JP2002023640A - 簡易分離ラベル - Google Patents

簡易分離ラベル

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JP2002023640A
JP2002023640A JP2000204250A JP2000204250A JP2002023640A JP 2002023640 A JP2002023640 A JP 2002023640A JP 2000204250 A JP2000204250 A JP 2000204250A JP 2000204250 A JP2000204250 A JP 2000204250A JP 2002023640 A JP2002023640 A JP 2002023640A
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adhesive
simple separation
seal label
seal
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JP2000204250A
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Hiroshi Inoue
博志 井上
Akira Okuda
晃 奥田
Hiroshi Ikenotani
博 池ノ谷
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FUJI LES BELL KK
Fuji Label Inc
Original Assignee
FUJI LES BELL KK
Fuji Label Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食肉加工製品などの包装体を複数個連結する
ためなどに用いられる連結包装用のシールラベルであっ
て、特に、低温時においても良好な接着性を示し、か
つ、易剥離性、易切断性をも具備するシールラベルを得
ることにある。 【解決手段】 シールラベルの周辺部に非粘着部を形成
し、この非粘着部の近傍に弱化部を形成するかまたは、
シールラベルの周辺部に弱化部を形成することにより、
この非粘着部および弱化部を引裂始端部とする。また、
シールラベルの隅部に非粘着部を形成し、シールラベル
の長手方向の末端に至らない位置まで延びる帯状の非粘
着部を形成することにより、この非粘着部を引剥始端部
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば食肉加工製
品などの包装体を複数個連結するためなどに用いられる
連結包装用のシールラベルであって、特に、低温時にお
いても良好な接着性を示し、かつ易剥離性、易切断性を
も具備するシールラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のシールラベルの一例を示
した断面図である。図中符号1は、基紙を示す。基紙と
しては、厚み10〜110μm程度の表面に防水剤をコ
ーティングした表面コート紙または紙とポリプロピレン
などのプラスチックとからなる合成紙、二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ
スチレンフィルムなどからなるものが用いられる。基紙
1の表面には、文字、模様などの表示が、印刷などの手
段により形成されている。
【0003】上記基紙1の表面上には、透明フィルムま
たは透明ニスがコーティングされて、被覆層2を形成し
ている。被覆層2は、シールラベルの美観と、水滴や油
などからシールラベルを保護する目的で設けられてい
る。透明フィルムは、厚み10〜100μm程度のポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニルなどからなるフィルム
などが用いられる。また、透明ニスの厚みは、10〜2
0μm程度となっている。
【0004】また、上記基紙1の裏面には、エマルジョ
ン系、ゴム系、アクリル系などの感圧型粘着剤からなる
厚み15〜30μm程度の粘着層3が設けられ、粘着層
3の基紙1とは反対側の面には、シリコンコートクラフ
ト紙、シリコンコートグラシン紙、ポリエステルフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルムな
どからなる厚み80〜200μm程度の剥離紙4が貼り
付けられている。このような構造のシールラベルは、例
えば、実用新案登録公報第2574527号に示されて
いるように、それぞれ一枚ずつ剥離紙4を剥がし、少し
ずつずらして配置した複数個のハムなどの真空包装パッ
クなどの包装体の表面および裏面とに、粘着層3の基紙
1とは逆側の面が当接するように、貼付させることによ
って、上記包装体を連結させるなどの用途に用いること
ができる。
【0005】このように、上記シールラベルでは、少し
ずつずらして配置した複数個の包装体を連結することが
