JP3177938U - 荷役物運搬機のアタッチメントのスライド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】1本のシリンダで複数の荷役物に対応する荷役物運搬機のアタッチメントのスライド機構を提供する。
【解決手段】荷役物運搬機のアタッチメントのスライド機構において、種別切替ノブ24と、種別切替ノブに係合された回転体25と、回転体に取付けられた複数のリミットスイッチ用ドグ26、27と、固定された複数のリミットスイッチ20〜23と、スライド用シリンダ19と、該スライド用シリンダのストローク規制用ストッパー28〜31とを有する。種別切替ノブを回転させることで該リミットスイッチ用ドグが該リミットスイッチに接触して荷役物重量に合わせた荷役物運搬機の持ち上げ力となり、該種別切替ノブを回転させることで該ストローク規制用ストッパの位置で該スライド用シリンダのストローク長を決定し、複数の荷役物を移載する。
【選択図】図4

Description

本考案は、荷役物運搬機・バランサー・ロボットの先端に取り付けられたアタッチメントのスライド機構に関するものである。そのスライド機構の代表として、車両用ドアを把持し、把持された車両用ドアの角度を可変させるときのスライド機構で説明する。アタッチメントとは、荷役物を把持や吸着する吊り具である。
従来の技術では、複数の車両用ドアを、車体に取付ける場合には、角度を可変させる必要があり、その場合、アタッチメントは共通で使えるが、可変角は対象車種ごとに違い、スライド機構のシリンダが複数必要で、アタッチメント重量も重く、また、煩雑になっていた。2車種の場合はシリンダが2本、4車種の場合はシリンダが4本必要である。引用文献には、0011に明記している。(実用新案文献1)
実用新案登録第3138855号
解決しようとする問題点は、複数の荷役物に対応しようとすると、スライド機構がコンパクトにきない点である。
本考案は、種別切替ノブと、種別切替ノブに係合された回転体と、回転体に取付けられた複数のリミットスイッチ用ドグと、固定された複数のリミットスイッチと、スライド用シリンダと、該スライド用シリンダのストローク規制用ストッパーとを有し、種別切替ノブを回転させることで該リミットスイッチ用ドグが該リミットスイッチに接触して荷役物重量に合わせた荷役物運搬機の持ち上げ力となり、該種別切替ノブを回転させることで該ストローク規制用ストッパの位置で該スライド用シリンダのストローク長を決定し、複数の荷役物を移載する事を最も主要な特徴とする。
本考案のスライド機構は、スライド用シリンダを1本使い、複数の荷役物に対応できるという利点がある。
図1は、荷役物運搬機の総体図である。 図2は、クランプ装置の図である。 図3は、スライド機構の作動前と作動後の図である。 図4は、スライド機構の斜視図である。 図5は、スライド機構の斜視図である。 図6は、スライド機構の上面図である。 図7は、スライド機構の上面図である。 図8は、スライド機構の上面図である。 図9は、スライド機構の上面図である。
複数の荷役物の可変角に対応するという目的を、シリンダを1本使用で実現した。
図1は、荷役物運搬機の総体図である。荷役物運搬機1は、台座2、旋回台3、本体部4、アーム5、クランプ装置6で構成されている。台座2に旋回台3を介して本体部4が支承されている。本体部4にアーム5が係合され、アーム5の先端にはアタッチメントであるクランプ装置6を備えている。アーム5の可動範囲で、ドア7(斜線部)を三次元に移動することができる。作業者8が操作ハンドル9のスイッチ(図示せず)を操作することにより、搬送台車(図示せず)からクランプ装置6でドア7をクランプして、車両(図示せず)に組付ける事ができる。そして、ドア7の組付け後に、ドア7をアンクランプする。
図2は、クランプ装置の図であり、図2(a)は側面図、図2(b)は正面図である。図2(b)は、一部の部分しか図示していない。支柱10に、操作ハンドル9、開口部クランプ機構11、スライド機構12、受け機構13、ドア側面クランプ機構14を備えている。開口部クランプ機構11は、昇降機構15と開口部クランプローラ16で構成されており、昇降機構15により開口部クランプローラ16が昇降する。開口部クランプローラ16の昇降は操作ハンドル9にある開口部クランプローラ昇降スイッチ(図示せず)で操作する。スライド機構12は、ドア7を車両に組付ける時にドア7を押して、受け機構13を支点とし、ドア7を図2(a)に向かって半時計方向に傾ける。
