JP2002024705A - 情報通信ネットワーク上のリンクWebサイトでの電子商取引における課金管理方法、及びその課金管理システム - Google Patents

情報通信ネットワーク上のリンクWebサイトでの電子商取引における課金管理方法、及びその課金管理システム

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JP2002024705A
JP2002024705A JP2000200895A JP2000200895A JP2002024705A JP 2002024705 A JP2002024705 A JP 2002024705A JP 2000200895 A JP2000200895 A JP 2000200895A JP 2000200895 A JP2000200895 A JP 2000200895A JP 2002024705 A JP2002024705 A JP 2002024705A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子モールを主催するWebサイト側でリン
ク設定されたテナントサイトにおける電子商取引に関す
る課金管理を行う。 【解決手段】 情報通信ネットワークに接続されるとと
もにデータベースを備えるサーバコンピュータにより構
成され、当該情報通信ネットワークを介してアクセスし
たユーザ端末のディスプレイ画面において複数の所定の
Webサイトへのリンクが設定された主催者Webペー
ジが表示されるべく、画面構成データを当該ユーザ端末
に送出するシステムにおけるリンクWebサイトの課金
管理方法であって、次の(イ)(ロ)(ハ)のステップ
を有することを特徴とする。(イ)前記ユーザ端末の前
記ディスプレイ画面に表示された前記リンクWebサイ
トのWebページにおいて、商品購入などの課金対象サ
ービスを申し込む入力動作を検知するステップ。(ロ)
前記(イ)のステップで前記入力動作を検知すると、申
し込んだ前記課金対象サービスに関する情報を取得する
ステップ。(ハ)取得した前記課金対象サービス情報に
基づき、該当の課金処理を実行するステップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報通信ネット
ワーク上のリンクWebサイトでの電子商取引における
課金管理方法、及びその課金管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットと呼ばれる全世界的な情
報通信ネットワークの爆発的な発展により、情報インフ
ラに慣れ親しんだ現代人のライフスタイルは大きな影響
を受けている。
【0003】例えば、現実の店舗に赴かずに品物等を購
入する通信販売の場である。人々は、各家庭やオフィス
のパソコンを通じてインターネット上の仮想店舗にアク
セスし、ほとんどの生活用品や趣味娯楽に用いる道具等
を注文することができる。電子モールと呼ばれているサ
イトでは、デパートのように多種多様な仮想店舗が寄り
集まって仮想のショッピング街を形成している。この電
子モールを運営する主催店舗たるWebサイトには各仮
想店舗のショッピングサイトが百貨店のテナントのよう
にリンク設定されている。ユーザは、主催店舗のWeb
サイトのホームページ上で所望のリンクボタンをマウス
でクリックするといった簡単な操作だけで、様々な店舗
のショッピングサイト(以後、テナントサイトと称す
る)へ簡単にアクセスでき、そこで欲しい物を購入した
り、各種のサービスを申し込むことができる。つま
り、”リンク”という非常にシンプルな設定があるだけ
で、自宅に居ながら、ネット上の多種多様なWebサイ
トにアクセスできて商品を購入できるため、大変便利で
ある。
【0004】電子モール等のリンクサイトグループの運
営を主催するWebサイトとしては、リンク設定契約料
やサイト広告料を収入源とできるため、リンクするWe
bサイトが多いほど利益が上がるから、巨大なリンク網
を築きたいところである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子モ
ールを主催運営するWebサイトとしては、リンク先の
テナントサイトが競合他社など不都合なサイトであれ
ば、売り上げが落ちるばかりか、顧客がリンクサイトに
流出する原因となる。
【0006】そして、ただ単に他のテナントサイトをリ
ンクしただけでは、電子モールという巨大なテナント集
団の主催運営というスケールメリット等の優越性を生か
し切れているとは言えない。すなわち、テナントサイト
では、電子モールのネームバリューを利用してそのブラ
ンド価値の恩恵を受け、利益が増す訳であるから、その
対価について、リンク設定料金だけではなく課金管理の
