JP2002029141A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. インクジェットプリンタのペン(12、14、16、18)に含まれたインクによってプリント媒体(24)にプリントされたインクを固定するための透明固定液であって、前記インクが、6以下のpHで沈殿又は凝集する傾向があるインク組成からなり、前記固定液が、少なくとも１つの有機酸と、任意に少なくとも１つの高分子酸の塩を含有する固定液。
2. 前記有機酸が、単官能性、二官能性及び多官能性の有機酸から成る群から選択される、請求項１記載の固定液。
3. 前記固定液における前記有機酸の濃度が、 1 から 15 重量％である、請求項２記載の固定液。
4. 前記有機酸が、酢酸、グリコール酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、アスコルビン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、スルホン酸、オルトリン酸、及びそれらの誘導体から成る群から選択される、請求項２記載の固定液。
5. 前記高分子酸が、ポリアクリル酸、ポリビニルホスホン酸、リン酸塩基を有するポリマー、ポリスチレンスルホン酸、及びスルホン酸又はカルボン酸塩基を含有しているポリマーから成る群から選択される、請求項１記載の固定液。
6. 前記固定液における前記高分子酸の濃度が、 1 から１０重量％である、請求項１記載の固定液。
7. 前記固定液の pH が、 2 から 5 である、請求項１記載の固定液。
8. インクジェットプリンタを用いて、プリントされたインクを固定する方法であって、
   (a) 顔料ベースのインクを形成すべく顔料を含んで成る少なくとも１つのインクを前記プリント媒体 (24) 上にプリントするステップと、
   (b) 前記インクに請求項１記載の固定液を上刷りするステップと、
   を包含する方法。
9. 前記インクジェットプリンタが、各々インクを含んでいる４本のペン (12 、 14 、 16 、 18) と、前記固定液を含む第５のペン (20) とを備え、この場合、前記インクの少なくとも１つが前記顔料を含む、請求項８記載の方法。
10. 前記プリント媒体 (24) を１プリントスワス当り数ドット列だけ前進させるステップと、
    (i) 前記固定液のペン (20) が前記少なくとも１つのインクジェットプリントペン (12 、 14 、 16 、 18) を追跡する場合に、 N 番目のパスで前記少なくとも１つの顔料ベースのインクに前記固定液を付けるステップ、又は
    (ii) 前記固定液ペン (20) が前記少なくとも１つのインクジェットプリントペン (12 、 14 、 16 、 18) を先導する場合に、前記媒体を前進させずに追加のスワスを前記固定液でプリントするステップ、
    とによって、前記少なくとも１つの顔料ベースのインクに前記固定液を上刷りするステップが実施される、請求項９記載の方法。