JP2002023194A - アクティブマトリクス液晶パネルの欠陥検出方法 - Google Patents

アクティブマトリクス液晶パネルの欠陥検出方法

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JP2002023194A JP2000207856A JP2000207856A JP2002023194A JP 2002023194 A JP2002023194 A JP 2002023194A JP 2000207856 A JP2000207856 A JP 2000207856A JP 2000207856 A JP2000207856 A JP 2000207856A JP 2002023194 A JP2002023194 A JP 2002023194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短絡した信号線の検出が可能なアクティブ
マトリクス液晶パネルの欠陥検出方法を提供する。 【解決手段】 アクティブマトリクス液晶パネルの走査
線に走査信号G1を入力するとともに、走査信号G1の
立ち上がりパルスエッジに同期して極性が反転するデー
タ信号S1と、走査信号G1の立ち上がりパルスエッジ
に同期して該同期毎に極性が反転し且つ立ち下がりエッ
ジに同期して0(V)となるデータ信号S2と、前記走
査信号の立ち下がり時に極性が反転するデータ信号S3
と、のうち2つのデータ信号を選択し(第1選択信号、
第2選択信号という)、前記アクティブマトリクス液晶
パネルの信号線のうち2本おきに選択した信号線には第
1選択信号を、他の信号線には第2選択信号を、入力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス液晶パネルの欠陥検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやワードプロセッサ
などに付設される表示装置として、液晶等を表示媒体と
するフラット型の表示パネルが普及している。特に、S
−VGA(800×600絵素)、XGA(1024×
768絵素)、S−XGA(1280×1024絵
素)、U−XGA(1600×1200絵素)等の高解
像度が要求される表示装置には、アクティブマトリクス
液晶パネルを備えた液晶表示装置がよく用いられてい
る。
【0003】このアクティブマトリクス液晶パネルは、
対向電極を有する対向基板がアクティブマトリクス基板
に所定の間隙をもって対向して配設され、その間隙に液
晶層を形成している。
【0004】アクティブマトリクス基板は、絶縁基板上
に複数の絵素電極とその絵素電極に接続されたスイッチ
ング素子とをマトリクス状に設け、そのスイッチング素
子に接続される走査線と信号線とを相互に交差するよう
に配設した構成になっている。スイッチング素子として
は、薄膜トランジスタのような三端子素子のほかに、M
IM(金属−絶縁層−金属)やダイオードなどの二端子
素子も用いられる。
【0005】図1は、アクティブマトリクス液晶パネル
の一例を示す等価回路図である。アクティブマトリクス
基板は、例えばガラス等の絶縁基板上に走査線1、走査
線端子1a、信号線2、信号線端子2a、共通線3、共
通線端子3aと、薄膜トランジスタ4及び絵素電極5が
形成されているものである。
【0006】走査線1、走査線端子1a、信号線2、信
号線端子2a、共通線3、共通線端子3aは金属膜から
成り、薄膜トランジスタ4は金属膜、半導体膜、酸化膜
の積層構造から成り、絵素電極5は透明電導膜であるI
TO膜から成る。これらは、スパッタ蒸着やCVDによ
る膜形成工程、フォトリソグラフィ工程、エッチング工
程などによって形成される。
【0007】走査線1と信号線2とは絶縁膜(図示せ
ず)を間に介し、且つ、交差するように配置され、その
交差部にスイッチング素子として薄膜トランジスタ4が
配されている。薄膜トランジスタ4のゲート電極6に走
査線1が、ソース電極7に信号線2が、ドレイン電極8
に絵素電極5が各々接続されている。
【0008】共通線3は、各走査線1に平行に、且つ、
信号線2とは間に絶縁膜(図示せず)を介して形成され
ている。共通線3は全て共通線端子3aを介して短絡さ
れている。
【0009】また、走査線1と平行に冗長配線9が設け
られ、各冗長配線9の両端には冗長配線端子9aが設け
られている。この冗長配線9は、高精細アクティブマト
リクス液晶パネルにおいて信号線2や走査線1が極めて
細く形成されるために発生する断線を救済することを目
的として、各信号線2に対して絶縁膜(図示せず)を介
して交差するように配設されている。
【0010】10は、液晶を間に挟んでアクティブマト
リクス基板と対向する対向基板(図1において図示せ
ず)に設けられたITO膜からなる対向電極11と、ア
クティブマトリクス基板上の絵素電極5との間の絵素容
量である。12は、絵素電極5と共通線3との間の補助
容量である。
【0011】ノーマリホワイト型アクティブマトリクス
液晶パネルの場合、図2に示すように液晶14を間に挟
