JP2002027769A - 電動格納ドアミラーモジュール - Google Patents

電動格納ドアミラーモジュール

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JP2002027769A
JP2002027769A JP2000203553A JP2000203553A JP2002027769A JP 2002027769 A JP2002027769 A JP 2002027769A JP 2000203553 A JP2000203553 A JP 2000203553A JP 2000203553 A JP2000203553 A JP 2000203553A JP 2002027769 A JP2002027769 A JP 2002027769A
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current
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Mitsuru Kobayashi
充 小林
Yutaka Abe
豊 阿部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアミラー開閉の駆動停止後の再起動を容易
に行うことができる電動格納ドアミラーモジュールを提
供する。 【解決手段】 バッテリー電源1をスイッチ2a、2b
に接続し、スイッチ2aは通電保持用リレーの常開接点
4aを介して直流モータ5の一方の電源端子に接続し、
他方の電源端子は電流制限部3を介してスイッチ2bに
接続する。前記常開接点4aと直流モータ5との直列回
路に並列に起動用コンデンサ6と通電保持用リレーの励
磁コイル4bとの直列回路を接続し、前記常開接点4a
と直流モータ5及び起動用コンデンサ6と前記励磁コイ
ル4bとの各接続中点間にリレー自己保持用抵抗7を接
続して、電流制限部3に並列に短絡用リレーの常開接点
9aを接続し、操作スイッチ部2の出力端間には短絡ス
イッチ駆動用コンデンサ10と短絡用リレーの励磁コイ
ル9bとの直列回路、及び放電用抵抗8を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動格納ドアミラ
ーモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、実開平4−76196号公報
で開示されている従来例1を示す回路構成図である。操
作スイッチ部52は、スイッチ52aとスイッチ52b
とからなり、スイッチ52aは固定接点A1、B1、C
1と可動接点D1とからなり、スイッチ52bは固定接
点A2、B2、C2と可動接点D2とからなっている。
可動接点D1、D2は連動しており、スイッチ52aに
おいて可動接点D1が固定接点A1、B1、C1と各々
接している時は、スイッチ52bにおいて可動接点D2
は固定接点B2、A2、C2と各々接している。直流電
源であるバッテリー電源51の正極は固定接点A1、A
2に接続され、負極は固定接点B1、B2に接続されて
いる。また、固定接点C1、C2はどこにも接続されず
開放状態となっている。可動接点D1は、リレー54の
リレー接点部54cのA接点を介して直流モータ55の
一方の電源端子に接続されている。直流モータ55の他
方の電源端子はPTC素子53を介して可動接点D2に
接続されている。リレー接点部54cと直流モータ55
との直列回路に並列に起動用コンデンサ56とリレー5
4のリレーコイル54bとの直列回路が接続される。そ
してリレー接点部54cと直流モータ55との接続中点
とリレーコイル54bと起動用コンデンサ56との接続
中点との間にリレー自己保持用抵抗57が接続される。
【0003】次に、この回路の動作を説明する。まずス
イッチ52a、52bは、通常時は可動接点D1、D2
が各々固定接点C1、C2に接続し、直流モータ55に
はバッテリー電源51からの直流電源は供給されず、直
流モータ55は停止している。ここで操作スイッチ部5
2を操作して、スイッチ52a、52bの可動接点D
1、D2を各々固定接点A1、B2に接続すると、起動
用コンデンサ56に充電電荷がある程度蓄積されるま
で、バッテリー電源51の正極→スイッチ52a→起動
用コンデンサ56→リレーコイル54b→PTC素子5
3→スイッチ52b→バッテリー電源51の負極という
経路を通って充電電流が流れ、リレーコイル54bが励
磁されて、リレー接点部54cのA接点が閉状態とな
る。
【0004】そして、バッテリー電源51からの電流
は、バッテリー電源51の正極→スイッチ52a→リレ
ー接点部54cのA接点→直流モータ55→PTC素子
53→スイッチ52b→バッテリー電源51の負極とい
う経路を通って流れ、直流モータ55は回転する。この
通電路においてリレー接点部54cのA接点から直流モ
ータ55に向かう電流の一部が分岐し、リレー接点部5
4cのA接点→リレー自己保持用抵抗57→リレーコイ
ル54b→PTC素子53→スイッチ52b→バッテリ
ー電源51の負極へと流れ、リレーコイル54bの励磁
状態が保持され、リレー接点部54cのA接点は閉状態
に自己保持される。
【0005】また操作スイッチ部52を操作して、スイ
ッチ52a、52bの可動接点D1、D2を各々固定接
点B1、A2に接続すると直流モータ55に流れる電流
の方向が前記と反対方向になり、直流モータ55は前記
と反対方向に回転する。
【0006】直流モータ55は、自動車のドアミラー
(図示せず)の開閉駆動に使用しており、永遠に回転し
続けず、直流モータ55で駆動されるドアミラーは所定
の格納位置または使用位置に達した時にストッパ部材
(図示せず)で物理的に移動が規制され直流モータ55
はロック状態になり、その時に直流モータ55に流れる
過電流が、直流モータ55に直列に接続されたPTC素
子53に流れ、PTC素子53はその過電流で自己発熱
する。すると、PTC素子53の抵抗値は温度に対して
正特性を有しているので、PTC素子53の抵抗値が高
抵抗値となり、直流モータ55に流れる電流は減少し、
それに伴いリレーコイル54bに流れる電流も減少する
ためリレーコイル54bの励磁状態が解除され、リレー
接点部54cのA接点は開状態になり、直流モータ55
は供給電流がなくなって停止する。
【0007】図14は、特開平8−275567号で開
示されている従来例2を示す回路構成図であり、直流電
源であるバッテリー電源51の正極は、スイッチ52c
とPTC素子53とリレー接点54aとを介して直流モ
ータ55の一方の電源端子に接続されている。バッテリ
ー電源51の負極と直流モータ55の他方の電源端子と
は各々車体アースされている。PTC素子53とリレー
接点54aと直流モータ55との直列回路に並列に、起
動用コンデンサ56と、リレー接点54aとでリレー5
4を構成するリレーコイル54bとの直列回路が接続さ
れ、起動用コンデンサ56に並列に放電用抵抗58が接
続される。そして起動用コンデンサ56及びリレーコイ
ル54bの接続中点とリレー接点54a及び直流モータ
