JP2019114628A - エッチング方法および半導体デバイス製造方法 - Google Patents

エッチング方法および半導体デバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体デバイスの製造工程において、CVD酸化膜およびALD酸化膜が形成された基板について、エッチング対象の酸化膜を高選択比でエッチングする技術を提供する。【解決手段】エッチング方法は、CVD酸化膜およびALD酸化膜が形成された基板Wを準備する工程(ステップS1)と、その準備された基板Wを0℃より大きく100℃未満の第1温度に温調する工程(ステップS5)と、第1温度に温調されている基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、CVD酸化膜を選択的にエッチングする工程(ステップS6)とを含む。【選択図】図2

Description

この発明は、半導体ウェハ、液晶ディスプレイ基板、プラズマディスプレイ用基板、有機EL用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスプレイ用基板、有機EL用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、太陽電池用基板など(以下、単に基板と称する。)に対してエッチングを行う技術に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、形成方法が異なる様々なシリコン酸化膜が利用される。シリコン酸化膜は、例えば、ゲート形成工程や層間絶縁膜形成工程または素子分離工程などに利用される。
ゲート形成工程ではゲート酸化膜に一般的な熱酸化膜が用いられ、サイドウォールには化学蒸着法(以下、CVD法(Chemical Vapor Deposition)と称する。)により形成されるシリコン酸化膜が用いられる。層間絶縁膜工程ではBSG(Boron Si1icon Glass)膜に代表されるCVD膜が用いられる。また、素子分離工程では、パッド酸化膜として熱酸化膜が用いられ、素子分離領域にはCVD法により形成されるシリコン酸化膜が用いられる。さらに、近年では半導体デバイスの微細化のために原子層単位で成膜が可能な原子層堆積法である原子層堆積法(以下、ALD法(Atomic Layer Deposition)と称する。)により形成されるシリコン酸化膜が、上述したシリコン酸化膜に置き換えて用いられる場合もあり得る。
半導体デバイスの製造工程においては、半導体デバイスを製作するために形成方法が異なる各種のシリコン酸化膜をエッチングにより加工する必要がある。半導体デバイスの微細化のために、従来の薬液によるエッチングではパターンを倒壊する問題が発生するために、昨今では減圧下での気相エッチングが採用されつつある。
各種のシリコン酸化膜をエッチングにより加工するとき、エッチング対象とするシリコン酸化膜以外のシリコン酸化膜をエッチングすると、半導体デバイスの加工精度が劣化してしまう。このため、エッチング対象とするシリコン酸化膜だけを選択的にエッチングする技術が望まれている。
例えば特許文献1には、ALD法により形成されたシリコン酸化膜を、熱酸化膜などの他のシリコン酸化膜に対して選択的にエッチングする技術が開示されている。詳細には、HFガス、またはHFガスおよびFガスと、アルコールまたは水蒸気との混合物を用いることにより、ALD法により形成されたシリコン酸化膜を選択的にエッチングできるとされている。
特開2016−62947号公報
しかしながら、半導体デバイスの製造工程では、熱酸化膜以外の酸化膜として、ALD法により形成されたALD酸化膜だけではなく、BSG膜など他の酸化膜も存在する。