JP2002026695A - 電圧制御発振器 - Google Patents
電圧制御発振器Info
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- controlled oscillator
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/01—Details
- H03K3/011—Modifications of generator to compensate for variations in physical values, e.g. voltage, temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/02—Details
- H03B5/04—Modifications of generator to compensate for variations in physical values, e.g. power supply, load, temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/027—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
- H03K3/03—Astable circuits
- H03K3/0315—Ring oscillators
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L1/00—Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply
-
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/099—Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
- H03L7/0995—Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロック状態にて供給される電源電圧Vccの
変動により電圧制御発振器を構成するリングオシレータ
の発振出力する発振周波数が変化してしまっていた。 【解決手段】 電圧制御発振器およびリングオシレー
タ、これらに電源電圧を供給する主電源を有し、VCO
制御電圧に応じた発振出力を生成する電圧制御発振器
(VCO)において、電圧−電流変換回路とリングオシ
レータに供給する電圧をレギュレータ回路を介した内部
電圧を適用するように構成し、これにより電源電圧の変
動に対して変動の少ない発振出力が得られ、PLL回路
などの位相同期回路のロック状態を保つようにするとと
もに、場合により、VCO制御電圧に対するダイナミッ
クレンジも変化させないようにしたり、ダイナミックレ
ンジの切り替えもできるようにした。
変動により電圧制御発振器を構成するリングオシレータ
の発振出力する発振周波数が変化してしまっていた。 【解決手段】 電圧制御発振器およびリングオシレー
タ、これらに電源電圧を供給する主電源を有し、VCO
制御電圧に応じた発振出力を生成する電圧制御発振器
(VCO)において、電圧−電流変換回路とリングオシ
レータに供給する電圧をレギュレータ回路を介した内部
電圧を適用するように構成し、これにより電源電圧の変
動に対して変動の少ない発振出力が得られ、PLL回路
などの位相同期回路のロック状態を保つようにするとと
もに、場合により、VCO制御電圧に対するダイナミッ
クレンジも変化させないようにしたり、ダイナミックレ
ンジの切り替えもできるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路に
おいてテレビ画面などのOSD表示制御に用いられる位
相同期回路を構成する電圧制御発振器に関し、特に電源
変動に対して発振周波数変動を抑えた電圧制御発振器に
関するものである。
おいてテレビ画面などのOSD表示制御に用いられる位
相同期回路を構成する電圧制御発振器に関し、特に電源
変動に対して発振周波数変動を抑えた電圧制御発振器に
関するものである。
【0002】図4はOSD表示制御に用いられる位相同
期回路を構成する従来の電圧制御発振器(以下VCOと
略称す)を示すブロック回路図であり、図において、1
01は電圧−電流変換回路、102はリングオシレー
タ、103はこれら電圧−電流変換回路101およびリ
ングオシレータ102に電源電圧Vccを供給する主電
源、Vcは電圧制御発振器を制御するためのVCO制御
電圧、Voutは電圧制御発振器からの発振出力、11
0は接地である。なお、電圧−電流変換回路101より
発生する制御信号はVicで表す。
期回路を構成する従来の電圧制御発振器(以下VCOと
略称す)を示すブロック回路図であり、図において、1
01は電圧−電流変換回路、102はリングオシレー
タ、103はこれら電圧−電流変換回路101およびリ
ングオシレータ102に電源電圧Vccを供給する主電
源、Vcは電圧制御発振器を制御するためのVCO制御
電圧、Voutは電圧制御発振器からの発振出力、11
0は接地である。なお、電圧−電流変換回路101より
発生する制御信号はVicで表す。
