JP2002027485A - 動き予測とブロック効果フィルタリングを用いたビデオソース符号化 - Google Patents

動き予測とブロック効果フィルタリングを用いたビデオソース符号化

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JP2002027485A
JP2002027485A JP2001156982A JP2001156982A JP2002027485A JP 2002027485 A JP2002027485 A JP 2002027485A JP 2001156982 A JP2001156982 A JP 2001156982A JP 2001156982 A JP2001156982 A JP 2001156982A JP 2002027485 A JP2002027485 A JP 2002027485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロック符号化によって生じるブロック化の
人為的影響またはブロック効果の問題に対する解決策を
提供すること。 【解決手段】 本発明は、無線伝送チャンネルなどの特
に高いエラーレートを備えた低いビットレートでのチャ
ンネルを介した伝送に適するビデオソース符号化の一形
態を提案する。本発明は、動き予測を用いたブロック符
号化を使用すること、および、複数の参照画像を採用す
ることを提案する。参照画像は、ブロック効果フィルタ
リングを条件とする。参照画像は、画像を符号化する時
に選択される。本発明は、複数の参照画像を使用するこ
とによって、伝送チャンネル時間伝搬エラーを制限す
る。参照画像がブロック効果フィルタリングを条件とし
ているため、伝送タイミングエラーは、ブロック符号化
により生じる内在的なエラーとは独立に修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化に関し、よ
り詳細には、無線伝送のためのビデオソース符号化に関
する。
【0002】
【従来の技術】無線伝送は、相対的に低い伝送ビットレ
ートと高いエラーレートを特徴とする。伝送ビットレー
トに関する限り、低いビットレートとは、100kbi
t/s未満のビットレート値を意味し、例えば、GSM
チャンネルでは14kbit/sである。高いエラーレ
ートは、10−6以上または10−4以上のエラーレー
トを意味する。
【0003】ITU−T H.263+標準は、ビデオ
ソース符号化のための解決策を提案している。前記標準
は、必須となる共通部分と、前記標準の共通部分に加え
て実施できる、一連の選択的補遺から構成される。前記
標準は、特に無線伝送において、得られる画像の質、ま
たは、所定の環境に適用する補遺の組み合わせについて
は指示を与えていない。すべての補遺を実施すること
は、利用可能な伝送ビットレートが低いためとエラーレ
ートのために、無線伝送に適用することが困難なシステ
ムを作り出す。
【0004】H.263+標準の共通部分は、予測を用
いたブロック符号化を提案している。画像の連続におい
て、一体となって送られる画像(「I」画像と呼ぶ)、
一体となっては送られないが先行する画像から予測され
る画像(「P」画像と呼ぶ)、および、一体となっては
送られないが先行する画像と後続の画像から予測される
画像の間には、区別が行われる。符号化プロセスは、ブ
ロック、または、典型的には、4ブロックが輝度ブロッ
クであり、2ブロックが色ブロックである6ブロックの
複数のブロックからなるマクロブロックを含む画像のた
めの以下のステップを使用する。
【0005】各画像のブロックまたはマクロブロックの
動きを評価するステップ。
【0006】参照画像と関連して、動きの補償を予測す
るステップ。
【0007】典型的には(離散コサイン変換(DC
T)、量子化、および、可変長符号化(VLC)を含
む)圧縮を伴った符号化による、伝送のための符号化ス
テップ。
【0008】この復号化プロセスは、各画像を再構成す
るために逆のステップを使用する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記標準の補遺Jは、
ブロック効果の問題に対する解決策を提案している。ブ
ロック符号化において、画素のブロック処理は、1つの
ブロックから他に動く際に、画素の値の突然の変化をも
たらすことがある。この時、伝送された画像に、ブロッ
クに対応する方形が現れる。補遺Jは、このブロック効
果を制限するために、符号化ループ内において、ブロッ
クエッジフィルタを使用することを提案している。この