図3は、スライド機構の作動前と作動後の図である。図3(a)がスライド機構の作動前で、図3(b)がスライド機構の作動後である。符号は、図2と同様である。作業者が操作ハンドル9のスライド機構のスライドスイッチ(図示せず)を操作すると、図4のプッシュローラー32がドアを押し、開口部クランプローラ16もスライドして、図3(a)から図3(b)の様に、ドア7が傾く。
図4は、スライド機構の斜視図である。フレーム18に、スライド用シリンダ19と、リミットスイッチ20・21・22・23が固定されている。フレーム18に、種別切替ノブ24と、回転体25が係合されている。種別切替ノブ24を回転させると、回転体25が同じ角度で回転する。回転体25に、リミットスイッチ用ドグ26・27が固定されいる。回転体25に、ストローク規制用ストッパー28・29・30・31が係合されている。シリンダのロッド(プッシュローラに隠れている。図5で表示)には、プッシュローラー32が固定されている。プッシュローラー32には、スライドシャフト33が固定されている。スライドシャフト33には、ストローク規制用ドグ34を有している。スライドシャフト33は、フレーム18に係合されている。ストローク用ストッパ28・29・30・31は、車種別にストローク幅を変更できる。ストローク用ストッパ28と、リミットスイッチ21と、リミットスイッチ用ドグ26は、車種A用である。ストローク用ストッパ29と、リミットスイッチ20と、リミットスイッチ用ドグ27は、車種B用である。ストローク用ストッパ30と、リミットスイッチ22と、リミットスイッチ用ドグ26は、車種C用である。ストローク用ストッパ31と、リミットスイッチ23と、リミットスイッチ用ドグ27は、車種D用である。車種により車両用ドアの重量は違うので、車種別のリミットスイッチ20・21・22・23に、リミットスイッチ用ドグ26・27が接触することにより車種に合わせた荷役物運搬機の持ち上げ力となる。
図5は、スライド機構の斜視図である。スライド用シリンダのロッド35が伸長した場合である。符号は図4と同じである。図4で隠れていたロッド35が明記してある。ロッド35は、プッシュローラー32が固定されている。
図6は、スライド機構の上面図である。図4の斜視図の上面図の概要図である。種別切替ノブ24の回転位置は、車種A用にしてある。符号は、図5と同様である。車種Bのリミットスイッチ用ドグ27と、車種Cのストローク規制用ストッパ30と、車種Dのリミットスイッチ用ドグ27・ストローク規制用ストッパ31は、図示していない。
図7は、スライド機構の上面図である。図5の斜視図の上面図の概要図である。種別切替ノブは、車種A用にしてある。符号は、図5と同様である。車種Bのリミットスイッチ用ドグ27と、車種Cのストローク規制用ストッパ30と、車種Dのリミットスイッチ用ドグ27・ストローク規制用ストッパ31は、図示していない。図7は、図6からスライド用シリンダ19のロッド35が伸長している。
図8は、スライド機構の上面図である。図4の斜視図の上面図の概要図である。種別切替ノブは、車種B用にしてある。符号は、図5と同様である。車種Aのリミットスイッチ用ドグ26・ストローク規制用ストッパ28と、車種Cのリミットスイッチ用ドグ26と、車種Dのストローク規制用ストッパ31は、図示していない。
図9は、スライド機構の上面図である。図5の斜視図の上面図の概要図である。種別切替ノブは、車種B用にしてある。符号は、図5と同様である。車種Aのリミットスイッチ用ドグ26・ストローク規制用ストッパ28と、車種Cのリミットスイッチ用ドグ26と、車種Dのストローク規制用ストッパ31は、図示していない。図9は、図8からスライド用シリンダ19のロッド35が伸長している。
