JP2002028730A - ベンディングロール - Google Patents
ベンディングロールInfo
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- JP2002028730A JP2002028730A JP2000207757A JP2000207757A JP2002028730A JP 2002028730 A JP2002028730 A JP 2002028730A JP 2000207757 A JP2000207757 A JP 2000207757A JP 2000207757 A JP2000207757 A JP 2000207757A JP 2002028730 A JP2002028730 A JP 2002028730A
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- JP
- Japan
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- roll
- top roll
- product
- shaft core
- bearing
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のベンディングロールは、製品の搬出時
等にトップロールが撓むので、トップロールの径とほぼ
等しい内径の製品を製造することができない等の問題が
ある。 【解決手段】 トップロール1の下位に一対のダウンロ
ール4を設け、平板状の鋼板Kをトップロール1とダウ
ンロール4との間に挟持し、トップロール1を徐々に下
降させながら正逆両方向に交互に回転させてロール状の
製品Sに加工するベンディングロールにおいて、トップ
ロール1をロール本体2と軸芯3とで構成し、軸芯3の
一端部3aを固定軸受5で支持すると共に他端部3bを
傾動軸受6で支持し、さらに軸芯3の一端部3a側を延
長設し、その末端部3cに、傾動軸受6を傾動して軸芯
3の他端部3bから離脱している間、押下力を加えて軸
芯3を水平に維持するトップロール保持装置7を設け
る。
等にトップロールが撓むので、トップロールの径とほぼ
等しい内径の製品を製造することができない等の問題が
ある。 【解決手段】 トップロール1の下位に一対のダウンロ
ール4を設け、平板状の鋼板Kをトップロール1とダウ
ンロール4との間に挟持し、トップロール1を徐々に下
降させながら正逆両方向に交互に回転させてロール状の
製品Sに加工するベンディングロールにおいて、トップ
ロール1をロール本体2と軸芯3とで構成し、軸芯3の
一端部3aを固定軸受5で支持すると共に他端部3bを
傾動軸受6で支持し、さらに軸芯3の一端部3a側を延
長設し、その末端部3cに、傾動軸受6を傾動して軸芯
3の他端部3bから離脱している間、押下力を加えて軸
芯3を水平に維持するトップロール保持装置7を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、平板状の鋼板を
トップロールと二つのダウンロールとによってロール状
の製品に巻回すると共に、鋼板の搬入および製品の搬出
時に、トップロールを水平に保持する保持装置を有する
ベンディングロールに関するものである。
トップロールと二つのダウンロールとによってロール状
の製品に巻回すると共に、鋼板の搬入および製品の搬出
時に、トップロールを水平に保持する保持装置を有する
ベンディングロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来から、平板状の鋼板をロール状の
製品に巻回する装置としてベンディングロールが使用さ
れている。このベンディングロールは、トップロールの
下位に一対のダウンロールを並行して設け、このトップ
ロールとダウンロールとの間に平板状の鋼板を挟持した
状態で、トップロールを徐々に下降させながら正逆両方
向に交互に回転させて、ロール状の製品に加工するもの
である。
製品に巻回する装置としてベンディングロールが使用さ
れている。このベンディングロールは、トップロールの
下位に一対のダウンロールを並行して設け、このトップ
ロールとダウンロールとの間に平板状の鋼板を挟持した
状態で、トップロールを徐々に下降させながら正逆両方
向に交互に回転させて、ロール状の製品に加工するもの
である。
【0003】この従来のベンディングロールにおいて、
