JP2002024872A - リストバンド自動精算機 - Google Patents

リストバンド自動精算機

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JP2002024872A
JP2002024872A JP2000200311A JP2000200311A JP2002024872A JP 2002024872 A JP2002024872 A JP 2002024872A JP 2000200311 A JP2000200311 A JP 2000200311A JP 2000200311 A JP2000200311 A JP 2000200311A JP 2002024872 A JP2002024872 A JP 2002024872A
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wristband
clutch
rollers
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unit
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JP2000200311A
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English (en)
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Koji Kawakami
浩二 川上
Koji Kamiyama
浩二 上山
Minoru Yonejima
稔 米島
Hiroaki Saito
広昭 齊藤
Motoji Yasuda
基司 安田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種構成機器を前面扉側および背面扉側の双
方から容易にメンテナンスできるとともに、リストバン
ドを確実に検知し搬送でき、さらに必要に応じてリスト
バンドの投入を拒否できるリストバンド自動精算機を提
供すること。 【解決手段】 搬送機構は、リストバンド5の搬送方向
に向かって上下に配設した複数列のローラ16およびロ
ーラ15を備え、ローラ列15を駆動させてリストバン
ド5を搬送し、投入口付近の第1列目のローラ15に
は、搬送駆動力を断つクラッチ26を設け、連続投入数
を制限できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リストバンド自
動精算機に関し、さらに詳しくは、各種構成機器を前面
扉側および背面扉側の双方からメンテナンスできるとと
もに、リストバンドを確実に検知し搬送でき、さらに必
要時にはリストバンドの投入を拒否できるリストバンド
自動精算機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるリストバンド自動精算機の
一例として、特開平7−134784号公報にかかるも
のについて図面を参照しつつ説明する。図11は、従来
におけるリストバンド自動精算機を適用した施設利用料
金精算システムを示す説明図、図12は、従来における
リストバンドを示す平面図、図13は、従来のリストバ
ンド自動精算機の要部を模式的に示す側断面図、図14
は、リストバンド取り込み機構を示す説明図、図15〜
図17は、リストバンド一時保留部の振り分け動作を示
す説明図である。
【0003】図11に示すように、利用設備等206の
利用者201は、まず、入場カード販売機202にて入
場カード203を購入し、リストバンド貸与ゲート20
4にてリストバンド205を貸与される。このリストバ
ンド205は、図12に示すように、バーコード205
aを備えて個人の識別ができるように形成されていると
ともに、貸しロッカーの開閉用のキーも備えている。
【0004】利用設備等206の利用を終えた利用者2
01は、リストバンド205をリストバンド精算機20
8に投入して精算手続をし、退場カード209Aを得
て、退場ゲート210Aにてリピーターカード211A
を得る。リストバンド貸与ゲート204、利用設備等2
06、リストバンド精算機208は、ワークステーショ
ン207にて統合管理され、利用者201の利用状況等
を分析、記憶するようになっている。
【0005】つぎに、以上のようなシステムで使用され
るリストバンド精算機208の構成について説明する。
図12に示すように、前面扉のリストバンド投入口20
9から投入されたリストバンド205は、リストバンド
取り込み機構210によって取り込まれ、スキャナー2
11によってバーコード情報を読み取られる。そして、
当該リストバンド205を一時保留部212にて保留
し、返却する場合にはリストバンド出口213に、回収
する場合には回収ボックス214に振り分けられるよう
になっている。
【0006】リストバンド取り込み機構210は、図1
4に示すように、センサ210aによってリストバンド
205が投入されたことを検知し、送り機構210bを
動作させて膨出部検知センサ210cへと送り込む。そ
