JP2002026093A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
行う。 【解決手段】 半導体素子を含む集積回路のパターンで
チップが形成されたパターン付きウエハに電子線を走査
しながら照射して二次電子を検出し、その電子線画像を
使用してウエハの欠陥を検査するパターン付きウエハの
欠陥検査方法は、走査線の本数を1/nで間引き走査し
て電子線画像を取得する間引き走査工程K1と、得られ
た電子線画像でウエハの欠陥の分布を求める欠陥分布抽
出工程K2と、検査すべきチップを欠陥分布に基づきサ
ンプリングする工程K3と、サンプリングしたチップを
詳細に検査する詳細検査工程K4とを備えている。 【効果】 走査線の本数を間引いて得られた電子線画像
から欠陥の分布を求め、この欠陥分布により検査対象チ
ップをサンプリングした上で、サンプリングしたチップ
を詳細検査するため、検査時間を短縮しつつ検査精度を
向上できる。
Description
技術、特に、走査型電子顕微鏡(ScanningEl
ectron Microscopy。以下、SEMと
いう。)を使用して半導体ウエハの欠陥を検査する技術
を含む半導体装置の製造方法に関し、例えば、半導体ウ
エハ(パターンなしウエハ)に半導体素子を含む集積回
路のパターンがリソグラフィー処理およびエッチング処
理によって形成された半導体ウエハ(以下、パターン付
きウエハという。)のパターンを検査するのに利用して
有効な技術に関する。
Cという。)の製造方法において、リソグラフィ処理お
よびエッチング処理の良否はICの製造歩留まり等の生
産性に大きな影響を及ぼすため、リソグラフィ処理およ
びエッチング処理によってパターンニングされたパター
ン付きウエハの欠陥を検査する方法(以下、パターン付
きウエハの欠陥検査方法という。)が従来から実施され
ている。
に極めて高い分解能を有するSEMを使用するパターン
付きウエハ欠陥検査装置(以下、SEM式欠陥検査装置
という。)が提案されている。すなわち、SEM式欠陥
検査装置はパターン付きウエハに電子線を走査しながら
照射するとともに、パターン付きウエハからの二次電子
を二次電子検出器によって検出し、この検出結果に基づ
いて電子線画像を取得し、この電子線画像を使用してパ
ターン付きウエハに形成されたパターンの欠陥を検査す
るように構成されている。
例としては、株式会社工業調査会1998年11月25
日発行の「電子材料11月号別冊」P190〜P19
6、がある。
を使用してパターン付きウエハの欠陥検査方法を実施す
るに際して、線幅(照射幅)が数百μmの電子線(以
下、走査線という。)を走査してパターン付きウエハの
全面を走査線によって塗り潰すように検査すると、一枚
のパターン付きウエハを検査するのに要する時間は17
時間以上にもなるため、SEM式欠陥検査装置をICの
製造方法に実用することができない。
中から検査対象とするチップを任意サンプリングして、
サンプリングしたチップについてだけSEM式欠陥検査
装置を使用したパターン付きウエハの欠陥検査方法を実
施することにより、検査時間を短縮することが考えられ
る。
のチップをサンプリングした場合には検査時間は17分
間になり、パターン付きウエハの中から五個のチップを
サンプリングした場合には検査時間は1時間21分にな
り、パターン付きウエハの中から十八個のチップをサン
プリングした場合には検査時間は4時間23分間になる
ことが、確認されている。
プの中から十八個のチップをサンプリングして検査を実
施した場合であっても、検査が実施されてないチップに
おいて発生している欠陥は見逃すことになる。そして、
パターン付きウエハの欠陥は様々な要因ごとに特定の領
域に集中してクラスタ状に発生することが少なくないた
め、サンプリングから外れたチップに欠陥が生じた場合
に、これを見逃すことは無視できない。
な検査結果を得ることができる半導体装置の製造方法を
提供することにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
ターンによって複数個のチップが形成された半導体ウエ
ハに電子線が走査されて照射されるとともに、この半導