特許文献1では、ALD酸化膜についての選択的エッチングについては開示されているが、ALD酸化膜以外の他の酸化膜のALD酸化膜に対する選択的エッチングについては何ら開示されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、半導体デバイスの製造工程において、ALD酸化膜に対してCVD酸化膜を高選択比でエッチングする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1態様は、基板に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって、(a)CVD(Chemical Vapor Deposition)法によるCVD酸化膜、および、ALD(Atomic Layer Deposition)法によるALD酸化膜が形成された基板を準備する工程と、(b)前記工程(a)によって準備された前記基板を0℃より大きく100℃未満の第1温度に温調する工程と、(c)前記工程(b)によって前記第1温度に温調されている基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、前記CVD酸化膜を選択的にエッチングする工程とを含む。
第2態様は、第1態様のエッチング方法であって、前記工程(b)における前記第1温度は、0℃以上50℃以下である。
第3態様は、第2態様のエッチング方法であって、前記工程(b)における前記第1温度は、25℃以上50℃以下である。
第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか1つのエッチング方法であって、(d)前記工程(c)において、前記基板の周囲の圧力を5Torr以上30Torr以下にする工程をさらに含む。
第5態様は、第1態様から第3態様のいずれか1つのエッチング方法であって、(e)前記工程(c)において、前記基板の周囲の圧力を500Torr以上700Torr以下にする工程をさらに含む。
第6態様は、第1態様から第5態様のいずれか1つのエッチング方法であって、(f)前記工程(a)によって準備された前記基板を100℃以上300℃以下の第2温度に温調する工程と、(g)前記工程(f)によって前記第2温度に温調されている前記基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、前記ALD酸化膜を選択的にエッチングする工程とをさらに含む。
第7態様は、第6態様のエッチング方法であって、前記工程(f)における前記第2温度が、100℃以上170℃以下である。
第8態様は、第1態様から第7態様のいずれか1つのエッチング方法であって、前記CVD酸化膜が、BSG(Boron Silicon Glass)膜である。
第9態様は、第1態様から第8態様のいずれか1つのエッチング方法であって、前記工程(a)で準備される前記基板に、熱酸化膜が形成されている。
第10態様は、基板に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって、(a)CVD(Chemical Vapor Deposition)法によるCVD酸化膜、および、ALD(Atomic Layer Deposition)法によるALD酸化膜が形成された基板を準備する工程と、(f)前記工程(a)によって準備された前記基板を100℃以上300℃以下の第2温度に温調する工程と、(g)前記工程(f)によって前記第2温度に温調されている基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、前記ALD酸化膜を選択的にエッチングする工程と、を含む。
第11態様は、半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造方法であって、第1態様から第10態様のいずれか1つのエッチング方法と、(h)前記工程(a)よりも前に、前記CVD酸化膜および前記ALD酸化膜を前記基板に形成する工程とを含む。
第1態様のエッチング方法によると、ALD酸化膜およびCVD酸化膜が形成された基板について、0℃より大きく100℃未満の第1温度でフッ化水素ガスおよび水蒸気に接触させることにより、ALD酸化膜のエッチングを抑制しつつ、CVD酸化膜をエッチングできる。このため、CVD酸化膜をALD酸化膜に対して高い選択比でエッチングすることができる。
第2態様のエッチング方法によると、エッチング処理時に基板が0〜50℃の第1温度に温調されることにより、CVD酸化膜を、より高い選択比でエッチングできるという効果を奏する。
第3態様のエッチング方法によると、エッチング処理時に基板が25〜50℃の第1温度に温調されることにより、CVD酸化膜のエッチングを促進することができる。