トップロールの両端部はそれぞれ軸受によって支持され
ている。そして、鋼板の搬入および製品の搬出には種々
の手段が考えられるが、その一つとして、軸受の一つを
傾倒軸受とし、当該傾倒軸受を倒してトップロールから
離脱させ、鋼板の搬入と製品の搬出を行うことが考えら
れる。また、鋼板の搬入および製品の搬出時には、ダウ
ンロールを左右に移動してトップロールから離すと共
に、トップロールの直下に設けた搬送ロールを上昇させ
て鋼板を下から支持して行うことが考えられる。
トップロールの両端部はそれぞれ軸受によって支持され
ている。そして、鋼板の搬入および製品の搬出には種々
の手段が考えられるが、その一つとして、軸受の一つを
傾倒軸受とし、当該傾倒軸受を倒してトップロールから
離脱させ、鋼板の搬入と製品の搬出を行うことが考えら
れる。また、鋼板の搬入および製品の搬出時には、ダウ
ンロールを左右に移動してトップロールから離すと共
に、トップロールの直下に設けた搬送ロールを上昇させ
て鋼板を下から支持して行うことが考えられる。
【0004】鋼板の搬入および製品の搬出時に傾倒軸受
をトップロールから離脱させる構造としたベンディング
ロールにおいて、トップロールはその一端部のみが軸受
によって支持された状態となる。従って、トップロール
の自重や製品の重量によってその他端部が撓んで斜め下
向きに傾いてしまい、トップロールの他端部と搬送ロー
ルとの間隙が必要以上に小さくなる。その結果、ロール
状に加工した製品の搬出が困難となる。特に、製品を、
トップロールの径とほぼ等しい内径とした場合、製品と
トップロールとの間に余裕の隙間が形成されないので、
搬出が不可能となってしまう。そのため、従来のベンデ
ィングロールでは、トップロールの径とほぼ等しい内径
の製品に加工することができなかった。
をトップロールから離脱させる構造としたベンディング
ロールにおいて、トップロールはその一端部のみが軸受
によって支持された状態となる。従って、トップロール
の自重や製品の重量によってその他端部が撓んで斜め下
向きに傾いてしまい、トップロールの他端部と搬送ロー
ルとの間隙が必要以上に小さくなる。その結果、ロール
状に加工した製品の搬出が困難となる。特に、製品を、
トップロールの径とほぼ等しい内径とした場合、製品と
トップロールとの間に余裕の隙間が形成されないので、
搬出が不可能となってしまう。そのため、従来のベンデ
ィングロールでは、トップロールの径とほぼ等しい内径
の製品に加工することができなかった。
【0005】また、鋼板の搬入および製品の搬出時にト
ップロールから離脱した傾倒軸受を、再びトップロール
の他端部に嵌合しようとする場合、トップロールが撓ん
で傾きその他端部が所定の位置より下位にあるので、傾
倒軸受の嵌合が困難となると言った問題もある。
ップロールから離脱した傾倒軸受を、再びトップロール
の他端部に嵌合しようとする場合、トップロールが撓ん
で傾きその他端部が所定の位置より下位にあるので、傾
倒軸受の嵌合が困難となると言った問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のベンディングロールにおいては、鋼板の搬
入および製品の搬出時にトップロールが撓んで傾くの
で、トップロールの径とほぼ等しい内径の製品に加工す
ることができず、また、これに傾倒軸受を採り入れた構
造のものでは、当該傾倒軸受のトップロールに対する嵌
合が困難となることである。
題は、従来のベンディングロールにおいては、鋼板の搬
入および製品の搬出時にトップロールが撓んで傾くの
で、トップロールの径とほぼ等しい内径の製品に加工す
ることができず、また、これに傾倒軸受を採り入れた構
造のものでは、当該傾倒軸受のトップロールに対する嵌
合が困難となることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図4を参照し
て説明する。本発明に係るベンディングロールは、トッ
プロール1の下位に一対のダウンロール4を並行して設
け、平板状の鋼板Kをトップロール1とダウンロール4
との間に挟持し、トップロール1を徐々に下降させなが
ら正逆両方向に交互に回転させてロール状の製品Sに加
工するものにおいて、トップロール1をロール本体2と
その回転軸である軸芯3とで構成し、その軸芯3の一端
部3aを固定軸受5で支持すると共に他端部3bを傾動
軸受6で支持し、さらに軸芯3の一端部3a側を延長設
