JP2002029562A - 飲料容器 - Google Patents

飲料容器

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JP2002029562A JP2001174876A JP2001174876A JP2002029562A JP 2002029562 A JP2002029562 A JP 2002029562A JP 2001174876 A JP2001174876 A JP 2001174876A JP 2001174876 A JP2001174876 A JP 2001174876A JP 2002029562 A JP2002029562 A JP 2002029562A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストローを使用する飲料容器において、スト
ローからの液体飲料の吹き出しを防止し、あわせて液体
飲料が外部に漏れることを簡単な操作にて完全に防止で
きる飲料容器を提供すること。 【解決手段】 液体飲料が収容される容器本体12と、
この容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入される
ストロー14を通すストロー孔15aが中心よりも一側
にずれた位置に形成されたベース部材13と、このベー
ス部材の前記ストロー孔とは反対の位置に設けた軸受け
部に対して回動可能に軸止めされ、ベース部材の上部を
開閉する蓋体17とを有しており、前記ベース部材の前
記軸受け部に貫通孔13bを有し、この軸受け部に配置
したレバー21を回動させることにより、前記貫通孔を
開閉する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料容器に関す
るものであり、特に温かい液体飲料を摂取するのに適し
た飲料容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような飲料容器としては、例えば図
16に示すような構造のものが知られている。この飲料
容器1は、コップ状の本体2と、この本体2の上部開口
を塞ぐための蓋部材3を備えている。この蓋部材3の上
面には、貫通孔3aが設けられており、この貫通孔3a
に対してストロー4が挿入されるようになっている。
【0003】このような飲料容器1においては、容器本
体2の内部に液体飲料を収容した状態で蓋部材3を装着
すれば、容器本体2を多少傾けても内容物が外にこぼれ
ることがない。そして、上記ストロー4を介して、適宜
液体飲料を吸い上げることで、この液体飲料を摂取でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
飲料容器1においては、容器本体2内に比較的高い温度
の液体が収容されている場合には、容器の内部空間S1
に存在する空気の体積が、高温の液体の熱を受けて膨張
してしまい、そのために、高温の飲料がストロー4を介
して外部に噴出し危険であるという問題があった。特
に、乳幼児がミルクを調乳してから飲む場合には、ミル
クの粉末を容器本体内に入れ、高温の湯で攪拌した後等
においては、上記弊害が容易に予想できることである。
また、容器内に冷たい飲料を収容した場合でも、温かい
部屋に置いておくと室温により容器内の空気が温められ
て同様の現象を生じることがある。
【0005】そこで、図17に示すような改良も行われ
ている。図において、飲料容器5では、蓋部材3の上部
開口を塞ぐキャップ部6を備えていて、このキャップ部
6のベース部材7が装着されている。このベース部材7
には、ストロー4を通す貫通孔を形成し、さらに、この
貫通孔から横に延びるスリット状の貫通溝8を設けてい
る。
【0006】これにより、図16で説明したように、容
器本体2内で内圧が高まった場合においては、その圧力
は貫通溝8から外部に逃がすことが可能となり、ストロ
ーからの飲料の吹き出しを防止できる。
【0007】しかしながら、このような飲料容器5にお
いては、容器本体2が傾くと、上記貫通溝8から液体飲
料が漏れることになり、特に乳幼児の使用においては、
液体飲料をこぼし易いという欠点があった。この点を分
かりやすく説明するため、ふたたび図16を参照する
と、飲用の際に、図16の容器1を矢印方向に傾けてい
くと、液面hは、点線で示すように変化して、ストロー
4の根元付近に接近する場合がある。
【0008】このため、図17に示すように、キャップ
部6のベース部材7に、ストロー4を通す貫通孔を形成
すると、このベース部材7付近から液漏れを生じてしま