【0003】次に動作について説明する。電圧−電流変
換回路101にはVCO制御電圧Vcが入力され主電源
103からの電源電圧Vccを変換して制御信号Vic
を発生し、リングオシレータ102はこの制御信号Vi
cにより制御され、発振出力Voutが生成される。つ
まりこれらはVCO制御電圧Vcにより発振出力Vou
tが制御される電圧制御発振器を構成する。また、この
発振出力VoutはVCO制御電圧を生成する信号とな
る1種のループ回路でもある。
換回路101にはVCO制御電圧Vcが入力され主電源
103からの電源電圧Vccを変換して制御信号Vic
を発生し、リングオシレータ102はこの制御信号Vi
cにより制御され、発振出力Voutが生成される。つ
まりこれらはVCO制御電圧Vcにより発振出力Vou
tが制御される電圧制御発振器を構成する。また、この
発振出力VoutはVCO制御電圧を生成する信号とな
る1種のループ回路でもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電圧制御発振器
は以上のように構成されているので、このような電圧制
御発振器(VCO)を有するPLL回路などの位相同期
回路ではVCO制御電圧Vcが一定の場合でも電源電圧
Vccが変動することにより発振出力Voutが変動
し、ロック状態とならずOSD表示制御に用いた場合文
字が揺れる、ジッタが発生するなどの課題があった。こ
の発明は上記のような課題を解決するためになされたも
ので、電源電圧の変動に対して発振出力の変動を抑え位
相同期回路のロック状態を保つことができる電圧制御発
振器を得ることを目的とする。
は以上のように構成されているので、このような電圧制
御発振器(VCO)を有するPLL回路などの位相同期
回路ではVCO制御電圧Vcが一定の場合でも電源電圧
Vccが変動することにより発振出力Voutが変動
し、ロック状態とならずOSD表示制御に用いた場合文
字が揺れる、ジッタが発生するなどの課題があった。こ
の発明は上記のような課題を解決するためになされたも
ので、電源電圧の変動に対して発振出力の変動を抑え位
相同期回路のロック状態を保つことができる電圧制御発
振器を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電圧制御
発振器は、主電源からの電源電圧を受けてその変動を抑
制しつつ内部電圧を発生するレギュレータ回路と、外部
より制御電圧を入力しレギュレータ回路から供給された
内部電圧に基づき制御信号を発生する電圧−電流変換回
路と、制御信号を入力しレギュレータ回路から供給され
た内部電圧に基づき発振出力を生成するリングオシレー
タとを備えたものである。
発振器は、主電源からの電源電圧を受けてその変動を抑
制しつつ内部電圧を発生するレギュレータ回路と、外部
より制御電圧を入力しレギュレータ回路から供給された
内部電圧に基づき制御信号を発生する電圧−電流変換回
路と、制御信号を入力しレギュレータ回路から供給され
た内部電圧に基づき発振出力を生成するリングオシレー
タとを備えたものである。
【0006】この発明に係る電圧制御発振器は、主電源
からの電源電圧を受けてその変動を抑制しつつ内部電圧
を発生するレギュレータ回路と、外部より制御電圧を入
力し主電源から供給された電源電圧に基づき制御信号を
発生する電圧−電流変換回路と、制御信号を入力しレギ
ュレータ回路から供給された内部電圧に基づき発振出力
を生成するリングオシレータとを備えたものである。
からの電源電圧を受けてその変動を抑制しつつ内部電圧
を発生するレギュレータ回路と、外部より制御電圧を入
力し主電源から供給された電源電圧に基づき制御信号を
発生する電圧−電流変換回路と、制御信号を入力しレギ
ュレータ回路から供給された内部電圧に基づき発振出力
を生成するリングオシレータとを備えたものである。
【0007】この発明に係る電圧制御発振器は、レギュ
レータ回路と電圧−電流変換回路との間にはレギュレー
タ回路をバイパスし主電源と電圧−電流変換回路とを接
続できるスイッチを備え、これによりレギュレータ回路
からの内部電圧と主電源からの電源電圧とを選択して供
給するものである。
レータ回路と電圧−電流変換回路との間にはレギュレー
タ回路をバイパスし主電源と電圧−電流変換回路とを接
続できるスイッチを備え、これによりレギュレータ回路
からの内部電圧と主電源からの電源電圧とを選択して供
給するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
圧制御発振器(VCO)を示すブロック回路図であり、
図において、1は電圧−電流変換回路、2はリングオシ
レータ、6はこれら電圧−電流変換回路1およびリング
オシレータ2に内部電圧を供給するレギュレータ回路、
3はレギュレータ回路6に電源電圧Vccを供給する主
電源、Vcは電圧制御発振器を制御するためのVCO制
御電圧(制御電圧)、Viは内部電圧、Vicは制御信
号、Voutは電圧制御発振器からの発振出力、10は
接地である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
圧制御発振器(VCO)を示すブロック回路図であり、
図において、1は電圧−電流変換回路、2はリングオシ
レータ、6はこれら電圧−電流変換回路1およびリング
