JP2002025973A - エッチング処理方法およびその装置 - Google Patents

エッチング処理方法およびその装置

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JP2002025973A
JP2002025973A JP2000206182A JP2000206182A JP2002025973A JP 2002025973 A JP2002025973 A JP 2002025973A JP 2000206182 A JP2000206182 A JP 2000206182A JP 2000206182 A JP2000206182 A JP 2000206182A JP 2002025973 A JP2002025973 A JP 2002025973A
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etching
film
substrate
processing chamber
temperature
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JP2000206182A
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Takeshi Okumura
剛 奥村
Atsuo Naganori
篤郎 永徳
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング選択性をさらに向上できるエッチ
ング処理方法およびその装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明のエッチング処理装置は、内部に
収納された基板Wを処理液の蒸気でエッチング処理を行
うための処理室1と、この処理室1に処理液の蒸気を供
給する供給部2とを有し、基板Wに形成された複数種の
膜のうちの特定の膜を処理液の蒸気で選択的にエッチン
グするエッチング処理装置において、処理室1内を減圧
雰囲気にする圧力制御部30と、基板Wの温度を特定の
膜のエッチングレートが他の膜のエッチングレートに比
べて大きくなる温度範囲内に制御する温度制御部141
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、フ
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板など(以下、単に基板と称す
る)にエッチング処理を行うエッチング処理方法および
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種基板の製造プロセスのうちの1工程
として、例えば、基板に形成された薄膜の全面または特
定の場所を必要な厚さだけエッチング(食刻)処理を行
うエッチング工程が、適宜実施されている。このエッチ
ング手法としては、例えば、化学溶液中に基板を浸漬し
てこの基板のエッチング処理を行おうとする被加工層を
溶かし込んで基板をエッチング処理を行うウエット(湿
式)エッチングがあり、従来から採用されている。
【0003】しかし、基板に集積させる集積回路の微細
化が進むにつれて、ガスを用いてエッチングするドライ
(乾式)エッチングがウエットエッチングに替わって使
われはじめられており、現在の各種基板の製造には不可
欠な技術となっている。その理由としては、ウエットエ
ッチングに比べて、エッチング選択性が良く微細加工性
が優れていること、廃ガス処理の方が廃液処理よりも容
易であること等の利点を備えているためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例の場合には、次のような問題がある。近年益
々、集積回路の微細化が望まれており、それに伴ってよ
り高いエッチング選択性が望まれているが、従来のドラ
イエッチングでは十分なエッチング選択性が得られない
という問題があり、エッチング選択性をさらに向上させ
たいという要望がある。
【0005】また、集積回路の集積密度が向上するにつ
れて、次々に新しい材質の膜が集積回路製作に適用され
ているが、この新しい材質の膜は高エッチングレート比
の条件下でエッチング処理が行われておらず、高エッチ
ングレート比の条件下でエッチング処理を行うことがで
きるエッチング処理方法が望まれている。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、エッチング選択性をさらに向上できる