処理においても追求しないのは損である。
【0007】この発明は、このような不利益を解消すべ
くなされたもので、その目的は、電子モールを主催運営
するWebサイト側でリンク設定されたテナントサイト
における電子商取引に関する課金管理を行う方法及びシ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のリンク
Webサイト管理方法では、情報通信ネットワークに接
続されるとともにデータベースを備えるサーバコンピュ
ータにより構成され、当該情報通信ネットワークを介し
てアクセスしたユーザ端末のディスプレイ画面において
複数の所定のWebサイトへのリンクが設定された主催
者Webページが表示されるべく、画面構成データを当
該ユーザ端末に送出するシステムにおけるリンクWeb
サイトの課金管理方法であって、次の(イ)(ロ)
(ハ)のステップを有する。
【0009】(イ)前記ユーザ端末の前記ディスプレイ
画面に表示された前記リンクWebサイトのWebペー
ジにおいて、商品購入などの課金対象サービスを申し込
む入力動作を検知するステップ。 (ロ)前記(イ)のステップで前記入力動作を検知する
と、申し込んだ前記課金対象サービスに関する情報を前
記リンクWebサイトから取得するステップ。 (ハ)取得した前記課金対象サービス情報に基づき、該
当の課金処理を実行するステップ。
【0010】好ましくは、このリンクWebサイト管理
方法は、前記(ロ)で取得した前記課金対象サービス情
報は、前記ユーザ端末で表示中の前記リンクWebペー
ジの少なくとも前記課金対象サービスを受け付ける入力
画面情報であり、次のステップ(ニ)(ホ)(ヘ)を更
に備える。
【0011】(ニ)前記ユーザ端末の前記ディスプレイ
画面上で新たなウインドウが表示されるべくウインドウ
生成要求を当該ユーザ端末へ送信するとともに、当該新
ウインドウ内で表示される前記主催者Webページを表
示するための画像構成データを作成し、前記ユーザ端末
に送信するステップ。 (ホ)前記(ニ)のステップにおける前記主催者Web
ページの前記画像構成データの作成において、前記課金
対象サービスの前記入力画面情報に基づき、前記リンク
Webページの前記課金対象サービスを表示する画面が
合成表示されるべく編集するステップ。 (ヘ)前記(ニ)のステップにおける前記主催者Web
ページの前記画像構成データの作成において、ユーザに
よる前記課金対象サービスの利用申し込みを前記リンク
Webサイトに代行して受け付ける新たな入力画面が表
示されるべく編集するステップ。
【0012】さらに好ましくは、前記ユーザ端末の前記
ディスプレイ画面に表示された前記主催者Webページ
において前記リンクWebサイトへアクセスする前記ユ
ーザの入力操作を受け付けることで、前記ステップ
(イ)における前記リンクWebサイトの前記Webペ
ージが当該ディスプレイ画面に表示されることとする。
【0013】より好ましくは、前記(イ)における前記
課金対象サービスは、前記リンクWebページ上に予め
編集された当該サービスの申込受付用のハイパーリンク
画像を選択入力することで、当該ハイパーリンクの指定
により前記システムは当該サービスの申込受付があった
ことを検知することが好ましい。
【0014】加えて、前記ユーザ端末の前記ディスプレ
イ画面における前記主催者Webページには、前記課金
対象サービスを利用しようとする前記ユーザの顧客情報
の入力を受け付ける画面情報が編集されていることとす
る。
【0015】本発明のリンクWebサイト管理システム
では、前述した課金管理方法を実現する機能を有する。
【0016】好ましくは、前記システムは、電子モール
を主催運営するWebサイトであって、この主催者We
bサイトには複数のショッピングサイトがリンク設定さ
れており、これら主催者Webサイト又はショッピング
サイトと、前記情報通信ネットワークに接続したユーザ
端末との間で行われる電子商取引のサービスを提供する
さらに好ましくは、前記主催者Webサイトは、前記電
子モールのブランドイメージを象徴する電子商店サイト
である。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態につい
て、図1乃至図3を参照して説明する。
【0018】====情報通信ネットワーク及びシステ
ムの基本構成==== 図1において、情報通信ネットワークを構成するインタ
ーネットの概略構成図を示す。インターネットに接続さ
れるシステムの構成要素として、電子モールを主催運営
する電子商店サイト(以下、電子モール運営サイト)2
0、この電子モール運営サイト20にリンクが設定され
た多数のテナントサイト20a、この電子モールを利用
して電子商取引を行う不特定多数の利用者コンピュータ
(以下、ユーザ端末)10がある。このユーザ端末10
