JP2002025963A - 洗浄処理方法および洗浄処理装置 - Google Patents

洗浄処理方法および洗浄処理装置

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JP2002025963A JP2000210082A JP2000210082A JP2002025963A JP 2002025963 A JP2002025963 A JP 2002025963A JP 2000210082 A JP2000210082 A JP 2000210082A JP 2000210082 A JP2000210082 A JP 2000210082A JP 2002025963 A JP2002025963 A JP 2002025963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 純水を用いた洗浄処理において、簡便な方法
を用いて純水に二酸化炭素を溶解させて比抵抗を下げ、
これにより静電気の発生を防止し、また酸性化された純
水により有機アミン系等の薬液と純水との反応によるア
ルカリ性物質の生成を抑制して、ウエハに形成された回
路を保護する洗浄処理方法および洗浄処理装置を提供す
る。 【解決手段】 外側チャンバ26等の処理チャンバ内に
保持される半導体ウエハW等の基板の洗浄処理を行う際
に、外側チャンバ26内に所定濃度の二酸化炭素ガスが
存在する雰囲気において、半導体ウエハWを所定の回転
数で回転させながら純水を用いて洗浄する。二酸化炭素
ガスは、洗浄処理用の純水を供給する前に外側チャンバ
26内に供給することが好ましく、洗浄処理用の純水を
外側チャンバ26への供給する前に、純水を霧状にして
供給しておくことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハやL
CD基板等の各種基板に所定の処理液を供給して行う洗
浄処理方法および洗浄処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造工程にお
いては、基板としての半導体ウエハ(ウエハ)を所定の
薬液や純水等の処理液によって処理し、ウエハからパー
ティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネーシ
ョンや有機物、酸化膜を除去している。このような液処
理の中で、純水を用いた洗浄処理においては、洗浄処理
中に静電気が発生してウエハに放電破壊が生ずることを
防止するために、純水中に二酸化炭素(CO)ガスを
溶解させて比抵抗を低下させたCOインジェクション
水が用いられている。
【0003】このようなCOインジェクション水は、
例えば、二酸化炭素を逆浸透膜等のフィルタに通すこと
によって、二酸化炭素を純水に溶解させて製造してい
る。また、COインジェクション水の製造にあたって
は、所定の比抵抗を有するように、製造されたCO
ンジェクション水の比抵抗を測定しつつ、その測定結果
を二酸化炭素の溶け込み量等の制御にフィードバックす
る構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなCOインジェクション水を製造する手段を洗浄処
理装置に取り付けた場合には、フィルタや比抵抗測定装
置、フィードバック制御装置等の設備コストの増大や装
置の大型化を招く問題がある。従って、より簡便な方法
で純水の比抵抗を低下させ、静電気の発生を抑制してウ
エハの放電破壊を防止することができれば好ましいと考
えられる。
【0005】また、純水を用いた洗浄処理の前に行われ
る各種薬液を用いた洗浄処理においては、例えば、有機
アミン系の薬液が使用される場合があるが、有機アミン
系の薬液による洗浄処理の後に、純水による洗浄処理を
行うと、薬液と純水との反応によりアルカリ性物質が生
成し、このアルカリ性物質がウエハ表面に形成されてい
たアルミニウム配線を腐食させる問題がある。この問題
を回避するためには、有機アミン系薬液と純水との直接
反応を抑制して、生成するアルカリ性物質を中和するよ
うに、純水を酸性化させることが要求される。
【0006】本発明は上述した従来技術の有する課題に
鑑みてなされたものであり、特に純水を用いた洗浄処理
において、簡便な方法を用いて純水に二酸化炭素を溶解
させて比抵抗を下げ、これにより静電気の発生を防止
し、また酸性化された純水により有機アミン系等の薬液
と純水との反応によるアルカリ性物質の生成を抑制し