い、着衣にこぼれたりすると汚すおそれがあった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ストローを使用する飲料容器におい
て、ストローからの液体飲料の吹き出しを防止し、あわ
せて液体飲料が外部に漏れることを簡単な操作にて完全
に防止できる飲料容器を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、液体飲料が収容される容器本体と、こ
の容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入されるス
トローを通すストロー孔が中心よりも一側にずれた位置
に形成されたベース部材と、このベース部材の前記スト
ロー孔とは反対の位置に設けた軸受け部に対して回動可
能に軸止めされ、ベース部材の上部を開閉する蓋体とを
有しており、前記ベース部材の前記軸受け部に貫通孔を
有し、この軸受け部に配置したレバーを回動させること
により、前記貫通孔を開閉する構成であり、かつ、前記
レバーが、前記貫通孔を閉止したときに、前記蓋体の開
閉をロックするための係合手段を備える、飲料容器によ
り、達成される。
【0011】請求項1の構成によれば、レバーを回動さ
せることにより、前記貫通孔を開いて、容器本体内の圧
力を抜くことができ、ストローからの液体の吹き出しを
防止することができる。ここで、容器本体に装着された
ベース部材の中心より一側にずれた位置にストロー孔を
設けているので、この孔にストローを挿通して、しかも
容器本体を傾けて飲用する場合には、ストロー孔が設け
られた側が下になるように容器本体が傾けられるのが自
然である。
【0012】そして、この場合、通気孔となる前記貫通
孔は、ストロー孔の近傍に設けておらず、ベース部材の
中心に関して、これとは反対側に配置されていることか
ら、容器本体内の飲料の液面は、この通気孔である前記
貫通孔に達することがないので、液体が外部にもれるこ
となく、容器本体内に例えば高温の液体による気圧上昇
があっても、空気のみ前記貫通孔から外部に通過させる
ことができる。また、この貫通孔を開閉するレバーは、
ストロー孔の近傍ではなく、前記貫通孔を有する軸受け
部に設けられているから、レバーを設けるために、ベー
ス部材の限られた有効面積を損なうことがない。そし
て、レバーにより前記貫通孔を確実に開閉することがで
きるので、飲料容器を携行する上でも液漏れ等の心配が
ない。
【0013】しかも、前記レバーが、前記貫通孔を閉止
したときに、前記蓋体の開閉をロックするための係合手
段を備えることから、レバーの回動位置,例えば貫通孔
を閉鎖している位置にあっては、容器本体内の圧力が高
まった状態で蓋体を開くことが防止される。また、前記
レバーが、前記貫通孔を閉止したときに、前記蓋体の開
閉をロックする係合手段を備えることにより、係合手段
が蓋体を開いた状態でロックすることで、容器本体を傾
けて飲用している時にも、蓋体が落ちかかることがな
く、飲用しやすい。また、請求項2の発明は、請求項1
の構成において、前記係合手段は、前記レバー側に形成
された係合手段が、前記蓋体の開き位置と、蓋体の閉止
位置とに対応して、この蓋体に設けられた係合手段が備
える互いに反対の位置に設けられた各被係合部と択一的
に係合される構成としたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下
に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0015】図1は、本発明の飲料容器の第1の実施形
態の全体を示す概略斜視図である。図において、飲料容
器10は、例えば透明なガラスやプラスチックにてコッ
プ状に形成した容器本体12を備えている。この容器本
体12の上端は開放された開口を備えていて、この開口
を塞ぐようにしてベース部材13が装着されている。す
なわち、例えばベース部材13は、図2の断面図に示さ
れているように、容器本体12の上端開口の周囲に形成
したネジ部(図示せず)に対して螺合させるネジ部13
cを備えており、これにより、容器本体12に対して、
着脱できるようになっている。このため、ベース部材1
3を外すと容器本体12の上端は広く開放されることか
ら、液体飲料を入れたり、あるいは粉状のミルクを入れ
てお湯とともに混ぜて調乳することが容易となってい
る。
【0016】さらに、ベース部材13の上部には、蓋体
17が着脱されるようになっている。蓋体17は、例え
ば透明の小さなドーム状の本体18と、一端がこのドー
ム状の本体18に固定され、他端が後述する軸受け部1
6に支持された一対のアーム19を備えており、ベース