して、センサ210aの検知後、所定時間内に膨出部検
知センサ210cによる検知が不十分であったり、スキ
ャナー211によるバーコード情報の読み取りが不十分
であった場合には、再読み取りし、あるいは送り機構2
10bを逆動作させてリストバンド投入口209から返
却するようになっている。
【0007】また、一時保留部212は、図15〜図1
7に示すように、揺動アーム212aがカムを備えた揺
動機構212cによって可動トレー212b,212b
を揺動させ、回収ボックス214(図13、図16参
照)またはリストバンド出口213(図13、図17参
照)に振り分けるように構成されている。可動トレー2
12bの姿勢、すなわち、可動トレー212bの開閉状
態は、センサ212dによって検知されるようになって
いる。
【0008】また、リストバンド精算機208は、上述
した精算手続を行うために、たとえば、釣銭用コインを
収納し必要時に払い出すコインホッパ、支払われた紙幣
を識別する紙幣識別装置、精算後に領収書を発行する領
収書発行ユニット、清算後に退場カードを発行する退場
カード発行ユニット等の機器を備えており、これらは筐
体内の棚板等に固定されている。
【0009】したがって、これらの各機器やリストバン
ド取り込み機構210のメンテナンス作業をする際に
は、利用者201の利用を妨げないようにするために、
利用設備等206の営業時間外に筐体の前面扉を開けて
行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
おいては、たとえば、いわゆる健康ランドのような24
時間営業の利用施設等が設立されるようになっているた
め、かかる利用施設において従来のリストバンド精算機
208をメンテナンスしようとすると、必ず前面扉を開
けてから作業をすることとなる。
【0011】したがって、精算を終えたリストバンドを
回収したり、釣銭用の紙幣やコインの補充・回収、領収
書用ロール紙の補充等の軽微な作業であっても、前面扉
を開けて作業しなければならないので、その間、利用者
201がリストバンド精算機208を利用できなくなっ
てしまうという課題があった。
【0012】また、背面側からのメンテナンスを必要と
する構成機器にあっては、当該構成機器をリストバンド
精算機208の筐体から取り外してメンテナンスしなけ
ればならず、多大な時間と手間を要してしまうという課
題があった。
【0013】そこで、本願出願人は、前面扉側および背
面扉側の双方から各種構成機器を容易にメンテナンスで
きるリストバンド自動精算機を開発するに至った。とこ
ろで、投入されたリストバンドを確実に搬送する手段
は、ベルト手段によるものやローラ手段によるものが知
られているが、ベルト手段によるものにあっては、リス
トバンドの検知手段を設けようとする位置にはベルト手
段が配置できず、リストバンドの搬送が不安定となる。
また、リストバンドの検知手段をベルト手段に設けよう
とすると、ベルト手段の構成が複雑化する。
【0014】このため本願出願人は、ローラ手段による
ものを採用することとしたが、投入されたリストバンド
を確実に検知し、搬送できる手段を見出すことが課題と
なっていた。さらに、必要に応じてリストバンドの投入
を拒否できるようにすることが課題となっていた。
【0015】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、前面扉側および背面扉側の双方から各種構成機
器を容易にメンテナンスできるとともに、リストバンド
を確実に検知し搬送でき、さらに、必要に応じてリスト
バンドの投入を拒否できるリストバンド自動精算機を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1にかかるリストバンド自動精
算機は、投入されたリストバンドのIDタグ情報を検知
するアンテナ手段を内蔵し、当該リストバンドを当該ア
ンテナ手段による検知位置に搬送し、検知後の当該リス
トバンドを当該検知位置外に搬送する搬送機構を有した
リストバンド回収ユニットを備え、前記搬送機構は、前
記リストバンドの搬送方向に向かって上下に配設した複
数列の上部ローラおよび下部ローラを備え、当該下部ロ
ーラ列を駆動させて前記リストバンドを搬送し、投入口
付近に配置した下部ローラには、搬送駆動力を断つクラ
ッチ手段を設け、前記リストバンドの連続投入数を制限
できるようにしたものである。
【0017】したがって、必要時にクラッチ手段を切れ
ば、下部ローラの搬送力をなくすことができ、リストバ
ンドの投入数を制限することができる。
【0018】また、この発明の請求項2にかかるリスト
バンド自動精算機は、クラッチ手段を、投入口付近に配
置した第一列目の下部ローラに設けたものである。これ
により、さらに効率良くリストバンドの投入数を制限す
ることができる。
【0019】また、この発明の請求項3にかかるリスト
バンド自動精算機は、クラッチ手段を電磁クラッチとし
たものである。これにより、電気的にクラッチ手段をO
N/OFF制御できるので、投入拒否の応答性を向上さ
せることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるリストバ
