JP2002026525A - 多層配線板およびその製造方法 - Google Patents

多層配線板およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の高密度実装を可能にし、かつ微細
な回路形成を可能とする。また、歩留まりを向上させる
とともに製造コストの低減を図る。 【解決手段】 銅張板20Aの樹脂22にレーザー光に
よって非貫通穴23を形成し、この非貫通穴23内に導
電ペースト25を充填する。上下一対の銅張板20A,
20Bを内層板8に加熱圧着することにより、導電ペー
スト25を介して外層回路26と内層回路7とを電気的
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルドアップ法に
よって形成した多層配線板およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は従来の多層配線板の製
造方法を説明するための断面図である。図4(a)にお
いて、1は絶縁材であって、先ずドリルによって貫通穴
2を穿孔する。次に同図(b)に示すように、第1次め
っきとしてパネルめっきを行い、絶縁材1の表面と貫通
穴2の壁面に銅めっき膜3を形成し、貫通接続穴4を形
成する。次に同図(c)に示すように、穴埋め工程とし
て、貫通接続穴4内に充填材5を印刷法によって充填す
る。
【0003】次に同図(d)に示すように、第2次めっ
きとしてパネルめっきを行い、銅めっき膜3上および充
填材5の両端面に第2の銅めっき膜6を形成し、貫通接
続穴4の上下の開口を閉塞する。次いで同図(e)に示
すように、エッチング処理によって、絶縁材1の上下の
表面に内層回路7を形成し、全体を符号8で示す内層板
を形成する。
【0004】次に図5(f)に示すように、内層回路7
の両面上に銅箔10付き接着剤樹脂11を積層する。次
いで同図(g)に示すように、銅箔10にレーザー加工
用の窓を形成した後に、レーザー光によって内層回路7
にまで到達する非貫通穴12を形成する。次に同図
(h)に示すように、第3次めっきとしてパネルめっき
を行い、銅箔10上と非貫通穴12の壁面および底面に
銅めっき膜13を形成し、非貫通接続穴14を形成す
る。そして同図(i)に示すように、エッチング処理に
よって外層回路15を形成し、この外層回路15と前記
内層回路7とが非貫通接続穴14を介して電気的に接続
され、多層配線板17が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多層配
線板17においては、内層回路7を形成するための第1
次および第2次の2回のめっき処理の他に、非貫通接続
穴14を形成するための第3次めっき処理を行うため、
合計3回のめっき処理を行う必要があり、めっき処理の
回数が増加する。このため、歩留まりが低下するばかり
か製造コストもかさみ、かつ製造時間も余計にかかると
いう問題があった。また、非貫通接続穴14上に凹部が
形成されることにより、この非貫通接続穴14上にチッ
プ部品が搭載できないために、チップ部品の高密度実装
ができないという問題もあった。
【0006】また、通常、必要とされる多層配線板17
の外形寸法は小さいため、この多層配線板17を、複数
列×複数段のマトリックス状に配置した縦方向の寸法が
300〜500mmで横方向の寸法が300〜600m
mの作業サイズに大版化し、この大版化したプリント配
線板にめっき処理を行っている。このため、多層配線板
17の配列位置によって、銅めっき膜6,13のめっき
厚のばらつきが大きく、内層回路7、外層回路15の導
体厚みの精度が悪化していた。このようにめっき厚のば
らつきが大きくなると、エッチング処理工程において、
最大のめっき厚に合わせてエッチング条件を設定するた
め、めっき厚の小さい部位ではオーバーエッチングとな
り回路導体の幅精度が悪化していた。
【0007】また、非貫通接続穴14を形成するため
に、図5(h)において、パネルめっきを行い、銅箔1
0上と非貫通穴12の壁面および底面に銅めっき膜13
を形成していた。このとき、電気的接続信頼性を確保す
るためには、非貫通穴12の壁面に約20μm以上のめ
っき膜13を形成する必要があり、このために外層回路