第4態様のエッチング方法によると、基板周囲の圧力を5Torr以上30Torr以下にすることにより、基板周囲の雰囲気を排気することができるため、フッ化水素ガスおよび水蒸気によるCVD酸化膜の選択的エッチングを促進することができる。
第5態様のエッチング方法によると、基板周囲の圧力を500〜700Torrにすることにより、CVD酸化膜のエッチングを促進することができる。これにより、比較的肉厚に形成されたCVD酸化膜についても、有効にエッチングすることができる。
第6態様のエッチング方法によると、基板を100℃以上300℃以下の第2温度でエッチングを行うことにより、CVD酸化膜のエッチングを抑制しつつ、ALD酸化膜をエッチングできる。このため、ALD酸化膜をCVD酸化膜に対して高い選択比でエッチングすることができる。
第7態様のエッチング方法によると、100℃以上170℃以下にすることにより、ALD酸化膜を選択的にエッチングできる。
第8態様のエッチング方法によると、ALD酸化膜に対してBSG酸化膜を高選択比でエッチングできる。
第9態様のエッチング方法によると、CVD酸化膜、ALD酸化膜および熱酸化膜が形成された基板について、0℃より大きく100℃未満の第1温度でフッ化水素ガスおよび水蒸気に接触させることによって、ALD酸化膜および熱酸化膜のエッチングを抑制しつつ、CVD酸化膜をエッチングすることができる。このため、ALD酸化膜および熱酸化膜に対して、CVD酸化膜を高い選択比でエッチングすることができる。
第10態様のエッチング方法によると、基板を100℃以上300℃以下の第2温度でエッチングを行うことにより、CVD酸化膜のエッチングを抑制しつつ、ALD酸化膜をエッチングできる。このため、ALD酸化膜をCVD酸化膜に対して高い選択比でエッチングすることができる。
第11態様の半導体デバイス製造方法によると、CVD酸化膜およびALD酸化膜の双方を形成された基板について、0℃より大きく100℃未満の第1温度でフッ化水素ガスおよび水蒸気に接触させることにより、ALD酸化膜のエッチングを抑制しつつ、CVD酸化膜をエッチングすることができる。このため、ALD酸化膜に対してCVD酸化膜を高い選択比でエッチングすることができる。したがって、CVD酸化膜およびALD酸化膜を用いた半導体デバイスの製造を良好に行うことができる。
実施形態のエッチング装置1の概略構成を示す側面図である。 エッチング装置1における基板処理(エッチング処理)の流れを示す図である。 熱酸化膜、CVD酸化膜およびALD酸化膜の基板温度に対するエッチング量を示す図である。 熱酸化膜、CVD酸化膜およびALD酸化膜の基板温度に対するエッチング量を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。図面においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数が誇張又は簡略化して図示されている場合がある。
<1. 実施形態>
図1は、実施形態のエッチング装置1の概略構成を示す側面図である。エッチング装置1は、半導体ウェハ等の基板Wを一枚ずつ処理する枚葉式のエッチング装置である。エッチング装置1は、半導体デバイスを製造する装置の一部に適用され得る。
エッチング装置1は、処理室2および制御部3を備える。処理室2は、基板Wに対して所定の処理を行う処理ユニットである。制御部3は、バルブの開閉など、エッチング装置に備えられた要素の動作を制御する。
処理室2は、内部に基板Wを収容して処理可能な円筒形状に形成されている。処理室2内には、基板ホルダー4、加熱機構5、ガス分散板6、排気配管7、真空ポンプ8、APC(Auto Pressure Controller)バルブ9、圧力センサ10、ガス供給配管11、気化器12、水蒸気流量コントローラ13、HFガス流量コントローラ14、窒素ガス流量コントローラ15、開閉バルブ16〜18が設けられている。
基板ホルダー4は、処理室2内において、基板Wを略水平姿勢に保持する。「水平姿勢」とは、基板Wが水平面(XY平面)に対して平行な状態をいう。基板Wは、図示しない搬送系によって外部から処理室2内に搬入され、基板ホルダー4に設置される。
加熱機構5は、基板ホルダー4に内蔵されている。基板ホルダー4に保持された基板Wは、加熱機構5によって所定温度に加熱される。加熱機構5は、例えば抵抗加熱式の電気ヒータである。なお、加熱機構5は、電気ヒータの代わりに、例えばランプを備えていてもよい。当該ランプからの赤外線を基板Wに照射することにより、基板Wを所定温度に温調してもよい。
