JP2002027020A - 無線端末の通信制御方法 - Google Patents

無線端末の通信制御方法

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JP2002027020A
JP2002027020A JP2000206052A JP2000206052A JP2002027020A JP 2002027020 A JP2002027020 A JP 2002027020A JP 2000206052 A JP2000206052 A JP 2000206052A JP 2000206052 A JP2000206052 A JP 2000206052A JP 2002027020 A JP2002027020 A JP 2002027020A
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transmission
wireless terminal
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JP2000206052A
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Tomoki Numazawa
友喜 沼沢
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信に失敗する可能性があるデータ通信を抑制
してデータ通信の効率を高める無線端末の通信制御方法
を提供する。 【解決手段】データ通信における情報フレームの伝送エ
ラーにより再送した情報フレームの再送回数を監視し
(S0111)、所定の監視時間T内に発生した情報フ
レームの再送回数が所定の回数N以下の場合には通信状
態が安定と判断して情報フレームの伝送を継続し(S0
118)、所定の監視時間T内に発生した情報フレーム
の再送回数が所定の回数Nを上回った場合には通信状態
が不安定と判断して情報フレームの伝送を抑制する(S
0118)各工程からなり、無線端末と通信相手先との
伝送路上で伝送エラーが発生したときに行われる再送信
が頻繁に行われるような場合には、情報フレームの伝送
を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、応答が必要なデー
タ伝送において、伝送エラーがあった場合に再送信する
無線端末の通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、応答が必要なデータ通信制御方法
においては、通信エラーが発生した場合でも、データ受
信の際に通信エラーが発生したことが判明したときに、
相手側に情報フレームの再送を促すというエラー訂正制
御により、データ通信の伝送が保証されるようにしてい
る。また、特開平11−69455号公報に示されるよ
うに、データ再送制御の発生頻度から、無線端末の使用
者に対して通信品質を知らせる方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線端末によるデータ通信においては、無線端末と
基地局間の無線伝送路上だけでなく、基地局と無線端末
が接続しようとしている通信相手先との間の公衆回線上
の伝送品質や回線の混雑の影響などにより、データの再
送制御を頻繁に行わなければならないような状態の中
で、通信を継続しなければならない場合があり、そのよ
うなときは、端末の使用者が要求しているデータ通信を
完了するまでの時間が長引き、更には、データの再送制
御を繰り返した結果、全てのデータ通信を完了する前に
通信に失敗してしまう可能性があるという問題があっ
た。
【0004】また、無線端末と基地局との無線区間以外
の伝送路上でデータの再送制御が頻繁に発生するような
場合には、データの再送制御を行っている間、その伝送
路を不要に占有してしまうため、通信リソースを効率的
に使用することが出来ない。その上、端末の使用者にと
っては、データ通信が失敗してしまうにも関わらず不要
な課金も支払わなければならないことになる。また、端
末の使用者にとっては、通信品質が悪いことが分かった
としても、通信を実施する場所を移動するとか、再度同
じ操作を繰り返して行わなければならず、対応が面倒で
あるという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、通信に失敗する可能性があるデータ
通信を抑制してデータ通信の効率を高める無線端末の通
信制御方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における無線端末
の通信制御方法は、データ通信における情報フレームの
伝送エラーにより再送した情報フレームの再送回数を第
1の所定の時間を監視し、前記第1の所定の時間内に発
生した情報フレームの再送回数が第1の所定の回数以下
の場合には通信状態が安定であると判断して情報フレー
ムの伝送を継続し、前記第1の所定の時間内に発生した
情報フレームの再送回数が前記第1の所定の回数を上回
った場合には通信状態が不安定であると判断して情報フ
レームの伝送を抑制する各工程からなるという構成を有
している。この構成により、無線端末と通信相手先との
間の伝送路上において伝送エラーが発生したときに行わ
れる情報フレームの再送制御が頻繁に発生するような通
信状態にある場合には、情報フレームの伝送を抑制する
ことができる。
【0007】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記第1の所定の時間内に発生した情報フレームの
再送回数が前記第1の所定の回数を上回ったことにより
通信状態が不安定であると判断された場合でも、第2の
所定の時間経過後に、情報フレームの伝送を再開する工