15の膜厚t1が約40〜60μmと大きくなってい
た。このように、回路導体厚みが約40〜60μmと大
きくなると、エッチング処理においてサイドエッチング
が進行し回路導体の幅精度が悪化し、外層回路15を微
細に形成することが困難となっていた。
【0008】上述したように、合計3回のパネルめっき
を行うことによって、内層回路7と外層回路15の回路
導体の厚さが大きくなり、厚さのばらつきが大きくな
り、回路導体の厚さが大きくなることにより、エッチン
グ処理時に回路導体の精度が悪くなっていた。このよう
に回路導体の厚さのばらつきや回路導体の精度の低下
は、内層回路7、固有誘電率を有する樹脂11、外層回
路15によって形成される特性インピーダンスのばらつ
きを発生させる原因となっていた。すなわち、特性イン
ピーダンスZ0 は(式1)で表される。なお、(式
1)中の各パラメータである、h、w、tについては、
図6に図示した部位の値である。この特性インピーダン
スZ0 のばらつきはプリント配線板上で整合された電
子回路条件を変化させ、電子回路の誤動作または非動作
との性能上大きな問題を発生させるおそれがあった。
【0009】
【数1】
【0010】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その第1の目的は特性インピーダンスの
安定整合化を図ることにある。また、第2の目的は回路
導体の厚みの薄膜化および均一化と回路導体幅の精度を
向上させることによって、微細な回路形成を行い高密度
高精細配線を可能とすることにある。また、第3の目的
は歩留まりを向上させるとともに製造コストを低減させ
ることにある。また、第4の目的はチップ部品の高密度
実装を可能にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、絶縁材を挟んで内層回路と
外層回路とが設けられた多層配線板において、前記外層
回路を前記絶縁材の表面に設けた金属箔によって形成す
るとともに、前記絶縁材に形成した非貫通穴に埋設され
前記外層回路と内層回路とを電気的に接続する導電性充
填材によって形成される埋設部材を設けたものである。
したがって、埋設部材上に形成された外層回路には凹部
が形成されないので、この外層回路上もチップ部品を搭
載できる。
【0012】また、請求項2に係る発明は、一方の表面
に導体が設けられた絶縁材に非貫通穴を形成し、この非
貫通穴内に導電性充填材を埋設し、この導電性充填材を
介して前記導体と内層回路とが接続されるように前記絶
縁材を内層回路上に積層し、前記導体にエッチング処理
を施すことにより前記絶縁材上に外層回路を形成するも
のである。したがって、内層回路と外層回路との接続を
めっき処理による非貫通接続穴を介さずに導電材によっ
て行うことにより、非貫通接続穴を形成するためのパネ
ルめっき処理が不要になる。
【0013】また、請求項3に係る発明は、両面銅張板
の銅箔から形成した上下一対の内層回路と、これら内層
回路間に形成した貫通穴内に充填された導電性充填材に
よって形成される第1の埋設部材と、前記両面銅張板に
積層された片面銅張板と、この片面銅張板の銅箔から形
成した外層回路と、前記片面銅張板に形成した非貫通穴
に埋設され前記外層回路と内層回路とを電気的に接続す
る導電性充填材によって形成される第2の埋設部材とか
らなる。したがって、内層回路間および内層回路と外層
回路間が埋設部材によって電気的に接続される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。図1は本発明に係る多層配線板の製造
方法を説明するための断面図である。同図において、片
面銅張板20A,20Bは、非貫通穴23を形成する位
置が異なるだけであって、その他の構造は同一であるの
で、同図(a)〜(c)において一方の片面銅張板20
Aのみを説明する。同図(a)に示すように、片面銅張
板20Aは銅箔21に樹脂22が貼着され、樹脂22の
上面を、所定の位置に所定の形状の孔が形成された遮蔽
板(図示せず)によって覆い、レーザ孔を照射すること
により、同図(b)に示すように、銅箔21に到達する
非貫通穴23を形成する。
【0015】遮蔽板を樹脂22の上面の所定の位置に設
置し、スクリーン印刷法により、充填部材としての導電