エッチング処理方法およびその装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者が鋭意研究をした結果、次のような知見を
得た。すなわち、基板に形成された複数種の膜のうちの
特定の膜を処理液の蒸気でエッチング処理を行う場合
に、例えば図4に示すように、常圧雰囲気では特定の膜
のエッチングレートと他の膜のエッチングレートとの比
(以下、「エッチングレート比」という)はそれほど大
きくならないが、減圧雰囲気の所定の温度範囲内でエッ
チングレート比が著しく大きくなることを見い出した。
【0008】このような知見に基づく本発明は次のよう
な構成を採る。すなわち、請求項1に記載のエッチング
処理方法は、基板に形成された複数種の膜のうちの特定
の膜を処理液の蒸気でエッチング処理を行うエッチング
処理方法において、減圧雰囲気で特定の膜のエッチング
レートが他の膜のエッチングレートに比べて大きくなる
温度範囲内で、前記特定の膜を選択的にエッチング処理
を行うことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に記載のエッチング処理方
法は、請求項1に記載のエッチング処理方法において、
前記処理液の蒸気は、フッ酸蒸気であることを特徴とす
るものである。
【0010】また、請求項3に記載のエッチング処理方
法は、請求項1に記載のエッチング処理方法において、
前記特定の膜としての第1膜と、前記他の膜としての第
2膜とは、ボロンフォスフォシリケートガラス、ボロン
シリケートガラス、フォスフォシリケートガラス、ノン
ドープドシリケートガラス、熱酸化膜、自然酸化膜、窒
化シリコン膜、テトラエチルオルソシリケートのうちの
任意の2つの組み合わせであることを特徴とするもので
ある。
【0011】また、請求項4に記載のエッチング処理装
置は、基板に形成された複数種の膜のうちの特定の膜を
処理液の蒸気で選択的にエッチング処理を行うエッチン
グ処理装置において、基板を内部に収納し、かつ内部に
収納された基板にエッチング処理を行うための処理部
と、前記処理部にある基板に処理液の蒸気を供給する供
給手段と、前記処理部内を減圧雰囲気にするための圧力
制御手段と、前記圧力制御手段で前記処理部内を減圧雰
囲気の状態にしつつ、前記処理部内の基板の温度を特定
の膜のエッチングレートが他の膜のエッチングレートに
比べて大きくなる温度範囲内に制御する温度制御手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。基板に形成された複数種の膜のうちの特定の膜を処
理液の蒸気でエッチング処理を行うエッチング処理方法
において、減圧雰囲気で特定の膜のエッチングレートが
他の膜のエッチングレートに比べて大きくなる温度範囲
内で、前記基板の特定の膜を選択的にエッチング処理を
行うようにしている。したがって、このエッチング条件
下、すなわち、減圧雰囲気でエッチングレート比が大き
くなる温度範囲内としたエッチング条件下では、特定の
膜とこれ以外の他の膜とのエッチングレート比が非常に
大きくなり、高エッチングレート比の条件下でエッチン
グ処理が行われることになる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、基
板に形成された複数種の膜のうちの特定の膜を、減圧雰
囲気でエッチングレート比が大きくなる温度範囲内で処
理液の蒸気としてのフッ酸蒸気で、エッチング処理を行
うようにしている。このようなエッチング条件下では、
特定の膜と他の膜とのエッチングレート比が非常に大き
くなり、高エッチングレート比の条件下でエッチング処
理が行われることになる。
【0014】また、請求項3に記載の発明によれば、基
板に形成された複数種の膜のうちの特定の膜としての第
1膜と、他の膜としての第2膜とは、ボロンフォスフォ
シリケートガラス、ボロンシリケートガラス、フォスフ
ォシリケートガラス、ノンドープドシリケートガラス、
熱酸化膜、自然酸化膜、窒化シリコン膜、テトラエチル
オルソシリケートのうちの任意の2つの組み合わせであ
るとしている。そして、これらのいずれの膜を選択的に
エッチングするに際しても、減圧雰囲気でエッチングレ
ート比が大きくなる温度範囲内で、選択的にエッチング
処理を行うようにしている。したがって、このエッチン
グ条件下、すなわち、減圧雰囲気でエッチングレート比
が大きくなる温度範囲内としたエッチング条件下では、
第1膜と第2膜とのエッチングレート比が非常に大きく