オシレータ2に内部電圧を供給するレギュレータ回路、
3はレギュレータ回路6に電源電圧Vccを供給する主
電源、Vcは電圧制御発振器を制御するためのVCO制
御電圧(制御電圧)、Viは内部電圧、Vicは制御信
号、Voutは電圧制御発振器からの発振出力、10は
接地である。
【0009】次に動作について説明する。電圧−電流変
換回路1およびリングオシレータ2にはレギュレータ回
路6により発生した内部電圧Viが供給される。この電
圧−電流変換回路1には外部よりVCO制御電圧Vcが
入力され内部電圧Viに基づき制御信号Vicを発生
し、リングオシレータ2はこの電圧−電流変換回路1に
より発生した制御信号Vicにより制御され、同様に内
部電圧Viに基づき発振出力Voutが生成される。つ
まり、これらはVCO制御電圧Vcにより発振出力Vo
utが制御される電圧制御発振器を構成する。なお、こ
の発振出力VoutはVCO制御電圧Vcを生成する信
号となる1種のループ回路でもある。
換回路1およびリングオシレータ2にはレギュレータ回
路6により発生した内部電圧Viが供給される。この電
圧−電流変換回路1には外部よりVCO制御電圧Vcが
入力され内部電圧Viに基づき制御信号Vicを発生
し、リングオシレータ2はこの電圧−電流変換回路1に
より発生した制御信号Vicにより制御され、同様に内
部電圧Viに基づき発振出力Voutが生成される。つ
まり、これらはVCO制御電圧Vcにより発振出力Vo
utが制御される電圧制御発振器を構成する。なお、こ
の発振出力VoutはVCO制御電圧Vcを生成する信
号となる1種のループ回路でもある。
【0010】上記のような電圧制御発振器VCOでは電
源電圧Vccが変動してもレギュレータ回路6における
電圧変動は少ないため、VCO制御電圧Vcが一定であ
れば、発振出力Voutが安定し、電圧制御発振器と接
続する位相同期回路のロック状態は保たれることとな
る。
源電圧Vccが変動してもレギュレータ回路6における
電圧変動は少ないため、VCO制御電圧Vcが一定であ
れば、発振出力Voutが安定し、電圧制御発振器と接
続する位相同期回路のロック状態は保たれることとな
る。
【0011】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、主電源3からの電源電圧Vccをレギュレータ回路
6により発生させた内部電圧Viを用いて電圧−電流変
換回路1とリングオシレータ2にて回路処理するように
構成したので、電源電圧Vccが変動した場合でもこれ
らの電圧−電流変換回路1とリングオシレータ2に供給
する電圧は変動せず発振出力Voutは安定した発振周
波数を実現する。すなわち、電源電圧Vccの変動に対
して変動の少ない発振出力Voutが電圧制御発振器よ
り得られ、これに接続する位相同期回路はロック状態を
より安定に保持できる効果が得られる。
ば、主電源3からの電源電圧Vccをレギュレータ回路
6により発生させた内部電圧Viを用いて電圧−電流変
換回路1とリングオシレータ2にて回路処理するように
構成したので、電源電圧Vccが変動した場合でもこれ
らの電圧−電流変換回路1とリングオシレータ2に供給
する電圧は変動せず発振出力Voutは安定した発振周
波数を実現する。すなわち、電源電圧Vccの変動に対
して変動の少ない発振出力Voutが電圧制御発振器よ
り得られ、これに接続する位相同期回路はロック状態を
より安定に保持できる効果が得られる。
【0012】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による電圧制御発振器を示すブロック回路図であ
り、図において、1は電圧−電流変換回路、2はリング
オシレータ、61はリングオシレータ2に内部電圧を供
給するレギュレータ回路、3はレギュレータ回路61に
電源電圧Vccを供給する主電源、Vcは電圧制御発振
器を制御するためのVCO制御電圧、Viは内部電圧、
Voutは電圧制御発振器からの発振出力、10は接地
である。
態2による電圧制御発振器を示すブロック回路図であ
り、図において、1は電圧−電流変換回路、2はリング
オシレータ、61はリングオシレータ2に内部電圧を供
給するレギュレータ回路、3はレギュレータ回路61に
電源電圧Vccを供給する主電源、Vcは電圧制御発振
器を制御するためのVCO制御電圧、Viは内部電圧、
Voutは電圧制御発振器からの発振出力、10は接地
である。
【0013】次に動作について説明する。電圧−電流変
換回路1には主電源3より電源電圧Vccが供給され、
リングオシレータ2にはレギュレータ回路61により発
生した内部電圧Viが供給される。この電圧−電流変換
回路1には外部よりVCO制御電圧Vcが入力され、リ
ングオシレータ2はこの電圧−電流変換回路1により発
生した制御信号Vicにより制御され内部電圧Viに基
づき発振出力Voutが生成される。つまりこれらはV
CO制御電圧Vcにより発振出力Voutが制御される
電圧制御発振器である。なお、この発振出力Voutは
VCO制御電圧Vcを生成する信号となる1種のループ
回路でもある。
換回路1には主電源3より電源電圧Vccが供給され、
リングオシレータ2にはレギュレータ回路61により発
生した内部電圧Viが供給される。この電圧−電流変換
