JP2002026487A - 基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法 - Google Patents

基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法

Info

Publication number
JP2002026487A
JP2002026487A JP2000208251A JP2000208251A JP2002026487A JP 2002026487 A JP2002026487 A JP 2002026487A JP 2000208251 A JP2000208251 A JP 2000208251A JP 2000208251 A JP2000208251 A JP 2000208251A JP 2002026487 A JP2002026487 A JP 2002026487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference hole
substrate
correction
correcting
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000208251A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sugiyama
杉山  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000208251A priority Critical patent/JP2002026487A/ja
Publication of JP2002026487A publication Critical patent/JP2002026487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ部品のような面実装部品を正確な位置
に実装できるようにするために基板の基準穴の位置を矯
正することができる基板の基準穴矯正装置および基板の
基準穴矯正方法を提供すること。 【解決手段】 基準穴H1,H2と基準マークAMを有
する基板の基準穴矯正装置10であって、基板12を保
持する固定部30と、基準マークAMの位置を光学的に
読み取る光学的読み取り部32と、読み取ったデータか
ら矯正基準穴位置を算出する制御部100と、制御部1
00からの制御信号に基づき矯正基準穴位置に基準穴H
1,H2より大きい矯正基準穴H10,H11を開ける
加工部34を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばプリント
配線基板のような基準穴と基準マークを有する基板の基
準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】基板、たとえばプリント配線基板は、実
装機の部品装着部に位置決めした後に、プリント配線基
板にはチップ部品を実装する。この種の基板は、配線パ
ターンおよび基板の位置決め用のアライメントマーク
や、基板を実装機側に位置決めして固定するための基準
穴を有している。配線パターンやアライメントマーク
は、基板に対してエッチング処理を行うことで形成す
る。これに対して、基準穴、ディスクリート部品の脚挿
入穴および基板の外形形状は、金型を用いてパンチング
抜加工により形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したエッチング処
理工程とパンチング抜工程は、別工程であるために、配
線パターンの位置と基準穴の位置がずれてしまい、両者
の位置にはたとえば±0.2mm程度のずれが出てしま
う。上述した基板には、2つの基準であるアライメント
マークと基準穴が存在するために、アライメントマーク
に対して基準穴を合わせないと、基板の基準穴に部品装
置部の位置決めピンをはめこんで位置決めしても、配線
パターンの正確な位置にチップ部品を実装できなくなっ
てしまうという問題がある。しかもこの種のチップ部品
(面実装部品ともいう)は非常に小さいので、アライメ
ントマークと基準穴の微小な位置ずれも問題となる。そ
こで本発明は上記課題を解消し、チップ部品のような面
実装部品を正確な位置に実装できるようにするために基
板の基準穴の位置を矯正することができる基板の基準穴
矯正装置および基板の基準穴矯正方法を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基準
穴と、配線パターンと同時に形成した基準マークを有す
る基板の基準穴矯正装置であって、前記基板を保持する
固定部と、前記基準マークの位置を光学的に読み取る光
学的読み取り部と、前記読み取ったデータから矯正基準
穴位置を算出する制御部と、前記制御部からの制御信号
に基づき前記矯正基準穴位置に前記基準穴より大きい矯
正基準穴を開ける加工部と、を具備することを特徴とす