程を有するという構成を有している。この構成により、
一時的に通信状態が不安定であった場合であっても、時
間を置いて効率的にデータ伝送を行うことが出来る。
【0008】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記通信状態が不安定であると判断され情報フレー
ムの伝送が抑制されている状態において、通信相手先に
対し伝送しようとする情報フレームかまたは伝送しよう
とする情報フレームとは無関係な情報フレームのうち少
なくとも1つの情報フレームを送信した結果、送信した
情報フレームに対する応答フレームを正常に受信した場
合、または通信相手先から情報フレームかまたは情報フ
レームとは無関係なデータフレームのうち少なくとも1
つのフレームが正常に受信できた場合には、通信状態が
安定したと判断するという構成を有している。この構成
により、所定の時間経過を待つこと無く、他の手段で通
信状態を判断することが出来る。
【0009】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記第1の所定の時間内に発生した情報フレームの
再送回数が前記第1の所定の回数を上回り、通信状態が
不安定であると判断された場合、情報フレームの伝送を
抑制することを、音、表示、照明および振動のうち、少
なくとも1つの手段を用いて無線端末の使用者に認知さ
せる工程を有するという構成を有している。この構成に
より、無線端末の使用者が、通信品質が悪いことを認識
し、通信を実施する場所を移動するなどの対応により、
より安定した通信状態を得ることが出来る。
【0010】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記情報フレームの伝送を抑制することを無線端末
の使用者に認知させたときに、キー、音声および振動の
うち少なくとも1つの手段を用いて無線端末に対し情報
フレームの伝送再開を入力することにより、通信状態の
如何に関わらず情報フレームの伝送を開始する工程を有
するという構成を有している。この構成により、端末の
使用者の意志でデータ伝送を継続するか否かを選択する
ことが出来るだけでなく、データ伝送を行うために接続
している通信相手先を変更してデータ伝送を行うことも
可能となる。
【0011】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記通信状態が不安定であると判断された場合、通
信相手先との論理回線および物理回線のうち、少なくと
も一方の回線を切断する工程を有するという構成を有し
ている。この構成により、無線伝送路だけを確保したま
ま、通信相手先を変更することが可能となり、また、物
理回線を切断した場合は、公衆伝送路の不要な占有を抑
制することが可能となる。
【0012】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記通信相手先との論理回線および物理回線のう
ち、少なくとも一方の回線を切断した場合、前記回線切
断から第3の所定の時間経過したときに、前記切断した
回線を再接続し、情報フレームの伝送を再開する工程を
有するという構成を有している。この構成により、無線
端末と通信相手先との間の伝送路上における不要な接続
時間を短縮することが出来るため、伝送路に使用される
リソースを効率的に使用することが可能となり、また、
データ伝送が成功する可能性を向上させることが可能と
なるほか、端末の使用者にとっては不要な通信費を削減
する効果が期待出来る。
【0013】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記切断した回線を再接続し、情報フレームの伝送
を再開したときに、音、表示、照明および振動のうち少
なくとも1つの手段を用いて無線端末の使用者に認知さ
せる工程を有するという構成を有している。この構成に
より、端末の使用者が必要以上に端末の状態を監視して
いる必要が無くなり、データの伝送結果が認識出来たと
きに、再度データ伝送を試みるか否かの対応を行うこと
が可能となる。
【0014】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記切断した回線を再接続し、情報フレームの伝送
を再開する工程において、再接続を行うための接続リト
ライを第2の所定の回数繰り返すという構成を有してい
る。この構成により、データの伝送中に何度もデータ伝
送に失敗してしまうような場合であっても、端末の使用
者が操作を行うことなく、自動的にデータ伝送を繰り返
して行うことが出来るため、全てのデータ伝送を成功さ
せることが可能となる。
【0015】本発明における無線端末の通信制御方法
は、前記切断した回線を再接続し、情報フレームの伝送
を再開する工程において、再接続を行うための接続リト
ライによる情報フレームの伝送を第2の所定の回数を下
回る回数で成功したときは、前記切断した回線を再接続
するという構成を有している。この構成により、無駄な
データ伝送の繰り返しを防ぐことが可能となり、効率的
なデータ伝送を行いながら、全てのデータ伝送を成功さ
せることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図3に基づき、
本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。まず、図
1のブロック図を参照して、本発明の第1の実施の形態
における通信制御方法を実施するための無線端末の構成
を説明する。図1において、無線端末1は、データを送
信する手段としてのRF送信部2と、データを受信する
手段としてのRF受信部3と、基地局との間の送受信信
号を処理する処理手段としての信号処理部4と、内部に
