JP5643494B2 - 重量ワーク吊持装置 - Google Patents

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本発明は、重量ワーク吊持装置、より詳細には、例えば、25〜30kg程度の金属製製品や金属製部品(以下ワークという)の加工中に、当該ワークを一時的に吊り上げて保持したり、移動させたりする場合に用いる構造簡易な重量ワーク吊持装置に関するものである。
上記ワークの加工過程、あるいは、修理や洗浄等の過程において、当該ワークを一時的に吊り上げて保持したり、移動させたりすることがある。その作業は、ワークが軽量であれば人手によって行うことに問題はないが、例えば25〜30kg、あるいは、それ以上の重量物である場合には、その作業を人手によって行うことは困難で、何らかの機械的手段によらなければならない。
そのための機械的手段としてクレーンが考えられるが、一般にクレーンは大掛かりなものであって、設置に大きなスペースが必要となり、また、設備コストもかかるため、スペースの少ない小工場において設置するのに適さない。
かくして、例えば、25〜30kg程度のワークを、その加工中や修理、洗浄中等において一時的に吊り上げて保持し、あるいは、移動させたりする場合に用いるのに好適な、構造簡易で操作性の良い重量ワーク吊持装置の出現が望まれていた。
特開2001−10777号公報 特開平11−244546号公報
本発明は上記要望に応えるためになされたもので、例えば、25〜30kg程度のワークを、その加工中や修理、洗浄中等において一時的に吊り上げて保持し、あるいは、移動させたりする場合に用いるのに好適な、構造簡易で操作性が良く、しかも、低コストにて導入し得る重量ワーク吊持装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、ベース上に立設されたポストと、前記ポストの上端部において軸支されてシーソー運動するシ−ソーアームと、前記シーソーアームの一半部上に設置されるバランスウエイトを駆動するための直動シリンダーである駆動用シリンダーと、前記シーソーアームの他半部上に敷設されるレールと、前記レール上に配置されて前記バランスウエイト駆動手段によって前記レール上を進退駆動されるバランスウエイトと、前記シーソーアームの前記駆動用シリンダー設置側端部に軸支される吊持手段とから成り、前記ポストは、上部に前記シーソーアームの回動端を規制する左右一対のストッパーを備え、更に前記シーソーアームの前記レール敷設側端部に、前記駆動用シリンダーよりも大径で高出力の受けシリンダーが配設され、前記受シリンダーは前記駆動用シリンダーによって押送されて前記レール上を移動してくる前記バランスウエイトを受け、前記受シリンダーが縮動作をすることにより前記バランスウエイトが前記駆動用シリンダーによって更に押送されて前記シーソーアームの重量バランスの支点を越えることにより、前記吊持手段によるワークの吊り上げが可能となることを特徴とする重量ワーク吊持装置である。
一実施形態においては、前記吊持手段は、上端が前記シーソーアームの前記駆動用シリンダー設置側端部に軸支され、下端に吊持用フックが備え付けられた吊持アームを備えて成るものとされる
また、一実施形態においては、前記ベースは移動可能にされ、及び/又は、前記ポストは回動可能にされる。
本発明は上述したとおりであって、本発明に係る重量ワーク吊持装置は、構成簡易であって低コストにて提供でき、設置にスペースを取らないために小工場等においても手軽に導入することができ、簡単な操作で重量の嵩むワークを一時的に吊持したり、移動させたりすることが容易なる効果がある。
本発明に係る重量ワーク吊持装置の一実施形態の構成を示す正面図である。 本発明に係る重量ワーク吊持装置の一実施形態の構成を示す側面図である。 本発明に係る重量ワーク吊持装置の一実施形態の要部を示す斜視図である。 本発明に係る重量ワーク吊持装置の動作を説明する簡略図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面に依拠して説明する。図1は、本発明に係る重量ワーク吊持装置の実施例を示す正面図、図2はその側面図であり、該装置は、ベース1上に立設されたポスト2の上端部において軸支され、シーソー運動をするシーソーアーム3を備える。ベース1は、各種加工機械に固定されることがあり、また、キャスターを備え付ける等によって移動可能にされ、あるいは、揺動モータを設置する等によって旋回可能にされることもある。
シーソーアーム3を軸支するポスト2の上端部には、上方に開くコ字状の軸支部4が設けられ、その内側に、やはり上方に開くコ字状のアーム取付部材5が配置される。アーム取付部材5は、その上部が、支持軸6を介して軸支部4の上部に揺動自在に軸支される。シーソーアーム3は、このアーム取付部材5の内底部に固定されることにより、アーム取付部材5と一体となって若干揺動しつつ、支持軸6を軸にシーソー運動する。なお、シーソーアーム3は、アーム取付部材5を介することなく、直接支持軸6によって軸支させることもできる。
シーソーアーム3の一半部上には、バランスウエイト駆動手段としての直動型駆動シリンダー7(通例エアシリンダー)が設置される。また、シーソーアーム3の他半部上にはレール8が敷設され、レール8に跨るようにバランスウエイト9が配置され、バランスウエイト9は、レール8に沿って移動可能にされる。
このバランスウエイト9の端面に駆動シリンダー7のロッド7a先端が固定され、以てバランスウエイト9は、駆動シリンダー7のロッド7aの進退動作に伴ってレール8上を前進し、あるいは、後退するように動作して、後述するように、ワーク30を上昇させ、あるいは、下降させる。
好ましい実施形態においては、シーソーアーム3のレール8敷設側端部に、駆動シリンダー7よりも大径で高出力の受けシリンダー11(通例エアシリンダー)が配設される。この受けシリンダー11は、レール8上を移動してくるバランスウエイト9を受けるストッパーとしての役割りを果たすもので、そのロッド11aが伸状態にあるときにその先端部でバランスウエイト9を受け止める(図4(B)参照)。
駆動シリンダー7は、受けシリンダー11のロッド11aがバランスウエイト9を受け止めた後にも、バランスウエイト9を押し続ける。但し、受けシリンダー11が駆動シリンダー7よりも大径且つ高出力であって、そのバランスウエイト9を受け止める力が駆動シリンダー7による押圧力を上回るため、バランスウエイト9は、ロッド7aとロッド11aとに挟まれ、受けシリンダー11が後述する操作で退動作をするまで、その静止状態を維持する(図4(B)参照)。そして、受けシリンダー11が退動作をするに伴い、駆動シリンダー7が伸動作をし、更にバランスウエイト9を押圧して移動させる(図4(C)参照)。
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ワーク30の吊持手段は、上端部がシーソーアーム3の端部に枢支される吊持アーム12と、吊持アーム12の下部に配置される操作部13と、操作部13の下側に設置されるフック14とから成る。操作部13は、駆動シリンダー7を作動させるためのスイッチ15と、受けシリンダー11を操作するための操作レバー16とを含む。なお、図中17、18は、シーソーアーム3の回動端を規制するストッパーである。
図示した上記実施形態の作用について説明すると、先ず、図4(A)に示すワーク30のない状態において、シーソーアーム3の左右のモーメントが釣り合った状態から駆動用シリンダー7が縮動作すると、バランスウエイト9が駆動用シリンダー7側に引かれるため、シーソーアーム3にかかる荷重は、駆動用シリンダー7設置側に偏る。そのため、シーソーアーム3の左右のモーメントの釣り合いが崩れ、シーソーアーム3は、駆動用シリンダー7設置側が下がった状態となる。
その状態においてフック14にワーク30を掛け、スイッチ13を入れて駆動用シリンダー7を作動させると、バランスウエイト9がレール8上を移動し、やがてバランスウエイト9がシーソーアーム3の重量バランスの支点を越える。そして、シーソーアーム3のレール8設置側のモーメントが勝るに至ると、シーソーアーム3が徐々に図1において反時計回りに回動し、ワ−ク30が吊り上げられる。ワーク30を降ろす場合は、逆の操作を行えばよい。
なお、受けシリンダー11がある場合は、通例、ワーク30の吊り上げが開始される前にバランスウエイト9が受けシリンダー11のロッド11aに受け止められ(図4(B)の状態)、その後、操作レバー16の操作により受けシリンダー11に縮動作をさせると、バランスウエイト9が駆動用シリンダー7によって押圧されることにより(図4(C)の状態)、シーソーアーム3の重量バランスが崩れる結果、シーソーアーム3が反時計回りに回動してワーク30を吊り上げる。ワーク30の吊り上げ高さは、受けシリンダー11のロッド11aの伸縮度合いによって調整することができる。
このように、本発明に係る装置は簡易な構成であって、ワーク30をフック16に掛けた後、単に駆動用シリンダー7及び受けシリンダー11を作動させる等の簡単な操作で、ワーク30を任意の高さに吊り上げ、その状態を維持させることができる。また、本装置(ベース1及び/又はポスト2)が可動の場合には、ワ−ク30を任意の位置に移動させることができる。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 ベース
2 ポスト
3 シーソーアーム
4 軸支部
5 アーム取付部材
6 支持軸
7 駆動用シリンダー
7a ロッド
8 レール
9 バランスウエイト
11 受けシリンダー
11a ロッド
12 吊持アーム
13 操作部
14 フック
15 スイッチ
16 操作レバー
17 ストッパー
18 ストッパー

