JP2002028058A - 収納式ベビーベッド - Google Patents
収納式ベビーベッドInfo
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- JP2002028058A JP2002028058A JP2000214708A JP2000214708A JP2002028058A JP 2002028058 A JP2002028058 A JP 2002028058A JP 2000214708 A JP2000214708 A JP 2000214708A JP 2000214708 A JP2000214708 A JP 2000214708A JP 2002028058 A JP2002028058 A JP 2002028058A
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- JP
- Japan
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- frame
- bed
- coil spring
- turning
- main body
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47D—FURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
- A47D5/00—Dressing-tables or diaper changing supports for children
- A47D5/006—Dressing-tables or diaper changing supports for children foldable
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47D—FURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
- A47D5/00—Dressing-tables or diaper changing supports for children
- A47D5/003—Dressing-tables or diaper changing supports for children attached to the wall
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のような格別のスプリングの収容スペー
スを不要とし、極めて簡単な構造で従来と同等の機能を
発揮し得るコンパクトで製作コストも低廉なベビーベッ
ドを提案する。 【解決手段】 ベッド部分を構成する底枠とベッド本体
との間に設けられた平面方形の旋回フレームの基部側に
寄せて左右方向に支軸が挿通されて該旋回フレームは上
下方向に旋回自在に構成され、上記支軸の両端部は底枠
基部から突出して収納部分を構成する本体フレームの左
右両支柱上部から前方へ突出する取付板に回転不能に固
定され、上記支軸の旋回フレーム内に挿通した部分には
コイルスプリングが巻装され、該コイルスプリングはそ
の一端を支軸中間部に固定すると共に他端は旋回フレー
ムの一部に固定してなり、かつ該コイルスプリングは上
記旋回フレーム１が常に上方旋回するように賦勢してな
ることを特徴とする。
スを不要とし、極めて簡単な構造で従来と同等の機能を
発揮し得るコンパクトで製作コストも低廉なベビーベッ
ドを提案する。 【解決手段】 ベッド部分を構成する底枠とベッド本体
との間に設けられた平面方形の旋回フレームの基部側に
寄せて左右方向に支軸が挿通されて該旋回フレームは上
下方向に旋回自在に構成され、上記支軸の両端部は底枠
基部から突出して収納部分を構成する本体フレームの左
右両支柱上部から前方へ突出する取付板に回転不能に固
定され、上記支軸の旋回フレーム内に挿通した部分には
コイルスプリングが巻装され、該コイルスプリングはそ
の一端を支軸中間部に固定すると共に他端は旋回フレー