メモリーを保有し(外部であってもよい)、無線端末1
の通信状態を判定し、情報フレームの伝送を制御する手
段としてのCPU5と、データ送信が停止していること
を使用者に知らしめる手段としての表示部6と、無線端
末1の使用者からのデータ送信要求を監視する入力部7
とにより構成される。
【0017】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における通信制御方法を実施する無線端末の動
作について説明する。通信手順に従い、無線端末1が通
信相手先との間の有線および無線による物理回線および
論理回線が接続され、情報フレームのデータ伝送が可能
な状態となると、CPU5は、CPU内部のメモリーに
送信データおよび出力番号を格納し、データを再送する
毎にカウントするデータの再送カウンタを0で初期化し
た後、経過時間中の情報フレームの再送回数を監視する
監視時間(T1)の計測を開始し、信号処理部4に対し
送信する情報フレームを出力する。信号処理部4は、C
PU5から情報フレームが入力されると、送信データに
加工した後、RF送信部2に出力することによって情報
フレームの送信を実行する。
【0018】一方、RF受信部3は、基地局から送信さ
れたデータを受信すると、信号処理部4に対して受信し
たデータを出力する。信号処理部4は、RF受信部3か
ら入力した受信データを調べ、受信エラーが発生したこ
とを認識した場合は、CPU5に対して受信エラー発生
の信号を出力し、また受信エラーが発生しなかった場合
は、受信した情報フレームをCPU5に出力する。CP
U5は、信号処理部4から入力した受信エラー発生信号
を検出すると、内部に保持しておいた出力番号の送信デ
ータに対する応答データが受信出来なかったと判断し、
CPU内部のデータの再送カウンタを1増加させた後、
CPU内部のメモリーに保持しておいた出力番号の送信
データと同じ送信データを信号処理部4に出力すること
によってデータの再送を実行する。
【0019】以上、情報フレームの再送を行う要因とし
て、受信データに受信エラーが発生した場合について説
明したが、情報フレームを再送する要因としては、送信
した情報フレームに対する応答フレームが所定の時間内
に受信出来なかった場合についても同様である。また、
CPU内部のメモリーに保持しているデータの再送カウ
ンタを1増加する条件としては、フレームの再送が1回
行われるたびに1増加する場合について説明したが、再
送カウンタのカウント数を、再送が発生したフレーム数
とする場合であっても、同様の効果が得られる。また、
CPU5は、信号処理部4から受信データが入力された
ときに、CPU内部のメモリーに保持されている出力番
号のデータに対する応答であると判断した場合には、次
の送信データおよび出力番号をCPU内部のメモリーに
格納し、その送信データを信号処理部4に出力する。
【0020】次に、CPU5がデータの再送回数(N)
を監視する監視時間(T1:第1の所定の時間)が経過
したことを検知すると、CPU内部のメモリーに保持し
ている再送カウンタを調べ、予め決められたデータの再
送回数(N:第1の所定の回数)を下回っている場合
は、通信状態が安定していると判断し、CPU内部のメ
モリーに保持している再送カウンタを0で初期化した
後、データの再送回数(N)の監視時間(T1)の計測
を再び開始する。
【0021】上記で、データの再送回数(N)を監視す
る監視時間(T1)が経過したことを検知したときに、
CPU内部のメモリーの再送カウンタが、予め決められ
た再送回数(N)を上回っていた場合には、CPU5は
そのときの通信状態が不安定であると判断し、信号処理
部4に対し情報フレームの送信を停止する信号を出力す
るとともに、表示部6に対し情報フレームの伝送を抑制
することを表示させる信号を出力して、情報フレームの
伝送を抑制する伝送抑制時間(T2:第2の所定の時
間)の計測を開始する。ここでは、データ伝送が抑制さ
れている状態を無線端末1の使用者に知らせる手段とし
て表示部6を用いて説明したが、これは、LEDなどの
照明、バイブレータ等の振動、ブザー等の音を用いても
同様に無線端末1の使用者に知らせることが可能であ
る。
【0022】次に、情報フレームの伝送が抑制されてい
る状態において、CPU5が情報フレームの伝送を抑制
する伝送抑制時間(T2)が経過したことを検知する
と、CPU5は信号処理部4に対してCPU内部のメモ
リーに保持されている情報フレームを出力し、表示部6
に対しデータ伝送の抑制状態が解除された旨の信号を出
力し、CPU内部のメモリに保持されている送信データ
の再送カウンタを0で初期化して、再度情報フレームの
伝送を開始する。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態における
通信制御方法を実施する無線端末の動作について説明す
る。無線端末1による情報フレームの伝送が可能な状態
になり、情報フレームを伝送している最中に、CPU5
が情報フレームの再送回数の監視時間(T1)が経過し
たことを検知すると、CPU5はCPU内部のメモリー
に保持している再送カウンタを調べ、予め決められた再
送回数(N)を上回っていると判断した場合は通信状態
が不安定であると判断して、表示部6に対し情報フレー
ムの伝送を継続するか否かを無線端末1の使用者に問い
合わせる信号を出力する。表示部6には、情報フレーム
の伝送を継続するかまたは終了するかの何れかをキー入
力によって選択するよう表示する。
【0024】ここでは、無線端末1の使用者に情報フレ
ームの継続または終了を選択させる場合について説明し
たが、情報フレームの継続を選択する場合に、通信相手
先を変更して継続させるようにしてもよい。また、無線
端末1の使用者が情報フレームの伝送を継続するか否か