は、インターネット接続サービス装置(ホストコンピュ
ータ)30を介してインターネットに接続される。
【0019】この電子モール運営サイト20は、データ
ベースを備えるサーバコンピュータで構成される。電子
モール運営サイト20のWebページを介して、ユーザ
がハイパーリンクボタンなどをマウスでクリックする
と、指定のテナントサイト20aへアクセスできるよう
になっている。
【0020】電子モール運営サイト20及びテナントサ
イト20aは、商品の販売者(商店)がインターネット
上に公開したWebページの集合であり、そのWebペ
ージを構成するHTML文書やその文書中は、ハイパー
リンクによって挿入される各種オブジェクトデータ(画
像データや音声データなど)が存在するWWWサーバー
と連動したデータベースに格納されている。
【0021】各サイト20,20aのWebページに
は、取り扱い商品の一覧や注文を受け付けるための所要
事項の記入欄を含んだフォームなどが編集されている。
ユーザは、ブラウザが装備されているパーソナルコンピ
ュータ(ユーザ端末)などを使用してダイアルアップ接
続など適宜な接続方法によってインターネットにIP接
続する。
【0022】つぎに、ユーザ端末10のブラウザがUR
Lを指定して電子商店のWebページを取り寄せる。こ
のWebページには、他のテナントサイト20aにアク
セスするためのハイパーリンクボタンが表示されてお
り、そのホームページを閲覧できるようになっている。
ユーザは、Webページに設定されている他のテナント
サイトのホームページへのリンクを辿りながら電子モー
ル内の各種のWebページを閲覧していく。そして、購
入を希望する商品の金額や仕様などの商品内容を確認し
て購入を決意したならば、このWebページ上に用され
ている商品購入フォームで商品注文用ボタンをクリック
したり、購入者の名称や住所、及びそのユーザIDを入
力する等して購入手続を進めていき、注文を完了させ
る。
【0023】テナントサイト20aは、よく知られてい
るように、このような購入手続の入力動作を受け付け、
注文に応じた商品の発送や決済などの販売処理を実行す
る。
【0024】====テナントサイトの売買取引を運営
サイト側で課金管理==== <テナントサイトで発生した購入申し込みの検知(図
2:画面1→画面2)>前述したように、ユーザは、図
2に示す通り、電子モール運営サイト20のWebペー
ジ(図2の画面1中におけるブランドHP)を閲覧し、
このページを通じてテナントサイト20aのWebペー
ジ(図2の画面2中におけるリンクHP)を通じて商品
を注文したり、各種サービスの申し込みを行う。もちろ
ん、電子モール運営サイト20にアクセスすることな
く、初めから直接にテナントサイト20aにアクセスし
てもよい。このテナントサイト20aは、ユーザ端末1
0の所在地から最も近くに存在するミラーサイトであ
る。
【0025】この時、電子モール運営サイト20は、こ
のユーザ端末10を通じた商品購入などの課金対象サー
ビスを申し込む入力動作を検知する。検知する方法とし
ては、テナントサイト20aの側で、課金対象サービス
を申し込む入力動作をユーザ端末10から受け付ける
と、即座にユーザ端末10が電子モール運営サイト20
にアクセスするようにしておく。例えば、テナントサイ
ト20aのWebページにおいて、商品注文用の申し込
みボタンをマウスでクリックすると電子モール運営サイ
ト20にアクセスするようにリンクを設定しておくので
ある。この検知用のリンク設定などの仕組みは、予め、
電子モール運営サイト20とテナントサイト20aとの
間で契約などで取り決め設計しておいたり、電子モール
運営サイト20側でリモートアクセスしてテナントサイ
ト20aのWebページを編集できるようにパスワード
を取得しておく。
【0026】また、この検知方法として、当然ながら、
この発明の分野に関する技術者が実施できる仕組みであ
れば、いかなる手法を執ってもよい。例えば、テナント
サイト20aの側で、課金対象サービスを申し込む入力
動作をユーザ端末10から受け付けると、即座にこれを
電子モール運営サイト20に通知するように設計しても
良い。
【0027】<テナントページの取得及び運営サイトW
ebでの合成表示(図2:画面3)> テナントサイト20aのWebページ表示情報の取得 テナントサイト20aにおけるユーザの購入申し込みを
検知すると、電子モール運営サイト20は、ユーザ端末
10がアクセス中のテナントサイト20aから表示中の
Webページ表示情報(リソース)を取得する。具体的
には、例えば、ユーザ端末による課金対象サービスを申
し込む入力動作をテナントサイト20aが電子モール運
営サイト20に通知する際に、併せてリソースを送るよ
うにする。この電子モール運営サイト20が取得するリ