55の接続中点との間にリレー自己保持用抵抗57が接
続される。基本的な動作は図14に示した前記従来例1
と同様であるが、本従来例2ではPTC素子53を起動
用コンデンサ56及びスイッチ52cの接続中点と、リ
レー接点54aとの間に接続することで、直流モータ5
5の停止時におけるリレー接点54aのチャタリング発
生をなくしたものである。なお、放電用抵抗58は、直
流モータ55の停止時に起動用コンデンサ56の電荷を
放電させて、再起動をスムーズに行うためのものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では、ドア
ミラー開閉の駆動停止時には直流モータ55はストッパ
部材によりロックされて過負荷状態となって停止するた
め、ドアミラー開閉の再起動時において、バッテリー電
源51の電圧が低くて直流モータ55の発生するモータ
トルクが通常よりも小さい場合、及びドアミラーの開閉
機構部(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態
になって通常よりも大きい直流モータ55のモータトル
クが必要な場合にはドアミラー開閉を再起動できなくな
ることがあった。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ドアミラー開閉の駆動停止後の再
起動を容易に行うことができる電動格納ドアミラーモジ
ュールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直流
電圧を出力する直流電源と、前記直流電源を接続してス
イッチを操作することで前記直流電圧を導通・遮断・反転
させる操作スイッチ部と、前記操作スイッチ部の出力に
並列に接続した放電用抵抗と、前記操作スイッチ部の一
方の出力に接続してPTC素子を含む電流制限部と、前
記電流制限部を介して前記放電用抵抗に並列に接続した
起動用コンデンサと通電保持用リレーの励磁コイルとの
直列回路、及び前記通電保持用リレーの常開接点と前記
操作スイッチにより正転・停止・逆転するドアミラー駆動
用の直流モータとの直列回路と、前記起動用コンデンサ
と通電保持用リレーの励磁コイルとの接続中点と前記通
電保持用リレーの常開接点と直流モータとの接続中点と
の間に接続したリレー自己保持用抵抗とからなり、前記
電流制限部は、前記PTC素子が過電流により自己発熱
し高抵抗となって自己保持動作中の前記通電保持用リレ
ーの励磁コイルの通電電流を前記通電保持用リレーの常
開接点がオンする動作電流より小さくする電動格納ドア
ミラーモジュールにおいて、前記電流制限部に並列に接
続され前記電流制限部を短絡する短絡スイッチ手段と、
前記放電用抵抗に並列に接続された短絡スイッチ駆動用
コンデンサと前記コンデンサの充電電流が所定の電流値
を上回ると前記短絡スイッチ手段をオンにする短絡スイ
ッチ駆動手段との直列回路とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2の発明は、直流電圧を出力する直
流電源と、前記直流電源を接続してスイッチを操作する
ことで前記直流電圧を導通・遮断・反転させる操作スイッ
チ部と、前記操作スイッチ部の出力に並列に接続した放
電用抵抗、及び起動用コンデンサと通電保持用リレーの
励磁コイルとの直列回路と、前記操作スイッチ部の一方
の出力に接続してPTC素子を含む電流制限部と、前記
電流制限部を介して前記放電用抵抗に並列に接続される
前記通電保持用リレーの常開接点と前記操作スイッチに
より正転・停止・逆転するドアミラー駆動用の直流モータ
との直列回路と、前記起動用コンデンサと通電保持用リ
レーの励磁コイルとの接続中点と前記通電保持用リレー
の常開接点と直流モータとの接続中点との間に接続した
リレー自己保持用抵抗とからなり、前記電流制限部は、
前記PTC素子が過電流により自己発熱し高抵抗となっ
て自己保持動作中の前記通電保持用リレーの励磁コイル
の通電電流を前記通電保持用リレーの常開接点がオンす
る動作電流より小さくする電動格納ドアミラーモジュー
ルにおいて、前記電流制限部に並列に接続され前記電流
制限部を短絡する短絡スイッチ手段と、前記放電用抵抗
に並列に接続された短絡スイッチ駆動用コンデンサと前
記コンデンサの充電電流が所定の電流値を上回ると前記
短絡スイッチ手段をオンにする短絡スイッチ駆動手段と
の直列回路とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、電流制限部は、PTC素子と抵抗との直列
回路から構成されることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1または2の発
明において、電流制限部は、2組のPTC素子及びダイ
オードの直列回路を前記各ダイオードの方向が互いに逆
方向になるよう並列接続した回路から構成されることを
特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1または2の発
明において、電流制限部は、2組のPTC素子及びダイ
オードの直列回路を前記各ダイオードの方向が互いに逆
方向になるよう並列接続した回路と抵抗との直列回路か
ら構成されることを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれ
かの発明において、短絡スイッチ駆動手段は前記短絡ス
イッチ駆動用コンデンサに直列に接続された短絡用リレ
ーの励磁コイルで構成され、短絡スイッチ手段は前記短
絡用リレーの常開接点で構成されることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項1乃至5いずれ
かの発明において、短絡スイッチ駆動手段は前記短絡ス
イッチ駆動用コンデンサに直列に接続された半導体スイ
ッチ要素の発光素子で構成され、短絡スイッチ手段は前
記発光素子と光結合した前記半導体スイッチ要素の半導
体スイッチで構成されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】(実施形態1)図1は、本実施形態1の回
路構成を示す図である。操作スイッチ部2は、スイッチ
2aとスイッチ2bとからなり、スイッチ2aは固定接
点A1、B1、C1と可動接点D1とからなり、スイッ
チ2bは固定接点A2、B2、C2と可動接点D2とか
らなっている。可動接点D1、D2は連動しており、ス
イッチ2aにおいて可動接点D1が固定接点A1、B
1、C1と各々接している時は、スイッチ2bにおいて
可動接点D2は固定接点B2、A2、C2と各々接して
いる。直流電源であるバッテリー電源1の正極は固定接
点A1、A2に接続され、負極は固定接点B1、B2に
接続されている。また、固定接点C1、C2はどこにも
接続されず開放状態となっている。可動接点D1は、通
電保持用リレーの常開接点4aを介して直流モータ5の
一方の電源端子に接続されている。直流モータ5の他方
の電源端子は、抵抗値が温度に対して正特性を有するP
TC素子20からなる電流制限部3を介して可動接点D