なり、高エッチングレート比の条件下でエッチング処理
が行われることになる。
【0015】また、請求項4に記載の発明によれば、圧
力制御手段は、複数種の膜が形成された基板が内部に収
納された処理部内を減圧雰囲気にする。温度制御手段
は、基板の温度をエッチングレート比が大きくなる温度
範囲内に制御する。そして、このように制御された状態
で、処理液の蒸気が供給部から処理部に供給されて、基
板に形成された複数種の膜のうちの特定の膜が処理液の
蒸気で選択的にエッチングされることになる。したがっ
て、このエッチング条件下、すなわち、減圧雰囲気でエ
ッチングレート比が大きくなる温度範囲内としたエッチ
ング条件下では、特定の膜と他の膜とのエッチングレー
ト比が非常に大きくなり、高エッチングレート比の条件
下でエッチング処理が行われることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。本実施例に係るエッチング処理装置
の概略構成を、図1を参照しながら説明する。図1は、
本実施例に係るエッチング処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0017】このエッチング処理装置は、大きく分け
て、内部に収納された基板Wを処理液の蒸気としての例
えばフッ酸蒸気でエッチング処理する処理室1と、基板
Wの表面をエッチング・洗浄するために、処理液(例え
ば、フッ化水素酸HFと純水H 2 Oとの混合液)を蒸発
させてキャリア用の窒素ガスN2 で希釈し、フッ化水素
ガスHFと純水蒸気H2 Oと窒素ガスN2 との混合蒸気
を、処理室1に供給する供給部2とを備えている。この
供給部2は、処理室1の上方の位置に配置されている。
なお、処理室1は、本発明装置における処理部に相当す
る。以下、各部の構成を詳細に説明する。
【0018】まず、供給部2の構成について説明する。
供給部2は、キャリア用の窒素ガスN2 を供給するため
の第1供給部21と、フッ化水素酸HFと純水H2 Oと
の混合液を貯留し、この混合液を蒸発させたフッ化水素
ガスHFと純水蒸気H2 Oと第1供給部21からのキャ
リア用の窒素ガスN2 との混合蒸気を生成するための貯
留槽22と、この貯留槽22からのフッ化水素ガスHF
と純水蒸気H2 Oと窒素ガスN2 との混合蒸気、あるい
は、第1供給部21からの窒素ガスN2 のみを選択して
処理室1へ供給する第2供給部23とを備えている。
【0019】第1供給部21は、窒素ガス供給源201
を備えており、この窒素ガス供給源201には、窒素ガ
ス供給源201から供給されるキャリア用の窒素ガスN
2 を2つの経路に分岐して下流側へ供給する第1のT管
継手202が接続されている。この第1のT管継手20
2により分岐される1つの経路には、キャリア用の窒素
ガスN2 を貯留槽22に供給するための第1の窒素ガス
供給管203が接続されており、この第1の窒素ガス供
給管203には、第1の窒素ガス供給管203における
キャリア用の窒素ガスN2 の貯留槽22への流量を所定
流量(例えば、50リットル/分)に調整する第1の流
量調節器204と、第1の窒素ガス供給管203を開閉
する第1のバルブ205とが設けられている。また、第
1のT管継手202により分岐される他の1つの経路に
はキャリア用の窒素ガスN2 のみを処理室1に直接供給
するための第2の窒素ガス供給管206が接続されてお
り、この第2の窒素ガス供給管206には、この第2の
窒素ガス供給管206におけるキャリア用の窒素ガスN
2 の処理室1への流量を所定流量(例えば、50リット
ル/分)に調整する第2の流量調節器207と、第2の
窒素ガス供給管206を開閉する第2のバルブ208と
が設けられている。
【0020】貯留槽22は、フッ化水素酸HFと純水H
2 Oとの混合液を貯留している。この混合液のフッ化水
素酸HFと純水H2 Oとの組成比は、例えば、39.6%:
60.4%としている。貯留槽22には、貯留しているフッ
化水素酸HFと純水H2 Oとの混合液を、所定の温度
(例えば、室温22〜25℃)で維持するように、この
混合液を温調するための温調手段221が備えられてい
る。この温調手段221としては、フッ化水素酸HFと
純水H2 Oとの混合液を所定の温度(例えば、室温22
〜25℃)で維持するように、ヒータで貯留槽22を加
熱保温するものや、貯留槽22に巻き付けられたチュー
ブに温度コントロールされた温調水を循環させることで
この貯留槽22を加熱保温するものなどがある。
【0021】貯留槽22には、その上流側に第1の窒素