ソースとしては、表示中のテナントWebページ全体
(図2の画面2)でも良いし、購入手続に必要な最低限
の表示情報だけであっても良い。あるいは、通信コスト
や通信資源の効率的な活用の観点から、テナントWeb
ページでユーザが購入しようとしていた商品の名称や価
格及びイメージ画像などの最小限必要な商品データのみ
を取得してもよい。また、この商品データに基づいて、
電子モール運営サイト20側でテナントサイト20aの
リソースを単純に再生したり、新たに加工して生み出し
てもよい。あるいは、ユーザの課金対象サービスを申し
込む入力動作があった旨の通知をテナントサイト20a
から電子モール運営サイト20が受け取ると、電子モー
ル運営サイト20側でテナントサイト20aにアクセス
して必要なリソースが得られるよう、予めテナントサイ
ト側からパスワードを得ておく等、適宜な運用の仕組み
を設計できる。
【0028】主催者Webページの合成表示 テナントサイトのWebページのリソースを取得する
と、このリソースを電子モール運営サイト20のWeb
ページ(主催者Webページ)の表示情報(リソース)
に合成する。合成の結果としては、図2の画面3に示す
ように、テナントWebページ(画面2)でユーザが購
入希望した商品内容を表示するWebページが電子モー
ル運営サイト20のWebページ内に縮小されて表示さ
れるよう、新たなリソースを編集する。そして、テナン
トサイト20aにアクセスして商品などの購入申し込み
の入力動作を行っていたユーザ端末10に向けて、合成
したWebページのリソースへユーザ端末10へ送信す
る。すると、ユーザ端末10のブラウザでもって主催者
Webページ(画面3)が表示される。この他、主催者
Webページにおいてテナントサイト20aの購入申し
込み画面を合成して一つの表示画面とする合成処理をせ
ずに、別の表示手法が設計できる。主催者Webページ
のウインドウを分割したり、新たなウインドウやフレー
ムを作成してテナントサイトの購入申し込み画面を縮小
画面で同時表示するよう、リソースを作成し、ユーザ端
末10へ送信するように設計してもよい。
【0029】<主催者側売り上げ成立用買い物カートの
合成表示(図2:画面4)>前述した図2の画面3にお
いて、主催者Webページにおいてテナントサイトの購
入申し込み画面を合わせて縮小表示する際(あるいは、
表示直後に改めて)、テナントサイトではなく電子モー
ル運営サイト20側で課金処理を行うべく、よく知られ
た購入商品選択表示画面(いわゆる、買い物カートやバ
スケット)をも合わせて表示できるように、新たなリソ
ースを編集する。このことで、テナントサイトだけでな
く主催者Webページ側でも、売り上げを管理したり、
その売上げを計上できる。
【0030】この買い物カートの表示の仕方としては、
前述とは別の表示手法が設計できる。主催者Webペー
ジのウインドウを分割したり、新たなウインドウやフレ
ームを作成してテナントサイトの購入申し込み画面を縮
小画面で同時表示するよう、リソース作成してユーザ端
末10へ送信してもよい。
【0031】ユーザによる買い物カートを利用した購入
対象となる商品の選択の操作入力の仕方や、電子モール
運営サイト20側での課金処理の仕組みは、公知の通り
である。一例を挙げると、商品内容を表示したテナント
Webページにおける商品イメージをマウスで選択し
て、そのイメージ自体を買い物カートに放り込むのであ
る。このような購入商品の選択操作をユーザ端末のブラ
ウザで受け付け、これを電子モール運営サイト20へ通
知する。
【0032】次に、課金処理の仕組みの一例としては、
予め取得しておいた商品データ(商品IDや価格等)を
取得しておき、この商品データに基づき、データベース
に予め用意しておいた売上伝票等の売上管理ファイル等
を適宜利用し、受け付けた商品やサービスの注文に応じ
て売買成立、売上げ計上、決済(代金収納)、配送の手
配等の一連の売買行為の実行を行う。この課金データ
は、売買取引の成立した商品を取り扱うテナントサイト
側へで送信され、テナントサイトの販売管理システムで
計上される。
【0033】====電子モール運営サイト側での顧客
登録==== 電子モール運営サイト側でテナントサイトの取扱商品の
購入申し込みを行う際、前述したように、ユーザは、商
品購入フォームにおいて購入者の名称や住所、及びその
ユーザIDを入力する等して購入手続を進めて注文手続
を行う。
【0034】このユーザが、電子モール運営サイトまた
はテナントサイトのデータベース上の顧客リストに登録
されていない新規のユーザである場合、新規顧客登録の
手続を行う必要がある。この新規顧客登録手続は、テナ
ントサイト側では行なわず、あくまで電子モール運営サ
イト20側で行い、テナントサイトを利用する顧客はす