ムの一部に固定してなり、かつ該コイルスプリングは上
記旋回フレーム１が常に上方旋回するように賦勢してな
ることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、公共施設や駅、デ
パート等の化粧室、洗面所、トイレ等で乳幼児のオシメ
交換や着替えをしたり、保護者が用便や化粧等を行なう
ときに乳幼児を一時的に寝かせるために使用される壁付
けタイプの収納式ベビーベッドの改良に関するものであ
る。
パート等の化粧室、洗面所、トイレ等で乳幼児のオシメ
交換や着替えをしたり、保護者が用便や化粧等を行なう
ときに乳幼児を一時的に寝かせるために使用される壁付
けタイプの収納式ベビーベッドの改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】この種のベビーベッドは、ベッド部分が
起倒自在に枢支されていて、不使用時はベッド部分が壁
側へ向けて起立収納され、設置スペースが小さくて済む
ので、最近数多く見受けられるようになって来た。
起倒自在に枢支されていて、不使用時はベッド部分が壁
側へ向けて起立収納され、設置スペースが小さくて済む
ので、最近数多く見受けられるようになって来た。
【０００３】このようなベビーベッドでは、起立収納さ
れたベッド部分を水平状態となるように旋回させるとき
に、ベッド部分の自重によって一気に旋回してしまう
と、ベッド部分を水平位置に保持するストッパに大きな
衝撃が加って破損する虞れがあり、また水平となってい
るベッド部分を起立収納するときに、これを持上げて上
方旋回させるために多大な労力が必要となるので、従来
はベッド部分と収納部とを引張りコイルスプリングやガ
ス式スプリングで結んでベッド部分を起立方向に賦勢し
ておくのが通常で、これによりベッド部分を水平方向へ
旋回させる際はストッパに衝撃を与えることなくゆっく
りと旋回させることができ、また起立方向へ旋回させる
ときにはバネ力の助勢によってわずかな力が済むように
している。
れたベッド部分を水平状態となるように旋回させるとき
に、ベッド部分の自重によって一気に旋回してしまう
と、ベッド部分を水平位置に保持するストッパに大きな
衝撃が加って破損する虞れがあり、また水平となってい
るベッド部分を起立収納するときに、これを持上げて上
方旋回させるために多大な労力が必要となるので、従来
はベッド部分と収納部とを引張りコイルスプリングやガ
ス式スプリングで結んでベッド部分を起立方向に賦勢し
ておくのが通常で、これによりベッド部分を水平方向へ
旋回させる際はストッパに衝撃を与えることなくゆっく
りと旋回させることができ、また起立方向へ旋回させる
ときにはバネ力の助勢によってわずかな力が済むように
している。
【０００４】しかしながら、従来のこのようなスプリン
グの使い方は、ベッド部分の上下旋回に伴なって伸縮移
動するスプリングの収納スペースが必要となり、その分
だけ大きさ（特に横幅）が制約されるだけでなく、スプ
リングの両端部を止着するための部材が必要となるな
ど、構造が複雑となっていた。
グの使い方は、ベッド部分の上下旋回に伴なって伸縮移
動するスプリングの収納スペースが必要となり、その分
だけ大きさ（特に横幅）が制約されるだけでなく、スプ
リングの両端部を止着するための部材が必要となるな
ど、構造が複雑となっていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来と同様
にスプリングを用いるものの、そのスプリングの用法を
工夫して、スプリングの収容スペースを格別不要とし、
極めて簡単な構造で従来と同等の機能を発揮し得るコン
パクトで製作コストも低廉なベビーベッドを提案するも
のである。
にスプリングを用いるものの、そのスプリングの用法を
工夫して、スプリングの収容スペースを格別不要とし、
極めて簡単な構造で従来と同等の機能を発揮し得るコン
パクトで製作コストも低廉なベビーベッドを提案するも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明はベッド部