る基板の基準穴矯正装置である。請求項1では、固定部
に基板を保持する。光学的読み取り部は、基準マークの
位置を光学的に読み取る。制御部は、この読み取ったデ
ータから矯正基準穴位置を算出する。加工部は、制御部
からの制御信号に基づいて、矯正基準穴位置にこの基準
穴より大きい矯正基準穴を開ける。これにより、配線パ
ターンと同時に形成した基準マークの位置に基づいた制
御信号により、基準穴より大きい矯正基準穴を開けるこ
とから、この矯正基準穴を基準として面実装部品を配線
パターンにマウントするための面実装機に基板を位置決
めすることにより、基準マークと矯正基準穴の位置のず
れがなくなり、矯正基準穴を基準として面実装部品は面
実装機により基板の配線パターンの正確な位置に実装す
ることができる。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載の基板
の基準穴矯正装置において、前記光学的読み取り部と前
記加工部を、前記固定部に保持された前記基板上で第1
方向と前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記制
御部からの制御信号に基づき移動するロボットに取り付
けられていることを特徴とする。請求項2では、光学的
読み取り部と加工部がロボットに取り付けられており、
光学的読み取り部と加工部はロボットの動作により第1
方向と第1方向と直交する第2方向に沿って移動でき
る。
【0006】請求項3の発明は、請求項1に記載の基板
の基準穴矯正装置において、前記基板はディスクリート
部品と面実装部品がマウントされ、前記ディスクリート
部品のマウント工程と前記面実装部品のマウント工程と
の間の工程に配置されることを特徴とする。請求項3で
は、基板の基準穴矯正装置が、ディスクリート部品のマ
ウント工程と面実装部品のマウント工程の間に配置され
ている。
【0007】請求項4の発明は、請求項2に記載の基板
の基準穴矯正装置において、前記面実装部品は前記矯正
基準穴を基準として面実装機によりマウントされること
を特徴とする。請求項4では、面実装部品は矯正基準穴
を基準として面実装機によりマウントすることができる
ので、面実装部品は基板の配線パターンの正確な位置に
実装することができる。
【0008】請求項5の発明は、基準穴と、配線パター
ンと同時に形成した基準マークを有する基板の基準穴矯
正方法であって、前記基板を保持する固定ステップと、
前記基準マークの位置を読み取る光学的読み取りステッ
プと、前記読み取ったデータから矯正基準穴位置を算出
する制御ステップと、前記制御ステップの制御に基づき
前記矯正基準穴位置に前記基準穴より大きい矯正基準穴
を開ける加工ステップと、を具備することを特徴とする
基板の基準穴矯正方法である。請求項5では、固定ステ
ップにおいて基板を保持する。光学的読み取りステップ
では、基準マークの位置を光学的に読み取る。制御ステ
ップでは、読み取ったデータから矯正基準穴位置を算出
する。加工ステップでは、制御ステップでの制御に基づ
いて矯正基準穴位置に基準穴より大きい矯正基準穴を開
ける。これにより、配線パターンと同時に形成した基準
マークの位置に基づいた制御信号により、基準穴より大
きい矯正基準穴を開けることから、この矯正基準穴を基
準として面実装部品を配線パターンにマウントするため
の面実装機に基板を位置決めすることにより、基準マー
クと矯正基準穴の位置のずれがなくなり、矯正基準穴を
基準として面実装部品は面実装機により基板の配線パタ
ーンの正確な位置に実装することができる。
【0009】請求項6の発明は、請求項5に記載の基板
の基準穴矯正方法において、前記基板はディスクリート
部品と面実装部品がマウントされ、前記ディスクリート
部品のマウント工程と前記面実装部品のマウント工程と
の間の工程で行われることを特徴とする。請求項6で
は、基板の基準穴矯正装置が、ディスクリート部品のマ
ウント工程と面実装部品のマウント工程の間に配置され
ている。
【0010】請求項7の発明は、請求項5に記載の基板
の基準穴矯正方法において、前記面実装部品は、前記矯
正基準穴を基準として面実装機によりマウントされるこ
とを特徴とする。請求項7では、面実装部品は矯正基準
穴を基準として面実装機によりマウントすることができ
るので、面実装部品は基板の配線パターンの正確な位置
に実装することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0012】図1は、本発明の基板の基準穴矯正装置を
備える電子部品の実装工程の例を示している。図2は、
プリント配線基板のような基板の一例を示しており、基
板12は、図1の部品実装工程を通過することにより、
一方の面14には各種のディスクリート部品(リード部
品に相当する)DPが実装され、基板12の第2面16
には各種のチップ部品(面実装部品)CPが実装され
る。
【0013】図1の基板の基準穴矯正装置10は、ディ
スクリート部品の実装機18とチップ部品の実装機20
の間に位置している。基板12は、ディスクリート部品