図1から図9を用いて、作用を説明する。車種Aの場合、種別切替ノブ24で車種Aに合わせる。図6は、回転体25が車種Aの位置であり、ストローク規制用ストッパ28の位置が車種A向けであり、スライドの動作の前である。作業者8が、ドア7を開口部クランプ機構11と受け機構13とドア側面クランプ機構14でクランプする。車両用ドアを車体(図示せず)に組み付ける前に、スライド機構12でドア7の角度を可変させる。作業者8がスライドスイッチ(図示せず)を操作すると、スライド用シリンダ19のロッド35が伸長して、プッシュローラー32がドア7を押して、ドア7が傾く。ロッド35の伸長の距離は、ストローク規制用ストッパー28の位置で決まっている。ストローク規制用ストッパー28には、ストローク規制用ドグ34が接触して、ロッド35の伸長が停止し、図7の状態になる。可変させた後が、図3(b)である。リミットスイッチ用ドグ26が、車種A用のリミットスイッチ21に接触しているので、車種Aに合わせた重量で荷役物運搬機1での持ち上げ可能である。荷役物運搬機1の本体部4の中にあるエアーシリンダ(図示せず)は、ドア7を把持していない無負荷時と、ドア7を把持して持ち上げる負荷時とで供給圧を切替える制御である。ドア7が4種類あり、ドア7の重量も4種類あると、荷役物運搬機1の本体部4の中にあるエアーシリンダ(図示せず)の負荷時の供給圧も4種類の設定が予めしてある。
次に、車種Bにするには、種別切替ノブを回転させ、図8の状態する。車種Bの場合、種別切替ノブ24で車種Bに合わせる。図8は、回転体25が車種Bの位置であり、ストローク規制用ストッパ29の位置が車種B向けであり、スライドの動作の前である。作業者8が、ドア7を開口部クランプ機構11と受け機構13とドア側面クランプ機構14でクランプする。車両用ドアを車体(図示せず)に組み付ける前に、スライド機構12でドア7の角度を可変させる。作業者8がスライドスイッチ(図示せず)を操作すると、スライド用シリンダ19のロッド35が伸長して、プッシュローラー32がドア7を押して、ドア7が傾く。ロッド35の伸長の距離は、ストローク規制用ストッパー29の位置で決まっている。ストローク規制用ストッパー29には、ストローク規制用ドグ34が接触して、ロッド35の伸長が停止し、図9の状態になる。可変させた後が、図3(b)である。リミットスイッチ用ドグ27が、車種B用のリミットスイッチ20に接触しているので、車種Bに合わせた重量で荷役物運搬機1での持ち上げ可能である。また、車種Cや車種Dにするには、種別切替ノブを対応する位置に回転させる。
実施例1では、4車種に対応しているが、リミットスイッチの数など変更すれば他の車種数にも、スライド用シリンダ19が1本で適用できる。また、実施例では、荷役物を車両用のドアで説明しているが、荷役物は何でも良い。また、荷役物運搬機のアタッチメントにおいて、取付けピッチなどを可変するスライド機構としても使うことができる。
1 荷役物運搬機
2 台座
3 旋回台
4 本体部
5 アーム
6 クランプ装置
7 ドア
8 作業者
9 操作ハンドル
10 支柱
11 開口部クランプ装置
12 スライド機構
13 受け機構
14 ドア側面クランプ機構
15 昇降機構
16 開口部クランプローラ
18 フレーム
19 スライド用シリンダ
20・21・22・23 リミットスイッチ
24 種別切替ノブ
25 回転体
26・27 リミットスイッチ用ドグ
28・29・30・31 ストローク規制用ストッパ
32 プッシュローラ
33 スライドシャフト
34 ストローク規制用ドグ
35 ロッド

Claims (1)

  1. 荷役物運搬機のアタッチメントのスライド機構において、種別切替ノブと、種別切替ノブに係合された回転体と、回転体に取付けられた複数のリミットスイッチ用ドグと、固定された複数のリミットスイッチと、スライド用シリンダと、該スライド用シリンダのストローク規制用ストッパーとを有し、種別切替ノブを回転させることで該リミットスイッチ用ドグが該リミットスイッチに接触して荷役物重量に合わせた荷役物運搬機の持ち上げ力となり、該種別切替ノブを回転させることで該ストローク規制用ストッパの位置で該スライド用シリンダのストローク長を決定し、複数の荷役物を移載する事を特徴とする荷役物運搬機のアタッチメントのスライド機構。
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