できるため、発泡スチロールトレイやラッピングフィル
ムなどを用いた過剰包装を施さなくても、連結された包
装体に、見栄え、ボリューム感などを付与できるといっ
た利点がある。
【0006】上記シールラベルは、食肉加工製品など低
温で貯蔵されなければならないものの包装体を連結する
ために用いられることがあるため、低温時の取り扱いに
際しても、連結された包装体の一部が不測に抜け落ちて
しまうことがないよう、強力な接着強度を有するもので
あることが要求されており、例えば、−30℃でのポリ
プロピレンフィルムに対する180度剥離強度が160
0〜1900kg/25mmの接着強度を有するように
なっている。
【0007】しかしながら、このような構造のシールラ
ベルにあっては、粘着層3の室温での接着強度が強力す
ぎるため、シールラベルの剥離、切断が非常に困難であ
る。このため、消費者がシールラベルによって連結され
た包装体の連結を解除する際に、過度の力を加えなけれ
ばならず、これによってシールラベルではなく、包装材
が破断し、内部の製品が外部に露出してしまうことがあ
るといった不都合があった。
【0008】また、例えば、特許公報第2947349
号においては、内部に物品を収納した物品収納部と該物
品収納部の周囲を保持する周縁部とを備えた物品包装単
体を、複数個位置をずらして、テープ片により貼着部が
前記物品収納部のみであり、前記テープ片が、ミシン
目、V字カットまたはI字カットを備えていることを特
徴とする連結体が開示されている。
【0009】このような構造の連結体にあっては、貼着
部が物品収納部のみであり、かつミシン目などを備えて
いるため、連結体から各物品包装単体を消費者が分離す
るとき、テープ片の切断、剥離作業が容易であるという
利点を有している。しかしながら、上記連結体の貼着部
面積は狭小であるため、手荒な取り扱いに際して、各物
品包装単体が、容易に剥離・散乱し、製造・販売業者に
とっては、低温時においての搬送・陳列などの作業に際
して、安易に取り扱うことができず、作業効率に劣ると
いった問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、食肉加工製品などの包装体を複数個連結する
ためなどに用いられる連結包装用のシールラベルであっ
て、特に、低温時においても良好な接着性を示し、か
つ、易剥離性、易切断性をも具備するシールラベルを得
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の簡易分離ラベルは、基紙上
に粘着層が設けられたシールラベルにおいて、その周辺
部に非粘着部が形成され、この非粘着部の近傍に弱化部
が形成され、非粘着部がこのシールラベルの引裂始端部
となっているものである。また、本発明の請求項2記載
の簡易分離ラベルは、基紙上に粘着層が設けられたシー
ルラベルにおいて、シールラベルの周辺部に弱化部が形
成され、この弱化部が形成された部分がこのシールラベ
ルの引裂始端部となっているものである。また、本発明
の請求項3記載の簡易分離ラベルは、請求項2記載のシ
ールラベルにおいて、弱化部から離れ、かつシールラベ
ルの周辺部分に、シールラベルの貼り替えのための非粘
着部を形成したものである。また、本発明の請求項4記
載の簡易分離ラベルは、基紙上に粘着層が設けられたシ
ールラベルにおいて、シールラベルの隅部に非粘着部が
形成され、この非粘着部がシールラベルの引剥始端部と
なっているものである。そして、本発明の請求項5記載
の簡易分離ラベルは、基紙上に粘着層が設けられたシー
ルラベルにおいて、シールラベルの隅部に非粘着フラッ
プ部が設けられ、この非粘着フラップ部の付近にシール
ラベルの長手方向の末端に至らない位置まで延びる帯状
の非粘着部が形成され、非粘着フラップ部がシールラベ
ルの引剥始端部となっているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳しく説
明する。図1(a)は、本発明の簡易分離ラベルの第1
の実施例を示す裏面図である。この例では、簡易分離ラ
ベル10には、その長手方向の中央部の両側に、外側に
膨出した弓形部11、11がそれぞれ設けられており、
この弓形部11、11の一方が、非粘着部12となって
いる。さらに、この非粘着部12の左右両側部分に、弱
化部13、13が設けられている。非粘着部12は、3
0〜50mm×5〜10mm程度、好ましくは40mm
×8mmとなっている。
【0013】図1(b)は、本発明の簡易分離ラベルの
第1の実施例を示す表面図である。簡易分離ラベル10
の大きさは、これによって連結する包装体の大きさ、個
数によって適宜設定することができるが、100〜15
0mm×35〜60mm程度、好ましくは120mm×
55mmとなっている。また、弓形部11、11は、3
0〜60mm×5〜15mm程度、好ましくは40mm
×10mmとなっている。上記弱化部13、13の形状
は、直径0.3〜0.6mm程度、好ましくは直径0.
