JPH10145793A - 画像符号化装置とその方法、および、画像復号化装置とその方法 - Google Patents

画像符号化装置とその方法、および、画像復号化装置とその方法

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JPH10145793A
JPH10145793A JP29395196A JP29395196A JPH10145793A JP H10145793 A JPH10145793 A JP H10145793A JP 29395196 A JP29395196 A JP 29395196A JP 29395196 A JP29395196 A JP 29395196A JP H10145793 A JPH10145793 A JP H10145793A
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哲二郎 近藤
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来予測符号化においては、予測誤差の値が取
り得る範囲は元の画素の値が取り得る範囲の2倍に広が
るため、符号化する際のビット量が増え、結果的にデー
タ量が増えていた。 【解決手段】各画素が0〜255の値を取る場合に、予
測誤差Xの範囲を−127〜127の間に収まるように
し、その範囲の幅を各画素の範囲255と同じにして符
号化する。そのために、予測誤差Xが127を越えてい
れば255を減じることによりその値が−127〜12
7の間になるようにし、予測誤差Xが−127より小さ
ければ255を加えることによりその値が−127〜1
27の間になるようにする。復号時には、補正された値
においては、本来の画素の値0〜255の間に入らなく
なるので、そのような画素を検出して、今度はその画素
値が0〜255の間に入るように255を加えたり、減
じたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の画素を参照す
る予測符号化を用いて、任意の画像を符号化する画像符
号化装置とその方法、および、そのようにして符号化さ
れた画像データを復号化する画像復号化装置とその方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を画質を劣化させることなくより高
圧縮率で符号化したいという要望がある。同じ画像をよ
り少ないデータ量になるように符号化して、記録や伝送
を効率よく行うためである。そのための画像の符号化に
用いられる方法の1つに、予測符号化がある。予測符号
化は、ある画素の画素値を、他の画素の画素値で予測
し、その誤差を検出してその誤差のみを符号化するもの
であり、式1のように示すことができる。
【0003】
【数1】 X = Y − E ・・・(1) 但し、Xは、予測誤差、Yは、符号化対象画素の画素
値、Eは、参照画素の画素値である。
【0004】符号化対象が静止画像であれば、YとEは
同じフレ−ム内の所定の規則に基づく近隣画素となり、
符号化対象が動画像であれば、YとEはすでに符号化し
た前フレ−ムまたは前フィ−ルドの画素となる。また、
符号化対象が動画像であれば、動き補償により動きベク
トルを求め、その動きベクトルに基づいて参照画素を決
定することにより、予測誤差を小さくしてより効率よく
圧縮を行うようにしている場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、参照画
素がいずれの画素であろうとも、予測誤差の値が取り得
る範囲は元の画素の値が取り得る範囲の2倍に広がるた
め、その予測誤差を符号化する際にビット量が増え、結
果的にデータ量が増えるという問題がある。そのため、
この予測誤差のダイナミックレンジが広くなることに伴
うデータ量の増加を抑えて、より効率よく符号化を行い
たいという要望がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、特に予測符
号化に係わる処理に改善を加えて、画質を劣化させずに
少しでも符号量を削減することができるような画像符号
化装置を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、そのような画像符号化装置で符号化された符号化画
像データを適切に復号化することのできる画像復号化装
置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、
特に予測符号化に係わる処理に改善を加えて、画質を劣
化させずに少しでも符号量を削減することができるよう
な画像符号化方法を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、そのような画像符号化方法で符号化され