し、その末端部3cに、傾動軸受6を傾動して軸芯3の
他端部3bから離脱している間、押下力を加えて軸芯3
を水平に維持するトップロール保持装置7を設けてなる
ものである。
て説明する。本発明に係るベンディングロールは、トッ
プロール1の下位に一対のダウンロール4を並行して設
け、平板状の鋼板Kをトップロール1とダウンロール4
との間に挟持し、トップロール1を徐々に下降させなが
ら正逆両方向に交互に回転させてロール状の製品Sに加
工するものにおいて、トップロール1をロール本体2と
その回転軸である軸芯3とで構成し、その軸芯3の一端
部3aを固定軸受5で支持すると共に他端部3bを傾動
軸受6で支持し、さらに軸芯3の一端部3a側を延長設
し、その末端部3cに、傾動軸受6を傾動して軸芯3の
他端部3bから離脱している間、押下力を加えて軸芯3
を水平に維持するトップロール保持装置7を設けてなる
ものである。
【0008】なお、トップロール保持装置7を、軸芯3
の末端部3cが嵌挿する縦長孔部8aを有する保持本体
8と、等該保持本体8を昇降動させる昇降機構9とで構
成し、昇降機構9で保持本体8を下降させ、縦長孔部8
aの上端縁で軸芯3末端部3cの上面に押下力を加える
ものとすると良い。
の末端部3cが嵌挿する縦長孔部8aを有する保持本体
8と、等該保持本体8を昇降動させる昇降機構9とで構
成し、昇降機構9で保持本体8を下降させ、縦長孔部8
aの上端縁で軸芯3末端部3cの上面に押下力を加える
ものとすると良い。
【0009】
【発明の実施の形態】 本発明に係るベンディングロー
ルの実施形態を、図1乃至図4に示す。これは、トップ
ロール1の下位に一対のダウンロール4を並行して設
け、平板状の鋼板Kをトップロール1とダウンロール4
との間に挟持し、トップロール1を徐々に下降させなが
ら正逆両方向に交互に回転させてロール状の製品Sに加
工するものである。
ルの実施形態を、図1乃至図4に示す。これは、トップ
ロール1の下位に一対のダウンロール4を並行して設
け、平板状の鋼板Kをトップロール1とダウンロール4
との間に挟持し、トップロール1を徐々に下降させなが
ら正逆両方向に交互に回転させてロール状の製品Sに加
工するものである。
【0010】このベンディングロールにおいては、トッ
プロール1をロール本体2とその回転軸である軸芯3と
で構成し、その軸芯3の一端部3aを固定軸受5で支持
すると共に他端部3bを傾動軸受6で支持している。そ
して、軸芯3の一端部3a側を延長設し、その末端部3
cに、傾動軸受6を傾動して軸芯3の他端部3bから離
脱している間、押下力を加えて軸芯3を水平に維持する
トップロール保持装置7を設けている。
プロール1をロール本体2とその回転軸である軸芯3と
で構成し、その軸芯3の一端部3aを固定軸受5で支持
すると共に他端部3bを傾動軸受6で支持している。そ
して、軸芯3の一端部3a側を延長設し、その末端部3
cに、傾動軸受6を傾動して軸芯3の他端部3bから離
脱している間、押下力を加えて軸芯3を水平に維持する
トップロール保持装置7を設けている。
【0011】なお、このトップロール保持装置7は、軸
芯3の末端部3cが嵌挿する縦長孔部8aを有する保持
本体8と、この保持本体8を昇降動させる昇降機構9と
で構成している。そして、昇降機構9で保持本体8を下
降させ、縦長孔部8aの上端縁で軸芯3末端部3cの上
面に押下力を加えるものとしている。本実施形態におけ
る昇降機構9は油圧シリンダーで構成しているが、これ
に限定されるものではなく電動モーターを利用したもの
等、保持本体8の昇降動を達成するものであれば良い。
芯3の末端部3cが嵌挿する縦長孔部8aを有する保持
本体8と、この保持本体8を昇降動させる昇降機構9と
で構成している。そして、昇降機構9で保持本体8を下
降させ、縦長孔部8aの上端縁で軸芯3末端部3cの上
面に押下力を加えるものとしている。本実施形態におけ
る昇降機構9は油圧シリンダーで構成しているが、これ
に限定されるものではなく電動モーターを利用したもの
等、保持本体8の昇降動を達成するものであれば良い。
【0012】また、このトップロール保持装置7は、ト
ップロール1の自重や製品Sの重量から換算して撓み分
ほど自動的に修正してトップロール1を水平に維持する
機能と、当該トップロール1が水平姿勢を維持している
か否かを検知する位置センサーを備えている。
ップロール1の自重や製品Sの重量から換算して撓み分