の実装機18、基板の基準穴矯正装置10を経て、チッ
プ部品の実装機20に達する。ディスクリート部品の実
装機18は、図2に示すように基板12の第1面14に
対してディスクリート部品DPを実装する。基板の基準
穴矯正装置10を通過した基板12には、チップ部品の
実装機20が第2面16に対してチップ部品CPを実装
する。
【0014】図3〜図5は、図1の基板の基準穴矯正装
置10の好ましい実施の形態を示している。図3は基板
の基準穴矯正装置10を示す斜視図であり、図4は基板
の基準穴矯正装置10の正面図であり、図5は基板の基
準穴矯正装置10の平面図である。図3〜図5に示すよ
うに、基板の基準穴矯正装置10は、概略的には固定部
30、光学的読み取り部としてのカメラ32、制御部1
00、加工部34およびXYロボット40を有してい
る。
【0015】固定部30は、ベース42と基板の搭載台
44を有している。基板の搭載台44は、ベース42の
上に位置決めして着脱可能に固定することができる。X
Yロボット40は、この固定部30の上に設けられてい
る。XYロボット40は、サポート42,44を有して
いる。これらのサポート42,44の間には、ガイド部
46がX方向に設けられている。ガイド部46は、別の
ガイド部48を、X方向に移動及び位置決め可能に支持
している。すなわちガイド部48は、モータ50を作動
することにより、送りねじの回転に伴ってX方向に移動
して位置決め可能である。
【0016】ガイド部48は、カメラ32と加工部34
を保持している。カメラ32は、モータ52を作動する
ことによりガイド部48に沿ってY方向に移動して位置
決め可能である。加工部34は、ガイド部48に沿って
Y方向に沿ってモータ54を作動することで、移動して
位置決め可能である。カメラ32は、たとえばCCD
(電荷結合素子)カメラを用いることができる。カメラ
32は、基板12の上に形成されているアライメントマ
ークAMを光学的に読み取ることで、映像信号ISを制
御部100に送る。
【0017】加工部34は、基板12の2種類の基準穴
H1とH2を加工することで、矯正基準穴を形成するた
めの部分である。ガイド部48のモータ56が作動する
と、ドリル58が連続回転するようになっている。モー
タ50,52,54,56は、制御部100からの指令
によりそれぞれ動作するようになっている。基板12
は、図4に示すように基板搭載台44のピン44Aによ
り浮かせるようにして支持している。この状態では、基
板12の第2面16が上向きになっている。このように
ピン44Aにより基板搭載台44に対して基板12の第
1面14を浮かせて保持するのは、すでに図2に示す基
板12の第1面14側にディスクリート部品DPが搭載
されているからである。
【0018】次に、図6を参照して、基板12に対して
配線パターンおよびアライメントマークAMを形成する
ためのエッチング化学処理工程と、2種類の基準穴H1
とH2を形成するパンチング抜加工について簡単に説明
する。図6(A)に示すように、基板12の第2面16
には、ディスクリート部品DPとチップ部品CPを実装
するのに、必要とする配線パターン62が形成されてい
る。図7に示す基板12の第1面14には、ディスクリ
ート部品DPを実装するためのディスクリート部品DP
の脚挿入穴及び基準穴H1,H1,H2,H2が見えて
いる。アライメントマークAMは、図6(A)の例では
第2面16に2箇所設けられている。配線パターン62
およびアライメントマークAMは、エッチング化学処理
により同時に形成されており、たとえば銅薄膜をエッチ
ングすることで、これらの配線パターンとアライメント
マークAM(基準マークに相当する)を形成することが
できる。
【0019】次に、基板12に対して図6(B)に示す
ように金型によるパンチング抜加工によって、複数のデ
ィスクリート部品DPの脚挿入穴と基準穴H1と基準穴
H2を形成する。図6(B)の例では、基準穴H1は2
箇所対角線上の反対位置に形成されており、基準穴H2
も対角線上の反対位置に形成されている。基準穴H1は
たとえば小さな円形状の穴であり、基準穴H2は寸法誤
差を吸収するために楕円形状もしくは長穴状の穴であ
る。
【0020】次に、図1の電子部品の実装工程動作、お
よび基板の基準穴矯正装置10による基板の基準穴の矯
正方法について、図13を参照しながら説明する。図1
3のステップST1では、図6(A)に示すように、配
線パターン60,62、アライメントマークAM等を、
基板16に対してエッチング化学処理により同時に形成
する。次に、図13のステップST2において、図6
(B)に示すように、複数のディスクリート部品DPの
脚挿入穴と基準穴H1,H2を金型パンチング抜加工で
所定の大きさに加工する。
【0021】図13のステップST3では、図7に示す
ように基板12の第1面14のディスクリート部品DP
の脚挿入穴に対して必要なディスクリート部品DPを実
装する。このディスクリート部品DPの実装は、図1の
ディスクリート部品の実装機18により行う。この場合