ンド自動精算機の実施の形態につき図面を参照しつつ詳
細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が
限定されるものではない。
【0021】まず、本発明の全体構成について説明す
る。ここで、図3は、リストバンド自動精算機を示す背
面斜視図、図4は、リストバンド自動精算機を示す正面
斜視図、図5は、リストバンド自動精算機を示す正面
図、図6は、リストバンド自動精算機を示す側面図、図
7は、リストバンド自動精算機を示す背面図、図8は、
リストバンドを示す平面図である。
【0022】各構成機器を収納する本体ケース1は、開
閉自在に設けられた前面扉2および背面扉3と棚4を備
えている。なお、背面扉3に設けられた開口部3aは、
背面扉3を閉じた状態でも、リストバンド回収ボックス
35を本体ケース1の外部に取り出せるようにしたもの
である。
【0023】リストバンド5は、タグ部5aとバンド部
5bとキー5cとからなり、このタグ部5aには電池不
要のEEPROMからなるIDタグメモリが内蔵されて
いる。すなわち、このタグ部5aに施設利用者の個人情
報(たとえば、ロッカー番号等)が書き込まれている。
【0024】リストバンド回収ユニット10は、精算時
に投入されるリストバンド5を回収するためのものであ
り、前面扉2側および背面扉3側の両方向にスライド移
動自在に形成され、前面扉2側および背面扉3側の双方
からメンテナンス作業をできるように形成されている。
【0025】背面扉3の内面に設けられたリストバンド
一時保留ユニット40は、リストバンド回収ユニット1
0によって回収されたリストバンド5を、リストバンド
返却口96またはリストバンド回収ボックス35に振り
分ける際に一時的に保留するためのものである。背面扉
3の内面に設けることにより、前面扉2を閉めたままで
も、コインメカニズム90およびコインホッパ60のメ
ンテナンスができるようになっている。
【0026】コインホッパ60は、釣銭用コインを収納
し必要時に払い出すためのものであり、前面扉2側およ
び背面扉3側の両方向にスライド移動自在に形成され、
前面扉2側および背面扉3側の双方からメンテナンス作
業をできるように形成されている。また、このコインホ
ッパ60は、上記両方向にそれぞれスライド移動するこ
とにより、釣銭コインを返却する時(通常使用時)と、
売り上げ締め作業時等等に収納コインを一括して払い出
す時とに、それぞれ対応できるようになっている。
【0027】なお、コイン投入口92から投入されたコ
インは、投入コイン回収ボックス52に回収され、売り
上げ締め作業時等等に払い出したコインは、コインホッ
パ用回収ボックス53に回収されるようになっている。
【0028】紙幣識別装置70は、紙幣挿入口93から
支払われた紙幣を識別するためのものであり、前面扉2
側および背面扉3側の両方向にスライド移動自在に形成
され、前面扉2側および背面扉3側の双方からメンテナ
ンス作業をできるように形成されている。また、この紙
幣識別装置70は、鉛直方向を軸にして所定角度、回動
自在に形成されている。
【0029】領収書発行ユニット80は、精算後に領収
書を発行するためのものであり、前面扉2側および背面
扉3側の両方向にスライド移動自在に形成されていると
ともに、本体部の前部を支点にして、後部を持ち上げら
れるように形成されている。
【0030】退場カード発行ユニット88は、清算後に
退場カードを発行するためのものであり、前面扉2側お
よび背面扉3側の両方向にスライド移動自在に形成され
ている。コインメカニズム90は、コイン投入口92か
ら投入されたコインを識別するためのものである。
【0031】また、前面扉2には、リストバンド挿入口
91、コイン投入口92、紙幣挿入口93、紙幣返却口
94、コイン返却口95、リストバンド返却口96、操
作部たるタッチパネルディスプレイ97、操作要領等を
発声するスピーカ98、クレジットカード挿入口99、
退場カード取出口100、領収書取出口101、利用者
を検知し、精算手続待機状態とするための人体センサ1
02、クレジットカードリーダ105等を備えている。
【0032】また、本体ケース1内には、装置全体の制
御を行うコントロールボックス103、コントロールボ
ックス10に各種の入力操作を行うキーボード104、
無停電式の電源装置106、ドアスイッチ107、盗難
防止ブザースイッチ108等を備えている。
【0033】つぎに、リストバンド回収ユニット10に
ついて詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の実施
の形態にかかる歯車解放機構を示す拡大平面図であり、
全てのゴムローラ15がフリーになっている状態を示し
ている。図2は、歯車解放機構を示す拡大平面図であ
り、全てのゴムローラ15が非フリー状態となっている
ことを示している。
【0034】また、図9は、リストバンド回収ユニット
(上部筐体を閉じた状態)を示す斜視図、図10は、リ
ストバンド回収ユニット(上部筐体を開いた状態)を示