性充填材の一つである導電ペースト25を非貫通穴23
内に充填し半硬化状態に乾燥する。次に同図(d)に示
すように、上述した図3に示す従来技術において説明し
た内層板8を、上下一対の片面銅張板20A,20Bに
よって、導電ペースト25が内層回路7に対向するよう
にして挟む状態で圧着積層する。
【0016】上下一対の片面銅張板20A,20Bを内
層板8に加熱圧着することにより、同図(e)に示すよ
うに、内層板8に上下一対の片面銅張板20A,20B
を張り合わせ、導電ペースト25を介して外層回路26
と内層回路7とを電気的に接続してから、エッチング処
理によって外層回路26を形成し、多層配線板28を形
成する。
【0017】このように、外層回路26と内層回路7と
を電気的に接続するのに導電ペースト25を介して行う
ようにしたことにより、従来のように非貫通接続穴14
を形成するための第3次めっき処理が不要になる。した
がって、めっき処理工程が削減されることにより、歩留
まりが向上するだけではなく製造コストが低減される。
また、第3次めっき処理が不要になることにより、銅箔
21上にめっき膜が形成されないので、絶縁樹脂22の
外部表面に設けられためっき処理のされていないな薄い
金属箔のみで形成される外層回路26の膜厚t2は8〜
35μmと薄膜で、かつ回路導体膜厚が均一化される。
【0018】また、回路導体の厚さが薄膜であるため、
外層回路26の導体の幅を精度よく形成することがで
き、このため微細な回路導体を形成することができるの
で、回路導体の高密度高精細配線が可能になる。表1は
回路導体の厚さと回路導体幅の精度を比較した表であっ
て、この表から明らかなように、本発明の外層回路26
の厚さおよび幅における精度誤差を、共に従来の外層回
路15と比較しても大幅に小さくすることができる。ま
た、導電ペースト25上の外層回路26は銅箔21付き
樹脂22からなる片面銅張板20A,20Bであるため
平坦で均一な厚さの回路導体となる。さらに、埋設部材
である導電ペースト状に形成された外層回路は平坦面で
あるため、導電ペースト25上にもチップ部品を搭載す
ることができ、このためチップ部品の高密度実装が可能
になる。
【0019】
【表1】 但し、設計仕様値として回路導体の厚さについては、従
来の配線板を50μmとし、本発明の配線板は18μm
とした。また、回路導体の幅については、従来の配線板
および本発明の配線板を共に100μmとした。
【0020】また、外層回路26の回路導体幅を精度よ
く形成することにより、特性インピーダンスのばらつき
を小さくすることが可能になる。表2は特性インピーダ
ンスのばらつきを比較した表であって、この表2から明
らかなように、本発明の外層回路26の厚さおよび幅の
精度誤差に起因する特性インピーダンスのばらつきを大
幅に小さくすることができる。
【0021】
【表2】 但し、設計仕様値として回路導体の厚さについては、従
来の配線板を50μmとし、本発明の配線板は18μm
とした。また、回路導体の幅については、従来の配線板
および本発明の配線板を共に100μmとした。また、
絶縁材の厚さを共に200μm、誘電率を共に4.7と
した。
【0022】図2は本発明における第2の実施の形態を
示す多層配線板の製造方法を説明するための断面図であ
る。同図(a)において、29は絶縁材30の両面に銅
箔31,31が貼着されている両面銅張板であって、同
図(b)において、ドリルによって貫通穴32,32が
穿孔される。同図(c)に示すように、貫通穴32,3
2に対応した孔が開口された遮蔽板(図示せず)を両面
銅張板29の上面に設置し、両面銅張板29の下面に別
の孔が開口されていない遮蔽板(図示せず)を設置し、
スクリーン印刷法により、充填部材としての導電材の一
つである導電ペースト33を貫通穴32,32内に充填
し半硬化状態に乾燥する。次いで、同図(d)に示すよ
うに、絶縁材30の両面の銅箔31をエッチング処理し
て、導電ペースト33を介して電気的に接続される内層
回路34,34を形成することにより、内層板35が形
成される。
【0023】しかる後、同図(e)に示すように、内層
板35を、上述した第1の実施の形態で説明した上下一
対の片面銅張板20A,20Bによって、導電ペースト