て、ウエハに形成された回路を保護する洗浄処理方法お
よび洗浄処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、処理チャンバ内に保持される基板
の洗浄処理方法であって、前記処理チャンバ内に所定濃
度の二酸化炭素ガスが存在する雰囲気において、前記基
板を所定の回転数で回転させながら純水を用いて洗浄す
ることを特徴とする洗浄処理方法、が提供される。
【0008】また、本発明によれば、処理チャンバ内に
保持された基板に所定の処理液を供給して洗浄処理を行
う洗浄処理装置であって、前記基板を保持する保持手段
と、前記基板が面内回転するように前記保持手段を回転
させる回転駆動手段と、少なくとも二酸化炭素を含むガ
スを前記処理チャンバ内に供給するガス供給機構と、前
記処理液を前記基板に向けて吐出する処理液供給機構
と、を具備することを特徴とする洗浄処理装置、が提供
される。
【0009】このような洗浄処理方法および洗浄処理装
置を用いた場合には、COインジェクション水を予め
精製する装置を必要としないことから、装置の大型化を
招くことがない。しかも、二酸化炭素を処理チャンバに
供給する方法が簡便であり、洗浄処理中には、処理チャ
ンバ内に存在する二酸化炭素が純水にとけ込むために比
抵抗が低減され、静電気の発生が抑制される。これによ
り基板の放電破壊が防止される。また、例えば、有機ア
ミン系薬液を用いた洗浄処理の後に、純水による洗浄処
理を行う場合にも、純水に二酸化炭素が溶け込むことか
ら、純水と有機アミン系薬液との反応によるアルカリ性
物質の生成が抑制されて、基板に形成された回路の腐食
が防止される効果も得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について具体的に説明する。本実施形態
では、半導体ウエハ(ウエハ)の搬入、洗浄、乾燥、搬
出をバッチ式に一貫して行うように構成された洗浄処理
装置について説明する。
【0011】図1は洗浄処理装置1の斜視図であり、図
2はその平面図である。これら図1および図2に示され
るように、洗浄処理装置1は、ウエハWを収納可能なキ
ャリア(基板収納容器)Cの搬入出が行われるイン・ア
ウトポート(容器搬入出部)2と、ウエハWに対して洗
浄処理を実施する洗浄処理ユニット3と、イン・アウト
ポート2と洗浄処理ユニット3との間に設けられ、洗浄
処理ユニット3に対してキャリアCの搬入出を行うため
のステージ部4と、キャリアCを洗浄するキャリア洗浄
ユニット5と、複数のキャリアCをストックするキャリ
アストックユニット6とを備えている。なお、参照符号
7は電源ユニットであり、8はケミカルタンクボックス
である。
【0012】イン・アウトポート2は、4個のキャリア
Cを載置可能な載置台10と、キャリアCの配列方向に
沿って形成された搬送路11を移動可能に設けられ、載
置台10のキャリアCをステージ部4に搬送し、かつス
テージ部4のキャリアCを載置台10に搬送するための
キャリア搬送機構12とを有している。キャリアC内に
は例えば26枚のウエハWが収納可能となっており、キ
ャリアCはウエハWの面が鉛直に配列されるように配置
されている。
【0013】ステージ部4は、キャリアCを載置するス
テージ13を有しており、イン・アウトポート2からこ
のステージ13に載置されたキャリアCがシリンダを用
いたキャリア搬送機構により洗浄処理ユニット3内に搬
入され、洗浄処理ユニット3内のキャリアCがこのキャ
リア搬送機構によりステージ13に搬出される。
【0014】なお、ステージ13には、載置台10から
キャリア搬送機構12のアームを回転させてキャリアC
が載置されるため、載置台10とは逆向きにキャリアC
が載置される。このため、ステージ13にはキャリアC
の向きを戻すための反転機構(図示せず)が設けられて
いる。
【0015】ステージ部4と洗浄処理ユニット3との間
には仕切壁14が設けられており、仕切壁14には搬入
出用の開口部14aが形成されている。この開口部14
aはシャッター15により開閉可能となっており、処理
中にはシャッター15が閉じられ、キャリアCの搬入出
時にはシャッター15が開けられる。
【0016】キャリア洗浄ユニット5は、キャリア洗浄
槽16を有しており、後述するように洗浄処理ユニット
3においてウエハWが取り出されて空になったキャリア
Cが洗浄されるようになっている。
【0017】キャリアストックユニット6は、洗浄前の