ガス供給管203が接続されており、キャリア用の窒素
ガスN2 が窒素ガス供給源201から供給されるように
なっている。また、この貯留槽22の側方には、貯留槽
22において生成されたフッ化水素ガスHFと純水蒸気
2 Oと窒素ガスN2 との混合蒸気を貯留槽22から排
出するための混合蒸気出力管222が接続されている。
【0022】前述の温調手段221によって、フッ化水
素酸HFと純水H2 Oとの混合液は、所定の温度(例え
ば、室温22〜25℃)に維持されており、このフッ化
水素酸HFと純水H2 Oとの混合液を蒸発させられてフ
ッ化水素ガスHFと純水蒸気H2 Oが貯留槽22内にお
いて生成されることになる。そして、この生成されたフ
ッ化水素ガスHFと純水蒸気H2 Oとは、キャリア用の
窒素ガスN2 が貯留槽22内に供給されることによっ
て、希釈されてこのキャリア用の窒素ガスN2 ととも
に、混合蒸気出力管222へ供給されることになる。
【0023】第2供給部23には、第2のT管継手23
2が設けられており、この第2のT管継手232の三方
には、それぞれ、上述した第2の窒素ガス供給管206
と、混合蒸気出力管222と、処理室1へ気体を供給す
るための供給管233の上流側とが接続されている。ま
た、混合蒸気出力管222には混合蒸気出力管222を
開閉する第2のバルブ231が設けられている。
【0024】続いて、処理室1の構成について説明す
る。処理室1は、上述した供給部2の下方に配置されて
いるとともに、内部が空洞である箱型形状をしており、
底部11と周壁部12と天井部13とを備えている。こ
の処理室1は、使用時には内部雰囲気と外部雰囲気との
連絡を全く遮断して気密性が確保される。また、この処
理室1は、基板Wの搬入搬出時には、例えば、周壁部1
2の一部に形成された開口部12aから基板Wの搬入搬
出が可能なようになっている。図1では省略している
が、この基板Wの搬入搬出のための開閉機構は、例え
ば、周壁部12の一部に開閉自在なシャッター機構など
を備えることで実現できる。
【0025】処理室1内には、例えば、基板Wを保持し
た状態で水平回転し温度調整機能を備えたホットプレー
ト14が設けられている。ホットプレート14はその回
転軸15により軸支されており、ホットプレート14の
回転軸15に電動モータ16が連動連結され、ホットプ
レート14に保持した基板Wを鉛直軸芯P1回りで駆動
回転するように構成されている。なお、この基板Wを保
持するホットプレート14は、回転式のものに限らず、
非回転式のものであっても良い。
【0026】ホットプレート14には、基板Wの温度
を、後述するように見出されたエッチングレート比が大
きくなる温度範囲内になるように制御する温度制御部1
41が備えられている。この温度制御部141は、例え
ば、基板Wの温度を0〜数百℃の範囲内の任意の温度に
することができる程度のものとしても良いが、ここで
は、基板Wの温度を0〜120℃のうちの所望の温度に
することができる程度のものとしている。温度制御部1
41は、例えば、基板Wを加熱する加熱部141aと、
基板Wの温度を所望の温度にするために、加熱部141
aを制御する加熱部用制御部141bとを備えており、
ホットプレート14の基板Wに近い側に加熱部141a
が設けられている。
【0027】なお、この温度制御部141は、基板Wの
温度をエッチングレート比が大きくなる温度範囲内にな
るように制御できるようなものであれば良く、上述した
温度制御部141の構成は一例であってこの構成に限定
されるものではない。なお、この温度制御部141が本
発明における温度制御手段に相当する。
【0028】処理室1の天井部13は、内部が中空で板
状に形成されており、処理室1側に複数個の貫通孔13
aが形成されている。この天井部13は、供給管233
の下流側と接続されており、この供給管233から貯留
槽22からのフッ化水素ガスHFと純水蒸気H2 Oと窒
素ガスN2 との混合蒸気が天井部13へ供給され、さら
に複数個の貫通孔13aからこの処理室1内に供給され
る。
【0029】処理室1の底部11には、処理室1内に供
給された混合蒸気や処理室1内で反応生成された反応生
成ガスなどを排出するための排気管111が備えられて
いる。排気管111には、処理室1内を減圧雰囲気に維
持制御する排気弁112が備えられている。この排気弁
112は、例えば、処理室1内を減圧雰囲気(105 〜10
2 Pa(パスカル)の範囲内で所定の減圧状態)に維持
制御することができる程度のものとしても良いが、ここ
では、処理室1内を減圧雰囲気(2.8 ×104 〜3.5 ×10