Claims (4)

  1. ベース上に立設されたポストと、前記ポストの上端部において軸支されてシーソー運動するシ−ソーアームと、前記シーソーアームの一半部上に設置されるバランスウエイトを駆動するための直動シリンダーである駆動用シリンダーと、前記シーソーアームの他半部上に敷設されるレールと、前記レール上に配置されて前記バランスウエイト駆動手段によって前記レール上を進退駆動されるバランスウエイトと、前記シーソーアームの前記駆動用シリンダー設置側端部に軸支される吊持手段とから成り、
    前記ポストは、上部に前記シーソーアームの回動端を規制する左右一対のストッパーを備え、
    更に前記シーソーアームの前記レール敷設側端部に、前記駆動用シリンダーよりも大径で高出力の受けシリンダーが配設され、前記受シリンダーは前記駆動用シリンダーによって押送されて前記レール上を移動してくる前記バランスウエイトを受け、前記受シリンダーが縮動作をすることにより前記バランスウエイトが前記駆動用シリンダーによって更に押送されて前記シーソーアームの重量バランスの支点を越えることにより、前記吊持手段によるワークの吊り上げが可能となることを特徴とする重量ワーク吊持装置。
  2. 前記吊持手段は、上端が前記シーソーアームの前記駆動用シリンダー設置側端部に軸支され、下端に吊持用フックが備え付けられた吊持アームを備えて成る、請求項1に記載の重量ワーク吊持装置。
  3. 前記ベースは移動可能にされる、請求項1又は2に記載の重量ワーク吊持装置。
  4. 前記ポストは、回動可能にされる請求項1乃至3のいずれかに記載の重量ワーク吊持装置。
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