25が内層板35の導電ペースト33と内層回路34に
対向するようにして挟む状態で圧着積層する。上下一対
の片面銅張板20A,20Bを内層板35に加熱圧着す
ることにより、同図(f)に示すように、内層板35に
上下一対の片面銅張板20A,20Bが張り合わされ
る。エッチング処理によって外層回路26が形成される
ことにより、導電ペースト25を介して外層回路26と
内層回路34とが電気的に接続され、多層配線板38が
形成される。
【0024】このように、内層回路34,34間を、こ
れら内層回路34,34間を絶縁している絶縁樹脂30
を貫通する貫通穴32に充填した導電ペースト33を介
して、電気的に接続するようにしたことにより、内層板
35を形成するのに、めっき処理が不要になる。したが
って、めっき処理工程を省略できることにより、内層板
35の形成時間が短縮されるだけではなく、製造コスト
も低減される。また、銅箔31上にめっき膜が形成され
ないので、内層回路34の導体膜厚が薄膜で均一化され
る。したがって、内層回路34および外層回路26の導
体の幅を精度よく形成することができ、このため微細な
回路導体を形成することができるので、全体の各層の回
路導体の高密度高精細配線が可能になる。
【0025】図3は本発明における第3の実施の形態を
示す多層配線板の製造方法を説明するための断面図であ
る。この第3の実施の形態が、上述した第2の実施の形
態と異なる点は、片面銅張積層板20A,20Bを内層
板35に積層する前に、外層回路26a,26bを形成
した点と、これら外層回路26a,26bの幅wを非貫
通穴23の穴径Rよりも小さく形成した点にある。
【0026】すなわち、同図(a)における片面銅張積
層板20Aの銅箔21にエッチング処理を施し、同図
(b)に示すように、外層回路26a,26bを形成す
る。次に、同図(c)に示すように、外層回路26a,
26aに対応した部位に外層回路26aの幅wよりも大
きい径Rのレーザ光を照射し貫通穴40を形成する。こ
の後、同図(d)において、この貫通穴40内に導電性
ペースト25を充填し、同図(e)において、内層板3
5の上下に片面銅張板20A,20Bを加熱圧着法によ
って積層して多層配線板41を形成する方法は上述した
第2の実施の形態と同じである。
【0027】このように、同図(b)において、予め片
面銅張板20Aに外層回路26a,26bを形成し、同
図(c)において、外層回路26aの幅wよりも大きい
径Rの貫通穴40をレーザによって形成したことによ
り、貫通穴40の底部内にガスやエアーが貯留するよう
なことがない。したがって、次の工程において貫通穴4
0内に充填された導電性ペースト25の充填性が良好に
なり、外層回路26aと内層回路34および外層回路2
6a,26a間の導通抵抗が大きくなるようなことがな
い。
【0028】本実施の形態においては、4層の多層配線
板について説明したが、さらに片面銅張板20A,20
Bをビルドアップすることにより、5層以上の多層配線
板にも適用できる。また、埋設部材の導電性充填材とし
て銅ペースト25としたが、金ペーストや銀ペースト等
の各種のペーストでもよく、また電気めっきによって析
出した金属でもよく、要は導電材であればよい。また、
図2において、内層板35の両面の内層回路34,34
間の電気的な接続が必要のない場合には、貫通孔32の
穿孔や内層板35の導電ペースト33の充填作業は不要
になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、埋設部材上にもチップ部品を搭載できるの
で、チップ部品の高密度実装が可能になる。
【0030】また、請求項2に係る発明によれば、非貫
通接続穴を形成するためのパネルめっきが不要になるこ
とにより、歩留まりが向上するだけではなく、製造コス
トが低減される。また、外層回路の膜厚が必要以上に大
きくならないので、微細な回路を形成することができ、
このため回路の高密度高精細配線が可能になり、このた
め特性インピーダンスのコントロールが可能になる。
【0031】また、請求項3に係る発明によれば、内層
回路間を電気的に接続するためのパネルめっきが不要に
なることにより、内層回路および外層回路の各層の回路
導体膜厚が薄膜に形成され、回路導体の幅と厚さが均一