4 Pa(パスカル)程度の減圧状態)に維持制御するこ
とができる程度のものとしている。
【0030】なお、この排気弁112は、上述した第1
のバルブ205、第2のバルブ208、及び第3のバル
ブ231とともに、圧力制御部30により連動して開閉
動作を制御するように構成されている。
【0031】例えば、貯留槽22からのフッ化水素ガス
HFと純水蒸気H2 Oと窒素ガスN 2 との混合蒸気を処
理室1に供給しようとする場合には、圧力制御部30
は、第1のバルブ205を開いて貯留槽22にキャリア
用の窒素ガスN2 を供給するよう第1のバルブ205を
制御し、第3のバルブ231を開いて貯留槽22からの
フッ化水素ガスHFと純水蒸気H2 Oと窒素ガスN2
の混合蒸気を処理室1に供給するよう第3のバルブ23
1を制御している。このとき第2のバルブ208は閉じ
た状態となるように制御されている。このように、貯留
槽22からのフッ化水素ガスHFと純水蒸気H2 Oと窒
素ガスN2 との混合蒸気が処理室1に供給されることで
この処理室1では所望の反応(エッチング)が行われる
ことになる。
【0032】また、処理室1での前述の混合蒸気による
反応を停止させる際には、圧力制御部30は、第1,第
3のバルブ205,231は閉じた状態とし、処理室1
への混合蒸気の供給を停止するよう制御し、第2のバル
ブ208を開いて処理室1に窒素ガスN2 のみを供給す
るよう制御している。このように、処理室1に窒素ガス
2 のみを供給することで、この処理室1での混合蒸気
による反応を停止させるようにしている。なお、圧力制
御部30が本発明における圧力制御手段に相当する。
【0033】次に、第1膜としてのボロンフォスフォシ
リケートガラス(以下、BPSGと略称する)と、第2
膜としての熱酸化膜とが形成された基板WのそのBPS
Gを、後述する第1,第2条件のようにエッチング条件
を変えて、混合蒸気で選択的にエッチング処理を実施す
る場合について説明する。
【0034】〔第1条件〕第1条件とは、処理室1内の
基板Wを一定温度(例えば、24℃で一定)とし、処理
室1内の圧力を常圧時と減圧時の2種類にした場合につ
いて、エッチング処理を実施することである。
【0035】常圧時とは、105 Pa(パスカル)程度の
状態とし、減圧時とは、2.8 ×104〜3.5 ×104 Pa
(パスカル)程度の状態としている。この常圧時と減圧
時の2種類の処理室1内の圧力状態は、圧力制御部30
によって各弁が制御されることになる。圧力制御部30
は、常圧時には処理室1内の圧力を105 Pa(パスカ
ル)程度の状態となるように制御しており、減圧時には
2.8 ×104 〜3.5 ×104 Pa(パスカル)程度の状態と
なるように、各弁を制御している。なお、このときの処
理室1内の基板Wの温度は、例えば、24℃で一定とな
るように、温度制御部141によって制御されている。
【0036】まず、処理室1内を常圧状態で基板Wの温
度を室温に一定としてエッチング処理を行う場合の各部
の動作について説明する。常圧時には、処理室1内の基
板Wの温度を24℃で一定とし、処理室1内の圧力を10
5 Pa(パスカル)程度の状態としている。第1の流量
調節器204によってキャリア用の窒素ガスN2 の流量
が50リットル/分に調整されて貯留槽22に供給され
ることで、貯留槽22からのフッ化水素ガスHFと純水
蒸気H2 Oと窒素ガスN2 との混合蒸気が処理室1に供
給されることになり、処理室1内ではエッチングが行わ
れることになる。このときのエッチング時間は、例え
ば、120秒間としている。また、処理室1内に供給さ
れた混合蒸気や処理室1内で反応生成された反応生成ガ
スなどは、圧力制御部30の制御により排気弁112を
開いて50リットル/分の流量で排出されており、処理
室1内は常圧状態が維持されるようになっている。
【0037】エッチング処理が120秒間行われると、
第1のバルブ205を閉じた状態にし、貯留槽22への
キャリア用の窒素ガスN2 の供給を停止し、処理室1へ
の混合蒸気の供給を停止するよう第3のバルブ231を
閉じた状態にする。そして、第2のバルブ208を開い
た状態にし第2の流量調節器207によって、処理室1
内にキャリア用の窒素ガスN2 のみを50リットル/分
の流量で1分間供給して、処理室1内の反応を停止させ
ている。
【0038】次に、処理室1内を減圧状態で基板Wの温
度を室温に一定としてエッチングする場合の各部の動作
について説明する。減圧時には、処理室1内の基板Wの
温度を24℃で一定とし、処理室1内の圧力を例えば3.