んで対向する対向基板15とアクティブマトリクス基板
16は、偏光板17a及び17bとポリイミド系の配向
膜18a及び18bを備えている。
【0012】対向基板15の対向面とは反対の面15A
上には、偏光板17aが配設されている。一方、アクテ
ィブマトリクス基板16の対向面とは反対の面16B上
にも、偏光板17bが配設されている。偏光板17aと
偏光板17bは、互いに軸方向が直角になっている。
【0013】対向基板15の対向面15B上には、カラ
ーフィルタ19及び配向膜18aが配設されている。一
方、アクティブマトリクス基板16の対向面16A上に
も、配向膜18bが配設されている。配向膜18aの溝
方向と偏光板17aの軸方向は一致している。同様に、
配向膜18bの溝方向と偏光板17bの軸方向も一致し
ている。
【0014】絵素容量10に電圧が印加されない場合、
液晶分子は配向膜の溝に沿って配列するので、バックラ
イト(図示せず)から照射される光は液晶パネルを通過
する。一方、絵素容量10に電圧が印加された場合、液
晶分子は電界に沿って配列するので、照射する光は液晶
パネルを通過できない。従って、絵素容量10に印加す
る電圧の有無で、画像の”白””黒”が決定される。ま
た、絵素容量10に印加する電圧を中間電位に設定する
と中間色を得ることができる。絵素容量10への電圧印
加は信号線2から薄膜トランジスタ4を介して行われ、
走査線1から入力される信号に基づき薄膜トランジスタ
4のゲート電極6が駆動されることによって、信号線2
に接続されたソース電極7と、絵素容量10の一方の電
極である絵素電極5に接続されたドレイン電極8との電
気的接続が制御される。
【0015】カラーフィルタ19には、マトリクス状に
配置された絵素容量10に対応して赤、緑、青に着色さ
れた着色層が設けられており、液晶14を透過した光を
着色光(赤、緑、青)にする。絵素容量10への電圧印
加を制御することで赤、緑、青の3色の光量をバランス
調整して所望の色を得ることができる。
【0016】なお、アクティブマトリクス液晶パネルに
は、上述した構造以外に、走査線、信号線及びスイッチ
ング素子を覆うように設けられた絶縁膜の上に絵素電極
が設けられた構造や二つの偏光板の軸方向を同一にした
ノーマリブラック型構造など様々な構造のものがある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】アクティブマトリクス
液晶パネルにおいて、高解像度、高開口率が要求されて
いる現在、信号線や走査線は勿論のこと、それらに隣接
する絵素電極や接続された各端子のピッチは極めて小さ
くなっており、欠陥の発生が増加している。
【0018】そこで、これらの欠陥を早期発見するため
に、液晶表示装置を駆動させるドライバを実装する前の
アクティブ液晶パネルの段階において点灯検査による欠
陥検出を行い、後工程への不良品の流出を防止したり、
あるいは、欠陥位置を特定しその欠陥を修正したりする
ことで、液晶表示装置のコスト削減を図るようにしてい
る。
【0019】従来のアクティブマトリクス液晶パネルの
欠陥検出方法としては、信号線を全て短絡させる配線を
設けて欠陥検出を行なう方法や、信号線と同数のピンを
用いて欠陥検出を行なう方法がある。
【0020】これらの欠陥検出方法は、電圧無印加時に
照射光を透過させるノーマリホワイト型アクティブマト
リクス液晶パネルの場合には、全ての信号線に0(V)
ではない同一のデータ信号を与え、かつ、全ての走査線
に同一の走査信号を与えて全ての薄膜トランジスタをオ
ンにする。これにより、全ての絵素容量に電圧が印加さ
れるので欠陥がなければ表示画面全体が黒色になるが、
欠陥がある場合その部位では白や赤や緑や青になる。こ
れにより、欠陥の検出が可能になる。
【0021】しかし、全ての信号線に同一のデータ信号
を入力した場合、絵素電極を挟んで両側に設けられた2
つの信号線のうち薄膜トランジスタを介して絵素電極と
接続された信号線(以下、自己の信号線という)と絵素
電極との間で短絡した点欠陥が存在する場合と、もう一
つの信号線(以下、隣の信号線という)と絵素電極との
間で短絡した点欠陥が存在する場合との識別ができなか
った。
【0022】そのため、カラーフィルタが図3(a)に
示すストライプ型カラーフィルタ19aであるカラー表
示用ノーマリホワイト型アクティブマトリクス液晶パネ
ルの欠陥検出方法として、信号線を2本おきに選択した
第1の信号線群(赤表示用)、第1の信号線群の左隣に
ある第2の信号線群(緑表示用)、第2の信号線群の左
隣にある第3の信号線群(青表示用)の3つに分類し、
そのうち2つの信号線群に所定の交流電圧信号を入力
し、残り1つの信号線群に0(V)の電圧信号を入力す
る方法が特開平7−5481号公報で提案されている。
尚、図3中のRは赤色の着色層が設けられた部位を示
し、Gは緑色の着色層が設けられた部位を示し、Bは青
色の着色層が設けられた部位を示している。
【0023】この欠陥検出方法では、赤表示を行う第1
の信号線群に0(V)の電圧信号を与え、残りの2つの
信号線群に所定の交流電圧信号を与えて、表示画面を赤