回路1には外部よりVCO制御電圧Vcが入力され、リ
ングオシレータ2はこの電圧−電流変換回路1により発
生した制御信号Vicにより制御され内部電圧Viに基
づき発振出力Voutが生成される。つまりこれらはV
CO制御電圧Vcにより発振出力Voutが制御される
電圧制御発振器である。なお、この発振出力Voutは
VCO制御電圧Vcを生成する信号となる1種のループ
回路でもある。
【0014】上記のような電圧制御発振器VCOでは電
源電圧Vccが変動してもレギュレータ回路61におけ
る電圧変動は少ないため、VCO制御電圧Vcが一定で
あれば発振出力Voutが安定し、電圧制御発振器と接
続する位相同期回路のロック状態は保たれることとな
る。
源電圧Vccが変動してもレギュレータ回路61におけ
る電圧変動は少ないため、VCO制御電圧Vcが一定で
あれば発振出力Voutが安定し、電圧制御発振器と接
続する位相同期回路のロック状態は保たれることとな
る。
【0015】また、電圧−電流変換回路1は供給される
電圧が電源電圧VccであるためVCO制御電圧Vcに
対するダイナミックレンジは変化しない。
電圧が電源電圧VccであるためVCO制御電圧Vcに
対するダイナミックレンジは変化しない。
【0016】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、電圧−電流変換回路1には主電源3より直接電源電
圧Vccが供給され、一方、リングオシレータ2にはレ
ギュレータ回路61を介して電圧変動の少ない内部電圧
Viが供給されるように構成したので、これにより生成
される発振出力Voutは安定した発振周波数を有する
ものとなり、電源電圧Vccが変動した場合でも電圧制
御発振器は安定した発振出力Voutを出力でき、位相
同期回路のロック状態を保持できる効果がある。
ば、電圧−電流変換回路1には主電源3より直接電源電
圧Vccが供給され、一方、リングオシレータ2にはレ
ギュレータ回路61を介して電圧変動の少ない内部電圧
Viが供給されるように構成したので、これにより生成
される発振出力Voutは安定した発振周波数を有する
ものとなり、電源電圧Vccが変動した場合でも電圧制
御発振器は安定した発振出力Voutを出力でき、位相
同期回路のロック状態を保持できる効果がある。
【0017】加えて、電圧−電流変換回路1には電源電
圧Vccが直接与えられるため、VCO制御電圧Vcに
対するダイナミックレンジを変化させないという効果も
得られる。
圧Vccが直接与えられるため、VCO制御電圧Vcに
対するダイナミックレンジを変化させないという効果も
得られる。
【0018】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による電圧制御発振器を示すブロック回路図であ
り、図において、1は電圧−電流変換回路、2はリング
オシレータ、61はリングオシレータ2およびスイッチ
7に内部電圧を供給するレギュレータ回路、3はレギュ
レータ回路61に電源電圧Vccを供給する主電源、7
は電圧−電流変換回路1に供給する電圧をレギュレータ
回路61で発生した内部電圧Viと主電源3による電源
電圧Vccとで切り替えるスイッチ、VcはVCO制御
電圧、Voutは発振出力、10は接地である。
態3による電圧制御発振器を示すブロック回路図であ
り、図において、1は電圧−電流変換回路、2はリング
オシレータ、61はリングオシレータ2およびスイッチ
7に内部電圧を供給するレギュレータ回路、3はレギュ
レータ回路61に電源電圧Vccを供給する主電源、7
は電圧−電流変換回路1に供給する電圧をレギュレータ
回路61で発生した内部電圧Viと主電源3による電源
電圧Vccとで切り替えるスイッチ、VcはVCO制御
電圧、Voutは発振出力、10は接地である。
【0019】次に動作について説明する。電圧−電流変
換回路1にはスイッチ7を介してレギュレータ回路61
により発生した内部電圧Viもしくは主電源3より電源
電圧Vccが供給され、一方、リングオシレータ2には
レギュレータ回路61により発生した内部電圧Viが供
給される。電圧−電流変換回路1には外部よりVCO制
御電圧Vcが入力され、リングオシレータ2はこの電圧
−電流変換回路1により発生する制御信号Vicにより
制御され内部電圧Viに基づき発振出力Voutが生成
される。つまり、これらはVCO制御電圧Vcにより発
振出力Voutが制御される電圧制御発振器を構成す
る。なお、この発振出力VoutはVCO制御電圧Vc
を生成する信号となる1種のループ回路でもある。
換回路1にはスイッチ7を介してレギュレータ回路61
により発生した内部電圧Viもしくは主電源3より電源
電圧Vccが供給され、一方、リングオシレータ2には
レギュレータ回路61により発生した内部電圧Viが供
給される。電圧−電流変換回路1には外部よりVCO制
御電圧Vcが入力され、リングオシレータ2はこの電圧
−電流変換回路1により発生する制御信号Vicにより
制御され内部電圧Viに基づき発振出力Voutが生成
される。つまり、これらはVCO制御電圧Vcにより発
振出力Voutが制御される電圧制御発振器を構成す
る。なお、この発振出力VoutはVCO制御電圧Vc
を生成する信号となる1種のループ回路でもある。
【0020】上記のような電圧制御発振器VCOでは電