た符号化画像データを適切に復号化することのできる画
像復号化方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、予測符号化を行う際に、予測誤差(差分)の存在範
囲を考慮し、予測誤差の絶対値が元の画素値の存在範囲
の1/2を越える場合に、予測誤差に存在範囲を加えた
り、あるいは減じたりすることにより、予測誤差をその
存在範囲内に納め、予測誤差の見かけ上の絶対値が小さ
くなるようにした。また、復号化時には、画素値の存在
範囲外となった場合に、その画素値に前記存在範囲を加
えたり、あるいは減じたりすることにより、元の画素値
に簡単に戻せるようにした。
【0008】したがって、本発明の画像符号化装置は、
各画素の画素値の取り得る範囲がa〜b(a,bは任意
の実数でa<b)の範囲内であるような符号化対象の画
像データに対して、当該画像データの各画素と、同じく
画素値の取り得る範囲がa〜bの範囲内であり、前記画
像データの各画素に対応して存在する参照画素との画素
値の差分を用いることにより、前記画像データを予測符
号化する画像符号化装置であって、前記画像データの各
画素に対して、当該画素の画素値と、前記参照画素の画
素値との差分値を検出する差分検出手段と、前記差分値
が(a−b/2)より小さい場合には当該差分値に(b
−a)を加え、前記差分値が(a+b/2)より大きい
場合には当該差分値より(b−a)を減じることによ
り、前記差分値を補正する差分値補正手段と、前記補正
された差分値を用いて前記画像データを符号化する符号
化手段とを有する。
【0009】また、本発明の画像符号化方法は、各画素
の画素値の取り得る範囲がa〜bの範囲内であるような
符号化対象の画像データに対して、当該画像データの各
画素と、同じく画素値の取り得る範囲がa〜bの範囲内
であり、前記画像データの各画素に対応して存在する参
照画素との画素値の差分を用いることにより、前記画像
データを予測符号化する画像符号化方法であって、前記
画像データの各画素に対して、当該画素の画素値と、前
記参照画素の画素値との差分値を検出し、前記差分値が
(a−b/2 )より小さい場合には当該差分値に(b−
a)を加え、前記差分値が(a+b/2)より大きい場
合には当該差分値に(b−a)を加えることにより、前
記差分値を補正し、前記補正された差分値を用いて前記
画像データを符号化する。
【0010】また、本発明の画像復号化装置は、前述し
た本発明の画像符号化装置で符号化された符号化画像デ
ータを復号化する画像復号化装置であって、前記復号化
画像データを復号化し、差分値で示された画像データを
生成する復号化手段と、前記復号化された画像データの
各画素と、前記参照画素との画素値の和を検出する加算
手段と、前記加算の結果得られた画素値がaより小さい
場合には、当該画素値に(b−a)を加え、前記画素値
がbより大きい場合には、当該画素値より(b−a)を
減じることにより、画素値を補正する画素値補正手段と
を有する。
【0011】また、本発明の画像復号化方法は、前述し
た本発明の画像符号化方法で符号化された符号化画像デ
ータを復号化する画像復号化方法であって、前記復号化
画像データを復号化し、差分値で示された画像データを
生成し、前記復号化された画像データの各画素と、前記
参照画素との画素値の和を検出し、前記加算の結果得ら
れた画素値がaより小さい場合には、当該画素値に(b
−a)を加え、前記画素値がbより大きい場合には、当
該画素値より(b−a)を減じることにより、前記画素
値を補正し、前記補正された画素値を当該画像データの
復号化データとして出力する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。まず、本発明に係わる予測符号化結果の予測誤差
の補正方法について説明する。符号化対象の画像、およ
び、参照画像の各画素Y,Eが、たとえば8ビットで表
現される画素値を有する、すなわち、0〜255の値を
取り得るとすると、前述した式1で示されるような予測
誤差Xは、−255〜255の範囲の値をとる。
【0013】そこで、本発明においては、この予測誤差
Xの範囲を−127〜127の間に収まるようにし、そ
の範囲の幅を各画素の範囲255と同じにして符号化す
るようにする。そのために、もし予測誤差Xが127を
越えていれば、255を減じることによりその値が−1
27〜127の間になるようにし、もし予測誤差Xが−
127より小さければ、255を加えることによりその
値が−127〜127の間になるようにする。このよう
にしておけば、復号した時には、それらの値について
は、本来の画素の値0〜255の間に入らなくなるの
で、そのような画素値を検出して、今度はその画素値が
0〜255の間に入るように255を加えたり、減じた
りすれば、適切に復号ができる。
【0014】たとえば、E=60、Y=60とすると、