表示させる。次に、緑表示を行う第2の信号線群に0
(V)の電圧信号を与え、残りの2つの信号線群に所定
の交流電圧信号を与えて、表示画面を緑表示させる。続
いて青表示を行う第3の信号線群に0(V)の電圧信号
を与え、残りの2つの信号線群に所定の交流電圧信号を
与えて、表示画面を青表示させる。
【0024】このような表示を行っているときに、本来
の表示部分とは異なる余分な箇所に表示がなされたり、
または本来の表示部分のうちで他の絵素とは異なる色具
合になった場合は、その部位に欠陥が存在することを示
している。このように欠陥の存在が目視による観察にて
検出される。
【0025】しかし、この検出方法では表示画面に各色
を順に表示させるので、短絡した信号線が自己の信号線
であるか隣の信号線であるのかの識別は可能になるが、
検査時の画面が赤や緑や青の色画面であるため見づら
く、欠陥部位を見落とす場合があった。
【0026】また、カラーフィルタが図3(b)に示す
モザイク型カラーフィルタ19bであったり、図3
(c)に示すデルタ型カラーフィルタ19cであった場
合、検査時の画面が単色の色画面にならないため、欠陥
部位の検出は困難であった。
【0027】本発明は、上記の問題点に鑑み、短絡した
信号線の検出が可能なアクティブマトリクス液晶パネル
の欠陥検出方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るアクティブマトリクス液晶パネルの欠
陥検出方法においては、アクティブマトリクス液晶パネ
ルの走査線にパルス電圧である走査信号を入力するとと
もに、前記走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で極
性が反転する第1のデータ信号と、前記走査信号の立ち
上がりパルスエッジ近傍で該立ち上がりパルスエッジ毎
に極性が反転し且つ前記走査信号の立ち下がりエッジ近
傍で0(V)となる第2のデータ信号と、前記走査信号
の立ち下がりエッジ近傍で極性が反転する第3のデータ
信号と、のうち第1のデータ信号と残りのデータ信号の
一方を選択し、その選択された2つのデータ信号を前記
液晶パネルの信号線の位置に応じて、前記液晶パネルの
各信号線に割り当てて入力する構成としている。
【0029】また、本発明に係るアクティブマトリクス
液晶パネルの欠陥検出方法においては、アクティブマト
リクス液晶パネルの走査線のうち1本おきに選択した走
査線にパルス電圧である第1の走査信号を入力し、前記
選択された走査線以外の走査線に第1の走査信号の立ち
下がりエッジ近傍で立ち上がるパルス電圧である第2の
走査信号を入力するとともに、第1の走査信号の立ち上
がりパルスエッジ近傍で極性が反転する第1のデータ信
号と、第1の走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で
該立ち上がりパルスエッジ毎に極性が反転し且つ第2の
走査信号の立ち下がりエッジ近傍で0(V)となる第2
のデータ信号と、第2の走査信号の立ち下がりエッジ近
傍で極性が反転する第3のデータ信号と、のうち2つの
データ信号を選択し、選択された前記2つのデータ信号
を前記アクティブマトリクス液晶パネルの信号線の位置
に応じて、前記アクティブマトリクス液晶パネルの各信
号線に割り当てて入力する構成としている。
【0030】また、前記液晶パネルの信号線のうち2本
おきに選択した信号線には、他の信号線に入力したデー
タ信号と異なるデータ信号を入力する構成にしてもよ
い。さらに、前記2つのデータ信号の選択を複数組み合
わせる構成にしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。まず、本発明を適用するカ
ラー表示用アクティブマトリクス液晶パネルについて説
明する。本発明を適用するカラー表示用アクティブマト
リクス液晶パネルは図3(a)に示すようなストライプ
型カラーフィルタを備えており、偏光板の軸方向は図2
に示すようなノーマリホワイト型になっている。なお、
額縁部以外は図1に示す等価回路構成と同じであるた
め、説明を省略する。
【0032】図4は、本発明に係る欠陥検出方法を適用
するカラー表示用アクティブマトリクス液晶パネルの外
部接続用端子が形成される額縁部20である。信号線2
は、信号線端子2aの外側に信号線延長部2bを設けて
いる。信号線延長部2bの上には、絶縁膜13が形成さ
れ、更に絶縁膜13の上には信号線2に対して交差(例
えば直交)するように、3本の検査用配線21a、21
b、21cが配設されている。
【0033】各検査用配線21a〜21cと信号線延長
部2bと交差する部分の一部には、貫通孔22が設けら
れている。貫通孔22は、検査用配線21aにおいて、
信号線2のうち2本おきに配設されている赤表示用信号
線2R上に設けられている。また、貫通孔22は、検査
用配線21bにおいて、赤表示用信号線2Rの右隣に配
設されている緑表示用信号線2G上に設けられている。
また、貫通孔22は、検査用配線21cにおいて、緑表
示用信号線2Gの右隣に配設されている青表示用信号線
B上に設けられている。