には、基準穴H1,H2は、ディスクリート部品の実装
機18のピン88,81にそれぞれ差し込むことで、基
板12をディスクリート部品の実装機18に位置決めす
る。
【0022】図13の固定ステップST4においては、
図3に示すようにディスクリート部品の実装済みの基板
12を基板搭載台44の上に搭載して保持する。図13
の光学的読み取りステップST5では、制御部100が
モータ50,52を駆動することにより、カメラ32が
アライメントマークAMを映像で捕らえると、その映像
信号ISが制御部100に送られる。制御部100は映
像信号ISが送られると、加工部34に対して制御信号
を送ることにより、加工部34のモータ56が作動して
ドリル58が回転して、基準穴H1と基準穴H2を図8
に示すように矯正して、矯正基準穴H10とH11に形
成し直す。
【0023】図9は、このような矯正基準穴H10とH
11の形成手順を示している。図13の光学的読み取り
ステップST5において、図9(A)に示すアライメン
トマークAMの一方または両方を、図9(B)のカメラ
32で捕らえると、そのカメラ32で捕らえた映像信号
ISが制御部100に送られる。図13の制御ステップ
ST6において、制御部100はこの映像信号ISを得
た時のカメラ32のX方向とY方向に関するX−Yの位
置をデータとして、基準穴H1,H2の位置を算出す
る。カメラ32と基準穴H1,H2の位置の関係は、あ
らかじめプログラムされて制御部100に記憶されてい
る。このことから、図13の加工ステップT7におい
て、制御部100は図3のXYロボット40により加工
部34を基準穴H1とH2に順次位置決めしていき、ア
ライメントマークAMの位置を基準として、基準穴H
1,H2の位置に、基準穴H1よりも大きい矯正基準穴
H10を形成するとともに、基準穴H2よりも大きい矯
正基準穴H11を形成する。
【0024】図10は、元々の基準穴H1,H2と、新
しく形成した矯正基準穴H10,H11の例を示してい
る。矯正基準穴H10は、基準穴H1に比べて大きな穴
になっており、円形状の穴である。矯正基準穴H11
は、元々の基準穴H2よりも大きな楕円形状もしくは長
穴形状になっている。このような大きな矯正基準穴H1
0とH11を、アライメントマークAMを基準位置とし
て新たに形成することにより、アライメントマークAM
と矯正基準穴H10,H11間における位置ずれをなく
すことができる。これは、矯正基準穴H10と矯正基準
穴H11が、元々の基準穴H1,H2よりも大きく形成
するからである。
【0025】次に、図1のチップ部品の実装機20に基
板12が到達すると、図13のステップST8におい
て、基板12は、チップ部品の実装機20のピン90,
91に対して矯正基準穴H10,H11をそれぞれ差し
込む。このピン90は、図7に示すディスクリート部品
の実装機18のピン80,81よりも太いピンである。
このようにして位置決めされた基板12の配線パターン
62に対して必要なチップ部品(面実装部品)CPが実
装される。図11では、基準穴H1がドリルにより矯正
基準穴H10に形成された様子を一例として示してい
る。基準穴H1の内壁95は一部分が荒れた凹凸状態に
なっている。しかしドリルにより矯正基準穴H10に加
工し直すことにより、内周面97が非常にきれいな基準
穴として形成することができる。このことは矯正基準穴
H11でも同様である。
【0026】本発明の実施の形態では、基板のプリント
面のエッチングパターン寸法(位置寸法)と、基板を実
装する機器に合わせる基板の位置決めピン用基準穴の位
置関係寸法誤差(加工バラツキ)を極少にすることがで
きる。本発明の実施の形態では、チップ実装の前段階で
基準穴の矯正加工を行うことで、実装機の前では行わな
い。ディスクリート部品とチップ部品を実装する場合で
あって、チップ部品を第2面に実装する場合は、一般に
ディスクリート部品の実装を完了したあとにチップ実装
をするので、この2つの実装機の間に設置するケースが
ほとんどである。面実装部品は急激に小さくなってい
る。もし本発明の基板の基準穴矯正装置が無いとこのよ
うな小さな部品は使用できなくなる可能性がある。本発
明の基板の基準穴矯正装置により、現行の機械式実装機
が超小型チップ実装対応として使用できる。
【0027】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。基準穴の形状は円形状や長穴状もし
くは楕円形状であっても、その他の形状であっても勿論
構わない。そしてその後で形成する矯正基準穴の形状も
円形状、長穴状もしくは楕円形状あるいはその他の形状
であっても勿論構わない。また、図示した基板12に形
成されている配線パターンの形状は特に限定されるもの
ではなく、アライメントマーク(基準マーク)AMの数
や形状は、図示のものに限定されるものではない。図3
のXYロボット40の形状は、図3の形状のものに限ら