部材13の上面から露出したストロー14の上端を覆う
ことができるようになっている。
【0017】また、容器本体12の側面には、例えば一
対の把手11がリング状の着脱手段11aにより装着さ
れている。尚、この把手11は、容器本体12と一体に
形成するようにしてもよい。
【0018】ベース部材13は、図2に示すように、上
部が上方に向かって凸となるようなほぼドーム状の形態
であり、その上面の中心より図において左よりの領域
は、内方に湾曲した凹状の湾曲面15が形成されてい
る。この凹状の湾曲面15は、案内部であり、中心に形
成したストロー孔である貫通孔15aから突出させたス
トロー14の上端が露出するようになっている。このス
トロー14の上端を乳幼児が口腔内にくわえる場合に、
前方に突出する上唇と下唇(図示せず)が、この凹状の
湾曲面15により案内されるようになっている。ここ
で、上記ストロー14は、図2に示されているように、
その上端が装着部材14aにより支持されることによっ
て、貫通孔15aに液密的に固定されており、この装着
部材14aを含むストロー14の上端部が、案内部であ
る湾曲面15から露出する距離が予め、例えば10〜1
5mm程度に設定されることにより、乳幼児の口腔内
で、ストロー14の端部が歯列まで到達しないようにな
っている。
【0019】さらに、ベース部材13の右よりの領域に
は、図2に示されているように、軸受け部16が形成さ
れている。この軸受け部16は、図2で説明したよう
に、ベース部材13の上面の一側の領域に設けられてお
り、図1を参照して理解されるように、ベース部材13
の上面から平行に起立する一対のリブ片もしくは壁部2
6,26により形成されている。つまり、各リブ片26
には、軸孔17aが形成されており、この軸孔17aを
利用して蓋体17及び/またはレバー部材21を回動、
すなわち正逆に回転可能に支持するようになっている。
また、この軸受け部16の内部には、図2に示されてい
るように、ベース部材13を貫通する貫通孔13aが設
けられている。この貫通孔13aは、容器本体12の内
部と外気を連通する通気路である。この通気路13aの
形成面16bは、凹状の曲面となっている。
【0020】そして、この通気路13aに対応して、上
記リブ片26,26の間に、図1に示すように、レバー
部材21が装着される。図3は、このレバー部材21の
構成を詳しく示しており、図3(a),図3(b)は、
それぞれ異なる方向から見た状態を示す斜視図である。
これらの図において、レバー部材21は、軸受け部16
のリブ片26,26の間で回動するようになっている。
このためレバー21は、軸受け部16の底部であるベー
ス部材13の凹状の曲面16bに対応したほぼ円形の外
周を備える円柱状の基部22を備えている。また、この
基部22の両端には支軸25がほぼ水平に延びており、
さらにレバー部材21は、比較的柔軟な材料,例えばエ
ラストマーやシリコンで形成された基部22に一体的に
形成されたレバー本体23を備えている。
【0021】基部22の外周の一部に開口部24を有し
ており、これにより、後述する内部空間を形成する。上
記支軸25は、両端にひとつづつ一対設けられることに
より、上記リブ片26,26の各軸孔17a,17aに
挿入されて枢止されるようになっている。レバー本体2
3は、外方に大きく突出しないように、指がかりとして
最小の長さを有している。
【0022】これにより、図4に示すように、レバー部
材21は、軸受け部16の各リブ片16,16の内側に
支持されて、図示されているようにレバー本体23を回
動させるようになっている。一方、蓋体17は、各リブ
片26,26の外側に当接して、符号27の位置にて、
リブ片26の外側に形成した軸孔等に軸止めされて、開
閉されるようになっている。
【0023】この場合、レバー部材21の回動中心は、
軸孔17aの位置であり、蓋体17の開閉のための回動
中心は、符号27の位置で、両回動中心は異なる位置と
なっているが、これらを一致させて、例えば軸孔17a
をレバー部材21と蓋体17とで、内側と外側から軸止
めするようにしてもよい。このようにすることで、構成
が単純となる利点があるが、一方、図4のようにするこ
とにより、蓋体17が開いた時に、蓋体18がその分大
きく外部に突出することなく、全体がコンパクトとな
る。
【0024】図5は、軸受け部16内におけるレバー部
材21の動作の様子を示す部分断面図であり、図5
(a)は、貫通孔を閉止した状態を示し、図5(b)
は、貫通孔を開放した状態を示している。図において、
レバー部材21のレバー本体23は、下に位置してお