2に接続されている。通電保持用リレーの常開接点4a
と直流モータ5との直列回路に並列に、起動用コンデン
サ6と、通電保持用リレーの励磁コイル4bとの直列回
路が接続され、通電保持用リレーの常開接点4aと直流
モータ5との接続中点と起動用コンデンサ6と通電保持
用リレーの励磁コイル4bとの接続中点との間にリレー
自己保持用抵抗7が接続される。そして、電流制限部3
に並列に短絡スイッチ手段である短絡用リレーの常開接
点9aが接続され、操作スイッチ部2の出力端間には短
絡スイッチ駆動用コンデンサ10と、短絡スイッチ駆動
手段である前記短絡用リレーの励磁コイル9bとの直列
回路、及び起動用コンデンサ6と短絡スイッチ駆動用コ
ンデンサ10との電荷を放電させる放電用抵抗8とが接
続されている。
【0019】次にこの回路の動作を説明する。スイッチ
2a、2bは、通常時は可動接点D1、D2が各々固定
接点C1、C2に接続し、直流モータ5にはバッテリー
電源1からの直流電源は供給されず、直流モータ5は停
止している。ここで操作スイッチ部2を操作して、スイ
ッチ2a、2bの可動接点D1、D2を各々固定接点A
1、B2に接続すると、起動用コンデンサ6に電荷があ
る程度蓄積されるまで、バッテリー電源1の正極→スイ
ッチ2a→起動用コンデンサ6→通電保持用リレーの励
磁コイル4b→電流制限部3または短絡用リレーの常開
接点9a→スイッチ2b→バッテリー電源1の負極とい
う経路を通って充電電流が流れ、通電保持用リレーの励
磁コイル4bが励磁されて、通電保持用リレーの常開接
点4aが閉状態となる。
【0020】そして、バッテリー電源1からの電流は、
バッテリー電源1の正極→スイッチ2a→通電保持用リ
レーの常開接点4a→直流モータ5→電流制限部3また
は短絡用リレーの常開接点9a→スイッチ2b→バッテ
リー電源1の負極という経路を通って流れ、直流モータ
5は回転する。この通電路において通電保持用リレーの
常開接点4aから直流モータ5に向かう電流の一部が分
岐し、通電保持用リレーの常開接点4a→リレー自己保
持用抵抗7→通電保持用リレーの励磁コイル4b→電流
制限部3または短絡用リレーの常開接点9a→スイッチ
2b→バッテリー電源1の負極へと流れ、通電保持用リ
レーの励磁コイル4bの励磁状態が保持され、通電保持
用リレーの常開接点4aは閉状態に自己保持される。
【0021】同時に、バッテリー電源1から短絡スイッ
チ駆動用コンデンサ10に充電電流が流れて電荷がある
程度蓄積されるまで、即ち短絡スイッチ駆動用コンデン
サ10の静電容量値と短絡用リレーの励磁コイル9bの
抵抗値とから決まる時間の間、短絡用リレーの励磁コイ
ル9bが励磁されて短絡用リレーの常開接点9aは閉状
態となる。そして閉状態となった短絡用リレーの常開接
点9aは電流制限部3の両端を短絡するため、電流制限
部3即ちPTC素子20での電圧降下は発生せず、直流
モータ5にバッテリー電源1の電圧をほぼそのまま印加
して、起動時のモータトルクを最大限発生させることが
できる。そのため前記従来例と比較して直流モータ5の
起動時のモータトルクを大きくすることができ、バッテ
リー電源1の電圧が低下している場合や、直流モータ5
が駆動するドアミラーの開閉機構部(図示せず)におい
て可動部が噛み込む等の状態が発生した場合にでも起動
を容易に行うことができる。
【0022】そして短絡スイッチ駆動用コンデンサ10
に電荷がある程度蓄積され、短絡用リレーの励磁コイル
9bを流れる電流が減少し、短絡用リレーの常開接点9
aを閉状態にする動作電流を下回って短絡用リレーの励
磁コイル9bの励磁状態が解除されて、短絡用リレーの
常開接点9aが開状態になると電流制限部3を介して直
流モータ5には電流が流れるため、直流モータ5にはバ
ッテリー電源1の電圧から電流制限部3での電圧降下分
だけ低下した電圧がかかり、直流モータ5のモータトル
クは前記起動時に比べて低下する。
【0023】本発明では、直流モータ5を自動車のドア
ミラー(図示せず)の開閉駆動に使用しており、直流モ
ータ5で駆動されるドアミラーは所定の格納位置または
使用位置に達した時にストッパ部材(図示せず)で物理
的に移動が規制され直流モータ5はロック状態になり、
その時に直流モータ5に流れる過電流が、直流モータ5
に直列に接続されたPTC素子20に流れ、PTC素子
20はその過電流により自己発熱する。すると、PTC
素子20の抵抗値は温度に対して正特性を有しているの
で、PTC素子20の抵抗値が高抵抗値となり、直流モ
ータ5に流れる電流は減少し、それに伴い通電保持用リ
レーの励磁コイル4bに流れる電流も減少して、通電保
持用リレーの常開接点4aを閉状態にする動作電流を下
回って通電保持用リレーの励磁コイル4bの励磁状態が
解除され、通電保持用リレーの常開接点4aは開状態に
なり、直流モータ5は供給電流がなくなって停止する。
この停止時の直流モータ5のモータトルクは、前記のよ
うに起動時よりも小さいモータトルクなので、ドアミラ
ーの開閉機構部(図示せず)において可動部が噛み込む
等の状態が発生しにくくなり、次の起動を容易に行うこ
とができる。
【0024】また操作スイッチ部2を操作して、スイッ
チ2a、2bの可動接点D1、D2を各々固定接点B
1、A2に接続すると直流モータ5に流れる電流の方向
が前記と反対方向になり、直流モータ5は前記と反対方
向に回転する。その時の動作は前記と同様である。ま
た、直流モータ5の正転・逆転は被駆動体であるドアミ
ラーの開・閉動作にあたる。
【0025】なお、放電用抵抗8は、直流モータ5の停
止時に起動用コンデンサ6と短絡スイッチ駆動用コンデ
ンサ10との電荷を放電させて、再起動をスムーズに行
うためのものである。
【0026】(実施形態2)図2は、本実施形態2の回
路構成を示す図であり、前記実施形態1を示す図1とは
電流制限部3をPTC素子20と抵抗11との直列回路
で構成した点が異なり、前記以外の構成は図1と同様で
あり、同一の構成には同一の符号を付して説明は省略す
る。図2においては直流モータ5の起動時の動作は図1
と同様に、バッテリー電源1から短絡スイッチ駆動用コ
ンデンサ10に電荷がある程度蓄積されるまで、短絡用
リレーの常開接点9aが閉状態となって電流制限部3の
両端を短絡するため、電流制限部3即ちPTC素子20
と抵抗11との直列回路での電圧降下は発生せず、直流
モータ5にバッテリー電源1の電圧をほぼそのまま印加
して、起動時のモータトルクを最大限発生させることが
できるので、バッテリー電源1の電圧が低下している場
合や、直流モータ5が駆動するドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
した場合にでも起動を容易に行うことができる。
【0027】短絡スイッチ駆動用コンデンサ10に電荷
がある程度蓄積されて、短絡用リレーの励磁コイル9b
を流れる電流が減少して短絡用リレーの常開接点9aを
閉状態にする動作電流を下回ると、短絡用リレーの常開
接点9aが開状態になり電流制限部3を介して直流モー
タ5には電流が流れるため、直流モータ5にはバッテリ