フィルタリングは、8×8画素で構成されるブロックの
エッジに適用される。各ブロックのエッジからの画素が
フィルタをかけられる。すなわち、1垂直エッジの画素
について、補遺Jは、隣接する水平の4画素にフィルタ
をかける例と、1水平エッジの画素について、隣接する
垂直の4画素にフィルタをかける例を提案している。こ
のフィルタ関数は三角関数である。
【0010】補遺Jに提案されている方法によって達成
されるブロックエッジ効果の排除の評価は、基本的に定
性的である。この目的は、ブロック効果を人間の目に感
受できないようにすることである。定量的に言えば、こ
れは、画像の高周波成分に対する、または、隣接する画
素の値の差に対する制限に対応する。
【0011】前記標準の補遺Nは、画像予測のために複
数の参照画像(メモリ画像)を使用することを提案して
いる。これは、符号器において、符号化の質を最適化す
るために、利用可能な画像から1つのメモリ画像を選択
することを提案している。予測符号化のために使用する
メモリ画像の選択は、復号器に伝送され、復号器は、符
号器から受信した指示に応じて、適切なメモリ画像を使
用する。
【0012】補遺Nに提案されているこの解決策は、伝
搬タイムエラーを避ける。
【0013】本発明は、無線伝送システムのビデオの質
の問題に対する解決策を提案する。本発明は、特にブロ
ック符号化によって生じるブロック化の人為的影響また
はブロック効果の問題に対する解決策を提案する。本発
明は、画像の質を向上する。さらに、本発明は、この画
像の質の向上とは独立に、伝送に関連する問題を制限す
る。
【0014】より正確には、本発明は、ブロック効果フ
ィルタリングを経た複数の参照画像を使用し、画像を符
号化する際に前記参照画像から1つの参照画像を選択す
る、動き予測を用いた画像ブロック符号化方法を提案す
る。
【0015】同じく、本発明は、符号化する画像を受信
し、動きベクトルを供給する動き評価器と、この動きベ
クトルと参照画像を受信し、評価された画像を供給する
動き補償予測器と、少なくとも2つの参照画像を保存
し、前記参照画像の1つを前記予測器に供給する参照画
像メモリと、参照画像が参照画像メモリに保存される前
に、参照画像からブロック効果をフィルタリングするた
めのブロック効果フィルタを含む、動き予測を用いた画
像ブロック符号化システムを提案する。
【0016】本発明は、ブロック効果フィルタリングを
経た複数の受信参照画像から選択された1つの参照画像
から、伝送した画像を再構成することを含む、動き予測
を用いたブロック復号化方法をさらに提案する。
【0017】本方法の一実施形態は、再構成した画像に
ブロック効果フィルタリングを適用する。
【0018】本発明は、動きベクトルと、再構成される
画像と評価器の画像との差を供給する復号器と、動きベ
クトルと参照画像を受信し、評価された画像を供給する
動き補償予測器と、少なくとも2つの参照画像を保存
し、前記参照画像の1つを前記予測器に供給する参照画
像メモリと、参照画像が参照画像メモリに保存される前
に参照画像のブロック効果をフィルタリングするブロッ
ク効果フィルタを含む、動き予測を用いたブロック復号
化方法をさらに提案する。
【0019】このシステムの一実施形態は、前記差と前
記評価された画像を受信し、再構成された画像を前記ブ
ロック効果フィルタに供給する加算器を含む。
【0020】本発明は、符号化において、ブロック効果
フィルタリングを経た複数の参照画像を使用し、伝送す
る画像の符号化において、前記参照画像から1つの参照
画像を選択すること、および、復号化において、ブロッ
ク効果フィルタリングを経た複数の受信した参照画像か
ら選択された1つの参照画像から、伝送された画像を再
構成することを含む、動き予測を用いたブロック符号化
伝送方法をさらに提案する。
【0021】一実施形態において、伝送は、高いエラー
レートを伴った低いビットレートで行われる。
【0022】この方法の他の実施形態は、再構成された
画像にブロック効果フィルタリングを適用する。
【0023】本発明は、上記の種類の符号化システム、
および、上記の種類の復号化システムを含む、動き予測
を用いたブロック符号化伝送システムを最後に提案す
る。
【0024】本発明の他の特徴および長所は、例を以っ
て示される以下の本発明の実施形態の説明を、添付の図
面を参照して読むと明らかになる。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブロックエッ
ジフィルタリングとH.263+標準に提案されている