ウエハWが入ったキャリアCや洗浄前のウエハWが取り
出されて空になったキャリアCを一時的に待機させるた
めや、洗浄後のウエハWを収納するための空のキャリア
Cを予め待機させるためのものであり、上下方向に複数
のキャリアCがストック可能となっており、その中の所
定のキャリアCを載置台10に載置したり、その中の所
定の位置にキャリアCをストックしたりするためのキャ
リア移動機構を内蔵している。
【0018】次に、洗浄処理ユニット3について説明す
る。図3は洗浄処理ユニット3の内部を示す断面図、図
4および図5は洗浄処理ユニットの洗浄処理部を示す断
面図であり、図4は内側チャンバ27を外側チャンバ2
6の外部に出した状態(内側チャンバ27が「退避位
置」にある状態)、図5は外側チャンバ26の内部に内
側チャンバ27を配置した状態(内側チャンバ27が
「処理位置」にある状態)を示している。
【0019】洗浄処理ユニット3の内部には、図3に示
すように、洗浄処理部20と、洗浄処理部20の直下に
キャリアCを待機させるキャリア待機部30と、キャリ
ア待機部30に待機されたキャリアC内の複数のウエハ
Wを押し上げて洗浄処理部20に移動させ、かつ洗浄処
理部20の複数のウエハWを保持してキャリア待機部3
0のキャリアCに収納させるためのウエハ移動機構40
とが設けられている。
【0020】キャリア待機部30は、キャリア搬送機構
35のスライドステージ32を載置するステージ31を
有しており、ステージ31上でキャリアCを待機させる
ようになっている。キャリア搬送機構35は、ベース部
材34と、その上に設けられた2本のガイドレール33
と、ガイドレール33に沿って、ステージ部4のステー
ジ13とキャリア待機部30のステージ31との間を移
動するスライドステージとを有している。キャリア待機
部分であるステージ31は、ロータ24の直下に設けら
れている。
【0021】なお、図3に示すように、キャリア待機部
30上方のウエハ移動路の途中には、ウエハ移動路を挟
んで前後に発光子および受光子が配置された複数対の光
学センサーからなるウエハ検知部115が設けられてお
り、このウエハ検知部115をウエハが通過することに
より、ウエハWの枚数確認および正規に保持されていな
いウエハ(いわゆるジャンプスロット)の有無の確認が
行われる。
【0022】ウエハ移動機構40は、ウエハWを保持す
るウエハ保持部材41と、鉛直に配置されウエハ保持部
材41を支持する支持棒42と、支持棒42を介してウ
エハ保持部材41を昇降する昇降駆動部43とを有して
いる。昇降駆動部43によりウエハ保持部材41を昇降
させることにより、キャリア待機部30にあるキャリア
Cに収納された洗浄処理前のウエハWを上方の洗浄処理
部20のロータ24内に移動させ、またはロータ24内
の洗浄処理後のウエハWをキャリア待機部30にあるキ
ャリアCに移動させるようになっている。
【0023】なお、ウエハ保持部材41にはウエハWを
保持するための溝が所定のピッチで、例えば、52箇所
形成されており、ウエハWはこの溝を1箇所飛ばしに保
持され、洗浄処理前のウエハWをロータ24への搬入す
るために使用する溝と、洗浄処理が終了した後のウエハ
Wを保持するための溝とを、区別して用いるようになっ
ている。
【0024】洗浄処理部20は、ウエハWのエッチング
処理後にレジストマスク、エッチング残渣であるポリマ
ー層等を除去するものであり、鉛直に設けられた支持壁
18と、回転軸23aを水平にして支持壁18に固定さ
れたモータ23と、モータ23の回転軸23aに取り付
けられたロータ24と、モータ23の回転軸23aを囲
繞する円筒状の支持筒25と、支持筒25に支持され、
ロータ24を囲繞するように構成される外側チャンバ2
6と、外側チャンバ26の内側に配置された状態で薬液
処理を行う内側チャンバ27とを有している。
【0025】ロータ24は、鉛直にされた複数(例えば
26枚)のウエハWを垂直状態として水平方向に所定間
隔で配列した状態で保持可能となっており、このロータ
24は、モータ23によって回転軸23aを介して、係
止部材71a・71b(71aの背面に位置するため図
示せず)・72a・72b(72bは72aの背面に位
置するため図示せず)によって係止され、ウエハ保持部
材83a・83b(83bは83aの背面に位置するた
め図示せず)により保持された複数のウエハWとともに
回転されるようになっている。なお、係止部材71a・
71b・72a・72bは、所定の間隔をおいて配置さ