3mmの円形である。この弱化部13、13が設けられ
ている位置は、連結する包装体の大きさ、個数によって
適宜設定することができるが、非粘着部12を有する弓
形部11の左右両側部分に対峙して、30〜60mm程
度、好ましくは40mmの間隔で、簡易分離ラベル10
の長辺と弓形部11との境目の短手方向の延長線上に、
簡易分離ラベル10の長辺から0.3〜0.6mm程
度、好ましくは0.5mmの位置に設けられている。な
お、この例では弱化部13は円形としたが、十字形、X
形、三角形などであってもよい。
【0014】上記非粘着部12は、簡易分離ラベル10
の引裂始端部となっている。非粘着部12の左右両側の
片方を押さえて、図1(b)に示す簡易分離ラベル10
の表面に印刷された矢印14の方向に非粘着部12を引
裂くと、簡易分離ラベル10は、弱化部13、13のと
ころから簡易分離ラベル10の短手方向に引き裂かれ
て、これが貼付された複数の包装体を個々に分割するこ
とができる。
【0015】図2(a)は、本発明の簡易分離ラベルの
第2の実施例を示す裏面図である。この例では、簡易分
離ラベル20の周辺部に弱化部23が設けられている。
簡易分離ラベル20の大きさは、これによって連結する
包装体の大きさ、個数によって適宜設定することができ
るが、100〜150mm×35〜50mm程度、好ま
しくは120mm×40mmとなっている。上記弱化部
23の形状は、十字形で、十字の一本の長さが1〜2m
m程度となっている。この弱化部23は、図2(b)に
示す簡易分離ラベル20の表面に表示された矢印24の
位置に設けられており、簡易分離ラベル20の長辺から
0.3〜0.6mm程度、好ましくは0.5mmの位置
に、同様に短辺から20〜40mm程度、好ましくは2
5mmの位置に設けられている。また、この十字形の弱
化部23には方向性があり、矢印24の方向に裂け易く
なっている。
【0016】また、この弱化部23が形成されている部
分が、簡易分離ラベル20の引裂始端部となっている。
簡易分離ラベル20の弱化部23が形成されていない片
方を押さえて、矢印24の方向に簡易分離ラベル20を
引裂くと、弱化部23のところから簡易分離ラベル20
の短手方向に引裂かれて、これが貼付された複数の包装
体を個々に分割することができる。
【0017】図3(a)は、本発明の簡易分離ラベルの
第3の実施例を示す裏面図である。この例では、簡易分
離ラベル30には、その長手方向の中央部の両側に、外
側に膨出した弓形部31、31がそれぞれ設けられてお
り、この弓形部31の近傍で、簡易分離ラベル30の長
辺から0.3〜0.6mm程度、好ましくは0.5mm
の位置に、短辺から20〜40mm程度、好ましくは2
5mmの位置に、弱化部33が設けられている。さら
に、簡易分離ラベル30の周辺部で、弱化部33から最
も離れた隅部が簡易分離ラベル貼り替え用の非粘着部3
2となっている。また、非粘着部32は、5〜20mm
×5〜20mm程度、好ましくは10mm×10mmと
なっている。
【0018】図3(b)は、本発明の簡易分離ラベルの
第3の実施例を示す表面図である。簡易分離ラベル30
の大きさは、これによって連結する包装体の大きさ、個
数によって適宜設定することができるが、100〜15
0mm×30〜60mm程度、好ましくは120mm×
55mmとなっている。また、弓形部31、31は、3
0〜60mm×5〜15mm程度、好ましくは40mm
×10mmとなっている。また、上記弱化部33の形状
は、十字形で、十字の一本の長さが1〜2mm程度とな
っている。この弱化部33は、簡易分離ラベル30の表
面に表示された矢印34の位置に設けられている。ま
た、この十字形の弱化部33には方向性があり、矢印3
4の方向に裂け易くなっている。
【0019】また、この弱化部33が形成されている部
分が、簡易分離ラベル30の引裂始端部となっている。
簡易分離ラベル30の弱化部33が形成されていない片
方を押さえて、矢印34の方向に簡易分離ラベル30を
引裂くと、弱化部33のところから簡易分離ラベル30
の短手方向に引裂かれて、これが貼付された複数の包装
体を個々に分割することができる。さらに、簡易分離ラ