X=Y−E=10になり、E=20,Y=230とする
と、X=Y−E=210となるが、後者の場合にはXが
127より大きいので、255を減じて−45という値
に補正しておく。そうすると、デコードの時には、前者
はY’=E+X=50+10=60となり、後者はY’
=E+X=20−45=−25となる。この復号値を見
ると、後者の場合は0〜255の値になっていないの
で、これに255を加えて補正をし、230という値を
得る。このようにして予測誤差のダイナミックレンジを
抑えて符号化を行う。
【0015】次に、本発明を適用した画像符号化装置に
ついて説明する。図1に示す画像符号化装置10は、ブ
ロック化部11、メモリ12、加算器13、差分補正部
14、符号化部15、量子化部16およびフレーム化部
17を有する。なお、この画像符号化装置10は、入力
される映像信号を、ADRC(Adaptive Dynamic Range
Coding )方式により符号化し、符号化データを生成す
る装置である。
【0016】ブロック化部11は、入力された映像信号
の1フレームの画像を、所定のブロックに分割して、ブ
ロックごとの画素データをメモリ12および加算器13
に出力する。本実施の形態においては、1フレームの画
像を8×8のブロックに分割する。メモリ12は、ブロ
ック化部11から入力される映像信号を記憶するフレー
ムメモリであり、画像符号化装置10に入力されている
映像信号の、1フレーム前の画像信号を順次記憶してお
く。
【0017】加算器13は、ブロック化部11より入力
される映像信号の各フレームのブロックごとの画素値
と、メモリ12から入力されるその1フレーム前のフレ
ームの対応する画素の画素値との差分を求め、現在のフ
レームの画素値を、1フレーム前の画像に基づいた予測
値に変換する。なお、本実施の形態においては、各画素
は、0〜255の画素値を取り得る。したがって、加算
器13の出力として得られる予測値は、ー255〜25
5までの範囲の値をとり得る。
【0018】差分補正部14は、加算器13から出力さ
れる予測値の絶対値が小さくなるように、図2に示すよ
うな処理を行って、その予測値を補正する。図2は、差
分補正部14の動作を示すフローチャートである。差分
補正部14においては、加算器13で検出された差分が
入力されてきたら処理を開始し(ステップS30)、そ
の差分の絶対値が127以下であるか否かを調べる(ス
テップS31)。もし、差分の絶対値が127以下であ
ればその値に対しては補正を行わず、そのまま出力する
(ステップS35)。
【0019】ステップS31において、その差分の絶対
値が127より大きい場合には、次にその差分が正数か
負数かを判別する(ステップS32)。その差分が正数
だった場合、すなわち、その差分が128より大きかっ
た場合には、その差分から255を減じて補正し(ステ
ップS33)、新たな差分値として出力する(ステップ
S35)。ステップS32において、その差分が負数だ
った場合、すなわち、その差分が−128より小さかっ
た場合には、その差分に255を加えて補正し(ステッ
プS34)、新たな差分値として出力する(ステップS
35)。
【0020】符号化部15および量子化部16は、差分
補正部14において値の補正された画像データの画素デ
ータを、ブロック単位で実質的に符号化する。本実施の
形態においては、ADRC(Adaptive Dynamic Range C
oding )方式により符号化を行う。ADRCは、ブロッ
クごとの最大値と最小値からブロック内ダイナミックレ
ンジを決定し、このダイナミックレンジを割り当てられ
たビット数で分割できるレベルに分割することにより量
子化ステップ幅を求める。そして、各画素データからブ
ロック内最小値を除去し、さらに先程求められた量子化
ステップ幅で量子化することにより、そのビットで表現
されるコードを得ることができる。本実施の形態におい
ては、4ビットのコ−ドを得る。なお、ADRCにおい
ては、各符号化された各画素データとともに、ブロック
内の画素値の最小値とダイナミックレンジを付加情報と
して送ることになる。なお、本実施の形態のような符号
化部15および量子化部16よりなる構成においては、
符号化部15において最小値、最大値、ダイナミックレ
ンジ、および、それに基づく量子化ステップ幅を求め、
量子化部16において実際の量子化を行う。
【0021】フレーム化部17は、量子化部16より出
力される符号化された各ブロックごとのデータをフレ−
ムごとに統合して、1のフレ−ムごとの符号化データを
生成し、画像符号化装置10より出力する。なお、画像
符号化装置10より出力された符号化データは、適宜記
録装置に記録されたり、伝送されたりする。
【0022】次に、本発明を適用した画像復号化装置に
ついて説明する。図3に示す画像復号化装置20は、ブ