れた一対の円盤70a・70bに架設されている。
【0026】外側チャンバ26は円筒状をなし、処理位
置(図3の二点鎖線)と支持筒25の外側の退避位置
(図3の実線)との間で移動可能に構成されており、ウ
エハWの搬入出時には図3に示すように退避位置に位置
される。また、図4に示すように、外側チャンバ26が
処理位置にあり、内側チャンバ27が退避位置にある際
には、外側チャンバ26とモータ23側の垂直壁26a
と先端側の垂直壁26bとで処理空間51が形成される
(図4参照)。垂直壁26aは支持筒25に取り付けら
れており、支持筒25と回転軸23aとの間にはベアリ
ング28が設けられている。また、垂直壁26aと支持
筒25の先端部はラビリンスシール29によりシールさ
れており、モータ23で発生するパーティクル等が処理
空間51に侵入することが防止されている。なお、支持
筒25のモータ23側端部には外側チャンバ26、内側
チャンバ27を係止する係止部材25aが設けられてい
る。
【0027】内側チャンバ27は外側チャンバ26より
も径が小さい円筒状をなし、図5に示す処理位置と図
3、図4に示す支持筒25の外側の退避位置との間で移
動可能に構成されており、ウエハWの搬入出時には外側
チャンバ26とともに退避位置に位置される。また、図
5に示すように内側チャンバ27が処理位置にある際に
は、内側チャンバ27と、垂直壁26a・26bとで処
理空間52が形成される。なお、処理空間51および処
理空間52は、シール機構により密閉空間とされる。
【0028】処理空間51を形成する外側チャンバ26
の上端近傍部分には、多数の吐出口53を有する2本の
吐出ノズル54(1本のみ図示)が、吐出口53が水平
方向に並ぶようにして、垂直壁26bに取り付けられて
いる。吐出ノズル54からは、図示しない供給源から供
給された純水、IPA、各種薬液等の処理液や、二酸化
炭素(CO)ガスや窒素(N)ガス、またはこれら
の混合ガス等の各種のガスが吐出可能となっている。
【0029】処理空間52を形成する内側チャンバ27
の上端近傍には、多数の吐出口55を有する2本の吐出
ノズル56(1本のみ図示)が、吐出口55が水平方向
に並ぶようにして配置されている。吐出ノズル56から
は、図示しない供給源から供給された各種薬液、純水、
IPA等の処理液、COガスやNガス等が吐出可能
となっている。
【0030】これらの吐出ノズル54・56は外側チャ
ンバ26・内側チャンバ27にそれぞれ2本より多く配
設することが可能であり、例えば、PTFEやPFA等
のフッ素樹脂製のものや、ステンレス製のものが好適に
用いられる。吐出ノズル54・56は同等の構造を有す
るものを用いることが可能であり、例えば、吐出ノズル
54の一形態である吐出ノズル54a・54bの斜視図
を図6に示す。
【0031】図6(a)に示す吐出ノズル54aの一表
面には、吐出口53aが形成された吐出口部材91a
(両端を除く26箇所)・91b(両端の2箇所)が取
り付けられており、1個の吐出口部材91aに形成され
た吐出口53aから吐出される処理液は、例えば扇形に
平面状に拡がって1枚のウエハWの処理面に所定の角度
で当たるように設計されている。
【0032】吐出口部材91bに形成された吐出口53
aから吐出される処理液は、吐出口部材91bの隣に配
設されている吐出口部材91aから吐出される処理液が
所定のウエハWの所定位置に当たるように、吐出口部材
91aから吐出される処理液の吐出方向を制御する役割
を果たす。つまり、逆に吐出口部材91bを設けなかっ
た場合には、吐出口部材91aの両端の2箇所から吐出
される処理液の軌道が曲がってしまい、所定のウエハW
の所定位置に当たらなくなる問題を生ずるが、吐出口部
材91bを設けることにより、このような問題が回避さ
れる。なお、吐出ノズル54aの背面には、処理液の供
給管92が配設されている。
【0033】吐出ノズル54aにおいて、吐出口53a
が千鳥状に配置されているのは、吐出口部材91a・9
1bの大きさを考慮し、またウエハWの保持間隔に対応
させたものである。従って、吐出口部材91a・91b
の形状を変更することにより一列に配置することもでき
る。その場合には、吐出ノズル54aを細くすることが
可能であるから、吐出ノズル54aの配置スペースが小
さくなり、例えば、処理チャンバの小型化を図ることも
可能となる。
【0034】図6(b)に示す吐出ノズル54bは、吐
出口53bが吐出ノズル54bの箱体93の表面に一体
的に形成された形態を有している。この場合には、吐出