ない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップ部品のような面実装部品を正確な位置に実装でき
るようにするために基板の基準穴の位置を矯正すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板の基準穴矯正装置を含む基板の部
品の実装工程の例を示す斜視図。
【図2】基板に搭載されているディスクリート部品とチ
ップ部品の例を示す図。
【図3】本発明の基板の基準穴矯正装置の好ましい実施
の形態を示す斜視図。
【図4】基板の基準穴矯正装置の正面図。
【図5】基板の基準穴矯正装置の平面図。
【図6】基板の前処理であるエッチング化学処理とパン
チング抜加工の例を示す斜視図。
【図7】基板に対してディスクリート部品を実装する例
を示す平面図。
【図8】基準穴の矯正を示す平面図。
【図9】アライメントマークをカメラで光学的に読み取
り、基準穴を加工して矯正基準穴を形成する例を示す斜
視図。
【図10】基準穴から矯正基準穴を形成した場合の例を
示す平面図。
【図11】基準穴から矯正基準穴を形成した場合の例を
示す断面図。
【図12】基板に対してチップ部品を実装する例を示す
平面図。
【図13】本発明の基板の基準穴の矯正方法を示すフロ
ー図。
【符号の説明】
10・・・基板の基準穴矯正装置、12・・・基板、1
4・・・基板の第1面、16・・・基板の第2面、18
・・・ディスクリート部品の実装機、20・・・チップ
部品の実装機、30・・・固定部、32・・・カメラ
(光学的読み取り部)、34・・・加工部、62・・・
配線パターン、100・・・制御部、AM・・・アライ
メントマーク(基準マーク)、CP・・・チップ部品
(面実装部品)、DP・・・ディスクリート部品(リー
ド部品)、H1,H2・・・基準穴、H10,H11・
・・矯正基準穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA20 BB02 BB27 CC01 CC28 EE00 FF04 FF61 JJ03 JJ26 NN20 PP03 PP12 PP25 TT02 TT08 3C036 AA01 AA12 5E313 AA03 AA05 AA11 CC04 EE02 EE03 EE22 FF14 FG02 5H269 AB03 AB19 JJ19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準穴と、配線パターンと同時に形成し
    た基準マークを有する基板の基準穴矯正装置であって、 前記基板を保持する固定部と、 前記基準マークの位置を光学的に読み取る光学的読み取
    り部と、 前記読み取ったデータから矯正基準穴位置を算出する制
    御部と、 前記制御部からの制御信号に基づき前記矯正基準穴位置
    に前記基準穴より大きい矯正基準穴を開ける加工部と、
    を具備することを特徴とする基板の基準穴矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記光学的読み取り部と前記加工部を、
    前記固定部に保持された前記基板上で第1方向と前記第
    1方向と直交する第2方向に沿って前記制御部からの制
    御信号に基づき移動するロボットに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板の基準穴矯正装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基板はディスクリート部品と面実装
    部品がマウントされ、前記ディスクリート部品のマウン
    ト工程と前記面実装部品のマウント工程との間の工程に
    配置されることを特徴とする請求項1に記載の基板の基
    準穴矯正装置。
  4. 【請求項4】 前記面実装部品は前記矯正基準穴を基準
    として面実装機によりマウントされることを特徴とする
    請求項2に記載の基板の基準穴矯正装置。
  5. 【請求項5】 基準穴と、配線パターンと同時に形成し
    た基準マークを有する基板の基準穴矯正方法であって、 前記基板を保持する固定ステップと、 前記基準マークの位置を読み取る光学的読み取りステッ
    プと、 前記読み取ったデータから矯正基準穴位置を算出する制
    御ステップと、 前記制御ステップの制御に基づき前記矯正基準穴位置に
    前記基準穴より大きい矯正基準穴を開ける加工ステップ
    と、を具備することを特徴とする基板の基準穴矯正方
    法。
  6. 【請求項6】 前記基板はディスクリート部品と面実装
    部品がマウントされ、 前記ディスクリート部品のマウント工程と前記面実装部
    品のマウント工程との間の工程で行われることを特徴と
    する請求項5に記載の基板の基準穴矯正方法。
  7. 【請求項7】 前記面実装部品は、前記矯正基準穴を基
    準として面実装機によりマウントされることを特徴とす
    る請求項5に記載の基板の基準穴矯正方法。