ガス分散板6は、処理室2内の基板ホルダー4よりも上方の位置に配設されている。ガス分散板6は、処理室2内において水平方向に広がる板状に形成されている。ガス分散板6には、厚さ方向に貫通する複数の開口6Hが、水平方向に分散して形成されている。
排気配管7は、処理室2内と連通状態で処理室2の底部に接続されている。真空ポンプ8は、排気配管7に接続されている。真空ポンプ8は、排気配管7を通じて処理室2内のエアを吸引することにより、処理室2内を減圧する。
APCバルブ9は、排気配管7に介装されている。APCバルブ9は、排気配管7内の開度を調節することにより、処理室2内の圧力を調節する。
圧力センサ10は、処理室2に連結されており、処理室2内の真空度を検出する。圧力センサ10によって検出される真空度が所望の真空度となるように、制御部3がAPCバルブ9を制御して処理室2内の圧力を調節する。
基板Wが基板ホルダー4に保持された後、真空ポンプ8が作動して処理室2内の真空引きが開始される。本実施の形態においては処理室2内の減圧の手段を真空ポンプ8で記載しているが、これに限るものではなく例えば工場ユーティリティ排気により行うことも可能である。
ガス供給配管11は、処理室2内と連通状態で処理室2の上部に接続されている。気化器12は水蒸気を生成するための水を貯留している。水蒸気流量コントローラ13は、気化器12で生成された水蒸気を処理室2内に供給する。HFガス流量コントローラ14は、処理室2内に供給されるHFガスの流量を制御する。
開閉バルブ16が開動作されることによって、気化器12で気化された水蒸気がガス供給配管11から処理室2内に供給される。気化器12には、キャリアガスとして図示しない窒素ガス供給配管から気化器12へ窒素ガスが供給されることにより、気化器12内で気化された水蒸気が生成される。当該水蒸気の供給流量は、水蒸気流量コントローラ13によって調節される。
開閉バルブ17が開動作されることによって、HFガスが処理室2内に供給される。HFガスの供給流量は、HFガス流量コントローラ14によって調節される。水蒸気とHFガスの供給は、例えば同時に行われる。
開閉バルブ18が開動作されることによって、窒素ガスが処理室2内に供給される。窒素ガスの供給流量は、窒素ガス流量コントローラ15により調節される。窒素ガスは、処理室2内の圧力調整のため、あるいは、減圧下でのエッチング処理後の処理室2内のパージのために、処理室2内に供給される。
制御部3は、加熱機構5、真空ポンプ8、APCバルブ9、圧力センサ10、水蒸気流量コントローラ13、HFガス流量コントローラ14、窒素ガス流量コントローラ15および開閉バルブ16〜18を制御する。
処理室2上部に連通接続されたガス供給配管11を介して処理室2内に供給された水蒸気とHFガスは、ガス分散板6を通過して基板Wに到達する。
処理室2内のガス分散板6の上側に供給された水蒸気およびHFガスの混合ガスは、ガス分散板6に設けられた複数の開口6Hを通過することによってガス分散板6の下側へ移動し、基板W上に均一に供給される。開口6Hの内径は、例えば0.1mmである。また、隣接する開口6H,6Hの間隔は、例えば5mmである。なお、開口6Hの内径及び間隔は、これらに限定されない。また、図1に示す例では、処理室2に1つのガス分散板6だけが設置されているが、複数のガス分散板6が上下多段に重なるように設置されてもよい。
基板Wに形成されたシリコン酸化膜をエッチングするために供給されるHFガスの供給流量は、例えば50〜300cc/min、好ましくは30〜170cc/minである。また、HFガスに混合される水蒸気の供給流量は、例えば50〜300cc/min、好ましくは60〜300cc/minである。
制御部3は、水蒸気およびHFガスの混合ガスの供給流量に応じて、圧カセンサ10の圧力値が所定圧力値を示すようにAPCバルブ9の開度を調節する。これにより、処理室2内の圧力が適宜調節される。基板Wの処理中、処理室2内の圧力は、例えば5〜700Torrに維持される。
<基板処理の流れ>
図2は、実施形態のエッチング装置1における基板処理(エッチング処理)の流れを示す図である。以下に説明するエッチング処理は、半導体デバイスの製造工程の一部に適用され得る。