口53bを一列に配設することが容易であり、また、吐
出ノズル54aに用いた吐出口部材91a・91bの取
り付けも必要でなく、形状をコンパクトなものとするこ
とができる。吐出ノズル54bについても吐出口53b
は28箇所形成されており、両端の2箇所については前
出した吐出ノズル54aの両端の2箇所と同様の目的で
形成されている。
【0035】外側チャンバ26・内側チャンバ27に
は、吐出ノズル54・56の他にも、処理液に応じて異
なる構造のノズルを、各チャンバの上部以外の場所に設
けることもできる。また、内側チャンバ27の上部内壁
には、円盤70a・70bの内側面(ウエハWに対向す
る面)を洗浄するための処理液の吐出ノズル75a・7
5bが配設されており、また、垂直壁26a・26bに
は、円盤70a・70bのそれぞれ垂直壁26a・26
bと対向する外側面を洗浄するための処理液の吐出ノズ
ル74a・74bが配設されている。これらの吐出ノズ
ル74a・74b・75a・75bは、主に、種々の薬
液処理後に純水で円盤70a・70bの洗浄を行う目的
に使用される。
【0036】垂直壁26bの下部には、図4の状態にお
いて処理空間51から使用済みの薬液、純水、IPAを
排出する第1の排液ポート61が設けられており、第1
の排液ポート61の上方には図5の状態において処理空
間52から使用済みの薬液、純水、IPAを排出する第
2の排液ポート62が設けられている。また、第1の排
液ポート61および第2の排液ポート62には、それぞ
れ第1の排液管63および第2の排液管64が接続され
ている。
【0037】また、垂直壁26bの上部には、図4の状
態において処理空間51を排気する第1の排気ポート6
5が設けられており、第1の排気ポート65の下方には
図5の状態において処理空間52を排気する第2の排気
ポート66が設けられている。また、第1の排気ポート
65および第2の排気ポート66には、それぞれ第1の
排気管67および第2の排気管68が接続されている。
【0038】外側チャンバ26の胴体部上側(図4・図
5参照)には、また、COガスを含んだガスを供給す
るためのガス供給口76が形成されている。ガス供給口
76にはガス供給管77が接続されており、図示しない
ガス供給装置から所定流量のガスが所定のタイミングで
供給されるようになっている。COガスを含んだガス
とは、例えば、NガスとCOガスの混合ガスでの体
積含有率が0.5%程度のもの等を挙げることができる
が、特にCOガスの濃度は限定されるものではない。
ガス供給口76の形成位置は、図4・図5に示した位置
に限定されるものではなく、例えば垂直壁26b等に設
けることもできる。
【0039】外側チャンバ26の胴体部上側(図4・図
5参照)には、純水を霧状に噴霧する噴霧機構78が取
り付けられている。噴霧機構78には図示しない純水供
給管が配設されており、純水供給管を用いて供給される
純水は、例えば円錐状等の裾拡がりな形態で霧状の細か
い水滴として処理空間51内に噴霧される。また、噴霧
機構78には、図示しない加熱装置や超音波振動装置等
の純水を霧状に変換する機構が配設されており、必要に
応じて噴霧機構78から微細な水滴である霧状の純水で
はなく、純水を水蒸気に変えて処理空間51内に供給す
ることも可能となっている。
【0040】次に、上述した洗浄処理装置1を用いたウ
エハWの洗浄処理方法について説明する。載置台10の
所定位置に処理すべきウエハWが収容されたキャリアC
を載置し、キャリア搬送機構12を用いてキャリアCを
ステージ部4へ搬入し、ステージ部4に設けられたステ
ージ13上に待機しているスライドステージ32上に載
置する。続いて、スライドステージ32をキャリア待機
部30側へ移動させ、外側チャンバ26を待避位置側に
スライドさせた状態として、昇降駆動部43によりウエ
ハ保持部材41を上昇させることにより、キャリアCに
収容されたウエハWを上方の洗浄処理部20のロータ2
4内に移動させ、ウエハWをロータ24内で保持した後
に、ウエハ保持部材41を降下させる。
【0041】外側チャンバ26を処理位置に戻し、ま
た、内側チャンバ27を処理位置にスライドさせて処理
空間52を形成し、モータ23による回転駆動によりロ
ータ24を所定速度で回転させ、ウエハWを回転させな
がら吐出ノズル56から所定の薬液を吐出し、例えば、
レジスト除去処理を行う。この処理は、所定時間ほど1
回または複数回行う。
【0042】次に、内側チャンバ27を待避位置へスラ