5 ×104 Pa(パスカル)程度の状態としている。第1
の流量調節器204によってキャリア用の窒素ガスN 2
の流量が50リットル/分に調整されて貯留槽22に供
給されることで、貯留槽22からのフッ化水素ガスHF
と純水蒸気H2 Oと窒素ガスN2 との混合蒸気が処理室
1に供給されることになり、処理室1内ではエッチング
が行われることになる。このときのエッチング時間は、
例えば、120秒間としている。また、処理室1内に供
給された混合蒸気や処理室1内で反応生成された反応生
成ガスなどは、圧力制御部30の制御により、排気弁1
12を開いて50リットル/分の流量で排出されてお
り、処理室1内は減圧状態が維持されるようになってい
る。
【0039】エッチング処理が120秒間行われると、
第1のバルブ205を閉じた状態にし、貯留槽22への
キャリア用の窒素ガスN2 の供給を停止し、処理室1へ
の混合蒸気の供給を停止するよう第3のバルブ231を
閉じた状態にする。そして、第2のバルブ208を開い
た状態にし第2の流量調節器207によって、処理室1
内にキャリア用の窒素ガスN2 のみを50リットル/分
の流量で1分間供給して、処理室1内の反応を停止させ
ている。
【0040】以上のように、第1条件、すなわち、基板
Wの温度を24℃に一定とし、処理室1内の圧力を常圧
時と減圧時の2種類とした場合のエッチング結果を、図
2に示す。
【0041】図2に示すように、第1膜としてのBPS
Gの常圧時と減圧時とのエッチングレート差は、第2膜
としての熱酸化膜の常圧時と減圧時とのエッチングレー
ト差よりも大きくなっている。すなわち、減圧する方が
BPSGのエッチングレートを熱酸化膜のエッチングレ
ートよりも大きくすることができる。
【0042】常圧時では、BPSGと熱酸化膜とのエッ
チングレート比(BPSGのエッチング速度/熱酸化膜
のエッチング速度)は、1.9〜6.8程度しかない
が、減圧時では、BPSGと熱酸化膜とのエッチングレ
ート比は、12.3〜62.8程度に向上していること
がわかる。したがって、常圧時より減圧時の方がエッチ
ング選択性が増していることがわかる。
【0043】〔第2条件〕第2条件とは、処理室1内の
圧力を減圧時(2.8 ×104 〜3.5 ×104 Pa(パスカ
ル)程度)の状態とし、処理室1内の基板Wの温度を適
宜変更してエッチングを実施することである。具体的に
は、基板Wの温度を、例えば、24〜100℃の範囲内
で、24℃,40℃,60℃,80℃,100℃にして
それぞれ所定時間エッチングを実施している。なお、基
板Wの温度は、前述したように温度制御部141によっ
て制御される。
【0044】以下に、第2条件、すなわち、処理室1内
を減圧状態で一定とし、基板Wの温度を24℃,40
℃,60℃,80℃,100℃にしてそれぞれ所定時間
(例えば、1分程度)エッチングする場合の各部の動作
について説明する。
【0045】処理室1内の圧力を、例えば、3.5 ×104
Pa(パスカル)程度で一定の減圧状態とし、処理室1
内の基板Wの温度を、例えば、40℃としている。な
お、基板Wの温度が24℃のときのエッチングデータ
は、前述した第1条件で既に取得済みであるので、ここ
では基板Wの温度を40℃としている。第1の流量調節
器204によってキャリア用の窒素ガスN2 の流量が5
0リットル/分に調整されて貯留槽22に供給されるこ
とで、貯留槽22からのフッ化水素ガスHFと純水蒸気
2 Oと窒素ガスN2 との混合蒸気が処理室1に供給さ
れることになり、処理室1内では所定時間(例えば、1
分程度)エッチングが行われることになる。また、処理
室1内に供給された混合蒸気や処理室1内で反応生成さ
れた反応生成ガスなどは、圧力制御部30の制御により
排気弁112を開いて50リットル/分の流量で排出さ
れており、処理室1内は減圧状態が維持されるようにな
っている。
【0046】エッチングが所定時間(例えば、1分程
度)行われると、第1のバルブ205を閉じた状態にし
貯留槽22へのキャリア用の窒素ガスN2 の供給を停止
し、処理室1への混合蒸気の供給を停止するよう第3の
バルブ231を閉じた状態にする。そして、第2のバル
ブ208を開いた状態にし、第2の流量調節器207に
よって、処理室1内にキャリア用の窒素ガスN2 のみを
50リットル/分の流量で1分間供給して、処理室1内
の反応を停止させている。
【0047】なお、基板Wの温度を60℃,80℃,1
00℃にしてそれぞれエッチングを行うことについて
も、前述と同様にして行う。以上のように、第2条件、
すなわち、処理室1内を減圧状態で一定とし、基板Wの
温度を24℃,40℃,60℃,80℃,100℃にし
てそれぞれ所定時間(例えば、1分程度)エッチングす
る場合のエッチング結果を、図3に示す。この図3に
は、処理室1内を常圧状態(105 Pa(パスカル)程度
の状態)で一定とし、基板Wの温度を24℃,40℃,
60℃,80℃,100℃にしてそれぞれ所定時間(例
えば、1分程度)エッチングする場合のエッチング結果
も併記している。
【0048】図3に示すように、膜質によって、エッチ