まず、エッチング処理対象である基板Wが準備される(ステップS1:準備工程)。この基板Wは、CVD法によるCVD酸化膜、ALD法によるALD酸化膜、および熱酸化膜が形成されたものである。
CVD法では、例えばシリコン基板を目的とする薄膜の成分を含む原料ガスに暴露させ、熱またはプラズマを利用してシリコン基板上で化学反応が引き起こされる。この化学反応により、目的の薄膜がシリコン基板上に形成される。CVD法によりBSG膜を形成する場合、原料ガスにホウ素(B)が混入される。
また、ALD法では、まず、チャンバー内に載置された基板Wが、前駆体Aに暴露される。続いて、パージによりチャンバー内の前駆体Aが除かれた後、基板が別の前駆体B(例えばオゾン)に暴露される。そして、再びパージによりチャンバー内の前駆体Bが除かれる。これらの処理が繰り返し行われることにより、1分子レベルの膜が1層ずつ成膜される。具体的に、ALD酸化膜としてシリコン酸化膜が成膜対象である場合には、原料ガス(前駆体A)としてアミノシランが用いられ、酸化アルミニウム(Al)膜が成膜対象である場合には原料ガスとしてトリメチルアルミニウムが用いられる。
また、熱酸化膜は、基板の表面から内部にかけて酸化を行っていく方法により形成される。具体的には、シリコン基板を高温の雰囲気中で酸素または水蒸気に暴露させることにより、シリコン(Si)と酸素(O)とを化学的反応させて、二酸化シリコン(SiO)の薄膜(熱酸化膜)を形成する。
ステップS1において、基板Wが準備されると、不図示の搬送系が、基板Wを処理室2内に搬送し、基板ホルダー4に載置する(ステップS2:基板載置工程)。
制御部3は、基板Wが基板ホルダー4に載置された後、真空ポンプ8を制御することにより、処理室2内を高真空状態(例えば10−6Torr台)にまで減圧する(ステップS3:処理室内減圧工程)。減圧の程度は、用いる真空ポンプ8の能力および許容される減圧時間に応じて適宜決定される。処理室2をできるだけ減圧することによって、処理室2内の雰囲気をできるだけ排気でき、もって、処理室2内の清浄度を高めることができる。
一旦、処理室2内が高真空状態に減圧されると、制御部3は、開閉バルブ18を開けることにより、処理室2内に窒素ガスを供給する。また、制御部3は、圧力センサ10が示す圧力値に基づいて、窒素ガス流量コントローラ15を制御して窒素ガスの供給流量を調節するとともに、APCバルブ9の開度を調節する。これらの調節により、制御部3は、処理室2内の圧力を5〜700Torrの所定の圧力に調節する(ステップS4:第1圧力調節工程)。また、制御部3は、加熱機構5を制御することにより、基板ホルダー4の温度を所定温度にまで温調する(ステップS5:第1温調工程)。制御部3は、例えばステップS2にて処理室2内の減圧を開始するのと略同時に、基板ホルダー4の温調(加熱)を開始するとよい。
ここでは、熱酸化膜、CVD酸化膜およびALD酸化膜のうち、CVD酸化膜を選択的にエッチングする。このため、制御部3は、ステップS4およびステップS5において、処理室2の圧力および基板Wの温度を、CVD酸化膜の選択的エッチングに好適な第1圧力(例えば10Torr)および低温領域の第1温度(例えば25℃以上50℃以下の温度)に調節する。
ステップS5の温調開始後、所定時間が経過することによって基板Wの温度が第1温度に到達すると、制御部3は、開閉バルブ16,17を開けることにより、HFガスおよび水蒸気を処理室2内に供給する。このとき、制御部3は、水蒸気流量コントローラ13およびHFガス流量コントローラ14を制御して、HFガスおよび水蒸気を所定の流量に調節する。
処理室2内に供給された水蒸気およびHFガスの混合ガスは、ガス分散板6に形成された複数の開口6Hを通過して、基板Wの全面に略均一に接触する。このとき、基板Wが低温領域の所定温度に温調されているため、この水蒸気とHFガスにより、エッチング対象であるCVD酸化膜が選択的にエッチングされる(ステップS6:選択的エッチング工程)。HFガスおよび水蒸気の供給開始後、所定時間経過すると、制御部3は、開閉バルブ16,17を閉じることにより、HFガスおよび水蒸気の供給を停止する。
なお、半導体デバイスの製造工程において、BSG膜などの層間絶縁膜に用いるシリコン酸化膜の膜厚は、一般的なALD酸化膜の膜厚(数nm)に比べて肉厚(数十nm〜数百nm)とされる場合がある。このような膜厚のシリコン酸化膜を、高いエッチングレートでエッチングしたい場合には、ステップS6(選択的エッチング工程)における処理室2内の圧力を、500〜700Torrにするとよい。
