F)人工芝巻敷装置60による人工芝89の敷き込み セットを終えたならば、本体1を走行させるなどして、
ロール状人工芝89aを敷き込み開始位置へ運搬する。
そして、ブーム用シリンダー66を自動的に収縮動さ
せ、両ブーム63を一体に下方揺動(下降)させること
で、巻芯88とともに下降されるロール状人工芝89a
を接地させる。次いで、巻方向スイッチを敷き込み側に
することで自動的にテンション用シリンダー78を伸展
動させ、テンションアーム74を下方揺動(閉動)させ
て、コンタクトロール75をロール状人工芝89aに上
方から当接させる。これにより、ロール状人工芝89a
の緩みを防止し得る。
【0041】この状態で、本体1とともに人工芝巻敷装
置60を後進(直進走行)させ、人工芝89を巻戻しな
がら敷き込んで行く。このとき巻き取り用モータ77に
より逆に強制回転しているコンタクトロール75がロー
ル状人工芝89aに当接していることで、このロール状
人工芝89aが巻芯88とともに回転され、以て人工芝
89が巻き戻される。 (G)人工芝巻敷装置60からの巻芯88の取り外し 敷き込みを終えたならば、まずテンションアーム開閉用
レバー54の操作によりテンション用シリンダー78を
収縮動させ、テンションアーム74を上方揺動(開動)
させてコンタクトロール75を上昇させる。次いで、マ
ンドレ保持装置70を開放動させた状態で本体1を後進
させることで、着地状の巻芯88に対してブーム63を
抜出し得、以て人工芝巻敷装置60から巻芯88を外し
得る。
【0042】その後に、ブームフローティングスイッチ
をオフにし、ブーム昇降用レバー56の操作により、ブ
ーム用シリンダー66を伸展動させ、両ブーム63を一
体に上方揺動(上昇)させる。そして本体1をロール状
人工芝89aの収納箇所へと走行させることで、前述し
た(E)の工程へ戻る。なお、人工芝巻敷装置60から
外した巻芯88の両端部からは、マンドレル87を抜出
させる。
【0043】以上の(A)〜(D)の工程により、ロー
ル状人工芝89aを浮かせた状態で同期巻きにより人工
芝89の巻き取り作業を行えるが、これは(E)〜
(G)の工程の逆操作によりロール状人工芝89aを接
地させた状態で人工芝89の巻取り作業を行ってもよ
い。また(E)〜(G)の工程により、ロール状人工芝
89aを接地させた状態で人工芝89の敷き込み作業を
行えるが、これは(A)〜(D)の工程の逆操作により
ロール状人工芝89aを浮かせた状態で人工芝89の敷
き込み作業を行ってもよい。
【0044】以下に、上記した実施の形態において、直
進走行時や横走行時や斜行時の換向を説明する。 (H)直進走行時の換向 前輪13A,13Bは、図2、図3、図4の(a)に示
される直進状態で固定させる。そして後輪39は、図
2、図3、図5の(a)、図6の実線に示される直進状
態において、ハンドル53の操作によりリヤステアシリ
ンダー46を伸縮動させることによって、すなわち後輪
ステアで換向し得る。 (I)横走行時の換向 後輪39は、図2、図3、図5の(a)、図6の実線に
示される直進状態から、後輪換向用レバー57の操作に
よりリヤターンシリンダー48を伸展動させるによっ
て、図5の(b)に示されるように横行状態に切り換え
かつ固定させる。また前輪13A,13Bは、図2、図
3、図4の(a)に示される直進状態から、前輪換向用
レバー58によりフロントターンシリンダー29A,2
9Bを収縮動させることによって、図4の(b)に示さ
れるように横行状態に切り換える。そしてこの状態で、
ハンドル53の操作によりフロントステアシリンダー2
5を伸縮動させることによって、すなわち前輪ステアで
換向し得る。 (J)斜行 前輪換向用レバー58と後輪換向用レバー57とによ
り、各前輪13A,13Bと後輪39とを独立操作する
ことで、直進斜行や横行斜行などのように、設定された
角度での斜行を可能とする。
【0045】上述したように実施の形態では、ハンドル
53の操作やレバー54〜58群の操作などにより各作
動部を動作させることで、ドーム内などで人工芝89を
巻き敷きし得る。
