JP4320964B2 - 通報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆回線を介してセンター装置への通報を行う通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、緊急通報システムにおける通報装置101〜104は、図5に示すように、通話相手となる複数種のセンター装置S1〜S3との間が公衆回線Lを介して接続されて、それらのセンター装置との間でその種別毎に異なる所定の通報動作により通報するようになっている。こうした複数のセンター装置は、以下に説明するように、第1種、第2種及び、第3種に凡そ層別される。
【0003】
まず、第1種のセンター装置S1としては、トーン送信に必要なトーン送信部を備え、通報装置からの着信に対する応答後、サービス受付確認用トーンを送出し、通報内容に従ったサービスを完了後、サービス完了確認用トーンを送出することにより、通報サイクルを完了するといった、緊急通報システムの通報サイクル機能の全てをサポートするセンター装置である。
【0004】
次に、第2種のセンター装置S2としては、トーン送信に必要なトーン送信部を備え、通報装置からの着信に対する応答後、サービス受付確認用トーンを送出することにより、通報サイクルを完了するといった、緊急通報システムの通報サイクル機能の一部をサポートするセンター装置である。
【0005】
更に、第3種のセンター装置S3としては、トーン送信に必要なトーン送信部を有さず、通報装置からの着信に応答することにより、通報サイクルを完了するといった、緊急通報システムの通報サイクル機能の一部をサポートするセンター装置である。
【0006】
そこで、上述したセンター装置と通報装置との通報動作について、すなわち、第1種のセンター装置S1を通報先とする第1の通報装置101、第2種のセンター装置S2を通報先とする第2の通報装置102及び、第3種のセンター装置S3を通報先とする第3の通報装置103における通報動作について、以下それぞれ説明する。
【0007】
まず、第1の通報装置101は、このセンター装置S1に対応して通報動作を行うことのできるソフトウエアを予め搭載する。すなわち、図6に示すように、第1の通報装置101は、所定の通報動作の始まりとして、第1種のセンター装置S1に対して、通報開始信号を送信した後に、第1種のセンター装置S1からの応答信号の検出を開始するとともに、応答信号の待ち時間を測定する第1のタイマの動作を開始する。
【0008】
そして、この第1の通報装置101は、第1のタイマの満了前に、応答信号を検出した場合に、第1のタイマの動作停止後に、第1種のセンター装置S1からのサービス受付確認用トーンの検出を開始するとともに、サービス受付確認用トーンの待ち時間を測定する第2のタイマの動作を開始する。この時第1種のセンター装置S1は、サービスの受け付けが可能な状態であれば、サービス受付確認用トーンを送出することになる。この第1の通報装置101は、第2のタイマの満了前に、サービス受付確認用トーンを検出した場合に、第1種のセンター装置S1との間で、通話サービスが可能となる。次に、第1種のセンター装置S1は、センタ側要員との通話等サービスを提供し、センタ側要員が通話内容等に基づいた処置を完了した時点で、サービス完了確認用トーンを送出することになる。通報装置101は、この第1種のセンター装置S1の送信したサービス完了確認用トーンを検出することにより、通報開始信号の送信に始まる一連の動作が完了したことを認識し、以後の通信の切断を正常切断と判断することでもって、所定の通報動作を終了する。
【0009】
また、この第1の通報装置101は、サービス完了確認用トーンの検出前に通信の切断がなされた場合、第1のタイマ又は第2のタイマが満了した場合には、通報動作未完了(異常切断)として、通報開始信号の送信に始まる一連の動作を再開する。すなわち、リトライ動作を開始する。
【0010】
次に、第2の通報装置102は、センター装置S2に対応して通報動作を行うことのできる、上述した第1の通報装置101に搭載されたものとは異なるソフトウエアを予め搭載し、以下の所定の通報動作を行うようになっている。図7に示すように、第2の通報装置102は、所定の通報動作の始まりとして、第2種のセンター装置S2に対して、通報開始信号を送信した後に、第2種のセンター装置S2からの応答信号の検出を開始するとともに、応答信号の待ち時間を測定する第1のタイマの動作を開始する。
【0011】