ロック分解部21、逆量子化部22、復号化部23、加
算器24、画素値補正部25、メモリ26、フレ−ム化
部27を有する。なお、この画像復号化装置20は、前
述した画像符号化装置10により符号化された信号を復
号化し、元の映像信号を再生する装置である。
【0023】ブロック分解部21は、入力された符号化
データの1フレ−ムの画像を、所定のブロックごとのデ
ータに分解して、逆量子化部22に出力する。
【0024】逆量子化部22および復号化部23は、ブ
ロック分解部21より入力されるブロックごとの画素デ
ータを復号化する。本実施の形態においては、前述した
ようにADRCにより符号化が行われている。したがっ
て、入力された各画素ごとの符号化データを、各ブロッ
クごとのデータに付加されて入力された量子化ステップ
幅に応じて逆量子化し、その逆量子化された値に同じく
データに付加されて入力されたブロック内最小値を加え
ることにより復号化を行う。なお、本実施の形態のよう
な逆量子化部22および復号化部23よりなる構成にお
いては、逆量子化部22において逆量子化までの処理が
行われ、復号化部23において、最小値を加え元のデー
タに復号する処理が行われる。
【0025】加算器24は、復号化部23で復号化され
た各画素のデータ、すなわち、各画素の予測値に対し
て、メモリ26に記憶されている参照画像の対応する画
素値を加え、元の画素データに戻す。なお、参照画像と
は現在処理中のフレ−ムの1フレ−ム前の画像である。
【0026】画素値補正部25は、加算器24により得
られた各画素値が、画像符号化装置10の差分補正部1
4により絶対値が小さくなるように変換された予測値に
基づくものであることから、その変換による画素値の変
化を除去し、元の画素値に戻す処理を行う。その処理の
内容を図4に示す。図4は、画素値補正部25の動作を
示すフローチャートである。画素値補正部25において
は、加算器24により予測値が参照画素値に加算された
画素値が入力されることにより処理を開始し(ステップ
S40)、まず、その画素値が0〜255の範囲内であ
るか否かをチェックする(ステップS41)。この画素
値の範囲は、前述したように、本来各画素値が取り得る
範囲である。ステップS41において、得られた画素値
がこの範囲内に収まっていれば、それらの画素に対して
は、画素値の修正が必要ないものとして、そのまま出力
する(ステップS45)。
【0027】一方、ステップS41において、得られた
画素値がこの範囲外であった場合には、次に、この画素
値が正数か負数かを調べる(ステップS42)。正数で
あった場合、すなわち、入力された画素値が255より
大きい値であった場合には、その画素値より255を減
じてその画素値を修正し(ステップS43)、出力する
(ステップS45)。また、ステップS42において、
その画素値が負数であった場合には、その画素値に25
5を加えてその画素値を修正し(ステップS44)、出
力する(ステップS45)。差分補正部14において
は、加算器13で検出された差分が入力されてきたら処
理を開始し(ステップS30)、その差分の絶対値が1
27以下であるか否かを調べる(ステップS31)。も
し、差分の絶対値が127以下であればその値に対して
は補正を行わず、そのまま出力する(ステップS3
5)。
【0028】メモリ26は、画素値補正部25から出力
される画素データを順次記憶するめもリである。メモリ
26は、現在処理中のフレ−ムの少なくとも1フレ−ム
前の画像データを記憶しており、加算器24に対して、
予測値を参照画素の画素値に基づいて本来の画素値に戻
す時に、その参照画素の画素値を出力する。
【0029】フレ−ム化部27は、画素値補正部25よ
り順次得られる各ブロックごとの画素値のデータを統合
し、1つのフレ−ムの信号にして、画像復号化装置20
より出力する。
【0030】このような画像符号化装置10および画像
復号化装置20により、実際に各画素データが符号化さ
れ、復号化される状態について図5を参照して説明す
る。なお、ここでは説明を簡単にするために、1つのブ
ロックが4×4画素で構成されるものとする。図5は、
そのような画像符号化装置10および画像復号化装置2
0の動作を説明するための図であり、(A)は参照画像
の所定のブロックの画素値を示す図、(B)は符号化を
行う画像の所定のブロックの画素値を示す図、(C)
は、加算器13の出力であって(A)および(B)の差
分で示された画素値を示す図、(D)は、(C)に示し
た予測値画像に対して差分補正部14において補正を行
った結果のが画素値を示す図、(E)は、画像復号化装
置20において、(D)に示した予測値画像を(A)で
示した参照画像に基づいて元の画素データに戻した時の
画素置を示す図、(F)は、(E)に示した画素値に対
して画素値補正部25で補正を行った結果の画素値を示
す図である。