分を構成する底枠とベッド本体との間に設けられた平面
方形の旋回フレームの基部側に寄せて左右方向に支軸が
挿通されて該旋回フレームは上下方向に旋回自在に構成
され、上記支軸の両端部は底枠基部から突出して収納部
分を構成する本体フレームの左右両支柱上部から前方へ
突出する取付板に回転不能に固定され、上記支軸の旋回
フレーム内に挿通した部分にはコイルスプリングが巻装
され、該コイルスプリングはその一端を支軸中間部に固
定すると共に他端は旋回フレームの一部に固定してな
り、かつ該コイルスプリングは上記旋回フレーム１が常
に上方旋回するように賦勢してなることを特徴とする収
納式ベビーベッドに関するものである。
分を構成する底枠とベッド本体との間に設けられた平面
方形の旋回フレームの基部側に寄せて左右方向に支軸が
挿通されて該旋回フレームは上下方向に旋回自在に構成
され、上記支軸の両端部は底枠基部から突出して収納部
分を構成する本体フレームの左右両支柱上部から前方へ
突出する取付板に回転不能に固定され、上記支軸の旋回
フレーム内に挿通した部分にはコイルスプリングが巻装
され、該コイルスプリングはその一端を支軸中間部に固
定すると共に他端は旋回フレームの一部に固定してな
り、かつ該コイルスプリングは上記旋回フレーム１が常
に上方旋回するように賦勢してなることを特徴とする収
納式ベビーベッドに関するものである。
【０００７】上記コイルスプリングは、旋回フレームが
起立状態のときもある程度巻き締めあるいは巻き緩めて
おき、旋回フレームが下方旋回によって更に強い回戻力
が付与されるようにする。
起立状態のときもある程度巻き締めあるいは巻き緩めて
おき、旋回フレームが下方旋回によって更に強い回戻力
が付与されるようにする。
【０００８】また、上記旋回フレームの基端外側にはマ
グネットが取付けられ、ベッド部分が水平時には本体フ
レームを構成する上方の横枠から前方へ突出する磁着性
のストッパー板に吸着し、またベッド部分が起立した際
には上記マグネットが本体カバーの下方を被蔽する下カ
バーの上面水平部に取付けられた他のマグネットと吸着
するようにして、ベッド部分が倒伏使用時及び起立収納
時に揺れたり衝撃等によってガタ付いたりしないように
することもできる。以下、本発明の収納式ベビーベッド
の実施形態を図により説明する。
グネットが取付けられ、ベッド部分が水平時には本体フ
レームを構成する上方の横枠から前方へ突出する磁着性
のストッパー板に吸着し、またベッド部分が起立した際
には上記マグネットが本体カバーの下方を被蔽する下カ
バーの上面水平部に取付けられた他のマグネットと吸着
するようにして、ベッド部分が倒伏使用時及び起立収納
時に揺れたり衝撃等によってガタ付いたりしないように
することもできる。以下、本発明の収納式ベビーベッド
の実施形態を図により説明する。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１〜３は本発明のベビーベッド
分解斜視図を示すもので、図１はベッド部分のＡの分解
斜視図、図２はベッド部分Ａのうちの旋回フレームと収
納側の本体フレームの斜視図、図３はこれら部品を覆う
上下カバーの斜視図である。
分解斜視図を示すもので、図１はベッド部分のＡの分解
斜視図、図２はベッド部分Ａのうちの旋回フレームと収
納側の本体フレームの斜視図、図３はこれら部品を覆う
上下カバーの斜視図である。
【００１０】図中符号１はアルミニウム等の金属製より
なる平面方形の旋回フレームであり、該フレーム１は略
箱型をなす底枠２内に載置されて上側を覆うベッド本体
３と該底枠２とを雌螺子を螺設したスペーサ２４へのネ
ジ止めにより、挟圧固定されている。ベッド本体３には
左右両側に乳幼児のころげ落ち防止のための立上り部３
ａが形成されると共に、前側もやや立ち上がっていてベ
ッド本体３中央部へ向ってなだらかな傾斜面３ｂに形成
されている。
なる平面方形の旋回フレームであり、該フレーム１は略
箱型をなす底枠２内に載置されて上側を覆うベッド本体