ほど自動的に修正してトップロール1を水平に維持する
機能と、当該トップロール1が水平姿勢を維持している
か否かを検知する位置センサーを備えている。
【0013】また、本実施形態に係るベンディングロー
ルにおいては、トップロール1の下位に搬送機構10を
設けている。この搬送機構10は油圧シリンダー等で昇
降動する昇降体12の上面に、鋼板Kおよび製品Sを下
から支持する複数の搬送ローラー11を設けて構成して
いる。この搬送機構10は、鋼板Kの搬入時および製品
Sの搬送時において、ダウンロール4がトップロール1
から離脱した際に上昇して鋼板K等を支持し、ダウンロ
ール4がトップロール1に接近するに先立って下降する
機能を持つ。
ルにおいては、トップロール1の下位に搬送機構10を
設けている。この搬送機構10は油圧シリンダー等で昇
降動する昇降体12の上面に、鋼板Kおよび製品Sを下
から支持する複数の搬送ローラー11を設けて構成して
いる。この搬送機構10は、鋼板Kの搬入時および製品
Sの搬送時において、ダウンロール4がトップロール1
から離脱した際に上昇して鋼板K等を支持し、ダウンロ
ール4がトップロール1に接近するに先立って下降する
機能を持つ。
【0014】このベンディングロールの作用について説
明する。平板状の鋼板Kをロール状の製品Sに加工する
には、鋼板Kをトップロール1とダウンロール4との間
で挟持し、トップロール1を下降させながら正逆両方向
に交互に回転させる。この際、トップロール1の軸芯3
は、その一端部3aが固定軸受5で支持され、他端部3
bが傾動軸受6で支持されている。傾動軸受6には、流
体シリンダー6aにより軸方向にスライドする軸受本体
6bが設けてあり、軸芯他端部3bからスライド軸受本
体6bを抜取って傾動軸受6を傾倒し、また傾倒軸受6
を起こしたのちスライド軸受本体6bを軸芯他端部3b
に嵌合するようになっている。また、トップロール保持
装置7の昇降機構9は上昇位置にあり、軸芯3の末端部
3cは縦長孔部8a内でいわゆる遊びの状態にある。
明する。平板状の鋼板Kをロール状の製品Sに加工する
には、鋼板Kをトップロール1とダウンロール4との間
で挟持し、トップロール1を下降させながら正逆両方向
に交互に回転させる。この際、トップロール1の軸芯3
は、その一端部3aが固定軸受5で支持され、他端部3
bが傾動軸受6で支持されている。傾動軸受6には、流
体シリンダー6aにより軸方向にスライドする軸受本体
6bが設けてあり、軸芯他端部3bからスライド軸受本
体6bを抜取って傾動軸受6を傾倒し、また傾倒軸受6
を起こしたのちスライド軸受本体6bを軸芯他端部3b
に嵌合するようになっている。また、トップロール保持
装置7の昇降機構9は上昇位置にあり、軸芯3の末端部
3cは縦長孔部8a内でいわゆる遊びの状態にある。
【0015】ロール状の製品Sが完成すると、搬送機構
10を上昇させて、製品Sを搬送ローラー11上を移動
させて搬出する。この際、傾動軸受6を傾動して軸芯3
の他端部3bから離脱させ、製品Sの搬出を可能とす
る。
10を上昇させて、製品Sを搬送ローラー11上を移動
させて搬出する。この際、傾動軸受6を傾動して軸芯3
の他端部3bから離脱させ、製品Sの搬出を可能とす
る。
【0016】それと共に、トップロール保持装置7の保
持本体8を昇降機構9によって下降させ、縦長孔部8a
の上縁部で軸芯3末端部3cの上面に押下力を加え、こ
れによってトップロール1を水平姿勢に維持する。トッ
プロール1を水平姿勢に維持することによって、トップ
ロール1と搬送ローラー11との間は、その全長にわた
って均一な間隙が形成されるので、製品Sの搬出が容易
となる。従って、トップロール1の径とほぼ同一の内径
を有する製品Sを製造することができる。
持本体8を昇降機構9によって下降させ、縦長孔部8a
の上縁部で軸芯3末端部3cの上面に押下力を加え、こ
れによってトップロール1を水平姿勢に維持する。トッ
プロール1を水平姿勢に維持することによって、トップ
ロール1と搬送ローラー11との間は、その全長にわた
って均一な間隙が形成されるので、製品Sの搬出が容易
となる。従って、トップロール1の径とほぼ同一の内径
を有する製品Sを製造することができる。
【0017】製品Sの搬出が完了すると、新たな平板状
の鋼板Kを搬送ローラー11によってトップロール1と
ダウンロール4との間に搬入した後、傾動軸受6を元の
姿勢に回動させて軸芯3の他端部3bに嵌合させる。こ