続いて、制御部3は、開閉バルブ18を開けることにより、処理室2内に窒素ガスを供給する。また、制御部3は、圧力センサ10が示す圧力値に基づいて、窒素ガス流量コントローラ15を制御して窒素ガスの供給流量を調節するとともに、APCバルブ9の開度を調節する。これらの調節により、制御部3は、処理室2内の圧力を5〜700Torrの所定の圧力に調節する(ステップS7:第2圧力調節工程)。また、制御部3は、加熱機構5を制御することにより、基板ホルダー4の温度を所定温度にまで温調する(ステップS8:第2温調工程)。
ここでは、熱酸化膜、CVD酸化膜およびALD酸化膜のうち、ALD酸化膜を選択的にエッチングする。このため、制御部3は、ステップS7およびステップS8において、処理室2の圧力および基板Wの温度を、ALD酸化膜の選択的エッチングに好適な第2圧力(例えば10Torr)および高温領域の第2温度(例えば100℃以上170℃以下の所定温度)に調節する。
ステップS7の圧力調節開始後およびステップS8の温調開始後、所定時間が経過すると、制御部3は、開閉バルブ16,17を開けることにより、HFガスおよび水蒸気を処理室2内に供給する。このとき、制御部3は、水蒸気流量コントローラ13および14を制御して、HFガスおよび水蒸気が所定の流量に調節する。処理室2内に供給された水蒸気およびHFガスの混合ガスは、ガス分散板6に形成された複数の開口6Hを通過して、基板Wの全面に略均一に接触する。このとき、基板Wが低温領域の所定温度に温調されているため、この水蒸気とHFガスにより、エッチング対象であるALD酸化膜が選択的にエッチングされる(ステップS9:選択的エッチング工程)。HFガスおよび水蒸気の供給開始後、所定時間経過すると、制御部3は、開閉バルブ16,17を閉じることにより、HFガスおよび水蒸気の供給を停止する。
水蒸気およびHFガスの供給停止から所定時間が経過すると、制御部3は、開閉バルブ18を開けることにより、窒素ガスを処理室2内に供給する(ステップS10:パージ工程)。このとき、制御部3は、窒素ガス流量コントローラ15を制御して、窒素ガスの供給流量を調節する。このように、制御部3は、減圧状態であった処理室2内を窒素ガスでパージすることにより、処理室2内を大気圧に戻して、基板Wを搬出可能な状態とする。搬出可能となった基板Wは、不図示の搬送系によって、基板ホルダー4から適宜搬出される。
上記説明では、先に基板Wを低温領域の第1温度に温調してCVD酸化膜を選択的にエッチングした後、基板Wを高温領域の第2温度に温調してALD酸化膜を選択的にエッチングしている。しかしながら、先に基板Wを高温領域の第2温度に温調してALD酸化膜を選択的にエッチングした後、基板Wを低温領域の第1温度に温調してCVD酸化膜を選択的にエッチングしてもよい。
また、制御部3が、CVD酸化膜を選択的にエッチングする工程(ステップS6)が完了した後、ALD酸化膜を選択的にエッチングする工程(ステップS9)よりも前に、基板Wに対して所定の処理が行われてもよい。例えば、ステップS6の後、パージにより処理室2から基板Wを取り出し、その基板Wに対して所定の処理装置にて別の所定処理が行われてもよい。その所定処理が完了した後、その基板Wが再び処理室2に搬入されて、制御部3がステップS7以降を実行してもよい。
<選択的エッチングの説明>
次に、CVD酸化膜およびALD酸化膜の各々を選択的にエッチングする選択的エッチングについて説明する。
図3および図4は、基板Wに形成された熱酸化膜、CVD酸化膜およびALD酸化膜各々の、基板温度に対する各エッチング量を示す図である。ここでは、CVD酸化膜はBSG(Boron Silicon Glass)膜である。また、ALD酸化膜はALDシリコン酸化膜である。
図3は、処理室2内の圧力を10Torrに維持した状態で、HFガスの供給流量を150cc/min、水蒸気の供給流量を150cc/minとして、基板Wを30秒間エッチングした場合の各エッチング量を示す図である。また、図4は、処理室2内の圧力を600Torrに維持した状態で、HFガスの供給流量を60cc/min、水蒸気の供給流量を150cc/minとして、基板Wを30秒間エッチングした場合の各エッチング量を示す図である。