ングレートの温度の影響の受け方が異なっていることが
わかる。具体的には、第1膜としてのBPSGのエッチ
ングレートは温度影響が少なく、第2膜としての熱酸化
膜のエッチングレートは温度影響が大きいことがわか
る。
【0049】この図3に基づいて、常圧時におけるエッ
チングレート比(BPSGのエッチング速度/熱酸化膜
のエッチング速度)と、減圧時におけるエッチングレー
ト比(BPSGのエッチング速度/熱酸化膜のエッチン
グ速度)との温度特性を、図4に示す。
【0050】図4に示すように、減圧時で、なおかつ、
エッチングレート比が大きくなる温度範囲内(基板Wの
温度であって60℃を中心とする所定の温度範囲内)で
ある場合に、高エッチングレート比が得られることがわ
かる。処理室1内を常圧状態としこの処理室1内の基板
Wの温度を変更した場合では、エッチングレート比(B
PSGのエッチング速度/熱酸化膜のエッチング速度)
は、最大で80程度であったが、処理室1内を減圧状態
としこの処理室1内の基板Wの温度を変更した場合で
は、エッチングレート比(BPSGのエッチング速度/
熱酸化膜のエッチング速度)は、最大で720程度まで
向上させることができる。
【0051】したがって、BPSGと熱酸化膜とが形成
された基板Wをエッチングする際に、特に、BPSGを
選択エッチングしようとする場合には、減圧雰囲気で、
なおかつ、エッチングレート比が大きくなる温度範囲内
(基板Wの温度であって60℃を中心とする所定の温度
範囲内)で混合蒸気で選択的にエッチングすることで、
BPSGと熱酸化膜とのエッチングレート比を非常に大
きくすることができ、このBPSGを高エッチングレー
ト比の条件下で選択的にエッチング処理を行うことがで
きる。
【0052】なお、本発明は以下のように変形実施する
ことも可能である。 (1)上述した実施例では、前述の第2条件において、
基板Wの温度を、24℃,40℃,60℃,80℃,1
00℃の5ポイントとしているが、必要に応じて、この
ポイント数をさらに増やすようにしたり、24℃〜10
0℃としているこの範囲をさらに拡大して基板Wを10
0℃以上の温度にしたりして、エッチングレート比が大
きくなる温度範囲を求めるようにしても良い。
【0053】(2)上述した実施例では、基板Wに形成
された複数種の膜を、例えば第1膜(BPSG)と第2
膜(熱酸化膜)とし、この基板WのBPSGを、減圧雰
囲気でエッチングレート比が大きくなる温度範囲内で、
処理液の蒸気としてのフッ酸蒸気で選択的にエッチング
処理を行うことについて、具体的に例示して説明してき
たが、本発明はこの2種類のBPSGと熱酸化膜との選
択エッチングに限定されるものではない。なぜならば、
本発明は、基板Wに形成された複数種の膜のうちの特定
の膜を処理液の蒸気でエッチングする際に、この特定の
膜とこれ以外の他の膜とのエッチングレート比が大きく
なるという条件、すなわち、減圧雰囲気でエッチングレ
ート比が大きくなる温度範囲内という最適なエッチング
条件があることを見出した点にあるからである。
【0054】したがって、基板に形成された第1膜と第
2膜とが、ボロンフォスフォシリケートガラス(BPS
G)、ボロンシリケートガラス(BSG)、フォスフォ
シリケートガラス(PSG)、ノンドープドシリケート
ガラス(NSG)、熱酸化膜、自然酸化膜、窒化シリコ
ン膜、テトラエチルオルソシリケート(TEOS)のう
ちの任意の2つの組み合わせである場合であっても、そ
の組み合わせに応じた最適なエッチング条件を、前述し
た実施例のようにして求めることができる。このように
して求めた最適なエッチング条件でエッチング処理を行
うことで、第1膜と第2膜とのエッチングレート比を非
常に大きくすることができ、積極的にエッチング処理を
行いたい特定の膜としての第1膜を高エッチングレート
比の条件下で選択的にエッチング処理を行うことができ
る。
【0055】(3)上述した実施例では、処理室1に単
一の基板Wを収納してエッチング工程を実施する枚葉処
理としているが、処理室1に複数枚の基板Wを収納して
エッチング工程を実施するバッチ処理とする場合にも適
用できる。
【0056】(4)上述した実施例では、エッチング工
程に採用しているが、基板Wの特定の膜を処理液の蒸気
で除去するなどのドライ洗浄工程に採用することも可能
である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、基板に形成された複数種の膜
のうちの特定の膜を、減圧雰囲気で特定の膜のエッチン
グレートが他の膜のエッチングレートに比べて大きくな
る温度範囲内で、処理液の蒸気で選択的にエッチング処
理を行うので、特定の膜と他の膜とのエッチングレート
比を非常に大きくすることができ、この特定の膜を高エ
ッチングレート比の条件下で選択的にエッチング処理を
行うことができる。
【0058】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記処理液の蒸気をフッ酸蒸気としているので、基板に形