【0031】まず、あるフレ−ムの画像データが画像符
号化装置10に入力されると、ブロック化部11でブロ
ック化され、図5(B)に示すようなブロックごとの画
像データが生成され、加算器13に入力される。この
時、メモリ12にはそのフレ−ムの1つ前のフレ−ムの
画像データが記憶されている。その画像データの図5
(B)に示したブロックに対応するブロックの画像デー
タが図5(A)に示す。加算器13においては、図5
(B)に示した画像データの各画素値から、図5(A)
に示した画像データの各画素値を減じられる。これによ
り、図5(C)に示すような差分で示された画像データ
が得られる。
【0032】そして、差分補正部14において、図2に
フロ−チャートを示したような処理を行うことにより、
その各画素の値が補正される。具体的には、画素値が1
40,240,150であるような右上の3つの画素
は、その値が127より大きいので、各々255が減じ
られ、−115,−15,−105に変換される。ま
た、画素値が−140,−240,−150であるよう
な左下の3つの画素は、その値が−127より小さいの
で、各々255が加えられ、115,15,105に変
換される。その結果、差分補正部14からは図5(D)
に示すような画像データが出力される。この画像データ
は、符号化部15および量子化部16で符号化され、量
子化されて、フレーム化部17を介して符号化データと
して出力される。
【0033】そして、画像復号化装置20においては、
入力された符号化データをブロックごとに分解して逆量
子化部22および復号化部23で逆量子化および復号化
することにより、図5(D)に示すようなブロックごと
の画像データが得られる。この時も、画像復号化装置2
0のメモリ26には先に復号化された1フレ−ム前の画
像、すなわち、対応するブロックの画像データが図5
(A)に示すようなデータである画像が記憶されてい
る。画像復号化装置20の加算器24において、図5
(D)に示すような予測値で示された画像データと、図
5(A)に示すような参照フレ−ムの画像データの対応
する画像同士が加算され、図5(E)に示すような画像
データが生成される。
【0034】そして、画像復号化装置20の画素値補正
部25においては、図4にフロ−チャ−トで示したよう
な処理が行われて、各画素値が補正される。すなわち、
画素値が−100,−5,−5であるような右上の3つ
の画素に対しては、画素値が負数になっているので、そ
の画素値に255が加算されて、150,250,25
0に変換される。また、画素値が265,265,35
5であるような左下の3つの画素に対しては、その画素
値が255より大きいので、255が減じられ、10,
10,100に変換される。その結果、図5(F)に示
すような画像データが生成される。
【0035】なお、この図5(F)の画像データは、図
5(B)に示す入力時の画像データと同一であり、適切
に符号化および復号化が行われていることになる。ま
た、図5(C)に示すような、差分補正部14で補正を
行う前の予測値画像データは、最大値が240、最小値
が−240であり、ダイナミックレンジが480である
のに対して、図5(D)に示すような差分補正部14で
補正を行った後の予測値画像データは、最大値が11
5、最小値が−115であり、ダイナミックレンジは2
30である。すなわち、ダイナミックレンジをほぼ1/
2にすることができたことになり、同じ量子化ステップ
幅で量子化を行うのであれば、割り当てビット数を1ビ
ット削減することができる。
【0036】次に、本発明をMPEG(Moving Picture
coding Experts Groupによる高品質動画符号化方式) に
よる画像符号化装置に適用した場合について説明する。
図6は、そのようなMPEG符号化装置の構成を示すブ
ロック図である。MPEG符号化装置50は、加算器5
1、差分補正部52、符号化部53、量子化部54、逆
量子化部55、復号化部56、加算器57、画素値補正
部58、メモリ59、および、動き補償予測部60を有
する。
【0037】このようなMPEG符号化装置50におい
ては、8×8のマクロブロック単位の画像データが入力
されると、メモリ59に記録されている参照フレ−ムか
ら動き補償予測部60により動き予測によって得られる
マクロブロック画像データと、加算器51において差分
がとられ、予測誤差信号が生成される。この予測誤差信
号に対して、差分補正部52において前述したような本
発明に係わる信号の変換が行われる。そして、変換の行
われた予測誤差信号は、そのマクロブロック単位で符号
化部53においてDCTにより空間周波数領域に変換さ
れる。変換された8×8DCT係数は、量子化部54に
おいてタ−ゲットビットや視覚特性に応じて量子化さ
れ、さらに低周波成分から順にスキャンニングされて1
次元情報に変換され、出力される。