源電圧Vccが変動してもレギュレータ回路61の変動
は少ないため、VCO制御電圧Vcが一定であれば、発
振出力Voutが安定し、位相同期回路のロック状態は
保たれることとなる。
源電圧Vccが変動してもレギュレータ回路61の変動
は少ないため、VCO制御電圧Vcが一定であれば、発
振出力Voutが安定し、位相同期回路のロック状態は
保たれることとなる。
【0021】また、電圧−電流変換回路1は供給される
電圧をレギュレータ回路61により発生した内部電圧V
iと主電源3による電源電圧Vccとをスイッチ7によ
り切り替えることによりVCO制御電圧Vcに対するダ
イナミックレンジが切り替え可能となる。
電圧をレギュレータ回路61により発生した内部電圧V
iと主電源3による電源電圧Vccとをスイッチ7によ
り切り替えることによりVCO制御電圧Vcに対するダ
イナミックレンジが切り替え可能となる。
【0022】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、電圧−電流変換回路1に供給する電圧は主電源3か
らの電源電圧Vccおよびレギュレータ回路61からの
内部電圧Viの切り替えを可能としこれに基づき制御信
号Vicを発生し、一方、リングオシレータ2にはレギ
ュレータ回路61により発生させた内部電圧Viを供給
し制御信号Vicの入力に応じて発振出力Voutを生
成するように構成したので、電源電圧Vccの変動によ
る影響を被りにくいレギュレータ回路61の方を主体に
安定した発振出力Voutの発振周波数を実現するとと
もに、電圧制御発振器のダイナミックレンジを切り替え
が可能となる。したがって、電源電圧Vccの変動に対
し変動の少ない発振出力Voutが得られ、位相同期回
路のロック状態を保つことができる効果が得られる。
ば、電圧−電流変換回路1に供給する電圧は主電源3か
らの電源電圧Vccおよびレギュレータ回路61からの
内部電圧Viの切り替えを可能としこれに基づき制御信
号Vicを発生し、一方、リングオシレータ2にはレギ
ュレータ回路61により発生させた内部電圧Viを供給
し制御信号Vicの入力に応じて発振出力Voutを生
成するように構成したので、電源電圧Vccの変動によ
る影響を被りにくいレギュレータ回路61の方を主体に
安定した発振出力Voutの発振周波数を実現するとと
もに、電圧制御発振器のダイナミックレンジを切り替え
が可能となる。したがって、電源電圧Vccの変動に対
し変動の少ない発振出力Voutが得られ、位相同期回
路のロック状態を保つことができる効果が得られる。
【0023】さらには、VCO制御電圧Vcに対するダ
イナミックレンジを切り替え可能にする効果が得られ
る。
イナミックレンジを切り替え可能にする効果が得られ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、主電
源からの電源電圧を受けてその変動を抑制しつつ内部電
圧を発生するレギュレータ回路と、外部より制御電圧を
入力しレギュレータ回路から供給された内部電圧に基づ
き制御信号を発生する電圧−電流変換回路と、制御信号
を入力しレギュレータ回路から供給された内部電圧に基
づき発振出力を生成するリングオシレータとを備えて電
圧制御発振器を構成したので、主電源からの電源電圧が
変動する場合でもレギュレータ回路を介してその変動を
抑制することができるので、安定した発振出力が得られ
る効果がある。
源からの電源電圧を受けてその変動を抑制しつつ内部電
圧を発生するレギュレータ回路と、外部より制御電圧を
入力しレギュレータ回路から供給された内部電圧に基づ
き制御信号を発生する電圧−電流変換回路と、制御信号
を入力しレギュレータ回路から供給された内部電圧に基
づき発振出力を生成するリングオシレータとを備えて電
圧制御発振器を構成したので、主電源からの電源電圧が
変動する場合でもレギュレータ回路を介してその変動を
抑制することができるので、安定した発振出力が得られ
る効果がある。
【0025】この発明によれば、主電源からの電源電圧
を受けてその変動を抑制しつつ内部電圧を発生するレギ
ュレータ回路と、外部より制御電圧を入力し主電源から
供給された電源電圧に基づき制御信号を発生する電圧−
電流変換回路と、制御信号を入力しレギュレータ回路か
ら供給された内部電圧に基づき発振出力を生成するリン
グオシレータとを備えて電圧制御発振器を構成したの
で、主電源からの電源電圧が変動する場合でもレギュレ
ータ回路を介して変動を抑制することができるので、安
定した発振出力が得られる効果があり、しかも、電圧−
電流変換回路には電源電圧が供給されるため制御電圧に
対するダイナミックレンジは変化しないという効果があ
る。
を受けてその変動を抑制しつつ内部電圧を発生するレギ
ュレータ回路と、外部より制御電圧を入力し主電源から
供給された電源電圧に基づき制御信号を発生する電圧−
電流変換回路と、制御信号を入力しレギュレータ回路か
ら供給された内部電圧に基づき発振出力を生成するリン
グオシレータとを備えて電圧制御発振器を構成したの
で、主電源からの電源電圧が変動する場合でもレギュレ
ータ回路を介して変動を抑制することができるので、安
定した発振出力が得られる効果があり、しかも、電圧−
電流変換回路には電源電圧が供給されるため制御電圧に