ベル貼り替え用の非粘着部32は、ここから簡易分離ラ
ベル30を引き剥がすと、包装体から容易に引き剥がす
ことができ、この簡易分離ラベル30が包装体の包装時
に、簡易分離ラベル30の貼付が不具合であるときなど
の張り替え用として好適である。
【0020】図4(a)は、本発明の簡易分離ラベルの
第4の実施例を示す裏面図である。この例では、簡易分
離ラベル40には、その長手方向の中央部の両側に、外
側に膨出した弓形部41、41がそれぞれ設けられてお
り、簡易分離ラベル40の隅部のいずれか一箇所に、非
粘着部42が設けられている。非粘着部42は、5〜2
0mm×5〜20mm程度、好ましくは10mm×10
mmとなっている。図4(b)は、本発明の簡易分離ラ
ベルの第4の実施例を示す表面図である。簡易分離ラベ
ル40の大きさは、これによって連結する包装体の大き
さ、個数によって適宜設定することができるが、100
〜150mm×35〜60mm程度、好ましくは120
mm×55mmとなっている。また、弓形部41、41
は、30〜60mm×5〜15mm程度、好ましくは4
0mm×10mmとなっている。
【0021】非粘着部42は、簡易分離ラベル40の引
剥始端部となっており、ここから簡易分離ラベル40を
その長手方向に沿って引き剥がすと、包装体から容易に
引き剥がすことができ、包装体を傷付けることがない。
【0022】図5(a)は、本発明の簡易分離ラベルの
第5の実施例を示す裏面図である。この例では、簡易分
離ラベル50の隅部のいずれか一箇所に、非粘着フラッ
プ部52が設けられ、この非粘着フラップ部52の付近
に、簡易分離ラベル50の長手方向の末端に至らない位
置まで延びる帯状の非粘着部53、53が2条平行に設
けられている。簡易分離ラベル50の大きさは、これに
よって連結する包装体の大きさ、個数によって適宜設定
することができるが、100〜150mm×35〜60
mm程度、好ましくは120mm×55mmとなってい
る。
【0023】また、非粘着フラップ部52は、5〜10
mm×5〜20mm程度、好ましくは5mm×13mm
となっている。上記2条の帯状の非粘着部53、53
は、3〜5mm×80〜100mm程度、好ましくは4
mm×80mmとなっている。所要位置は、連結する包
装体の大きさ、個数によって適宜設定することができる
が、10〜20mm程度の間隔で設けることが好まし
い。
【0024】非粘着フラップ部52は、簡易分離ラベル
50の引剥始端部となっており、ここから簡易分離ラベ
ル50を引き剥がすと、長手方向に延びる帯状の非粘着
部53、53は包装体に接着していないため、簡易分離
ラベル50の長手方向に沿って包装体から容易に引き剥
がすことができ、包装体を傷付けることがない。また、
簡易分離ラベル50の非粘着フラップ部52を有する側
と反対側の端には、非粘着部53が形成されていないた
め、簡易分離ラベル50が不測に剥離して、連結された
包装体が脱落することがない。
【0025】ところで、上記非粘着部12、32、4
2、52、53には、透明インキまたは透明フィルムが
用いられている。透明インキとしては、例えばメジュー
ムなどのインキからなる厚み3〜5μm程度の糊ごろし
であり、上記インキを、図7に示した粘着層3の剥離紙
4側の面の所要位置に塗布し、これを乾燥させることに
よって得ることができる。また、透明フィルムとして
は、ポリエチレン、塩化ビニルなどのプラスチックから
なる厚み10〜20μm程度の糊ごろしであり、上記フ
ィルムを、粘着層3の剥離紙4側の面の所要位置に貼付
し、圧着することによって得ることができる。また、非
粘着部12、32、42、52、53としては、これ以
外に、粘着層3を設ける際に、所要位置にのみ、粘着層
3を形成する感圧粘着剤を塗布しない方法によって形成
させたものであってもよい。
【0026】また、簡易分離ラベル10、20、30、
40、50は、打抜き法により、任意の形状に形成され
る。また、前記弱化部13、23、33は、円形、十字
形、X形、三角形などの形状に、以下に示す方法によっ
て形成される。形成方法の一つは、簡易分離10、2
0、30は、ラベルの打抜きと同時、もしくは打抜き後
に、簡易分離ラベル10、20、30の表面、もしくは