【0034】次に、このように構成されたアクティブマ
トリクス液晶パネルに対して、図5に示す走査信号G1
を走査線1に、データ信号S1〜S3を信号線2に入力
する。
【0035】図5は、区間T1〜T3における走査信号
G1及びデータ信号S1〜S3を示している。区間T2
a及びT2bではデータ信号S1〜S3の極性が区間T1
a及びT1bと逆の信号波形になり、区間T3a及びT3b
では再び区間T1a及びT1 bと同じ信号波形になる。こ
のように、偶数区間(T1、T3、・・・)と奇数区間
(T2、・・・)とで極性を替えることで、液晶が劣化
することを防止している。
【0036】区間T2a及びT2b、区間T3a及びT3b
ともに、画面表示は区間T1a及びT1bと同じになるた
め、区間T2a及びT2bと区間T3a及びT3bについて
は説明を省略し、区間T1a及びT1bについてのみ説明
する。
【0037】走査信号G1は、区間T1aではハイレベ
ルになり、区間T1bではローレベルになるパルス電圧
信号である。走査線1を介して、走査信号G1がゲート
電極6に供給された薄膜トランジスタ4は、区間T1a
ではオン状態になり、区間T1bではオフ状態になる。
【0038】データ信号S1は、走査信号G1の立ち上
がりパルスエッジと同期して極性が反転する電圧信号で
ある。区間T1aでは極性が負から正に反転しているの
で、データ信号S1は区間T1a及びT1bともに正の電
圧信号となる。
【0039】また、データ信号S2は、走査信号G1の
立ち上がりパルスエッジと同期してその同期毎に極性が
反転し、かつ、走査信号G1の立ち下がりパルスエッジ
と同期して0(V)となる電圧信号である。区間T1a
は極性が正に反転しているので、データ信号S2は区間
T1aでは正で、区間T1bでは0(V)の電圧信号とな
る。
【0040】また、データ信号S3は、走査信号G1の
立ち下がりパルスエッジと同期して極性が反転する電圧
信号である。区間T1aでは正の電位であるので、デー
タ信号S3は、区間T1aでは正で、区間T1bでは負の
電圧信号となる。
【0041】ここで、走査信号G1及びデータ信号S1
〜S3の入力パターンについて説明する。全ての走査線
1に走査信号G1を入力する。また、検査用配線21c
にデータ信号S2を入力する。これにより、青表示用信
号線2Bにはデータ信号S2が入力される。また、検査
用配線21a及び21bにデータ信号S1を入力する。
これにより、赤表示用信号線2R及び緑表示用信号線2G
にはデータ信号S1が入力される。この入力パターンを
入力パターンIとする。
【0042】次に、他の入力パターンについて説明す
る。全ての走査線1に走査信号G1を入力する。また、
検査用配線21bにデータ信号S2を入力する。これに
より、緑表示用信号2Gにはデータ信号S2が入力され
る。また、検査用配線21a、21cにはデータ信号S
1を入力する。これにより、赤表示用信号線2R及び青
表示用信号線2Bにはデータ信号S1が入力される。こ
の入力パターンを入力パターンIIとする。
【0043】更に他の入力パターンについて説明する。
全ての走査線1に走査信号G1を入力する。また、検査
用配線21aにデータ信号S2を入力する。これによ
り、赤表示用信号線2Rにはデータ信号S2が入力され
る。また、検査用配線21b、21cにはデータ信号S
1を入力する。これにより、緑表示用信号線2G及び青
表示用信号線2Bにはデータ信号S1が入力される。こ
の入力パターンを入力パターンIIIとする。図6(a)
は、それぞれのパターンのデータ信号を検査用配線21
a〜21cに入力した場合に、信号線2に入力される信
号を示したものである。
【0044】区間T1aでは、入力パターンI〜IIIのい
ずれの入力パターンについても、走査信号G1はハイレ
ベルのため全ての薄膜トランジスタ4がオン状態であ
り、また、データ信号(S1又はS2)は正の値であ
る。このため、全ての絵素電極5に正の電圧が印加さ
れ、絵素容量10と補助容量12は充電されることにな
る。本実施形態ではノーマリホワイト型アクティブマト
リクス液晶パネルを用いているので、アクティブマトリ
クス液晶パネルに欠陥がない場合は、区間T1aではす
べての画素が黒色表示となり、その結果黒色画面とな
る。
【0045】区間T1bでは、入力パターンI〜IIIのい
ずれの入力パターンについても、走査信号G1はローレ
ベルのため全ての薄膜トランジスタ4がオフ状態にな
り、全ての絵素電極5が信号線2と接続されていない状
態となる。このため、絵素容量10と補助容量12は区
間T1aで充電した電荷を保持することになり、アクテ
ィブマトリクス液晶パネルに欠陥がない場合は、区間T
bにおいてもすべての画素が黒色表示となり、その結
果黒色画面となる。これにより、画素表示は図6(b)
のようになる。
【0046】図6(a)のようなデータ信号を入力する
ことで、絵素電極5と信号線2との短絡の検出が可能と
なる。図7(a)は、絵素電極と自己の信号線とが短絡
している場合のアクティブマトリクス基板の等価回路を
示している。尚、図1及び図4と同一の部分については
同一の符号を付し、説明を省略する。