り、この時には、基部22の円柱状の外周がベース部材
13の貫通孔である通気路13aを塞いでいる。これに
より、ベース部材13の下にある容器本体(図示せず)
は密閉されている。このようにレバー部材21を下げ
て、本体と近づけた状態にて、通気路13aを閉鎖でき
ることにより、携帯の際等に、レバー部材21をひっか
けにくく、そして、通気路13aを閉鎖状態で保持でき
るので、誤って通気路13aを開くことを有効に防止で
きる。これに対して、図5(a)の矢印で示すように、
レバー部材21のレバー本体23を上へ移動させると、
基部22は回動し、図5(b)に示すように、基部22
の開放部24が下に移動し、通気路13aと連通する。
これにより、容器本体12内に高温の空気があって、圧
力が高まっている場合には、この空気Aは、開放部24
とその内部空間を介して、外部に排出される。尚、レバ
ー本体23と基部22は、別部材としてもよい。
【0025】本実施形態は以上のように構成されてお
り、レバー部材21を回動操作するだけで、通気路13
aを開いて、容器本体12内の圧力を抜くことができ、
ストロー14の先端からのからの液体の吹き出しを防止
することができる。ここで、ストロー孔である貫通孔1
5aは、容器本体12に装着されたベース部材13の中
心より一側にずれた位置に設けているので、この孔15
aにストロー14を挿通して、しかも容器本体12を傾
けて飲用すると、図16で説明したように、ストロー孔
15aが設けられた側が下になってしまう。
【0026】この場合、通気路13aは、ストロー孔1
5aの近傍に設けておらず、ベース部材13の中心に関
して、これとは反対側に配置されているので、容器本体
12内の飲料の液面は、この通気路13aに達すること
がないので、液体が外部にもれることなく、容器本体内
に例えば高温の液体による気圧上昇があっても、空気の
み前記通気路13aから外部に通過させることができ
る。そして、レバー部材21は、ストロー孔15aの近
傍ではなく、前記通気路13aを有する軸受け部16に
設けられているから、レバー部材21を設けるために、
ベース部材13の限られた有効面積を損なうことがな
い。そして、レバー部材21により、確実に通気路13
aを開閉することができる。この点、この実施形態で
は、ベース部材13の表面に弁体等を設ける等して、容
器本体12内の圧力を調整する手段を露出させて形成す
る場合等に比べると、ベース部材13に設けた軸受け部
16の構成中にレバー部材21を組み込んだので、使用
者が不用意にレバー部材に触れてしまうこと等を有効に
防止でき、この点においても、確実な操作が可能とな
り、飲料容器10を携行する上でも液漏れ等の心配がな
い。
【0027】図6ないし図8は、本発明の第2の実施形
態に係る飲料容器30の要部を示す部分拡大図である。
容器本体は、図1と同様の構成であり、図示は省略され
ている。この実施形態は、第1の実施形態に対して、レ
バー部材の回動位置に対応して、蓋体の回動を阻止する
構成を付加したもので、第1の実施形態と同一の符号を
付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は
省略し、相違点を中心に説明する。
【0028】図6において、飲料容器30では、レバー
部材31の支軸34と、蓋体17側のアーム19端部の
支軸32とは、互いにずれた位置に配置されており、レ
バー部材31の支軸34の方が内側にオフセットされて
いる。レバー部材31の支軸34は、例えば、円柱形を
縦方向に半割りした形状をなし、円柱状をなす蓋体17
側の支軸32の外周と支軸34の外周の一部は互いに重
なる寸法とされている。そして、断面が半円状の支軸3
4の一端には、突起状の係合部36が設けられていると
ともに、蓋体17側支軸32の外周の、支軸34の外周
と重なりあう領域を利用して、周方向の互いに反対側に
位置する箇所には、それぞれ上記係合部35と係合され
る凹部でなる被係合部35a,35bが形成されてい
る。
【0029】本実施形態は、以上のように構成されてお
り、蓋体17を閉鎖した状態の図6においては、レバー
部材31のレバー本体33が図6のように下向きに回動
されている場合に、レバー部材31は、ベース部材13
の通気路を閉止している(図5(a)参照)。この位置
では、その支軸35の係合部36は、蓋体17側の支軸
32の被係合部35aと係合して、その回動を阻止する
状態となっている。これにより、容器本体内に高温の液
体を入れて、容器本体内の圧力が高まっている状態で、
誤って蓋体17を開くことにより、ストローから高温の
液体が噴出することが有効に防止される。
【0030】次に、レバー本体33を図7の矢印に示す