【0038】一方で、その量子化された画像データは、
逆量子化部55で逆量子化され、復号化部56により逆
DCTされ、加算器57において参照フレームの画像デ
ータと加算され元の画像データに戻される。そして、こ
こで、差分補正部52で行われた変換に対応して、その
変換の影響を除去するような画素値の補正、具体的に
は、図4のフロ−チャ−トで示したような処理が画素値
補正部58において行われ、元の画像データが復元され
てメモリ59に記録される。このメモリ59に記録され
た画像データは、次のフレ−ムの参照フレ−ムとして用
いられる。このように、本発明に係わる差分補正器は、
MPEG符号化器に対しても適用可能である。
【0039】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本実
施の形態においては、動画像を符号化する符号化装置お
よびその復号化装置について説明したが、本発明は静止
画像の符号化装置および復号化装置にも適用可能であ
る。その場合は、フレ−ム内予測符号化により求められ
た予測値に対して、このような補正を行うようにすれば
よい。また、図1を参照して説明した本実施の形態の画
像符号化装置10においては、ADRCにより画像を符
号化していたが、DCTやHadamard変換など、任意の変
換符号化方式を用いてよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、画像データを予測値で
示した場合において、そのダイナミックレンジを小さく
することができる。したがって、同じ量子化ステップ幅
で量子化を行うのであれば、割り当てビット数を1ビッ
ト削減することができる。すなわち、同じ画像データを
同じ画質で符号化した場合において、情報量を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像符号化装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像符号化装置の差分補正部にお
ける処理を示すフロ−チャ−トである。
【図3】本発明の実施の形態の画像復号化装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】図3に示した画像復号化装置の画素値補正部に
おける処理を示すフロ−チャ−トである。
【図5】図1および図3に示した画像符号化装置および
画像復号化装置の動作を説明する図であって、(A)は
参照画像の所定のブロックの画素値を示す図、(B)は
符号化を行う画像の所定のブロックの画素値を示す図、
(C)は、画像符号化装置の加算器の出力であって
(A)および(B)の差分で示された画素値を示す図、
(D)は、(C)に示した予測値画像に対して画像符号
化装置の差分補正部において補正を行った結果の画素値
を示す図、(E)は、画像復号化装置において、(D)
に示した予測値画像を(A)で示した参照画像に基づい
て元の画素データに戻した時の画素置を示す図、(F)
は、(E)に示した画素値に対して画像復号化装置の画
素値補正部で補正を行った結果の画素値を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態のMPEG符号化装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…画像符号化装置、11…ブロック化部、12…メ
モリ、13…加算器、14…差分補正部、15…符号化
部、16…量子化部、17…フレーム化部、20…画像
復号化装置、21…ブロック分解部、22…逆量子化
部、23…復号化部、24…加算器、25…画素値補正
部、26…メモリ、27…フレ−ム化部、50…MPE
G符号化装置、51…加算器、52…差分補正部、53
…符号化部、54…量子化部、55…逆量子化部、56
…復号化部、57…加算器、58…画素値補正部、59
…メモリ、60…動き補償予測部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素の画素値の取り得る範囲がa〜b
    (a,bは任意の実数でa<b)の範囲内であるような
    符号化対象の画像データに対して、当該画像データの各
    画素と、同じく画素値の取り得る範囲がa〜bの範囲内
    であり、前記画像データの各画素に対応して存在する参
    照画素との画素値の差分を用いることにより、前記画像
    データを予測符号化する画像符号化装置であって、 前記画像データの各画素に対して、当該画素の画素値
    と、前記参照画素の画素値との差分値を検出する差分検
    出手段と、 前記差分値が(a−b/2 )より小さい場合には当該差
    分値に(b−a)を加え、前記差分値が(a+b/2)
    より大きい場合には当該差分値より(b−a)を減じる