【0047】絵素電極5Rは短絡経路である抵抗R1を
介して信号線2Rに短絡している。絵素電極5Rは抵抗R
1を介して信号線2Rと短絡しているため、区間T1b
おいて薄膜トランジスタ4がオフになっても、絵素電極
Rと信号線2Rは電気的接続を保ったままになってい
る。従って、絵素電極5Rは区間T1bにおいて区間T1
aで蓄えた電荷を保持することができなくなる。
【0048】入力パターンIとIIでは、区間T1bにおい
ても信号線2Rから正の電圧が絵素電極2Rに印加され続
けるので、区間T1aで蓄えた電荷を保持できなくても
画素23Rは短絡がない場合と同様黒表示となる。一
方、入力パターンIIIでは区間T1bにおいて信号線2R
から電圧が絵素電極2Rに印加されないため、絵素電極
Rは電圧が印加されていない状態になるので、画素2
Rは赤表示になる。また、絵素電極5Gと絵素電極5B
は信号線と短絡していないので、それぞれに対応する画
素23G及び23Bは入力パターンI〜IIIの全てにおいて
黒表示になる。これにより、図7(a)に示すように絵
素電極5Rと自己の信号線2Rとが短絡している場合の画
素表示は、図6(c)のようになる。
【0049】次に、図7(b)に示すような絵素電極と
隣の信号線とが短絡している場合について説明する。
尚、図1及び図4と同一の部分については同一の符号を
付し、説明を省略する。
【0050】絵素電極5Rは短絡経路である抵抗R2を
介して隣の信号線2Gに短絡している。入力パターンIと
IIIでは、絵素電極5Rは、区間T1bにおいて信号線2G
から電圧が絵素電極5Rに印加され続けるので、区間T
aで蓄えた電荷を保持できなくても画素23Rは短絡が
ない場合と同様黒表示となる。一方、入力パターンIIで
は区間T1bにおいて信号線2Gから電圧が絵素電極5R
に印加されないため、絵素電極5Rは電圧が印加されて
いない状態になるので、画素23Rは赤表示になる。ま
た、絵素電極5Gと絵素電極5Bは信号線と短絡していな
いので、それぞれに対応する画素23G及び23Bは入力
パターンI〜IIIのすべてにおいて黒表示になる。これに
より、図7(b)に示すように絵素電極5Rと隣の信号
線2Gとが短絡している場合の画素表示は、図6(d)
のようになる。
【0051】以上のように、絵素電極と短絡している信
号線が自己の信号線と隣の信号線によって画面表示が異
なるため、絵素電極と短絡している信号線を識別するこ
とができる。
【0052】上述した実施形態では短絡の度合いが小さ
く絵素電極で保持された電荷のリーク量が少ない場合
(図7の抵抗R1やR2の抵抗値が大きい場合)は、短
絡により赤表示になるべき画素が黒表示になり短絡箇所
が検出できない。そこで、上述した実施形態で信号線2
に入力したデータ信号のS2をS3に変更した検査も実
施する。この場合の信号入力パターンは図6(e)に示
すようになる。この場合も画面表示は上述した実施形態
と同様に図6(b)〜(d)のようになる。本実施形態
では、電荷のリークにより赤表示になる場合上述した実
施形態の2倍の電位差が抵抗R1や抵抗R2にかかるこ
とになるので、短絡の度合いが小さい場合でも絵素電極
と短絡している信号線を検出することができる。短絡の
度合いが中間程度の場合は、図6(a)と(e)のどち
らの入力パターンにおいても絵素電極と短絡している信
号線を検出することができる。
【0053】尚、本実施形態においては、図5に示すよ
うに走査信号G1のパルスエッジに同期してデータ信号
S1〜S3の極性が反転しているが、本発明はこの実施
形態に限定されることはなく、走査信号G1のパルスエ
ッジ近傍でデータ信号S1〜S3の極性が反転するもの
であればよい。また、走査信号G1の立ち下がりパルス
エッジ近傍でのデータ信号S2、S3の極性反転タイミ
ングは、走査信号G1の立ち下がりパルスエッジが発生
してから走査線1を伝送してゲート電極6に達するまで
の時間に相当する時間だけ、走査信号G1の立ち下がり
パルスエッジ発生タイミングに対して遅延させることが
望ましい。また、走査信号G1の周期とパルス幅は検出
する欠陥の種類や液晶パネルの構造等によって異なり、
例えば周期は16.7〜50[ms]、パルス幅は20〜1
000[μs]の範囲に設定することができるが、これに
限定されるものではない。
【0054】上記実施形態の欠陥検出方法を用いた検査
においては、検査員が各々の信号線2に入力されている
データ信号の種類を認識しておく必要がある。このた
め、信号線2に入力されているデータ信号の種類が確認
できるような構成の検査装置にするとよい。あるいは、
入力するデータ信号を図6(a)や(e)のようなモー
ドに分類し、どのモードのどの入力パターンの検査を実
施しているか検査員に分かるような構成の検査装置にし
てもよい。
【0055】上記実施形態の欠陥検出方法を用いた検査
において発見された欠陥の存在する箇所に検査員が印を
付けることにより、その後に顕微鏡等で精密検査を行う
際に欠陥位置を把握することが可能になったり、欠陥修
正の際も短絡箇所の確認が容易になる。これにより、作
業性が向上する。また、絵素電極が透明であったりして