そして、この第2の通報装置102は、第1のタイマの満了前に、応答信号を検出した場合に、第1のタイマの動作停止後に、第1種のセンター装置S1からのサービス受付確認用トーンの検出を開始するとともに、サービス受付確認用トーンの待ち時間を測定する第2のタイマの動作を開始する。この時第2種のセンター装置S2は、サービスの受け付けが可能な状態であれば、サービス受付確認用トーンを送出することになる。
この第2の通報装置102は、第2のタイマ満了前に、サービス受付確認用トーンを検出した場合に、第2種のセンター装置S2との間で、通話サービスが可能となるとともに、通報開始信号の送信に始まる一連の動作が完了したことを認識し、以後の通信の切断を正常切断と判断することでもって、所定の通報動作を終了する。
【0012】
また、この第2の通報装置102は、サービス完了確認用トーンの検出前に通信の切断がなされた場合、または第1のタイマ又は第2のタイマが満了した場合には、通報動作未完了(異常切断)として、通報開始信号の送信に始まる一連の動作を再開する。すなわち、リトライ動作を開始する。
【0013】
次に、第3の通報装置103は、上述した第1の通報装置101又は第2の通報装置102のいずれとも異なるソフトウエアを予め搭載し、以下の所定の通報動作を行うようになっている。図8に示すように、第1のタイマの満了前に、応答信号を検出した場合に、第3種のセンター装置S3との間で、通話サービスが可能となるとともに、通報開始信号の送信に始まる一連の動作が完了したことを認識し、以後の通信の切断を正常切断と判断することでもって、所定の通報動作を終了する。
【0014】
また、この第3の通報装置103は、第1のタイマが満了した場合には、通報動作未完了(異常切断)として、通報開始信号の送信に始まる一連の動作を再開する。すなわち、リトライ動作を開始する。
このように、上述した通報装置101〜103にあっては、通報相手となるセンター装置が異なる場合には、個々のセンター装置で必要とされる動作が異なるため、個々のセンター装置で必要とされる動作を行うソフトウエアを搭載しなくてはならず、通報装置として、汎用性が低いものとなっている。
【0015】
さらに、上述した通報装置101〜103のほか、通報相手を第1種のセンター装置S1乃至第3種のセンター装置S3のいずれかを選択する機能、または、通報開始信号の送信に始まる一連の動作所謂リトライ動作における通報先を次候補のセンター装置(たとえば、前回がセンター装置S1であったならば、今回は、センター装置S2)に変更する機能を有した第4の通報装置104は、その所定の通報動作をするために、上述した第1の通報装置101乃至第3の通報装置103がそれぞれ搭載したソフトウエアを全て搭載したものとなっている。
【0016】
しかし、この通報装置104においては、第1の通報装置101乃至第3の通報装置103が搭載しているソフトウェアをすべて搭載する必要があるため、プログラムを記憶させておく記憶装置の容量を大きく占有してしまうのみでなく、新しく通報先としてセンター装置を追加するときにも、そのセンター装置に対応したソフトウェアを改めて搭載する必要があり、汎用性の低い通報装置となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の点に着目してなされたもので、その目的とするところは、個々のセンター装置に対応して所定の通報動作を行うことのできる、唯一つのソフトウエアを搭載するだけですむ汎用性の高い通報装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、請求項1記載の通報装置は、通報相手となる複数種のセンター装置との間が公衆回線を介して接続され、各センター装置に対してその種別毎に異なる所定の通報動作を行う通報装置であって、センター装置が通報を受け付けたときに、当該センター装置がその受付確認として受付確認信号を返信するか否かを示す受付確認信号用パラメータを、センター装置ごとに予め設定可能な可変テーブルを有し、センター装置に対する通報動作時には、可変テーブル内の受付確認信号用パラメータの設定の有無を参照することにより、センター装置から返信される受付確認信号の検出を行うか否かを選択して通報動作を行う。
【0020】
請求項記載の通報装置は、請求項記載の通報装置において、前記センター装置との間の通報完了後に、通報相手である前記センター装置から通報完了を確認するために送信された完了確認信号を検出可能な通報装置であって、通報相手となる前記センター装置に対応した完了確認信号用パラメータを予め設定可能な可変テーブルを設け、その可変テーブルへの完了確認信号用パラメータの設定の有無を参照することにより、前記センター装置の種別に対応した前記通報動作として、完了確認信号の検出を実行するか否かを選択する構成にしている。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる第1の実施の形態の通報装置を図1乃至図3に基づいて以下に説明する。
