JP3138855U - 車両用ドアのクランプ装置 - Google Patents

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栄治 竹内
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アイコクアルファ株式会社
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Abstract

【課題】複数の車両用ドアに対応し、簡単な構造で安価な車両用ドアのクランプ装置を提供する。
【解決手段】ドアの形状に合わせて側面クランプローラをスライドする機構を設け、該側面クランプローラをスライドさせるシリンダをタイマー制御することで任意の時間に該側面クランプローラをロックして、複数の該車両用ドアに対応する。
【選択図】図2

Description

本考案は、荷役物運搬機・バランサー・ロボットの先端に取り付け、車両用ドアをクランプして、車体に車両用ドアを取付ける時に使用する車両用ドアのクランプ装置に関するものである。
従来の技術では、サイズが違う複数の車両ドアをクランプするには、複雑なクランプ装置や、取付け時に角度を可変させる複雑なチルト機構を有するクランプ装置があった。(特許文献1:特開平08−188186)
解決しようとする問題点は、複雑な構造で高価となっている点である。
本考案は、ドアの形状に合わせて側面クランプローラをスライドする機構を設け、クランプローラをスライドさせるシリンダをタイマー制御することで任意の時間に側面クランプローラをロックして、複数の車両用ドアに対応する点を最も主要な特徴とする。
本考案の車両用ドアのクランプ装置は、複数の車両用ドアに対応し、簡単な構造で安価な車両用ドアのクランプ装置が提供できるという利点がある。
本考案は、簡単な構造で安価な車両用ドアのクランプ装置を提供するという目的を、
スライドさせるシリンダをタイマーでロックすることと、チルト機構の設置で実現した。
図1は、荷役物運搬機の総体図である。荷役物運搬機1は、台座2、旋回台3、本体部4、アーム5、クランプ装置7で構成されている。台座2に旋回台3を介して本体部4が支承されている。本体部4にアーム5が係合され、アーム5の先端にはアタッチメントであるクランプ装置6を備えている。アーム5の稼動範囲で、ドア7(斜線部)を三次元に移動することができる。作業者8が操作ハンドル9のスイッチ(図示せず)を操作することにより、搬送台車(図示せず)からクランプ装置6で車両用ドア7をクランプして、車両(図示せず)に組付ける事ができる。そして、車両用ドア7の組付け後に、車両用ドアをアンクランプする。
図2は、クランプ装置の図であり、図2(a)は側面図、図2(b)は正面図である。図2(b)は、一部の部分しか図示していない。支柱10に、操作ハンドル9、開口部クランプ機構11、チルト機構12、受け機構13、ドア側面クランプ機構14を備えている。開口部クランプ機構14は、昇降機構15と開口部クランプローラ16で構成されており、昇降機構15により開口部クランプローラ16が昇降する。開口部クランプローラ16の昇降は操作ハンドル9にある開口部クランプローラ昇降スイッチ(図示せず)で操作する。チルト機構12は、ドア7を車両に組付ける時にドア7を押して、ドア7を図2(a)に向かって時計方向に傾ける。ドア7を傾けることにより、車両に組付ける事ができる。受け機構13は、受け部17によりドア7の下部を下から支える。また、受け機構13には、後述する受け部チルト機構18を備えている。受け機構13に備えている受け部チルト機構18もドア7を傾けることによりドア7を車両に組付ける事ができる。側面クランプローラ19のスライドは、開口部クランプローラー16の下降後にスライドする。シリンダ(図示せず)は、タイマー(図示せず)で制御さており、側面クランプローラ19がスライドして設定した時間でスライドが停止して、ロックされ側面クランプローラ19が固定される。シリンダ(図示せず)に使用しているエアー源は、低圧でありドア側面にキズがつかないよう接触した位置で停止する。ドア7をクランプする際には、破線で記載されている開口部クランプローラ161と側面クランプローラ191の位置から、実線の開口部クランプローラ16と側面クランプローラ19に移動する。
図3は、クランプ装置の図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は正面図である。図3(b)は、一部の部分しか図示していない。符号は、図2と同様である。ドア20は、図2のドア7と形状が違い、側面クランプローラ19のクランプ時の停止位置が図2と図3では違う。
図4は、チルト機構12の側面図である。ブロック21が支柱(図示せず)に固定されている。ブロック21には、シャフト22が嵌入され、シリンダ23とストッパー24が配設されている。シャフト22は、押し板25とプッシュローラ26と止め金具27を備えている。ブロック21と止め金具27の間には、バネ28を備えており、バネ28はシャフト22に貫入されている。バネ28の効果で、矢印方向にプッシュローラ26が引かれているが、ストッパー24があるので押し板25で止まっている。チルト機構12は操作ハンドル9にあるチルト機構スイッチ(図示せず)で操作する。スイッチを操作することでロッド28が伸縮する。
図5は、チルト機構の上面図である。符号は 図4と同様である。押し板25に対して、シリンダ23とシリンダ29の取り付け位置が違い、ロッド28で押し板25を押し切る位置が違う。シリンダ23・29は、ドアの種類により、使い分ける。ドアが3種類の場合は、シリンダを追加する。
図6は、チルト機構の上面図である。符号は 図4と同様である。シリンダ23が作動した時であり、ロッド28で押し板25を押し、プッシュローラ26がドア(図示せず)を押す。