べて運営サイト20のデータベース上の顧客リストに含
まれるようにする。
【0035】具体的には、主催者Webページにおける
テナントサイトの取扱商品購入申し込み画面(図2の画
面3)を表示する画像構成データをユーザ端末に送付し
た際、表示される商品購入フォームにおいて新規顧客か
否かをユーザに問う操作入力を受け付けるハイパーリン
クボタン等が表示されるよう編集しておく。一例とし
て、このハイパーリンクボタンに電子モール運営サイト
へのリンク設定をしておく。このボタンがマウスでクリ
ックされると、電子モール運営サイトへのアクセスが行
われる。電子モール運営サイトのサーバコンピュータ
は、データベースから所定のリソースを取り出してユー
ザ端末へ送信し、図3の利用者登録画面がユーザ端末の
ディスプレイ画面に表示されるようにする。
【0036】図3の利用者登録画面には、電子モール運
営サイトのブランド名をアピールする旨と、テナントサ
イトだけでなく電子モールを主催する運営サイト側で顧
客登録する旨が表示される。そして、メールアドレスや
パスワード等のユーザの顧客情報が所定の画面領域に入
力されると、これらの情報を取り込んで電子モール運営
サイトへ送出するようリソースを編集しておく。電子モ
ール運営サイトは、受け取った新規顧客情報をデータベ
ースの顧客リストに追加する。そして、この新規顧客情
報は、テナントサイト側へ送信され、テナントサイトの
顧客管理ファイルに新規追加される。
【0037】なお、これまで説明してきた一連のリンク
サイトを通じた電子モール運営サイト20側での課金処
理及び顧客登録の対象となるテナントサイトとしては、
電子モール運営サイト20から直接にリンク設定されて
いるテナントサイト(1次リンクサイト)だけに限ら
ず、その1次リンクサイトから更にリンク設定されてい
る孫サイトや、更にその先に無限連鎖的にリンク設定さ
れたサイト群も含むようにも設計できる。
【0038】
【発明の効果】テナントサイトの課金管理を運営サイト
側で行うことで、テナントサイトに対する管理を徹底さ
せることができる。そして、電子モール等のリンクグル
ープのスケールメリットや、そのブランド価値に見合っ
た対価を回収することが出来る。
【0039】例えば、各テナントサイト毎の売上げ状況
等のPOS情報も把握できる。このPOS情報に基づ
き、適切なリンク設定料やマージンを得てスケールメリ
ットを生かした利益を電子モール運営サイトで得ること
が可能となる。加えて、POS情報に基づき、リンク候
補のテナントサイトの選定基準等のマーケット戦略を立
てることができ、他の電子モールサイトとの差別化に役
立てることが出来る。
【0040】加えて、競合他社サイトが存在しても、課
金処理時にマージンを取るなどして、競合他社サイトの
脅威を解消し、運営サイトの優位性を担保することも可
能となる。
【0041】また、テナントサイトの顧客情報を運営サ
イト側でも共有することで、顧客がテナントサイトに流
出する可能性を出来るだけ低くする手だてを講ずること
ができる。例えば、得られた顧客リスト中のE-mailアド
レス宛てに電子モール運営サイトの広告メールを送信す
る等の手段を講じる等して、テナントサイトのユーザを
運営サイトの顧客として囲い込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る情報通信ネットワー
クのブロック図である。
【図2】この発明の一実施例に係るリンクWebサイト
課金管理方法の一例を示すブロック画面図である。
【図3】この発明の一実施例に係る主催者Webページ
におけるユーザ登録画面を示す図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末 20 電子モール運営サイト 20a テナントサイト(リンクWebサイト) 30 インターネット接続サービス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540S

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信ネットワークに接続されるとと
    もにデータベースを備えるサーバコンピュータにより構
    成され、当該情報通信ネットワークを介してアクセスし
    たユーザ端末のディスプレイ画面において複数の所定の
    Webサイトへのリンクが設定された主催者Webペー
    ジが表示されるべく、画面構成データを当該ユーザ端末
    に送出するシステムにおけるリンクWebサイトの課金
    管理方法であって、次の(イ)(ロ)(ハ)のステップ
    を有することを特徴とする。 (イ)前記ユーザ端末の前記ディスプレイ画面に表示さ
    れた前記リンクWebサイトのWebページにおいて、