３と該底枠２とを雌螺子を螺設したスペーサ２４へのネ
ジ止めにより、挟圧固定されている。ベッド本体３には
左右両側に乳幼児のころげ落ち防止のための立上り部３
ａが形成されると共に、前側もやや立ち上がっていてベ
ッド本体３中央部へ向ってなだらかな傾斜面３ｂに形成
されている。
【００１１】４はベッド本体３中央部上に取り付けたク
ッション性のパッドで、その中央部左右両側には長さ調
節可能なバンド５ａ、５ｂが取付けられていて、その先
端に設けられた雄・雌バックル６ａ、６ｂの係合により
パッド４上に寝かせた乳幼児を固定できるようになって
いる。７はパッド４の奥端上面に止着した乳幼児の頭部
を保護するための円柱状の緩衝部材である。また、２５
はベッド上に寝かせた乳幼児をより確実に押えるために
上記バンドに取り付けた幅広な押えパッドである。
ッション性のパッドで、その中央部左右両側には長さ調
節可能なバンド５ａ、５ｂが取付けられていて、その先
端に設けられた雄・雌バックル６ａ、６ｂの係合により
パッド４上に寝かせた乳幼児を固定できるようになって
いる。７はパッド４の奥端上面に止着した乳幼児の頭部
を保護するための円柱状の緩衝部材である。また、２５
はベッド上に寝かせた乳幼児をより確実に押えるために
上記バンドに取り付けた幅広な押えパッドである。
【００１２】上記した旋回フレーム１にはその基部側に
寄せて左右に支軸８がフリー状態で挿通され、該支軸８
の両端部は前記底枠２の基部に開設した孔２ａから突出
して、本体フレーム９を構成する左右両側の支柱９ａ上
部から前方へ突出する取付板１０の取付孔１１を貫通
し、その両端をナット１２に螺着されて、該支軸８自体
は回転不能に固定されている。これにより、旋回フレー
ム１は支軸８を中心に上下方向に旋回自在に構成されて
いる。
寄せて左右に支軸８がフリー状態で挿通され、該支軸８
の両端部は前記底枠２の基部に開設した孔２ａから突出
して、本体フレーム９を構成する左右両側の支柱９ａ上
部から前方へ突出する取付板１０の取付孔１１を貫通
し、その両端をナット１２に螺着されて、該支軸８自体
は回転不能に固定されている。これにより、旋回フレー
ム１は支軸８を中心に上下方向に旋回自在に構成されて
いる。
【００１３】１３は上記旋回フレーム１内に挿通された
支軸８部分に巻装したコイルスプリングで、該スプリン
グ１３はその一端を支軸８の中間部に固定し、他端を旋
回フレーム１の一部（例えば、旋回フレーム１内側の支
軸８挿通個所の近傍）に固定してなり、かつ該スプリン
グ１３は巻回方向にあらかじめ巻き締め（あるいは巻き
緩めて）ておいて、旋回フレーム１が常に上方旋回する
ように賦勢してある。
支軸８部分に巻装したコイルスプリングで、該スプリン
グ１３はその一端を支軸８の中間部に固定し、他端を旋
回フレーム１の一部（例えば、旋回フレーム１内側の支
軸８挿通個所の近傍）に固定してなり、かつ該スプリン
グ１３は巻回方向にあらかじめ巻き締め（あるいは巻き
緩めて）ておいて、旋回フレーム１が常に上方旋回する
ように賦勢してある。
【００１４】１４は本体フレーム９を構成する左右支柱
９ａ間の上部及び下部に差渡し固定された断面Ｌ字形の
磁着性の金属製横枠で、上方の横枠１４の前方へ突出し
た水平部分はその下面が旋回フレーム１の基部側端部の
上面に当接して該旋回フレーム１を水平に保持するスト
ッパー板１４ａとなっている。
９ａ間の上部及び下部に差渡し固定された断面Ｌ字形の
磁着性の金属製横枠で、上方の横枠１４の前方へ突出し
た水平部分はその下面が旋回フレーム１の基部側端部の
上面に当接して該旋回フレーム１を水平に保持するスト
ッパー板１４ａとなっている。
【００１５】図３中、１５は本体フレーム１の上部が外
部に露呈しないように覆う上カバー、１６はそれより下
側を被蔽する下カバーで、それぞれ本体フレーム１にネ
ジ止め固定されている。１７は上カバー１５のうち本体
フレーム９上部の左右取付板１０を被蔽する左右翼部、
１８は旋回フレーム１基端の旋回軌跡にならって円弧形
面に形成された傾斜面部、１９は旋回フレーム１の支軸
８両端を上記した左右取付板１０に固定するために上記