短絡箇所が確認できない場合においても、絵素電極と短
絡している信号線が識別できれば、欠陥の修正が可能に
なる場合もあり、修正率の向上が図れる。
【0056】上記実施形態では本発明の欠陥検出方法が
絵素電極と短絡した信号線の識別が可能なことを説明し
たが、本発明において検出できる欠陥はこれに限らな
い。リークにより輝度の変化する他の原因による点欠
陥、例えば薄膜トランジスタ4の不良などで発生した点
欠陥などについても欠陥検出が可能である。また、信号
線2などの断線についても、断線している部分では黒表
示が行われないことにより欠陥検出が可能である。
【0057】また、上記実施形態では3本の検査用配線
21を設けたアクティブマトリクス液晶パネルに本発明
を適用したが、検査用配線21を3の倍数本設けた構成
とし、上記実施形態と同じデータ信号を送るようにして
も同様な欠陥検出が可能である。
【0058】また、アクティブマトリクス液晶パネルに
検査用配線21を設けずに、信号線端子2aの各々にピ
ンを接触させ、ピンを介してデータ信号を送るようにし
てもよい。
【0059】上記実施形態では、補助容量を形成する共
通線3を設けた構造(CS on Common構造)の液晶パネル
に本発明に係る欠陥検査方法を適用した場合について説
明したが、本発明に係る欠陥検出方法はこれに限定され
るものではなく、例えば図8の等価回路で示されるよう
に補助容量12を、絵素電極5と絵素電極5に接続され
た薄膜トランジスタ4のゲート電極6が接続された走査
線1の一行前または一行後に配置された走査線1とによ
り形成する構造(Cs on Gate構造)の液晶パネルについ
ても適用できる。
【0060】この場合の走査信号とデータ信号は、図9
のようになる。走査信号G11及びG12は図5に示し
た走査信号G1に対応するものであり、データ信号S1
1、S12、S13はそれぞれ図5に示したデータ信号
S1、S2、S3に対応するものである。また、区間T
11a、T12a、T13aはそれぞれ図5の区間T1
a、T2a、T3aに対応しており、区間T11b、T
12b、T13bはぞれぞれ図5の区間T1b、T2
b、T3bに対応している。
【0061】図10に示すような検査用配線24b、2
4cを設けることで、走査信号G11は奇数番目の走査
線1bに入力され、走査信号G12は偶数番目の走査線
1cに入力される。また、データ信号S12のパルスの
立ち下げ及びデータ信号S13の極性が反転される時点
を、走査信号G11、G12のうちパルスの立ち下げが
遅い方の走査信号における立ち下がりパルスエッジ近傍
にする。
【0062】これにより、Cs on Gate構造の液晶パネル
についても前記実施形態と同様の検査結果を得ることが
でき、欠陥検出を行うことができる。
【0063】上記実施形態では、スイッチング素子とし
て三端子素子の薄膜トランジスタを使用した場合につい
て説明したが、本発明に係る欠陥検出方法は、これに限
定されるものではなく、例えばMIM(Metal-Insulato
r-Metal、金属−絶縁層−金属)などの2端子素子を用
いた場合にも適用できる
【0064】図11にMIM素子を用いたアクティブマ
トリクス液晶パネルの等価回路図を示す。このアクティ
ブマトリクス液晶パネルの場合、カラーフィルタを有す
る対向基板上に複数形成された対向電極11に走査線1
を介して走査信号を入力する。また、アクティブマトリ
クス基板には絵素電極5と絵素電極5に接合されたMI
M素子40とがマトリクス状に形成され、複数のMIM
素子40が共通に接続された複数の信号線2にデータ信
号を入力する。図11のCLC、RLCはそれぞれ液晶層の
容量と抵抗である。なお、前記複数の対向電極は、スト
ライプ状の形状のものでもよく、また、複数のストライ
プ状の形状の対向電極に、直接走査信号を入力する構成
でもよい。
【0065】図12に走査信号G1およびデータ信号S
1、S2、S3の波形を示す。走査信号G1の極性は、
周期毎に反転される。データ信号S1、S2、S3の極
性は走査信号G1の極性とは逆の極性で、周期毎に反転
される。
【0066】図13に示すように、走査信号G1を走査
線1に入力し、データ信号S1、S2、S3を前記実施
の形態と同様に図6(a)または図6(e)に示すよう
に信号線2に入力することにより、前記実施形態と同様
に検査することができる。
【0067】また、本発明に係る欠陥検出方法は、スト
ライプ型カラーフィルタを備えたアクティブマトリクス
液晶パネルに限らず、モザイク型やデルタ型のカラーフ
ィルタを備えたアクティブマトリクス液晶パネルにも適
用することができる。
【0068】また、本発明に係る欠陥検出方法は、ノー
マリホワイト型アクティブマトリクス液晶パネルに限ら
ず、ノーマリブラック型アクティブマトリクス液晶パネ
ルにも適用できる。この場合、欠陥がない部位は白表示
となる。
【0069】また、本発明に係る欠陥検出方法は、カラ
ー表示用アクティブマトリクス液晶パネルに限らず、白
黒用アクティブマトリクス液晶パネルにも適用できる。
【0070】また、本発明に係る欠陥検出方法は絵素電