裏面から形成するものである。弱化部13、23、33
を形成する深さは、簡易分離ラベル10、20、30を
貫通させるか、または基紙の厚みの半分程度でもよい。
特に、弱化部13、23、33を裏面から形成する場
合、深さが基紙の厚みの半分あれば、表面からは弱化部
13、23、33が見えないため、簡易分離ラベル1
0、20、30の外観を損ねることがないので好まし
い。
【0027】図6に、本発明の簡易分離ラベルの使用例
を示す。この例の簡易分離ラベル60は、例えば、連結
包装体63に用いられる。簡易分離ラベル60が、上記
第1〜3の実施例のように弱化部を有する場合、この連
結包装体63は、少しずつずらされて配置された複数個
の食肉加工製品などの真空包装パック等の包装体61の
表裏両面の連結部62に、弱化部がそれぞれ当接するよ
うに、簡易分離ラベル60を配置し、粘着部を上記包装
体61、61、61に順次貼着し、連結させることによ
って得ることができる。このように連結部62に当接し
た弱化部のところから、簡易分離ラベル60の短手方向
に、簡易分離ラベル60を引裂くと、連結された包装体
61を容易に、個々の包装体61に分割することができ
る。
【0028】また、簡易分離ラベル60が、上記第4、
5の実施例のように非粘着部のみを有する場合、この連
結包装体63は、少しずつずらされて配置された複数個
の食肉加工製品などの真空包装パック等の包装体61の
表裏両面に、簡易分離ラベル60の粘着部を上記包装体
61、61、61に順次貼着し、連結させることによっ
て得ることができる。このように連結された連結包装体
63は、簡易分離ラベル60の長手方向に沿って、非粘
着部を引き剥がすことによって、包装体61を傷付ける
ことなく、容易に簡易分離ラベル60を引き剥がすこと
ができる。
【0029】本発明の簡易分離ラベルの使用例として
は、包装体の表面または裏面に、簡易分離ラベル10、
20、30、40、50の同一種または別種のものを貼
付してもよい。特に、連結包装体の表面に簡易分離ラベ
ル10を、裏面に簡易分離ラベル20を貼付する使用形
態が好ましい。
【0030】また、上記連結包装体63は、強力な接着
強度を有する簡易分離ラベル60によって連結されてお
り、かつ、連結包装体63と簡易分離ラベル60との接
着面積が広いため、製造・販売業者の低温時における取
り扱いや手荒な取り扱いに際しても、簡易分離ラベル6
0が不測に剥離して、連結された包装体61の一部が抜
け落ちてしまうことがなく、搬送・陳列作業などの作業
効率に優れたものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の簡易分離
ラベルは、基紙上に粘着層が設けられたシールラベルに
おいて、その周辺部に非粘着部が形成され、この非粘着
部の近傍に弱化部が形成され、非粘着部がこのシールラ
ベルの引裂始端部となっているから、これを消費者が容
易に引裂くことが可能となり、この簡易分離ラベルによ
り連結された複数の包装体を容易に、個々の包装体に分
割することができる。
【0032】また、本発明の簡易分離ラベルは、基紙上
に粘着層が設けられたシールラベルにおいて、シールラ
ベルの周辺部に弱化部が形成され、弱化部から離れ、か
つシールラベルの周辺部分に、シールラベルの貼り替え
のための非粘着部が形成され、弱化部が形成された部分
がこのシールラベルの引裂始端部となっているものであ
るから、これを容易に引裂くことができるだけでなく、
貼付が不具合な場合の貼り替えも容易となる。
【0033】そして、本発明の簡易分離ラベルは、基紙
上に粘着層が設けられたシールラベルにおいて、シール
ラベルの隅部に非粘着部が形成され、この非粘着部がシ
ールラベルの引剥始端部となっているかまたは、シール
ラベルの隅部に非粘着フラップ部が設けられ、この非粘
着フラップ部の付近にシールラベルの長手方向の末端に
至らない位置まで延びる帯状の非粘着部が形成され、非
粘着フラップ部がシールラベルの引剥始端部となってい
るものであるから、この簡易分離ラベルにより連結され
た包装体を傷付けることなく、容易に引き剥がすことが
できるだけでなく、簡易分離ラベルが不測に剥離して、