体ウエハからの二次電子が検出されて電子線画像が取得
され、この電子線画像が使用されて前記半導体ウエハの
欠陥が検査される半導体装置の製造方法において、前記
半導体ウエハに照射される電子線の走査線の本数が複数
本(n)に一本の割合で間引かれて前記電子線が走査さ
れ、この走査により得られた電子線画像によって前記半
導体ウエハの欠陥の分布が求められることを特徴とす
る。
引いて半導体ウエハを走査し、この走査により得られた
電子線画像から半導体ウエハの欠陥の分布が求められる
ため、この半導体ウエハにおける欠陥の分布に基づいて
検査すべきチップを適正にサンプリングすることができ
る。そして、このサンプリングによるチップを検査する
ことにより、半導体ウエハ全体について適正な欠陥検査
を確保することができる。他方、サンプリングによって
全体としての検査時間を短縮することができる。しか
も、サンプリング時の走査本数が間引かれているため、
サンプリングに要する時間自体も短縮することができ
る。
るパターン付きウエハの欠陥検査方法を示す工程図であ
る。図2は本発明の一実施の形態であるパターン付きウ
エハの欠陥検査方法に使用されるSEM式欠陥検査装置
を示す模式図である。図3以降は本発明の一実施の形態
であるパターン付きウエハの欠陥検査方法を説明するた
めの各説明図である。
体装置の製造方法に適用される欠陥検査方法は、図2に
示されたSEM式欠陥検査装置を使用してパターン付き
ウエハを検査するパターン付きウエハの欠陥検査方法と
して構成されている。図2に示されているSEM式欠陥
検査装置1は室内が真空排気されるチャンバ2を備えて
おり、チャンバ2内にはSEM3、試料室4および光学
顕微鏡5が設備されている。また、SEM式欠陥検査装
置1は画像処理部6および制御部7を備えている。
極12、コンデンサレンズ13、ブランキング用偏向器
14、走査偏向器15、二次電子検出器16、絞り17
および対物レンズ18を備えている。引き出し電極12
に電圧が印加されて電子銃11から電子線10が引き出
される。電子線10の加速は電子銃11に高圧の負の電
位を印加することで実行される。これにより、電子線1
0はその電位に相当するエネルギーで試料台21の方向
に進み、コンデンサレンズ13で収束され、さらに、対
物レンズ18により細く絞られてXYステージ20の上
に搭載された後記するパターン付きウエハ40に照射さ
れる。なお、ブランキング用偏向器14には走査信号発
生器25が接続され、対物レンズ18には対物レンズ電
源26が接続されている。
16が装備されており、二次電子検出器16の出力信号
はプリアンプ28によって増幅された後に、AD変換器
29によりデジタルデータに変換されるようになってい
る。二次電子検出器16は電子線10がパターン付きウ
エハ40に照射されている間に発生した二次電子を検出
するように構成されている。AD変換器29は二次電子
検出器16が検出したアナログ信号をプリアンプ28に
よって増幅された後に直ちにデジタル信号に変換して画
像処理部6に伝送するように構成されている。
されており、試料室4内には試料台21がSEM3と光
学顕微鏡5との間を水平に往復移動し得るように敷設さ
れている。試料台21の上には回転ステージ19および
XYステージ20が搭載されている。試料台21には光
学式高さ測定器22および位置モニタ用測長器23がそ
れぞれ設備されている。XYステージ20はパターン付
きウエハ40を搭載されて、SEM3による検査時にY
方向に連続して一定速度で移動されるように構成されて
いる。この際、SEM3の電子線10は走査偏向器15
によってX方向に直線に走査される。
転ステージ19およびXYステージ20のモータの回転
数等のデータは制御部7に転送されるように構成されて
おり、制御部7はそれらのデータに基づいて、電子線1
0が照射されている領域や位置を詳細に把握するように
構成されている。また、制御部7は位置ずれをSEM3
の補正制御回路27を用いて補正するようになってい
る。
方式である光学式測定器、例えばレーザ干渉測定器や反
射光の位置の変化を測定する反射光式測定器が使用され
ており、XYステージ20の上にセットされたパターン
付きウエハ40の高さをリアルタイムに測定するように