極が透明な透過型アクティブマトリクス液晶パネルに限
られるものではなく、例えば、絵素電極が光反射性を有
する反射型アクティブマトリクス液晶パネル、絵素電極
が光透過性と光反射性とを有する半透過型アクティブマ
トリクス液晶パネルなど、他の型のアクティブマトリク
スにも適用できる。
【0071】
【発明の効果】本発明によると、走査信号の立ち上がり
パルスエッジ近傍で極性が反転する第1のデータ信号
と、走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で該立ち上
がりパルスエッジ毎に極性が反転し且つ前記走査信号の
立ち下がりエッジ近傍で0(V)となる第2のデータ信
号と、走査信号の立ち下がりエッジ近傍で極性が反転す
る第3のデータ信号と、のうち第1のデータ信号と残り
のデータ信号の一方を選択し、その選択された2つのデ
ータ信号を前記液晶パネルの信号線の位置に応じて、前
記液晶パネルの各信号線に割り当てて入力するので、ノ
ーマリホワイト型アクティブマトリクス液晶パネルに適
用すると欠陥がない場合は黒色表示になり、ノーマリブ
ラック型アクティブマトリクス液晶パネルに適用すると
欠陥がない場合は白色表示になる。これにより、欠陥が
ない場合に色画面になる検査方法に比べ見やすくなるた
め、欠陥部位の見落としがなくなり、検査の信頼性が向
上する。
【0072】また、本発明によると、アクティブマトリ
クス液晶パネルの走査線のうち1本おきに選択した走査
線にパルス電圧である第1の走査信号を入力し、前記選
択された走査線以外の走査線に第1の走査信号の立ち下
がりエッジ近傍で立ち上がるパルス電圧である第2の走
査信号を入力するとともに、第1の走査信号の立ち上が
りパルスエッジ近傍で極性が反転する第1のデータ信号
と、第1の走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で該
立ち上がりパルスエッジ毎に極性が反転し且つ第2の走
査信号の立ち下がりエッジ近傍で0(V)となる第2の
データ信号と、第2の走査信号の立ち下がりエッジ近傍
で極性が反転する第3のデータ信号と、のうち2つのデ
ータ信号を選択し、選択された前記2つのデータ信号を
前記アクティブマトリクス液晶パネルの信号線の位置に
応じて、前記アクティブマトリクス液晶パネルの各信号
線に割り当てて入力するので、Cs on Gate構造のアクテ
ィブマトリクス液晶パネルについても上述した効果と同
様の効果が得られる。
【0073】また、本発明によると、アクティブマトリ
クス液晶パネルの信号線のうち2本おきに選択した信号
線には他の信号線に入力したデータ信号と異なるデータ
信号を入力するので、2本おきに選択した信号線にスイ
ッチング素子を介して接続されている絵素電極と短絡し
ている信号線を識別することができる。これにより、欠
陥個所の特定が容易になり、後工程において顕微鏡等で
精密検査を行う際や欠陥修正の際の作業性が向上する。
また、絵素電極が透明であったりして欠陥箇所が確認で
きない場合においても、絵素電極と短絡している信号線
を識別することができることにより欠陥の修正が可能に
なる場合があるので、修正率の向上が図れる。
【0074】また、本発明によると、前記2つのデータ
信号の選択を複数組み合わせるので、短絡経路の両端の
電位差を可変することができ、短絡の度合いが小さく短
絡経路の抵抗が大きい場合でも絵素電極と短絡している
信号線の検出が可能になる。また、短絡の度合いのレベ
ル分けも可能になる。これにより、短絡の度合いが小さ
い欠陥も検出することができ、不良になる可能性のある
アクティブマトリクス液晶パネルを発見し、後工程に流
出することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アクティブマトリクス基板の等価回路図
である。
【図2】 ノーマリホワイト型アクティブマトリク
ス液晶パネルの構成図である。
【図3】 カラーフィルタの配置を示す図である。
【図4】 本発明に係る欠陥検出方法の一実施形態
を適用するアクティブマトリクス液晶パネルの額縁の構
成を示す図である。
【図5】 本発明に係る欠陥検出方法の一実施形態
において、アクティブマトリクス液晶パネルに入力され
る走査信号及びデータ信号を示す図である。
【図6】 データ信号の入力パターン及び各入力パ
ターンにおける画素表示を示す図である。
【図7】 絵素電極と信号線とが短絡している場合
のアクティブマトリクス基板の等価回路図である。
【図8】 Cs on Gate構造のアクティブマトリクス
液晶パネルにおけるアクティブマトリクス基板の等価回
路図である。
【図9】 Cs on Gate構造のアクティブマトリクス
液晶パネルに入力される走査信号及びデータ信号を示す
図である。
【図10】 Cs on Gate構造のアクティブマトリク
ス液晶パネルに検査用配線を設けた場合のアクティブマ
トリクス基板の等価回路図である。
【図11】 MIM素子を用いたアクティブマトリ
クス液晶パネルの等価回路図である。
【図12】 MIM素子を用いたアクティブマトリ
クス液晶パネルに入力される走査信号及びデータ信号を