左右翼部１７の内側面に開設した開口部、２０は本体フ
レーム９上方の前記ストッパー板１４ａを覆うストッパ
ー部。２６は上カバー１５の前面上部に取付けた操作説
明パネルである。
部に露呈しないように覆う上カバー、１６はそれより下
側を被蔽する下カバーで、それぞれ本体フレーム１にネ
ジ止め固定されている。１７は上カバー１５のうち本体
フレーム９上部の左右取付板１０を被蔽する左右翼部、
１８は旋回フレーム１基端の旋回軌跡にならって円弧形
面に形成された傾斜面部、１９は旋回フレーム１の支軸
８両端を上記した左右取付板１０に固定するために上記
左右翼部１７の内側面に開設した開口部、２０は本体フ
レーム９上方の前記ストッパー板１４ａを覆うストッパ
ー部。２６は上カバー１５の前面上部に取付けた操作説
明パネルである。
【００１６】なお、この実施例図では、ベッド部分が起
立収納時及び倒伏使用時に揺れたり衝撃等によってガタ
付いたりしないようにするため、旋回フレーム１の基端
外側の要所にはマグネット２１が取付けられ、ベッド部
分Ａが水平時には旋回フレーム１基端が金属製の横枠１
４の磁着性のストッパー板１４ａに当接すると共にマグ
ネット２１が該ストッパー板１４ａに吸着し、またベッ
ド部分Ａが起立収納時に上記マグネット２１が下カバー
１６の上面水平部１６ａに取付けられた他のマグネット
２２と吸着し合い、これにより安定してそれぞれその位
置を保持し得るようになっている。
立収納時及び倒伏使用時に揺れたり衝撃等によってガタ
付いたりしないようにするため、旋回フレーム１の基端
外側の要所にはマグネット２１が取付けられ、ベッド部
分Ａが水平時には旋回フレーム１基端が金属製の横枠１
４の磁着性のストッパー板１４ａに当接すると共にマグ
ネット２１が該ストッパー板１４ａに吸着し、またベッ
ド部分Ａが起立収納時に上記マグネット２１が下カバー
１６の上面水平部１６ａに取付けられた他のマグネット
２２と吸着し合い、これにより安定してそれぞれその位
置を保持し得るようになっている。
【００１７】しかして、この収納式ベッドは化粧室等の
室内の壁面に本体フレーム９の背部をボルト固定すると
共に底部を床面にボルト固定する。そして、不使用時は
図１に示す各要素により構成されるベッド部分Ａ（図５
〜６）を起立収納させておく（図６参照）。このとき、
旋回フレーム１の支軸８に巻装したコイルスプリング１
３は多少巻き締めた状態としてあり、しかも旋回フレー
ム１先端のマグネット２１が本体フレーム９の磁着性の
ストッパー板１４ａに吸着しているので、ベッド部分が
下方旋回したりガタ付くようなことはない。
室内の壁面に本体フレーム９の背部をボルト固定すると
共に底部を床面にボルト固定する。そして、不使用時は
図１に示す各要素により構成されるベッド部分Ａ（図５
〜６）を起立収納させておく（図６参照）。このとき、
旋回フレーム１の支軸８に巻装したコイルスプリング１
３は多少巻き締めた状態としてあり、しかも旋回フレー
ム１先端のマグネット２１が本体フレーム９の磁着性の
ストッパー板１４ａに吸着しているので、ベッド部分が
下方旋回したりガタ付くようなことはない。
【００１８】そこで、オシメ交換や保護者が用を足した
り化粧を行なうために乳幼児をベッドに寝かせるときに
は、底枠２の先端に設けた把手２３をつかんでベッド部
分Ａを前方旋回させる。このとき、ベッド部分Ａ全体は
ある程度の自重があるが、前方旋回により支軸８のコイ
ルスプリング１３がそのバネ力に抗して更に強く巻き締
められて行くので、一気に降りてしまうようなことはな
く、緩やかに下方旋回して行き、ベッド部分Ａが水平状
態となったところで、旋回フレーム１基端上面がストッ
パー板１４ａに当接すると共に、旋回フレーム１先端の
マグネット２１が磁着性のストッパー板１４ａに吸着
し、これによりベッド部分Ａは安定して水平に保持され
る（図４〜５参照）。
り化粧を行なうために乳幼児をベッドに寝かせるときに
は、底枠２の先端に設けた把手２３をつかんでベッド部
分Ａを前方旋回させる。このとき、ベッド部分Ａ全体は