構成されている。光学式高さ測定器22の測定データに
基づいて、電子線を細く絞るための対物レンズ18の焦
点距離がダイナミックに補正され、常に被検査領域に焦
点が一致した電子線10が照射されるようになってい
る。
SEM3の近傍であって互いに影響を及ぼさない程度に
離れた位置に設備されており、SEM3と光学顕微鏡5
との間の距離は既知である。そして、試料台21はSE
M3と光学顕微鏡5との間の既知の距離を往復移動する
ようになっている。光学顕微鏡5は光源35、光学レン
ズ36、CCDカメラ37により構成されている。
画像記憶部31、演算部32、欠陥判定部33、モニタ
34により構成されている。制御部7はSEM式欠陥検
査装置1の各部における動作命令および動作条件を入出
力するように構成されており、制御部7には電子線発生
時の加速電圧、電子線偏向幅、偏向速度、試料台移動速
度、検出器の信号取り込みタイミング等の条件が入力さ
れている。
置1の作用を説明する。
ハ40がXYステージ20の上にセットされる。セット
されたパターン付きウエハ40は試料台21によって光
学顕微鏡5の下に配置され、モニタ34によりパターン
付きウエハ40上のパターンの光学顕微鏡画像が観察さ
れ、第一画像記憶部30または第二画像記憶部31に記
憶される。この際、SEMによっても観察可能のパター
ンが選定される。観察したパターンの位置は座標によっ
て記憶される。
動されることにより、パターン付きウエハ40がSEM
3の下に配置される。パターン付きウエハ40がSEM
3の下に配置されると、記憶された座標値に基づき光学
顕微鏡5によって観察された部位と推定される部位に電
子線10が走査偏向器15によりXY方向の二次元に走
査されて照射される。
察部位から発生する二次電子が二次電子検出器16によ
って検出されることにより、電子線画像が取得される。
取得された電子線画像は第一画像記憶部30または第二
画像記憶部31に記憶される。記憶された電子線画像内
のパターンの位置が計測される。
って記憶されたパターンと同一のパターンの画像が現わ
れるように電子線10を偏向する等して補正を実行する
ことにより、検査開始前に電子線照射位置と光学顕微鏡
観察位置の対応が予め付けられ、かつ、電子線照射位置
が校正される。
戻される。そして、光学顕微鏡5による画像が用いられ
て回転ステージ19により回転補正が、パターン付きウ
エハ40のパターンが試料台21の移動方法と平行(X
方向)あるいは直交(Y方向)となるように実行され
る。
れてパターン付きウエハ40のパターンが観察され、パ
ターン付きウエハ40の位置やチップ間の距離、例え
ば、メモリセルのような繰り返しパターンの繰り返しピ
ッチが予め測定され、制御部7に測定値が入力される。
の補正作業や検査準備作業が完了すると、試料台21が
SEM3に再び移動されてパターン付きウエハ40がS
EM3の下に配置される。光学顕微鏡5によって実施さ
れた補正作業や検査準備作業と同様の作業がSEM3に
よる電子線画像によって実施される。
ン付きウエハの欠陥検査方法を図1の工程図に沿って説
明する。
おいて、図3に示されているように、パターン付きウエ
ハ40に照射される電子線の走査線50の本数が複数本
(n)に一本の割合(1/n)で間引かれて、パターン
付きウエハ40には走査線50が全体にわたって均等に
走査され、この間引き走査により、欠陥分布抽出のため
の電子線画像が取得される。なお、走査線50の線幅W
は数百μmであり、図3(b)に図示された例では八本
のうち一本(1/8)で間引き走査されている。図3
(a)において、41はチップであり、42はノッチで
ある。
程K2において、パターン付きウエハ40における欠陥
の分布が間引き走査によって取得された電子線画像に基
づいて求められる。この際、パターン付きウエハ40に
発生した欠陥の種類毎に分布がそれぞれ求められる。
ーン付きウエハ40に対して間引き率(1/n)=1/
8=12.5%で間引き走査を実施し、この間引き走査
により得られた電子線画像から欠陥情報を求めたとこ
ろ、図4(a)に示されている明るい楕円穴形状の欠陥
(以下、第一欠陥という。)43が図4(b)に示され
ているように分布して多発している場合が求められた。