(1)CVD酸化膜の選択的エッチング
図3および図4に示すように、基板Wの温度を低温領域(詳細には、0℃より大きく100℃未満、好ましくは0℃より大きく75℃以下、より好ましくは25℃以上50℃以下の温度領域)の所定温度(第1温度)に温調することにより、CVD酸化膜(BSG膜)を熱酸化膜およびALD酸化膜に対して選択的にエッチングすることが可能である。ただし、CVD酸化膜の選択的エッチングの最適温度は、半導体デバイスの構造などにも依存すると考えられる。
また、上述したように、処理室2内の圧力を、例えば500Torr以上700Torr以下にすることにより、数十nm〜数百nmの肉厚のCVD酸化膜を有効にエッチングすることができる。具体的に、図4に示すように、処理室2内の圧力を600Torrとした場合、BSG膜のエッチング量は、図3に示す10Torrのときと比べて顕著に大きい(詳細には、約350nm)。また、圧力を600Torrとした場合であっても、基板Wの温度が100℃以上ではBSG膜のエッチングは殆ど進行しない。
一方、BSG膜の選択比を高める場合には、処理室2内の圧力を、例えば5Torr以上30Torr以下にするとよい。具体的には、図3に示すように圧力を10Torrとした場合、BSG膜のエッチング量は、基板Wの温度が100℃未満の場合に10nm以下となる。このように、圧力を低下させることにより、エッチング量は低下するものの、BSG膜を他の酸化膜(ALD酸化膜および熱酸化膜)に対して、高い選択比でエッチングすることができる。
シリコン酸化膜のエッチングには、主にHF (フッ化水素イオン)が寄与することが知られている。このHF は、HFとHOの反応により生成される。BSG膜は、ALD酸化膜や熱酸化膜に比べると、膜密度が低く、かつ膜中に水分を含む。このため、BSG膜は、ALD酸化膜や熱酸化膜に比べて、HF による反応が容易に進行しやすく、かつ反応過程において膜中の水分もHFのイオン化に寄与するために、エッチングが容易に進行すると考えられる。一方で、100℃以上になると、BSG膜中の水分が離脱して強固な膜となる。このため、100℃以上では、BSG膜のエッチングは殆ど進行しないと考えられる。
(2)ALD酸化膜の選択的エッチング
図3に示すように、処理室2内の真空度を10Torrに維持した状態で、基板Wの温度を高温領域(100℃以上300℃以下、好ましくは100℃以上240℃以下、より好ましくは100℃以上170℃以下の温度領域)の所定温度(第2温度)に温調することにより、CVD酸化膜(ここではBSG膜)や熱酸化膜などの他のシリコン酸化膜に対して、ALD酸化膜を選択的にエッチングできる。特に、基板Wの温度が150℃のとき、ALD酸化膜を最も選択的にエッチング可能である。
ALD酸化膜は、1分子層ずつ堆積されていくことにより形成される。このため、ALD酸化膜は、BSG膜などのCVD酸化膜に比べて膜中の水分量は少ない。また、ALD酸化膜では、分子層間の結合がCVD酸化膜に比べて弱い。したがって、基板Wを100℃以上の高温にすることによって、分子層間の結合が容易に切断されるため、ALD酸化膜のエッチングが進むと考えられる。一方、上述したように、CVD酸化膜(BSG膜)は、基板温度が100℃以上になるとエッチングが進行し難くなる。したがって、100℃以上では、ALD酸化膜を選択的にエッチングすることができると考えられる。
以上のように、CVD酸化膜およびALD酸化膜が形成された基板Wについて、所定温度に温調された条件下で、各酸化膜をHFガスおよび水蒸気に接触させることにより、各酸化膜を選択的にエッチングすることができる。また、CVD酸化膜およびALD酸化膜を用いて半導体デバイスを製造する際、本発明のエッチング技術を適用することによって、半導体デバイスを良好に製造することができる。
この発明は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
1 エッチング装置
2 処理室
3 制御部
4 基板ホルダー
5 加熱機構
6 ガス分散板
6H 開口
7 排気配管
8 真空ポンプ
9 APCバルブ
10 圧力センサ
11 ガス供給配管
12 気化器
13 水蒸気流量コントローラ
14 HFガス流量コントローラ
15 窒素ガス流量コントローラ
16〜18 開閉バルブ