    商品購入などの課金対象サービスを申し込む入力動作を
    検知するステップ。 (ロ)前記(イ)のステップで前記入力動作を検知する
    と、申し込んだ前記課金対象サービスに関する情報を前
    記リンクWebサイトから取得するステップ。 (ハ)取得した前記課金対象サービス情報に基づき、該
    当の課金処理を実行するステップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の課金管理方法であって、
    前記(ロ)で取得した前記課金対象サービス情報は、前
    記ユーザ端末で表示中の前記リンクWebページの少な
    くとも前記課金対象サービスを受け付ける入力画面情報
    であり、次のステップ(ニ)(ホ)(ヘ)を更に備える
    ことを特徴とする。 (ニ)前記ユーザ端末の前記ディスプレイ画面上で新た
    なウインドウが表示されるべくウインドウ生成要求を当
    該ユーザ端末へ送信するとともに、当該新ウインドウ内
    で表示される前記主催者Webページを表示するための
    画像構成データを作成し、前記ユーザ端末に送信するス
    テップ。 (ホ)前記(ニ)のステップにおける前記主催者Web
    ページの前記画像構成データの作成において、前記課金
    対象サービスの前記入力画面情報に基づき、前記リンク
    Webページの前記課金対象サービスを表示する画面が
    合成表示されるべく編集するステップ。 (ヘ)前記(ニ)のステップにおける前記主催者Web
    ページの前記画像構成データの作成において、ユーザに
    よる前記課金対象サービスの利用申し込みを前記リンク
    Webサイトに代行して受け付ける新たな入力画面が表
    示されるべく編集するステップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の課金管理方法
    であって、前記ユーザ端末の前記ディスプレイ画面に表
    示された前記主催者Webページにおいて前記リンクW
    ebサイトへアクセスする前記ユーザの入力操作を受け
    付けることで、前記ステップ(イ)における前記リンク
    Webサイトの前記Webページが当該ディスプレイ画
    面に表示される方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の課金
    管理方法であって、前記(イ)における前記課金対象サ
    ービスは、前記リンクWebページ上に予め編集された
    当該サービスの申込受付用のハイパーリンク画像を選択
    入力することで、当該ハイパーリンクの指定により前記
    システムは当該サービスの申込受付があったことを検知
    する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の課金
    管理方法であって、前記ユーザ端末の前記ディスプレイ
    画面における前記主催者Webページには、前記課金対
    象サービスを利用しようとする前記ユーザの顧客情報の
    入力を受け付ける画面情報が編集されている方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の課金
    管理方法を実現する機能を有することを特徴とするリン
    クWebサイト課金管理システム。
  7. 【請求項7】 前記システムは電子モールを主催運営す
    るWebサイトであって、この主催者Webサイトには
    複数のショッピングサイトがリンク設定されており、こ
    れら主催者Webサイト又はショッピングサイトと、前
    記情報通信ネットワークに接続したユーザ端末との間で
    行われる電子商取引のサービスを提供することを特徴と
    する請求項6に記載の課金管理システム。
  8. 【請求項8】 前記主催者Webサイトは、前記電子モ
    ールのブランドイメージを象徴する電子商店サイトであ
    ることを特徴とする請求項7に記載の管理システム。
JP2000200895A 2000-07-03 2000-07-03 情報通信ネットワーク上のリンクWebサイトでの電子商取引における課金管理方法、及びその課金管理システム Pending JP2002024705A (ja)

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JPH10207945A (ja) * 1997-01-15 1998-08-07 At & T Corp 分散コンテンツ電子商取引システム及び方法

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