種類の予測ブロック符号化システムの複数のメモリフレ
ームを使用することを提案する。したがって、H.26
3+標準の補遺JおよびNに提案されている種類の解決
策は、前記標準の必須部分に述べられている種類のシス
テムに組み合わされる。本発明は、再構成された画像が
画像メモリに保存される前に、ブロック効果がフィルタ
をかけられる点で、特に優れている。したがって、符号
化によって誘発されるブロック効果は無効となり、複数
のメモリ画像を使用することは、伝搬タイムエラーを制
限する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、複数の参照メモリ画像を
使用する本発明による予測符号システムを示す線図であ
る。符号化システムの入力において、ビデオ画像は、動
き評価器2と減算器4の入力に加えられる。この動き評
価器は、先行する画像に対する画像のブロックまたはマ
クロブロックの動きの評価を供給する。ここでは、前記
標準に提案されているように、8×8画素のブロック、
および、4つが輝度ブロックで、2つが色ブロックであ
る6ブロックからなるマクロブロックを使用してもよ
い。ブロックの動きベクトルは、動き補償予測器6に伝
送される。評価の目的のために、同じく、この予測器
は、その入力で参照画像メモリ8からの基本画像を受信
する。前記標準の補遺Nに提案されているように、この
参照画像メモリは複数の参照画像を含み、動き補償は、
参照画像の1つに対して予測される。より詳細には、こ
の参照画像メモリは、複数の保存された画像、および、
画像の1つを分散補償予測器に供給するスイッチを含
む。このスイッチは、再構成された画像の質、または、
伝送される情報の量などの様々な基準に応じて制御で
き、選択する原理は当業界に知られている。同様に、当
業界に同じく知られている方法で、使用される画像は、
符号化システムから復号化システムに伝送される。参照
画像は、同じく、符号化システムの指令により復号化シ
ステム内で更新される。
【0027】本発明によれば、図1の11に示し、以下
により詳細に説明されるように、参照画像メモリに保存
される参照画像は、それらが保存される前にブロック効
果を排除するために処理される。
【0028】動き補償予測器は、参照画像および動きベ
クトルに基づいて評価された画像を供給し、これは、減
算器4の減算入力と加算器10の入力に加えられる。
【0029】したがって、減算器4は入力ビデオ画像、
および、基本画像メモリに含まれる参照画像に基づいて
評価された画像を受け取る。この評価された画像は、典
型的にはコサイン変換符号器である圧縮符号器12の入
力に与えられたビデオ画像から減算される。次に、量子
化器14で、好ましくは可変量子化ステップを伴って、
量子化が行われる。量子化器14の出力は、可変長符号
器16と、逆の動作を行う量子化インバータ18に加え
られる。復号化器12により行われた、逆変換は、量子
化インバータ18の出力20に加えられる。入力された
画像と評価された画像の差は、図2に示す復号化システ
ムで受信後に再構成され、伝送エラーのないものとし
て、符号化インバータ20の出力で得られる。この差
は、加算器10の入力に与えられる。したがって、加算
器10は、場合によっては伝送エラーの影響を受けた参
照画像(復号化システムで受信後に得られる画像)を参
照画像メモリに出力する。
【0030】可変長符号器は、符号器14の出力と動き
評価器2の出力を受け取る。言い換えれば、入力された
画像と評価された画像との差および動きベクトルであ
る。VLCの出力は、チャンネルを介した伝送の前にビ
デオバッファ22に与えられる。もちろん、ビデオ信号
は、伝送の前に、音声または他の信号と多重化される。
これは、当業界に知られており、本発明の動作に何らの
影響も及ぼさない。量子化ステップが可変である場合、
バッファ22を量子化器14に接続する矢印によって図
1に示すように、バッファ内の情報の量は、量子化ステ
ップを制御するために使用してもよい。
【0031】図1に示す本発明によるシステムにおい
て、処理は、参照画像メモリに保存された参照画像に対
するエッジ効果を制限するように行われる。この図に示
す実施形態において、この処理は、参照画像が参照画像
メモリに保存される直前に、加算器10の出力11にお
いて行われる。したがって、予測符号化のための参照画
像は、動きを評価するためのブロックの使用によって生
じるエラーを含まない(またはほとんど)。言い換えれ
ば、前記標準の補遺Nの解決策(いくつかの参照画像か
ら選択する)は、伝送チャンネルエラーを軽減するのみ
で、符号化プロセスに内在するエラーは軽減しない。