ー電源1の電圧から電流制限部3即ちPTC素子20と
抵抗11との直列回路での電圧降下分だけ低下した電圧
がかかり、直流モータ5のモータトルクは前記起動時に
比べて低下する。この時のモータトルクは、前記実施形
態1に比べて抵抗11での電圧降下分だけ小さくなり、
停止時にドアミラーの開閉機構部(図示せず)において
可動部が噛み込む等の状態が一層発生しにくくなり、次
の起動を一層容易に行うことができる。
【0028】(実施形態3)図3は、本実施形態3の回
路構成を示す図であり、前記実施形態1を示す図1とは
電流制限部3を、PTC素子20及びダイオード12の
直列回路とPTC素子18及びダイオード19の直列回
路とを互いのダイオードの方向が逆方向になるように並
列接続して構成した点が異なり、前記以外の構成は図1
と同様であり、同一の構成には同一の符号を付して説明
は省略する。図3においては直流モータ5の起動時の動
作は図1と同様に、バッテリー電源1から短絡スイッチ
駆動用コンデンサ10に電荷がある程度蓄積されるま
で、短絡用リレーの常開接点9aが閉状態となって電流
制限部3の両端を短絡するため、電流制限部3での電圧
降下は発生せず、直流モータ5にバッテリー電源1の電
圧をほぼそのまま印加して、起動時のモータトルクを最
大限発生させることができるので、バッテリー電源1の
電圧が低下している場合や、直流モータ5が駆動するド
アミラーの開閉機構部(図示せず)において可動部が噛
み込む等の状態が発生した場合にでも起動を容易に行う
ことができる。
【0029】短絡スイッチ駆動用コンデンサ10に電荷
がある程度蓄積されて、短絡用リレーの励磁コイル9b
を流れる電流が減少して短絡用リレーの常開接点9aを
閉状態にする動作電流を下回ると、短絡用リレーの常開
接点9aが開状態になり電流制限部3を介して直流モー
タ5には電流が流れるため、直流モータ5にはバッテリ
ー電源1の電圧から電流制限部3での電圧降下分だけ低
下した電圧がかかり、直流モータ5のモータトルクは前
記起動時に比べて低下するので、停止時にドアミラーの
開閉機構部(図示せず)において可動部が噛み込む等の
状態が発生しにくくなり、次の起動を容易に行うことが
できる。
【0030】また、スイッチ2a、2bの可動接点D
1、D2を各々固定接点A1、B2に接続している場合
はPTC素子18及びダイオード19の直列回路を介し
て電流が流れ、スイッチ2a、2bの可動接点D1、D
2を各々固定接点B1、A2に接続している場合にはダ
イオード12及びPTC素子20の直列回路を介して電
流が流れて、直流モータ5の正転時、逆転時に各々異な
るPTC素子に電流が流れるため、正転時・逆転時とも
に同一のPTC素子を介するよりもPTC素子18、2
0の発熱は抑えることができ、PTC素子18、20の
抵抗値を早く安定させることができる。したがって、再
起動する際にPTC素子が十分に冷却されずに高抵抗値
のままで、直流モータ5に十分な電流を供給できずに駆
動できないという状態を防ぐことができる。
【0031】(実施形態4)図4は、本実施形態4の回
路構成を示す図であり、前記実施形態1を示す図1とは
電流制限部3を、PTC素子20及びダイオード12の
直列回路とPTC素子18及びダイオード19の直列回
路とを互いのダイオードの方向が逆方向になるように並
列接続した回路と抵抗11との直列回路で構成した点が
異なり、前記以外の構成は図1と同様であり、同一の構
成には同一の符号を付して説明は省略する。図4におい
ては直流モータ5の起動時の動作は図1と同様に、バッ
テリー電源1から短絡スイッチ駆動用コンデンサ10に
電荷がある程度蓄積されるまで、短絡用リレーの常開接
点9aは閉状態となって電流制限部3の両端を短絡する
ため、電流制限部3での電圧降下は発生せず、直流モー
タ5にバッテリー電源1の電圧をほぼそのまま印加し
て、起動時のモータトルクを最大限発生させることがで
きるので、バッテリー電源1の電圧が低下している場合
や、直流モータ5が駆動するドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
した場合にでも起動を容易に行うことができる。
【0032】短絡スイッチ駆動用コンデンサ10に電荷
がある程度蓄積されて、短絡用リレーの励磁コイル9b
を流れる電流が減少して短絡用リレーの常開接点9aを
閉状態にする動作電流を下回ると、短絡用リレーの常開
接点9aが開状態になり電流制限部3を介して直流モー
タ5には電流が流れるため、直流モータ5にはバッテリ
ー電源1の電圧から電流制限部3での電圧降下分だけ低
下した電圧がかかり、直流モータ5のモータトルクは前
記起動時に比べて低下する。この時のモータトルクは、
前記実施形態3に比べて抵抗11での電圧降下分だけ小
さくなり、停止時にドアミラーの開閉機構部(図示せ
ず)において可動部が噛み込む等の状態が一層発生しに
くくなり、次の起動を一層容易に行うことができる。
【0033】また、スイッチ2a、2bの可動接点D
1、D2が各々固定接点A1、B2に接続している場合
は抵抗11、PTC素子18及びダイオード19の直列
回路を介して電流が流れ、スイッチ2a、2bの可動接
点D1、D2が各々固定接点B1、A2に接続している
場合にはダイオード12、PTC素子20及び抵抗11
の直列回路を介して電流が流れて、前記実施形態3同様
に直流モータ5の正転時、逆転時に各々異なるPTC素
子に電流が流れるため、正転時・逆転時ともに同一のP
TC素子を介するよりもPTC素子18、20の発熱は
抑えることができ、PTC素子18、20の抵抗値を早
く安定させることができる。したがって、再起動する際
にPTC素子が十分冷却されずに高抵抗値のままで、直
流モータ5に十分な電流を供給できずに駆動できないと
いう状態を防ぐことができる。
【0034】(実施形態5)図5は、本実施形態5の回
路構成を示す図であり、前記実施形態1を示す図1の電
流制限部3と短絡用リレーの常開接点9aとの並列回路
を起動用コンデンサ6と通電保持用リレーの常開接点4
aとの間に挿入したことが異なり、前記以外の構成は、
前記実施形態1を示す図1と同様であり、同一の構成に
は同一の符号を付して説明は省略する。図5に示す回路
構成は、図1に示す回路構成における直流モータ5の停
止時における通電保持用リレーの常開接点4aのチャタ
リング発生をなくしたものである。図1に示す回路構成
においては、直流モータ5の停止時に通電保持用リレー
の常開接点4aが閉状態から開状態に切り替わると、起
動用コンデンサ6には充電電流が流れ、起動時同様にこ
の充電電流により通電保持用リレーの励磁コイル4bは
励磁されて通電保持用リレーの常開接点4aが再び閉状
態になり、バッテリー電源1より直流モータ5に電流が
供給される。しかし、直流モータ5は依然としてロック
状態であるので過電流が流れ、PTC素子20は再発熱
して高抵抗値となり、再び通電保持用リレーの常開接点
4aは開状態になる。そして、前記動作を繰り返すチャ
タリング動作は起動用コンデンサ6の両端電圧が、バッ
テリー電源1の電圧から通電保持用リレーの励磁コイル
4bの印加電圧を引いた電圧に達するまで続けられる。