ある程度の自重があるが、前方旋回により支軸８のコイ
ルスプリング１３がそのバネ力に抗して更に強く巻き締
められて行くので、一気に降りてしまうようなことはな
く、緩やかに下方旋回して行き、ベッド部分Ａが水平状
態となったところで、旋回フレーム１基端上面がストッ
パー板１４ａに当接すると共に、旋回フレーム１先端の
マグネット２１が磁着性のストッパー板１４ａに吸着
し、これによりベッド部分Ａは安定して水平に保持され
る（図４〜５参照）。
【００１９】そして、ベッドの使用が終ってベッド部分
Ａを起立方向に戻すときには、把手２３をつかんでベッ
ド部分Ａを上方旋回させるが、このとき支軸８のコイル
スプリング１３は前記の巻き締めにより強い回戻力が付
与されており、それ自身では水平となっているベッド部
分Ａの自重に打ち勝って上方旋回させるだけの力はない
が、把手をつかんでわずかな力で押上げるだけで簡単に
ベッド部分Ａを起立させることができ、これによりベッ
ド部分Ａを前記した起立収納位置に簡単に復帰させるこ
とができるのである。
Ａを起立方向に戻すときには、把手２３をつかんでベッ
ド部分Ａを上方旋回させるが、このとき支軸８のコイル
スプリング１３は前記の巻き締めにより強い回戻力が付
与されており、それ自身では水平となっているベッド部
分Ａの自重に打ち勝って上方旋回させるだけの力はない
が、把手をつかんでわずかな力で押上げるだけで簡単に
ベッド部分Ａを起立させることができ、これによりベッ
ド部分Ａを前記した起立収納位置に簡単に復帰させるこ
とができるのである。
【００２０】なお、上述は支軸８に巻装したコイルスプ
リング１３を旋回フレーム１が起立状態のときもある程
度巻き締めてあって、ベッドの使用に当って旋回フレー
ム１を水平方向へ下方旋回させることにより更に強く巻
き締めて行くようにしたが、これとは逆に、起立状態の
ときにコイルスプリング１３をある程度巻き緩めておく
ことにより旋回フレーム１を起立方向に賦勢し、フレー
ム１の下方旋回によって更に巻き緩めるようにして回戻
力を付与するようにしてもよい。
リング１３を旋回フレーム１が起立状態のときもある程
度巻き締めてあって、ベッドの使用に当って旋回フレー
ム１を水平方向へ下方旋回させることにより更に強く巻
き締めて行くようにしたが、これとは逆に、起立状態の
ときにコイルスプリング１３をある程度巻き緩めておく
ことにより旋回フレーム１を起立方向に賦勢し、フレー
ム１の下方旋回によって更に巻き緩めるようにして回戻
力を付与するようにしてもよい。
【００２１】
【発明の効果】本発明の収納式ベビーベッドは上述のよ
うに構成され、コイルスプリングを引っ張りながらベッ
ドを水平にし、その収縮力を利用してわずかな力で起立
させることができるようにした従来のものとは異なり、
旋回フレームの固定支軸に巻装したコイルスプリングの
回戻力を利用するものであるから、スプリングを伸縮さ
せるための特別のスペースが不要となり、特に本体フレ
ーム（従って上カバー）の高さを従来のものより低く抑
えることができるので、それだけ全体がコンパクトとな
る。
うに構成され、コイルスプリングを引っ張りながらベッ
ドを水平にし、その収縮力を利用してわずかな力で起立
させることができるようにした従来のものとは異なり、
旋回フレームの固定支軸に巻装したコイルスプリングの
回戻力を利用するものであるから、スプリングを伸縮さ
せるための特別のスペースが不要となり、特に本体フレ
ーム（従って上カバー）の高さを従来のものより低く抑
えることができるので、それだけ全体がコンパクトとな
る。
【００２２】また、本発明のベビーベッドは、従来と同
様に水平状態のベッドをわずかな力で起立収納させるこ
とができ、起立状態及び水平状態でマグネットの吸着に
より安定してその位置を保持することができ、構造簡
単、製作容易にして種々の利点を有する。
様に水平状態のベッドをわずかな力で起立収納させるこ
とができ、起立状態及び水平状態でマグネットの吸着に
より安定してその位置を保持することができ、構造簡
単、製作容易にして種々の利点を有する。