方向に回動させると、その支軸34は同じ方向に回動
し、支軸34の半円状の外周部は図示されているように
左側に位置する。この位置では、レバー部材31の機能
により、ベース部材13の通気路は開放され(図5
(b)参照)、容器本体12内の内の空気は外部に排出
することができ、その内圧は外気圧と同一にされている
ので、ストロー14からの高温の液体の噴出はない安全
な状態となっている。そして、この状態では、支軸34
の係合部36は、蓋体17側の支軸32の被係合部35
aから外れる。このため、蓋体17側の支軸32の外周
部とレバー部材31側支軸34の外周とは干渉しない状
態となるから、蓋体17は、開閉できる状態となり、自
由に蓋体17を閉めたり、開けたりすることができる。
【0031】また、その後で、蓋体17を図8に示すよ
うに完全に開いた状態では、ふたたびレバー本体33を
図6と同じ位置まで回動すると、その支軸34の係合部
36は、蓋体17側の支軸32の他方の被係合部35b
と係合される。このため、蓋体17は、完全に開いた状
態で、ふたたびその開閉が阻止される。これにより、使
用者が飲料容器30を傾けた状態で、ストローの先端を
口にくわえて飲用する場合に容器本体を傾けても、これ
によって、蓋体17の蓋本体18が使用者側に落ちるよ
うにして当たることがなく、飲用しやすい状態とするこ
とができる。
【0032】このように、本実施形態では、第1の実施
形態と同様の作用効果を発揮することができるだけでな
く、ストローからの高温の液体の吹き出しの可能性があ
る状態では、蓋体17の開閉を阻止して、一層の安全が
はかられるとともに、完全に開いた状態では、蓋体17
の開閉を阻止することができて、使い勝手に優れてい
る。
【0033】図9ないし図12は、本発明の第3の実施
形態を示している。これらの図において、第1の実施形
態と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、
重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。容器
本体は、図1と同様の構成であり、図示は省略されてい
る。第3の実施形態に係る飲料容器40では、図9及び
図10に示されているように、軸受け部16と、これに
組み合わされる栓部材46を有している。
【0034】軸受け部16が、蓋体17の開閉を支持す
る点は、第1の実施形態と同じである。このため、軸受
け部16は、ベース部材13の上面に一体に立設された
リブ状の一対の壁部41,41を備えている。この壁部
41,41の外側に、蓋体17のアーム19,19の端
部が回動可能に支持されている。また、上記壁部41,
41の上面は、一体に形成された水平部43により接続
されており、かくして、この壁部41,41及び水平板
43により包囲された空間は、ほぼ円形のベース部材1
3の水平断面に関して、その中心方向にそって延びた案
内部42となっている。この案内部42の内面には、各
壁部41,41の内側に奥行き方向に延びる案内溝41
a,41aが形成されている。また、水平部43には、
幅方向に延びるスリット44,45が、奥行き方向に複
数並んで,形成されている。そして、図12に示されて
いるように、この案内部42内の奥には、ベース部材1
3を貫通する貫通孔としての通気路13bが形成されて
いる。
【0035】図11は、上記案内部42に挿入される栓
部材46の構成を詳しく示しており、図11(a),図
11(b)は、それぞれ異なる方向から見た状態を示す
斜視図である。図において、栓部材46は、上記案内部
42内に挿入できる形状の基部47と、この基部から上
方に延びる指がかりとしての延長部48とを備えてい
る。また、基部47は、上記延長部48とは反対側の端
部から平たく突出する舌片状の栓体49を有しており、
基部47の上面には、幅方向に延びる突条47aが形成
されている。さらに、この基部47の両側面には、突起
47b,47bが設けられている。
【0036】本実施形態は以上のように構成されてお
り、栓部材46を図10に示す矢印の方向に沿って案内
部42内に差し入れると、その突起47b,47bが、
案内部42内面の案内溝41a,41aに入りこんで、
奥行き方向に案内される。すなわち、図12(a)に示
すように、案内部部42内で、栓部材46は、矢印方向
に進退され、栓体49が通気路13bに入り込んだ図1
2(a)の状態においては、通気路13bを閉止して、
容器本体内の空気は外部に排出されない。
【0037】また、図12(b)に示すように、案内部
42内を全部材46が移動して図において右方向に移動