成された複数種の膜のうちの特定の膜をフッ酸蒸気でエ
ッチング処理を行う場合に、特定の膜と他の膜とのエッ
チングレート比を非常に大きくすることができ、この特
定の膜を高エッチングレート比の条件下で選択的にエッ
チング処理を行うことができる。
【0059】また、請求項3に記載の発明によれば、前
記特定の膜としての第1膜と、前記他の膜としての第2
膜とは、ボロンフォスフォシリケートガラス、ボロンシ
リケートガラス、フォスフォシリケートガラス、ノンド
ープドシリケートガラス、熱酸化膜、自然酸化膜、窒化
シリコン膜、テトラエチルオルソシリケートのうちの任
意の2つの組み合わせであるとしており、これらのいず
れの膜を選択的にエッチングするに際しても、減圧雰囲
気でエッチングレート比が大きくなる温度範囲内で、選
択的にエッチング処理を行うようにしているので、第1
膜と第2膜とのエッチングレート比を非常に大きくする
ことができ、この第1膜を高エッチングレート比の条件
下で選択的にエッチング処理を行うことができる。
【0060】また、請求項4に記載の発明によれば、内
部に収納された基板を処理液の蒸気でエッチング処理を
行う処理部内を減圧雰囲気にする圧力制御手段と、前記
基板の温度を特定の膜のエッチングレートが他の膜のエ
ッチングレートに比べて大きくなる温度範囲内に制御す
る温度制御手段とを備えているので、基板に形成された
複数種の膜のうちの特定の膜と他の膜とのエッチングレ
ート比を非常に大きくすることができ、この特定の膜を
高エッチングレート比の条件下で選択的にエッチング処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエッチング処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】実施例に係る常圧時と減圧時における第1膜,
第2膜のエッチングレートを示す特性図である。
【図3】実施例に係る常圧時と減圧時における第1膜,
第2膜の温度依存性を示す特性図である。
【図4】実施例に係る常圧時と減圧時におけるエッチン
グレート比(第1膜/第2膜)の温度特性を示す特性図
である。
【符号の説明】
1 … 処理室 2 … 供給部 14 … ホットプレート 21 … 第1供給部 22 … 貯留槽 23 … 第2供給部 30 … 圧力制御部 141 … 温度制御部 W … 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永徳 篤郎 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 4K057 WA10 WA13 WB15 WB20 WE07 WM17 WN01 5F004 AA05 BA19 BB18 BB26 CA04 DA00 DA20 DA25 DB03 DB04 DB05 DB06 DB07 EA34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に形成された複数種の膜のうちの特
    定の膜を処理液の蒸気でエッチング処理を行うエッチン
    グ処理方法において、 減圧雰囲気で特定の膜のエッチングレートが他の膜のエ
    ッチングレートに比べて大きくなる温度範囲内で、前記
    特定の膜を選択的にエッチング処理を行うことを特徴と
    するエッチング処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエッチング処理方法に
    おいて、 前記処理液の蒸気は、フッ酸蒸気であることを特徴とす
    るエッチング処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエッチング処理方法に
    おいて、 前記特定の膜としての第1膜と、前記他の膜としての第
    2膜とは、ボロンフォスフォシリケートガラス、ボロン
    シリケートガラス、フォスフォシリケートガラス、ノン
    ドープドシリケートガラス、熱酸化膜、自然酸化膜、窒
    化シリコン膜、テトラエチルオルソシリケートのうちの
    任意の2つの組み合わせであることを特徴とするエッチ
    ング処理方法。
  4. 【請求項4】 基板に形成された複数種の膜のうちの特
    定の膜を処理液の蒸気で選択的にエッチング処理を行う
    エッチング処理装置において、 基板を内部に収納し、かつ内部に収納された基板にエッ
    チング処理を行うための処理部と、 前記処理部にある基板に処理液の蒸気を供給する供給手
    段と、 前記処理部内を減圧雰囲気にするための圧力制御手段
    と、 前記圧力制御手段で前記処理部内を減圧雰囲気の状態に
    しつつ、前記処理部内の基板の温度を特定の膜のエッチ
    ングレートが他の膜のエッチングレートに比べて大きく
    なる温度範囲内に制御する温度制御手段と、 を備えたことを特徴とするエッチング処理装置。
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