このことは直流モータの停止を遅らせるだけでなく、通
電保持用リレーの常開接点4aの寿命を短縮させる原因
ともなる。このような問題点は、各回路構成素子のパラ
メータ、特性等を適宜選定することによって解決可能で
あるが、全回路構成素子の中でも電気的に見て経時的状
態変化の大きい起動用コンデンサ6とPTC素子20と
がバッテリー電源1から見て直列に接続されているた
め、それらの最適な組合せ選定が困難であり、前記問題
点の解消には限界がある。そこで本実施形態5では、電
流制限部3と短絡用リレーの常開接点9aとの並列回路
を起動用コンデンサ6と通電保持用リレーの常開接点4
aとの間に挿入して、全回路構成素子の中でも電気的に
見て経時的状態変化の大きい起動用コンデンサ6に対し
PTC素子20をバッテリー電源1から見て並列に接続
することで、各回路構成素子の最適な組合せ選定が容易
となり、通電保持用リレーの常開接点4aのチャタリン
グ動作を防止することができる。
【0035】また、前記実施形態1同様に直流モータ5
の起動時のモータトルクを大きくすることで、バッテリ
ー電源1の電圧が低下している場合や、直流モータ5が
駆動するドアミラーの開閉機構部(図示せず)において
可動部が噛み込む等の状態が発生した場合にでも起動を
容易に行うことができ、直流モータ5の停止時にはモー
タトルクを小さくすることで、ドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
しにくくなり、次の起動を容易に行うことができる。
【0036】(実施形態6)図6は、本実施形態6の回
路構成を示す図であり、前記実施形態2を示す図2の電
流制限部3と短絡用リレーの常開接点9aとの並列回路
を起動用コンデンサ6と通電保持用リレーの常開接点4
aとの間に挿入したことが異なり、前記以外の構成は、
実施形態2を示す図2と同様であり、同一の構成には同
一の符号を付して説明は省略する。図6に示す回路構成
は、図2に示す回路構成における直流モータ5の停止時
における通電保持用リレーの常開接点4aのチャタリン
グ発生をなくしたものであり、その動作は前記実施形態
5と同様なので説明は省略する。
【0037】また、前記実施形態2同様に直流モータ5
の起動時のモータトルクを大きくすることで、バッテリ
ー電源1の電圧が低下している場合や、直流モータ5が
駆動するドアミラーの開閉機構部(図示せず)において
可動部が噛み込む等の状態が発生した場合にでも起動を
容易に行うことができ、直流モータ5の停止時にはモー
タトルクを小さくすることで、ドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
しにくくなり、次の起動を容易に行うことができる。
【0038】(実施形態7)図7は、本実施形態7の回
路構成を示す図であり、前記実施形態3を示す図3の電
流制限部3と短絡用リレーの常開接点9aとの並列回路
を起動用コンデンサ6と通電保持用リレーの常開接点4
aとの間に挿入したことが異なり、前記以外の構成は、
実施形態3を示す図3と同様であり、同一の構成には同
一の符号を付して説明は省略する。図7に示す回路構成
は、図3に示す回路構成における直流モータ5の停止時
における通電保持用リレーの常開接点4aのチャタリン
グ発生をなくしたものであり、その動作は前記実施形態
5と同様なので説明は省略する。
【0039】また、前記実施形態3同様に直流モータ5
の起動時のモータトルクを大きくすることで、バッテリ
ー電源1の電圧が低下している場合や、直流モータ5が
駆動するドアミラーの開閉機構部(図示せず)において
可動部が噛み込む等の状態が発生した場合にでも起動を
容易に行うことができ、直流モータ5の停止時にはモー
タトルクを小さくすることで、ドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
しにくくなり、次の起動を容易に行うことができる。
【0040】そして、直流モータ5の正転時、逆転時に
各々異なるPTC素子に電流が流れるため、正転時・逆
転時ともに同一のPTC素子を介するよりもPTC素子
18、20の発熱は抑えることができ、PTC素子1
8、20の抵抗値を早く安定させることができる。した
がって、再起動する際にPTC素子が十分に冷却されず
に高抵抗値のままで、直流モータ5に十分な電流を供給
できずに駆動できないという状態を防ぐことができる。
【0041】(実施形態8)図8は、本実施形態8の回
路構成を示す図であり、前記実施形態4を示す図4の電
流制限部3と短絡用リレーの常開接点9aとの並列回路
を起動用コンデンサ6と通電保持用リレーの常開接点4
aとの間に挿入したことが異なり、前記以外の構成は、
実施形態4を示す図4と同様であり、同一の構成には同
一の符号を付して説明は省略する。図8に示す回路構成
は、図4に示す回路構成における直流モータ5の停止時
における通電保持用リレーの常開接点4aのチャタリン
グ発生をなくしたものであり、その動作は前記実施形態
5と同様なので説明は省略する。
【0042】また、前記実施形態4同様に直流モータ5
の起動時のモータトルクを大きくすることで、バッテリ
ー電源1の電圧が低下している場合や、直流モータ5が
駆動するドアミラーの開閉機構部(図示せず)において
可動部が噛み込む等の状態が発生した場合にでも起動を
容易に行うことができ、直流モータ5の停止時にはモー
タトルクを小さくすることで、ドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
しにくくなり、次の起動を容易に行うことができる。
【0043】そして、直流モータ5の正転時、逆転時に
各々異なるPTC素子に電流が流れるため、正転時・逆
転時ともに同一のPTC素子を介するよりもPTC素子
18、20の発熱は抑えることができ、PTC素子1
8、20の抵抗値を早く安定させることができる。した
がって、再起動する際にPTC素子が十分に冷却されず
に高抵抗値のままで、直流モータ5に十分な電流を供給
できずに駆動できないという状態を防ぐことができる。
【0044】(実施形態9)図9は、本実施形態9の回
路構成を示す図であり、本実施形態9においては、電流
制限部3に並列に接続して電流制限部3を短絡する短絡
スイッチ手段は半導体スイッチ要素であるフォトカプラ
の半導体スイッチであるフォトトランジスタ部16a、
17aで構成され、短絡スイッチ駆動用コンデンサ10
の充電電流が所定の電流値を上回ると前記短絡スイッチ
手段をオンにする短絡スイッチ駆動手段はフォトカプラ
の発光素子である発光ダイオード部16b、17bで構
成されており、そしてフォトトランジスタ部16aと発
光ダイオード部16bとで1つのフォトカプラを構成
し、フォトトランジスタ部17aと発光ダイオード部1
7bとで1つのフォトカプラを構成している。前記以外
の構成は、実施形態8を示す図8と同様であり、同一の
構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0045】本実施形態9では、短絡スイッチ手段はフ