図4(b)に囲い線44で囲んだように、第一欠陥43
群はパターン付きウエハ40の縦方向に分布しノッチ4
2側に多発しているのが分かる。ちなみに、第一欠陥4
3はSi3 N4 の肩が削れてしまったか、SGI層の不
良である可能性があると、考察される。
図5(a)に示されている穴の明るさが正常部に比べて
非常に暗い(下地と同じレベル)欠陥(以下、第二欠陥
という。)45が図5(b)に示されているように多発
している場合が求められた。図5(b)に示されている
ように、第二欠陥45群はランダムに分布しているのが
特徴である。ちなみに、第二欠陥45は穴底に酸化膜が
残っている欠陥であると、考察される。
に、小さい穴の明るさがばらついた欠陥(以下、第三欠
陥という。)46が図6(b)に示されているように分
布している場合が求められた。図6(b)に囲い線47
で囲んだように、第三欠陥46群は略L字形状に分布し
ており、ノッチ42側に多発し、殊に、特定のチップ4
1で多発する傾向が見られる。ちなみに、第三欠陥46
は穴の存在が認識できる程度のコントラストを有してお
り、明るい穴に比べて高抵抗になっていると考察され
る。
43、第二欠陥45、第三欠陥46に関する分布特性
は、パターン付きウエハ40を走査線50をベタに走査
(間引き無しに走査)した場合の電子線画像から得られ
た図7に示されている欠陥情報の分布特性と一致するこ
とが確認された。
の比較から明らかな通り、パターン付きウエハ40の全
面に走査線50をベタに走査して得られた欠陥の分布状
況(図7)は、パターン付きウエハ40の全面にサンプ
リング率12.5%による間引き走査によって得られた
三種類の欠陥43、45、46の分布状況(図4〜図
6)と同一になっている。
示されているように、検査対象チップサンプリング工程
K3において、詳細な検査作業を実施するチップ41を
欠陥分布抽出工程K2で求められた欠陥分布に基づいて
サンプリングする。
の場合には、図8に示されているような五個のチップ4
1がサンプリングされる。すなわち、図8において、図
4に囲い線44で示された第一欠陥43の分布状況に照
らしてノッチ42の付近で縦に並んだ三個のチップ41
がサンプリングされている。また、図6に囲い線47で
示された第三欠陥46の分布状況に照らしてノッチ42
付近で略L字形状に並んだ三個のチップ41がサンプリ
ングされている。なお、後者の三個のチップ41のうち
一個のチップ41は縦の三個のチップのうちの下段のチ
ップ41と共通になる。また、図5に示された第二欠陥
45はランダムに分布しているため、先にサンプリング
された五個のチップ41のいずれかに含まれることにな
る。
プリングされると、図1の詳細検査工程K4において、
サンプリングされたチップ41についてSEM式欠陥検
査装置1のSEM3による詳細な欠陥検査が実施され
る。
線50が検査対象のチップ41の主面を塗り潰すように
ベタに走査され、チップ41の精密な電子線画像が取得
されるとともに、欠陥検査が詳細に実施される。
いては、パターン付きウエハ全面を走査線の本数を間引
いて走査して欠陥の分布を求め、この欠陥の分布につい
て検査対象のチップをサンプリングするため、本実施の
形態によれば、検査時間を短縮しつつ正確な欠陥検査を
実施することができる。
工程K1を実施し、この走査により得られた電子線画像
により、欠陥の生じたチップの分布特性を求めたとこ
ろ、パターン付きウエハ40全体の走査に要する時間
は、1時間10分、であった。
布特性を基に欠陥の生じたチップの分布領域に属する検
査対象チップとして五個のチップ41をサンプリング
し、これら五個のチップ41に対して全面に渡って走査
線をベタに走査し、この走査により得られた電子線画像
により詳細検査を実施したところ所要時間は、1時間2
1分、であった。
ングして詳細な検査を実施した従来例の場合には、4時
間23分要していたのに対して、本実施の形態において
は、合計2時間31分と半分程度の時間で十分な欠陥の
分布を把握できるとともに、精度の高い欠陥検査結果を
確保することができる。
グする際に、間引き走査で得られた電子線画像により欠
陥の種類ごとに分布をそれぞれ求めることにより、サン
プリングの精度をより一層高めることができる。