【0032】図2は、本発明による復号化システムを示
す図である。この復号化システムは、低いビットレート
でチャンネルを介して入力バッファ30に伝送された情
報を受信する。受信情報は、図1のシステムの可変長符
号器の機能の逆の機能を有する可変長復号化器32に送
られる。この可変長復号化器32は、動きベクトルを動
き補償予測器34に、入力された画像と評価された画像
との差を、図1に示すインバータ18と同様の量子化イ
ンバータ36と、図1に示すインバータ20と同様のイ
ンバータ38に供給する。
【0033】この動き予測器は、参照画像メモリ40か
らの参照画像を受け取る。図1にあるメモリのように、
この参照画像メモリは、複数の参照画像を含み、スイッ
チは、参照画像の1つを動き補償予測器34に与える。
上記に示すように、このスイッチ(参照画像選択器)
は、図1の符号化システムから伝送チャンネルを介して
受信した情報に応じて制御することができる。他の解決
策、例えば、符号化システムに適用された規則と類似し
た選択規則の、復号化システムに対する局所的適用に基
づいた解決策も可能である。伝送される画像を正しく再
構成するためには、復号化システム内の参照画像選択プ
ロセスが、符号化システム内の参照画像選択プロセスと
同じであることが重要である。動き補償予測器は、加算
器42に与えられる、評価された画像を、動きベクトル
と参照画像とから作り出す。
【0034】加算器42は、動き補償予測器によって供
給された評価された画像、および、参照画像と、インバ
ータ38によって供給される、評価された画像との差を
受け取る。これは、再構成した画像をその出力に作り出
す。
【0035】この画像は表示することができる。この画
像は、参照画像として保存し、使用することもできる。
この場合、この画像は、図1に示す装置11に類似のブ
ロック効果制限処理装置44に送られる。したがって、
参照画像メモリ40は、伝送エラーを無視すれば、図1
のシステムの参照画像メモリ8に含まれる参照画像と同
じ参照画像を含む。
【0036】図2の実施形態において、表示された画像
は、参照画像メモリの出力で得られる。これは、表示さ
れた画像が、エッジ効果制限処理44を経ていることを
保証する。しかし、参照画像がこの処理を経ているの
で、表示された画像がこの処理を経ることは本発明にと
って不可欠ではないことに注意すべきである。にもかか
わらず、表示された画像も、エッジ効果制限処理を経る
ことは有利である。ここで、必要な手段は、図2のシス
テムに掲げられており、この処理を適用することは、表
示される画像の質を向上させることしかできない。
【0037】前述の説明では、符号化システム内または
復号化システム内で、参照画像がどのようにして選択さ
れるかについて付随的に述べられている。この目的のた
めには、当業界で知られる解決策が使用できる。
【0038】同様に、このエッジ効果制限処理の性質
も、付随的に述べられた。この処理は、H.263+標
準の補遺Jに提案されている種類の処理であってもよ
い。より一般的には、他の解決策を使用することも可能
である、例えば、水平のフィルタリングのみを適用し
て、垂直のフィルタリングのみを適用して、または、補
遺Jに提案されているもの以外のフィルタ機能を使用し
て、フィルタリングが適用される画素の数を変化させ
る、などである。一般的に言って、および、上述するよ
うに、フィルタリングの結果は定性的に、ブロック効果
がユーザには感受できない程度によって、評価される。
【0039】本発明は、ビデオ符号化の質を向上し、特
に高いエラーレートを伴った低いビットレートでの伝送
に適用される。これは、符号器の構造のいかなる大幅な
修正も必要としない。H.263+標準の共通部分で提
案されている符号器に関して必要とされるすべては、複
数の参照画像を保存するための容量、および、ブロック
効果制限処理を行うコンピュータ処理手段を提供するこ
とである。復号化器においても、同様の手段が必要とさ
れる。
【0040】もちろん、本発明は、記載し図示する例お
よび実施形態に制限されず、当業者には、これの多くの
改変が考え出せるであろう。したがって、図1の符号
化、量子化、および、チャンネル符号化処理12、1
4、および、16、または、図2の逆の処理38、3
6、および、32は変更できる。本発明は、それぞれ図
1および図2に示す符号化システムおよび復号化システ
ムの組み合わせのみでなく、他に対して独立に考えられ
る上記の各々にも関している。同じく、本発明は、符号
化および復号化を備えた伝送処理のみでなく、他に対し