を選択する方法として、キー入力を用いて説明したが、
音声等の音または振動等の手段を用いてもよい。
【0025】無線端末1の使用者が、情報フレームの伝
送の継続、または終了の何れかを指定するキーを入力す
ると、入力部7はそのキー入力を検知して、情報フレー
ムの伝送の継続または終了の何れかを指示する信号をC
PU5に出力する。ここで、CPU5は入力部7からの
入力信号により、無線端末1の使用者が情報フレームの
伝送の継続を選択したと判断した場合は、表示部6に対
し情報フレームの伝送の継続または終了の何れかの選択
を促す表示を解除する信号を出力して表示を停止する。
すなわち、ここで、データ送信の自動抑制制御は解除さ
れたことになるので、以降、データの再送回数を監視す
る監視時間(T1)の計測は取り止める。
【0026】また、CPU5が、入力部7からの入力信
号により、無線端末1の使用者が情報フレームの伝送の
終了を選択したと判断した場合は、表示部6に対して情
報フレームの伝送の継続または終了の何れかの選択を促
す表示を解除する信号を出力して表示を停止する。そし
て、通信相手先との論理回線、および物理回線を切断す
る手順を実行する信号を信号処理部4に出力する。尚、
ここでは、情報フレームの伝送を終了する場合の制御と
して、通信相手先との論理回線および物理回線の双方の
切断を行う場合について説明したが、論理回線のみを切
断するようにしてもよい。
【0027】次に、信号処理部4は通信相手先との論理
回線または基地局間との回線切断手順を実行した後、切
断が完了したと判断すると、CPU5に対して切断が完
了したことを指示する信号を出力する。CPU5は、切
断完了の信号を検出すると、CPU内部のメモリーに保
持され、接続をリトライする毎にカウントする接続リト
ライカウンタを0で初期化した後、時間経過により通信
相手先との再接続を行うための接続リトライ時間(T
3:第3の所定の時間)の計測を開始する。すなわち、
ここで回線を切断すると、接続リトライ時間が経過して
回線を再接続するまでの間、回線を1時切断することに
なる。
【0028】CPU5は、通信先との再接続を行うため
の接続リトライ時間(T3)が経過したことを検知する
と、信号処理部4に対し、再接続を指示する信号を出力
することにより、無線端末1と通信相手先との物理回線
および論理回線の接続を実行する。すなわち、信号処理
部4は、再接続の信号を検知すると、無線端末1と通信
相手先との間の物理回線が接続されていなかった場合に
は物理回線、および論理回線の接続を行うための手順を
実行する。また、無線端末1と通信相手先との物理回線
が接続されている場合には、通信相手先との論理回線の
接続手順を実行する。
【0029】信号処理部4は、無線端末1と通信相手先
との間の物理回線および論理回線が接続されたと判断す
ると、CPU5に対して物理回線と論理回線の接続完了
を指示する信号を出力する。CPU5は、信号処理部4
からの入力信号により物理回線と論理回線の接続が完了
したことを検知すると、信号処理部4に対して伝送が完
了していない情報フレームを出力し、出力番号をCPU
内部のメモリーに格納し、データの再送回数カウンタを
0で初期化し、接続リトライカウンタを1増加した後、
データの再送回数(N)を監視するための監視時間(T
1)の計測を開始する。
【0030】ここで、基地局から通信相手先から送信さ
れたデータを受信すると、RF受信部3は信号処理部4
に対して受信データを出力する。信号処理部4では、受
信データにエラーがあると判断した場合、CPU5に対
して受信エラー発生信号を出力し、受信データにエラー
が無いと判断した場合は、CPU5に対して受信した情
報フレームを出力する。
【0031】CPU5は、受信エラー発生信号を検知し
た場合、もしくは信号処理部4から入力された情報フレ
ームが、CPU内部のメモリーに保持している出力番号
のデータに対応する応答データでないと判断した場合、
データ再送カウンタを1増加し、CPU内部のメモリー
に保持しているデータの出力番号に対応する送信データ
を信号処理部4に出力することによってデータの再送を
行う。
【0032】ここでは、情報フレームの再送を行う条件
として、受信したデータにエラーが発生した場合につい
て説明したが、送信した情報フレームに対する応答フレ
ームが所定の時間内に受信出来なかった場合であっても
よい。また、データ再送カウンタを1増加する条件とし
て、再送を行うごとに1増加する場合について説明した
が、データ再送カウンタのカウント数を再送したフレー
ム数とした場合であっても同様の効果が得られる。
【0033】また、CPU5は、信号処理部4から入力
した受信情報フレームが、CPU内部のメモリーに保持
されている出力番号のデータに対する応答であると判断
した場合において、伝送が終了していない情報フレーム
が残っている場合は、次の情報フレームを信号処理部4
に出力し、情報フレームが残っていない場合には、情報
フレームの伝送が完了したと判断して、信号処理部4に
対し通信相手先との論理回線および物理回線を切断す
る。
【0034】信号処理部4は、CPU5から通信相手先
との論理回線および物理回線の切断を指示する信号を検
知すると、通信相手先との切断手順を実行して、切断が
完了したと判断すると、CPU5に対して切断完了を指
示する信号を出力する。CPU5は、切断完了の信号を
検知すると、表示部6に対し、情報フレームの伝送の成
功を表示する信号を出力し、無線端末1の使用者に対し
て情報フレームの伝送が完了したことを表示して示す。
【0035】ここでは、情報フレームの伝送が成功した
ことを示す手段として、表示部6を用いて説明したが、
LED等の照明、バイブレータ等の振動、ブザー等の音
によっても同様に情報フレームの伝送が成功したことを