【図１】本発明に係る収納式ベビーベッドのベッド部分
Ａの分解斜視図である。
Ａの分解斜視図である。
【図２】本体フレームと旋回フレームの斜視図である。
【図３】上・下カバーの斜視図である。
【図４】ベッド部分と収納部分の取付関係を示す断面説
明図である。
明図である。
【図５】ベッド部分が水平に保持されている状態の全体
斜視図である。
斜視図である。
【図６】ベッド部分が起立収納された状態の斜視図であ
る。
る。
Ａ−ベッド部分 Ｂ−ベッドの支持・収納部分 １−旋回フレーム ２−底枠 ３−ベッド本体 ４−パッド ５−バンド ６−バックル ７−緩衝部材 ８−支軸 ９−本体フレーム １０−取付板 １１−取付孔 １２−ナット １３−コイルスプリング １４−横枠 １４ａ−ストッパー板 １５−上カバー １６−下カバー １７−翼部 １８−傾斜面部 １９−開口部 ２０−ストッパ−部 ２１−マグネット ２２−マグネット ２３−把手 ２４−スペーサ ２５−押えパッド ２６−操作説明パネル
Claims (3)
- 【請求項１】 ベッド部分を構成する底枠とベッド本体
との間に設けられた平面方形の旋回フレームの基部側に
寄せて左右方向に支軸が挿通されて該旋回フレームは上
下方向に旋回自在に構成され、上記支軸の両端部は底枠
基部から突出して収納部分を構成する本体フレームの左
右両支柱上部から前方へ突出する取付板に回転不能に固
定され、上記支軸の旋回フレーム内に挿通した部分には
コイルスプリングが巻装され、該コイルスプリングはそ
の一端を支軸中間部に固定すると共に他端は旋回フレー
ムの一部に固定してなり、かつ該コイルスプリングは上
記旋回フレーム１が常に上方旋回するように賦勢してな
ることを特徴とする収納式ベビーベッド。 - 【請求項２】 前記コイルスプリングは、旋回フレーム
が起立状態のときもある程度巻き締めあるいは巻き緩め
ておき、旋回フレームが下方旋回によって更に強い回戻
力が付与されるようにした請求項１記載の収納式ベビー
ベッド。 - 【請求項３】 前記旋回フレームの基端外側にはマグネ
ットが取付けられ、ベッド部分が水平時には本体フレー
ムを構成する上方の横枠から前方へ突出する磁着性のス
トッパー板に吸着し、またベッド部分が起立した際には
上記マグネットが本体カバーの下方を被蔽する下カバー
の上面水平部に取付けられた他のマグネットと吸着する
ようにした請求項１又は２記載の収納式ベビーベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000214708A JP2002028058A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 収納式ベビーベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000214708A JP2002028058A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 収納式ベビーベッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002028058A true JP2002028058A (ja) | 2002-01-29 |
Family
ID=18710237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000214708A Pending JP2002028058A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 収納式ベビーベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002028058A (ja) |
Cited By (4)
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2000
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