て独立に考えられる符号化処理および復号化処理にも関
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による予測符号化システムを示す線図で
ある。
【図2】本発明による復号化システムを示す線図であ
る。
【符号の説明】
2 動き評価器 4 減算器 6 動き補償予測器 8 参照画像メモリ 10 加算器 11 ブロック効果制限処理装置 12 圧縮符号器 14 量子化器 16 可変長符号器 18 量子化インバータ 20 符号化インバータ 22 ビデオバッファ 30 入力バッファ 32 可変長復号化器 34 動き補償予測器 36 量子化インバータ 40 参照画像メモリ 42 加算器 44 ブロック効果制限処理装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック効果フィルタリングを経た複数
    の参照画像を使用し、画像を符号化する際に前記参照画
    像から1つの参照画像を選択する、動き予測を用いた画
    像ブロック符号化方法。
  2. 【請求項2】 符号化する画像を受信し、動きベクトル
    を供給する動き評価器と、 動きベクトルと1つの参照画像を受信し、評価された画
    像を供給する動き補償予測器と、 少なくとも2つの参照画像を保存し、前記参照画像の1
    つを前記予測器に供給する参照画像メモリと、 参照画像が参照画像メモリに保存される前に、参照画像
    からブロック効果をフィルタリングするためのブロック
    効果フィルタを含む、動き予測を用いた画像ブロック符
    号化システム。
  3. 【請求項3】 ブロック効果フィルタリングを経た複数
    の受信参照画像から選択された1つの参照画像から、伝
    送された画像を再構成することを含む、動き予測を用い
    た画像ブロック復号化方法。
  4. 【請求項4】 再構成された画像にブロック効果フィル
    タリングが適用される請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 動きベクトルと、再構成される画像と評
    価器の画像との差を供給する復号器と、 動きベクトルと参照画像を受信し、評価された画像を供
    給する動き補償予測器と、 少なくとも2つの参照画像を保存し、前記参照画像の1
    つを前記予測器に供給する参照画像メモリと、 参照画像が参照画像メモリに保存される前に、参照画像
    のブロック効果をフィルタリングするブロック効果フィ
    ルタを含む、動き予測を用いた画像ブロック復号化シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記差と前記評価された画像を受信し、
    再構成された画像を前記ブロック効果フィルタに供給す
    る加算器を含む請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 符号化において、ブロック効果フィルタ
    リングを経た複数の参照画像を使用し、伝送する画像の
    符号化において、前記参照画像から1つの参照画像を選
    択することと、 復号化において、ブロック効果フィルタリングを経た複
    数の受信参照画像から選択された1つの参照画像から、
    伝送された画像を再構成することを含む、動き予測を用
    いたブロック符号化伝送方法。
  8. 【請求項8】 伝送が、高いエラーレートの低ビットレ
    ートで行われる請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 ブロック効果フィルタリングを再構成さ
    れた画像に適用することを含む請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の符号化システム、お
    よび請求項5に記載の復号化システムを含む、動き予測
    を用いたブロック符号化伝送システム。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載の符号化システム、お
    よび請求項6に記載の復号化システムを含む、動き予測
    を用いたブロック符号化伝送システム。
JP2001156982A 2000-05-29 2001-05-25 動き予測とブロック効果フィルタリングを用いたビデオソース符号化 Withdrawn JP2002027485A (ja)

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