使用者に知らせることが可能である。
【0036】また、CPU5は、情報フレームの伝送中
にデータ再送回数を監視するための監視時間(T1)が
経過したことを検知すると、CPU内部のメモリーに保
持しているデータ再送カウンタを参照し、データ再送の
カウント数が予め決められた再送回数(N)を下回る場
合は通信状態が安定していると判断して、CPU内部の
メモリーに保持しているデータ再送カウンタを0で初期
化し、情報フレームの伝送を継続する。
【0037】しかし、CPU5が、CPU内部のメモリ
ーに保持しているデータ再送カウンタのデータ再送のカ
ウント数が予め決められたデータ再送回数(N)を上回
る場合は通信状態が不安定であると判断し、無線端末1
と通信相手先との論理回線、または論理回線と物理回線
を切断するため、信号処理部4に対して切断の信号を出
力する。
【0038】信号処理部4は、CPU5からの切断を指
示する信号を検知すると、通信相手先との論理回線、ま
たは、論理回線と物理回線の切断手順を実行し、切断が
完了したと判断すると、CPU5に対して切断(伝送抑
制時間中切断)完了の信号を出力する。
【0039】CPU5では、切断完了の信号を検知する
と、CPU内部のメモリーに保持している接続リトライ
カウンタを参照し、予め決められた接続リトライ回数
(N2:第2の所定の回数)を下回った場合、データ伝
送を抑制する伝送抑制時間(T2)の計測を開始し、回
線を切断した状態で次の接続リトライを待つ。また、C
PU内部のメモリーに保持されている接続リトライカウ
ンタのカウント数が予め決められた接続リトライ回数
(N2)を上回った場合には、以降のデータ接続リトラ
イ制御を取りやめて通信処理を終了する。
【0040】次に、図2のフローチャートを参照して、
本発明の第1の実施の形態における通信制御方法の手順
を詳細に説明する。無線端末1が通信相手先との物理回
線および論理回線の接続が完了し、情報フレームの送受
信が可能になると、本発明の第1の実施の形態における
通信制御を開始する。
【0041】まず、ステップS001において、CPU
5は、データの再送回数(N)をカウントするためのデ
ータ再送カウンタを0で初期化する。ステップS002
において、データの再送回数(N)を監視するため、予
め決められたデータ再送回数(N)の監視時間(T1)
の計測を開始する。
【0042】ステップS003において、CPU5は、
送信しようとする情報フレームをCPU内部のメモリー
に保存する。ステップS004において、CPU5は、
送信しようとする情報フレームに対応する出力番号をC
PU内部のメモリーに保存する。
【0043】ステップS005において、CPU5は、
送信しようとする情報フレームのデータを信号処理部4
に対して出力する。信号処理部4は、CPU5から情報
フレームが入力されると、RF送信部2に対して送信デ
ータを出力することによって情報フレームの送信を開始
する。
【0044】ステップS006において、CPU5は、
データ再送回数(N)の監視時間(T1)が経過したか
どうかを判定する。データ再送回数(N)の監視時間
(T1)が、経過していないと判断すると、ステップS
007に進み、基地局よりデータを受信したかどうかを
調べる。また、データ再送回数(N)の監視時間(T
1)が経過したと判断した場合は、データ再送カウンタ
を調べるため、ステップS011に進む。
【0045】ステップS007において、信号処理部4
は、RF受信部3から受信データの入力があったかどう
かを調べ、受信データの入力が無かった場合は、ステッ
プS006に戻り、データ再送回数の監視時間(T1)
が経過するまで、基地局からのデータ受信の監視を続
け、受信データの入力があった場合はステップS008
に進む。
【0046】ステップS008において、信号処理部4
は、RF受信部3から入力されたデータを調べ、受信デ
ータにエラーがあった場合は、CPU5に対して受信エ
ラー発生信号を出力し、ステップS012に進む。ま
た、受信エラーが無かった場合は、CPU5に対して受
信データを出力し、ステップS009に進む。
【0047】ステップS009において、CPU5は、
信号処理部4から入力された受信データがCPU内部の
メモリーに保持しているデータ出力番号のフレームに対
応する応答であると判断した場合は、ステップS010
に進む。また、データ出力番号のフレームに対応する応
答でないと判断した場合は、ステップS012に進む。
【0048】ステップS010において、CPU5は、
CPU内部のメモリーに保持しているデータ出力番号に
対応する情報フレームの伝送が成功したと判断し、送信
しようとする残りの情報フレームがある場合は、その情
報フレームを送信するため、ステップS003に進む。
また、送信しようとする残りの情報フレームが無い場合
は、処理を終了する。ステップS012において、CP
U5は、CPU内部のメモリーに保持しているデータ再
送カウンタの値を1増加し、情報フレームの再送を行う
ため、ステップS005に進む。
【0049】次に、図3のフローチャートを参照して、
本発明の第1の実施の形態におけるデータ再送カウンタ
チェックの処理手順を詳細に説明する。この処理手順
は、図2に示すデータ再送カウンタチェック処理(ステ
ップS011)を詳細に示すものである。図3のステッ
プS011において、CPU5は、まず、CPU内部の
メモリーに保持しているデータ再送カウンタを調べる。
【0050】ステップS0111において、CPU5
は、データ再送カウンタの値が、予め決められたデータ
再送回数(N)を下回る場合は、データ再送カウンタを
0で初期化するため、ステップS0117に進む。ま
た、データ再送カウンタの値が、予め決められたデータ
再送回数(N)を上回る場合は、情報フレームの伝送を
抑制するため、ステップS0112に進む。