す斜視図、図11は、リストバンド回収ユニットの内部
構成を模式的に示す断面図である。
【0035】筐体11は、筐体12に対して開閉自在に
形成されている。筐体12は、基台13上に設けられ、
この基台13は、スライド式レール機構14によって前
面扉2側および背面扉3側の両方向にスライド移動自在
に形成されている。筐体12内には、リストバンド5を
搬送するためのゴムローラ15が複数(たとえば、6
つ)配設されており、駆動歯車22、減速歯車23およ
び歯車列24によって回転駆動される。
【0036】また、必要時(タグ部5aの読み取りエラ
ー時やいたずら投入時等の投入キャンセル時)には、駆
動歯車22を逆回転させることにより、投入されたリス
トバンド5をリストバンド挿入口91から搬出(返却)
できるように形成されている。ゴムローラ15,15間
には、リストバンド5の噛み込みを防止するガイド板1
7が設けられている。
【0037】歯車列24の歯車のうち、第一番目のゴム
ローラ15を駆動するための歯車24aは、クラッチ2
6によって駆動力を解除し、リストバンド5の投入を拒
否できるようになっている。すなわち、図1に示すよう
に、クラッチ26は、そのコイル26aで、ローラ軸1
5bに固定された円板吸着部材26bを励磁することに
より、板ばね26cによって歯車24a側に付勢されて
いる円板26dを吸着し、当該歯車24aとローラ軸1
5bとを連結できるように形成したものである。
【0038】ゴムローラ15をフリー状態にする時は、
上記励磁を解除すれば、円板吸着部材26bと円板26
dが離れ、歯車24aとローラ軸15bの連結が解かれ
る。これにより、搬送力がなくなるので、リストバンド
5の投入を拒否できるようになる。
【0039】筐体11には、ゴムローラ15に対向して
ゴムローラ16が従動自在に配設され、かつ、凹凸吸収
機構16aによってリストバンド5の凹凸を吸収し、円
滑な搬送を可能にしている。また、ガイド板17に対向
して押さえ用ローラ18が配設されている。
【0040】また、前方から2番目のゴムローラ15と
最後のゴムローラ15には、周方向に4つの溝15aが
形成されており、リストバンド5の凸部と係合させて、
円滑かつ確実な搬送を可能にしている。たとえば、リス
トバンド5を斜めに投入しても、溝15aの係合により
確実に搬送できる。
【0041】リストバンド5の投入位置には、タグ部5
aを確実に検知するために、一対の透過型センサである
投光部30および受光部31が3組設けられている。検
知精度を高めるべく、受光部31を投光部30の上方に
設けてある。投光部30の投光は、リストバンド挿入部
19の穴19aを透過して、受光部31に検知されるよ
うになっている。
【0042】アンテナ部21内には、リストバンド5の
タグ部5aのIDデータを読みとるためのアンテナ20
が内蔵されている。このアンテナ20の近傍には、一対
の透過型センサである投光部30および受光部31が3
組設けられ、当該位置に搬送されてきたリストバンド5
のタグ部5aを確実に検知できるように形成してある。
アンテナ部21の穴21aは、投光部30からの投光を
受光部31に透過させるためのものである。
【0043】上記した投光部30には、リストバンド5
に付着した水分や塵の影響を排除するために、カバー3
2が設けられている。なお、所定の受光感度が得られれ
ば、投光部30は1つであってもよい。
【0044】また、リストバンド挿入部19近傍の投・
受光部30,31と、アンテナ20近傍の投・受光部3
0,31の設置間隔は、つぎのように設定してある。す
なわち、最初のリストバンド5が投入され、アンテナ部
21にて検知されて内方に搬出された後、つぎのリスト
バンド5が投入されてアンテナ部21に位置したとき
に、最初のリストバンド5が最終ゴムローラ15による
搬出可能な位置から離れているように設定してある。
【0045】これは、投入キャンセル等により、逆搬送
動作によって投入2番目のリストバンド5をリストバン
ド挿入口91から返却した際に、最初に投入された精算
済み前のリストバンド5まで搬出してしまうのを防止す
るために設定したものである。
【0046】以上のように、この実施の形態にかかるリ
ストバンド自動精算機によれば、リストバンド回収ユニ
ット10、リストバンド回収ボックス35、コインホッ
パ60、紙幣識別装置70、領収書発行ユニット80、
退場カード発行ユニット88、コイン回収ボックス5
2,53等を前面扉2側および背面扉3側の両側から容
易にメンテナンスできるとともに、リストバンド回収ユ
ニット10によりリストバンド5を確実に搬送し検知で
き、さらに、必要に応じてクラッチ26により、投入口
部のゴムローラ15をフリー状態にしてリストバンド5
の投入を拒否できる。
【0047】なお、上記実施の形態においては、第1列
目のゴムローラ15にクラッチ26を設けるものとして
説明したが、これに限定されず、たとえば、第2列目の
ゴムローラ15にもクラッチ26を設けることで、さら
に確実にリストバンド5の投入を阻止することができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