この通報装置20は、図3に示すように、通話相手となる複数種のセンター装置(第1種のセンター装置S1乃至第3種のセンター装置S3)との間が公衆回線Lを介して接続されて、それらのセンター装置との間でその種別毎に異なる所定の通報動作により通報するようになっている。
【0022】
第1種のセンター装置S1乃至第3種のセンター装置については、既に、従来例にて説明しているので、ここでは省略する。
【0023】
初めに、図1に基づいて、この通報装置20の構成について説明する。1はCPUで、電源投入時の初期化処理、後述する回線制御部2の制御、後述する操作スイッチ7からの信号の監視、後述するトーン検出部6からのトーン検出情報の監視等、所定の通報動作に必要な手順処理を行う。2は回線制御部で、CPU1による制御に従って、公衆回線Lに対して、発信及び切断等の必要な処理を行う。3は通話用のマイク部である。4は通話用のスピーカ部である。5は音声処理部で、回線制御部2からの音声、回線制御部2への音声、マイク部3からの音声及びスピーカ部4への音声の音量調整等を行う。
【0024】
6はトーン検出部で、センター装置S1,S2,S3からのトーン信号を、回線制御部2及び音声処理部5を介して検出し、後述するCPU1にトーン検出情報を入力する。7は操作スイッチで、CPU1に対して、通報動作を開始させるトリガを入力する。8は可変テーブル設定用インターフェース部で、可変テーブル設定用専用治具(図示せず)により、後述する可変テーブルの設定及び変更を行うものである。9は電源部で、本通報装置20の各部に必要な電力を供給する。
【0025】
10はROMで、CPU1が動作するために必要なプログラム10a及び固定テーブル10bを格納する。11はFROMで、可変テーブル11を格納する。このFROM11に対し、可変テーブル設定用専用治具を用いて、可変テーブル設定用インターフェース部8を介して書き込むものである。また、可変テーブル11は、例えば、第1種のセンター送致S1との間で通報動作をする場合においは、下記表1に示すように、通報相手に付与された電話番号(XXX・・・・・XXX)に対応した形式で、受付確認用パラメータとしてのサービス受付確認用トーン番号(YYY・・・・・YYY)が設定されるとともに、完了確認用パラメータとしてのサービス完了確認用トーン番号(ZZZ・・・・・ZZZ)が設定されている。なお、Xは0〜9、Y及びZは、0〜12,*,#,A〜Dのいずれかである。12はRAMで、CPU1がワーク領域として使用するものである。
【0026】
【表1】
Figure 0004320964
【0027】
次に、図2に基づいて、本通報装置の動作について説明する。ここでは、通報先のセンター装置として、第1種のセンター装置S1すなわち、通報動作に必要な全ての機能をサポートした、センター装置を想定するものである。
また、可変テーブル11には上述した表1に示すように、サービス受付確認用トーン番号及び、サービス完了確認用トーン番号が設定されている。
本通報装置20は、所定の通報動作の始まりとして、ユーザーが本通報装置20の操作スイッチ7を押圧操作したことをトリガとすることにより、上述したように、可変テーブル設定用専用治具により、予め可変テーブル11に設定された通報相手である第1種のセンター装置S1の電話番号に対して発信し、言い換えれば、通報開始信号を送信し、その通報開始信号の送信後に、第1種のセンター装置S1からの応答信号の検出を開始するとともに、応答信号の待ち時間を測定する第1のタイマ(図示せず)の動作を開始する。
【0028】
そして、この通報装置20は、第1のタイマの満了前に、応答信号を検出した場合に、第1のタイマの動作を停止し、その第1のタイマの動作停止後に、可変テーブル11中の受付確認用パラメータの設定領域を参照する。その参照の結果、受付確認用パラメータが設定されていることを確認したことでもって、第1種のセンター装置S1からのサービス受付確認用トーンの検出を開始するとともに、サービス受付確認用トーンの待ち時間を測定する第2のタイマ(図示せず)の動作を開始する。
【0029】