すると、矢印Aに示すように、容器本体内の空気は、開
放された通気路13b及びスリット45を通って外部に
排出される。尚、栓部材46の基部47の突条47a
は、スリット44内にはまりこんで係止されるようにな
っており、その幅方向の範囲で移動される。したがっ
て、本実施形態の飲料容器40も、第1の実施形態と同
様の作用効果を発揮することができる。
【0038】図13ないし図15は、本発明の第4の実
施形態を示している。これらの図において、第1の実施
形態と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるか
ら、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
容器本体は、図1と同様の構成であり、図示は省略され
ている。
【0039】図13において、ベース部材13上面の右
寄りの位置には、一対のリブ片もしくは壁部51,51
が平行に立設されており、軸受け部16を構成してい
る。各リブ片51,51の中央付近には、上側が塞がっ
たほぼU字状のスリットが形成されることにより、板バ
ネ状の支持手段51a,51aが形成されている。この
支持手段51a,51aの間に、図14に示すような回
動基部が回動可能に支持されている。
【0040】図14において、キャップ本体18の一端
には、アーム52が接続されている。アーム52は図示
されているように湾曲しており、その下端には、少なく
とも幅方向の中央部の下側が円形の外周を備える回動基
部53が一体に形成されている。また、この回動基部5
3の幅方向両端には、それぞれ斜め下方に延びる突起状
の係合手段54が形成されている。また、回動基部53
の幅方向両端には、図示しない支軸等を設けて、前記軸
受け部16の各リブ片51,51の間に挿入され、支軸
は、各支持手段51a,51aにより回動自在にかつ弾
性的に支持されるようになっている。回動基部53の係
合部54は、開閉部材55のスリット状の被係合部56
に差し込まれるようになっており、この開閉部材55
は、回動基部53と一体になるように構成されている。
この開閉部材55は、例えば比較的柔軟な素材である例
えばエラストマーやシリコンで形成され、回動基部53
の外周と一致したほぼ円形の外周を備えており、この外
周の一部の領域には、凹状となった開口部57を有して
いる。
【0041】本実施形態は以上のように構成されてお
り、図15は、この飲料容器50の蓋体17の開閉と貫
通孔の開閉とを連続的に示す断面図である。図15
(a)に示すように、蓋体17が閉止された状態におい
ては、回動基部53に一体に装着された開閉部材55の
開口部57は、ベース部材13の貫通孔である通気路1
3bと異なる位置にある。このため、回動基部53の円
形の外周面は、通気路13bを塞いでいるので、容器本
体内の空気は外部に排出されない状態である。したがっ
て、容器本体内に高温の液体等がある場合には、容器内
部の圧力がたかまっている場合がある。
【0042】図15(b)に示すように、蓋体17を開
き始めると、蓋体17のアーム52に一体に設けた回動
基部53は矢印の方向に回動し、開閉部材55の開口部
57は、ベース13の通気路13bに徐々に接近する。
そして、蓋体17をさらに開くと、開閉部材55の開口
部57は、通気路13bと連通し、容器本体内の空気
は、通気路13b及び開口部57を介して外部に排出さ
れる。この時、蓋体17のキャップ状の本体18は大き
く開いておらず、ストローの上端は外部に露出しない状
態であるから、この位置において、容器本体内の圧力が
減少されるようになっている。
【0043】次いで、図15(c)に示すように、蓋体
17を完全に開いた状態においては、回動基部53はさ
らに矢印方向に回動するから、図示されているように、
開閉部材55の開口部57は、ふたたび通気路13bの
位置からずれるので、この通気路13bは、回動基部5
3の外周により塞がれることになる。
【0044】したがって、本実施形態の飲料容器50も
第1の実施形態と同様の作用効果を発揮するとともに、
蓋体17を開いて容器本体を傾けて飲用する場合には、
通気路13bが塞がれることから、飲用の際に液漏れを
生じることがない。また、蓋体17の回動基部53と通
気路13bの開閉部材55を一体的に構成したので、こ
れを蓋体の開閉と同時に通気路13bの開閉を行うこと
ができ、操作性に優れている。
【0045】本発明は上述の実施形態に限定されない。
蓋体の本体は、キャップ状の形状に形成しなくてもよい
し、容器本体及び蓋体の本体は透明に形成しなくてもよ
い。蓋体17の開状態は、さらに多段階にロックされる