対するダイナミックレンジは変化しないという効果があ
る。
【0026】この発明によれば、電圧制御発振器はレギ
ュレータ回路と電圧−電流変換回路との間にはレギュレ
ータ回路をバイパスし主電源と電圧−電流変換回路とを
接続できるスイッチをさらに備え、これによりレギュレ
ータ回路からの内部電圧と主電源からの電源電圧とを選
択して供給するように構成したので、上記と同様の効果
に加えて、制御電圧に対するダイナミックレンジの切り
替えが可能となる効果がある。
ュレータ回路と電圧−電流変換回路との間にはレギュレ
ータ回路をバイパスし主電源と電圧−電流変換回路とを
接続できるスイッチをさらに備え、これによりレギュレ
ータ回路からの内部電圧と主電源からの電源電圧とを選
択して供給するように構成したので、上記と同様の効果
に加えて、制御電圧に対するダイナミックレンジの切り
替えが可能となる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による電圧制御発振
器を示すブロック回路図である。
器を示すブロック回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による電圧制御発振
器を示すブロック回路図である。
器を示すブロック回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による電圧制御発振
器を示すブロック回路図である。
器を示すブロック回路図である。
【図4】 従来の電圧制御発振器を示すブロック回路図
である。
である。
1 電圧−電流変換回路、2 リングオシレータ、3
主電源、6,61 レギュレータ回路、7 スイッチ、
10 接地、Vc VCO制御電圧(制御電圧)、Vi
内部電圧、Vic 制御信号、Vout 発振出力。
主電源、6,61 レギュレータ回路、7 スイッチ、
10 接地、Vc VCO制御電圧(制御電圧)、Vi
内部電圧、Vic 制御信号、Vout 発振出力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J043 AA02 AA26 LL02 5J106 AA01 BB04 CC01 DD09 EE18 GG01 HH01 JJ01 KK14 KK25
Claims (3)
- 【請求項1】 電源電圧を供給する主電源と、この電源
電圧を受けてその変動を抑制しつつ内部電圧を発生する
レギュレータ回路と、外部より制御電圧を入力し上記レ
ギュレータ回路から供給された内部電圧に基づき制御信
号を発生する電圧−電流変換回路と、上記制御信号を入
力し上記レギュレータ回路から供給された内部電圧に基
づき発振出力を生成するリングオシレータとを備えた電
圧制御発振器。 - 【請求項2】 電源電圧を供給する主電源と、この電源
電圧を受けてその変動を抑制しつつ内部電圧を発生する
レギュレータ回路と、外部より制御電圧を入力し上記主
電源から供給された電源電圧に基づき制御信号を発生す
る電圧−電流変換回路と、上記制御信号を入力し上記レ
ギュレータ回路から供給された内部電圧に基づき発振出
力を生成するリングオシレータとを備えた電圧制御発振
器。 - 【請求項3】 レギュレータ回路と電圧−電流変換回路
との間にはレギュレータ回路をバイパスし主電源と上記
電圧−電流変換回路とを接続できるスイッチを備え、上
記レギュレータ回路からの内部電圧と上記主電源からの
電源電圧とを選択して供給することを特徴とする請求項
1記載の電圧制御発振器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201381A JP2002026695A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 電圧制御発振器 |
US09/755,120 US6518846B2 (en) | 2000-07-03 | 2001-01-08 | Voltage controlled oscillator with voltage regulation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201381A JP2002026695A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 電圧制御発振器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002026695A true JP2002026695A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18699081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000201381A Pending JP2002026695A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 電圧制御発振器 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US6518846B2 (ja) |