そして、この通報装置20は、第2のタイマの満了前に、サービス受付確認用トーンを検出した場合に、第2のタイマの動作を停止し、その第2のタイマの動作停止後に、可変テーブル11中の完了確認用パラメータの設定領域を参照する。その参照の結果、完了確認用パラメータが設定されていることを確認したことでもって、第1種のセンター装置S1からのサービス完了確認用トーンの検出を開始する。
【0030】
これ以降、第1種のセンター装置S1との間で、通話サービスがなされる。次に、第1種のセンター装置S1は、センタ側要員との通話等サービスを提供し、センタ側要員が通話内容等に基づいた処置を完了した時点で、サービス完了確認用トーンを送出することになる。
通報装置20はこの第1種のセンター装置S1の送信したサービス完了確認用トーンを検出することにより、通報開始信号の送信に始まる一連の動作が完了したことを認識し、以後の通信の切断を正常切断と判断することでもって、所定の通報動作を終了する。
【0031】
また、この通報装置20は、サービス完了確認用トーンの検出前に通信の切断がなされた異常切断の場合は、ステップSに移り、通報開始信号の送信に始まる一連の動作を再開する。さらに、第1のタイマ又は第2のタイマが満了した場合も、通報開始信号の送信に始まる一連の動作を再開する。すなわち、リトライ動作を開始する。
【0032】
これに対して、第2種のセンター装置S2との間で通報動作をする場合を以下に説明する。ここでは、第2種のセンター装置S2として、一般に広く使用されているトーン送出機能及び留守番電話機能を有する家庭用電話機を想定するものである。そこで、可変テーブル11に、表2に示すように、通報相手に付与された電話番号(XXX・・・・・XXX)に対応した形式で、受付確認用パラメータとしてのサービス受付確認用トーン番号(YYY・・・・・YYY)が設定されるとともに、完了確認用パラメータとしてのサービス完了確認用トーン番号が設定されていないことを示す空信号(FFF・・・・・FFF)が設定されることになる。
【0033】
【表2】
Figure 0004320964
【0034】
この場合、第2のタイマの動作が開始するまでは、第1種のセンター装置S1に対する動作と同様であるが、センター装置S2からのサービス受付確認用トーン送出については、センター装置S2が家庭用電話機であることを想定しているので、通話内容またはナンバーディスプレイ表示等により、通報相手が通報装置20の所有者であると判断した時点で、予め知らされているダイヤルキーを押下することでサービス受付確認用トーンを送出するものである。
【0035】
通報装置20は、第2のタイマの動作停止後、可変テーブル11中の完了確認用パラメータの設定領域を参照したとき、完了確認用パラメータとしてのサービス完了確認用トーン番号が空信号として設定されていることを確認し、第2種のセンター装置S1からのサービス完了確認用トーンの検出を開始することなく、通報開始信号の送信に始まる一連の動作が完了したと認識し、以後の通信の切断を正常切断と判断することでもって、所定の通報動作を終了する。
【0036】
また、この通報装置20は、完了確認用パラメータの参照前に通信切断がなされた異常切断の場合は、ステップSに移り、通報開始信号の送信に始まる所定の通報動作を再開する。さらに、この通報装置20は、例えば、第2種のセンター装置S2が留守番動作設定にしているために、第2のタイマが満了した場合も、通報開始信号の送信に始まる一連の所定の通報動作を再開する。すなわち、リトライ動作を開始する。
【0037】
これに対して、第3種のセンター装置S3との間で通報動作をする場合を以下に説明する。ここでは、第3種のセンター装置S3として、上述した第1種のセンター装置S1のように全ての通報動作を実現できる装置ではなく、フランチャイズ契約を締結したセンターを想定する。そこで、可変テーブル11に、表3に示すように、通報相手に付与された電話番号(XXX・・・・・XXX)に対応した形式で、受付確認用パラメータとしてのサービス受付確認用トーン番号が設定されていないことを示す空信号(FFF・・・・・FFF)が設定されるとともに、完了確認用パラメータとしてのサービス完了確認用トーン番号が設定されていないことを示す空信号(FFF・・・・・FFF)が設定されることになる。
【0038】
【表3】
Figure 0004320964
【0039】
この場合、第1のタイマの動作が停止するまでは第1種のセンター装置S1に対する動作と同様であり、第1のタイマの動作停止後、通報装置20は、可変テーブル11中の受付確認用パラメータの設定領域を参照したとき、受付確認用パラメータとしてのサービス受付確認用トーン番号が空信号として設定されていることを確認し、第1種のセンター装置S1からのサービス受付確認用トーンの検出を開始することなく、通報開始信号の送信に始まる一連の動作が完了したと認識し、以後の通信の切断を正常切断と判断することでもって、所定の通報動作を終了する。