図7は、チルト機構の上面図である。符号は 図4と同様である。シリンダ29が作動した時であり、ロッド30で押し板25を押し、プッシュローラ26がドア(図示せず)を押す。図6と図7では、プッシュローラ26の位置が違う。図7の状態から、ロッド30がシリンダ29に引き込まれると、バネ28の効果により、図5の状態となる。
図8は、クランプ装置の側面図であり。チルト機構12が図6の状態となり、プッシュローラ26がドア7を押し、クランプローラ16が矢印方向にスライドして、ドア7の下部を支点としてドア7が矢印方向に傾斜する。
図9は、クランプ装置の正面図であり、一部の部分のみ表記してある。受け部17に受け部チルト機構18を備えており、ドア7の形状に合わせてドアの角度を可変させる事ができる。図2の状態から矢印方向に受け部13が可変してドア7の組付け角度が可変する。操作は、操作ハンドル9の受け部チルト機構スイッチ(図示せず)で行う。
図10は、チルト機構の断面図である。ブロック21にシャフト22が嵌入している。シャフト22には、スプライン31を有しており、また、ブロック21にもスプライン31の形状に合わせて、加工してある。よって、シャフト22が1本でもシャフトが回転しない。従来では、回転しないようにするには、シャフトを2本使用していた。シャフト22が1本だとチルト機構がコンパクトに作製できる。
作用について、図を用いて説明する。搬送台車(図示せず)に置いてあるドア7を荷役物運搬機1でクランプするために、開口部クランプローラ16と側面クランプローラ19がドアをクランプしやすい位置に開口部クランプローラ昇降スイッチ(図示せず)で操作する。次ぎに、クランプ装置6をドア7に近づけ、受け部17によりドア7の下部を下から支える。次ぎに、開口部クランプローラ昇降スイッチ(図示せず)で、開口部クランプローラ16を下降させ、開口部をクランプさせる。次ぎに、開口部クランプローラ16のクランプ後に側面クランプローラ19がスライドする。ドア側面クランプ機構14のシリンダ(図示せず)は、タイマー(図示せず)で制御さており、側面クランプローラ19がスライドして設定した時間でスライドが停止して、ロックされ側面クランプローラ19が固定される。ドア側面クランプ機構14のシリンダ(図示せず)に使用しているエアー源は、低圧でありドア7の側面にキズがつかないように接触した位置で停止する。これで、クランプが完了して、操作ハンドル9を上昇方向に上昇させると、図1の様にドア7が搬送台車(図示せず)から離脱する。次に、車両(図示せず)にドア7を組付ける場合は、チルト機構スイッチ(図示せず)で操作してチルト機構12でドア7を押し、図8の状態にする。次に、受け部チルト機構スイッチ(図示せず)の操作で、受け機構13の受け部チルト機構18を作動させ図9の状態にする。次に、車両(図示せず)にドア7を組付ける。ドア7からクランプ装置6を外す場合は、開口部クランプローラ昇降スイッチ(図示せず)とチルト機構スイッチ(図示せず)を操作して、ドア7からクランプ装置6を離脱させて、ドア7の組付け作業が完了する。
車両用ドア専用のクランプ装置だが、別の荷役物にも適用できる。
荷役物運搬機の総体図である。 クランプ装置の側面図と正面図である。 クランプ装置の側面図と正面図である。 チルト機構の側面図である。 チルト機構の上面図である。 チルト機構の上面図である。 チルト機構の上面図である。 クランプ装置の側面図で、チルト機構が作動した図である。 受け機構の正面図であり、チルト機構が作動した図である。 ブロックにシャフトが嵌入している図である。
符号の説明
1 荷役物運搬機
2 台座
3 旋回台
4 本体部
5 アーム
6 クランプ装置
7 ドア
8 作業者
9 操作ハンドル
10 支柱
11 開口部クランプ機構
12 チルト機構
14 ドア側面クランプ機構
15 昇降機構
16 開口部クランプローラ
17 受け部
18 受け部チルト機構
19 側面クランプローラ
20 ドア
21 ブロック
22 シャフト
23 シリンダ
24 ストッパー
25 押し板
26 プッシュローラ
27 止め金具
28 バネ
29 シリンダ
30 ロッド
31 スプライン
161 開口部クランプローラ(開口部に挿入前の位置)
191 側面クランプローラ(ドアクランプ前の位置)

Claims (2)

  1. 車両用ドアをクランプして移載し組付ける荷役物運搬機のクランプ装置において、ドアの形状に合わせて側面クランプローラをスライドする機構を設け、該側面クランプローラをスライドさせるシリンダをタイマー制御することで任意の時間に該側面クランプローラをロックして、複数の該車両用ドアに対応する事を特徴とする車両用ドアのクランプ装置。
  2. 車両用ドアをクランプして移載し組付ける荷役物運搬機のクランプ装置において、該車両用ドアの保持角度を可変させるチルト機構を有し、該チルト機構はバネとスプラインを有するシャフトと複数のシリンダとブロックで構成され、スプラインを有するシャフトに取付けられたバネでプッシュローラを引き込んでおき、ブロックにはシャフトが嵌入され、車種毎に該シリンダを選択して該シリンダで該プッシュローラを作動させ、複数の該車両用ドアに対応する事を特徴とする車両用ドアのクランプ装置。
JP2007008502U 2007-11-05 2007-11-05 車両用ドアのクランプ装置 Expired - Lifetime JP3138855U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180060415A (ko) * 2016-11-29 2018-06-07 주식회사 서연이화 차량용 내장재 지그장치

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