連結された包装体の一部が抜け落ちてしまうことがな
く、搬送・陳列作業などの作業効率に優れたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の簡易分離ラベルの第1の実施例を示
した平面図で、(a)は表面図、(b)は裏面図であ
る。
【図2】 本発明の簡易分離ラベルの第2の実施例を示
した平面図で、(a)は表面図、(b)は裏面図であ
る。
【図3】 本発明の簡易分離ラベルの第3の実施例を示
した平面図で、(a)は表面図、(b)は裏面図であ
る。
【図4】 本発明の簡易分離ラベルの第4の実施例を示
した平面図で、(a)は表面図、(b)は裏面図であ
る。
【図5】 本発明の簡易分離ラベルの第5の実施例を示
した平面図で、(a)は表面図、(b)は裏面図であ
る。
【図6】 本発明の連結包装体の一例を示した斜視図で
ある。
【図7】 従来のシールラベルを示した断面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60・・・簡易分離ラベ
ル、11,31,41・・・弓形部、12,32,42,
53・・・非粘着部、13,23,33・・・弱化部、52・・
・非粘着フラップ部、61・・・包装体、62・・・連結部、
63・・・連結包装体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基紙上に粘着層が設けられたシールラベ
    ルにおいて、その周辺部に非粘着部が形成され、この非
    粘着部の近傍に弱化部が形成され、非粘着部がこのシー
    ルラベルの引裂始端部となっていることを特徴とする簡
    易分離ラベル。
  2. 【請求項2】 基紙上に粘着層が設けられたシールラベ
    ルにおいて、シールラベルの周辺部に弱化部が形成さ
    れ、この弱化部が形成された部分がこのシールラベルの
    引裂始端部となっていることを特徴とする簡易分離ラベ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシールラベルにおいて、
    弱化部から離れ、かつシールラベルの周辺部分に、シー
    ルラベルの貼り替えのための非粘着部を形成したことを
    特徴とする簡易分離ラベル。
  4. 【請求項4】 基紙上に粘着層が設けられたシールラベ
    ルにおいて、シールラベルの隅部に非粘着部が形成さ
    れ、この非粘着部がシールラベルの引剥始端部となって
    いることを特徴とする簡易分離ラベル。
  5. 【請求項5】 基紙上に粘着層が設けられたシールラベ
    ルにおいて、シールラベルの隅部に非粘着フラップ部が
    設けられ、この非粘着フラップ部の付近にシールラベル
    の長手方向の末端に至らない位置まで延びる帯状の非粘
    着部が形成され、非粘着フラップ部がシールラベルの引
    剥始端部となっていることを特徴とする簡易分離ラベ
    ル。
JP2000204250A 2000-07-05 2000-07-05 簡易分離ラベル Pending JP2002023640A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007230599A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Hitoshi Yasuhara 包装単体の連結装置
EP2075911A2 (en) 2007-12-28 2009-07-01 Epson Toyocom Corporation Quartz crystal resonator element, quartz crystal device, and method for producing quartz crystal resonator element
JP2016090970A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 大日本印刷株式会社 剥離ラベル、連続剥離ラベル

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