【0040】
また、この通報装置20は、受付確認用パラメータの参照前に通信切断がなされた異常切断の場合は、ステップSに移り、通報開始信号の送信に始まる一連の動作を再開する。さらに、この通報装置20は、第1のタイマが満了した場合も、通報開始信号の送信に始まる一連の通報動作を再開する。すなわち、リトライを行う。
【0041】
かかる通報装置にあっては、通報相手となるセンター装置に対応した受付確認用パラメータの領域のパラメータを適宜変更することにより、センター装置の種別に対応した所定の通報動作として受付確認信号の検出を実行するか否かを選択することができ、通報相手となるセンター装置のそれぞれに対して所定の通報動作が可能になるよう、ソフトウエアを搭載し直すことなく、唯一つの通報動作用のソフトウエアを搭載すればよくなり、汎用性を高くすることができる。
【0042】
また、通報相手となるセンター装置に対応した完了確認用パラメータの領域の信号を適宜変更することにより、センター装置の種別に対応した所定の通報動作として完了確認信号の検出を実行するか否かを選択することができ、通報相手となるセンター装置のそれぞれに対して所定の通報動作が可能になるよう、ソフトウエアを搭載し直すことなく、唯一つの通報動作用のソフトウエアを搭載すればよくなり、汎用性を高くすることができる。
【0043】
次に、本発明に係わる第2の実施の形態の通報装置を以下に説明する。なお、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し、異なるところのみ記す。本実施の形態は、基本的には、第1の実施の形態と同様であるが、一連の通報動作が異常切断で終了したときに、再度通報動作、いわゆるリトライを行うわけであるが、通報開始信号の送信に始まる一連の通報動作を再開するときに、可変テーブル11に登録された、前回の通報先とは異なる通報相手に切替え、通報するものである。例えば、可変テーブルの先頭に記述されたセンター装置に通報を行い、異常切断した場合は、可変テーブルにおいて、そのセンター装置の1つ下に記述されたセンター装置に通報相手を切り替えるものである。
【0044】
本実施の形態では、可変テーブル11に、第1種のセンター装置S1乃至第3種のセンター装置S3が登録されている場合は、その3つのセンター装置のうち、いずれの間とでも通報動作が可能である。表4に示すように、第1種のセンター装置S1乃至第3種のセンター装置S3のそれぞれに対して、可変テーブル11の受付確認用パラメータの設定領域及び完了確認用パラメータの設定領域に、番号が設定されている。
【0045】
しかし、上記のように通報相手を自動的に切り替えて、通報動作を行うためには、通報相手である各センター装置に対応した通報動作を行える通報ソフトウェアが必要となる。本実施の形態では、各センター装置が通報動作として受け付ける信号を送出するために、可変テーブル11に、各センター装置で必要となる各種のパラメータを記述する。通報装置が、そのパラメータを参照し、そのパラメータの値をもとに通報動作を行うことで、各センター装置に対応した通報ソフトウェアを搭載しなくても、1つの通報ソフトウェアのみで、複数のセンター装置に対して、所定の通報を行うことができる。
【0046】
可変テーブル11としては、表4に示すように、上述した第1の実施の形態におけるものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0047】
【表4】
Figure 0004320964
【0048】
次に図4を参照して、通報装置20の動作を説明する。図4のフローチャートは、図2に示すフローチャートに対し、動作は、ほぼ同じであるが、通話動作未完了という判断があった場合、すなわち、異常切断が発生したときに、可変テーブル11に次候補が登録してあれば、次候補のパラメータを参照して、通報動作を再開する。すなわち、リトライを開始する。可変テーブル11に次候補が設定してなければ、可変テーブル11の先頭に設定されたセンター装置を次候補として設定するものである。
【0049】