JP2000208251A 2000-07-05 2000-07-05 基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法 Pending JP2002026487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208251A JP2002026487A (ja) 2000-07-05 2000-07-05 基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208251A JP2002026487A (ja) 2000-07-05 2000-07-05 基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002026487A true JP2002026487A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18704871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000208251A Pending JP2002026487A (ja) 2000-07-05 2000-07-05 基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002026487A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100428518C (zh) * 2003-03-24 2008-10-22 Tdk株式会社 陶瓷元件的制造方法及其制造系统
TWI495969B (zh) * 2013-05-08 2015-08-11 Pegatron Corp 站位順序自動偵測方法
KR101903323B1 (ko) * 2018-02-28 2018-10-02 김시일 금형 제조 장치
KR101947947B1 (ko) * 2018-02-28 2019-02-13 김시일 반사모듈이 구비된 금형 제조 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100428518C (zh) * 2003-03-24 2008-10-22 Tdk株式会社 陶瓷元件的制造方法及其制造系统
TWI495969B (zh) * 2013-05-08 2015-08-11 Pegatron Corp 站位順序自動偵測方法
KR101903323B1 (ko) * 2018-02-28 2018-10-02 김시일 금형 제조 장치
KR101947947B1 (ko) * 2018-02-28 2019-02-13 김시일 반사모듈이 구비된 금형 제조 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4542046B2 (ja) 穴開け方法及び穴開け装置
US6904672B2 (en) Method for mounting an electronic component
KR100431257B1 (ko) 부품의 실장장치 및 실장방법
JP5792588B2 (ja) 電子部品実装装置
KR100338909B1 (ko) 전자부품의 실장 방법
US7181089B2 (en) Method and apparatus for searching for fiducial marks, and method of detecting positions of the fiducial marks
JPH118497A (ja) 電子部品実装方法及び装置
KR100342031B1 (ko) 전자부품 실장방법 및 실장장치
JPWO2013161878A1 (ja) 部品実装装置
KR20070011168A (ko) 실장 기판 및 전자 부품의 실장 방법
JP2002026487A (ja) 基板の基準穴矯正装置および基板の基準穴矯正方法
US7006879B2 (en) Boring method for circuit board
JP3613055B2 (ja) スクリーン印刷における基板の位置合わせ方法
JPH0829458B2 (ja) 部品の自動マウント方法
JP2001105387A (ja) Vカット加工方法及びvカット装置
JP2009218461A (ja) 部品実装方法
JPH0685492A (ja) 部品装着装置
JP2002076694A (ja) 部品実装装置及び部品実装方法
JPH03187746A (ja) スクリーン印刷装置
JPH0846392A (ja) 電子部品自動装着装置
KR0165223B1 (ko) 인쇄 회로 기판의 부품 장착 장치 및 방법
JPH02189877A (ja) 電気部品装置
JPH10315430A (ja) 基板へのスクリーン印刷方法
JPH11330790A (ja) 部品搭載方法及び装置
JPH01238200A (ja) 部品実装位置設定方法