イドさせて、外側チャンバ26による処理空間51を形
成し、洗浄処理を行う。この洗浄処理に際しては、モー
タ23による回転駆動によりロータ24を所定速度で回
転させ、ウエハWを回転させながら、所定濃度のCO
ガスが存在する雰囲気において吐出ノズル54から純水
を吐出させてリンス処理を行う。
【0043】このような条件で洗浄処理を行った場合に
は、吐出される純水は雰囲気中のCOガスに接してC
ガスを取り込み、COガスが溶け込んで比抵抗が
高くなった状態でウエハWに当てられることから、静電
気の発生が抑制されてウエハWの放電破壊を回避するこ
とができるようになる。
【0044】特に、上述した洗浄処理装置1を用いた場
合には、純水の供給を一時的に停止することが容易であ
り、また、純水の供給停止時にウエハWの表面に付着し
ている純水や薬液の残渣を振り切ってウエハWの表面が
露出した状態とすることが容易であることから、ウエハ
Wの表面が直接にCOガスに接するような環境とし
て、その後に再び純水を吐出するといった洗浄処理を行
うことが可能である。この場合には、吐出された純水が
ウエハW表面のCOガスを取り込みながら、または取
り込んだ後にウエハWに当たることとなる。
【0045】こうして、例えば、有機アミン系の薬液に
よる洗浄処理の後でも、薬液と純水とが直接反応する前
に純水がCOガスと反応して酸性となることから、薬
液と純水の反応によるアルカリ性物質の生成が抑制さ
れ、ウエハWに形成された回路が保護される。さらに、
COインジェクション水を製造する手段を洗浄処理装
置に取り付ける場合と比較して、フィルタや比抵抗測定
装置、フィードバック制御装置等の設備コストの増大や
装置の大型化を招くことがない。
【0046】処理空間51をCOガスが存在する雰囲
気とする方法としては、例えば、前述したように、CO
ガスは吐出ノズル54から処理空間51に供給するこ
とが可能であるから、吐出ノズル54からまずCO
スを含むガスを処理空間51に供給しておき、しかる後
に純水を吐出させる方法が挙げられる。但し、この方法
では純水の吐出中にはCOガスが供給されないことと
なるので、処理時間の経過に伴って処理空間内のCO
ガス濃度の減少は避けられない。このため、洗浄処理開
始時のCOガス濃度を比較的高く設定し、終了時にも
所定の濃度のCOガスが含まれる雰囲気とすることが
好ましい。
【0047】また、COガスと純水を同時に吐出ノズ
ル54から吐出させることもできる。この場合には、純
水の吐出前にCOガスを吐出させることが好ましい
が、吐出させなくともよい。また、特にフィルタ等を通
してCOガスが純水に溶け込み易くするといった工夫
を必要とするものではない。但し、この場合には、気泡
が含まれる純水を吐出することとなるので、吐出口53
から所定の形状で純水が吐出されなくなるといったこと
が起こらないように、純水とガスの吐出量やガスと純水
との混合状態の制御を行う必要がある。
【0048】一方、ガス供給口76からCOガスを含
んだガスを供給しながら、吐出ノズル54から純水を吐
出する方法を用いると、前述した種々の問題が起こら
ず、好ましい。その場合、先ず純水の吐出を行う前に、
例えば体積比でCO:N=5:1000に調整され
たガスを、例えば毎分100リットルの流量で処理空間
51内に導入して、処理空間51内に所定量のCO
スが存在する状態としておくことが好ましい。そして、
COガスを含んだガスを供給しながら、モータ23に
よる回転駆動によりロータ24を所定速度で回転させ、
ウエハWを回転させながら純水を吐出ノズル54から吐
出し、一方で第1の排気ポート65から排気を行う。こ
うして、処理空間51内のCOガス濃度を一定に保ち
ながら洗浄処理を行うことができる。
【0049】処理空間51内のCOガスをより吐出ノ
ズル54から吐出される純水へ溶け込ませるためには、
処理空間51への純水の供給開始前に純水を霧状にして
供給しておくことも好ましく、霧状の純水を噴霧するに
は、別途、純水噴霧機構を設けることが好ましい。ま
た、霧状の純水は、水蒸気として供給してもよい。
【0050】この霧状の純水は、ウエハWに向けて吐出
するという性質のものではなく、純水を霧状とすること
で表面積を大きくしてCOガスと反応し易くし、こう
してCOガスと反応した霧状の純水が次に吐出ノズル
54から供給される通常の洗浄用の純水と接触して効率
的に取り込まれ、通常の洗浄用の純水が酸性化して比抵
抗が小さくなるという効果をもたらす。こうして、リン