リストバンド自動精算機(請求項1)によれば、投入さ
れたリストバンドのIDタグ情報を検知するアンテナ手
段を内蔵し、当該リストバンドを当該アンテナ手段によ
る検知位置に搬送し、検知後の当該リストバンドを当該
検知位置外に搬送する搬送機構を有したリストバンド回
収ユニットを備え、前記搬送機構は、前記リストバンド
の搬送方向に向かって上下に配設した複数列の上部ロー
ラおよび下部ローラを備え、当該下部ローラ列を駆動さ
せて前記リストバンドを搬送し、投入口付近に配置した
下部ローラには、搬送駆動力を断つクラッチ手段を設
け、前記リストバンドの連続投入数を制限できるように
したので、必要時にクラッチ手段を切れば、下部ローラ
の搬送力をなくすことができ、リストバンドの投入数を
容易に制限することができる。
【0049】また、この発明にかかるリストバンド自動
精算機(請求項2)によれば、クラッチ手段を、投入口
付近に配置した第一列目の下部ローラに設けたので、さ
らに効率良くリストバンドの投入数を制限することがで
きる。
【0050】また、この発明にかかるリストバンド自動
精算機(請求項3)によれば、クラッチ手段を電磁クラ
ッチとしたので、電気的にクラッチ手段をON/OFF
制御でき、投入拒否の応答性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるクラッチを示す
模式断面図である。
【図2】リストバンド自動精算機を示す背面斜視図であ
る。
【図3】リストバンド自動精算機を示す正面斜視図であ
る。
【図4】リストバンド自動精算機を示す正面図である。
【図5】リストバンド自動精算機を示す側面図である。
【図6】リストバンド自動精算機を示す背面図である。
【図7】リストバンドを示す平面図である。
【図8】リストバンド回収ユニット(上部筐体を閉じた
状態)を示す斜視図である。
【図9】リストバンド回収ユニット(上部筐体を開いた
状態)を示す斜視図である。
【図10】リストバンド回収ユニットの内部構成を模式
的に示す断面図である。
【図11】従来におけるリストバンド自動精算機を適用
した施設利用料金精算システムを示す説明図である。
【図12】従来におけるリストバンドを示す平面図であ
る。
【図13】従来のリストバンド自動精算機の要部を模式
的に示す側断面図である。
【図14】リストバンド取り込み機構を示す説明図であ
る。
【図15】リストバンド一時保留部の振り分け動作を示
す説明図である。
【図16】リストバンド一時保留部の振り分け動作を示
す説明図である。
【図17】リストバンド一時保留部の振り分け動作を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 前面扉 3 背面扉 5 リストバンド 10 リストバンド回収ユニット 12 筐体 15、16 ゴムローラ 15b ローラ軸 22 駆動歯車 23 減速歯車 24 歯車列 24a 歯車 26 クラッチ 26a コイル 26b 円板吸着部材 26c 板ばね 26d 円板 35 リストバンド回収ボックス 40 リストバンド一時保留ユニット 60 コインホッパ 70 紙幣識別装置 80 領収書発行ユニット 88 退場カード発行ユニット 90 コインメカニズム 96 リストバンド返却口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米島 稔 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 齊藤 広昭 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 安田 基司 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E027 EA05 EB10 EC07 EC10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたリストバンドのIDタグ情報
    を検知するアンテナ手段を内蔵し、当該リストバンドを
    当該アンテナ手段による検知位置に搬送し、検知後の当
    該リストバンドを当該検知位置外に搬送する搬送機構を
    有したリストバンド回収ユニットを備え、 前記搬送機構は、前記リストバンドの搬送方向に向かっ
    て上下に配設した複数列の上部ローラおよび下部ローラ
    を備え、当該下部ローラ列を駆動させて前記リストバン
    ドを搬送し、投入口付近に配置した下部ローラには、搬
    送駆動力を断つクラッチ手段を設け、前記リストバンド
    の連続投入数を制限できるようにしたことを特徴とする
    リストバンド自動精算機。
  2. 【請求項2】 クラッチ手段を、投入口付近に配置した
    第一列目の下部ローラに設けたこと特徴とする請求項1
    に記載のリストバンド自動精算機。
  3. 【請求項3】 クラッチ手段を電磁クラッチとしたこと
    特徴とする請求項1または2に記載のリストバンド自動
    精算機。
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