の際、トップロール1の軸芯3はトップロール保持装置
7によって水平に維持されているので、その他端部3b
は所定の位置にあり、従って、傾動軸受6を当該他端部
3bに円滑に嵌合させることができる。これに続いて、
搬送機構10を下降させ、トップロール1を下降させな
がら正逆両方向に交互に回転させ、平板状の鋼板Kをロ
ール状の製品Sに加工する。
の鋼板Kを搬送ローラー11によってトップロール1と
ダウンロール4との間に搬入した後、傾動軸受6を元の
姿勢に回動させて軸芯3の他端部3bに嵌合させる。こ
の際、トップロール1の軸芯3はトップロール保持装置
7によって水平に維持されているので、その他端部3b
は所定の位置にあり、従って、傾動軸受6を当該他端部
3bに円滑に嵌合させることができる。これに続いて、
搬送機構10を下降させ、トップロール1を下降させな
がら正逆両方向に交互に回転させ、平板状の鋼板Kをロ
ール状の製品Sに加工する。
【0018】なお、トップロール保持装置7は、軸芯3
の末端部3cに加える押下力を自在に調整することが可
能であり、従って、重量の異なる多種のトップロール1
に取付けることができる。また、搬送機構10は昇降動
自在であるので、径の異なる種々のトップロール1の下
位に設けることができる。
の末端部3cに加える押下力を自在に調整することが可
能であり、従って、重量の異なる多種のトップロール1
に取付けることができる。また、搬送機構10は昇降動
自在であるので、径の異なる種々のトップロール1の下
位に設けることができる。
【0019】
【発明の効果】 本発明に係るベンディングロールは、
鋼板Kの搬入および製品Sの搬出時に、トップロール1
を水平姿勢に維持するトップロール保持装置7を設けて
いるので製品Sの搬出を円滑に行うことができ、トップ
ロール1の径とほぼ等しい内径の製品Sを製造すること
ができる。これにより、一つのトップロール1で径の異
なる多種の製品Sを成形することができ、生産性の向上
を図ることができる。
鋼板Kの搬入および製品Sの搬出時に、トップロール1
を水平姿勢に維持するトップロール保持装置7を設けて
いるので製品Sの搬出を円滑に行うことができ、トップ
ロール1の径とほぼ等しい内径の製品Sを製造すること
ができる。これにより、一つのトップロール1で径の異
なる多種の製品Sを成形することができ、生産性の向上
を図ることができる。
【0020】また、トップロール1を水平姿勢に維持す
ることができるので、軸芯3の他端部3bを支持する傾
動軸受6の当該他端部3bに対する嵌合を円滑に行うこ
とができる。従って、ベンディングロールの操作性が向
上し、生産性が向上する。
ることができるので、軸芯3の他端部3bを支持する傾
動軸受6の当該他端部3bに対する嵌合を円滑に行うこ
とができる。従って、ベンディングロールの操作性が向
上し、生産性が向上する。
【0021】さらに、本発明のベンディングロールにお
いて、そのトップロール保持装置7は、軸芯3の末端部
3cに加える押下力を自在に調整することが可能である
ので、重量の異なる多種のトップロール1に取付けるこ
とができる。また、搬送機構10は昇降動自在であるの
で、径の異なる種々のトップロール1の下位に設けるこ
とができる。
いて、そのトップロール保持装置7は、軸芯3の末端部
3cに加える押下力を自在に調整することが可能である
ので、重量の異なる多種のトップロール1に取付けるこ
とができる。また、搬送機構10は昇降動自在であるの
で、径の異なる種々のトップロール1の下位に設けるこ
とができる。
【図1】 本発明に係るベンディングロールの実施形態
を示す概略正面図である。
を示す概略正面図である。
【図2】 図1に示すベンディングロールの概略側面図
である。
である。
【図3】 本発明に係るベンディングロールで鋼板をロ
ール状の製品に加工する状態を示す概略側面図である。
ール状の製品に加工する状態を示す概略側面図である。
【図4】 本発明に係るベンディングロールで製品を搬
出する状態を示す概略側面図である。
出する状態を示す概略側面図である。
1 トップロール 2 ロール本体 3 軸芯 3a 一端部 3b 他端部 3c 末端部 4 ダウンロール 5 固定軸受 6 傾動軸受 6a 流体シリンダー 6b スライド軸受本体 7 トップロール保持装置 8 保持本体 8a 縦長孔部 9 昇降機構 10 搬送機構 11 搬送ローラー 12 昇降体 K 鋼板 S 製品