ス処理における静電気の発生が防止されるとともに、特
に、有機アミン系の薬液を用いた洗浄処理の後の純水に
よるリンス処理において、薬液と純水との反応によるア
ルカリ性物質の生成を抑制することに有効である。
【0051】リンス処理が終了した後には、吐出ノズル
54からNガスを吐出させるとともにロータ24を薬
液による洗浄処理やリンス処理のときよりも高速で回転
させる、いわゆるスピン乾燥を行う。スピン乾燥終了後
は、外側チャンバ26を待避位置にスライドさせてロー
タ24が露出した状態とし、ウエハ移動機構40のウエ
ハ保持部材41を上昇させて、ウエハ保持部材41にロ
ータ24に保持されているウエハWを保持させる。その
際に、ウエハWをロータ24に搬入したときに用いた溝
とは異なる溝を用いてウエハ保持部材41にウエハWを
保持させることにより、洗浄後のウエハWにパーティク
ルが再付着するのを防止することができる。
【0052】続いて、洗浄後のウエハWが保持されたウ
エハ保持部材41を降下させ、その際にウエハ検知部1
15により再度ウエハWの枚数等が確認される。そし
て、ウエハ保持部材41がキャリア待機部30に待機し
ているキャリアCと通過する際に、ウエハWがキャリア
Cのウエハ保持溝に保持される。ウエハWが収容された
キャリアCは、キャリア搬送機構35によりステージ部
4へ搬出され、さらにキャリア搬送機構12によりイン
・アウトポート2の載置台10に載置され、作業者また
は自動搬送装置により搬出され、一連の洗浄処理が終了
する。
【0053】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明が上記実施の形態に限定されるもので
ないことはいうまでもなく、種々の変形が可能である。
例えば、COガスをリンス処理を行う雰囲気に導入す
るという方法は、上記洗浄処理装置1以外の別の構造の
装置にも適用することができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態では外側チャンバ26および内側
チャンバ27の2つの処理チャンバを用いて液処理を行
う場合について説明したが、チャンバは1つであっても
よいし、3つ以上あってもよい。さらに、上記実施の形
態では半導体ウエハの洗浄処理に適用した場合について
示したが、これに限らず、液晶表示装置(LCD)用基
板等、他の基板の処理にも適用することができる。
【0054】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、容易にリ
ンス処理に用いられる純水にCOガスを溶け込ませて
酸性化し、比抵抗を下げることが可能となるので、リン
ス処理における静電気の発生を抑制して、ウエハの放電
破壊を防止することが可能となるという効果が得られ
る。また、従来のCOインジェクション水を用いる方
法と比較して、高価なCOガスインジェクション水製
造装置を設ける必要がない点で装置コストが抑えられ、
既存の設備への配設も容易である。さらに、有機アミン
系等の薬剤を用いた後に純水によるリンス処理を行う場
合にあっても、吐出される純水にCOガスが溶け込み
やすく、これにより、薬液と純水の反応によって生ずる
アルカリ性物質の生成が抑制され、また中和反応が起こ
ることにより、ウエハに形成された回路が保護されると
いう効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る洗浄処理装置を示す
斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係る洗浄処理装置を示す
平面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る洗浄処理ユニットを
示す断面図。
【図4】図3に示した洗浄処理ユニットにおいて、内側
チャンバを外側チャンバの外部に出した状態を示す断面
図。
【図5】図3に示した洗浄処理ユニットにおいて、外側
チャンバの内部に内側チャンバを配置した状態を示す断
面図。