ォトカプラのフォトトランジスタ部16a、17aを互
いに逆方向に並列接続した回路から構成され、短絡スイ
ッチ駆動手段は、フォトカプラの発光ダイオード部16
b、17bを互いに逆方向に並列接続した回路とから構
成される。そして、発光ダイオード部16b、17bの
並列回路に直列に短絡スイッチ駆動用コンデンサ10と
抵抗15とが接続される。
【0046】ここで、操作スイッチ部2を操作してスイ
ッチ2a、2bの可動接点D1、D2を各々固定接点A
1、B2に接続すると、バッテリー電源1から短絡スイ
ッチ駆動用コンデンサ10に充電電流が流れて電荷があ
る程度蓄積されるまで、即ち短絡スイッチ駆動用コンデ
ンサ10の静電容量値と抵抗15の抵抗値とから決まる
時間の間、発光ダイオード部16bに電流が流れ、フォ
トトランジスタ部16aがオンして電流制限部3の両端
を短絡し、また操作スイッチ部2を操作してスイッチ2
a、2bの可動接点D1、D2を各々固定接点A2、B
1に接続すると、バッテリー電源1から短絡スイッチ駆
動用コンデンサ10に充電電流が流れて電荷がある程度
蓄積されるまで、発光ダイオード部17bに電流が流
れ、フォトトランジスタ部17aがオンして電流制限部
3の両端を短絡するため、電流制限部3での電圧降下は
発生せず、直流モータ5にバッテリー電源1の電圧をほ
ぼそのまま印加して、起動時のモータトルクを最大限発
生させることができ、直流モータ5の起動時のモータト
ルクを大きくすることで、バッテリー電源1の電圧が低
下している場合や、直流モータ5が駆動するドアミラー
の開閉機構部(図示せず)において可動部が噛み込む等
の状態が発生した場合にでも起動を容易に行うことがで
きる。またスイッチ2a、2bの可動接点D1、D2を
各々固定接点A1、B2に接続した時と各々固定接点A
2、B1に接続した時とでは直流モータ5は互いに逆方
向に回転する。
【0047】短絡スイッチ駆動用コンデンサ10に電荷
がある程度蓄積されて、発光ダイオード部16bまたは
17bに流れる電流が減少して、フォトトランジスタ部
16a、17aがオフになると電流制限部3を介して直
流モータ5には電流が流れるため、直流モータ5にはバ
ッテリー電源1の電圧から電流制限部3での電圧降下分
だけ低下した電圧がかかり、直流モータ5のモータトル
クは前記起動時に比べて低下するので、停止時にドアミ
ラーの開閉機構部(図示せず)において可動部が噛み込
む等の状態が発生しにくくなり、次の起動を容易に行う
ことができる。
【0048】(実施形態10)図10は、本実施形態1
0の回路構成を示す図であり、本実施形態10において
は、電流制限部3に並列に接続して電流制限部3を短絡
する短絡スイッチ手段は半導体スイッチ要素であるフォ
トMOSの半導体スイッチであるフォトFET部13
a、14aで構成され、短絡スイッチ駆動用コンデンサ
10の通電電流が所定の電流値を上回ると前記短絡スイ
ッチ手段をオンにする短絡スイッチ駆動手段はフォトM
OSの発光素子である発光ダイオード部13b、14b
で構成されており、そしてフォトFET部13aと発光
ダイオード部13bとで1つのフォトMOSを構成し、
フォトFET部14aと発光ダイオード部14bとで1
つのフォトMOSを構成している。前記実施形態9を示
す図9のフォトカプラをフォトMOSに置き換えただけ
であり、各部の動作は図9と同様なので説明は省略す
る。
【0049】なお、本実施形態では半導体スイッチ要素
としてフォトMOSを用いているが、半導体リレーを用
いてもよい。
【0050】(実施形態11)図11(a)は本発明の
回路構成の一例を示し、前記実施形態2を示す図2と同
様の回路なので説明は省略する。図11(b)は従来の
回路構成を示し、短絡スイッチ手段である短絡用リレー
の常開接点9aと短絡スイッチ駆動手段である短絡用リ
レーの励磁コイル9bと短絡スイッチ駆動用コンデンサ
10とを図11(a)から省略した回路構成である。図
12(a)は、図11(a)に示す本発明の実施例にお
ける直流モータ5の両端電圧波形V1と電流波形I1と
を示し、図12(b)は、図11(b)に示す従来例に
おける直流モータ5の両端電圧波形V2と電流波形I2
とを示す。
【0051】まず図12(a)に示す波形について説明
する。時間T1において操作スイッチ部2を操作して直
流モータ5を起動すると、時間T1から短絡スイッチ駆
動用コンデンサ10の静電容量値と短絡用リレーの励磁
コイル9bの抵抗値とから決まる時間S1の間は短絡用
リレーの励磁コイル9bが励磁されて短絡用リレーの常
開接点9aが閉状態となり電流制限部3の両端を短絡す
るため、直流モータ5の両端電圧V1はほぼバッテリー
電源1の電圧となり、直流モータ5は起動時のモータト
ルクを最大限発生させてドアミラー(図示せず)を駆動
するので、バッテリー電源1の電圧が低下している場合
や、直流モータ5が駆動するドアミラーの開閉機構部
(図示せず)において可動部が噛み込む等の状態が発生
した場合にでも起動を容易に行うことができる。短絡用
リレーの励磁コイル9bを流れる電流が減少して短絡用
リレーの常開接点9aを閉状態にする動作電流を下回っ
て、期間S1が終了すると短絡用リレーの常開接点9a
が開状態となり、電圧V1はバッテリー電源1の電圧か
ら電流制限部3での電圧降下分だけ低下した電圧とな
り、直流モータ5のモータトルクは前記電圧降下分だけ
低下する。時間T2においてドアミラーは、所定の格納
位置または使用位置に達し、ストッパ部材(図示せず)
で物理的に移動が規制され直流モータ5はロック状態に
なり、直流モータ5に流れる電流I1は過電流状態とな
り、その過電流状態となった電流I1が直流モータ5に
直列に接続されたPTC素子20にも流れ、PTC素子
20はその過電流により自己発熱し高抵抗値となり、直
流モータ5に流れる電流I1は減少する。それに伴い通
電保持用リレーの励磁コイル4bに流れる電流も減少す
るため、通電保持用リレーの常開接点4aを閉状態にす
る動作電流を下回って通電保持用リレーの励磁コイル4
bの励磁状態が解除され、時間T3において通電保持用
リレーの常開接点4aは開状態になり直流モータ5は供
給電流がなくなって停止する。この停止時の直流モータ
5のモータトルクは、起動時よりも小さいモータトルク
なので、ドアミラーの開閉機構部(図示せず)において
可動部が噛み込む等の状態が発生しにくくなり、次の起
動が容易になる。
【0052】次に図12(b)に示す波形について説明
する。時間T4において操作スイッチ部2を操作して直
流モータ5を起動すると、起動時から直流モータ5の両
端電圧V2はバッテリー電源1の電圧から電流制限部3
での電圧降下分だけ低下した電圧となり、直流モータ5
は、モータトルクが前記電圧降下分だけ低下した状態で
ドアミラー(図示せず)を駆動するので、バッテリー電
源1の電圧が低下している場合や、直流モータ5が駆動
するドアミラーの開閉機構部(図示せず)において可動
部が噛み込む等の状態が発生した場合に容易に起動でき
ない場合がある。時間T5、T6での動作は、前記図1
1(b)の時間T2、T3での動作と同様のため説明は