【0046】上述したような直進走行状態や横走行状態
は、左右の前輪13A,13Bや後輪39に取り付けら
れた近接スイッチまたはリミットスイッチなどにより判
断(検出)され、その信号がインジケータランプで表示
されている。すなわち図7に示されるように、直進モー
ド85や横行モード86は、それぞれ前輪左ランプ85
a,86a、後輪ランプ85b,86b、前輪右ランプ
85c,86cの全てに緑が点灯することで、直進走行
や横走行が可能と表示される。
【0047】このとき図1の(a)に示されるように、
前記油圧モータ34は、油圧ポンプ80に一対の給排油
経路81,82を介して接続されており、そしてバイパ
スバルブ83は遮断されている。したがって、油圧ポン
プ80からの圧油が給排油経路81,82の一方を介し
て油圧モータ34に供給されることになって、前後の直
進走行や横走行が可能となる。
【0048】また、左右の前輪13A,13Bや後輪3
9の少なくとも1輪が十分に換向しておらず、直進走行
や横走行が不可能になったとき、近接スイッチまたはリ
ミットスイッチなどが検出せず、したがって換向状態ラ
ンプ85d,86dに赤が点灯して、直進走行や横走行
が不可能と表示される。
【0049】このとき図7に示されるように、換向状態
ランプ85d,86dに並列されたリレー85e,86
eがオンしてバイパスバルブ83が連通動される。すな
わち、図1の(b)に示されるようにバイパスバルブ8
3が連通動され、以て油圧ポンプ80からの圧油が一対
の給排油経路81,82間で循環状に流れることにな
る。したがって圧油は油圧モータ34に供給されず、こ
の油圧モータ34は駆動されないことから、直進走行や
横走行を自動的に停止し得る。
【0050】これにより、車体などに無理な力がかかっ
て損傷させることはなくなり、また、オペレータの意志
とは違う方向に走行することもなくて、所期の作業を常
に好適に行える。特に、本体1に、敷物の巻き取りと敷
き込みとを行う敷物巻敷装置が設けられているときに
は、オペレータの意志の方向に走行させながら、敷物の
巻き取り作業や敷き込み作業を、何ら支障なく精度よく
行える。
【0051】上記した実施の形態においては、本体1に
敷物巻敷装置が設けられた作業車両が示されているが、
これは各種の荷役作業を行う作業車両や、各種の土木作
業を行う作業車両などであってもよい。
【0052】上記した実施の形態においては、敷物巻敷
装置として人工芝89の巻き取りや敷き込みを行う人工
芝巻敷装置60が示されているが、他の敷物を取り扱う
形式の敷物巻敷装置であってもよい。
【0053】上記した実施の形態においては、リヤアク
スル装置40として、リヤターンシリンダー48とリヤ
ステアシリンダー46とが各一本ずつで構成された形式
が示されているが、これはハンドル53の操作のみによ
り1本のシリンダー、すなわちリヤステアシリンダー4
6を操作する形式などであってもよい。
【0054】上記した実施の形態では、左右フレーム2
の一方端部分である進行方向(前進方向)に対して左側
に運転席52が設けられた形式が示されているが、これ
は中央部の前後フレーム3の部分に運転席52が設けら
れた形式、運転席52の向きが逆方向とされ、本体1の
後部側に人工芝巻敷装置60が配設された形式、運転席
52の向きが逆方向とされ、進行方向に対して右側に運
転席52が設けられ、そして本体1の後部側に人工芝巻
敷装置60が配設された形式、などであってもよい。
【0055】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、フ
ロントアクスル装置やリヤアクスル装置を作動させて、
前輪や後輪を直進走行状態や横走行状態に換向させるこ
とで、直進走行や横走行を可能にできる。このときバイ
パスバルブは遮断しており、したがって油圧ポンプから
の圧油を、給排油経路を介して油圧モータに供給するこ
とになって、前後の直進走行や左右の横走行を行うこと
ができる。
【0056】また、前輪や後輪の少なくとも1輪が十分
に換向しておらず、直進走行や横走行が不可能なとき、