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
設定するに限らず、パターン等の諸条件に応じて、1/
16〜1/2に設定することが望ましい。この際、1/
16よりも間引き過ぎると正確な分布が求められなくな
る。逆に、1/2よりも大きく設定すると、検査時間を
短縮することができなくなる。
動させてもよい。走査線の幅が変動される場合には、間
引き率は「整数分の一」になるとは限らない。
設定するに限らず、ランダムに設定してもよい。走査線
の間引き率が一定の場合には半導体ウエハのチップの特
定の場所しか走査対象(画像取得エリア)にならない
が、ランダムに設定された場合にはチップの不特定の場
所が走査対象になる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
この走査により得られた電子線画像によって半導体ウエ
ハの欠陥の分布を求めることにより検査すべきチップを
適正にサンプリングすることができるため、全体として
の検査時間を短縮しつつ欠陥検査を正確に実施すること
ができる。
ハの欠陥検査方法を示す工程図である。
ハの欠陥検査方法に使用されるSEM式欠陥検査装置を
示す模式図である。
平面図、(b)は拡大部分平面図である。
陥の電子線画像図、(b)は分布図である。
陥の電子線画像図、(b)は分布図である。
陥の電子線画像図、(b)は分布図である。
る。
面図、(b)は拡大部分平面図である。
M、4…試料室、5…光学顕微鏡、6…画像処理部、7
…制御部、10…電子線、11…電子銃、12…引き出
し電極、13…コンデンサレンズ、14…ブランキング
用偏向器、15…走査偏向器、16…二次電子検出器、
17…絞り、18…対物レンズ、19…回転ステージ、
20…XYステージ、21…試料台、22…光学式高さ
測定器、23…位置モニタ用測長器、25…走査信号発
生器、26…対物レンズ電源、27…補正制御回路、2
8…プリアンプ、29…AD変換器、30…第一画像記
憶部、31…第二画像記憶部、32…演算部、33…欠
陥判定部、34…モニタ、35…光源、36…光学レン
ズ、37…CCDカメラ、40…パターン付きウエハ
(半導体ウエハ)、41…チップ、42…ノッチ、43
…第一欠陥、44…囲い線、45…第二欠陥、46…第
三欠陥、47…囲い線、50…走査線。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体素子を含む集積回路のパターンに
よって複数個のチップが形成された半導体ウエハに電子
線が走査されて照射されるとともに、この半導体ウエハ
からの二次電子が検出されて電子線画像が取得され、こ
の電子線画像が使用されて前記半導体ウエハの欠陥が検
査される半導体装置の製造方法において、前記半導体ウ
エハに照射される電子線の走査線の本数が複数本(n)
に一本の割合で間引かれて前記電子線が走査され、この
走査により得られた電子線画像によって前記半導体ウエ
ハの欠陥の分布が求められることを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項2】 詳細な検査を実施すべきチップが前記半
導体ウエハの欠陥の分布に基づいてサンプリングされる
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 前記サンプリングしたチップの全面を走
査領域として電子線が走査され、この走査により得られ
た電子線画像により欠陥が検査されることを特徴とする
請求項2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記半導体ウエハの欠陥の分布が欠陥の
種類毎にそれぞれ求められることを特徴とする請求項1
または2または3に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記走査線の間引き率(1/n)が、1
/16〜1/2、に設定されることを特徴とする請求項
1または2または3または4に記載の半導体装置の製造
方法。
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