フロントページの続き (72)発明者 金子 浩司 広島県広島市西区南観音六丁目4番31号株 式会社リョーセンエンジニアズ内 Fターム(参考) 4E063 AA01 BB03 CA03 EA12
Claims (2)
- 【請求項1】 トップロール(1)の下位に一対のダウ
ンロール(4)を並行して設け、平板状の鋼板(K)を
トップロール(1)とダウンロール(4)との間に挟持
し、トップロール(1)を徐々に下降させながら正逆両
方向に交互に回転させてロール状の製品(S)に加工す
るベンディングロールにおいて、 トップロール(1)をロール本体(2)とその回転軸で
ある軸芯(3)とで構成し、軸芯(3)の一端部(3
a)を固定軸受(5)で支持すると共に他端部(3b)
を傾動軸受(6)で支持し、さらに軸芯(3)の一端部
(3a)側を延長設し、その末端部(3c)に、傾動軸
受(6)を傾動して軸芯(3)の他端部(3b)から離
脱している間、押下力を加えて軸芯(3)を水平に維持
するトップロール保持装置(7)を設けてなるベンディ
ングロール。 - 【請求項2】 トップロール保持装置(7)を、軸芯
(3)の末端部(3c)が嵌挿する縦長孔部(8a)を
有する保持本体(8)と、該保持本体(8)を昇降動さ
せる昇降機構(9)とで構成し、昇降機構(9)で保持
本体(8)を下降させ、縦長孔部(8a)の上端縁で軸
芯末端部(3c)の上面に押下力を加えるものとしてな
る請求項1に記載のベンディングロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000207757A JP2002028730A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | ベンディングロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000207757A JP2002028730A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | ベンディングロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002028730A true JP2002028730A (ja) | 2002-01-29 |
Family
ID=18704467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000207757A Pending JP2002028730A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | ベンディングロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002028730A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7965059B2 (en) | 2005-11-30 | 2011-06-21 | Lg Chem, Ltd. | System, method, and article of manufacture for determining an estimated battery parameter vector |
JP2019025502A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 株式会社栗本鐵工所 | ベンディングロール |
-
2000
- 2000-07-10 JP JP2000207757A patent/JP2002028730A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7965059B2 (en) | 2005-11-30 | 2011-06-21 | Lg Chem, Ltd. | System, method, and article of manufacture for determining an estimated battery parameter vector |
JP2019025502A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 株式会社栗本鐵工所 | ベンディングロール |
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