【0051】ステップS0112において、CPU5
は、信号処理部4に対してデータ送信を停止する信号を
出力すると、無線端末1の使用者に情報フレームの伝送
を抑制中であることを知らせるため、ステップS011
3に進む。ステップS0113において、CPU5は、
表示部6に対して情報フレームの伝送を抑制中である情
報を表示する信号を出力する。表示部6は、CPU5か
らの入力信号を検知すると、情報フレームの伝送が抑制
中であることを示す表示を行う。
【0052】ステップS0114において、CPU5
は、データ伝送を抑制する伝送抑制時間(T2)の監視
を開始してステップS0115に進む。ステップS01
15において、CPU5は、データ伝送を抑制する伝送
抑制時間(T2)が経過したと判断すると、データ伝送
を再開するため、図2のステップS001に進む。ま
た、データ伝送を抑制する伝送抑制時間(T2)が経過
していない場合は、ステップS0115を繰り返す。
【0053】ステップS0117において、CPU5
は、通信状態が安定していると判断し、CPU内部のメ
モリーに保持しているデータ再送カウンタを0で初期化
する。ステップS0118において、CPU5は、再
度、データ再送回数の監視を開始するため、データ再送
回数(N)の監視時間(T1)の計測を開始して、図2
のステップS007に進む。
【0054】上記のように、本発明の第1の実施の形態
における無線端末1の通信制御方法によれば、無線端末
1と基地局間の無線伝送路において発生するデータのエ
ラーだけでなく、有線の伝送路を含めた、通信相手先と
の間に発生し得る伝送エラーが発生した場合において、
データ再送制御の発生回数を監視することにより、通信
状態を判定し、情報フレームの伝送が失敗する可能性が
高い場合は、不要なデータ伝送を抑制することができ
る。また、データ伝送を抑制した場合、特定の時間が経
過した後に再度データ伝送を試みる制御を行うことによ
って、一時的に伝送品質が劣化していた場合において
も、効率的にデータの伝送を行うことが可能となる。
【0055】また、本発明の第1の実施の形態におい
て、データ伝送が抑制されている状態において、再度デ
ータ伝送を試みる条件として、テストコマンド等の制御
フレーム、または、伝送しようとする情報フレームとは
無関係な情報フレームを送信した結果、それに対する応
答フレームを正常に受信出来たと判断した場合、または
通信相手先から情報フレームかまたは情報フレームとは
無関係なデータフレームのうち少なくとも1つのフレー
ムが正常に受信できた場合には、通信状態が安定したと
判断して、抑制していたデータ伝送を再開させるよう制
御することによって、より短時間で通信状態を判定する
ことができる。
【0056】また、本発明の第1の実施の形態におい
て、データ伝送が抑制された状態であることを無線端末
1の使用者に知らせることによって、無線端末1の使用
者が場所を移動するなどの対応を行うことができる。
【0057】次に、図4および図5のフローチャートを
参照して、本発明の第2の実施の形態における通信制御
方法の処理手順を詳細に説明する。本発明の第2の実施
の形態における通信制御方法の処理手順は、図2および
図3に示す第1の実施の形態における通信制御方法の処
理手順とは、データ再送カウンタチェックの処理手順に
おいて異なるものである。従って、図4に示すその他の
部分は図2に示すものと同様のため、説明を省略する。
【0058】以下、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態におけるデータ再送カウンタチェック処理の処
理手順を詳細に説明する。ステップS1111におい
て、CPU5は、CPU内部のメモリーに保持している
再送カウンタの値が、予め決められたデータ再送回数
(N)を下回る場合は、通信状態が安定していると判断
してステップS1122に進む。また、再送カウンタの
値が、予め決められたデータ再送回数(N)を上回る場
合は、通信状態が不安定であると判断し、ステップS1
112に進む。ステップS1122において、CPU5
は、通信状態が安定していると判断し、CPU内部のメ
モリーに保持しているデータ再送カウンタを0で初期化
して図4のステップS107に進む。
【0059】ステップS1112において、CPU5
は、信号処理部4に対してデータ伝送を停止する信号を
出力する。信号処理部4では、データ伝送を停止する信
号を検知すると、送信を行っている情報フレームの伝送
を停止する。ステップS1113において、CPU5
は、無線端末1の使用者にデータ伝送を継続するか否か
を問い合わせるため、表示部6に対してデータ伝送の継
続または終了の入力を促す信号を出力する。表示部6
は、CPU5からの入力信号を検知すると、無線端末1
の使用者に対してデータ伝送の継続または終了を促す表
示を行う。
【0060】ステップS1114において、入力部7
は、無線端末1の使用者のキー入力によるデータ伝送の
継続または終了の選択結果を検知すると、CPU5に対
して、データ伝送の継続または終了を指示する信号を出
力する。CPU5は、入力部7からの信号入力を検知す
ると、データ伝送の継続を検知した場合は、ステップS
1123に進み、また、データ伝送の終了を検知した場
合は、ステップS1115に進む。
【0061】ステップS1115において、CPU5
は、信号処理部4に対して、通信相手先との論理回線の
切断を指示する信号を出力する。信号処理部4は、CP
U5から論理回線の切断を指示する信号を検知すると、
通信相手先との論理回線の切断手順を実行する。信号処
理部4が、通信相手先との論理回線が切断されたと判断
すると、ステップS1116に進む。
【0062】ステップS1116において、信号処理部
4は、通信相手先との物理回線の切断手順を実行し、切