省略する。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明は、直流電圧を出力する
直流電源と、前記直流電源を接続してスイッチを操作す
ることで前記直流電圧を導通・遮断・反転させる操作スイ
ッチ部と、前記操作スイッチ部の出力に並列に接続した
放電用抵抗と、前記操作スイッチ部の一方の出力に接続
してPTC素子を含む電流制限部と、前記電流制限部を
介して前記放電用抵抗に並列に接続した起動用コンデン
サと通電保持用リレーの励磁コイルとの直列回路、及び
前記通電保持用リレーの常開接点と前記操作スイッチに
より正転・停止・逆転するドアミラー駆動用の直流モータ
との直列回路と、前記起動用コンデンサと通電保持用リ
レーの励磁コイルとの接続中点と前記通電保持用リレー
の常開接点と直流モータとの接続中点との間に接続した
リレー自己保持用抵抗とからなり、前記電流制限部は、
前記PTC素子が過電流により自己発熱し高抵抗となっ
て自己保持動作中の前記通電保持用リレーの励磁コイル
の通電電流を前記通電保持用リレーの常開接点がオンす
る動作電流より小さくする電動格納ドアミラーモジュー
ルにおいて、前記電流制限部に並列に接続され前記電流
制限部を短絡する短絡スイッチ手段と、前記放電用抵抗
に並列に接続された短絡スイッチ駆動用コンデンサと前
記コンデンサの充電電流が所定の電流値を上回ると前記
短絡スイッチ手段をオンにする短絡スイッチ駆動手段と
の直列回路とを備えたことを特徴とし、起動時に直流モ
ータにバッテリー電源の電圧を印加することで大きなモ
ータトルクを発生させ、停止時には直流モータにバッテ
リー電源の電圧より低い電圧を印加することでモータト
ルクを低減させるので、ドアミラー開閉の駆動停止後の
再起動を容易に行うことができるという効果がある。
【0054】請求項2の発明は、直流電圧を出力する直
流電源と、前記直流電源を接続してスイッチを操作する
ことで前記直流電圧を導通・遮断・反転させる操作スイッ
チ部と、前記操作スイッチ部の出力に並列に接続した放
電用抵抗、及び起動用コンデンサと通電保持用リレーの
励磁コイルとの直列回路と、前記操作スイッチ部の一方
の出力に接続してPTC素子を含む電流制限部と、前記
電流制限部を介して前記放電用抵抗に並列に接続される
前記通電保持用リレーの常開接点と前記操作スイッチに
より正転・停止・逆転するドアミラー駆動用の直流モータ
との直列回路と、前記起動用コンデンサと通電保持用リ
レーの励磁コイルとの接続中点と前記通電保持用リレー
の常開接点と直流モータとの接続中点との間に接続した
リレー自己保持用抵抗とからなり、前記電流制限部は、
前記PTC素子が過電流により自己発熱し高抵抗となっ
て自己保持動作中の前記通電保持用リレーの励磁コイル
の通電電流を前記通電保持用リレーの常開接点がオンす
る動作電流より小さくする電動格納ドアミラーモジュー
ルにおいて、前記電流制限部に並列に接続され前記電流
制限部を短絡する短絡スイッチ手段と、前記放電用抵抗
に並列に接続された短絡スイッチ駆動用コンデンサと前
記コンデンサの充電電流が所定の電流値を上回ると前記
短絡スイッチ手段をオンにする短絡スイッチ駆動手段と
の直列回路とを備えたことを特徴とし、起動時に直流モ
ータにバッテリー電源の電圧を印加することで大きなモ
ータトルクを発生させ、停止時には直流モータにバッテ
リー電源の電圧より低い電圧を印加することでモータト
ルクを低減させるので、ドアミラー開閉の駆動停止後の
再起動を容易に行うことができ、且つ直流モータ停止時
における通電保持用リレーの接点のチャタリングを防ぐ
ことができるという効果がある。
【0055】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、電流制限部は、PTC素子と抵抗との直列
回路から構成されることを特徴とし、抵抗での電圧降下
により直流モータ停止時のモータトルクを小さくするこ
とで、ドアミラーの開閉機構部において可動部が噛み込
む等の状態が発生しにくくなり、次の起動が容易になる
という効果がある。
【0056】請求項4の発明は、請求項1または2の発
明において、電流制限部は、2組のPTC素子及びダイ
オードの直列回路を前記各ダイオードの方向が互いに逆
方向になるよう並列接続した回路から構成されることを
特徴とし、直流モータの正転時と逆転時とで異なるPT
C素子にモータ電流を流すことで、直流モータを正転か
ら逆転、または逆転から正転に切替える際にPTC素子
が冷却されずに高抵抗値のままで、直流モータに十分な
電流を供給できずに駆動できないという状態を防ぐこと
ができるという効果がある。
【0057】請求項5の発明は、請求項1または2の発
明において、電流制限部は、2組のPTC素子及びダイ
オードの直列回路を前記各ダイオードの方向が互いに逆
方向になるよう並列接続した回路と抵抗との直列回路か
ら構成されることを特徴とし、直流モータの正転時と逆
転時とで異なるPTC素子にモータ電流を流すことで、
直流モータを正転から逆転、または逆転から正転に切替
える際にPTC素子が冷却されずに高抵抗値のままで、
直流モータに十分な電流を供給できずに駆動できないと
いう状態を防ぐことができ、且つ直流モータ停止時のモ
ータトルクを小さくすることで、ドアミラーの開閉機構
部において可動部が噛み込む等の状態が発生しにくくな
り、次の起動が容易になるという効果がある。
【0058】請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれ
かの発明において、短絡スイッチ駆動手段は前記短絡ス
イッチ駆動用コンデンサに直列に接続された短絡用リレ
ーの励磁コイルで構成され、短絡スイッチ手段は前記短
絡用リレーの常開接点で構成されることを特徴とし、リ
レーを用いて直流モータ起動時に電流制限部を短絡する
ことができるという効果がある。
【0059】請求項7の発明は、請求項1乃至5いずれ
かの発明において、短絡スイッチ駆動手段は前記短絡ス
イッチ駆動用コンデンサに直列に接続された半導体スイ
ッチ要素の発光素子で構成され、短絡スイッチ手段は前
記発光素子と光結合した前記半導体スイッチ要素の半導
体スイッチで構成されることを特徴とし、フォトカプ
ラ、フォトFET、半導体リレーを用いて直流モータ起
動時に電流制限部を短絡することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の回路構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施形態2の回路構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施形態3の回路構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施形態4の回路構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施形態5の回路構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施形態6の回路構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施形態7の回路構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施形態8の回路構成を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施形態9の回路構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施形態10の回路構成を示す図で