    ことにより、前記差分値を補正する差分値補正手段と、 前記補正された差分値を用いて前記画像データを符号化
    する符号化手段とを有する画像符号化装置。
  2. 【請求項2】前記参照画素は、当該画像データ内の、当
    該画素とは異なり当該画素と所定の位置関係にある画素
    であり、 1の画像データをフレ−ム内予測符号化する請求項1記
    載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】前記参照画素は、一連の動画像データにお
    ける、前記符号化対象の画像データとは異なる時間帯の
    他の画像データに基づいて生成される参照画像データ
    の、当該画素と対応する画素であり、 一連の動画像データをフレ−ム間予測符号化する請求項
    1記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】前記符号化手段は、ADRC(Adaptive D
    ynamic Range Coding )により前記符号化を行う請求項
    1記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】各画素の画素値の取り得る範囲がa〜bの
    範囲内であるような符号化対象の画像データに対して、
    当該画像データの各画素と、同じく画素値の取り得る範
    囲がa〜bの範囲内であり、前記画像データの各画素に
    対応して存在する参照画素との画素値の差分を用いるこ
    とにより、前記画像データを予測符号化する画像符号化
    方法であって、 前記画像データの各画素に対して、当該画素の画素値
    と、前記参照画素の画素値との差分値を検出し、 前記差分値が(a−b/2 )より小さい場合には当該差
    分値に(b−a)を加え、前記差分値が(a+b/2)
    より大きい場合には当該差分値に(b−a)を加えるこ
    とにより、前記差分値を補正し、 前記補正された差分値を用いて前記画像データを符号化
    する画像符号化方法。
  6. 【請求項6】各画素の画素値の取り得る範囲がa〜b
    (a,bは任意の実数でa<b)の範囲内であるような
    符号化対象の画像データに対して、当該画像データの各
    画素と、同じく画素値の取り得る範囲がa〜bの範囲内
    であり、前記画像データの各画素に対応して存在する参
    照画素との画素値の差分を検出し、前記差分値が(a−
    b/2 )より小さい場合には当該差分値に(b−a)を
    加え、前記差分値が(a+b/2)より大きい場合には
    当該差分値より(b−a)を減じることにより前記差分
    値を補正し、該補正された差分値を用いて符号化された
    符号化画像データを復号化する画像復号化装置であっ
    て、 前記復号化画像データを復号化し、差分値で示された画
    像データを生成する復号化手段と、 前記復号化された画像データの各画素と、前記参照画素
    との画素値の和を検出する加算手段と、 前記加算の結果得られた画素値がaより小さい場合に
    は、当該画素値に(b−a)を加え、前記画素値がbよ
    り大きい場合には、当該画素値より(b−a)を減じる
    ことにより、前記画素値を補正する画素値補正手段とを
    有し、前記補正された画素値を当該画像データの復号化
    データとして出力する画像復号化装置。
  7. 【請求項7】各画素の画素値の取り得る範囲がa〜b
    (a,bは任意の実数でa<b)の範囲内であるような
    符号化対象の画像データに対して、当該画像データの各
    画素と、同じく画素値の取り得る範囲がa〜bの範囲内
    であり、前記画像データの各画素に対応して存在する参
    照画素との画素値の差分を検出し、前記差分値が(a−
    b/2 )より小さい場合には当該差分値に(b−a)を
    加え、前記差分値が(a+b/2)より大きい場合には
    当該差分値より(b−a)を減じることにより前記差分
    値を補正し、該補正された差分値を用いて符号化された
    符号化画像データを復号化する画像復号化方法であっ
    て、 前記復号化画像データを復号化し、差分値で示された画
    像データを生成し、 前記復号化された画像データの各画素と、前記参照画素
    との画素値の和を検出し、 前記加算の結果得られた画素値がaより小さい場合に
    は、当該画素値に(b−a)を加え、前記画素値がbよ
    り大きい場合には、当該画素値より(b−a)を減じる
    ことにより、前記画素値を補正し、 前記補正された画素値を当該画像データの復号化データ
    として出力する画像復号化方法。
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