すなわち、最初に、通報相手を第1種のセンター装置S1とし、このセンター装置S1に対して、通報動作が正常に終了せず、異常切断となった場合は、通報開始信号の送信に始まる一連の通報動作を図2に示すフローチャートにしたがって行い、可変テーブル11に登録された次候補の第2種のセンター装置S2に切り替える。そして、センター装置S2に対しても、通報動作が正常終了せず、異常切断した場合は、可変テーブル11に登録された次候補である第3種のセンター装置S3に切り替えるものである。センター装置S3に対しても通報動作が正常終了せず、異常切断した場合は、再度、最初に通報したセンター装置S1に対して、通報動作を行うものである。
【0050】
本実施の形態により、通報相手となるセンター装置に対応した受付確認用パラメータの領域に、信号を適宜追加することにより、センター装置の種別に対応した所定の通報動作として受付確認信号の検出を実行するか否かを選択することができ、3種類のセンター装置の全てに対応して所定の通報動作が可能になるように3種類のソフトウエアを全てを搭載する必要もなく、また、通報相手として、新たにセンター装置を登録したい場合でも、可変テーブル11の形式にしたがって、必要なパラメータを設定するだけで、そのセンター装置に対応したソフトウェアを搭載することなく、唯一つの通報動作用のソフトウエアを搭載すればよくなるので、汎用性を高くすることができるとともに、通報相手を順に変更していくことで、確実に通報を行うことが可能となる。
【0051】
さらに、通報相手となるセンター装置に対応した完了確認用パラメータの領域に、信号を適宜追加することにより、センター装置の種別に対応した所定の通報動作として完了確認信号の検出を実行するか否かを選択することができ、3種類のセンター装置の全てに対応した所定の通報動作が可能になるよう3種類のソフトウエアを全て搭載することなく、唯一つの通報動作用のソフトウエアを搭載すればよくなり、汎用性を高くすることができる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1又は請求項2に記載の通報装置は、通報相手となるセンター装置に対応したパラメータの設定の有無を適宜変更することにより、センター装置の種別に対応した所定の通報動作を変更することができるから、センター装置の種別に対応した所定の通報動作に対応するのに、唯一つの通報動作用のソフトウエアを搭載するだけですみ、汎用性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる通信装置の第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】同上の通信装置の所定の通報動作を示すフローチャートである。
【図3】同上の通信装置の接続状態を示す概念図である。
【図4】本発明に係わる通信装置の第2の実施の形態の所定の通報動作を示すフローチャートである。
【図5】従来例の通報装置の接続状態を示す概念図である。
【図6】従来例の第1種のセンター装置と第1の通報装置の所定の通報動作を示すフローチャートである。
【図7】従来例の第2種のセンター装置と第2の通報装置の所定の通報動作を示すフローチャートである。
【図8】従来例の第3種のセンター装置と第3の通報装置の所定の通報動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 可変テーブル
20 通報装置
L 公衆回線
S1 第1種のセンター装置
S2 第2種のセンター装置
S3 第3種のセンター装置

Claims (2)

  1. 通報相手となる複数種のセンター装置との間が公衆回線を介して接続され、各センター装置に対してその種別毎に異なる所定の通報動作を行う通報装置であって、
    センター装置が通報を受け付けたときに、当該センター装置がその受付確認として受付確認信号を返信するか否かを示す受付確認信号用パラメータを、センター装置ごとに予め設定可能な可変テーブルを有し、
    センター装置に対する通報動作時には、可変テーブル内の受付確認信号用パラメータの設定の有無を参照することにより、センター装置から返信される受付確認信号の検出を行うか否かを選択して通報動作を行うことを特徴とする通報装置。
  2. 前記可変テーブルに完了確認信号用パラメータが設定されるとともに、前記センター装置との間の通報完了後に、通報相手である前記センター装置から通報完了を確認するために送信された完了確認信号を検出可能な通報装置であって、前記完了確認信号用パラメータの設定の有無を参照することにより、前記センター装置の種別に対応した通報動作を行うことを特徴とする請求項に記載の通報装置。
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