JP (1) | JP2002026695A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2005124028A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Ricoh Co Ltd | Pll回路 |
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KR100586545B1 (ko) * | 2004-02-04 | 2006-06-07 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리 장치의 오실레이터용 전원공급회로 및 이를이용한 전압펌핑장치 |
US7126433B2 (en) * | 2004-03-16 | 2006-10-24 | Freescale Semiconductor, Inc. | Self-calibrating oscillator system |
US8786359B2 (en) * | 2007-12-12 | 2014-07-22 | Sandisk Technologies Inc. | Current mirror device and method |
TW200929849A (en) * | 2007-12-19 | 2009-07-01 | Etron Technology Inc | Oscillating device |
US7973612B2 (en) * | 2009-04-26 | 2011-07-05 | Qualcomm Incorporated | Supply-regulated phase-locked loop (PLL) and method of using |
US20110046805A1 (en) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Honeywell International Inc. | Context-aware smart home energy manager |
US9823719B2 (en) | 2013-05-31 | 2017-11-21 | Intel Corporation | Controlling power delivery to a processor via a bypass |
DE102014214298B4 (de) | 2014-07-22 | 2020-11-26 | Tesa Scribos Gmbh | Datenspeicherung für Produktmarkierungen |
US11025234B1 (en) * | 2020-02-24 | 2021-06-01 | International Business Machines Corporation | Process and temperature compensated ring oscillator |
US11632079B2 (en) * | 2020-09-08 | 2023-04-18 | Changxin Memory Technologies, Inc. | Oscillating circuit |
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JPH0258932A (ja) | 1988-08-25 | 1990-02-28 | Nec Corp | 送信回路 |
US5576647A (en) * | 1995-06-22 | 1996-11-19 | Marvell Technology Group, Ltd. | Charge pump for phase lock loop |
US5959502A (en) * | 1997-08-15 | 1999-09-28 | Texas Instruments Incorporated | Analog phase-locked loop including voltage regulator |
-
2000
- 2000-07-03 JP JP2000201381A patent/JP2002026695A/ja active Pending
-
2001
- 2001-01-08 US US09/755,120 patent/US6518846B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005124028A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Ricoh Co Ltd | Pll回路 |
JP4679814B2 (ja) * | 2003-10-20 | 2011-05-11 | 株式会社リコー | Pll回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6518846B2 (en) | 2003-02-11 |
US20020000886A1 (en) | 2002-01-03 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060314 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060410 |