示す図である。
【図13】 MIM素子を用いたアクティブマトリ
クス液晶パネルに検査用配線を設けた場合のアクティブ
マトリクス液晶パネルの等価回路図である。
【符号の説明】
1 走査線 1a 走査線端子 1b 奇数番目の走査線 1c 偶数番目の走査線 2 信号線 2a 信号線端子 2b 信号線延長部 3 共通線 3a 共通線端子 4 薄膜トランジスタ 5 絵素電極 6 ゲート電極 7 ソース電極 8 ドレイン電極 9 冗長配線 9a 冗長配線端子 10 絵素容量 11 対向電極 12 補助容量 13 絶縁膜 14 液晶 15 対向基板 15A 対向基板の対向面とは反対の面 15B 対向基板の対向面 16 アクティブマトリクス基板 16A アクティブマトリクス基板の対向面とは反対
の面 16B アクティブマトリクス基板の対向面 17a、17b 偏光板 18a、18b 配向膜 19 カラーフィルタ 19a ストライプ型カラーフィルタ 19b モザイク型カラーフィルタ 19c デルタ型カラーフィルタ 20 額縁部 21a〜21c 検査用配線 22 貫通孔 23 画素 24b、24c 検査用配線 40 MIM(金属−絶縁層−金属)素子 CLC 液晶層の容量 RLC 液晶層の抵抗 R1、R2 抵抗 G1、G11 走査信号 S1〜S3、S11〜S13 データ信号 T1〜T3、T11〜T13 区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA13 HA08 HA12 MA20 2H092 JA03 JA24 JB02 JB03 JB77 MA58 NA13 NA29 NA30 PA06 PA08 5F110 AA24 BB01 NN72 NN73

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクティブマトリクス液晶パネルの走査線
    にパルス電圧である走査信号を入力するとともに、 前記走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で極性が反
    転する第1のデータ信号と、 前記走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で該立ち上
    がりパルスエッジ毎に極性が反転し且つ前記走査信号の
    立ち下がりエッジ近傍で0(V)となる第2のデータ信
    号と、 前記走査信号の立ち下がりエッジ近傍で極性が反転する
    第3のデータ信号と、 のうち2つのデータ信号を選択し、 選択された前記2つのデータ信号を前記アクティブマト
    リクス液晶パネルの信号線の位置に応じて、前記アクテ
    ィブマトリクス液晶パネルの各信号線に割り当てて入力
    するアクティブマトリクス液晶パネルの欠陥検出方法。
  2. 【請求項2】アクティブマトリクス液晶パネルの走査線
    のうち1本おきに選択した走査線にパルス電圧である第
    1の走査信号を入力し、前記選択された走査線以外の走
    査線に第1の走査信号の立ち下がりエッジ近傍で立ち上
    がるパルス電圧である第2の走査信号を入力するととも
    に、 第1の走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で極性が
    反転する第1のデータ信号と、 第1の走査信号の立ち上がりパルスエッジ近傍で該立ち
    上がりパルスエッジ毎に極性が反転し且つ第2の走査信
    号の立ち下がりエッジ近傍で0(V)となる第2のデー
    タ信号と、 第2の走査信号の立ち下がりエッジ近傍で極性が反転す
    る第3のデータ信号と、 のうち2つのデータ信号を選択し、 選択された前記2つのデータ信号を前記アクティブマト
    リクス液晶パネルの信号線の位置に応じて、前記アクテ
    ィブマトリクス液晶パネルの各信号線に割り当てて入力
    するアクティブマトリクス液晶パネルの欠陥検出方法。
  3. 【請求項3】前記アクティブマトリクス液晶パネルの信
    号線のうち2本おきに選択した信号線には、他の信号線
    に入力したデータ信号と異なるデータ信号を入力するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクテ
    ィブマトリクス液晶パネルの欠陥検出方法。
  4. 【請求項4】前記2つのデータ信号の選択を複数組み合
    わせることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載のアクティブマトリクス液晶パネルの欠陥検出
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007227807A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Shimadzu Corp Tftアレイの検査方法及びtftアレイ検査装置

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