【図6】吐出ノズルの一実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1;洗浄処理装置 2;イン・アウトポート 3;洗浄処理ユニット 4;ステージ部 20;洗浄処理部 23;モータ 24;ロータ 26;外側チャンバ 27;内側チャンバ 30;キャリア待機部 40;ウエハ移動機構 51;処理空間 53・55;吐出口 54・56;吐出ノズル 76;ガス供給口 77;ガス供給管 78;噴霧機構 W;半導体ウエハ(基板) C;キャリア(基板収納容器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 500 G02F 1/1333 500 G09F 9/00 338 G09F 9/00 338 Fターム(参考) 2H088 FA21 FA30 MA20 2H090 JC19 3B201 AA03 AB24 AB34 AB44 BB22 BB33 BB92 BB93 CC13 5G435 AA17 BB12 EE33 KK05 KK09 KK10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理チャンバ内に保持される基板の洗浄
    処理方法であって、 前記処理チャンバ内に所定濃度の二酸化炭素ガスが存在
    する雰囲気において、前記基板を所定の回転数で回転さ
    せながら純水を用いて洗浄することを特徴とする洗浄処
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記処理チャンバ内に窒素ガスを供給す
    る工程と、 前記基板を所定の回転数で回転させながら所定の薬液を
    用いて液処理する工程と、 前記二酸化炭素ガスを含む雰囲気内で純水を用いて洗浄
    した後に、前記処理チャンバ内に窒素ガスを供給しなが
    ら前記基板を所定の回転数で回転させながら乾燥処理す
    る工程と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の洗浄処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記二酸化炭素ガスを、前記純水を供給
    する前に前記処理チャンバ内に供給することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の洗浄処理方法。
  4. 【請求項4】 前記純水の前記処理チャンバへの供給開
    始前に、霧状にした純水を前記処理チャンバ内に供給す
    ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1
    項に記載の洗浄処理方法。
  5. 【請求項5】 前記純水の前記処理チャンバへの供給開
    始前に、水蒸気を前記処理チャンバ内に供給することを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載
    の洗浄処理方法。
  6. 【請求項6】 前記純水の供給を一時的に停止する工程
    を組み入れることにより、前記純水の供給停止時に前記
    基板表面に付着している純水量を低減して前記基板表面
    を露出させ、前記基板表面が直接に前記二酸化炭素を含
    む雰囲気に接しやすくすることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれか1項に記載の洗浄処理方法。
  7. 【請求項7】 処理チャンバ内に保持された基板に所定
    の処理液を供給して洗浄処理を行う洗浄処理装置であっ
    て、 前記基板を保持する保持手段と、 前記基板が面内回転するように前記保持手段を回転させ
    る回転駆動手段と、 少なくとも二酸化炭素を含むガスを前記処理チャンバ内
    に供給するガス供給機構と、 前記処理液を前記基板に向けて吐出する処理液供給機構
    と、 を具備することを特徴とする洗浄処理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理液を前記処理チャンバ内に噴霧
    する処理液噴霧機構を具備することを特徴とする請求項
    7に記載の洗浄処理装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段は、複数の基板を所定間隔
    で処理面を略平行にして保持するものであることを特徴
    とする請求項7または請求項8に記載の洗浄処理装置。
  10. 【請求項10】 前記処理チャンバが、外側チャンバと
    内側チャンバにより、別個に処理室が形成可能である二
    重構造を有することを特徴とする請求項7から請求項9
    のいずれか1項に記載の洗浄処理装置。
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