化されるので、微細な回路を形成することができ、この
ため回路の高密度高精細配線が可能になり、このため特
性インピーダンスのコントロールが可能になる。さらに
歩留まりが向上するだけではなく、製造コストが低減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施の形態の多層配線板
の製造方法を説明するための断面図である。
【図2】 本発明に係る第2の実施の形態の多層配線板
の製造方法を説明するための断面図である。
【図3】 本発明に係る第3の実施の形態の多層配線板
の製造方法を説明するための断面図である。
【図4】 従来の多層配線板の製造方法の前半を説明す
るための断面図である。
【図5】 従来の多層配線板の製造方法の後半を説明す
るための断面図である。
【図6】 (式1)中のh、w、tに対応した部位を図
示するための模式図である。
【符号の説明】
7,34…内層回路、8,35…内層板、20A,20
B…片面銅張板、21…銅箔、22…樹脂、23…非貫
通穴、25,33…導電ペースト、26,26a,26
b…外層回路、28,38,41…多層配線板、29…
両面銅張板、40…貫通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 泰章 神奈川県小田原市高田字柳町298番地2 日立エーアイシー株式会社内 (72)発明者 桜井 正幸 東京都品川区西五反田一丁目31番地1号 日立エーアイシー株式会社内 Fターム(参考) 5E317 AA24 BB01 BB11 CC22 CC25 CC53 CD25 CD32 GG16 5E346 AA15 AA43 CC32 DD12 EE02 FF18 GG15 GG22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材を挟んで内層回路と外層回路とが
    設けられた多層配線板において、前記外層回路を前記絶
    縁材の表面に設けた金属箔によって形成するとともに、
    前記絶縁材に形成した非貫通穴に埋設され前記外層回路
    と内層回路とを電気的に接続する導電性充填材によって
    形成される埋設部材を設けたことを特徴とする多層配線
    板。
  2. 【請求項2】 両面銅張板の銅箔から形成した上下一対
    の内層回路と、これら内層回路間に形成した貫通穴内に
    充填された導電性充填材によって形成される第1の埋設
    部材と、前記両面銅張板に積層された片面銅張板と、こ
    の片面銅張板の銅箔から形成した外層回路と、前記片面
    銅張板に形成した非貫通穴に埋設され前記外層回路と内
    層回路とを電気的に接続する導電性充填材によって形成
    される第2の埋設部材とからなることを特徴とする多層
    配線板。
  3. 【請求項3】 上下の表面に内層回路用の導体が設けら
    れた絶縁材に貫通穴を形成する工程と、この貫通穴に導
    電性充填材を埋設する工程と、前記内層回路用の導体を
    エッチングすることにより内層回路を形成する工程と、
    一方の表面に外層回路用の導体が設けられた絶縁材に非
    貫通穴を形成する工程と、この非貫通穴内に導電性充填
    材を埋設する工程と、この導電性充填材を介して前記外
    層回路用の導体と前記内層回路とが接続されるように前
    記両絶縁材を積層する工程と、前記外層回路用の導体に
    エッチングすることにより外層回路を形成する工程とを
    含むことを特徴とする多層配線板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109429420A (zh) * 2017-08-22 2019-03-05 宏启胜精密电子(秦皇岛)有限公司 具有电磁屏蔽功能的电路板及其制作方法

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CN109429420B (zh) * 2017-08-22 2021-11-16 宏启胜精密电子(秦皇岛)有限公司 具有电磁屏蔽功能的电路板及其制作方法

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