ようにしてもよい。また、軸受け部16には、複数の貫
通孔を設けてもよい。また、上述の各実施形態の各構成
は可能な限りにおいて、適宜組み合わせることができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ス
トローを使用する飲料容器において、ストローからの液
体飲料の吹き出しを防止し、あわせて液体飲料が外部に
漏れることを簡単な操作にて完全に防止できる飲料容器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飲料容器の第1の実施形態の概略
斜視図である。
【図2】図1の飲料容器のベース部材を示す概略断面図
である。
【図3】図1の飲料容器のレバー部材の構成を示してお
り、図3(a)及び図3(b)は、それぞれ異なる方向
から見た状態を示す斜視図である。
【図4】図1の飲料容器の軸受け部における支持構造を
示す拡大側面図である。
【図5】図1の飲料容器の軸受け部16内におけるレバ
ー部材の動作の様子を示す部分断面図であり、図5
(a)は、貫通孔を閉止した状態を示し、図5(b)
は、貫通孔を開放した状態を示している。
【図6】本発明による飲料容器の第2の実施形態の要部
を示す拡大部分側面図である。
【図7】本発明による飲料容器の第2の実施形態の要部
を示す拡大部分側面図である。
【図8】本発明による飲料容器の第2の実施形態の要部
を示す拡大部分側面図である。
【図9】本発明による飲料容器の第3の実施形態の要部
を示す拡大部分斜視図である。
【図10】図9の飲料容器の要部の分解斜視図である。
【図11】図9の飲料容器の栓部材の構成を示してお
り、図11(a)及び図11(b)は、それぞれ異なる
方向から見た状態を示す斜視図である。
【図12】図9の飲料容器の軸受け部16内における栓
部材の動作の様子を示す部分断面図であり、図5(a)
は、貫通孔を閉止した状態を示し、図5(b)は、貫通
孔を開放した状態を示している。
【図13】本発明による飲料容器の第4の実施形態の要
部を示す拡大部分側面図である。
【図14】図13の飲料容器の蓋体の構成を示す分解側
面図である。
【図15】図13の飲料容器の蓋体の開閉と貫通孔の開
閉の関係を順次に示す図である。
【図16】従来の飲料容器の構成の一例を示す概略断面
図である。
【図17】従来の飲料容器の構成の他の例を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
10,30,40,50・・・飲料容器、11・・・把
手、12・・・容器本体、13・・・ベース部材、14
・・・ストロー、15・・・案内部、16・・・軸受け
部、18・・・蓋体の本体、19・・・アーム、21・
・・レバー部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲田 洋一 東京都千代田区神田富山町5番地1 ピジ ョン株式会社内 Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 AB01 BA03 CA01 CC03 DA01 DB12 DC03 FA06 FA09 FB01 GA04 GB06 LA17 LB02 LB07 LC04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体飲料が収容される容器本体と、 この容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入される
    ストローを通すストロー孔が中心よりも一側にずれた位
    置に形成されたベース部材と、 このベース部材の前記ストロー孔とは反対の位置に設け
    た軸受け部に対して回動可能に軸止めされ、ベース部材
    の上部を開閉する蓋体とを有しており、 前記ベース部材の前記軸受け部に貫通孔を有し、この軸
    受け部に配置したレバーを回動させることにより、前記
    貫通孔を開閉する構成であり、 かつ、前記レバーが、前記貫通孔を閉止したときに、前
    記蓋体の開閉をロックするための係合手段を備えること
    を特徴とする、飲料容器。
  2. 【請求項2】 前記係合手段は、前記レバー側に形成さ
    れた係合手段が、前記蓋体の開き位置と、蓋体の閉止位
    置とに対応して、この蓋体に設けられた係合手段が備え
    る互いに反対の位置に設けられた各被係合部と択一的に
    係合される構成としたことを特徴とする、請求項1に記
    載の飲料容器。
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