W 基板

Claims (11)

  1. 基板に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって、
    (a)CVD(Chemical Vapor Deposition)法によるCVD酸化膜、および、ALD(Atomic Layer Deposition)法によるALD酸化膜が形成された基板を準備する工程と、
    (b)前記工程(a)によって準備された前記基板を0℃より大きく100℃未満の第1温度に温調する工程と、
    (c)前記工程(b)によって前記第1温度に温調されている基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、前記CVD酸化膜を選択的にエッチングする工程と、
    を含む、エッチング方法。
  2. 請求項1のエッチング方法であって、
    前記工程(b)における前記第1温度は、0℃以上50℃以下である、エッチング方法。
  3. 請求項2のエッチング方法であって、
    前記工程(b)における前記第1温度は、25℃以上50℃以下である、エッチング方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項のエッチング方法であって、
    (d)前記工程(c)において、前記基板の周囲の圧力を5Torr以上30Torr以下にする工程、
    をさらに含む、エッチング方法。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項のエッチング方法であって、
    (e)前記工程(c)において、前記基板の周囲の圧力を500Torr以上700Torr以下にする工程、
    をさらに含む、エッチング方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項のエッチング方法であって、
    (f)前記工程(a)によって準備された前記基板を100℃以上300℃以下の第2温度に温調する工程と、
    (g)前記工程(f)によって前記第2温度に温調されている前記基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、前記ALD酸化膜を選択的にエッチングする工程と、
    をさらに含む、エッチング方法。
  7. 請求項6のエッチング方法であって、
    前記工程(f)における前記第2温度が、100℃以上170℃以下である、エッチング方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項のエッチング方法であって、
    前記CVD酸化膜が、BSG(Boron Silicon Glass)膜である、エッチング方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項のエッチング方法であって、
    前記工程(a)で準備される前記基板に、熱酸化膜が形成されている、エッチング方法。
  10. 基板に形成された酸化膜をエッチングするエッチング方法であって、
    (a)CVD(Chemical Vapor Deposition)法によるCVD酸化膜、および、ALD(Atomic Layer Deposition)法によるALD酸化膜が形成された基板を準備する工程と、
    (f)前記工程(a)によって準備された前記基板を100℃以上300℃以下の第2温度に温調する工程と、
    (g)前記工程(f)によって前記第2温度に温調されている基板の表面に、フッ化水素ガスおよび水蒸気を供給して、前記ALD酸化膜を選択的にエッチングする工程と、
    を含む、エッチング方法。
  11. 半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造方法であって、
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のエッチング方法と、
    (h)前記工程(a)よりも前に、前記CVD酸化膜および前記ALD酸化膜を前記基板に形成する工程と、
    を含む、半導体デバイス製造方法。
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