断が完了したことを検知すると、CPU5に対して物理
回線の切断が完了したことを指示する信号を出力し、デ
ータ伝送を終了する。ステップS1117において、C
PU5は、信号処理部4から通信相手先との物理回線の
切断が完了したことを指示する信号を検知すると、接続
リトライカウンタを1増加する。ステップS1118に
おいて、通信相手先とのデータ伝送を再び再開するため
の時間を計測する接続リトライ時間(T3)の計測を開
始する。
【0063】ステップS1119において、CPU5
は、接続リトライ時間(T3)を経過したかどうかを判
断し、経過していないと判断した場合は接続リトライ時
間中ステップS1119を繰り返す。しかし、経過した
と判断した場合は、通信相手先とのデータ伝送を再開す
るため、ステップS1120に進む。ステップS112
0において、CPU5は、信号処理部4に対して、通信
相手先との再接続を指示する信号を出力する。信号処理
部4は、CPU5より通信相手先との再接続を指示する
信号を検知すると、物理回線の接続手順を実行し、物理
回線の接続が完了したと判断すると、ステップS112
1に進む。
【0064】ステップS1121において、信号処理部
4は、通信相手先との論理回線の接続手順を実行し、論
理回線の接続が完了したと判断すると、CPU5に対し
て論理回線の接続が完了したことを指示する信号を出力
する。CPU5は、再度、データ伝送を行うため、図4
のステップS101に進む。ステップS1114におい
て、キー入力によりデータ伝送の継続を選択した場合は
ステップS1123に進み、CPU5は、現在の不安定
な通信状態に関わらずデータ伝送を実行するため、通常
のデータ伝送処理を行い、以降は、本発明の第1の実施
の形態および第2の実施の形態に示す通信制御方法を実
行しないで処理を進める。
【0065】上記のように、本発明の第2の実施の形態
における無線端末の通信制御方法によれば、通信状態が
不安定であると判断したときは、データ伝送を抑制する
ことを無線端末1の使用者に知らせることにより、無線
端末1の使用者の意志で、以降のデータ伝送を継続する
か終了するかの何れかを選択する事が可能となり、ま
た、必要であれば、現在の通信状態に関わらず、データ
伝送を継続させることが可能となる。
【0066】また、データ伝送を抑制する場合、通信相
手先との論理回線および物理回線を切断するよう制御す
ることによって、無線端末1の使用者にとっては、物理
回線および論理回線の接続に課せられる不要な費用を削
減し、かつ無線端末1の消費電力を削減することも可能
となる。
【0067】尚、第2の実施の形態では、通信状態が不
安定であると判断した場合、無線端末1の使用者にデー
タ伝送を継続するか否かを問い合わせる手段として表示
を用いる場合を説明したが、本発明は、音声等の音、L
ED等の照明、バイブレータなどの振動を用いても同様
な効果が得られる。また、無線端末1の使用者がデータ
伝送を継続するか否かを選択する手段として、キー入力
を用いた場合を説明したが、音声等の音、振動を用いる
場合であっても同様な効果が得られる。
【0068】また、通信状態が不安定と判断し、通信相
手先との論理回線および物理回線を切断した場合、予め
決められた所定の時間が経過した時に、再度、通信相手
先とのデータ伝送を再開させる制御を行うことにより、
データの伝送が失敗した場合であっても、再度データ伝
送を試みることによって、データ伝送が成功する可能性
を向上させることが可能となる。
【0069】また、自動的に通信相手先との再接続、お
よびデータ伝送を行った結果を表示を用いて無線端末1
の使用者に知らせる制御を行うようにした場合には、無
線端末1の使用者が、データ伝送を繰り返している間、
無線端末1を監視する必要がなく、データ伝送の完了、
または、失敗した場合の対応を行うことを可能とする。
尚、ここで、無線端末1の使用者に対して再度データ伝
送を行った結果を知らせる手段として、表示を用いた場
合を説明したが、音声等の音、LED等の照明、バイブ
レータ等の振動を用いた場合でも同様の効果が得られ
る。
【0070】また、自動的に通信先との再接続、および
データ伝送を行う回数を予め決められた回数繰り返すよ
うな制御を行った場合には、大量のデータを伝送しよう
として失敗した場合であっても、繰り返してデータ伝送
を試みるため、無線端末1の使用者が操作することな
く、全てのデータの伝送を完了させることが出来る。
【0071】更に、自動的にデータ伝送を繰り返してい
る場合において、予め決められた再接続の回数に満たな
い回数で、全てのデータ伝送が完了した場合は、予め決
められた再接続の回数を破棄することによって、不要な
データ伝送を抑制し、効率的にデータ伝送を行うことが
出来る。
【0072】また、データの再送回数(N)、接続リト
ライ回数(N2)、データの再送回数の監視時間(T
1)、情報フレームの伝送抑制時間(T2)および接続
リトライ時間(T3)等は、任意に設定および変更する
ことができる。更に、以上のような通信制御方法を実施
することにより、データ伝送が成功する可能性のある場
合にのみ通信を行うことが出来るため、端末の電力消費
を削減出来る効果も期待出来る。
【0073】
【発明の効果】本発明における無線端末の通信制御方法
は、上記のように構成され、特にデータ通信において伝
送される情報フレームの再送制御が行われる頻度から通
信状態を判定し、通信が失敗する可能性が高いと判断さ
れた場合には、データ伝送を抑制するようにしたことに
より、失敗する可能性が高い通信を行わずに、効率的な
データ伝送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における通信制御方