ある。
【図11】本発明の実施形態11と従来例との回路構成
を示す図である。
【図12】本発明の実施形態11と従来例との動作を説
明する図である。
【図13】本発明の従来例1の回路構成を示す図であ
る。
【図14】本発明の従来例2の回路構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 バッテリー電源 2 操作スイッチ部 2a スイッチ 2b スイッチ 3 電流制限部 4a 通電保持用リレーの常開接点 4b 通電保持用リレーの励磁コイル 5 直流モータ 6 起動用コンデンサ 7 リレー自己保持用抵抗 8 放電用抵抗 9a 短絡用リレーの常開接点 9b 短絡用リレーの励磁コイル 10 短絡スイッチ駆動用コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を出力する直流電源と、前記直
    流電源を接続してスイッチを操作することで前記直流電
    圧を導通・遮断・反転させる操作スイッチ部と、前記操作
    スイッチ部の出力に並列に接続した放電用抵抗と、前記
    操作スイッチ部の一方の出力に接続してPTC素子を含
    む電流制限部と、前記電流制限部を介して前記放電用抵
    抗に並列に接続した起動用コンデンサと通電保持用リレ
    ーの励磁コイルとの直列回路、及び前記通電保持用リレ
    ーの常開接点と前記操作スイッチにより正転・停止・逆転
    するドアミラー駆動用の直流モータとの直列回路と、前
    記起動用コンデンサと通電保持用リレーの励磁コイルと
    の接続中点と前記通電保持用リレーの常開接点と直流モ
    ータとの接続中点との間に接続したリレー自己保持用抵
    抗とからなり、前記電流制限部は、前記PTC素子が過
    電流により自己発熱し高抵抗となって自己保持動作中の
    前記通電保持用リレーの励磁コイルの通電電流を前記通
    電保持用リレーの常開接点がオンする動作電流より小さ
    くする電動格納ドアミラーモジュールにおいて、前記電
    流制限部に並列に接続され前記電流制限部を短絡する短
    絡スイッチ手段と、前記放電用抵抗に並列に接続された
    短絡スイッチ駆動用コンデンサと前記コンデンサの充電
    電流が所定の電流値を上回ると前記短絡スイッチ手段を
    オンにする短絡スイッチ駆動手段との直列回路とを備え
    たことを特徴とする電動格納ドアミラーモジュール。
  2. 【請求項2】 直流電圧を出力する直流電源と、前記直
    流電源を接続してスイッチを操作することで前記直流電
    圧を導通・遮断・反転させる操作スイッチ部と、前記操作
    スイッチ部の出力に並列に接続した放電用抵抗、及び起
    動用コンデンサと通電保持用リレーの励磁コイルとの直
    列回路と、前記操作スイッチ部の一方の出力に接続して
    PTC素子を含む電流制限部と、前記電流制限部を介し
    て前記放電用抵抗に並列に接続される前記通電保持用リ
    レーの常開接点と前記操作スイッチにより正転・停止・逆
    転するドアミラー駆動用の直流モータとの直列回路と、
    前記起動用コンデンサと通電保持用リレーの励磁コイル
    との接続中点と前記通電保持用リレーの常開接点と直流
    モータとの接続中点との間に接続したリレー自己保持用
    抵抗とからなり、前記電流制限部は、前記PTC素子が
    過電流により自己発熱し高抵抗となって自己保持動作中
    の前記通電保持用リレーの励磁コイルの通電電流を前記
    通電保持用リレーの常開接点がオンする動作電流より小
    さくする電動格納ドアミラーモジュールにおいて、前記
    電流制限部に並列に接続され前記電流制限部を短絡する
    短絡スイッチ手段と、前記放電用抵抗に並列に接続され
    た短絡スイッチ駆動用コンデンサと前記コンデンサの充
    電電流が所定の電流値を上回ると前記短絡スイッチ手段
    をオンにする短絡スイッチ駆動手段との直列回路とを備
    えたことを特徴とする電動格納ドアミラーモジュール。
  3. 【請求項3】 電流制限部は、PTC素子と抵抗との直
    列回路から構成されることを特徴とする請求項1または
    2記載の電動格納ドアミラーモジュール。
  4. 【請求項4】 電流制限部は、2組のPTC素子及びダ
    イオードの直列回路を前記各ダイオードの方向が互いに
    逆方向になるよう並列接続した回路から構成されること
    を特徴とする請求項1または2記載の電動格納ドアミラ
    ーモジュール。
  5. 【請求項5】 電流制限部は、2組のPTC素子及びダ
    イオードの直列回路を前記各ダイオードの方向が互いに
    逆方向になるよう並列接続した回路と抵抗との直列回路
    から構成されることを特徴とする請求項1または2記載
    の電動格納ドアミラーモジュール。
  6. 【請求項6】 短絡スイッチ駆動手段は前記短絡スイッ
    チ駆動用コンデンサに直列に接続された短絡用リレーの
    励磁コイルで構成され、短絡スイッチ手段は前記短絡用
    リレーの常開接点で構成されることを特徴とする請求項
    1乃至5いずれか記載の電動格納ドアミラーモジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 短絡スイッチ駆動手段は前記短絡スイッ
    チ駆動用コンデンサに直列に接続された半導体スイッチ
    要素の発光素子で構成され、短絡スイッチ手段は前記発
    光素子と光結合した前記半導体スイッチ要素の半導体ス
    イッチで構成されることを特徴とする請求項1乃至5い
    ずれか記載の電動格納ドアミラーモジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1021382C2 (nl) * 2002-09-03 2004-03-05 Iku Holding Montfoort Bv Electromotorschakeling met beveiliging tegen overbelasting.
JP2009165341A (ja) * 2008-01-03 2009-07-23 Zhongshan Broad-Ocean Motor Co 単相交流モーターの電子起動回路

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