バイパスバルブが連通動し、これにより油圧ポンプから
の圧油を、一対の給排油経路間で循環状に流すことにな
り、したがって油圧モータは、圧油が供給されないこと
から駆動せず、以て直進走行や横走行を衝撃もなく自動
的に停止できる。これにより、車体などに無理な力がか
かって損傷させることはなくなり、また、オペレータの
意志とは違う方向に走行することもなくて、所期の作業
を常に好適に行うことができる。
【0057】また上記した本発明の請求項2によると、
オペレータの意志の方向に走行させながら、敷物の巻き
取り作業や敷き込み作業を、何ら支障なく精度よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、作業車両における
油圧駆動部分の油圧回路図で、(a)は通常走行時、
(b)は走行停止時である。
【図2】同作業車両の平面図である。
【図3】同作業車両の側面図である。
【図4】同作業車両におけるフロントアクスル装置部の
一部切り欠き平面図で、(a)は直進走行時、(b)は
横走行時である。
【図5】同作業車両におけるリヤアクスル装置部の一部
切り欠き平面図で、(a)は直進走行時、(b)は横走
行時である。
【図6】同作業車両におけるリヤアクスル装置部の直進
走行時の一部切り欠き正面図である。
【図7】同作業車両における電気回路図である。
【図8】従来例を示し、作業車両における電気回路図で
ある。
【符号の説明】
1 本体(車体) 11A 換向軸 11B 換向軸 12A 車輪軸 12B 車輪軸 13A 前輪 13B 前輪 15 フロントアクスル装置 25 フロントステアシリンダー 29A フロントターンシリンダー 29B フロントターンシリンダー 34 油圧モータ(走行駆動装置) 36 換向軸 37 旋回台 38 車輪軸 39 後輪 40 リヤアクスル装置 46 リヤステアシリンダー 48 リヤターンシリンダー 52 運転席 53 ハンドル 54 テンションアーム開閉用レバー 55 サイドシフト用レバー 56 ブーム昇降用レバー 57 後輪換向用レバー 58 前輪換向用レバー 60 人工芝巻敷装置(敷物巻敷装置) 63 ブーム 66 ブーム用シリンダー 69 サイドシフト用シリンダー 70 マンドレル保持装置 74 テンションアーム 75 コンタクトロール 77 巻き取り用モータ 78 テンション用シリンダー 80 油圧ポンプ 81 給排油経路 82 給排油経路 83 バイパスバルブ 85 直進モード 85e リレー 86 横行モード 86e リレー 88 巻芯 89 人工芝(敷物) 89a ロール状人工芝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体には、左右複数箇所の前輪と一箇所
    の後輪とが、それぞれ換向軸を介して換向自在に設けら
    れるとともに、前輪を換向させるフロントアクスル装置
    と、後輪を換向させるリヤアクスル装置とが設けられ、
    後輪に連動連結される走行駆動装置は、油圧ポンプに一
    対の給排油経路を介して接続した油圧モータであり、一
    対の給排油経路間にはバイパスバルブが設けられ、この
    バイパスバルブは、直進走行や横走行を不可と検出した
    ときに連通動されるように構成されていることを特徴と
    する作業車両。
  2. 【請求項2】 本体には、敷物の巻き取りと敷き込みと
    を行う敷物巻敷装置が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の作業車両。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291833A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業用車両の操向装置
JP6226411B1 (ja) * 2017-02-27 2017-11-08 株式会社極東体育施設 人工芝の利用方法
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