法を実施する無線端末の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における通信制御方
法の処理手順を示すフローチャート、
【図3】本発明の第1の実施の形態における通信制御方
法のデータ再送カウンタチェック処理手順を示すフロー
チャート、
【図4】本発明の第2の実施の形態における通信制御方
法の処理手順を示すフローチャート、
【図5】本発明の第2の実施の形態における通信制御方
法のデータ再送カウンタチェック処理手順を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 無線端末 2 RF送信部 3 RF受信部 4 信号処理部 5 CPU 6 表示部 7 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/02 H04L 13/00 301B Fターム(参考) 5K014 AA01 DA03 EA08 FA03 FA09 FA13 5K034 AA02 AA05 AA07 AA15 AA17 DD02 EE03 FF01 FF02 HH06 KK27 LL04 MM03 QQ08 TT01 5K067 AA13 AA33 DD30 DD43 DD46 EE02 EE25 FF16 FF23 FF24 FF25 FF28 GG01 GG07 GG22 HH22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ通信における情報フレームの伝送エ
    ラーにより再送した情報フレームの再送回数を第1の所
    定の時間を監視し、前記第1の所定の時間内に発生した
    情報フレームの再送回数が第1の所定の回数以下の場合
    には通信状態が安定であると判断して情報フレームの伝
    送を継続し、前記第1の所定の時間内に発生した情報フ
    レームの再送回数が前記第1の所定の回数を上回った場
    合には通信状態が不安定であると判断して情報フレーム
    の伝送を抑制する各工程からなることを特徴とする無線
    端末の通信制御方法。
  2. 【請求項2】前記第1の所定の時間内に発生した情報フ
    レームの再送回数が前記第1の所定の回数を上回ったこ
    とにより通信状態が不安定であると判断された場合で
    も、第2の所定の時間経過後に、情報フレームの伝送を
    再開する工程を有することを特徴とする請求項1記載の
    無線端末の通信制御方法。
  3. 【請求項3】前記通信状態が不安定であると判断され情
    報フレームの伝送が抑制されている状態において、通信
    相手先に対し伝送しようとする情報フレームかまたは伝
    送しようとする情報フレームとは無関係な情報フレーム
    のうち少なくとも1つの情報フレームを送信した結果、
    送信した情報フレームに対する応答フレームを正常に受
    信した場合、または通信相手先から情報フレームかまた
    は情報フレームとは無関係なデータフレームのうち少な
    くとも1つのフレームが正常に受信できた場合には、通
    信状態が安定したと判断することを特徴とする請求項1
    記載の無線端末の通信制御方法。
  4. 【請求項4】前記第1の所定の時間内に発生した情報フ
    レームの再送回数が前記第1の所定の回数を上回り、通
    信状態が不安定であると判断された場合、情報フレーム
    の伝送を抑制することを、音、表示、照明および振動の
    うち、少なくとも1つの手段を用いて無線端末の使用者
    に認知させる工程を有することを特徴とする請求項1記
    載の無線端末の通信制御方法。
  5. 【請求項5】前記情報フレームの伝送を抑制することを
    無線端末の使用者に認知させたときに、キー、音声およ
    び振動のうち少なくとも1つの手段を用いて無線端末に
    対し情報フレームの伝送再開を入力することにより、通
    信状態の如何に関わらず情報フレームの伝送を開始する
    工程を有することを特徴とする請求項4記載の無線端末
    の通信制御方法。
  6. 【請求項6】前記通信状態が不安定であると判断された
    場合、通信相手先との論理回線および物理回線のうち、
    少なくとも一方の回線を切断する工程を有することを特
    徴とする請求項1記載の無線端末の通信制御方法。
  7. 【請求項7】前記通信相手先との論理回線および物理回
    線のうち、少なくとも一方の回線を切断した場合、前記
    回線切断から第3の所定の時間経過したときに、前記切
    断した回線を再接続し、情報フレームの伝送を再開する
    工程を有することを特徴とする請求項6記載の無線端末
    の通信制御方法。
  8. 【請求項8】前記切断した回線を再接続し、情報フレー
    ムの伝送を再開したときに、音、表示、照明および振動
    のうち少なくとも1つの手段を用いて無線端末の使用者
    に認知させる工程を有することを特徴とする請求項7記
    載の無線端末の通信制御方法。
  9. 【請求項9】前記切断した回線を再接続し、情報フレー
    ムの伝送を再開する工程において、再接続を行うための
    接続リトライを第2の所定の回数繰り返すことを特徴と
    する請求項7記載の無線端末の通信制御方法。
  10. 【請求項10】前記切断した回線を再接続し、情報フレ
    ームの伝送を再開する工程において、再接続を行うため
    の接続リトライによる情報フレームの伝送を第2の所定
    の回数を下回る回数で成功したときは、前記切断した回
    線を再接続することを特徴とする請求項9記載の無線端
    末の通信制御方法。
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